JP2002024416A - Dna情報管理システム及びdna情報管理方法 - Google Patents

Dna情報管理システム及びdna情報管理方法

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JP2002024416A
JP2002024416A JP2000202556A JP2000202556A JP2002024416A JP 2002024416 A JP2002024416 A JP 2002024416A JP 2000202556 A JP2000202556 A JP 2000202556A JP 2000202556 A JP2000202556 A JP 2000202556A JP 2002024416 A JP2002024416 A JP 2002024416A
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JP2000202556A
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Yumiko Kaida
裕美子 改田
Hiroshi Nakazawa
博 中沢
Kenichi Fukahori
健一 深堀
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DNA情報を管理し、必要な時に取り出すサ
ービスを提供する。 【解決手段】 DNA情報管理装置200は、登録ユー
ザ410からDNA情報の登録依頼を受け付けると、D
NA情報制御手段210により、DNA情報解読装置1
00に対して登録ユーザ410の提供する資料のDNA
解読を依頼する。資料のDNA塩基配列データは、DN
A情報解読装置100により解読され、DNA情報制御
手段210へ送られる。DNA情報制御手段210は、
DNA情報を生成し、DNA情報記憶装置300に記憶
するとともに、ユーザID発行手段220に指示を出
し、登録ユーザ410のID発行を行なう。続いて、D
NA情報管理装置200は、登録ユーザ410から登録
DNA情報の引出し依頼を受け付けると、登録ユーザ4
10のIDをユーザ認証手段230により認証し、本人
であることが確認できた場合、DNA情報記憶装置30
0に記憶された登録DNA情報を引出し、登録ユーザ4
10、または、第3者機関420にDNA情報を提供す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はDNA情報管理シス
テム及びDNA情報管理方法に関し、特に所定のDNA
情報を管理するDNA情報管理システム及びDNA情報
管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、遺伝子の解読技術が飛躍的に進歩
し、着々とデオキシリボ核酸(以下、DNAとする)の
解読が進められている。人の遺伝子については、ヒトゲ
ノム計画により驚異的にDNA解読が進められており、
がんや老化等を含む遺伝性の疾患であって現在医療技術
が確立していないことにより不治の病と考えられている
病気についても、近い将来、解析された情報に基づく治
療薬の開発や、また、高度医療技術の発展が、容易に想
像かつ期待されている。
【0003】一方、動植物については、優秀な遺伝子情
報を持っている種苗、精子、卵子等が保管されており、
売買の対象となっている。動植物についても、ヒトゲノ
ムと同様に、DNA解析が進められており、遺伝子組み
換えにより、対病性に優れた品種等、新たな特徴を持つ
品種の研究が進められている。
【0004】DNAについて簡単に説明する。図7は、
DNAと遺伝子、染色体の関係図である。細胞には、核
と呼ばれる球状の細胞小器官が存在する。核の中には、
非常に小さな糸状の構造を持ち、遺伝情報を伝える働き
を持つ染色体が存在する。染色体の中のDNAは、コイ
ル状にぎっしりとまかれた長い1個の分子で、さらに、
遺伝子と呼ばれる機能単位に分けられる。遺伝子には、
ポリペプチドやタンパク質をつくりだすように暗号化さ
れた指令がおさめられている。
【0005】DNAは、ヌクレオチドと呼ばれる化合物
がつながった2本の鎖から構成され、それぞれのヌクレ
オチドは、1つの糖分子と、1つのリン酸基と、4種類
の塩基のうちの1つと、からできている。4種類の塩基
とは、アデニン(A)、グアニン(G)、チミン
(T)、シトシン(C)という化合物である。タンパク
質を構成するアミノ酸の配列は、このDNAの塩基配列
によって決まる。すなわち、遺伝子とは、DNAの塩基
配列であるということができる。ヒトゲノムは、約30
億個の塩基で構成され、23対の染色体に分配されてい
る。
【0006】このように、DNAの塩基配列を解読する
