JP2002112205A - 電子番組案内表配信装置及び電子番組案内表配信方法 - Google Patents

電子番組案内表配信装置及び電子番組案内表配信方法

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JP2002112205A
JP2002112205A JP2000293845A JP2000293845A JP2002112205A JP 2002112205 A JP2002112205 A JP 2002112205A JP 2000293845 A JP2000293845 A JP 2000293845A JP 2000293845 A JP2000293845 A JP 2000293845A JP 2002112205 A JP2002112205 A JP 2002112205A
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Hirohisa Sone
広尚 曽根
Rikiyo Imai
理希代 今井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルテレビ放送などの視聴者がテレビ番
組などの著作物を個人使用以外の目的のために購入する
のを容易にする電子番組案内表配信装置及び電子番組案
内表配信方法を提供すること。 【解決手段】 デジタル放送対応のテレビなどの視聴者
の端末装置に電子番組案内表を表示させるための電子番
組案内表配信装置であって、前記電子番組案内表に表示
する番組が販売可能番組である場合に、前記電子番組案
内表に前記番組が販売可能番組であることを示す情報を
表示する販売対象番組情報表示手段を備えたことを特徴
とする電子番組案内表配信装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子番組案内表配信
装置及び電子番組案内表配信方法に関し、例えば、番組
情報に前記番組の販売可能情報を付加する電子番組案内
表配信装置又は電子番組案内表配信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は著作物とそれらを配布するメディ
アの種類は互いに相互依存関係があった。例えば、映画
やアニメなどの著作物はビデオテープ、テレビ放送、D
VD(Digital Video Disk)などの
メディアによって配布され、小説、漫画などの著作物は
本、音楽はラジオ、レコード、CD(ConpactD
isk)、カセットテープなどのメディアによって配布
されるというように、著作物の類型によってそれらを配
布するメディアは異なっていた。また、これらの情報は
もっぱら音楽会社や出版社などの大組織から卸業者、小
売店などを経て一般の個人消費者へ伝達され、一個人が
公に情報を発信する術は殆どなかった。個人が自分の個
人的な著作物などを公に配布するためには、例えば多額
の費用と手間をかけて自費出版したり、同人誌を発行し
たり、また新聞に投書するなどしなければならなかっ
た。
【0003】ところが、近年いわゆるIT革命が急激に
進展しており、インターネットなどを利用して、誰でも
手軽に世界中に情報を発信することができるようになっ
てきている。IT革命の原動力となっているのが情報と
ネットワークのデジタル化であり、IT革命の進展に伴
って情報伝達手段のマルチメディア化が著しく進展して
いる。即ち、映画や音楽などの画像、音声データをデジ
タル化し、これらを単一のデジタル化されたネットワー
クを介して世界中に配信したり、また、世界中の情報源
からこれらのデジタル化された情報を入手したりするこ
とができる。例えば、今では、日本の一般的な子供がイ
ンターネットを使って、わずかな費用で世界の5大陸に
自宅の前で撮影した風景写真などを配信できるのは当然
となっている。このように、個人が手軽に情報を発信で
きるようになってくると、自分の発信する情報に人気ア
ニメキャラクタの画像を挿入したり、画像データにマッ
チした音楽を付加したりなどしたいという要求が急激に
高まってくる。
【0004】更に、テレビ放送も従来のアナログ放送か
らデジタル放送へと移行し、従来は主にコンピュータ関
係のメディアであったインターネットと融合しつつあ
る。これらの、デジタル化されたテレビ番組などのデー
タはコンピュータなどで容易に加工できるので、テレビ
放送された人気アニメのキャラクタをコンピュータに取
り入れて、例えば、自分のホームページに掲載したり、
研修で使用したり、広告に使用したり、販促キャンペー
ンのマスコットにしたり、何らかのフェアに使用したり
などの需要が急激に高まるものと予測される。
