JP2002022462A - 空間安定装置 - Google Patents
空間安定装置Info
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- JP2002022462A JP2002022462A JP2000202153A JP2000202153A JP2002022462A JP 2002022462 A JP2002022462 A JP 2002022462A JP 2000202153 A JP2000202153 A JP 2000202153A JP 2000202153 A JP2000202153 A JP 2000202153A JP 2002022462 A JP2002022462 A JP 2002022462A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、ハウジング部に設ける３軸の光フ
ァイバジャイロを複数の部品に分けて取付けることによ
り、サイズを縮小化し、空間安定化装置全体の形状を小
型化することを目的とする。 【解決手段】 本発明による空間安定装置は、目的物検
出部(3)を３軸移動させるためのジンバル機構部(2)を有
するハウジング部(1)に、３軸の光ファイバジャイロ(1
0、11、13)を分解して取付けるようにした構成である。
ァイバジャイロを複数の部品に分けて取付けることによ
り、サイズを縮小化し、空間安定化装置全体の形状を小
型化することを目的とする。 【解決手段】 本発明による空間安定装置は、目的物検
出部(3)を３軸移動させるためのジンバル機構部(2)を有
するハウジング部(1)に、３軸の光ファイバジャイロ(1
0、11、13)を分解して取付けるようにした構成である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空間安定装置に関
し、特に、空間安定させる目的物検出部及びその３軸駆
動系を保持する筒状のハウジング部に３軸用の光ファイ
バジャイロを各々複数個の部品に分割して取付け、装置
全体の大きさを小型化するための新規な改良に関する。
し、特に、空間安定させる目的物検出部及びその３軸駆
動系を保持する筒状のハウジング部に３軸用の光ファイ
バジャイロを各々複数個の部品に分割して取付け、装置
全体の大きさを小型化するための新規な改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の空間安定
装置としては、一般に、用いられる３軸用の光ファイバ
ジャイロは、各々、輪状光ファイバ、光学部品、電子回
路部が１個のパッケージに収納された状態で、空間安定
装置に取付けられていた。
装置としては、一般に、用いられる３軸用の光ファイバ
ジャイロは、各々、輪状光ファイバ、光学部品、電子回
路部が１個のパッケージに収納された状態で、空間安定
装置に取付けられていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の空間安定装置
は、以上のように構成されていたため、次のような課題
が存在していた。すなわち、各光ファイバジャイロは、
輪状光ファイバ、光学部品及び電子回路部が１個のパッ
ケージの中に収納されていたため、３軸の各光ファイバ
ジャイロのサイズが大型となり、空間安定装置自体の形
状を小型化することが困難であった。そのため、近年益
々小型化される各種飛翔体等の内部に内蔵することが難
しく、より小型化された構成の出現が切望されていた。
は、以上のように構成されていたため、次のような課題
が存在していた。すなわち、各光ファイバジャイロは、
輪状光ファイバ、光学部品及び電子回路部が１個のパッ
ケージの中に収納されていたため、３軸の各光ファイバ
ジャイロのサイズが大型となり、空間安定装置自体の形
状を小型化することが困難であった。そのため、近年益
々小型化される各種飛翔体等の内部に内蔵することが難
しく、より小型化された構成の出現が切望されていた。
【０００４】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、空間安定させる目的物検出
部及びその３軸駆動系を保持する筒状のハウジング部に
３軸用の光ファイバジャイロを各々複数個の部品に分割
して取付け、装置全体の大きさを小型化するようにした
空間安定装置を提供することを目的とする。
めになされたもので、特に、空間安定させる目的物検出
部及びその３軸駆動系を保持する筒状のハウジング部に
３軸用の光ファイバジャイロを各々複数個の部品に分割
して取付け、装置全体の大きさを小型化するようにした
空間安定装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明による空間安定装
置は、目的物検出部を複数軸方向へ移動させるためのジ
ンバル機構部を有するハウジング部と、前記ハウジング
部に設けられたヨー軸検出用光ファイバジャイロ、ピッ
チ軸検出用光ファイバジャイロ及びロール軸検出用光フ
ァイバジャイロとを備え、前記各光ファイバジャイロを
構成するための少なくとも輪状光ファイバと電子回路部
とは互いに独立した別体として前記ハウジング部の表面
又は裏面に離間して設けられている構成であり、また、