ことにより、遺伝性の疾患を治療するために必要な情報
を得ることが可能となり、医薬品や医療技術の開発も進
む。また、DNAの塩基配列は個体によって異なるた
め、特定の人物を確認することができる。例えば、法医
学の分野では、ある人物が犯人かどうかの確認に用いら
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現状では、D
NAに関する情報を管理し、必要な時にこれを取り出せ
るサービスが行なわれていないという問題がある。
【0008】人の場合、上記説明のように、個人のDN
A情報に基づいて、遺伝性の疾患の早期発見やその治療
をすることが可能になる。しかしながら、DNA情報
は、その情報量が膨大で、個人で管理するのは難しい。
上記説明のように、ヒトゲノムは約30億個の塩基対で
構成されており、例えば、A、G、C、Tを文字に見た
てると、28ページの新聞でざっと50年分に相当す
る。新聞1ページは、およそ24KBの情報量を有して
いる。このことから、個人の遺伝子情報のデータベース
サイズを概算してみると、
【0009】
【数1】 24KB×28ページ×50年×365日×23対=560GB ……(1) という、膨大な情報量になる。このように膨大な情報量
を個人で管理することはできない。さらに、遺伝子情報
は個人のプライバシーに関わる重要な情報であり、厳重
に管理されなければならない。このため、膨大なDNA
情報を厳重に管理し、必要な時にこれを取り出すことの
できる管理サービスが所望されている。
【0010】また、動植物の遺伝子情報についても同様
のことがいえる。本発明はこのような点に鑑みてなされ
たものであり、DNA情報を管理し、必要な時に取り出
すサービスを提供するDNA情報管理システム及びDN
A情報管理方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、所定のDNA情報を管理するDNA情報
管理システムにおいて、任意のユーザの保有する所定の
DNAの塩基配列データに関するDNA情報を記憶する
DNA情報記憶装置と、前記任意のユーザが本人である
ことを識別可能な識別情報を前記ユーザに発行するユー
ザ識別情報発行手段と、必要に応じて前記識別情報に基
づいて前記ユーザが本人であることを認証するユーザ認
証手段と、前記任意のユーザから前記所定のDNA情報
の管理依頼に応じて前記所定のDNA情報を取得して前
記DNA情報記憶装置に記憶し必要に応じて前記ユーザ
識別情報発行手段を制御して前記ユーザの識別情報を発
行するとともに、必要に応じて前記ユーザ認証手段を用
いて本人確認を行ない本人と確認されたユーザについて
管理するDNA情報を前記DNA情報記憶装置より読み
出し前記ユーザの指定する情報提供先に提供するDNA
情報制御手段と、を備えたDNA情報管理装置と、を有
することを特徴とするDNA情報管理システム、が提供
される。
【0012】このような構成のDNA情報管理システム
では、任意のユーザから所定のDNA情報の管理依頼を
受けると、DNA情報管理装置は、DNA情報制御手段
によりユーザの保有する所定のDNA情報を取得してD
NA情報記憶装置に記憶するとともに、必要に応じてユ
ーザ識別情報発行手段によりユーザに対してユーザが本
人であることを識別可能な識別情報を発行してDNA情
報の登録を完了する。登録したユーザがDNA情報を引
出す場合には、発行された識別情報をDNA情報管理装
置に提示する。DNA情報管理装置では、ユーザ認証手
段により識別情報に基づいてユーザが本人であることを
認証する。あるいは、ユーザのDNAを採取してDNA
情報を抽出し、管理しているDNA情報と照合すること
によって認証する。DNA情報制御手段は、認証結果を
受け取り、本人であることが確認できた場合は、ユーザ
の登録したDNA情報をDNA情報記憶装置より引出
し、ユーザの指定する情報提供先にDNA情報を提供す
る。また、登録したユーザ以外の第3者がDNA情報の
引出しを要求した場合には、登録したユーザに要求があ
ったことを通知し、引出し要求を許可するかどうかの応
答を得る。必要であれば、本人からの応答であるかを確
認するため、認証を行なう。第3者の引出し要求が許可
された場合には、DNA情報をDNA情報記憶装置より
引出し、要求先にDNA情報を提供する。
【0013】また、上記課題を解決するために、所定の
DNA情報を管理するDNA情報管理方法において、任
意のユーザによる前記所定のDNAの塩基配列データに
関するDNA情報の登録要求に応じて前記所定のDNA
情報を取得してDNA情報記憶装置に記憶するととも
に、必要に応じて前記任意のユーザが本人であることを
識別可能な識別情報を前記ユーザに発行し、前記所定の
