JP2002020429A - 乳化性ワックスおよびその製造方法 - Google Patents

乳化性ワックスおよびその製造方法

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JP2002020429A JP2001046429A JP2001046429A JP2002020429A JP 2002020429 A JP2002020429 A JP 2002020429A JP 2001046429 A JP2001046429 A JP 2001046429A JP 2001046429 A JP2001046429 A JP 2001046429A JP 2002020429 A JP2002020429 A JP 2002020429A
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tert
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Lars Wittkowski
ラルス、ヴィトコウスキー
Andreas Deckers
アンドレアス、デッカース
Wilhelm Weber
ヴィルヘルム、ヴェーバァ
Stefan Weiss
シュテファン、ヴァイス
Michael Ehle
ミヒャエル、エーレ
Siegfried Gast
ズィークフリート、ガスト
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BASF SE
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F210/00Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F210/02Ethene
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/44Preparation of metal salts or ammonium salts
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2810/00Chemical modification of a polymer
    • C08F2810/50Chemical modification of a polymer wherein the polymer is a copolymer and the modification is taking place only on one or more of the monomers present in minority

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】非常に低い斑点総数と充分な粘度を有し、粘着
性がなく、費用に対して効果の高い条件下で製造するこ
とのできる、乳化性ワックスを提供すること。 【解決手段】90から95質量%のエチレン、4から1
0質量%の1種以上のC〜C12アルケンカルボン
酸、および0から1.2質量%の1種以上の上記に対応
するC〜C12アルケンカルボン酸の第3級のエステ
ルから構成される共重合体を含み、120℃で測定され
る溶融動粘度が800から3000mm/秒である乳
化性エチレン重合体、および新規乳化性エチレン重合体
の製造方法、新規エチレン重合体を含むエマルジョン、
新規エチレン重合体からエマルジョンを製造する方法、
新規乳化性ワックスの水性エマルジョンを含む、床クリ
ーナー、車クリーナー、皮革クリーナー、石材クリーナ
ー、および木材、金属、紙、ガラス、またはプラスチッ
クの表面被膜。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、90から95質量%のエチレ
ン、4から10質量%の1種以上のC 〜C12アルケ
ンカルボン酸、および0から1.2質量%の1種以上の
上記に対応するC〜C12アルケンカルボン酸の第3
級のエステルから構成される共重合体を含み、120℃
で測定される溶融動粘度が800から3000mm
秒である乳化性ワックスに関する。
【0002】本発明は、さらに、新規な乳化性エチレン
重合体の製造方法、新規エチレン重合体を含むエマルジ
ョン、新規エチレン重合体からのエマルジョンの製造方
法、床クリーナー、車クリーナー、皮革クリーナーおよ
び石材クリーナー、新規乳化性ワックスの水性エマルジ
ョンを含む木材、金属、紙、ガラスまたはプラスチック
の表面被膜に関する。
【0003】乳化性エチレン重合体は、例えば、低価格
