JP2002023226A - カメラの表示装置 - Google Patents

カメラの表示装置

Info

Publication number
JP2002023226A
JP2002023226A JP2000210196A JP2000210196A JP2002023226A JP 2002023226 A JP2002023226 A JP 2002023226A JP 2000210196 A JP2000210196 A JP 2000210196A JP 2000210196 A JP2000210196 A JP 2000210196A JP 2002023226 A JP2002023226 A JP 2002023226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
image
crystal display
display member
mirror
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000210196A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Terada
洋志 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2000210196A priority Critical patent/JP2002023226A/ja
Publication of JP2002023226A publication Critical patent/JP2002023226A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラを大型化することなく、撮影状態をカ
ラーで見易く確認することができるカメラの表示装置を
提供する。 【解決手段】 撮影光学系3と、クイックリターンミラ
ー4と、上記撮影光学系3の被写体像が結像して露光さ
れるフィルム9と、第2の撮影光学系11により結像さ
れる被写体像を上記フィルム9への露光に同期して取り
込む撮像素子12と、上記フィルム9と光学的に等価な
面に配設され非駆動時に乳白色を呈する高分子分散型の
液晶アレイとカラーフィルタアレイとでなる焦点スクリ
ーン板を兼ねたカラーのLCD5と、上記クイックリタ
ーンミラー4のミラー面の裏側に配設され上記撮像素子
12により取り込まれた画像を表示する際に上記LCD
5を背面から照明するためのELシートと、を備えたカ
メラ1の表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラの表示装
置、より詳しくは、液晶表示部材上の像を接眼光学系に
より目視可能なカメラの表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被写体像を銀塩フィルム上に露光するカ
メラは、従来より種々のものが製品化されているが、そ
の内の一眼レフレックスカメラは、例えば図18に示す
ように構成されている。
【0003】図18は従来のカメラの内部構成を側方か
ら示す図である。
【0004】すなわち、このカメラ91は、カメラ外装
92の内部に、絞りを内蔵する撮影光学系93と、この
撮影光学系93から入射された被写体光束を観察時には
光路中に進入して上方に反射し撮影時には光路中から退
避して通過させるクイックリターンミラー94と、この
クイックリターンミラー94の光路後方に配設されてい
て撮影時に被写体光の通過時間を制御するフォーカルプ
レーンシャッター98と、このフォーカルプレーンシャ
ッター98の後方に引き出されており結像された被写体
像により露光されるフィルム99と、上記クイックリタ
ーンミラー94の上方の上記フィルム99と光学的に等
価な位置に配設されている焦点スクリーン板95と、こ
の焦点スクリーン板95の像を正立正像に変換するダハ
プリズム96と、このダハプリズム96から出射される
像を拡大して観察可能とする接眼光学系97と、を有し
て構成されている。
【0005】このような銀塩カメラは、フィルムを現像
するまでは露光された画像の様子を確認することができ
ない。そこで、別途に撮像素子を設けて、フィルムへの
露光と同時に撮像素子により画像の取り込みを行い、さ
らに別途に設けたLCD等の画像表示装置によりフィル
ム上に露光された画像とほぼ同等の画像を確認すること
ができるようにしたものが提案されている。
【0006】例えば、画像を確認するための上記画像表
示装置としては、電子カメラにおいて採用例があるもの
と同様に、カメラの背面側に比較的大型のLCDを配置
して、このLCDにより画像を確認する技術がある。
【0007】さらに別の技術が、例えば特開平5−13
4294号公報に記載されており、上記図18に示した
ようなカメラの焦点スクリーン板の近傍にLCD等を配
置して、接眼光学系を介してLCD上に表示される画像
を確認することができるようにしたものとなっていて、
該接眼光学系により焦点スクリーン板上に結像される光
学的な像とLCD上に表示される電子画像とを選択的に
切り換えて観察することが可能であり、暗い場合などに
はLCDの画像により視野を確認することが可能となっ
ている。
【0008】このような構成によれば、撮影時に利用す
るファインダをそのまま用いて画像を確認することがで
きるために、カメラの背面側等にモニタを設ける場合の
ようなわずらわしさが解消されるという利点もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平5−134294号公報に記載されたようなもので
は、焦点スクリーン板以外に、さらに追加して画像表示
専用のLCDや該LCDを照明するための光源が配設さ
れるために、追加した部材の配置スペースが必要となっ
て、カメラが大型化してしまうことになる。また、LC
Dによりカラー画像を表示することについては、特に考
慮されていなかった。
【0010】一方、配置スペースを小さくするために、
より小型のLCDを用いる場合には、画像を見易く表示