DNA情報を登録した任意のユーザの登録DNA情報引
出し要求に応じて前記識別情報あるいはユーザ本人のD
NA情報に基づいて前記ユーザが本人であるか否かの認
証を行ない、前記認証の結果により本人であることが確
認できた場合には、前記DNA情報記憶装置に記憶した
前記登録DNA情報を引出し、前記ユーザの指定するD
NA情報提供先に前記引出した登録DNA情報を提供す
る手順を有することを特徴とするDNA情報管理方法、
が提供される。
【0014】このような手順のDNA情報管理方法で
は、任意のユーザから所定のDNAの塩基配列データに
関するDNA情報の登録要求があると、要求のあった所
定のDNA情報をDNA情報記憶装置に記憶するととも
に、必要に応じてユーザが本人であることを識別可能な
識別情報をこのユーザに発行し、登録を完了する。ユー
ザが登録したDNA情報の引出しを要求する場合には、
発行した識別情報に基づいて、あるいは、ユーザのDN
Aを採取してDNA情報を抽出し、管理しているDNA
情報と照合することによってユーザの認証を行なう。認
証の結果、本人であることが確認できた場合には、登録
DNA情報を引出し、ユーザの指定する情報提供先にD
NA情報を提供する。
【0015】また、上記課題を解決するために、所定の
DNA情報を管理するDNA情報管理方法において、任
意のユーザによる前記所定のDNAの塩基配列データに
関するDNA情報の登録要求に応じて前記所定のDNA
情報を取得してDNA情報記憶装置に記憶し、前記DN
A情報の登録を行なったユーザ以外の第3者より前記登
録された所定のDNA情報の引出し要求があった場合
は、前記登録を行なったユーザに引出し要求の通知を行
ない、前記登録を行なったユーザが許可を与えた場合に
は、前記DNA情報記憶装置に記憶した前記登録DNA
情報を引出し、前記DNA情報引出しを要求した第3者
に対して前記登録DNA情報を提供する手順を有するこ
とを特徴とするDNA情報管理方法、が提供される。
【0016】このような手順のDNA情報管理方法で
は、任意のユーザから所定のDNAの塩基配列データに
関するDNA情報の登録要求があると、要求のあった所
定のDNA情報をDNA情報記憶装置に記憶し、登録を
完了する。登録を行なったユーザ以外の第3者から登録
DNA情報の引出し要求があった場合には、登録を行な
ったユーザに引出し要求があったことを通知し、引出し
を許可するか否かの応答を待つ。ユーザが許可を与えた
場合には、登録DNA情報を引出し、引出しを要求した
第3者にDNA情報を提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態で
あるDNA情報管理システムの構成図である。
【0018】本発明に係るDNA管理情報システムは、
登録を行なう登録ユーザ410の提供する資料のDNA
塩基配列データを解読するDNA情報解読装置100、
DNA情報の管理を行なうDNA情報管理装置200、
及びDNA情報を保管するDNA情報記憶装置300と
から構成される。また、DNA情報管理装置200は、
DNA情報の登録、保管、引出しの管理を行なうDNA
情報制御手段210、依頼主である登録ユーザ410を
識別するための識別情報を発行するユーザ識別情報発行
手段であるユーザID発行手段220、及び発行したユ
ーザ識別情報に基づき登録ユーザ410の認証を行なう
ユーザ認証手段230と、から構成される。また、第3
者機関420は、登録ユーザ410との契約に基づき、
DNA情報の提供を受けることができるDNA情報の情
報提供先である。
【0019】DNA情報解読装置100は、DNA情報
管理装置200からのDNA解読要求を受け、登録ユー
ザ410の提出した資料のDNAの塩基配列データを解
読し、DNA解読情報をDNA情報管理装置200へ送
る。登録ユーザ410自身のDNAの塩基配列を解読す
る場合は、登録ユーザ410の血液、細胞、毛髪、体液
等を採取し、これらの資料からDNAを抽出する。ま
た、所定の動植物のDNAの塩基配列を解読する場合も
同様に、解読を希望する動植物の細胞等からDNAを抽
出する。抽出方法は、特に限定されず、従来から公知の
方法のいずれかを適宜選択する。抽出されたDNA資料
からその塩基配列データの解読を行なう。塩基配列デー
タの解読方法も、限定されず、従来から公知の方法のい
ずれかを適宜選択する。
【0020】DNA情報管理装置200では、DNA情
報制御手段210がDNA情報の登録、及び登録DNA
情報の引出しの管理を行なう。登録ユーザ410から登
録の依頼があった場合には、DNA情報解読装置100
に登録ユーザ410の提出した資料のDNA塩基配列の
解読を依頼するとともにユーザID発行手段220に登
録ユーザ410のID発行を指示する。DNA情報解読