の床クリーナーまたは加工助剤として使用することがで
きるため、工業的に大きな関心が持たれている。その他
の適用としては、金属、セラミック、木材、ガラス、皮
革またはプラスチックのホットメルト接着剤、ポリオレ
フィン被膜やゴム被膜の定着剤、塗料の添加剤が挙げら
れる。工業的に知られる乳化性エチレン重合体は、酸素
含有のエチレン重合体であって、2つの異なった方法で
酸素が導入される。
【0004】エチレンのラジカル重合またはチーグラー
・ナッタ重合に続いて、得られたポリエチレンワックス
を空気または過酸化物、純粋な酸素、これらの混合物に
よって酸化し、酸化ワックスとして知られるものを得る
か、または再度ポリエチレン鎖に酸素の官能性を導入す
る、高圧条件下での、エチレンとアクリル酸またはメタ
クリル酸とのラジカル共重合または、エチレンと加水分
解可能なアクリラートとの、メタアクリラートとの、マ
ロナートとの、またはビニルアセタートなどのビニルカ
ルボキシラートとのラジカル共重合の方法である。
【0005】しかし、どちらの方法も工業的に不利な点
を有する。ポリエチレンの酸化は、基礎となるポリエチ
レン鎖の分子量を減少させ、これは生成物の硬さについ
て不利となる。最後に、酸化ワックスの製造は常に2段
階の工程であり、追加の資本の支出を必要とする(例:
Ullmann's Encyclopaedie der technischen Chemie,第
4版、キーワード:Wachse,第24巻、36頁以下、Thi
eme Verlag Stuttgart, 1977)。
【0006】エチレンを直接アクリル酸と共重合するこ
とは事実上可能である。しかし、工業プラントで直接ア
クリル酸をコモノマーとして使用することは好ましくな
い。なぜならアクリル酸はプラントの機械的応力を受け
る傾向のある部分、例えばコンプレッサー、供給パイプ
およびバルブを腐食するからである。
【0007】ポリエチレンワックスの製造において、重
合後にエステルの加水分解を挿入しなければならない場
合、高い資本の支出の必要性に関する不利を伴う2段階
の工程となってしまう。
【0008】DE−A2524274にはエチレンとア
クリル酸tert−ブチルまたはメタクリル酸tert−ブチル
から製造される重合体の製造方法、反応器中で重合し、
2番目の反応領域において、後熱処理により、エチレン
−アクリル酸tert−ブチル−アクリル酸の三元共重合体
を得ることについて記載されている。後熱処理は、エス
テル基の一部を開裂させる。文献で知られている重合体
は、非常に良好なフィルム特性を有しており、良好なフ
ィルム材料を提供する。しかし、製造された三元共重合
体は、ワックスとしては適当でない。
【0009】アクリル酸tert−アルキルエステルまたは
メタクリル酸tert−アルキルエステルは、エチレンとラ
ジカル法によって共重合することが知られている。これ
らのエステルは、酸またはアルカリ条件下で加水分解す
ることができ、熱的に開裂させることもできる。
【0010】US3132120には、エチレン−メタ
クリル酸tert−ブチルの共重合体の製造、次いで事実上
酸素が存在しない条件下、275から350℃で熱分解
を行なうことが記載されている。これは資本の支出を要
求する2段階の工程である。
【0011】DE−A−4334846には、エチレン
の、カルボキシルを含む共重合体を製造し、次いでスル
ホン酸の存在下、150℃から250℃で第3級アルコ
ールのエステル基を熱分解して開裂させることを特徴と
する方法が記載されている。この方法は、ラジカル反応
の開始剤が事実上存在しないことに特徴がある。この方
法も2段階の工程である。
【0012】DE−A−4219129には、エチレン
とアクリル酸n−ブチルまたはエチレンとアクリル酸te
rt−ブチルを、異なった反応領域において異なった温度
で操作される管型反応器中で共重合をおこなう手順が記
載されている。この手順により、良好なフィルムの特性
を持った共重合体を得ることができるが、乳化性ワック
スは得られない。
【0013】DE−A−2937239には、エチレン
を不飽和カルボン酸のエステルと共重合し、2番目の工
程において、40から75℃で、エステルの加水分解に
通常用いられる化合物、特に硫酸と反応させることによ
り、エチレンの共重合体を製造する方法が記載されてい
る。この2番目の工程は時間がかかり、高い資本の支出
を必要とする。さらに、汚染された溶媒が生成し、精製
または処分が高価である。
【0014】最後に、DE−A−1770777には、
ワックス性のエチレンの共重合体の製造方法が記載され