するのが困難となってしまう。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、カメラを大型化することなく、撮影状態を見易く
確認することができるカメラの表示装置を提供すること
を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明によるカメラの表示装置は、被写体を
電子的に撮像する撮像手段と、撮影光学系とこの撮影光
学系を通過した被写体光を反射する反射ミラーとを含む
一眼レフレックス光学系の結像面に配置されたカラーフ
ィルタアレイ付きの液晶表示部材と、上記液晶表示部材
の駆動状態を切り換える回路を有し第1の駆動状態にお
いては上記液晶表示部材を光半透過な焦点スクリーン板
として作用させて上記反射ミラーで反射された被写体光
による像を光学的に上記液晶表示部材面上に結像可能と
し第2の駆動状態においては上記撮像手段により撮像さ
れた像を上記液晶表示部材に表示させる液晶駆動手段
と、上記液晶表示部材上の像を目視可能にする接眼光学
系と、を備え、上記カラーフィルタアレイは複数色のカ
ラーフィルタを配列して構成されていて、カラーフィル
タを配列するピッチは、上記液晶表示部材が上記第1の
駆動状態にあるときに、該液晶表示部材上に結像される
被写体像を確認可能とする程度の微細なピッチである。
【0013】また、第2の発明によるカメラの表示装置
は、上記第1の発明によるカメラの表示装置において、
上記液晶表示部材が、上記第1の駆動状態において乳白
色を呈する高分子分散型液晶である。
【0014】さらに、第3の発明によるカメラの表示装
置は、撮影光学系の光路中に進入した進入位置と該光路
中から退避した退避位置とに移動可能に設けられた可動
反射ミラーと、撮影光学系を通過した被写体光を反射す
るように上記進入位置にある上記可動反射ミラーを含む
ファインダ光学系の結像面に配置されたカラーフィルタ
アレイ付きの液晶表示部材と、被写体を電子的に撮像す
る撮像手段と、上記撮像手段により撮像された被写体像
を記憶する記憶手段と、上記液晶表示部材の駆動状態を
切り換える回路を有し第1の駆動状態においては上記液
晶表示部材を光半透過な焦点スクリーン板として作用さ
せ第2の駆動状態においては上記撮像手段により撮像さ
れた像を上記液晶表示部材に表示させる液晶駆動手段
と、操作されることによって上記液晶駆動手段により上
記液晶表示部材を上記第2の駆動状態にするとともに上
記記憶手段に記憶された撮影像を読み出して確認可能に
表示させるための画像確認操作部材と、上記画像確認操
作部材の操作に応じて上記可動反射ミラーを上記液晶表
示部材に略平行に隣接させた上記退避位置にするミラー
駆動手段と、上記画像確認操作部材の操作によって上記
液晶駆動手段により上記液晶表示部材が上記第2の駆動
状態にされているときに上記液晶表示部材に向けて照明
光を発する照明手段と、を備え、上記カラーフィルタア
レイは複数色のカラーフィルタを配列して構成されてい
て、カラーフィルタを配列するピッチは、上記液晶表示
部材が上記第1の駆動状態にあるときに、該液晶表示部
材上に結像される被写体像を確認可能とする程度の微細
なピッチである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図15は本発明の第1の
実施形態を示したものであり、図1はカメラの内部構成
を側方から示す図である。
【0016】このカメラ1は、図1に示すように、撮影
光学系が一体に設けられた一眼レフレックスカメラとし
て構成されている。
【0017】すなわち、このカメラ1は、カメラ外装2
の内部に、ズーム光学系として構成され絞りを内蔵する
撮影光学系3と、この撮影光学系3から入射された被写
体光束を観察時には光路中に進入して上方に反射し撮影
時には光路中から退避して通過させる可動反射ミラーで
あるクイックリターンミラー4と、このクイックリター
ンミラー4の光路後方に配設されていて撮影時に被写体
光の通過時間を制御するフォーカルプレーンシャッター
8と、このフォーカルプレーンシャッター8の後方に引
き出されており結像された被写体像により露光される銀
塩フィルムでなる撮影記録媒体たるフィルム9と、上記
クイックリターンミラー4の上方に上記フィルム9と光
学的に等価な位置に配設されている焦点スクリーン板の
機能と画像表示装置の機能とを兼ねたカラーフィルタア
レイ付きの液晶表示部材たるLCD5と、このLCD5
の像を正立正像に変換する正立正像光学系であるダハプ
リズム6と、このダハプリズム6から出射される像を拡
大して観察可能とする接眼光学系7と、上記撮影光学系
3とは別体で構成されている第2の撮影光学系11と、
この第2の撮影光学系11の結像面に配設されている撮
像手段たる撮像素子12と、を有して構成されている。
【0018】なお、本実施形態のダハプリズム6の代わ
りに、各反射面をミラーで構成したダハミラーとするこ
とも、周知のように容易に可能である。
【0019】図2はカメラの外観を示す(A)正面図、
(B)右側面図、(C)背面図、(D)平面図である。
【0020】カメラ1は、カメラ外装2の上面に、電源
をオン/オフするための電源ボタン15と、撮影を行う
ための2段スイッチでなるレリーズボタン16と、上記
フィルム9への画像の記録とともに上記撮像素子12に
記録された電子画像を上記LCD5に表示させて確認す
るための画像確認操作部材たる画像確認ボタン18と、
このカメラ1に係る各種の情報を表示するための外部表
示装置19とが配設され、さらにカメラ外装2の背面
に、上記接眼光学系7からの像を観察するための接眼窓
7aが上部に、上記撮影光学系3のズームアップ動作ま
たはズームダウン動作を行わせるためのズームレバー1
7が右上部に、配設されている。
【0021】次に、図3は、カメラの主として電気的な
構成を示すブロック図である。
【0022】このカメラ1は、カラー表示可能な上記L
CD5と、このLCD5を駆動するための液晶駆動手段
たるLCD駆動回路22と、上記LCD5を照明するた
めの照明手段たるELシート14と、このELシート1
4を駆動するためのEL駆動回路34と、上記撮像素子