装置100より送られたDNA解読情報は、DNA情報
記憶装置300に記憶する。記憶するDNA解読情報
は、資料の塩基配列データの全情報であっても、資料の
DNAの塩基配列データのうち個体差の著しい多型性を
示す部位のみのデータをいくつかピックアップした情報
であってもよい。また、登録が終了し、登録ユーザ41
0よりDNA情報記憶装置300に記憶されたDNA情
報を引出す依頼があった場合には、ユーザ認証手段23
0に登録ユーザ410の認証を指示し、登録ユーザ41
0本人であることが確認できた場合には、DNA情報記
憶装置300より登録DNA情報を引出し、登録ユーザ
410または登録ユーザ410の指定する第3者機関4
20にDNA情報を提供する。また、第3者機関420
からDNA情報記憶装置300に記憶されたDNA情報
の引出し依頼があった場合には、登録ユーザ410に引
出し要求があったことを通知する。第3者機関420と
登録ユーザ410間で契約が成立し、登録ユーザ410
から登録DNA情報の引出し依頼が入力した以降の処理
は、登録ユーザ410が引出しの依頼を行なった場合と
同様である。ただし、DNA情報管理装置200からの
通知は、間違いなく登録ユーザ410本人に行なわれて
いることが確かであれば、登録ユーザ410の認証は省
くことができる。
【0021】ユーザID発行手段220は、DNA情報
制御手段210に従って、必要に応じて登録ユーザ41
0の識別情報としてIDを発行する。ユーザ認証手段2
30は、DNA情報制御手段210に従って、登録ユー
ザ410の提示したIDに基づいて登録ユーザ410の
認証を行ない、認証結果をDNA情報制御手段210へ
送る。また、識別情報IDを改めて発行せずに本人のD
NA鑑定で認証を行なってもよい。
【0022】DNA情報記憶装置300は、DNA情報
管理装置200により登録が行なわれたDNA情報を記
憶するデータベースである。DNA情報記憶装置300
は、Peta級(1×1015)のデータサーバであり、
例えば、式(1)で算出したヒトゲノムのデータサイズ
であれば、約2000人分のデータの保存が可能であ
る。さらに、上記説明のように、種目共通のDNA塩基
配列部分と個体差の著しい部分とを分離して、個体固有
の差分情報として管理すれば、データサイズを圧縮する
ことができ、より多くの個体のデータを記憶することが
できる。また、必要に応じて、さらに、所定の機能を有
する遺伝子を判別する判別情報データを記憶する。所定
の機能を有する遺伝子とは、例えば、ヒトゲノムの場
合、がん遺伝子とがん抑制遺伝子については、約70種
が特定の染色体の特定の場所に位置付けられている(マ
ッピング)。DNA情報制御手段210は、必要に応じ
て、この判別情報の引出し管理も行なう。データとして
扱うため、データ圧縮技術を用いてデータサイズを少な
くすることも可能である。
【0023】登録ユーザ410は、DNA情報管理装置
200にDNA情報の管理を委託するユーザである。第
3者機関420は、登録ユーザ410との契約に基づ
き、登録ユーザ410が登録を行なったDNA情報の提
供を受ける者である。例えば、登録ユーザ410が自身
のDNA情報を登録し、治療のため、第3者機関420
である医療機関にDNA情報を提供する場合がある。ま
た、第3者機関420は、登録ユーザ410の登録した
動植物のDNA情報を利用しようとしている者であり、
DNA情報の購入を希望する購入者の場合がある。
【0024】DNA情報解読装置100と、DNA情報
管理装置200とは、同一の事業者によって管理されて
いてもよいし、それぞれ別の事業者が管理することもで
きる。この場合、DNA情報解読装置100を管理する
DNA解読機関とDNA情報管理装置200を管理する
DNA管理事業者とは、秘密保持等の契約が成されてお
り、各装置間はセキュリティが確保されたネットワーク
で接続していることとする。
【0025】このような構成のDNA情報管理システム
の動作について説明する。DNA情報管理装置200
は、登録ユーザ410から所定のDNAの塩基配列デー
タに関するDNA情報の登録依頼を受け付けると、ユー
ザID発行手段220に指示を出し、登録ユーザ410
のIDを発行する。これとともに、DNA情報制御手段
210により、DNA情報解読装置100に対して登録
ユーザ410の提供する資料のDNA解読依頼を行な
う。資料のDNA塩基配列データは、DNA情報解読装
置100により解読され、DNA情報制御手段210へ
送られる。DNA情報制御手段210は、解読された情
報からDNA情報を生成し、DNA情報記憶装置300
に記憶する。これにより、DNA情報の登録は完了す
る。
【0026】続いて、DNA情報管理装置200は、登
録ユーザ410から登録DNA情報の引出し依頼を受け