ており、エチレン、C〜C12アルケンカルボン酸、
〜C12アルケンカルボン酸に対応するtert−アル
キルエステルおよびイソブテンを、110から350
℃、圧力が10132500から405300000P
a(100から4000atm)の条件で、ラジカル法
によって共重合することが記載されている。述べられて
いる好ましい態様は、管型反応器で重合を行うもので、
温度の分布が詳細に記載されている。しかしここに記載
されている方法で得られるワックス性の共重合体はもは
や今日の市場の要求に合わない。例えば、態様によって
は、これらは過剰な割合の、即ち1質量%より大きい開
裂していないエステルを有し、これがワックスを粘着性
にしている。DE−A1770777の他の態様では、
共重合したアクリル酸の割合があまりに低く、乳化性が
満足できない。最後に、態様の中には、例えば動粘度に
より測定される粘度があまりに低く、そのため性能特性
を低下させものがある。例えば、低粘度のワックスを用
いて生産された床クリーナーは充分な硬さに欠ける。最
後に、性能試験は、DE−A1770777に開示され
た方法により得られうる共重合体が化学的に均質でない
ことを示している。この不均質性は、例えば、異なった
重合体分子の共重合体の含量の相違より引き起こされ、
比較的高い斑点総数(speck count)が顕著
となる。
【0015】DE−A1770777で得られうるワッ
クスは、加熱の延長によって後処理することができる
が、重合体鎖の分解、そうでなければ重合体の架橋のお
それがある。架橋された重合体は、性能試験で、高い斑
点総数を与える。例えば、多くの地点において、管型反
応器中にアクリル酸tert−ブチルを供給することによ
り、化学的均質性を保証することも可能であろう。しか
し、高圧のために、この手順は技術的および価格的理由
により不利となる。多数の非常に高性能のポンプが必要
になるか、ひどい圧力損失を受け入れなければならない
かのどちらかである。
【0016】本発明の目的は、それゆえひじょうに低い
斑点総数と充分な粘度を有し、粘着性がなく、費用に対
して効果の高い条件下で製造することのできる、エチレ
ン−アクリル酸tert−ブチル共重合体を含む乳化性ワッ
クスを提供し、そのワックスの製造方法を提供し、その
ワックスの水性エマルジョンを製造し、および乳化性ワ
ックスのエマルジョンから、床クリーナー、車クリーナ
ー、皮革クリーナーおよび石材クリーナーを製造し、木
材、金属、紙。ガラスまたはプラスチックの表面被膜を
製造することにある。
【0017】本発明者らは、この目的が、エチレンと1
種以上のC〜C12アルケンカルボン酸の1種以上の
第3級のエステル、好ましくはアクリル酸tert−ブチル
の共重合を、攪拌された高圧のオートクレーブ中高温で
行い、この工程と同時に、エステル基の熱による開裂を
行い、これらの操作を実質的に一定の温度で行なうこと
により得られうる新規乳化性ワックスにより達成できる
ことを見出した。ここでは、反応の間の温度は全反応器
にわたって同一である。著しい時間的または空間的な温
度の違いは起こらず、温度差は平均5℃未満、このまし
くは3℃未満である。このためDE−A4219129
におけるような温度特性の設定は省かれる。
【0018】操作の初めから高温を使用することが重要
である。本発明においては、高温とは240から340
℃、好ましくは260から300℃である、より高い温
度では、単量体の部分的分解や、生成物の架橋も起こり
うる。そしてこれは、性能試験で斑点の形成を引き起こ
す。より低温では、tert−ブチル基の開裂が不十分であ
る。
【0019】圧力条件は重要ではない。適当な圧力は、
1000×10から3500×10Pa、好ましく
は、1500×10から2500×10Paであ
る。これらの圧力は、高圧重合工程では標準的な条件で
ある。
【0020】この方法で用いられる攪拌高圧オートクレ
ーブは公知であり、Ullmann's Encyclopaedie der tech
nischen Chemie,第4版、キーワード:Wachse,第24
巻、36頁以下、Thieme Verlag Stuttgart, 1977にそ
の記載がある。これらの長さ/直径比は、主として5:
1から30:1、好ましくは10:1から20:1であ
る。
【0021】使用する単量体はエチレン、1種以上のC
〜C12アルケンカルボン酸の1種以上の第3級アル
コール残基とのエステルを含む。必要であれば、反応条
件下で共重合可能な他の単量体を加えることができる。
1−オレフィン、例えばプロペン、1−ブテン、イソブ
テンをここでは使用することができる。