12と、この撮像素子12を駆動するとともに撮像され
た画像の画像処理を行う画像処理回路23と、上記撮像
素子12により撮像され画像処理回路23により処理さ
れた画像を記録する記憶手段たる画像記録部24と、上
記クイックリターンミラー4を駆動するためのミラー駆
動手段たるミラー駆動モータ25と、該クイックリター
ンミラー4が撮影光路上から退避したミラーアップ状態
(退避位置)にあるのを検出するためのミラーアップ検
出スイッチ26と、同クイックリターンミラー4が撮影
光路上に進入したミラーダウン状態(進入位置)にある
のを検出するためのミラーダウン検出スイッチ27と、
上記画像確認ボタン18の押圧操作に同期してオン/オ
フする画像確認スイッチ18aと、上記電源ボタン15
の操作に同期してオン/オフする電源スイッチ15a
と、上記撮影光学系3に内蔵された絞りを駆動するため
の絞り駆動モータ28と、この絞り駆動モータ28の動
作状態を検出することにより絞り量を検出する絞り検出
部29と、先幕と後幕を有してなりばね等でチャージさ
れたこれら先幕と後幕を電磁的に制御しながら走行させ
る上記フォーカルプレーンシャッタ8と、上記フィルム
9のローディングや1コマ送り、巻き戻し等を行うため
のフィルム給送モータ30と、上記フィルム9のパーフ
ォレーションを検出することによりフィルム給送量を検
出するフィルム検出部31と、上記撮影光学系3をズー
ム駆動させるためのズーム駆動モータ32と、このズー
ム駆動モータ32の駆動状態等を検出することによりズ
ーム位置を検出するズーム検出部33と、上記ズームレ
バー17により択一的にオン/オフされるズームアップ
スイッチとズームダウンスイッチを含んでなるズーム操
作部17aと、上記レリーズボタン16の1段押しに同
期してオン/オフするファーストレリーズスイッチ(1
stレリーズスイッチ)と該レリーズボタン16の2段
押しに同期してオン/オフするセカンドレリーズスイッ
チ(2ndレリーズスイッチ)とを含むレリーズスイッ
チ16aと、上記各回路を含むこのカメラ1を統括的に
制御する制御手段たるCPU21と、を有して構成され
ている。
【0023】図4は、撮影光学系からの光束により被写
体を観察する際のファインダ光学系の様子を示す側面
図、図8は(A)非駆動時,(B)画像表示時,(C)
部分拡大した被駆動時、のLCDの様子をそれぞれ示す
図、図9は白色光を照射したときのLCDの通過光束の
様子を示す斜視図、図10は撮影光学系からの光束によ
り被写体を観察する際のLCDの通過光束の様子を示す
斜視図である。
【0024】撮影光学系3から入射された被写体像をフ
ァインダ光学系を介して観察するときには、上記LCD
5は全面がほぼ均一な乳白色となるように駆動される。
このLCD5は、より詳しくは、図9に示すように、高
分子分散型液晶でなる液晶アレイ51に、RGBのカラ
ーフィルタアレイ52(図8(C)も参照)を重畳して
構成されている。
【0025】上記液晶アレイ51は、電圧を印加しない
非駆動時に全面が均一な乳白色を呈するものであり、さ
らにこの乳白色光がカラーフィルタアレイ52を通過し
ても、全体としてみると図8(A)に示すように、均一
な乳白色のLCD表示46となるものである。
【0026】つまり、カラーフィルタアレイ52に配列
されているカラーフィルタ同士のピッチは、液晶アレイ
51上に結像される被写体像を確認可能とする程度の微
細なピッチとして構成されており、例えば図9に示すよ
うに白色光が投射されたときには、カラーフィルタ各色
毎に観察されるのではなく、全体として白色に観察され
るようになっている。
【0027】被写体像を観察する際は、図4に示すよう
に、クイックリターンミラー4は下方斜め略45°に傾
斜した状態で撮影光学系3からの光束中に進入する位置
にあり、このクイックリターンミラー4により上方に反
射された光束は、全面乳白色の状態にあるLCD5の液
晶アレイ51上に結像する。
【0028】この液晶アレイ51上の像は、図10に示
すように、カラーフィルタアレイ52により各カラーフ
ィルタ毎に量子化されるが、そのピッチが微細であるた
めに、上述したように、被写体像として観察され得るフ
ァインダ像光束として射出される。
【0029】このLCD5から射出されるファインダ像
光束は、上記ダハプリズム6により正立正像に反転され
た後に、接眼光学系7を介して拡大して観察される。
【0030】なお、LCD5としては、上述では高分子
分散型液晶を例に挙げたが、これに限らず、高分子分散
型液晶の特性とTN型液晶の特性とを合わせもつタイプ
の液晶であっても良いし、さらには、全面乳白色の状態
をとる焦点スクリーン板としての機能と、電子的に画像
を表示する画像表示装置としての機能と、を兼ね備える
ことができるものであれば広く適用することができる。
【0031】図5は、LCDの表示画像を観察する際の
ファインダ光学系の様子を示す側面図、図11はLCD
の表示画像を観察する際のLCDの通過光束の様子を示
す斜視図である。
【0032】上述したように、2ndレリーズスイッチ
がオンされてフィルム9への露光が行われると、これと
同時に撮像素子12により被写体像の撮像が行われて上
記画像記録部24に記録されるようになっている。
【0033】こうして撮影を行った後に、撮影者が画像
を観察したいときには、上記画像確認ボタン18を押圧
操作すると、これにより画像確認スイッチ18aがオン
して、上記ミラー駆動モータ25によりクイックリター
ンミラー4を図5に示すような退避位置までアップさせ
る。
【0034】そして、CPU21は、上記画像記録部2
4に記録されている画像データを上記LCD駆動回路2
2によりLCD5に表示させるとともに、上記EL駆動
回路34によりELシート14を点灯させる。
【0035】このELシート14は、後述するように、
上記クイックリターンミラー4の半透過ミラー面の裏側
に貼設されていて、その照明光が該ミラー面を透過して
LCD5を照明し、バックライトとして機能するように
なっている。
【0036】また、上記LCD駆動回路22は、より詳
しくは、上記液晶アレイ51の各画素を、画像中の画素
位置に応じて、かつ該画素に対応するフィルタ色に応じ