付けると、登録ユーザ410の提示するIDをユーザ認
証手段230により認証する。認証の結果、登録ユーザ
410本人であることが確認できた場合、DNA情報制
御手段210は、DNA情報記憶装置300に記憶され
た登録DNA情報を引出し、登録ユーザ410、また
は、登録ユーザ410の指示する第3者機関420にD
NA情報を提供する。
【0027】また、ユーザ認証手段230は、管理して
いるDNA情報と例えば登録ユーザ410の血液のサン
プルからのDNA情報を抽出し、それと先のDNA情報
との照合を行なってもよい。
【0028】また、DNA情報管理装置200は、第3
者機関420からDNA情報の引出し要求を受け付ける
と、登録ユーザ410に引出し要求があったことを通知
する。第3者機関420と登録ユーザ410間で契約が
成立し、登録ユーザ410から登録DNA情報の引出し
依頼が行なわれる。必要に応じて、ユーザ認証手段23
0で認証を行なう等し、登録ユーザ410が引出しを認
めたことを確認すると、DNA情報記憶装置300に記
憶された登録DNA情報を引出し、第3者機関420に
DNA情報を提供する。
【0029】次に、本発明に係るDNA情報管理方法に
ついて説明する。まず、人のDNA情報の管理を行なう
実施例について説明する。図2は、本発明の一実施の形
態であるDNA情報管理システムにおける人のDNA情
報登録時の手順を示している。図1と同じものには同じ
番号を付し、説明は省略する。
【0030】DNA解読機関101は、上記説明のDN
A情報解読装置100を管理し、依頼のDNAの解読を
行なう機関である。DNA管理事業者(DNAバンク)
201は、上記説明のDNA情報管理装置200を管理
し、DNA情報の登録・管理・引出しサービスを提供す
る事業者である。データベース301は、上記説明のD
NA情報記憶装置300であり、登録されたDNA情報
を保存する。
【0031】最初に、登録ユーザ410からDNA情報
の登録依頼がDNA管理事業者201に対して行なわ
れる。DNA管理事業者201は、登録ユーザ410の
IDを発行し、ユーザ登録を行なう。ユーザ登録の手順
について説明する。図3は、本発明の一実施の形態であ
るDNA情報管理方法におけるユーザ登録手順のフロー
チャートである。ユーザ登録が開始(START)され
(S10)、DNA管理事業者201は、登録を行なう
ユーザに関するユーザ情報を入力する(S11)。ユー
ザ情報が全て入力されたかどうかをチェックし(S1
2)、未記入の個所があれば、S11に戻ってユーザ情
報を入力する。全ての記入が完了したら、登録内容の確
認を行なう(S13)。確認結果をチェックし(S1
4)、OKでなければ、S11に戻りユーザ情報入力か
らの処理を繰り返す。OKであれば、IDの発行を行な
い(S15)、処理を終了(END)する(S16)。
【0032】図2に戻って説明する。ユーザの登録が完
了すると、DNA管理事業者201は、DNA解読機関
101にDNA解読の予約を行なう。DNA解読機関
101は、予約を受け付けると、登録ユーザ410の
DNA採取を行なう。DNA採取は、上記説明のよ
うに、血液、細胞、毛髪、体液等を採取してDNAを抽
出して行なう。DNA解読機関101は、採取したDN
Aの解読を行ない、解読した個人DNA情報データをD
NA管理事業者201に送信する。DNA管理事業者
201は、送られてきた登録ユーザ401のDNA情報
データをデータベース301に保管し、登録ユーザ4
10に登録完了を通知する。
【0033】次に、登録した個人のDNA情報を引出す
手順について説明する。図4は、本発明の一実施の形態
であるDNA情報管理システムにおける人のDNA情報
引出し時の手順を示している。図1、図2と同じものに
は同じ番号を付し、説明は省略する。
【0034】自身のDNA情報を登録した登録ユーザ4
10が、医療機関421で診察を受け、事前に採取し
ておいたDNA情報が必要だと告知を受ける。この告知
により、登録ユーザ410は、以前にDNA情報を登録
したDNA管理事業者201に対して、DNA情報引出
しの依頼を行なう。DNA管理事業者201は、発行
したIDに基づいて認証を行ない、本人であるかどう
かの確認を行なう。本人であるという確認が得られた場
合、データベース301に記憶されているDNA情報を
引出し、医療機関421に送信する。医療機関42
1は、DNA情報を受信すると、登録ユーザ410及び
DNA管理事業者201双方に受信通知を送信する。
これにより、引出し処理が完了する。
【0035】DNA管理事業者201は、DNA情報の
登録保管及び引出しサービスの対価として、DNA情報
登録時には登録保管料を、DNA情報引出し時には引出
し料を、登録ユーザ410より受け取ることができる。