前記各光ファイバジャイロの光学部品は、前記輪状光フ
ァイバの内側に設けられている構成である。
置は、目的物検出部を複数軸方向へ移動させるためのジ
ンバル機構部を有するハウジング部と、前記ハウジング
部に設けられたヨー軸検出用光ファイバジャイロ、ピッ
チ軸検出用光ファイバジャイロ及びロール軸検出用光フ
ァイバジャイロとを備え、前記各光ファイバジャイロを
構成するための少なくとも輪状光ファイバと電子回路部
とは互いに独立した別体として前記ハウジング部の表面
又は裏面に離間して設けられている構成であり、また、
前記各光ファイバジャイロの光学部品は、前記輪状光フ
ァイバの内側に設けられている構成である。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による空
間安定装置の好適な実施の形態について説明する。図１
において符号１で示されるものは全体形状がほぼ筒状を
なすハウジング部であり、このハウジング部１の内側に
は周知のジンバル機構部２により保持された例えば赤外
線カメラ又はセンサ等からなり、目的とする物体を検出
するための目的物検出部３が設けられている。
間安定装置の好適な実施の形態について説明する。図１
において符号１で示されるものは全体形状がほぼ筒状を
なすハウジング部であり、このハウジング部１の内側に
は周知のジンバル機構部２により保持された例えば赤外
線カメラ又はセンサ等からなり、目的とする物体を検出
するための目的物検出部３が設けられている。
【０００７】前記目的物検出部３は、前記ジンバル機構
部２に設けられたピッチ軸用駆動モータ４、ヨー軸用駆
動モータ５及びロール補正機構（ジンバル機構部２と別
に設けられた）によって３軸方向の姿勢変化を制御し、
空間の一定方向を向くことができるように構成されてい
る。なお、前記ジンバル機構部２は周知の機構であると
共に、前述の各駆動モータ４、５は何れも有限角モータ
が採用されている。
部２に設けられたピッチ軸用駆動モータ４、ヨー軸用駆
動モータ５及びロール補正機構（ジンバル機構部２と別
に設けられた）によって３軸方向の姿勢変化を制御し、
空間の一定方向を向くことができるように構成されてい
る。なお、前記ジンバル機構部２は周知の機構であると
共に、前述の各駆動モータ４、５は何れも有限角モータ
が採用されている。
【０００８】前記ハウジング部１の外周面には、互いに
異なる面位置において、輪状光ファイバ１０ａを有する
ヨー軸検出用光ファイバジャイロ１０、輪状光ファイバ
１１ａを有するピッチ軸検出用光ファイバジャイロ１１
が設けられ、このハウジング部１の後端に接合して位置
するジンバル機構部２の後端のリング部１２には、輪状
光ファイバ１３ａを有するロール軸検出用光ファイバジ
ャイロ１３が設けられている。
異なる面位置において、輪状光ファイバ１０ａを有する
ヨー軸検出用光ファイバジャイロ１０、輪状光ファイバ
１１ａを有するピッチ軸検出用光ファイバジャイロ１１
が設けられ、このハウジング部１の後端に接合して位置
するジンバル機構部２の後端のリング部１２には、輪状
光ファイバ１３ａを有するロール軸検出用光ファイバジ
ャイロ１３が設けられている。
【０００９】前記各光ファイバジャイロ１０、１１は、
輪状枠体２０に輪状光ファイバ１０ａ、１１ａを巻付け
てファイバ保護カバー２１が装着され、このファイバ保
護カバー２１に蓋２２が設けられている構成である。前
記ピッチ軸検出用光ファイバジャイロ１１を駆動するた
めの電子回路部２３は、このピッチ軸検出用光ファイバ
ジャイロ１１とは独立して形成されていると共に、これ
から離間してハウジング部１の表面（裏面も可）に設け
られた平板状のパッケージで形成されている。
輪状枠体２０に輪状光ファイバ１０ａ、１１ａを巻付け
てファイバ保護カバー２１が装着され、このファイバ保
護カバー２１に蓋２２が設けられている構成である。前
記ピッチ軸検出用光ファイバジャイロ１１を駆動するた
めの電子回路部２３は、このピッチ軸検出用光ファイバ
ジャイロ１１とは独立して形成されていると共に、これ
から離間してハウジング部１の表面（裏面も可）に設け
られた平板状のパッケージで形成されている。
【００１０】また、前記ピッチ軸検出用光ファイバジャ
イロ１１の光学部品２４は、前記ピッチ軸検出用光ファ
イバジャイロ１１の内側に位置して配設されている。な
お、前記ヨー軸検出用光ファイバジャイロ１０における
電子回路部２３及び光学部品２４も図示していないが前
述のピッチ軸検出用光ファイバジャイロ１１と同様に構
成されている。また、前記ロール軸検出用光ファイバジ
ャイロ１３の電子回路部２３及び光学部品２４は、図示
していないが、ハウジング部１の表面又は裏面に前記ロ
ール軸検出用光ファイバジャイロ１３から独立かつ離間
して設けられている。
イロ１１の光学部品２４は、前記ピッチ軸検出用光ファ
イバジャイロ１１の内側に位置して配設されている。な
お、前記ヨー軸検出用光ファイバジャイロ１０における
電子回路部２３及び光学部品２４も図示していないが前
述のピッチ軸検出用光ファイバジャイロ１１と同様に構
成されている。また、前記ロール軸検出用光ファイバジ
ャイロ１３の電子回路部２３及び光学部品２４は、図示
していないが、ハウジング部１の表面又は裏面に前記ロ
ール軸検出用光ファイバジャイロ１３から独立かつ離間