【0005】ところで、映画、音楽、写真などはそれら
のものを創造した者に著作権が発生する。そして、法律
はこれらの映画や音楽などを個人が個人的に楽しむ目的
以外で複製することを禁止しており、これらの著作物を
創造した者を保護している。例えば、人気アニメのキャ
ラクターなどを広告、個人のホームページ、研修、フェ
アなどに利用する場合は、これらの著作物の著作権者や
販売権などを有している者を探し出し、個別に契約を結
ぶ必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、著作物によっ
ては権利関係が複雑なものもあり、個人が手軽に著作物
を個人使用目的以外の目的で利用することは非常に困難
であった。また、著作物の販売権などを有している者
も、これらの著作物を個人使用目的以外で使用したい
者、いわゆる小口の顧客に個別に対応することは非常に
困難であった。ところで、近年急激に進展しているIT
技術を使えば、これらの小口の顧客に対して個別に著作
物を販売することが可能となる。
【0007】そこで、本発明の目的は、これらの小口の
顧客に著作物を容易に個人使用以外の目的のための購入
を容易にする電子番組案内表配信装置及び電子番組案内
表配信方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、各視聴者の所持する受信端末装置に対し
て番組を放送し、前記各視聴者から前記受信端末装置を
介して発信される情報を取得する機能を備えた放送局と
視聴者の双方向通信が可能なデジタル放送によって、前
記各視聴者の受信端末装置に電子番組案内表を表示させ
るための電子番組案内表配信手段と、前記電子番組案内
表に表示する番組のコンテンツが販売可能コンテンツで
ある場合に、前記電子番組案内表に前記番組のコンテン
ツが販売可能コンテンツである旨を前記電子番組案内表
に付加して、前記各視聴者の受信端末装置に表示する販
売可能コンテンツ情報表示手段と、を備えたことを特徴
とする電子番組案内表配信装置を提供する。
【0009】更に、前記電子番組案内表配信装置は前記
放送局と前記各視聴者の受信端末装置間の双方向通信
は、人工衛星を介した通信手段によって行われるように
構成することができる。
【0010】前記電子番組案内表配信装置は、前記視聴
者が前記販売可能コンテンツの購入を希望する場合、前
記視聴者の前記販売可能コンテンツを購入したいという
意思を、前記双方向通信を介して取得する意思取得手段
を更に備えることができる。
【0011】また、前記各視聴者は前記販売可能コンテ
ンツを全て購入するか又は一部を購入するかを選択で
き、視聴者が前記販売可能コンテンツの全ての購入を希
望する場合は、前記販売可能コンテンツを特定する情報
を、前記視聴者が前記販売可能コンテンツの一部を購入
する場合は、前記販売可能コンテンツの前記一部の部分
を特定する情報を、それぞれ前記視聴者の受信端末装置
から取得する手段と、前記視聴者の受信端末装置を特定
する手段と、を更に備えた前記電子番組案内表配信装置
を構成することができる。
【0012】更に、本発明は、前記目的を達成するため
に、各視聴者の所持する受信端末装置に対し番組を放送
し、前記各視聴者から前記受信端末装置を介して発信さ
れる情報を取得する機能を備えた放送局と視聴者の双方
向通信が可能なデジタル放送によって、前記各視聴者の
受信端末装置に放送する電子番組案内表に表示する番組
情報を作成する第1のステップと、前記第1のステップ
で作成した番組情報に表示する番組のコンテンツが販売
可能コンテンツである場合に、前記各視聴者に前記コン
テンツが販売対象番組であることが認識できるような表
示情報を前記電子番組案内表の番組情報に付加する第2
のステップと、前記第2のステップで販売可能コンテン
ツであることを表示する情報が付加された前記電子番組
案内表を放送して前記各視聴者の受信端末装置に表示す
る第3のステップと、からなることを特徴とする電子番
組案内表配信方法を提供する。
【0013】更に、前記電子番組案内表配信方法は、前
記第3のステップで前記各視聴者の受信端末装置に表示
された前記電子番組案内表によって、視聴者が前記販売
可能コンテンツの購入を希望する場合に、前記視聴者の
所持する受信端末装置から前記視聴者が購入を希望する
前記販売可能コンテンツを特定する情報を取得する第4
のステップを更に備えることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図1から図6を参照して詳細に説明する。以
降電子番組案内表はEPG(Electric Pro
gram Guide)と略記する。また、販売の対象
