JP2002021596A - 圧縮天然ガスエンジンのオートストップ装置 - Google Patents

圧縮天然ガスエンジンのオートストップ装置

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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は圧縮天然ガス車のエンジンオートス
トップ装置に関し、信号待ちでエンジンを一時停止させ
た際に未燃焼天然ガスの大気中への放出を防止し、併せ
てエンジンの速やかな再始動を可能としたオートストッ
プ装置を提供する。 【解決手段】 エンジンの燃料供給系に装着された燃料
遮断バルブと、ミキサとシリンダヘッドとの間の吸気流
路中に装着された開閉バルブと、点火プラグを点火させ
る点火系と、エンジン停止信号とエンジン再始動信号の
入力で燃料遮断バルブと開閉バルブ,点火系を制御する
制御手段とを備え、制御手段は、エンジン停止信号に基
づき燃料遮断バルブと開閉バルブを作動させて燃料供給
系と吸気流路を閉鎖し、点火系電気回路を遮断すると共
に、エンジン再始動信号に基づき両バルブを作動させて
燃料供給系と吸気流路を開放し、点火プラグを点火させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮天然ガスエン
ジンのオートストップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パティキュレートや黒煙の排出がなく、
ディーゼルエンジンに比しNOx(窒素酸化物)の低減
が図れるとして、昨今、圧縮天然ガスを燃料とする圧縮
天然ガスエンジン(以下、「CNGエンジン」という)
を搭載したバスが、公営交通を中心に年々台数を増やし
ている。
【0003】そして、CNGエンジンを停止する際に未
燃焼天然ガスが大気中に放出されることを防ぐため、排
気マニホールドの下流側排気管にO2センサを装着し、
そして、エンジン停止信号により燃料供給系のみを停止
し、引き続き点火系をそのままにしてCNGエンジンを
回すことで、シリンダやミキサ下流側の吸気管内の天然
ガスを燃やし、天然ガスが完全に燃焼したことをO2
ンサが検出した処で、その検出信号を入力したコントロ
ーラが点火系電気回路を切ってCNGエンジンを停止さ
せるようになっている。
【0004】ところで、環境対策上、信号待ちでエンジ
ンを一時停止させるオートストップ装置がディーゼルエ
ンジンを搭載した路線バスに普及しつつある。このオー
トストップ装置は、運転者が車両を停止し、トランスミ
ッションをニュートラルにした処でエンジンが停止し、
発進時に運転者がギヤチェンジを行うとエンジンが自動
的に始動するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上述した
ように現状のCNGエンジンは、停止時にシリンダやミ
キサ下流側の吸気管内の天然ガスを燃やして未燃焼天然
ガスの放出を防止する構造上、CNGエンジンを再始動
するためにスタータモータを回しても、シリンダやミキ
サ下流側の吸気管内に天然ガスと酸素の混合気がないた
め、点火プラグから火花を飛ばしても、混合気がシリン
ダ内に流入するまでの間、CNGエンジンは始動しな
い。
【0006】このため、斯かるCNGエンジンに上述の
如きオートストップ装置を適用すると、信号待ちでエン
ジンを一時停止させていざ走り出そうとした時に、CN
Gエンジンが始動するまでに時間がかかり過ぎて、交通
の妨げになってしまう虞があった。本発明は斯かる実情
に鑑み案出されたもので、信号待ちでエンジンを一時停
止させた際に未燃焼天然ガスの大気中への放出を防止
し、併せてエンジンの速やかな再始動を可能としたCN
Gエンジンのオートストップ装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係るCNGエンジンのオートストップ装
置は、圧縮天然ガスを燃料とするCNGエンジンの燃料
供給系に装着された燃料遮断バルブと、CNGエンジン
の吸気系に装着されたミキサと当該CNGエンジンのシ
リンダヘッドとの間の吸気流路中に装着された開閉バル
