JPH09511373A - テレビ放送注文に応じて製品クーポンを生成するための装置と方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 クーポン情報は、ＣＡＴＶステーション側でメモリに記憶される。ＣＡＴＶステーションは、ケーブル・ネットワーク上の多数のテレビチャネルを通して多数のビデオ信号を送信することができ、各ビデオ信号がテレビ・プログラミングの異なったソースを表している。ビデオ信号は、製品広告中とか他の注文番組中などで、埋め込まれたクーポン識別子を包含することができる。ＣＡＴＶステーション側のクーポン・サブシステムが各ビデオ信号を監視し、それが対応する埋め込まれたトークン識別子を検出したときにデータベースからトークン情報を検索する。クーポン情報は、ケーブル・ネットワーク上でデータ・チャネルを通して送信される。テレビ視聴者側の加入者ユニットは、データ・チャネルを受信し、クーポン情報を抽出する。テレビ・プログラミングは、クーポンを生成することができることを視聴者に聴覚あるいは視覚に訴えて告知する。視聴者がテレビ・リモート・コントロール上のボタンのような入力装置を作動させると、プリンタがクーポン情報を持っているクーポンを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】 テレビ放送注文に応じて製品クーポンを生成するための装置と方法 発明の背景 本発明は、テレビ視聴者の要求に応じてテレビ視聴者側で製品クーポンやチ ケットのようなトークンを生成するための装置と方法に関する。 事業者は消費者クーポンを提供することができる。クーポンとは、代表的に は紙に印刷され、製品容器に置いたり、新聞やマガジンに印刷したりすることを 含めて種々の方法で消費者に入手可能になっているものである。消費者は、施設 でクーポンに引き換えて、購入した商品やサービスを現金割引で得ることができ る。施設側が製作された商品の小売商であるならば、小売商は製造業者にクーポ ンを送ることによってクーポンを引き換え、製造業者はディスカウント量を小売 商に償還する。小売商は、自分と製造業者の間の仲介役として引き換え代理店を 利用することができる。引き換え代理店は、クーポンを分類して記録し、クーポ ンが詐欺や違法引き換えに対して安全であるかどうか確認し、製造業者に対する 請求金額を決め、製造業者にとって有用である統計情報を編集する。クーポンは 、ひとたび弁済されたならば、再利用を防ぐために破壊される。 製造業者と他の事業者は、テレビ媒体を使用している消費者に長い間製品と サービスを広告してきた。テレビ・コマーシャルは、ケーブル・ネットワークと 放送を通じて送ることができる。クーポンは、広告された製品とサービスを入手 可能とすることができる。 テレビ・チャネルを通して送られた信号を使用してクーポンを配布する方法 が、米国特許第５,２４９,０４４号、同第５,１２８,７５２号（共にVon Kohorn に発行されている）に記載されている。Von Kohornのシステムは、製造業者の名 、ディスカウント量、照合番号のような製品情報のビデオ・イメージを送る。製 品情報は、消費者のテレビに表示される。消費者は、テレビ上のこの情報を見て 、次に手動でキー・パッドを使用して携帯式電子装置に情報を入力する。電子装 置は、製品情報のいくつかあるいはすべてを有するクーポンを印刷するように起 動 することができるプリンタを有する。 クーポンは現金に交換できるので価値があり、そして、詐欺や違法引き換え は製造業者や小売商にとって高くつく。他のすべての考慮すべき問題のなかでも 特に、クーポン配布ネットワークはクーポンの複製を防がなければならない。し かしながら、Von Kohorn装置では、ユーザは同じ製品情報を何回も入力してクー ポンを何枚もコピーすることができる。Von Kohorn装置の別の特徴によれば、消 費者がテレビから離れていても、電子装置がクーポン伝送を記録することができ る。クーポンを記録することは無制限の複製を招くばかりでなく、消費者がテレ ビ放送のコマーシャルを注視しないように仕向けてしまう。 詐欺と違法引き換えを防ぐように保護すると共に消費者をテレビ放送の製品 広告に注目させながら、テレビ・チャネルを通して送られた信号を使用して製品 クーポンを消費者側に配布する装置があれば望ましい。これらの問題と欠陥は、 この技術分野においては明らかに知られており、以下に記載する方法で本発明に よって解決される。 発明の概要 本発明は、製品広告のようなテレビ放送注文番組を介してテレビ視聴者に提 示される製品クーポンやチケットのようなトークンを生成するための装置である 。たとえば、広告は或るクーポンが或る製品のために入手可能であることをテレ ビ視聴者に通知することができる。視聴者は、テレビ・リモート・コントロール ・ユニットのような入力装置に適当な応答を入力することによってクーポンを印 刷することができる。視聴者は、所定の期間内あるいはウィンドウ内でのみトー クンを生成することができ、そして、別々のテレビ放送注文番組に対応している 期間の間だけそれを一度実行することができる。こうして、未許可のトークン複 製およびその結果として生ずる詐欺の可能性が最小限に抑えられる。 トークン生成器は、印刷された紙スリップのような任意適当なフォームを有 するトークンを生成し、このトークンが製品クーポンあるいはチケットあるいは 受動的な磁気カードあるいは「スマートカード」となる。 テレビ放送注文番組を表しているビデオ信号にはトークン識別子が埋め込ん である。たとえば、トークン識別子は字幕情報と同じ方法で空白行に埋め込むこ とができる。トークン識別子はトークンを生成するための情報を検索するために インデックスとして使用される。このトークン情報は、ディジタル・データ通信 チャネルを介して視聴者側に送られるか、あるいは、使用者側でメモリに事前に 記憶されている。トークン情報はトークンのビットマップド・イメージを包含す ることもある。 典型的な実施例において、トークン情報はＣＡＴＶステーションでデータベ ース・メモリに記憶される。