となる番組のコンテンツは単に販売の対象となる番組な
どと記す。図1は本実施の形態に係るEPG配信装置が
動作するEPG配信システム20の一例を示した図であ
る。EPG配信システム20は人工衛星1、ブロードキ
ャストセンタ2、ケーブルテレビ局7を含んでいる。ブ
ロードキャストセンタ2とケーブルテレビ局7は衛星通
信回線21によって結ばれており、双方向通信が可能で
ある。衛星通信回線21は人工衛星1によって中継され
ている。人工衛星1は静止軌道上にある通信衛星又は放
送衛星であり、中継電波送受信用の中継用アンテナ、電
力供給用の太陽電池パネル、中継電波の周波数変換及び
増幅などを行うトランスポンダなどを搭載している。こ
こでは、人工衛星1は通信衛星を想定しているが、これ
は放送衛星でも良い。
【0015】ブロードキャストセンタ2は番組放送部4
と番組販売サーバ3を備えている。番組放送部4は通常
のデジタルテレビ放送を視聴者に配信している通常のテ
レビ局の機能を提供する部分である。番組放送部4はE
PG制作装置5を備えている。EPGとは視聴者がテレ
ビなどの端末で閲覧できるテレビ番組表である。デジタ
ルテレビ放送は、従来のアナログテレビ番組に比べて多
数のチャンネルを視聴者に提供できるので、視聴者の便
宜のためにEPGによって、いわばテレビ番組表のみを
放送しているチャンネルが設けられている。EPG制作
装置5はパーソナルコンピュータ(以下PCと記す)な
どで構成された端末装置であり、オペレータはEPG制
作装置5に設けられているGUI(Graphical
User Interface)を用いて、番組のタ
イトルや放送時間などのEPGの記載内容を入力する。
EPG制作装置5にて入力された内容はEPGのチャン
ネルで放送される。
【0016】番組販売サーバ3は視聴者からの番組販売
注文を受け付けて視聴者に注文のあった番組を配信する
サーバである。番組放送部4からは、例えば、ニュー
ス、映画、ドラマ、ワイドショー、アニメなど様々な番
組が放送されいる。これらの番組のうち販売に付される
ものは番組販売サーバ3に格納されており、ここから、
衛星通信回線21を経由して視聴者に配信される。これ
らの番組を一般視聴者に販売する場合、番組ごとに著作
権者、販売権者、販売条件、販売価格などが異なり、特
に権利関係は関係法規や契約が複雑である。これらの条
件を一般消費者が個々に関係者と交渉して番組を購入す
ることは事実上不可能である。これらの複雑な諸関係の
手続きはブロードキャストセンタ2の運営者や又はその
代理店、又は委託を受けた第三者などが行い、視聴者は
番組販売サーバ3にアクセスするだけで番組販売サーバ
3に格納された番組を購入することができる。
【0017】ケーブルテレビ局7はヘッドエンド8、ビ
デオサーバ19などを備えている。ヘッドエンド8はケ
ーブルテレビ回線23を介して各視聴者端末部9と接続
している。ヘッドエンド8はケーブルテレビ局7内に設
置された機械設備であって、人工衛星1からのデジタル
信号を受信した後これを変換して、ケーブルテレビ回線
23に再送信する装置である。ビデオサーバ19には様
々な番組や映画などのコンテンツが格納されており、視
聴者はビデオサーバ19から映画などを配信してもらい
視聴することができる。このシステムはビデオオンデマ
ンドと呼ばれている。従来は視聴者は映画のビデオテー
プを購入したりレンタルしてもらって視聴していたが、
ビデオオンデマンドシステムを用いれば、自宅に居なが
らにして希望の映画などのコンテンツを配信してもらう
ことができる。
【0018】視聴者端末部9は典型的には視聴者の自宅
に設置されており、セットトップボックス(STB)1
2、デジタルテレビ13、ゲーム機11、PC10など
によって構成されている。ケーブルテレビ回線23はセ
ットトップボックス12に接続されており、セットトッ
プボックス12に更にゲーム機11、デジタルテレビ1
3、PC10が接続されている。デジタルテレビ13は
テレビ放送網のデジタル化に対応し、双方向通信が可能
で情報のマルチメディア化に対応したテレビである。
【0019】セットトップボックス12はデジタルテレ
ビ13に取り付けて、伝送するにあたって変調したデジ
タル信号を復調したり、伝送途中で生じた符号の誤りを
訂正したり、多重化されたデジタル信号から視聴したい
放送を選択したりなど、従来のテレビのチューナーのよ
うな働きをする。また、セットトップボックス12は視
聴者端末部9とケーブルテレビ局7の双方向通信を可能
とする。また、セットトップボックス12は大容量のハ
ードディスクを備えており、このハードディスクにテレ
ビ番組や配信されたコンテンツを記憶することができ
る。また、セットトップボックス12はマルチメディア