ブと、CNGエンジンのシリンダヘッドに装着された点
火プラグを点火させる点火系と、エンジン停止信号とエ
ンジン再始動信号の入力により、上記燃料遮断バルブと
開閉バルブ及び点火系を制御する制御手段とを備え、制
御手段は、エンジン停止信号に基づき、上記燃料遮断バ
ルブと開閉バルブを作動させて燃料供給系と吸気流路を
閉鎖し、且つ点火プラグの点火系電気回路を遮断すると
共に、エンジン再始動信号に基づき、燃料遮断バルブと
開閉バルブを作動させて燃料供給系と吸気流路を開放
し、点火プラグを点火させることを特徴とする。
【0008】そして、請求項2に係る発明は、請求項1
に係るCNGエンジンのオートストップ装置に於て、エ
ンジン停止信号は、ブレーキペダルの踏み込み操作と、
トランスミッションのニュートラルへのギヤ操作を検出
する検出手段の検出信号であり、エンジン再始動信号
は、ニュートラルからのギヤ操作を検出する検出手段の
検出信号であることを特徴とする。
【0009】また、請求項3に係る発明は、請求項1ま
たは請求項2記載のCNGエンジンのオートストップ装
置に於て、開閉バルブが、CNGエンジンの吸気系に装
着されたインテークマニホールドの上流側吸気管に装着
されていることを特徴とし、請求項4に係る発明は、請
求項1または請求項2記載のCNGエンジンのオートス
トップ装置に於て、開閉バルブが、CNGエンジンのシ
リンダヘッドに装着されたインテークマニホールドの各
分岐管毎に装着されていることを特徴とする。
【0010】そして、請求項5に係る発明は、請求項1
乃至請求項4のいずれか1項に記載のCNGエンジンの
オートストップ装に於て、CNGエンジンを搭載した車
両の車室内に、制御手段に接続されたON/OFFスイ
ッチが装着され、当該ON/OFFスイッチの切換操作
でオートストップ装置がON/OFFすることを特徴と
している。
【0011】(作用)請求項1に係るオートストップ装
置によれば、エンジン停止信号に基づき、制御手段が燃
料遮断バルブと開閉バルブを作動させて燃料供給系と吸
気流路を閉鎖し、且つ点火プラグの点火系電気回路を遮
断するため、CNGエンジンは直ちに停止し、そして、
開閉バルブ直前の吸気管内に未燃焼天然ガスが残ること
となる。
【0012】そして、斯かる状態で、制御手段にエンジ
ン再始動信号が入力されると、制御手段は、燃料遮断バ
ルブと開閉バルブを作動させて燃料供給系と吸気流路を
開放し、そして、点火系電気回路に指令を送出して点火
プラグを点火させるため、開閉バルブ直前の吸気管内に
残っていた未燃焼天然ガスが直ちに各シリンダ内に流入
して着火し、CNGエンジンが始動することとなる。
【0013】また、請求項2に係る発明によれば、停止
信号に引っ掛かってドライバーがブレーキペダルを踏ん
で車を一時停止し、そして、ギヤ操作でギヤをニュート
ラルに切り換えると、ブレーキペダルの踏み込み操作と
ニュートラルへのギヤ操作を検出した検出手段の検出信
号が、制御手段にエンジン停止信号として入力されるこ
ととなる。
【0014】そして、信号が青に変わり、ドライバーが
ニュートラルからギヤ操作を行うと、このギヤ操作を検
出した検出手段の検出信号が、制御手段にエンジン再始
動信号として入力される。また、請求項3に係る発明に
よれば、CNGエンジンの一時停止時に、インテークマ
ニホールドの上流側に装着された開閉バルブの直前に未
燃焼天然ガスが残り、請求項4に係る発明によれば、イ
ンテークマニホールドの分岐管に装着された開閉バルブ
の直前に未燃焼天然ガスが残ることとなる。
【0015】そして、請求項5に係る発明によれば、O
N/OFFスイッチのON/OFF操作で、オートスト
ップ装置が作動,停止する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳細に説明する。
【0017】図1は請求項1乃至請求項3及び請求項5
の一実施形態に係るCNGエンジンのオートストップ装
置を示し、図中、1は圧縮天然ガスを燃料とするCNG
エンジンで、そのシリンダヘッド3には、各気筒の吸気
ポート5毎にインテークマニホールド7の分岐管9が、
夫々、フランジ11を介して接続されている。そして、