て、光透過率を変化させるように制御する。
【0037】これにより、カラーフィルタアレイ52に
は、図11に示すように、上記ELシート14からの照
明光(バックライト光)が、画像中の画素位置における
色や輝度に応じた光量となるように上記液晶アレイ51
により制御されて到達し、全体としてLCD画像が表示
される。
【0038】こうして照明されたLCD5の画像が、上
記ダハプリズム6および接眼光学系7を介して図8
(B)に示すようなLCD表示46として観察される。
【0039】図6は、(A)ミラーダウン状態、(B)
ミラーアップ状態、にそれぞれあるときのクイックリタ
ーンミラーの様子を示す側断面図、図7は、クイックリ
ターンミラーがミラーアップ状態にあるときにLCD5
に照明光を照射する様子を示す図である。
【0040】このクイックリターンミラー4は、より詳
しくは、回転軸4a周りに回動可能に構成されていて、
メインミラー枠42にハーフミラーでなるメインミラー
41が取り付けられている。
【0041】上記メインミラー枠42は、ほぼ中央部に
サブミラー窓42aが設けられており、上記クイックリ
ターンミラー4に入射した光束はこのサブミラー窓42
aを介して通過することができるようになっている。
【0042】上記サブミラー窓42aの背面側には、サ
ブミラー枠44に取り付けられたサブミラー43が、上
記メインミラー41に対して回動可能となるように配設
されている。
【0043】さらに、上記サブミラー窓42aの部分を
除いた上記メインミラー41の裏面側となるメインミラ
ー枠42上、および上記サブミラー43の裏面側となる
サブミラー枠44上には、上記ELシート14が貼設さ
れている。
【0044】このサブミラー43は、上記図4に対応す
るミラーダウン状態にあるときは、図6(A)に示すよ
うに、上記メインミラー41およびサブミラー窓42a
を通過して来た光束をAF光学系等に向けて反射するよ
うに傾斜した姿勢をとり、一方、上記図5に対応するミ
ラーアップ状態にあるときには、図6(B)に示すよう
に、光路から退避して上記メインミラー41とほぼ平行
となる姿勢をとる。
【0045】このミラーアップ状態のときには、メイン
ミラー41およびサブミラー43はその反射面が上記L
CD5とほぼ平行となり、かつ該サブミラー43はサブ
ミラー窓42aを全て覆っている。
【0046】こうして、上記図7に示すように、ELシ
ート14が発光すると、その照明光が、もれなく上記L
CD5に向けて照射され、ほぼ均一な照明を行うことが
できるようになっている。
【0047】図12はこのようなカメラのメインルーチ
ンの動作を示すフローチャートである。
【0048】電池が装填されるか、または電源ボタン1
5が操作されて電源スイッチ15aがオンすると、この
処理が開始されて、まず、各デバイスを初期化したり所
定のデータをセットしたりしてカメラ1の初期化を行う
(ステップS1)。
【0049】初期化が終了したら、ズーム操作部17a
のズームアップスイッチがオンであるか否かを判断し
(ステップS2)、オンである場合には、撮影光学系3
のズームアップ動作を行う(ステップS3)。
【0050】上記ステップS2において、ズームアップ
スイッチがオフである場合には、次に、ズーム操作部1
7aのズームダウンスイッチがオンであるか否かを判断
し(ステップS4)、オンである場合には、撮影光学系
3のズームダウン動作を行う(ステップS5)。
【0051】上記ステップS4において、ズームダウン
スイッチがオフである場合には、上記レリーズスイッチ
16aの1stレリーズスイッチがオンであるか否かを
判断し(ステップS6)、オンである場合には、測光回
路により被写体の輝度を測定して測光演算を行うなどの
AE処理を行い(ステップS7)、測距回路により被写
体までの距離を測定してレンズ駆動量などを演算するA
F処理を行う(ステップS8)。
【0052】その後、上記レリーズスイッチ16aの2
ndレリーズスイッチがオンであるか否かを判断して
(ステップS9)、オフである場合には上記ステップS
6へ戻って1stレリーズスイッチの状態を確認し、オ
ンである場合には、後述するようなミラーアップ動作と
絞り駆動を行い(ステップS10)、さらに後述するよ
うな露出を行って、フィルム9に露光するとともに、上
記撮像素子12により電子的な撮像を行う(ステップS
11)。
【0053】露出が終了したら、ミラーダウン動作と絞
り開放を行い(ステップS12)、フィルム検出部31
によりフィルムのパーフォレーション等を検出しながら
フィルム給送モータ30を駆動して、フィルム9を1コ
マ分巻き上げる(ステップS13)。
【0054】さらに、上記撮像素子12により撮像され
た画像を画像処理回路23により処理した後に、上記画
像記録部24に記録して(ステップS14)、上記ステ
ップS6に戻る。
【0055】また、上記ステップS6において、1st
レリーズスイッチがオフである場合には、次に、上記画
像確認スイッチ18aがオンであるか否かを判断し(ス
テップS15)、オンである場合には、後述するような
画像表示の処理を行って(ステップS16)、上記ステ
ップS15に戻る。
【0056】一方、上記ステップS15において、画像
確認スイッチ18aがオフである場合には、電源スイッ
チ15aがオンであるか否かを判断し(ステップS1
7)、オンである場合には上記ステップS2に戻って上
述したような処理を行い、一方、オフになっている場合
には、必要な終了処理等を行ってから各回路への電源供
給を遮断し、CPU21自体も電源スイッチ15aから
の割り込みのみを受け付けるスリープ状態に移行して、
この一連の処理を終了する。
【0057】次に、図13は、上記図12のステップS
10におけるミラーアップ絞り駆動処理の詳細を示すフ
ローチャートである。
【0058】この処理が開始されると、まず、上記ステ
ップS7のAE処理により決定された絞り値に基づき、
上記絞り駆動モータ28の目標パルスを設定する(ステ
ップS21)。
【0059】そして、上記ミラー駆動モータ25により
クイックリターンミラー4を撮影光束の光路上から退避