【0022】C〜C12アルケンカルボン酸として適
当な例は、アクリル酸、メタクリル酸、ビニル酢酸、ク
ロトン酸、マレイン酸、フマル酸、好ましくはアクリル
酸またはメタクリル酸、特に好ましくはアクリル酸であ
る。
【0023】適当な第3級のエステル基(アルコール残
基)の例は、tert−ブチル、tert−アミル、ネオペンチ
ルであり、tert−ブチルが特に好ましい。
【0024】コモノマーの供給の構成は、ある範囲内を
変化させることができる。一般に、1.5から8質量%
のC〜C12アルケンカルボン酸の第3級のエステ
ル、そうでなければ対応するエステルの混合物である。
2から7質量%が好ましく、2.5から6.7質量%が
特に好ましい。その100質量%の残りがエチレンであ
る。
【0025】重合体は、少量の、ほぼ2質量%のイソブ
テンを含んでいてもよい。イソブテンは、tert−ブチル
基の熱的開裂により形成される。しかし、しばしば使用
されるNMR測定やIR測定のどちらでも、特有の信号
が強く重なっているために、分析による定量は困難であ
る。そのため、共重合したイソブテンの単位は、通常分
析では無視される。
【0026】コモノマーの供給の構成のための値は、全
体の転化率が約30から35%に設定された場合は特に
有用である。低い転化率を実現すべきである場合、供給
されるべき第3級のエステルの百分率は一般により小さ
い。
【0027】ラジカル重合に使用される開始剤は、通常
の遊離基開始剤、例えば、有機過酸化物、酸素またはア
ゾ化合物を含む。上記遊離基開始剤の組み合わせも適当
である。特に好ましい過酸化物は、ジ−tert−ブチルペ
ルオキシド、ペルオキシピバル酸tert−ブチル、ペルオ
キシイソノナン酸tert−ブチル、ジベンゾイルペルオキ
シド、またはこれらの混合物である。アゾ化合物の例
は、アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)である。
加えられる遊離基開始剤の量は、重合に用いられる通常
の量である。
【0028】高圧重合のための通常の調節剤を反応混合
物に加えることができ、例えばプロパンまたはイソドデ
カンなどのアルカン、プロピレンなどのアルケン、プロ
ピオンアルデヒドまたはベンズアルデヒドなどのアルデ
ヒド、アセトンやメチルイソブチルケトンなどのケトン
が挙げられる。
【0029】新規ワックスを上記の方法から得ることが
できる。これらの新規ワックスは以下の特徴を有してい
る。
【0030】新規ワックスの融点は60から110℃、
好ましくは80から105℃である。より低い融点を持
ったワックスは、床クリーナーまたは車クリーナーに使
用する場合は不利である。これは、温度が上昇した場
合、例えば夏に、ワックスの充分な機械的安定性が不足
するためである。より高い融点を持つワックスは、明ら
かに乳化作用に乏しい。
【0031】ドイツ工業規格53402により決定され
た酸価は、1gのワックスに対し30から110mgの
KOH、好ましくは1gのワックスに対し30から65
mgのKOH、特に好ましくは1gのワックスに対し3
0から50mgのKOHである。
【0032】熱分解されていない3級のエステル基の比
率は非常に低くあるべきである。好ましい下限は0.3
質量%、特に好ましくは0.02質量%である。すべて
のエステル基の開裂をしようとすると、反応時間が長く
なり、そのため逆に経済的に好ましくない。さらに、延
長した反応時間は、製造されるべきワックスにおける熱
応力を増大させ、重合体鎖の分解または架橋反応を起こ
す可能性がある。
【0033】熱分解されていないエステル基の最大比率
は、1.2質量%、好ましくは1質量%、特に好ましく
は0.5質量%である。比率がより高いと、ワックスの
サンプルは粘着性となる。エステル基の比率を決定する
ために好ましい方法は、NMR分光法である。
【0034】新規ワックスの酸の単位の比率、特に好ま
しくはアクリル酸単位の比率は、少なくとも1.2質量
%、好ましくは少なくとも2質量%、特に好ましくはす
くなくとも4質量%である。酸の単位の比率がより小さ
くなると、ワックスの乳化作用は乏しくなる。さらに新
規ワックスを用いて製造された床クリーナーの滑り抵抗
は、酸の単位が1.2質量%より上の場合にのみ良好で
ある。
【0035】一方、酸基の比率は、10質量%、好まし
くは8.5質量%、特に好ましくは8質量%を超えるべ
きではない。なぜなら、酸基を生成したエステル成分
は、明らかにエチレンよりも高価であるためである。
【0036】120℃で測定された新規ワックスの溶融
動粘度は、800から3000mm /秒、好ましくは