ＣＡＴＶステーションは、ケーブル・ネットワーク の多数のテレビ・チャネルを通じて多数のビデオ信号（各々が異なったテレビ・ プログラミング源を代表している）を同時に送信することができる。ビデオ信号 は、製品広告中や他の注文番組のときに、埋め込まれたトークン識別子を含むこ とができる。ＣＡＴＶステーションでのクーポン・サブシステムは、各ビデオ信 号を監視しており、対応する埋め込まれたトークン識別子を検出したとき、デー タベース・メモリからトークン情報を検索する。トークン情報は、直ちにケーブ ル・ネットワーク上のデータ・チャネルを通して送信され、所定の期間中または クーポン入手可能ウィンドウの表示中繰り返し送信される。（データ・チャネル は、テレビ・チャネルを支持する同じケーブルを通して、株式市場相場、天気予 報その他の情報を表しているディジタル・データを送る技術分野において、一般 に使用されている。）テレビ・プログラミングは、製品クーポンのようなトーク ンを生成し得ることを聴覚あるいは視覚に訴えて視聴者に知らせる。テレビ視聴 者側での加入者ユニットはテレビ・チャネルとデータ・チャネルの両方を受け取 る。視聴者が入力装置、たとえば、テレビ・リモート・コントロール上のボタン を作動させると、加入者ユニットは、データ・チャネルを通じて受け取ったトー クン情報を、視聴者が見ているテレビ・チャネルを通じて受け取ったトークン識 別子に対応しているトークン情報について検索する。加入者ユニットは、次に、 トークン情報を運んでいるトークンを生成する。加入者ユニットは、視聴者のリ クエストに応答して、そのリクエストが入手可能ウィンドウ内で生じた場合にの みトークンを生成する。これはその時がトークン情報がデータ・チャネルを通じ て送られる唯一の時間だからである。 典型的な実施例においては、ビデオ信号とトークン情報が送られる通信チャ ネルがＣＡＴＶネットワークの通信チャネルとしたが、通信チャネルは本明細書 において記載された情報を支持するに十分なバンド幅を有している任意の媒体の 通信チャネルであってもよい。伝導性のケーブルに加えて、適当な媒体としては 、光ファイバー・ネットワーク、ラジオ、人工衛星・地球間マイクロ波ネットワ ーク、いくつかの媒体の組み合わせを包含するネットワークがある。さらに、典 型的な実施例においては、ビデオ信号はアナログ・フォーマットで送られ、トー クン情報はデジタル・フォーマットで送られるけれども、本明細書において記載 された通信チャネルは、アメリカ合衆国その他の国のアナログ・テレビ規格ある いはディジタル・テレビ規格に従うものを含めて、任意の適当なアナログあるい はデジタル・フォーマットを使用することができる。 前述の事項は、本発明の他の特徴と利点と共に、以下の明細書、請求の範囲 および添付図面を参照したときにより明白になろう。 図面の簡単な説明 本発明のより完全な理解のために、以下に添付図面に示した実施例について 詳細に説明する。図面において： 第１図は、テレビ視聴者側でＣＡＴＶ伝送に応えて製品クーポンを生成する ための装置の概略図である； 第２図は、ＣＡＴＶステーションでの装置の送信部分の概略図である； 第３図は、テレビ視聴者側での装置の受信部分の概略図である； 第４図は、テレビ視聴者側での装置の受信部分の別の実施例の概略図である 。 好ましい実施例の説明 第１図に示すように、ビデオ・ソース１０、送信器１２およびクーポン・サ ブシステム１４が、ＣＡＴＶ配送ネットワーク１６のＣＡＴＶステーションまた はヘッドエンドに設置してある。テレビ１８と加入者ユニット２０は、居住地で あるかも知れないテレビ視聴者側に設置してある。テレビ視聴者は、リモート・ コントロール２２を使用して加入者ユニット２０にコマンドを与えることができ る。 ビデオテープ・プレイヤ、人工衛星フィード、スタジオ・カメラその他のデ バイスであり得るビデオ・ソース１０は、ビデオ信号２４を生成する。ビデオ信 号２４は、娯楽、ニュース、広告のような典型的なテレビ・プログラミングの代 表である。送信器１２は、テレビ装置で普通に使用されている任意適当な方法に よってビデオ信号２４を変調し、変調した信号を配送ネットワーク１６のテレビ ・チャネルあるいは周波数帯域を通して送信する。（典型的なＣＡＴＶ装置が多 数のチャネルを有し、多数のソースからの多数のビデオ信号を同時に送信するこ とができるが、第１図には、説明を簡単にするために、ただ１つのソース１０と チャネルのみが示してある。）加入者ユニット２０は送信されてきた信号を受信 し、それをテレビ１８に与え、テレビはテレビ視聴者（図示せず）が見ることの できる対応するプログラミング・イメージを表示する。テレビ１８が配送ネット ワーク１６を通して送信されてきた全てのテレビ・チャネルを直接調整すること ができないならば、すなわち、テレビ１８がいわゆる「ケーブル−レディ」タイ プでない場合には、加入者ユニット２０がＣＡＴＶ装置で普通に使用されている 任意適当な方法で受信信号をテレビ１８によって調整できる周波数に変換するこ とができる。 広告プログラミングは、宣伝製品のクーポンを提供することができる。広告 主は、聴覚障害者のため字幕テキストを提供するための技術において知られてい る方法を使用して広告プログラミングのビデオ信号にクーポン識別子（より詳し くは後述する）を埋め込むことができる。この技術分野では知られているように 、テレビ１８、加入者ユニット２０のいずれかにある字幕デコーダ（第１図には 示さない）により、テレビ１８がビデオ信号２４に埋め込むことのできる任意の 字幕テキストを表示することができる。クーポン識別子は、好ましくは、広告主 が製品用のクーポンを提供していることをテレビ視聴者、特に聴覚障害者に知ら せる字幕テキスト、たとえば、「COUPON AVAILABLE」を含む。代わりに、あるい は、それに加えて、広告プログラミングがクーポンが入手可能であることを言葉 でテレビ視聴者に知らせるスポークスマンを持っていてもよい。 クーポン識別子は、字幕テキストとして表示できない制御コードとクーポン 照合番号とを包含する。クーポン・サブシステム１４は、字幕を検出するために ビデオ信号２４を監視する。