するミラーアップ方向へ駆動開始するとともに(ステッ
プS22)、上記絞り駆動モータ28により撮影光学系
3に含まれる絞りの駆動を開始する(ステップS2
3)。
【0060】次に、上記クイックリターンミラー4がミ
ラーアップ状態になったか否かを、ミラーアップ検出ス
イッチ26がオンになったか否かにより判断して(ステ
ップS24)、オンになった場合にはミラー駆動モータ
25を停止させてから(ステップS25)、オフである
場合にはそのまま、次のステップに進む。
【0061】さらに、絞り駆動モータ28の駆動パルス
が、上記ステップS21で設定した目標パルスに達した
か否かを判断し(ステップS26)、達していない場合
には上記ステップS24へ戻って上述したような動作を
継続して行い、一方、達している場合には、絞り駆動モ
ータ28を停止させる(ステップS27)。
【0062】そして、上記ミラーアップ検出スイッチ2
6がオンになったか否かを再び判断して(ステップS2
4)、オンでない場合にはオンになるのを待ってから、
ミラー駆動モータ25を停止させる(ステップS2
9)。なお、上記ステップS25でミラー駆動モータ2
5が既に停止されている場合には、ここでは何も行わな
いことになる。
【0063】こうしてこの処理を終了して、上記図12
に示したメインルーチンに戻る。
【0064】なお、上記図12のステップS12におけ
るミラーダウン絞り開放処理も、上記ミラーダウン検出
スイッチ27のオンを検出しながら、この図13に示し
たようなミラーアップ絞り駆動処理とほぼ同様に実行さ
れる。
【0065】続いて、図14は、上記図12のステップ
S11における露出処理の詳細を示すフローチャートで
ある。
【0066】この処理が開始されると、上記フォーカル
プレーンシャッタ8を制御して、ばねチャージされた状
態の先幕を保持しているマグネットをオフする(ステッ
プS31)。これにより、先幕の走行が開始される。こ
れと同時に、タイマのカウントを開始して(ステップS
32)、上記AE処理により決定されたシャッタ秒時を
計測する。
【0067】そして、上記画像処理回路23を介して撮
像素子12を駆動し、上記第2の撮影光学系11により
結像される被写体像を撮像して取り込む(ステップS3
3)。
【0068】その間に、上記ステップS32でカウント
開始したタイマが所定値に達したか否かを判断し(ステ
ップS34)、所定値に達したと判断されたところで、
ばねチャージされた状態の後幕を保持しているマグネッ
トをオフして、後幕の走行を開始する(ステップS3
5)。
【0069】こうして後幕走行が終了したところで、上
記図12に示したメインルーチンに復帰する。
【0070】次に、図15は、上記図12のステップS
16における画像表示処理の詳細を示すフローチャート
である。
【0071】この処理が開始されると、上記ミラー駆動
モータ25によりクイックリターンミラー4を撮影光束
の光路上から退避するミラーアップ方向へ駆動開始する
(ステップS41)。
【0072】そして、クイックリターンミラー4がミラ
ーアップ状態になったか否かを、ミラーアップ検出スイ
ッチ26がオンになったか否かにより判断し(ステップ
S42)、オンになるまで待機して、オンになったこと
が検出されたところで、ミラー駆動モータ25を停止さ
せる(ステップS43)。
【0073】次に、露出時に上記画像記録部24に記録
された画像データを読み出してLCD駆動回路22に送
出し、該LCD駆動回路22を介してLCD5を駆動し
て該画像を表示させ(ステップS44)、それとともに
上記EL駆動回路34を介してELシート14を点灯し
て照明光を発光させる(ステップS45)。これによ
り、フィルム9に露光された画像とほぼ同等の画像の様
子を、接眼窓7aを介してLCD5の表示により確認す
ることができる。
【0074】一方、LCD5への表示とともに、タイマ
カウントを開始して(ステップS46)、上記画像確認
スイッチ18aがオフになるのを待機する(ステップS
47)。
【0075】画像確認スイッチ18aがオンのままであ
る場合には、上記ステップS46でカウント開始したタ
イマが所定のリミット値に達したか否かを判断して(ス
テップS48)、達していない場合には上記ステップS
47へ行き、再び画像確認スイッチ18aのチェックを
行う。
【0076】上記ステップS47で画像確認スイッチ1
8aがオフになったことが確認されるか、または上記ス
テップS48においてタイマが所定のリミット値に達し
たと判断された場合には、上記EL駆動回路34により
ELシート14を消灯するとともに(ステップS4
9)、LCD5の駆動を停止する(ステップS50)。
【0077】そして、上記ミラー駆動モータ25により
クイックリターンミラー4を撮影光束内に進入させるミ
ラーダウン方向へ駆動開始し(ステップS51)、上記
ミラーダウン検出スイッチ27がオンになるのを待機し
て(ステップS52)、オンになったところで該ミラー
駆動モータ25を停止させて(ステップS53)、上記
図12に示したメインルーチンに復帰する。
【0078】なお、上述では反射ミラーの裏面側に設け
る照明手段としてELシート14を例に挙げたが、これ
に限らず、面発光を行う照明手段であれば広く適用する
ことができる。例えば、ELシート14に代えて、白色
LEDおよび導光板を組み合わせてなる照明手段を用い
て、バックライトとしての照明を行わせるようにしても
良い。
【0079】さらに、上述では透過型のカラーLCDを
背面側から照明する構成について述べているが、該LC
Dよりもファインダ光路上後方の、例えばダハプリズム
6と接眼光学系7との間にLED等の照明手段を配設し
て、その照明光を、該ダハプリズム6を介してLCDを
通過させた後に、退避位置にあるクイックリターンミラ
ー4により反射させて、該LCDを照明するようにして
もよい。つまり、反射型のカラーLCDとして構成して
も、本発明は適用されるものである。
【0080】このような第1の実施形態によれば、クイ
ックリターンミラーにより反射されるファインダ光路上
のフィルム面と等価な位置に乳白色の状態を取り得るカ
ラー表示可能なLCDを配置したことにより、別途にス