に対応しており、内部にイーサネット(登録商標)、モ
デム、衛星受信機能を搭載しいる。このため、セットト
ップボックス12にゲーム機11、PC10を直接接続
することができる。
【0020】デジタルテレビ13、ゲーム機11、PC
10などの端末とヘッドエンド8は双方向通信が可能で
ある。そのため、視聴者端末部9とブロードキャストセ
ンタ2は相互に通信可能であり、ブロードキャストセン
タ2から視聴者端末部9へ番組を配信したり、視聴者端
末部9からブロードキャストセンタ2へ購入希望番組を
指定することができる。また、本実施の形態では視聴者
端末部9は1つとして説明するが、実際はヘッドエンド
8に複数の視聴者端末部が接続されている。また、視聴
者端末部14のように視聴者端末部14と人工衛星1と
の接続をケーブルテレビ局を介さずに直接行っても良
い。この場合は、個人が自宅に衛星通信の基地局を設置
する場合などである。また、モバイルな端末装置から人
工衛星1と交信しても良い。
【0021】図2はEPGの一例を示した図である。E
PGはEPG制作装置5によって制作され、番組放送部
4から放送される。EPGは衛星通信回線21を介して
ケーブルテレビ局7に受信され、ヘッドエンド8、ケー
ブルテレビ回線23、セットトップボックス12を介し
てデジタルテレビ13に表示される。また、セットトッ
プボックス12を介してPC10に表示することも可能
である。横の欄25は各ブロードキャストセンタであ
り、縦の欄26は放送時間帯である。横の欄25と縦の
欄26の交差する欄に当該ブロードキャストセンタから
当該時間帯に放送される、例えば番組名などの番組に関
する情報が表示される。
【0022】欄27に示すように、ブロードキャストセ
ンタCS山谷は午前10時から午前11まで「トラちゃ
ん」を放映することがわかる。欄27に表示されている
「*e−contents」表示28は、この番組が販
売されていることを示している。つまり、番組「トラち
ゃん」は番組販売サーバ3に格納されており、視聴者は
この番組を購入することができる。また、このEPGか
らブロードキャストセンタワイワイで午前10時から午
前11時まで放映されている「炎のファイター」も販売
に付されていることがわかる。
【0023】従来のテレビ番組案内は新聞、雑誌などの
印刷メディアによって提供されていた。視聴者はこれに
よって自分が視聴したい番組の放送時間と放送局を調べ
ていた。これに対し、EPGでは番組情報が電子化され
て配信されているので、従来には無かった各種の特徴が
ある。例えば、視聴者は番組のジャンルをキーとして番
組検索を行うことができる。視聴者が仮にスポーツ番組
を検索した場合、EPGからスポーツ番組のみを抽出し
て表示させることができる。また、野球中継番組などが
延長放送される場合などは、延長録画に自動的に対応す
ることができる。
【0024】図3はブロードキャストセンタ2の番組放
送部から送信されるデジタル放送のデータの構造を示し
た図である。デジタル放送では、映像、音声、データが
全て同一のMPEG(MovingPicture E
xperts Group)2−TS(Transpo
rt Stream)パケットの形態に加工され送信さ
れる。このバケットのサイズは188バイトである。こ
のパケットをTSPと呼ぶことにする。番組放送部4か
らは一連のTSP41a、41b、41c、・・・が送
信される。TSP41a、41b、41c、・・・は図
3に示したようにそれぞれTSPヘッダ42、アダプテ
ーションフィールド43、ペイロード44から構成され
ている。
【0025】TSPヘッダ42は同期バイト、誤り表
示、PID(Packet Identificati
on)、巡回カウンタなどから構成されている。PID
は各パケットを識別する識別子であり、映像、音声ごと
に異なるPIDが割り振られている。アダプテーション
フィールド43は様々な付加情報が含まれている。ペイ
ロード44には、映像、音声、データなどの情報及びP
SI(Program Specific Infor
mation)、SI(番組配列情報)などによって構
成されている。
【0026】PSIにはPIDと特定の番組を対応づけ
るテーブルであるPAT(Program Assoc
iation Table)、PMT(Program
Map Table)などが含まれている。一方、番
組ごとの細かい情報やサービスの状態などはPSI以外
のテーブルで送られる。このテーブルは複数の種類があ
り、これらをまとめてSIと呼んでいる。SIのうち、
EPGに関係があるのは主にEIT(Event In
formation Table)、SDT(Serv
ice Description Table)の2つ