クーポン・サブシステム１４は、制御コードを検出 すると、メモリから記憶されているクーポン・パケットを検索するためにインデ ックスとしてクーポン照合番号を使用する。クーポン・パケット（以下にさらに 詳細に説明する）は、クーポンのビットマップド・イメージに対応する多数のビ ットからなるフィールドと、多数の２進ワード領域からなるヘッダとを包含する 。ヘッダは、クーポン照合番号で構成されていているフィールドを包含する。ク ーポン・サブシステム１４は、以下にさらに詳細に説明するように、ケーブル・ ネットワーク１６のデータ・チャネルを通してクーポン・パケットを送信する送 信器１２にクーポン・パケットを与える。クーポン・パケットは、少なくとも対 応するテレビ・プログラミングの伝送の完了まで続くが、好ましくはさらにその 後５分間続く期間または入手可能ウィンドウの間繰り返して送信される。 広告に応えて、テレビ視聴者は、加入者ユニット２０がクーポンを印刷する ことをリクエストすることができる。消費者は、加入者ユニット２０またはリモ ート・コントロール・ユニット２２上の１つまたはそれ以上のボタンを押すこと によってこれを行なうことができる。以下にさらに詳細に説明するように、加入 者ユニット２０は字幕を検出し、デコードする。加入者ユニット２０は、制御コ ードを検出したとき、対応するクーポン照合番号を一時的に記憶するか、あるい は、待ち行列に入れる。テレビ視聴者がクーポンの印刷をリクエストした場合、 加入者ユニット２０は待ち行列に入れられたクーポン照合番号を検索するか、選 択する。 加入者ユニット２０は、以下にさらに詳しく説明するように、クーポン・パ ケットを検出するためにデータ・チャネルを監視する。加入者ユニット２０がテ レビ視聴者のリクエストに応えてクーポン照合番号を選択し、クーポンを印刷し たならば、選ばれたクーポン照合番号に対応するクーポン照合番号を持つ任意の パケットの検索を実施する。パケットを見つけたならば、加入者ユニット２０は 、パケットのクーポン・イメージ・ビットを読んで、ビットマップド・イメージ を再構築し、クーポンを印刷する。このようにして、テレビ視聴者は、クーポン 入手可能ウィンドウが開いている間にのみクーポンを生成することができる。 第２図は、ＣＡＴＶステーションまたはヘッドエンドでの本発明部分をさら に詳細に示している。上述したように、ビデオ・ソース１０は、人工衛星受信器 ２６、ビデオテープ・プレイヤ２８、３０の内の１つあるいはスタジオ・カメラ ３２であってもよく、それぞれ、ビデオ信号３４、３６、３８、４０を発生する 。ＣＡＴＶ送信器１２は、異なった中心キャリヤ周波数で、それぞれ、ビデオ信 号３４−４０を変調するための振幅変調器４２、４４、４６、４８を包含する。 このように、変調された信号は、コンバイナ５０において結合され、ケーブル配 送ネットワーク１６を通して居住地あるいは他の加入者側に送信される周波数帯 域またはチャネルを定める。ケーブル・テレビジョン送信器１２は、簡略化のた めに第１、２図には示さないが、代表的に有線テレビ装置に含まれる他のデバイ スを包含していてもよい。 クーポン・サブシステム１４は、それぞれビデオ信号３４、３６、３８、４ ０にコード化された字幕ディジタル・データを読むための複数の字幕リーダ５２ 、５４、５６、５８を包含する。好ましい字幕方法が、連邦通信委員会によって 発布された、「Television Synchronizing Waveform for Color Transmission」 、FCC Rules and Regulations、Part 73，Subpart E (1990)という規格に記載さ れている。このＦＣＣ規格に従って作動する市販の字幕デコーダは、ビデオ信号 を受信してから垂直帰線消去間隔のライン２１から字幕を、２つの７ビット（＋ パリティ・ビット）ＡＳＣＩＩワードとして抽出する。ＦＩＦＯバッファ６０、 ６２、６４、６６が、このＡＳＣＩＩ字幕データを、それぞれ、字幕リーダ５２ −５８から受け取る。コンピュータ６８はＦＩＦＯバッファ６０−６６の各々を 監視してそれが字幕データを受け取ったかどうかを決定する。コンピュータ６８ は、ＦＩＦＯバッファ６０−６６のうち、字幕データを記憶しているＦＩＦＯバ ッファからデータを読み取る。コンピュータ６８は、付随するプログラム・デー タ・メモリを包含し、適当なソフトウェアによって制御される。コンピュータ６ ８は十分な速度で作動し、バッファ６０−６６がいっぱいになりそうな率を超え た平均率でバッファ６０−６６を読み取らなければならない。 クーポン識別子は字幕データのストリングで構成されている。最初の２つの ワードは、１０（１６進）と１F（１６進）の間のレンジ内の制御コードを定義 している。普通の字幕はこのレンジ内にワードを包含することはない。これらの ＡＳＣＩＩ値の対応するキャラクタが印刷できないからである。字幕デコーダは 、それがテレビ１８内にあるか加入者ユニット２０内にあるかを問わず、制御コ ードに応答してテレビ１８になんらかのキャラクタを表示することはない。次の １７個のワードは、ＡＳＣＩＩキャラクタ・ストリング「COUPON AVAILABLE」を 定義する。次の６つのワードは、クーポン照合番号をＡＳＣＩＩ数値キャラクタ ・ストリングとして定義する。コンピュータ６８は、バッファ６０−６６におけ るデータ読み取り、制御コードを検索する。代わりに、あるいは、それに加えて 、コンピュータ６８は、次の１７個のワードを読むことによってクーポン識別子 を見つけかどうかをチェックし、これらのワードのうちのいくつかあるいはすべ てをＡＳＣＩＩストリング「COUPON AVAILABLE」を定義しているワードと比較し てもよい。コンピュータ６８は、クーポン照合番号を定義している６つのワード を読み込み、ＡＳＣＩＩキャラクタからのワードを単一の数値に変換する。コン ピュータ６８はこの値を使用してアドレスまたはポインタを形成する。コンピュ ーター６８はポインタを使用して、クーポン・パケットをクーポン・データベー ス・メモリ７０から読み込む。 クーポン・データベース・メモリ７０（１つまたはそれ以上の磁気ディスク あるいは光ディスクを包含してもよい）はクーポン情報を記憶している。