1000から2000mm/秒である。これより低い
粘度の場合には、洗浄後の床の機械的特性が不満足なも
のとなる。溶融粘度があまりに高い場合、ワックスを充
分に乳化させることが不可能となる。
【0037】新規ワックスは公知の方法により乳化させ
ることができる。このため、ワックスをオートクレーブ
中で溶融し、続いて例えば以下の混合物を製造する。
【0038】10から80質量部の本発明の重合体;2
から10質量部の乳化剤、適当なイオン性および非イオ
ン性界面活性剤、好ましくは非イオン性界面活性剤。例
えば、慣用される非イオン性乳化剤は、エトキシル化モ
ノ、ジ、およびトリアルキルフェノール(EO数:3か
ら50、アルキル:C〜C12)およびエトキシル化
脂肪族アルコール(EO数:3から80、アルキル:C
〜C36)である。これらのうち好ましい例は、BA
SFAG製のLutensol(登録商標)等級、しか
し他の製造物、UnionCarbide製のTrit
on(登録商標)等級なども好ましい;0.1から5質
量部、好ましくは0.5から1質量部のアルカリ金属の
水酸化物、好ましくはNaOHまたはKOH;0.01
から1質量部の酸捕捉剤、特に好ましくは亜硫酸水素ナ
トリウム;20から200質量部、好ましくは60から
70質量部の水。
【0039】新規エマルジョンの製造のための温度およ
び圧力はそれ自身重要ではない。広い範囲の温度を使用
することができ、上記乳化されるべき新規ワックスの融
点より上であることが好ましい。圧力範囲は、1×10
から10×10Paが適当である。ワックスの完全
な融解の後の混合時間は、通常2分間から1時間であ
る。操作は、一般に不活性な条件、即ち窒素雰囲気下で
攪拌することによって行なう。
【0040】本発明により製造されたエマルジョンは、
例えば以下の適用に使用することができる:例としてホ
ットメルト接着剤、熱可塑性プラスチックの加工(例え
ばポリアミド、対衝撃改良ポリスチレン、ABSまたは
ポリプロピレン)、水を基礎とした表面塗料、金属自動
車用2層塗料、マスターバッチ(例えばポリオレフィン
着色のための顔料濃縮物)、金属表面、木材表面、紙、
ガラスの被膜またはプラスチックの被膜、接着剤、建築
材料の含浸、床の保護、クリーナー(例えば皮革または
石材の洗浄)、車クリーナー、床クリーナー、ボトルの
被膜または離型剤が挙げられる。
【0041】床クリーナー、車クリーナー、皮革クリー
ナー、石材クリーナー、または、木材、金属、紙、ガラ
ス、またはプラスチックの表面の被膜に用いることが特
に好ましい。
【0042】無色で、透明な光沢のある薄膜を形成する
新規エマルジョンの能力により、新規エマルジョンを床
クリーナーに使用することができる。床クリーナーはさ
らに、滑り抵抗と床の使用の質を改良することができ
る。
【0043】一般的な床クリーナーは、以下から成る;
10から20質量部の新規エマルジョン、これは洗浄さ
れるべき床の弾性、汚れ忌避性、光沢に効果がある;
0.5から5質量部、好ましくは2から3質量部のエチ
レンジグリコール;0.1から10質量部、好ましくは
1から2質量部のエチレングリコール;0.1から10
質量部、好ましくは1から2質量部の持久性可塑剤、使
用される可塑剤の例としてリン酸トリアルキル、特に好
ましくはリン酸トリ(n−ブトキシエチル);0.1か
ら5質量部、好ましくは0.5から1.5質量部の湿潤
剤および均展剤、通常使用される湿潤剤および均展剤は
フッ素化界面活性剤、例えば3M製のFC−129であ
る;20から30質量部の、担体としてポリスチレン−
アクリラートから製造された分散剤、例えばPolig
en(登録商標)MF750が挙げられる。
【0044】試験用床クリーナーは、バケット中で成分
を混合することにより製造され、これらを共に攪拌する
場合、一般に5分間で充分である。
【0045】
【実施例】1.本発明の重合体の製造 エチレンおよびアクリル酸tert−ブチル(実施例1から
4)を高圧オートクレーブ中で、100mlのプロピオ
ンアルデヒドと1500mlのイソドデカンを分子量調
節剤として共に重合した。これに使用された高圧オート
クレーブは、文献(M. Bubackら、Chem.Ing. Tech. 199
4, 66, 510)に記載されているオートクレーブと類似の
ものである。反応のために、単量体の混合物に、0.0
8モル/時間のジ−tert−ブチルペルオキシド、0.0
3モル/時間のペルオキシピバル酸tert−ブチルおよび
0.03モル/時間のペルオキシイソノナン酸tert−ブ
チルを開始剤として加え、1700×10Paの反応