クリーン部材を配置することなく、ひいてはカメラを大
型化することなく、ファインダ像の視認と撮影後のカラ
ー画像の確認とを行うことが可能となる。このとき、カ
ラーフィルタアレイを構成するカラーフィルタのピッチ
を微細なものとしたために、ファインダ像を観察する際
にも、カラーフィルタが各色毎に観察されることはな
い。
【0081】さらに、例えばクイックリターンミラーの
ミラー面の裏面側に、ELシート等でなる照明手段を配
置したために、LCDを透過型LCDとして明るく照明
して観察することが可能となる。また、LCDよりもフ
ァインダ光路上後方に照明手段を配設することにより、
LCDを反射型LCDとして明るく照明して観察するこ
とも可能である。
【0082】図16、図17は本発明の第2の実施形態
を示したものであり、図16はLCDに拡散板を設けた
例を示す側断面図、図17は拡散機能を有するLCDの
構成例を示す図である。
【0083】この第2の実施形態において、上述の第1
の実施形態と同様である部分については説明を省略し、
主として異なる点についてのみ説明する。
【0084】撮影前に被写体の状態を確認するための焦
点スクリーン板としてLCD5を用いる場合には、主要
被写体の背景のボケ状態なども実際に撮影される写真の
状態となるようにすることが望ましい。
【0085】そこで、この第2の実施形態においては、
図16に示すように、LCD5のクイックリターンミラ
ー4側に薄い拡散板(あるいは薄膜状の拡散シートな
ど)53を貼設して、ボケ具合を正確に調整するように
したものである。
【0086】このような拡散機能をLCD5に備えさせ
る構成としては、例えば図17(A)に示すように、ク
イックリターンミラー4側からダハプリズム6に向かっ
て、拡散板53、液晶アレイ51、カラーフィルタアレ
イ52の順に重畳する構成、図17(B)に示すよう
に、拡散板53、カラーフィルタアレイ52、液晶アレ
イ51の順に重畳する構成、図17(C)に示すよう
に、拡散板の機能を兼ねたカラーフィルタアレイ52
A、液晶アレイ51の順に重畳する構成、などが例とし
て挙げられる。
【0087】このような第2の実施形態によれば、上述
した第1の実施形態とほぼ同様の効果を奏するととも
に、一眼レフレックスカメラのファインダに採用するの
に適した高品位なボケ味のLCDとなる。さらに、EL
シート等でなるバックライトに光ムラが若干あったとし
ても、それを均一化することができるために、撮影後の
画像をLCDにより確認する際にも、より高品位な画像
となる。
【0088】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0089】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下のごとき構成を得ることができ
る。
【0090】(1) 撮影記録媒体に被写体像を結像さ
せる撮影光学系と、上記撮影光学系の光路中に進入した
進入位置と該光路中から退避した退避位置とに移動可能
に設けられた可動反射ミラーと、上記撮影光学系を通過
した被写体光を反射するように上記進入位置にある上記
可動反射ミラーを含めて形成されるファインダ光学系の
結像面に配置されたカラーフィルタアレイ付きの液晶表
示部材と、上記撮影記録媒体とは別に設けられていて、
被写体を電子的に撮像する撮像装置と、上記撮像装置に
より撮像された被写体像を記憶する記憶手段と、上記液
晶表示部材の駆動状態を切り換える回路を有し、第1の
駆動状態においては上記液晶表示部材を光半透過な焦点
スクリーン板として作用させ、第2の駆動状態において
は上記撮像手段により撮像された像を上記液晶表示部材
に表示させる液晶駆動手段と、操作されることによっ
て、上記液晶駆動手段により上記液晶表示部材を上記第
2の駆動状態にするとともに、上記記憶手段に記憶され
た撮影像を読み出して確認可能に表示させるための画像
確認操作部材と、上記画像確認操作部材の操作に応じ
て、上記可動反射ミラーを上記液晶表示部材に略平行に
近接させた上記退避位置にするミラー駆動手段と、上記
画像確認操作部材の操作によって上記液晶駆動手段によ
り上記液晶表示部材が上記第2の駆動状態にされている
ときに、上記液晶表示部材に向けて照明光を発する照明
手段と、を具備し、上記カラーフィルタアレイは複数色
のカラーフィルタを配列して構成されていて、カラーフ
ィルタを配列するピッチは、上記液晶表示部材が上記第
1の駆動状態にあるときに、該液晶表示部材上に結像さ
れる被写体像を確認可能とする程度の微細なピッチであ
ることを特徴とするカメラの表示装置。
【0091】(2) 上記撮影記録媒体は、銀塩フィル
ムであり、上記撮像装置は、撮像素子を有するものであ
ることを特徴とする付記(1)に記載のカメラの表示装
置。
【0092】(3) 上記撮影記録媒体に被写体像を撮
影するときに、上記撮像装置は、該撮影記録媒体の被写
体像に対応した被写体像を略同時に撮像可能であること
を特徴とする付記(1)に記載のカメラの表示装置。
【0093】(4) 撮影光学系の光路中に進入した進
入位置と該光路中から退避した退避位置とに移動可能に
設けられた可動反射ミラーと、撮影光学系を通過した被
写体光を反射するように上記進入位置にある上記可動反
射ミラーを含めて形成されるファインダ光学系の結像面
に配置されたカラーフィルタアレイ付きの液晶表示部材
と、被写体を電子的に撮像する撮像手段と、上記液晶表
示部材の駆動状態を切り換える回路を有し、第1の駆動
状態においては上記液晶表示部材を光半透過な焦点スク
リーン板として作用させ、第2の駆動状態においては上
記撮像手段により撮像された像を上記液晶表示部材に表
示させる液晶駆動手段と、操作されることによって、上
記液晶表示部材を上記第2の駆動状態にするとともに、
上記記憶手段に記憶された撮影像を読み出して確認可能
に表示させるための画像確認操作部材と、上記画像確認
操作部材の操作に応じて、上記可動反射ミラーを上記液
晶表示部材に略平行に隣接させた上記退避位置にするミ
ラー駆動手段と、上記画像確認操作部材の操作によって
上記液晶表示部材が上記第2の駆動状態にされていると