クーポ ン情報は多重レコードとして構成され、各レコードは１つのクーポン照合番号に よって索引付けられている。各レコードは、好ましくは、ＡＳＣＩＩコード化ク ーポン照合番号、ＡＳＣＩＩコード化万国製品コード（ＵＰＣ）番号、数値クー ポン入手可能ウィンドウ（数秒間）、２５６ビット人口統計学情報フィールド、 数値画像長（数バイト）、この画像長によって指定されたビット数を有する画像 フィールドを含む。画像フィールドは、クーポン情報のビットマップド画像、た とえば、広告された製品名のようなディスカウント量、製品あるいは広告主のロ ゴのグラフィックまたは画像表示、広告主が含めたいと思っている任意他の情報 を定義する。 クーポン・データベース・メモリ７０内のクーポン情報は、任意の時刻に任 意適当な方法によって更新され得る。たとえば、コンピュータ６８は、広告主の 代理として活動する監査代理店から電話線を通じて新しいクーポン情報を受信す るモデム（図示せず）を包含していてもよい。 コンピュータ６８は、クーポン・データベース・メモリ７０からクーポン情報の レコードを読み出し、その作動中のメモリ（RAM）内にクーポン・パケットを形 成する。クーポン・パケットは、伝送ウィンドウ長を除いてレコードにおけるク ーポン情報のすべてを含み、また、日付およびＣＡＴＶステーションを識別する 番号に含む。クーポン・パケット・フォーマットは、ヘッダ・データの６つのフ ィールドとそれに続く１つの画像データ・フィールドとからなる。クーポン・パ ケットのフォーマットを以下に示す： バイト位置 フィールド説明 バイト１−６ クーポン照合番号（ＡＳＣＩＩ） バイト７−１６ 日時（ＡＳＣＩＩ） バイト１７−２２ ケーブル会社照合番号（ＡＳＣＩＩ） バイト２３−４２ 万国製品コード（ＡＳＣＩＩ） バイト４３−７４ 人口統計学情報ビット バイト７５−７８ 画像長 バイト７９− 画像ビット ７９+ 画像長 コンピュータ６８は、シリアルポート７２にクーポン・パケットのコピーを 与える。周波数変調器７４は、クーポン・パケット・ビットを受け取り、これら のビットと共にデータ・チャネルを定義する中心周波数を変調する。変調された 信号は、コンバイナ５０において他のチャネルと組み合わせられて、加入者側へ ケーブル配送ネットワーク１６を通して送信される。コンピュータ６８は、非同 期データ通信において普通に使用されている任意適当な同期方法、たとえば、１ つまたはそれ以上の同期化バイトをクーポン・パケットの前に置く方法を使用し 得る。 コンピュータ６８は、そのメモリにおいて多数のクーポン・パケットを待ち 行列に入れ、それらを連続的にシリアルポート７２に与えることができる。コン ピュータ６８は、シリアルポート７２を監視していて、各先行のクーポン・パケ ットが送信され終わったときを決定し、待ち行列における次のクーポン・パケッ トを与える。さらに、コンピュータ６８は、その稼働中のメモリにクーポン・パ ケットを保持し、入手可能ウィンドウに等しい期間中、装置速度が許すほどの頻 度の間隔で、好ましくは、５秒以下の間隔でシリアルポート７２に連続したコピ ーを送る。コンピュータ６８がビデオ信号３４−４０のいずれかに埋め込まれた クーポン識別子に対応するクーポン・パケットを形成し、送信することに注目さ れたい。このようにして、異なるパケットがデータ・チャネルを通じて時間多重 化される。 入手可能ウィンドウが閉じた後、コンピュータ６８はその稼働メモリからク ーポン・パケットを消去することができる。このようにして、加入者ユニット２ ０は、クーポン・パケットを受け取り、入手可能ウィンドウの間だけクーポンを 印刷することができる。入手可能ウィンドウは、少なくともテレビ放送広告と同 じくらい長いと好ましいが、テレビ放送広告の長さを５分より長く超えてはなら ない。このような入手可能ウィンドウであれば、広告に続いてテレビ視聴者がク ーポンを得ようかどうかを決めるに充分な時間を与えることができる。 第３図は、加入者ユニット２０をより詳しく示している。テレビジョン同調 器７６は、ケーブル・テレビジョンネットワーク１６を通して送信された信号を 受け取る。加入者ユニット２０は、クーポン生成器としても、ＣＡＴＶサービス の加入者によって普通に使用されているタイプの「変換器ボックス」としても機 能する。たとえば、テレビジョン同調器７６は、チャネル３か４に対応するのよ うな特殊な周波数帯域についてすべてのチャネルをヘテロダイン検波する。テレ ビ１８の内部チューナが次にそのチャネルに対してセットされてテレビ放送プロ グラミングを表示することができる。振幅変調検波器７８は、調整されたチャネ ル信号８０を受け取り、ビデオ信号８２を検出する。字幕デコーダ８４がビデオ 信号８２を受信し、第２図における字幕リーダ５２−５８に関して先に説明した ように、任意の字幕データ８６を抽出する。字幕デコーダ−８０は、また、字幕 データ８６をビデオ信号に変換し、字幕表示回路で普通に使用されている方法で 個のビデオ信号をビデオ信号８２の一部と組み合わせる。振幅変調器８８は、字 幕付きビデオ９０を持つチャネル３または４に対応している搬送波を再変調する 。 出力信号９２はテレビ１８に与えられ得る。適当なソフトウェアの下で作動する 適当なマイクロプロセサあるいはマイクロコントローラを包含する制御装置９４ は、テレビジョン同調器７６にチャネル選択信号９６を与える。制御装置９４は 、リモート・コントロール・ユニット２２から適当な視聴者制御信号９７（赤外 線ビームで搬送することができる）を受け取り、普通ＣＡＴＶ変換ボックスによ って行われるタイプのチャネル選択および他の制御機能を実施する。 図示実施例における加入者ユニット２０は変換器としてもクーポン生成器と しても機能するが、加入者ユニット２０がテレビ１８がケーブル−レディ式であ るかあるいはテレビ１８の内部チューナを用いてテレビジョン・チャネルをチュ ーンすることが望ましい場合には、テレビ１８にとって適切な信号を与える。 クーポン・プロセッサ９８は、適当なソフトウェアの下で作動する適当なマ イクロプロセサあるいはマイクロコントローラを包含する。クーポン・プロセッ サ９８は、字幕デコーダ８４から字幕データ８６を受信する。