各シリンダ13の燃焼室15に臨むように点火プラグ1
7がシリンダヘッド3に挿着されている。
【0018】そして、上記インテークマニホールド7に
は、図示しないエアフィルタを介して吸気を導入する吸
気管19が接続されているが、その流路中に圧縮天然ガ
スと空気を適正比率で混合するミキサ21が装着され、
そして、当該ミキサ21に燃料供給系23が接続されて
いる。
【0019】図示するように燃料供給系23は、圧縮天
然ガスを貯蔵する複数本のボンベ25と、当該ボンベ2
5から供給された圧縮天然ガスの圧力を調整するレギュ
レータ27と、当該レギュレータ27とボンベ25との
間に位置する燃料遮断バルブ29とを備え、これらは1
本の燃料管31を介してミキサ21に接続されている。
そして、燃料管31の管端の燃料充填口33からボンベ
25に圧縮天然ガスが充填されるようになっている。
【0020】そして、本実施形態に係るオートストップ
装置35は、上述の如き構成に加え、以下の如き特徴を
有する。即ち、図中、37はインテークマニホールド7
とミキサ21の間の吸気管19に装着された開閉バルブ
ユニットで、当該開閉バルブユニット37は、両端部に
フランジ39を有する管体41と、当該管体41内に軸
着された開閉バルブ(バタフライバルブ)43と、当該
開閉バルブ43を作動させるエアシリンダ等のアクチュ
エータ45とからなり、開閉バルブユニット37は吸気
管19にフランジ結合されている。
【0021】そして、アクチュエータ45は、後述する
制御手段47の指令で開閉バルブ43を開閉して、吸気
管19の吸気流路を開放/閉鎖するようになっている。
また、図中、49はトランスミッション51に装着され
て車両速度を検出するセンサ、53はシフトノブ55に
よるトランスミッションのニュートラルへのギヤ操作及
びニュートラルからのギヤ操作を検出するセンサで、セ
ンサ49による車両速度と、シフトノブ55によるニュ
ートラルへのギヤ操作を検出したセンサ53の検出信号
がエンジン停止信号として制御手段47に入力され、そ
して、シフトノブ55によるニュートラルからのギヤ操
作を検出したセンサ53の検出信号が、エンジン再始動
信号として制御手段47に入力されるようになってい
る。
【0022】そして、制御手段47は上記エンジン停止
信号に基づき、燃料遮断バルブ29と開閉バルブ43
(アクチュエータ45)を作動させて、燃料管33と吸
気管19の流路を閉鎖すると共に、点火プラグ17の点
火系電気回路57を遮断し、また、斯かる状態で制御手
段47がエンジン再始動信号を入力すると、燃料遮断バ
ルブ29と開閉バルブ43(アクチュエータ45)を作
動させて燃料管33と吸気管19の流路を開放し、そし
て、点火系電気回路57に指令を送出して点火プラグ1
7を点火させるようになっている。
【0023】また、車室内のインパネには、オートスト
ップ装置35のON/OFFスイッチ59が設けられて
おり、当該ON/OFFスイッチ59のON操作でオー
トストップ装置35が作動して、制御手段47が上述の
如き制御を行うようになっている。その他、図中、61
は図示しないアクセルペダルに連結された従来周知のス
ロットルバルブである。
【0024】本実施形態に係るオートストップ装置35
はこのように構成されているから、ON/OFFスイッ
チ59をON操作すると、オートストップ装置35が作
動する。そして、オートストップ装置35が作動した状
態で車が走行中、停止信号に引っ掛かってドライバーが
ブレーキペダルを踏んで車を一時停止し、そして、シフ
トノブ55を操作してギヤをニュートラルに切り換える
と、車両速度とニュートラルへのギヤ操作を検出したセ
ンサ49,53の検出信号が、制御手段47にエンジン
停止信号として入力されることとなる。
【0025】而して、制御手段47は、斯かるエンジン
停止信号に基づき、燃料遮断バルブ29と開閉バルブ4
3を作動させて、燃料管33と吸気管19の流路を閉鎖
すると共に、点火プラグ17の点火系電気回路57を遮
断するので、CNGエンジン1は直ちに停止し、そし
て、開閉バルブ43直前の吸気管19内に混合気、即
ち、未燃焼天然ガスが残ることとなる。