である。EITには、番組の開始時間、番組の継続時
間、番組タイトル、出演者、番組内容、ジャンル分け、
販売対象番組か否かなどの情報が含まれている。SDT
にはサービス状態に関する情報が含まれている。
【0027】図4は番組販売サーバ3を示したブロック
図である。番組販売サーバ3では制御部33、入出力部
31、通信制御部32、記憶部34、その他の図示しな
い機器がデータバスなどのバスライン38を介して接続
されている。制御部33はCPU(Central P
rocessing Unit)、ROM(ReadO
nly Memory)、RAM(Ransom Ac
cess Memory)などから構成されている。C
PUは各部を制御し、種々の演算を行う。ROMはCP
Uが各部の制御や演算を行うためのプログラムやパラメ
ータなどが記憶されている。RAMはCPUが実行する
プログラムや各種パラメータを記憶部34などから読み
込んで一時的に記憶したり、CPUにワーキングメモリ
を提供するなどする。
【0028】入出力部31は図示しないインターネッ
ト、衛星通信回線21、キーボード、ディスプレイ、プ
リンタなどに接続されている。また、入出力部31のイ
ンターネットへの接続は一般電話回線、ISDN(統合
デジタル通信網)回線、無線電話回線(携帯電話、PH
Sなど)によりなされている。入出力部31はインター
ネットや衛星通信回線21を介して視聴者端末部9へ配
信メニュー画面を表示して、視聴者から番組購入依頼を
受けたり、番組をセットトップボックス12などへ配信
したりする。入出力部31に接続されたキーボード、プ
リンタ、ディスプレイなどは、オペレータが番組販売サ
ーバ3の保守管理などを行う際などに使用する。通信制
御部32は制御部33と共にインターネットまたは衛星
回線21を介して送られてくる処理要求に対する応答機
能を果たす。
【0029】記憶部34は、プログラム部35、販売記
録部36、番組販売部37などから構成されている。販
売番組部37には販売対象番組がコンテンツ(電子化さ
れた情報)として記憶されている。プログラム部35
は、番組再生部、入出力部、配信部などで構成されてい
る。番組再生部は、視聴者がEPG上で販売対象番組を
指定し、その際に画面に「視聴するときは1のボタンを
押してください」などと表示された指示に従って、視聴
を希望した場合、番組販売部37に記憶されている番組
が衛星通信回線21などを介して視聴者端末部9に配信
し、視聴者はこれを視聴することができる。入出力部
は、視聴者の番組視聴が終了した際に、デジタルテレビ
13などに販売メニュー画面を表示し、視聴者から番組
販売に必要なデータを入力してもらう。
【0030】配信部は販売希望のあった番組を視聴者端
末部9に配信する。配信された番組はセットトップボッ
クス12に設置されたハードディスクや、PC10に設
置されたハードディスクなどに記憶され、視聴者はこの
番組を個人で楽しむ以外の目的に使用することができ
る。販売記録部には、視聴者が販売メニュー画面から入
力したデータなどが記憶される。配信部はこの記録に基
づいて番組を配信する。なお、デジタルテレビ放送で
は、ブロードキャストセンタ2と視聴者端末9が双方向
を有する通信回線により接続されているため、ブロード
キャストセンタ2は視聴者とその視聴者が視聴している
番組をリアルタイムで特定することができる。
【0031】図5はプログラム部35の入出力部がデジ
タルテレビ13などに表示する販売メニュー画面51を
示した図である。販売メニュー画面51はお客様番号欄
52、お客様名53を含んでいる。お客様番号欄52に
は、各視聴者を特定する番号が表示される。お客様名欄
53にはブロードキャストセンタ2と契約している視聴
者の名前が表示される。ブロードキャストセンタ2と視
聴者端末部9は双方向通信で結ばれているためブロード
キャストセンタ2は視聴者を特定でき、これらの表示は
自動的に行われる。
【0032】また、販売メニュー画面51はご購入番組
名欄54、放送日時欄55、放送局欄56を含んでい
る。ご購入番組名欄54には購入する番組の題名が表示
される。放送日時欄55には番組が放送される日時が表
示される。放送局欄56には番組を放送するブロードキ
ャストセンタ名が表示される。
【0033】また、販売メニュー画面51は購入部分欄
57、使用期間欄58、使用目的欄59、価格欄62を
含んでいる。視聴者は販売対象番組の一部分を購入する
こともできるし、全部を購入することもできる。例え
ば、視聴者が1時間放映された「トラちゃん」のうち、
放映開始後10分から20分までの部分を購入したい場
合は、購入部分欄57に「10分〜20分」と入力す