もちろん、登録保管料と引出し料を一括して受け取ると
することもできる。
【0036】このような手順のDNA情報管理方法につ
いて、タイムチャートで説明する。図5は、本発明の一
実施の形態であるDNA情報管理システムにおける人の
DNA情報管理手順のタイムチャートである。利用者、
すなわち登録ユーザは、サービス提供者、すなわちDN
A管理事業者に、個人のDNA情報の登録を依頼する。
依頼を受けたDNA管理事業者は、登録されたDNA情
報の保管サービスを行なう。そして、例えば、事故や病
気の治療等のため、登録された個人のDNA情報が必要
となった場合、登録ユーザは、DNA管理事業者に引出
し依頼を行ない、DNA情報を引出して活用する。ここ
では、個人のDNA情報を引出す機関は、DNA医療技
術が確立していることを前提としている。
【0037】このように、個人のDNA情報の管理をD
NA管理事業者に委託することにより、DNA情報を安
全に保管することができる。管理保管されたDNA情報
は必要に応じて引出すことができるため、予め登録して
おくことにより、遺伝性の疾患の治療が必要な場合等、
個人のDNA情報が治療に必要となった場合に、すぐに
対応することができる。
【0038】次に、動植物のDNA情報の管理を行なう
場合について説明する。登録・保管の処理は、DNAの
採取を登録する動植物で行なうこと以外は、人の場合と
同様であるので、説明を省略する。動植物のDNA情報
の場合、優性な遺伝子を保管・管理・活用することが主
目的である場合が多いので、登録したDNA情報の引出
しは、優性な遺伝子のDNA情報を第3者に売却する際
に行なわれることが多い。図6は、本発明の一実施の形
態であるDNA情報管理システムにおける動植物のDN
A情報引出し(売買)の手順を示している。図1、図2
と同じものには同じ番号を付し、説明は省略する。ここ
で、DNA所有者411は、ユーザ登録を行なって、任
意の種目の動植物のDNA情報を登録した登録ユーザで
ある。登録されたDNA情報は、データベース301に
記憶されている。また、購入者422は、DNA所有者
411の登録したDNA情報を所望する第3者である。
【0039】購入者422は、例えば、DNA管理事業
者201の発行する登録リスト等を参照して、所望の動
植物のDNA情報の取得を希望し、DNA情報の引出し
をDNA管理事業者201に依頼する。DNA管理事
業者201は、DNA情報の引出し要求があったことを
DNA所有者411に通知する。DNA所有者411
は、購入者422と契約を行ない、DNA情報の引出し
権利を売却する。DNA管理事業者201は、購入者
422またはDNA所有者411からの通知により、D
NA所有者411が購入者422のDNA情報引出しを
許可したことを確認すると、データベース301よりD
NA情報を引出し、購入者422に受け渡す。
【0040】DNA管理事業者201は、DNA情報の
登録保管、及び購入者の紹介サービスの対価として、D
NA情報登録時には登録保管料を、購入者紹介時には購
入者紹介料を、DNA所有者411より受け取ることが
できる。もちろん、登録保管料と購入者紹介料を一括し
て受け取るとすることもできる。また、購入者に対して
は、DNA所有者を紹介した対価としてDNA所有者紹
介料を受け取ることができる。また、DNA所有者は、
購入者からDNA情報引出しの対価として、売買成立手
数料及び売買代金を受け取ることができる。
【0041】なお、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、DNA情報管
理システムを構成する各装置が有すべき機能の処理内容
は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され
たプログラムに記述しておく。そして、このプログラム
をコンピュータで実行することにより、上記処理がコン
ピュータで実現される。コンピュータで読み取り可能な
記録媒体としては、磁気記録装置や半導体メモリ等があ
る。市場に流通させる場合には、CD−ROM(Compact
Disc Read Only Memory)やフロッピー(登録商標)デ
ィスク等の可搬型記録媒体にプログラムを格納して流通
させたり、ネットワークを介して接続されたコンピュー
タの記憶装置に格納しておき、ネットワークを通じて他
のコンピュータに転送することもできる。コンピュータ
で実行する際には、コンピュータ内のハードディスク装
置等にプログラムを格納しておき、メインメモリにロー
ドして実行する。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、DNA
管理装置は、任意のユーザから所定のDNA情報の登録
要求を受けると、このDNA情報を取得してDNA情報