【0026】そして、信号が青に変わり、ドライバーが
シフトノブ55を操作してニュートラルからローないし
はセカンドギヤに入れると、このギヤ操作を検出したセ
ンサ53の検出信号が、制御手段47にエンジン再始動
信号として入力される。すると、制御手段47は、燃料
遮断バルブ29と開閉バルブ43を作動させて燃料管3
3と吸気管19の流路を開放し、そして、点火系電気回
路57に指令を送出して点火プラグ17を点火させるた
め、開閉バルブ43直前の吸気管19内に残っていた未
燃焼天然ガスが直ちに各シリンダ13内に流入して着火
し、CNGエンジン1が始動することとなる。
【0027】このように、本実施形態に係るオートスト
ップ装置35は、車の信号待ちの際にCNGエンジン1
を一時停止させるため、アイドリングによる排ガスの排
出を防止できることは勿論、CNGエンジン1を一時停
止させた場合に上記開閉バルブ43を閉じてその直前に
未燃焼天然ガスを残すようにしたので、いざ走り出そう
とした時にこの未燃焼天然ガスが直ちに各シリンダ13
内に流入するため、CNGエンジン1が速やかに始動し
て交通の妨げになることがない。
【0028】また、本実施形態によれば、CNGエンジ
ン1の一時停止時に開閉バルブ43が未燃焼天然ガスを
遮断するため、大気中に未燃焼天然ガスが放出されるこ
とがなく、大気汚染の防止に役立つ利点を有する。そし
て、ON/OFFスイッチ59のOFF操作でオートス
トップ装置35を停止することができるため、走行条件
に応じたオートストップ装置35の作動,停止が可能で
ある。
【0029】図2は請求項1,請求項2,請求項4及び
請求項5の一実施形態に係るオートストップ装置を示
し、図1の実施形態では、ミキサ21とインテークマニ
ホールド7の間の吸気管19に開閉バルブユニット37
を装着したが、本実施形態に係るオートストップ装置3
5-1は、インテークマニホールド7の各分岐管9毎に開
閉バルブユニット37を取り付けたもので、開閉バルブ
43や燃料遮断バルブ29の制御を始め、その他の構成
は上記実施形態と同様であるので、同一のものには同一
符号を付してそれらの説明は省略する。
【0030】而して、本実施形態によっても、上記実施
形態と同様、所期の目的を達成することが可能である
が、本実施形態では、開閉バルブ43がCNGエンジン
1により近い位置に配置されているため、CNGエンジ
ン1の再始動時に、開閉バルブ43直前に残っていた未
燃焼天然ガスがより早く各シリンダ13内に流入し、こ
の結果、CNGエンジン1がより早く始動する利点を有
する。
【0031】尚、上記各実施形態では、シフトノブ55
によるマニュアルトランスミッションのギヤ操作をセン
サ53で検出させたが、所謂オートマチックのトランス
ミッションにも同様に適用できることは勿論である。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、各請求項に係るオー
トストップ装置によれば、車の信号待ちの際にCNGエ
ンジンを一時停止させるため、アイドリングによる排ガ
スの排出を防止できることは勿論、一時停止したCNG
エンジンが速やかに始動するため、交通の妨げになるこ
とがない。
【0033】而も、CNGエンジンの一時停止時に開閉
バルブで未燃焼天然ガスを遮断するため、大気中に未燃
焼天然ガスが放出されることがなく、大気汚染の防止に
役立つ利点を有する。そして、請求項4に係る発明によ
れば、CNGエンジンの再始動時に、CNGエンジンを
より早く始動させることができる利点を有する。また、
請求項5に係る発明によれば、ON/OFFスイッチの
操作で、走行条件に応じたオートストップ装置の作動,
停止が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1乃至請求項3及び請求項5の一実施形
態に係るCNGエンジンのオートストップ装置のシステ
ム図である。
【図2】請求項1,請求項2,請求項4及び請求項5の
一実施形態に係るCNGエンジンのオートストップ装置
のシステム図である。
【符号の説明】