して設けられている。
【００１１】従って、前述の構成において、本発明によ
る空間安定装置１００を、船舶又は飛行機あるいはミサ
イルやロケット等に取付け、これらの姿勢が変化した場
合においても、この目的物検出部３によって捕促された
目的物（ターゲット）は、画像として取込まれ、姿勢変
化に応じて各光ファイバジャイロ１０、１１、１３で検
出された位置信号により前記各駆動モータ４、５等が駆
動され、目的物検出部３の空間姿勢が制御される。
る空間安定装置１００を、船舶又は飛行機あるいはミサ
イルやロケット等に取付け、これらの姿勢が変化した場
合においても、この目的物検出部３によって捕促された
目的物（ターゲット）は、画像として取込まれ、姿勢変
化に応じて各光ファイバジャイロ１０、１１、１３で検
出された位置信号により前記各駆動モータ４、５等が駆
動され、目的物検出部３の空間姿勢が制御される。
【００１２】
【発明の効果】本発明による空間安定装置は、以上のよ
うに構成されているため、次のような効果を得ることが
できる。すなわち、ハウジング部に取付ける３軸の光フ
ァイバジャイロの輪状光ファイバと電子回路部等を各々
独立させて離間配置したので、従来のワンパッケージ型
の各光ファイバジャイロに比べると、サイズが大幅に小
型化され、装置全体の形状の小型化が達成される。
うに構成されているため、次のような効果を得ることが
できる。すなわち、ハウジング部に取付ける３軸の光フ
ァイバジャイロの輪状光ファイバと電子回路部等を各々
独立させて離間配置したので、従来のワンパッケージ型
の各光ファイバジャイロに比べると、サイズが大幅に小
型化され、装置全体の形状の小型化が達成される。
【図１】本発明による空間安定装置を示す分解斜視図で
ある。
ある。
１ ハウジング部 ２ ジンバル機構部 ３ 目的物検出部 １０ ヨー軸検出用光ファイバジャイロ １１ ピッチ軸検出用光ファイバジャイロ １３ ロール軸検出用光ファイバジャイロ １０ａ、１１ａ、１３ａ 輪状光ファイバ ２３ 電子回路部 ２４ 光学部品
Claims (2)
- 【請求項１】 目的物検出部(3)を複数軸方向へ移動さ
せるためのジンバル機構部(2)を有するハウジング部(1)
と、前記ハウジング部(1)に設けられたヨー軸検出用光
ファイバジャイロ(10)、ピッチ軸検出用光ファイバジャ
イロ(11)及びロール軸検出用光ファイバジャイロ(13)と
を備え、前記各光ファイバジャイロ(10、11、13)を構成
するための少なくとも輪状光ファイバ(10a、11a、13a)
と電子回路部(23)とは互いに独立した別体として前記ハ
ウジング部(1)の表面又は裏面に離間して設けられてい
ることを特徴とする空間安定装置。 - 【請求項２】 前記各光ファイバジャイロ(10、11、13)
の光学部品(24)は、前記輪状光ファイバ(10a、11a、13
a)の内側に設けられていることを特徴とする請求項１記
載の空間安定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000202153A JP3696484B2 (ja) | 2000-07-04 | 2000-07-04 | 空間安定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000202153A JP3696484B2 (ja) | 2000-07-04 | 2000-07-04 | 空間安定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002022462A true JP2002022462A (ja) | 2002-01-23 |
| JP3696484B2 JP3696484B2 (ja) | 2005-09-21 |
Family
ID=18699721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000202153A Expired - Fee Related JP3696484B2 (ja) | 2000-07-04 | 2000-07-04 | 空間安定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3696484B2 (ja) |
-
2000
- 2000-07-04 JP JP2000202153A patent/JP3696484B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3696484B2 (ja) | 2005-09-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040928 |
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041122 |
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| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050621 |
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