第２図におけるコ ンピュータ６８に関連して先に述べたと同じ方法で、クーポン・プロセッサ９８ は、制御コードについて検索を行い、字幕データ８６がクーポン識別子を表して いるかどうかを決定する。代わりに、あるいは、それに加えて、クーポン・プロ セッサ９８は、次の１７個のワードのいくつかあるいはすべてを読み取り、それ らをＡＳＣＩＩコード化されたストリング「COUPON AVAILABLE」を定義している ワードとひかくすることによってクーポン識別子があるかどうかを検査する。ク ーポン識別子を見つけたときには、クーポン・プロセッサ９８はクーポン照合番 号を読みとる。クーポン・プロセッサ９８は、引き続いて受け取ったクーポン照 合番号をメモリに格納し、最も近く受け取ったクーポン識別子に対応するクーポ ン照合番号データ１０７をパケット・リーダ１０８に与える。 字幕「COUPON AVAILABLE」は、字幕デコーダ８４がそれをデコードしたため に、あるいは、テレビ１８の内部の字幕デコーダがそれをデコードしたためにテ レビ１８が出力信号９２を受信せず、むしろケーブル配布ネットワーク１６を通 して送信されてきた信号を直接受信する場合のいずれかで、テレビ１８上に表示 されることになる。 データ・チューナ１００もケーブル配送ネットワーク１６を通して送信され てきた信号を受信する。先に述べたように、クーポン・パケットは、データ・チ ャネルを通して周波数変調される。同時に送信し得るパケットの数を増やすため に、多重データ・チャネルを使用してもよい。多重データ・チャネルを使用する 場合、クーポン・プロセッサ９８は、データ・チューナ１００にチャネル・セレ クト信号１０１を与える。たとえば、クーポン・プロセッサ９８は、ルックアッ プテーブルを使用してクーポン照合番号に応答してデータ・チャネルを選んでも よい。周波数変調検波器１０２は、調整されたデータ信号１０４を受信し、直列 ビット・ストリームであり得るパケット・データ１０６を検出する。 パケット・リーダ1０８は、パケット・データ１０６を受信し、適当な同期 化回路と直列／並列変換回路を使用して非同期ビット・ストリームを並列同期デ ータに変換する。パケット・リーダ１０８は、適当な方法で、たとえば、パケッ トの間のすき間をたどって生じる同期ビットを検出することによってパケットの 始めを決定する。パケット・リーダ1０８がクーポン・プロセッサ９８からクー ポン照合番号を受信すると、このパケット・リーダ1０８は受信したクーポン照 合番号を各入力クーポン・パケットのクーポン照合番号フィールド（バイト１− ６）から読み取ったデータと比較する。一致点を検出すると、パケット・リーダ １０８は、着信パケットの２５６ビット人口統計学情報フィールドをさらに読み 取る。パケット・リーダ1０８は、次に、人口統計学情報を表しているヘッダ・ フィールド・データ１１０をクーポン・プロセッサ９８に送る。 クーポン・プロセッサ９８は、人口統計学情報を表しているヘッダ・フィー ルド・データ１１０の２５６のビットを受信してから、それを人口統計学スイッ チ１２０から受け取った２５６のビットと比較する。人口統計学スイッチ１２０ は、好ましくは、ROMである。個々のビットのスイッチ設定値あるいは値は、加 入者ユニット２０が設置されている場所および消費者がそこに居そうであるかど うかについての情報を提供する。情報としては、その場所が家庭であるか事業所 であるかどうか、その場所に居る人の数、年齢、性別、消費者の習慣、消費者が 関心を持ちそうな製品の種類などがある。これらのビットは任意適当なグループ に組織化することができる。クーポン・プロセッサ９８が一致点を検出した場合 、それはディスプレイ１２４にディスプレイ信号１２２を与える。テレビ１８に 表 示される字幕「COUPON AVAILABLE」」と同様に、ディスプレイ１２４はクーポン が入手可能であることをテレビ視聴者に通知する。一致点が検出されない場合に は、ディスプレイ１２４は、空白のままであるかあるいはその現在の状態のまま である。 字幕「COUPON AVAILABLE」を見ているテレビ視聴者、あるいは、ディスプレ イ１２４によって提供される告知を見ているテレビ視聴者は、リモート・コント ロール・ユニット２２上の１つまたはそれ以上のボタンを押してクーポンを生成 することをリクエストすることができる。このリクエストに応えて、制御装置９ ４はクーポン・プロセッサ９８に適当なリクエスト信号１２６を与える。リモー ト・コントロール・ユニット２２にこの目的のために特殊なボタンを設けてもよ いし、あるいは、テレビ１８の制御のために通常は使用されないであろう所定の シーケンスのボタンを使用してもよい。 リクエスト信号１２６に応えて、クーポン・プロセッサ９８は、パケット・ リーダ１０８に再びクーポン照合番号データ１０７を与える。先に説明した方法 で、パケット・リーダ1０８は、再びそのクーポン照合番号を有するパケットに ついて着信パケット・データ１０６を検索する。一致点を検出したならば、パケ ット・リーダ１０８は、パケットの画像長フィールドと画像ビット・フィールド を読み取る。、次に、画像長フィールド・データ１１２をアドレス・カウンタ１ １４に送り、像ビット・フィールド・データ１１６を画像メモリ１１８に送る。 アドレス・カウンタ１１４は、画像長を用いて画像メモリ１１８に入ってくる像 ビット・フィールド・データ１１６を書き込む連続したアドレスを与える。パケ ット・リーダ１０８が連続した着信パケットを検索する約１０〜１５秒後に一致 点を検出しない場合には、パケット・リーダはタイムアウトし、検索を放棄する 。たとえば、テレビ視聴者がクーポンをリクエストする前に入手可能ウィンドウ を超える期間を待った場合、パケット・リーダ１０８は、一致しているクーポン 照合番号を有するパケットを見出さないことになる。 それに加えて、パケット・リーダ１０８がクーポン照合番号フィールドに一 致点を検出したならば、パケット・リーダは着信パケットの次の４つのヘッダ・ フィールドにおけるヘッダ・フィールド・データ１１０をクーポン・プロセッサ ９８に転送する。クーポン・プロセッサ９８は、この情報を画像フォーマットに 変換し、次いでそれを次のようにして画像メモリ１１８へ転送する。