きに、上記液晶表示部材に向けて照明光を発する照明手
段と、を具備し、上記カラーフィルタアレイは複数色の
カラーフィルタを配列して構成されていて、カラーフィ
ルタを配列するピッチは、上記液晶表示部材が上記第1
の駆動状態にあるときに、該液晶表示部材上に結像され
る被写体像を確認可能とする程度の微細なピッチである
ことを特徴とするカメラの表示装置。
【0094】(5) 上記液晶表示部材は、さらに光拡
散機能を備えたものであることを特徴とする付記(1)
または付記(4)に記載のカメラの表示装置。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように本発明のカメラの表
示装置によれば、カメラを大型化することなく、撮影状
態を見易く確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるカメラの内部
構成を側方から示す図。
【図2】上記第1の実施形態のカメラの外観を示す
(A)正面図、(B)右側面図、(C)背面図、(D)
平面図。
【図3】上記第1の実施形態のカメラの主として電気的
な構成を示すブロック図。
【図4】上記第1の実施形態において、撮影光学系から
の光束により被写体を観察する際のファインダ光学系の
様子を示す側面図。
【図5】上記第1の実施形態において、LCDの表示画
像を観察する際のファインダ光学系の様子を示す側面
図。
【図6】上記第1の実施形態において、(A)ミラーダ
ウン状態、(B)ミラーアップ状態、にそれぞれあると
きのクイックリターンミラーの様子を示す側断面図。
【図7】上記第1の実施形態において、クイックリター
ンミラーがミラーアップ状態にあるときにLCDに照明
光を照射する様子を示す図。
【図8】上記第1の実施形態において、(A)非駆動
時,(B)画像表示時,(C)部分拡大した被駆動時、
のLCDの様子をそれぞれ示す図。
【図9】上記第1の実施形態において、白色光を照射し
たときのLCDの通過光束の様子を示す斜視図。
【図10】上記第1の実施形態において、撮影光学系か
らの光束により被写体を観察する際のLCDの通過光束
の様子を示す斜視図。
【図11】上記第1の実施形態において、LCDの表示
画像を観察する際のLCDの通過光束の様子を示す斜視
図。
【図12】上記第1の実施形態におけるカメラのメイン
ルーチンの動作を示すフローチャート。
【図13】上記図12のステップS10におけるミラー
アップ絞り駆動処理の詳細を示すフローチャート。
【図14】上記図12のステップS11における露出処
理の詳細を示すフローチャート。
【図15】上記図12のステップS16における画像表
示処理の詳細を示すフローチャート。
【図16】本発明の第2の実施形態において、LCDに
拡散板を設けた例を示す側断面図。
【図17】上記第2の実施形態において、拡散機能を有
するLCDの構成例を示す図。
【図18】従来のカメラの内部構成を側方から示す図。
【符号の説明】
1…カメラ 3…撮影光学系 4…クイックリターンミラー(反射ミラー、可動反射ミ
ラー) 5…LCD(カラーフィルタアレイ付きの液晶表示部
材) 6…ダハプリズム 7…接眼光学系 9…フィルム(撮影記録媒体、銀塩フィルム) 12…撮像素子(撮像手段) 14…ELシート(照明手段) 18…画像確認ボタン(画像確認操作部材) 18a…画像確認スイッチ 21…CPU 22…LCD駆動回路(液晶駆動手段) 23…画像処理回路 24…画像記録部(記憶手段) 25…ミラー駆動モータ(ミラー駆動手段) 26…ミラーアップ検出スイッチ 27…ミラーダウン検出スイッチ 34…EL駆動回路 51…液晶アレイ 52,52A…カラーフィルタアレイ 53…拡散板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/20 G03B 19/12 2H102 19/12 G02F 1/1335 530 Fターム(参考) 2H018 AA21 BD06 BD09 BD10 BE00 BE02 2H054 BB07 CA14 CD03 2H083 AA02 AA11 AA15 AA25 AA32 AA51 2H088 EA13 EA15 EA25 GA10 HA12 HA21 HA23 HA24 2H091 FA02Y FA26Z JA02 LA11 MA10 2H102 AA41 AB17 BA21 BB03 BB08 CA12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を電子的に撮像する撮像手段と、 撮影光学系と、この撮影光学系を通過した被写体光を反
    射する反射ミラーと、を含む一眼レフレックス光学系
    の、結像面に配置されたカラーフィルタアレイ付きの液
    晶表示部材と、 上記液晶表示部材の駆動状態を切り換える回路を有し、
    第1の駆動状態においては上記液晶表示部材を光半透過
    な焦点スクリーン板として作用させて、上記反射ミラー
    で反射された被写体光による像を光学的に上記液晶表示
    部材面上に結像可能とし、第2の駆動状態においては上
    記撮像手段により撮像された像を上記液晶表示部材に表
    示させる液晶駆動手段と、 上記液晶表示部材上の像を目視可能にする接眼光学系
    と、 を具備し、 上記カラーフィルタアレイは複数色のカラーフィルタを
    配列して構成されていて、カラーフィルタを配列するピ
    ッチは、上記液晶表示部材が上記第1の駆動状態にある
    ときに、該液晶表示部材上に結像される被写体像を確認
    可能とする程度の微細なピッチであることを特徴とする
    カメラの表示装置。
  2. 【請求項2】 上記液晶表示部材は、上記第1の駆動状
    態において乳白色を呈する高分子分散型液晶であること
    を特徴とする請求項1に記載のカメラの表示装置。
  3. 【請求項3】 撮影光学系の光路中に進入した進入位置
    と該光路中から退避した退避位置とに移動可能に設けら
    れた可動反射ミラーと、 撮影光学系を通過した被写体光を反射するように上記進