記憶装置に記憶するとともに、ユーザの識別情報を発行
してDNA情報の登録を完了する。ユーザがDNA情報
を引出す場合には、発行された識別情報を提示し、認証
を受ける。本人であることが確認できた場合は、ユーザ
の登録したDNA情報をDNA情報記憶装置より引出
し、ユーザの指定する情報提供先に提供する。第3者が
DNA情報の引出しを行なう場合には、ユーザに引出し
要求を通知し、許可が得られれば、ユーザの登録したD
NA情報をDNA情報記憶装置より引出し、引出し要求
先に提供する。
【0043】このように、ユーザは、DNA情報管理装
置にDNA情報管理を依頼すれば、DNA情報管理装置
によりDNA情報を安全に保管することができ、DNA
情報が必要な時にはいつでも取り出すサービスを受ける
ことができる。必要により認証を行ない、本人の依頼と
確認された場合のみDNA情報を引出すことができるの
で、誤って他の者にDNA情報が漏れることがない。
【0044】また、本発明のDNA情報管理方法では、
任意のユーザから所定のDNA情報の登録要求がある
と、要求のDNA情報を記憶するとともに、ユーザの識
別情報を発行し、登録を完了する。ユーザが登録したD
NA情報の引出しを要求する場合には、識別情報に基づ
いてユーザの認証を行ない、本人であることが確認でき
た時、登録DNA情報を引出し、これを提供する。
【0045】このように、ユーザの保有するDNA情報
を登録して管理し、ユーザからの要求時には、本人認証
を行なった後に登録DNA情報を引出すため、安全にD
NA情報を管理することがきる。また、ユーザは、DN
A情報の管理を委託することができるため、管理に要す
る煩わしさから開放される。
【0046】また、登録を行なったユーザ以外の第3者
から登録DNA情報の引出し要求があった場合には、登
録を行なったユーザに引出し要求があったことを通知
し、引出しの許可を待つ。ユーザが許可を与えた場合に
は、登録DNA情報を引出し、引出しを要求した第3者
にDNA情報を提供する。
【0047】このように、第3者からの引出し要求があ
った場合には、登録を行なったユーザに通知し、許可を
得てから要求した第3者にDNA情報を提供するため、
登録者の承認なしにDNA情報が外部に漏れることがな
い。また、ユーザは、DNA情報を登録しておくことに
より、DNA情報を安全に管理できるばかりでなく、第
3者にDNA情報を売却することができる。第3者側か
らみると、優性な遺伝子情報を安全に購入できるという
メリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるDNA情報管理シ
ステムの構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態であるDNA情報管理シ
ステムにおける人のDNA情報登録時の手順を示してい
る。
【図3】本発明の一実施の形態であるDNA情報管理方
法におけるユーザ登録手順のフローチャートである。
【図4】本発明の一実施の形態であるDNA情報管理シ
ステムにおける人のDNA情報引出し時の手順を示して
いる。
【図5】本発明の一実施の形態であるDNA情報管理シ
ステムにおける人のDNA情報管理手順のタイムチャー
トである。
【図6】本発明の一実施の形態であるDNA情報管理シ
ステムにおける動植物のDNA情報引出し(売買)の手
順を示している。
【図7】DNAと遺伝子、染色体の関係図である。
【符号の説明】
100…DNA情報解読装置、200…DNA情報管理
装置、210…DNA情報制御手段、220…ユーザI
D発行手段、230…ユーザ認証手段、300…DNA
情報記憶装置、410…登録ユーザ、420…第3者機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B024 AA20 CA01 5B017 AA08 BA06 CA16 5B049 AA05 DD05 EE05 EE23 FF09 GG04 GG07 5B075 KK07 ND04 ND20 UU19 UU26

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のDNA情報を管理するDNA情報
    管理システムにおいて、 任意のユーザの保有する所定のDNAの塩基配列データ
    に関するDNA情報を記憶するDNA情報記憶装置と、 前記任意のユーザが本人であることを識別可能な識別情
    報を前記ユーザに発行するユーザ識別情報発行手段と、
    必要に応じて前記識別情報に基づいて前記ユーザが本人
    であることを認証するユーザ認証手段と、前記任意のユ
    ーザから前記所定のDNA情報の管理依頼に応じて前記
    所定のDNA情報を取得して前記DNA情報記憶装置に