すなわち、 クーポン・プロセッサ９８は、パケット・ヘッダから得られたＡＳＣＩＩコード 化万国製品コード（ＵＰＣ）をバーコード像フォーマットに変換し、結果として 生じた追加画像データ１２８をＵＰＣバーコードに予約した画像メモリ１１８の 領域に書き込む。クーポン・プロセッサ９８は、また、人口統計学スイッチ１２ ０から受け取った２５６ビットをバーコード像フォーマットに変換し、結果とし て生ずる追加画像データ１２８を人口統計学バーコードのために予約した画像メ モリ１１８の別の領域に書き込む。それに加えて、クーポン・プロセッサ９８は 、パケット・ヘッダから得られたＡＳＣＩＩコード化日時を画像フォーマットに 変換し、結果として生じた追加画像データ１２８を広告がテレビ放送された日時 のために予約された画像メモリ１１８のまた別の領域に書き込む。同様に、クー ポン・プロセッサ９８は、ＡＳＣＩＩコード化ケーブル会社照合番号を像フォー マットへ変換し、追加画像データ１２８を画像メモリ１１８に書き込む。このよ うにして、画像メモリ１１８はビットのアレイを記憶し、これらのビットが印刷 時にクーポンのビットマップド像を生成することになる。 クーポン・プロセッサ９８が検索開始後約１０〜１５秒以内にパケット・リ ーダ１０８からヘッダ・フィールド・データ１１０を受信しない場合には、クー ポン・プロセッサ９８は、そのメモリからクーポン照合番号を削除する。１０〜 １５秒の検索期間により、その間、入手可能なクーポンに対応している各パケッ トが少なくとも２ないし３回、すなわち、５秒毎に確実に送信されることになる 。これは、パケット・リーダ１０８がパケットを見つける可能性を増大させる。 クーポン・プロセッサ９８が追加の画像情報を画像メモリ１１８へ転送し終 わったとき、クーポン・プロセッサ９８は、プリンタ１３２にプリント信号１３ ０を与える。クーポン・プロセッサ９８は、また、そのメモリからクーポン照合 番号を削除する。プリンタ１３２は経済的なサーマル・プリンタであると好まし いが、インク・ジェット・プリンタのような他のタイプのプリンタも適当である 。プリンタ１３２は、クーポンを印刷する紙ロールを有する。紙が進められると 、画像が適当なグループとして画像メモリ１１８からプリンタ１３２へ転送され 、 印刷される。こうして生じたクーポンは、製品、ディスカウント量、ＵＰＣバー コード、人口統計学情報バーコード、日時、ケーブル会社照合番号を識別するた めの情報を持っていることになる。印刷が終わったとき、テレビ視聴者はクーポ ンを引き裂いて取り出すことができる。 上述したように、クーポン・プロセッサ９８は、そのメモリに多数のクーポ ン照合番号を同時に記憶する。これは、先に注文されたクーポンについての入手 可能ウィンドウが閉じる前にテレビ放送プログラミングが別のクーポンを提供し た場合に生じることになる。先に述べたように、パケット・リーダ１０８は、テ レビ視聴者のリクエストに応答してクーポン識別子に対応しているパケットの検 索を行う。それにもかかわらず、リクエスト信号１２６が以前に受信されていな い場合には、クーポン・プロセッサ９８は、記憶されていたクーポン識別子を自 動的に周期的にパケット・リーダ１０８に与えてパケット検索を開始する。先に 説明したように、検索を開始した後約１０〜１５秒以内にパケットが見つからな い場合、クーポン・プロセッサ９８はそのメモリから対応するクーポン照合番号 をパージする。パケットが見つかった場合には、クーポン・プロセッサ９８は、 クーポン識別子をそのメモリに維持することになる。クーポン・プロセッサ９８ が、その動作速度が許す限りの頻度（好ましくは各記憶されているクーポン照合 番号について１分間に少なくとも１度の率）でこのような１０〜１５秒パケット 検索を開始することができる。 ディスプレイ１２４は、好ましくはシングル・ディジットＬＥＤまたはＬＣ Ｄディスプレイであり、クーポン・プロセッサ９８に現在記憶されているクーポ ン照合番号の数を表示し、テレビ視聴者が現在入手可能なクーポンの数を表す。 テレビ視聴者は、キー・パッド上のナンバーを入力することによってリモート・ コントロール・ユニット２２を使用して、入手可能なクーポンの１つを選ぶこと ができる。たとえば、ディスプレイ１２４が数値「３」を表示していて３つのク ーポンが現在入手可能なことを示している場合には、テレビ視聴者は、「１」の ラベルのボタンを押して提供された最後から３番目のクーポンを印刷することを リクエストすることができる。（数値ボタンに先立って別のボタンを押して、こ の数値ボタンが調整されたテレビ・チャネルを変えるリクエストというよりはむ しろクーポンのリクエストであることを制御装置９４に知らせてもよい。）リク エスト信号１２６はプロセッサ９８にこの数値を与えることができ、プロセッサ ９８はこの数値をインデックスとして使用してそのメモリから対応するクーポン 照合番号を検索することができる。クーポン・プロセッサ９８がそのメモリから クーポン照合番号を削除したとき、クーポン・プロセッサ９８は、ディスプレイ １２４に表示された数値を減分する。クーポン入手可能ウィンドウは、注文され た第１のクーポンが常に最初に入手できるようになるとは限らないので所与のＣ ＡＴＶシステムを経て注文されたすべてのクーポンについて同じであると好まし い。こうして、テレビ視聴者はディスプレイ１２４に表示された数値に対応する クーポンをより容易に決定することができる。 第４図は、データ・チャネルがまったく利用できない場合に特に有用である 本発明の実施例を示す。たとえば、この実施例は、ＣＡＴＶシステムを利用でき ない場合に放送（すなわち放射伝送テレビジョン）の視聴者にクーポンを提供す るのに使用できる。この実施例において、放送局（図示せず）側の本発明の部分 は、第１図に関連して先に説明したＣＡＴＶステーションの部分と同様の方法で 作動するが、クーポン・サブシステム１４は持っていない。 本発明のこの実施例の部分は、第１−３図に関連して先に説明した方法と同 じ方法で作動するので、以下では詳しく説明しない。この動作を簡単に要約する ために、テレビジョン同調器７６は、アンテナ１３３から空気を通して送信され た信号を受信する。