    入位置にある上記可動反射ミラーを含むファインダ光学
    系の結像面に配置されたカラーフィルタアレイ付きの液
    晶表示部材と、 被写体を電子的に撮像する撮像手段と、 上記撮像手段により撮像された被写体像を記憶する記憶
    手段と、 上記液晶表示部材の駆動状態を切り換える回路を有し、
    第1の駆動状態においては上記液晶表示部材を光半透過
    な焦点スクリーン板として作用させ、第2の駆動状態に
    おいては上記撮像手段により撮像された像を上記液晶表
    示部材に表示させる液晶駆動手段と、 操作されることによって、上記液晶駆動手段により上記
    液晶表示部材を上記第2の駆動状態にするとともに、上
    記記憶手段に記憶された撮影像を読み出して確認可能に
    表示させるための画像確認操作部材と、 上記画像確認操作部材の操作に応じて、上記可動反射ミ
    ラーを上記液晶表示部材に略平行に隣接させた上記退避
    位置にするミラー駆動手段と、 上記画像確認操作部材の操作によって上記液晶駆動手段
    により上記液晶表示部材が上記第2の駆動状態にされて
    いるときに、上記液晶表示部材に向けて照明光を発する
    照明手段と、 を具備し、 上記カラーフィルタアレイは複数色のカラーフィルタを
    配列して構成されていて、カラーフィルタを配列するピ
    ッチは、上記液晶表示部材が上記第1の駆動状態にある
    ときに、該液晶表示部材上に結像される被写体像を確認
    可能とする程度の微細なピッチであることを特徴とする
    カメラの表示装置。
JP2000210196A 2000-07-11 2000-07-11 カメラの表示装置 Withdrawn JP2002023226A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000210196A JP2002023226A (ja) 2000-07-11 2000-07-11 カメラの表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000210196A JP2002023226A (ja) 2000-07-11 2000-07-11 カメラの表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002023226A true JP2002023226A (ja) 2002-01-23

Family

ID=18706489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000210196A Withdrawn JP2002023226A (ja) 2000-07-11 2000-07-11 カメラの表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002023226A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008103944A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Fujifilm Corp 撮像装置、撮像方法、表示装置、表示方法、及びプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008103944A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Fujifilm Corp 撮像装置、撮像方法、表示装置、表示方法、及びプログラム
JP4699330B2 (ja) * 2006-10-18 2011-06-08 富士フイルム株式会社 撮像装置、撮像方法、表示装置、表示方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03292067A (ja) ファインダ
US8559808B2 (en) Imaging apparatus
CN100470350C (zh) 照相机
TW200835313A (en) Imaging apparatus
JP2008170872A (ja) 撮像装置
US7609960B2 (en) Finder device and camera
JP2001296599A (ja) 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ
US6259863B1 (en) Silver halide photographic and electronic image pickup camera
JP4678816B2 (ja) 撮像装置
JP2002023226A (ja) カメラの表示装置
JP2010224290A (ja) カメラ
JP2002139772A (ja) カメラのファインダ装置
JP2002023224A (ja) カメラの表示装置
JPH11231408A (ja) 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ
JPH10104736A (ja) 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ
JP2002023225A (ja) カメラの表示装置
JP2005292525A (ja) 撮像装置
JPH1073754A (ja) カメラ
JP2002303917A (ja) デジタルスチルカメラ
JP2005292517A (ja) 撮像装置および撮影システム
JP2011010098A (ja) 撮影装置
JP2004212892A (ja) 撮像装置
JP2000098484A (ja) 銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ
JP4194542B2 (ja) 撮像装置
JP2001078071A (ja) 電子撮像機能付き銀塩カメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071002