1 CNGエンジン 3 シリンダヘッド 5 吸気ポート 7 インテークマニホールド 9 分岐管 17 点火プラグ 19 吸気管 21 ミキサ 23 燃料供給系 25 ボンベ 27 レギュレータ 29 燃料遮断バルブ 31 燃料管 35,35-1 オートストップ装置 37 開閉バルブユニット 43 開閉バルブ 47 制御手段 49,53 センサ 57 点火系電気回路 59 ON/OFFスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 41/02 301 F02D 41/02 301K 325 325K 41/04 325 41/04 325G 325H 43/00 301 43/00 301A 301D F02M 21/02 F02M 21/02 L 301 301A 301K 301L 21/04 21/04 A Fターム(参考) 3G065 AA10 CA00 EA00 EA13 FA05 GA29 GA32 KA33 3G084 AA05 BA04 BA11 BA16 DA10 EB16 FA06 3G092 AB08 AC03 BB01 DC02 DE01S DF08 DG07 EA28 FA30 GB01 GB08 HF13Z HF25Z 3G093 AA04 BA20 BA21 BA22 CA04 CB08 DB12 DB15 EA05 EA06 EC01 FA12 FB05 3G301 HA22 JA21 KA18 KA28 LA01 MA24 MA25 PF05Z PF10Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮天然ガスを燃料とする圧縮天然ガス
    エンジンの燃料供給系に装着された燃料遮断バルブと、 圧縮天然ガスエンジンの吸気系に装着されたミキサと当
    該圧縮天然ガスエンジンのシリンダヘッドとの間の吸気
    流路中に装着された開閉バルブと、 圧縮天然ガスエンジンのシリンダヘッドに装着された点
    火プラグを点火させる点火系と、 エンジン停止信号とエンジン再始動信号の入力により、
    上記燃料遮断バルブと開閉バルブ及び点火系を制御する
    制御手段とを備え、 制御手段は、エンジン停止信号に基づき、上記燃料遮断
    バルブと開閉バルブを作動させて燃料供給系と吸気流路
    を閉鎖し、且つ点火プラグの点火系電気回路を遮断する
    と共に、エンジン再始動信号に基づき、燃料遮断バルブ
    と開閉バルブを作動させて燃料供給系と吸気流路を開放
    し、点火プラグを点火させる、 ことを特徴とする圧縮天然ガスエンジンのオートストッ
    プ装置。
  2. 【請求項2】 エンジン停止信号は、ブレーキペダルの
    踏み込み操作と、トランスミッションのニュートラルへ
    のギヤ操作を検出する検出手段の検出信号であり、エン
    ジン再始動信号は、ニュートラルからのギヤ操作を検出
    する検出手段の検出信号であることを特徴とする請求項
    1記載の圧縮天然ガスエンジンのオートストップ装置。
  3. 【請求項3】 開閉バルブは、圧縮天然ガスエンジンの
    吸気系に装着されたインテークマニホールドの上流側吸
    気管に装着されていることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の圧縮天然ガスエンジンのオートストップ
    装置。
  4. 【請求項4】 開閉バルブは、圧縮天然ガスエンジンの
    シリンダヘッドに装着されたインテークマニホールドの
    各分岐管毎に装着されていることを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の圧縮天然ガスエンジンのオートス
    トップ装置。
  5. 【請求項5】 圧縮天然ガスエンジンを搭載した車両の
    車室内に、制御手段に接続されたON/OFFスイッチ
    が装着され、当該ON/OFFスイッチの切換操作でO
    N/OFFすることを特徴とする請求項1乃至請求項4
    のいずれか1項に記載の圧縮天然ガスエンジンのオート
    ストップ装置。
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