る。使用期間欄58には視聴者が購入した番組を使用で
きる期間を入力する。使用期間欄58はコンボボックス
になっており、視聴者は「10日」、「1ヶ月」、「6
ヶ月」、「期限なし」から購入する番組の使用期間を選
択することができる。配信される番組には視聴者が入力
した使用期間を越えた場合、その番組が使用できなくな
るような仕組みが組み込まれている。
【0034】使用目的欄59には、視聴者が購入する番
組を使用する目的を入力するようになっている。使用目
的欄59はコンボボックスになっており、視聴者は「ホ
ームページ」、「広告」、「フェアで利用」、「研修で
利用」、「その他」などから購入番組を使用する目的を
選ぶ。値段欄62には、視聴者が購入する番組の価格が
自動的に表示される。価格欄62に表示される価格は、
番組により異なり、また、視聴者が部分的に番組を購入
するときは、その長さによっても異なる。
【0035】また、販売メニュー画面51は購入ボタン
60、キャンセルボタン61が含まれている。視聴者は
番組を購入する前に販売メニュー画面51に各欄に入力
されているデータを確認し、番組を購入するときは購入
ボタン60を選択し、購入しない場合はキャンセルボタ
ン61を選択する。視聴者が購入ボタン60を選択する
と販売メニュー画面51に入力されているデータはケー
ブルテレビ回線23、衛星通信回線21を経由して番組
販売サーバ3に送られ、販売記録部36に記録される。
キャンセルボタン61を選択すると、購入はキャンセル
される。視聴者が番組を購入した場合、購入代金は、例
えば、視聴者の銀行口座から引き落としたり、クレジッ
トカードを利用したり、プリペイド式のカードをセット
トップボックス12に挿入し、カードの残高から代金を
引いたり、又は、郵送で支払ったりなどすることができ
る。
【0036】図6は視聴者が番組を購入するまでのEP
G配信システム20の動作を示したフローチャートであ
る。EPG制作装置5でEPGを編集制作する。このと
き、販売対象となっている番組については、この番組が
販売対象番組であることを示す表示がEPGに表示され
るようにしておく(ステップ1)。次に、番組放送部4
により、EPGが放映され、視聴者はデジタルテレビ1
3などの端末装置に表示されたEPGにより、販売対象
番組を他の番組から識別することができる(ステップ
2)。次に、視聴者は販売対象番組の中から購入を希望
する番組を選択する(ステップ3)。
【0037】次に、番組販売サーバ3は視聴者が購入を
希望する番組を視聴者の端末装置で放映し、視聴者はこ
れを視聴することができる(ステップ4)。視聴が終了
すると、番組販売サーバ3により視聴者の端末装置に販
売メニュー画面51が表示される。そして、視聴者は端
末装置に表示された販売メニュー画面51の各欄に必要
事項を入力する(ステップ5)。次に、視聴者は販売メ
ニュー画面51に入力した各データを確認し、番組を購
入する場合は購入ボタン60を、購入しない場合はキャ
ンセルボタン61を選択する(ステップ6)。
【0038】キャンセルボタン61を選択したときは
(ステップ6;N)、番組の購入はキャンセルされる。
購入ボタン60を選択したときは(ステップ6;Y)、
視聴者が入力した事項は番組販売サーバ3に送信され
る。番組販売サーバ3は視聴者の端末装置から番組購入
のためのデータを受信したら、これを販売記録部36に
記録し、番組を視聴者に配信する(ステップ7)。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、EPGに視聴者が購入
可能であることを示す情報が表示されるので、視聴者は
EPGから購入可能な番組を識別することができる。こ
こで、購入とは番組を記録してあるデータを購入するこ
とができると共に、視聴者がその番組を個人で楽しむ目
的以外の目的で使用する権利も含まれていることを意味
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るEPG配信装置が動作する
EPG配信システムの一例を示した図である。
【図2】EPGの一例を示した図である。
【図3】ブロードキャストセンタの番組放送部から送信
されるデジタル放送のデータの構造を示した図である。
【図4】番組販売サーバの構成を示したブロック図であ
る。
【図5】販売メニュー画面を示した図である。
【図6】EPG配信システム20の動作を示したフロー
チャートである。