振幅変調検波器７８は、調整されたチャネル信号８０を受信 し、ビデオ信号８２を検出する。字幕デコーダー８４は、ビデオ信号８２を受信 して字幕データ８６を抽出する。字幕デコーダ８０は、また、字幕データをビデ オ信号に変換し、それを字幕生成回路で普通に使用されている要領でビデオ信号 ８２の一部と組み合わせる。振幅変調器８８は、字幕付きビデオ９０と共にチュ ーナ７６によってチューンされたものと同じ無線周波数（RF）の搬送波を再変調 する。出力信号９２はテレビ１８に与えられてもよい。制御装置１３４は、チャ ネル選択信号９６をテレビジョン同調器７６に与え、また、振幅変調器８８にも 与える。振幅変調器８８はそれに応えてRF搬送波を生成する。制御装置９４は、 リモート・コントロール・ユニット１３６から視聴者制御信号９７を受信する。 クーポン・プロセッサ１３８は、適当なソフトウェアの下で作動する適当な マイクロプロセサあるいはマイクロコントローラを包含する。クーポン・プロセ ッサ１３８は、字幕デコーダ８４から字幕データ８６を受信する。クーポン・プ ロセッサ１３８は、制御コードあるいはＡＳＣＩＩストリング「COUPON AVAILAB LE」またはこれら両方について字幕データ８６を検索してクーポン識別子が受信 されたかどうかを決定する。クーポン識別子を見つけたときには、クーポン・プ ロセッサ１３８はクーポン照合番号を読み取る。クーポン・プロセッサ１３８は 、連続して受信したクーポン照合番号をメモリに記憶する。 クーポン・プロセッサ１３８は、クーポン照合番号を使用してアドレスある いはポインタを形成する。クーポン・プロセッサ１３８は、ポインタを使用して クーポン・データベース・メモリ１４２からクーポン情報１４０を読み取る。ク ーポン情報は、多数のレコード（各々が１つのクーポンに対応する）に組織化さ れる。各レコードにおけるクーポン情報のフィールドは、第２図に関連して先に 説明した情報のうちの任意のもの、たとえば、入手可能ウィンドウ、ＡＳＣＩＩ コード化万国製品コード（ＵＰＣ）番号、人口統計学情報フィールド、数値画像 長（バイト）、画像長によって指定されるビット数を有する画像フィールドを包 含し得る。画像フィールドは、広告された製品の名前、ディスカウント量、製品 または広告主のロゴのグラフィックあるいは絵画的表示および広告主が含めたい と思っている任意他の情報のビットマップド画像を定義し得る。代わりに、しか しながら、要求されるメモリの量を最小限に抑えるために、すべてのクーポン情 報はASCIIコード化してもよく、なんら画像フィールドを含まなくてもよい。 クーポン識別子を受信した際、クーポン・プロセッサは、人口統計学情報フ ィールドおよびクーポン入手可能ウィンドウ・フィールド内のクーポン情報だけ を直ちに受信する。クーポン・プロセッサ１３８は、人口統計学情報フィールド 内の情報を人口統計学スイッチ１２０からの情報と比較する。クーポン・プロセ ッサ１３８が一致点を検出したならば、それはディスプレイ１２４にディスプレ イ信号１２２を与えてクーポンが入手可能であることをテレビ視聴者に通知する 。第３図に関連して先に説明したように、ディスプレイ１２４に表示された数値 は、現在入手可能なクーポンの数とこれらのクーポンが受信された順序の両方に 対応 するインデックスである。一致点が検出されないならば、クーポン・プロセッサ １３８は、そのメモリからクーポン照合番号を削除して、ディスプレイ１２４を 変えることはない。 一致点が検出されたならば、クーポン・プロセッサ１３８は入手可能ウィン ドウ・タイマも始動し、このタイマはクーポン入手可能ウィンドウ・フィールド の値に等しい値から下方へカウントする。クーポン・プロセッサ１３８がクーポ ン入手可能ウィンドウ・タイマがゼロに届いた知ったとき、それはそのメモリか らクーポン照合番号を削除し、ディスプレイ１２４に表示されたインデックス数 字を減分する。 テレビ１８で字幕「COUPON AVAILABLE」を見ている、あるいは、ディスプレ イ１２４によって与えられる告知を見ているテレビ視聴者は、リモート・コント ロール・ユニット１３６上の１つまたはそれ以上のボタンを押して、クーポンを 生成することをリクエストすることができる。テレビ視聴者は、リモート・コン トロール・ユニット１３６を用いて或る数字を入力し、利用可能なクーポンのう ちの１つを選ぶことができる。このリクエストに応答して、制御装置１３４は、 クーポン・プロセッサ１３８に適当なリクエスト信号１４４を与える。プロセッ サ１３８は、この数字をインデックスとして使用してそのメモリから対応するク ーポン照合番号を検索する。 リクエスト信号１４４にも応答して、クーポン・プロセッサ１３８はクーポ ン照合番号をアドレス指定インデックスとして使用してクーポン・データベース ・メモリ１４２からクーポン情報の残りのフィールドを検索する。クーポン・プ ロセッサ１３８は、次に、そのメモリからクーポン照合番号を削除する。クーポ ン・プロセッサ１３８は、検索されたクーポン情報をフォーマットし、それをク ーポンを製造するプリンタ１３２に与える。 明らかに、本発明の他の実施例および変更はこれらの教示から当業者であれば容 易に行い得る。したがって、本発明は以下の請求の範囲によってのみ制限される ものであり、これらの請求の範囲は上記の明細書および添付図面に関連して見た ときにこれら他の実施例および変更のすべてを包含する。