    記憶し必要に応じて前記ユーザ識別情報発行手段を制御
    して前記ユーザの識別情報を発行するとともに、必要に
    応じて前記ユーザ認証手段を用いて本人確認を行ない本
    人と確認されたユーザについて管理するDNA情報を前
    記DNA情報記憶装置より読み出し前記ユーザの指定す
    る情報提供先に提供するDNA情報制御手段と、を備え
    たDNA情報管理装置と、 を有することを特徴とするDNA情報管理システム。
  2. 【請求項2】 前記DNA情報管理システムは、さら
    に、前記ユーザの提供する資料のDNAの塩基配列デー
    タを解読し、前記解読したDNAの塩基配列データを前
    記DNA情報管理装置に送るDNA情報解読装置を有す
    ることを特徴とする請求項1記載のDNA情報管理シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記DNA情報管理装置のDNA情報制
    御手段は、前記資料のDNAの塩基配列データを全て前
    記DNA情報記憶装置に記憶することを特徴とする請求
    項2記載のDNA情報管理システム。
  4. 【請求項4】 前記DNA情報管理装置のDNA情報制
    御手段は、前記資料のDNAの塩基配列データのうち個
    体差の著しい多型性を示す部位を前記DNA情報記憶装
    置に記憶することを特徴とする請求項2記載のDNA情
    報管理システム。
  5. 【請求項5】 前記DNA情報記憶装置は、さらに、前
    記DNAにより構成される所定の機能を有する遺伝子を
    判別する判別情報データを記憶し、 前記DNA情報管理装置のDNA情報制御手段は、必要
    に応じて前記判別情報データを前記ユーザの指定する情
    報提供先に提供することを特徴とする請求項1記載のD
    NA情報管理システム。
  6. 【請求項6】 前記DNA情報管理システムは、前記任
    意のユーザ自身についてのDNA情報を管理することを
    特徴とする請求項1記載のDNA情報管理システム。
  7. 【請求項7】 前記DNA情報管理システムは、前記任
    意のユーザの保有する任意の動植物についてのDNA情
    報を管理することを特徴とする請求項1記載のDNA情
    報管理システム。
  8. 【請求項8】 所定のDNA情報を管理するDNA情報
    管理方法において、 任意のユーザによる前記所定のDNAの塩基配列データ
    に関するDNA情報の登録要求に応じて前記所定のDN
    A情報を取得してDNA情報記憶装置に記憶するととも
    に、必要に応じて前記任意のユーザが本人であることを
    識別可能な識別情報を前記ユーザに発行し、 前記所定のDNA情報を登録した任意のユーザの登録D
    NA情報引出し要求に応じて前記識別情報あるいはユー
    ザ本人のDNA情報に基づいて前記ユーザが本人である
    か否かの認証を行ない、 前記認証の結果により本人であることが確認できた場合
    には、前記DNA情報記憶装置に記憶した前記登録DN
    A情報を引出し、 前記ユーザの指定するDNA情報提供先に前記引出した
    登録DNA情報を提供する手順を有することを特徴とす
    るDNA情報管理方法。
  9. 【請求項9】 前記任意のユーザによる所定のDNA情
    報の登録要求に応じて前記所定のDNA情報を取得して
    DNA情報記憶装置に記憶する手順は、さらに、 前記任意のユーザよりDNA情報を解読する資料の提出
    を受け、 前記資料のDNAの塩基配列データを解読し、 前記解読した塩基配列データより生成されるDNA情報
    をDNA情報記憶装置に記憶することを特徴とする請求
    項8記載のDNA情報管理方法。
  10. 【請求項10】 所定のDNA情報を管理するDNA情
    報管理方法において、 任意のユーザによる前記所定のDNAの塩基配列データ
    に関するDNA情報の登録要求に応じて前記所定のDN
    A情報を取得してDNA情報記憶装置に記憶し、 前記DNA情報の登録を行なったユーザ以外の第3者よ
    り前記登録された所定のDNA情報の引出し要求があっ
    た場合は、前記登録を行なったユーザに引出し要求の通
    知を行ない、 前記登録を行なったユーザが許可を与えた場合には、前
    記DNA情報記憶装置に記憶した前記登録DNA情報を
    引出し、 前記DNA情報引出しを要求した第3者に対して前記登
    録DNA情報を提供する手順を有することを特徴とする
    DNA情報管理方法。
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