【符号の説明】 1 人工衛星 2 ブロードキャストセンタ 3 番組販売サーバ 4 番組放送部 5 EPG制作装置 7 ケーブルテレビ局 8 ヘッドエンド 9 視聴者端末部 10 PC 11 ゲーム機 12 セットトップボックス 13 デジタルテレビ 14 視聴者端末部 19 ビデオサーバ 21 衛星通信回線 23 ケーブルテレビ回線 31 入出力部 32 通信制御部 33 制御部 34 記憶部 42 TSPヘッド 44 ペイロード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/445 H04N 7/08 A 7/173 640 // H04N 7/20 610 (72)発明者 今井 理希代 東京都世田谷区三軒茶屋2−11−22 サン タワーズセンタービル18階 スター・アル ファ株式会社内 Fターム(参考) 5C025 AA23 AA28 BA28 CA09 CB06 CB08 DA04 DA05 5C063 AA01 AB03 CA36 DA03 DA13 5C064 BA01 BB05 BC18 BC23 BD02 BD08 BD14 DA10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各視聴者の所持する受信端末装置に対し
    て番組を放送し、 前記各視聴者から前記受信端末装置を介して発信される
    情報を取得する機能を備えた放送局と視聴者の双方向通
    信が可能なデジタル放送によって、 前記各視聴者の受信端末装置に電子番組案内表を表示さ
    せるための電子番組案内表配信手段と、 前記電子番組案内表に表示する番組のコンテンツが販売
    可能コンテンツである場合に、前記電子番組案内表に前
    記番組のコンテンツが販売可能コンテンツである旨を前
    記電子番組案内表に付加して、前記各視聴者の受信端末
    装置に表示する販売可能コンテンツ情報表示手段と、を
    備えたことを特徴とする電子番組案内表配信装置。
  2. 【請求項2】 前記放送局と前記各視聴者の受信端末装
    置間の双方向通信は、人工衛星を介した通信手段によっ
    て行われることを特徴とする請求項1に記載の電子番組
    案内表配信装置。
  3. 【請求項3】 前記各視聴者が前記販売可能コンテンツ
    の購入を希望する場合、前記各視聴者の前記販売可能コ
    ンテンツを購入したいという意思を、前記双方向通信を
    介して取得する意思取得手段を更に備えたことを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の電子番組案内表配信
    装置。
  4. 【請求項4】 前記各視聴者は前記販売可能コンテンツ
    を全て購入するか又は一部を購入するかを選択でき、 視聴者が前記販売可能コンテンツの全ての購入を希望す
    る場合は、前記販売可能コンテンツを特定する情報を、
    前記視聴者が前記販売可能コンテンツの一部を購入する
    場合は、前記販売可能コンテンツの前記一部の部分を特
    定する情報を、それぞれ前記視聴者の受信端末装置から
    取得する手段と、 前記視聴者の受信端末装置を特定する手段と、を更に備
    えたことを特徴とする請求項1から請求項2までの何れ
    かの一に記載の電子番組案内表配信装置。
  5. 【請求項5】 各視聴者の所持する受信端末装置に対し
    番組を放送し、 前記各視聴者から前記受信端末装置を介して発信される
    情報を取得する機能を備えた放送局と視聴者の双方向通
    信が可能なデジタル放送によって、 前記各視聴者の受信端末装置に放送する電子番組案内表
    に表示する番組情報を作成する第1のステップと、 前記第1のステップで作成した番組情報に表示する番組
    のコンテンツが販売可能コンテンツである場合に、前記
    各視聴者に前記コンテンツが販売対象番組であることが
    認識できるような表示情報を前記電子番組案内表の番組
    情報に付加する第2のステップと、 前記第2のステップで販売可能コンテンツであることを
    表示する情報が付加された前記電子番組案内表を放送し
    て前記各視聴者の受信端末装置に表示する第3のステッ
    プと、からなることを特徴とする電子番組案内表配信方
    法。
  6. 【請求項6】 前記第3のステップで前記各視聴者の受
    信端末装置に表示された前記電子番組案内表によって、
    視聴者が前記販売可能コンテンツの購入を希望する場合
    に、 前記視聴者の所持する受信端末装置から前記視聴者が購
    入を希望する前記販売可能コンテンツを特定する情報を
    取得する第4のステップを更に備えたことを特徴とする
    請求項5に記載の電子番組案内表配信方法。
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