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ)，ＡＭ， ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，Ｃ Ｎ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ， ＬＲ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，Ｎ Ｌ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． トークンを生成する方法であって： 埋め込まれたトークン識別子を有するビデオ・イメージを与える段階と； 前記埋め込まれたトークン識別子を検出するために前記ビデオ・イメージ を監視する段階と； 前記埋め込まれたトークン識別子の検出に応答してメモリからトークン・ パケットを検索する段階であって、前記トークン・パケットが前記埋め込まれた トークン識別子に一致し、前記トークン・パケットがトークン情報を含んでいる 段階と； 前記ビデオ・イメージを第１の通信チャネルを通して第１の所定期間にわ たって遠隔地側に送信する段階と； 前記トークン・パケットを第２の通信チャネルを通して第２の所定期間に わたって前記遠隔地側に送信する段階であって、前記第２の所定期間が前記第１ の所定期間と同じ時刻に始まる段階と； 前記遠隔地側で前記第１の通信チャネルを受信する段階と； 前記遠隔地側で前記受信したビデオ・イメージを表示する段階と； 前記遠隔地側で前記第１の通信路を監視して前記埋め込まれたトークン識 別子を検出する段階と； 前記遠隔地側で前記第２の通信チャネルを受信する段階と； 前記第２の通信チャネルを監視して埋め込まれたトークン識別子に対応す る前記トークン・パケットを検出する段階と； 前記遠隔地側で前記第２の期間中ユーザ入力装置を監視してユーザ入力を検出す る段階と； 検出されたユーザー入力に応答して受信したトークン・パケットの前記ト ークン情報を出力する段階とを包含することを特徴とするトークン生成方法。 ２． 請求の範囲第１項に記載のトークン生成方法において、前記トークン情報 が前記トークンのビットマップド画像を包含することを特徴とするトークン生成 方法。 ３． 請求の範囲第１項に記載のトークン生成方法において、前記第２の所定期 間が前記第１の所定期間を５分を超えて上回らないことを特徴とするトークン生 成方法。 ４． 請求の範囲第１項に記載のトークン生成方法において、前記トークン・イ メージを出力する前記階段が、紙に前記トークン・イメージを印刷する階段を包 含することを特徴とするトークン生成方法。 ５． 請求の範囲第１項に記載のトークン生成方法において、前記トークンが、 製品クーポンであることを特徴とするトークン生成方法。 ６． 請求の範囲第１項に記載のトークン生成方法において、前記第１、第２の 通信チャネルがケーブル上の周波数帯域であることを特徴とするトークン生成方 法。 ７． 請求の範囲第１項に記載のトークン生成方法において、前記ユーザ入力装 置がテレビ・リモート・コントロールであることを特徴とするトークン生成方法 。 ８． 請求の範囲第１項に記載のトークン生成方法において、前記埋め込まれた トークン識別子がビデオ信号の字幕スペース内にあることを特徴とするトークン 生成方法。 ９． 請求の範囲第１項に記載のトークン生成方法において、前記トークン・パ ケットが前記第２の通信チャネル上で他のトークン・パケットと多重化されるこ とを特徴とするトークン生成方法。 １０．トークン生成方法であって： 埋め込まれたトークン識別子を有するビデオ・イメージを与える段階と； 前記ビデオ・イメージを１つの通信チャネルを通して第１の所定期間にわ たって遠隔地側に送信する段階と； 前記遠隔地側で前記通信チャネルを受信する段階と； 前記埋め込まれたトークン識別子の検出に応答してメモリからトークン・ パケットを検索する段階であって、前記トークン・パケットが前記埋め込まれた トークン識別子に対応し、前記トークン・パケットがトークン情報を含んでいる 段階と； 前記遠隔地側で前記受信したビデオ・イメージを表示する段階と； 前記遠隔地側で第２の所定期間中ユーザ入力装置を監視してユーザ入力を 検出する段階と； 検出されたユーザー入力に応答して前記検索されたトークン・パケットの 前記トークン情報を出力する段階とを包含することを特徴とするトークン生成方 法。 １１．請求の範囲第１０項に記載のトークン生成方法において、前記トークン情 報が前記トークンのビットマップド画像を包含することを特徴とするトークン生 成方法。 １２．請求の範囲第１０項に記載のトークン生成方法において、前記トークン・ イメージを出力する前記階段が、紙に前記トークン・イメージを印刷する階段を 包含することを特徴とするトークン生成方法。 １３．請求の範囲第１０項に記載のトークン生成方法において、前記トークンが 製品クーポンであることを特徴とするトークン生成方法。 １４．請求の範囲第１０項に記載のトークン生成方法において、前記通信チャネ ルが、放射エネルギの周波数帯域であることを特徴とするトークン生成方法。 １５．請求の範囲第１０項に記載のトークン生成方法において、前記ユーザ入力 装置がテレビ・リモート・コントロールであることを特徴とするトークン生成方 法。 １６．請求の範囲第１０項に記載のトークン生成方法において、前記埋め込まれ たトークン識別子がビデオ信号の字幕スペースないにあることを特徴とするトー クン生成方法。 １７．トークン生成装置であって： ビデオ信号における埋め込まれたトークン識別子を検出するための検波器 と； トークン情報を包含するトークン・パケットを記憶するメモリと； 検出した埋め込まれたトークン識別子に応答して前記メモリから前記トー クン・パケットを検索するための制御装置であって、前記埋め込まれたトークン 識別子が前記トークン・パケットに対応している制御装置と； ユーザ入力を検出するためのユーザ入力装置と； 前記ユーザ入力に応答して検索されたトークン・パケットの前記トークン 情報を印刷するためのプリンタとを包含することを特徴とするトークン生成装置 。 １８．請求の範囲第１７項に記載のトークン生成装置において、前記トークン情 報が前記トークンのビットマップド画像を包含することを特徴とするトークン生 成装置。 １９．請求の範囲第１７項に記載のトークン生成装置において、前記トークンが 製品クーポンであることを特徴とするトークン生成装置。 ２０．請求の範囲第１７項に記載のトークン生成装置において、前記ユーザ入力 装置がテレビ・リモート・コントロールであることを特徴とするトークン生成装 置。 ２１．請求の範囲第１７項に記載のトークン生成装置において、前記埋め込まれ たトークン識別子が、前記ビデオ信号の字幕スペース内にあることを特徴とする トークン生成装置。