圧力で混合物を供給した。反応混合物の温度は300℃
で一定であった。滞留時間は2分間であった。表1に重
合条件と得られた重合体の分析データを示す。
【0046】重合体中のエチレン、アクリル酸tert−ブ
チルおよびアクリル酸の含量は、IR分光法およびNM
R分光法により決定した。重合体の酸価は、ドイツ工業
規格53402に従った滴定により決定した。
【0047】2.本発明の重合体からのエマルジョンの
製造 本発明の重合体を基礎としたエマルジョンは、120℃
のオートクレーブ中、窒素雰囲気下1.5×10から
3×10Paで、30分間、以下の成分を共に攪拌す
ることにより製造された。
【0048】25から30部の重合体(実施例1から
4、および1cから3c);5から7部の乳化剤(等級
Lutensol AO10、LutensolTO
8、Lutensol ON70、およびLutens
ol TO107からなる群から選択された非イオン性
界面活性剤);0.5から1.0部のKOH、固体;
0.01から0.1部の亜硫酸水素ナトリウム、およ
び;60から70部の水。使用された部はすべて質量部
である。これは典型的な構成の配合であり、成分は、性
能試験において相違が測定されない限り、制限内を変化
した。
【0049】表2は、得られた構成の配合により製造さ
れた重合体から作製されたエマルジョンの分析データを
示す。本発明の重合体からなるエマルジョンは、均一で
ある。
【0050】3.本発明の重合体からなるエマルジョン
の性能試験 床クリーナーを、以下の典型的な構成の配合を使用した
本発明の重合体から作製されたエマルジョンから、室温
で、バケット中成分を攪拌することにより製造した。
【0051】50から60部の水、2から3部のエチレ
ンジグリコール 1から2部のエチレングリコール、1から2部のリン酸
トリ(n−ブトキシエチル)(持久性可塑剤として) 0.5から1.5部の湿潤および均展剤、3M製のFC
−129の1%濃度溶液、20から30部のPolig
en(登録商標)MF750重合体分散体、および10
から20部の実験例1から4の本発明の重合体からなる
各々のエマルジョンおよび比較実施例1cから3cのう
ち1つからなる各々のエマルジョン。
【0052】部は質量部である。
【0053】PVC床(Brown、Mipolam
(登録商標))に対する薄膜の2回の塗布後、構成の配
合により製造されたワックスの多い配合(床クリーナー
の配合)の薄膜特性が測定された。表2は床クリーナー
の特性を示している。
【0054】
【表1】
【表2】
【0055】比較実施例の評価:機械的応力にさらされ
た場合、新規ワックスを含む新規床クリーナーは比較実
施例1cおよび2cよりも優れている。2cは、不十分
な滑り抵抗を有する。3cは粘着性で、これは熱分解し
ていないエステルの過剰な割合によるものである。 1 換算 1cSt=1mm/秒 2 DIN ISO2431による粘度 3 光の透過率 1:400/533nm 4 光沢値;10回の測定の平均(85°MK;UME
1 Dr.LangeGmbH製 Universal
measurement unit) 5 均展性:ぬれた薄層中に作られた十字 6 耐水性:ろ紙試験/小水滴試験 7 滑り抵抗:2日後に測定(sellmaier製
FSC2000 Digital Floor Sli
de Control) 尺度:0.01−1.00;0.63−1.00非常に
安全、0.42−0.63安全、0.29−0.42か
なり安全、0.21−0.29安全でない、0.00−
0.21非常に安全でない 8 測定せず 9 乳化されず
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 17/00 C11D 17/00 17/08 17/08 //(C08F 210/02 (C08F 210/02 220:06 220:06 220:18) 220:18) (72)発明者 アンドレアス、デッカース ドイツ、55234、フロムボルン、シュール シュトラーセ、11 (72)発明者 ヴィルヘルム、ヴェーバァ ドイツ、67435、ノイシュタット、マンデ ルベルクシュトラーセ、40 (72)発明者 シュテファン、ヴァイス ドイツ、69151、ネカルゲミュント、カー ル−ベック−シュトラーセ、46 (72)発明者 ミヒャエル、エーレ ドイツ、67071、ルートヴィッヒスハーフ ェン、パーター−バロフィオ−ヴェーク、 43 (72)発明者 ズィークフリート、ガスト ドイツ、67071、ルートヴィッヒスハーフ ェン、フランケンフェルスシュトラーセ、 54 Fターム(参考) 4H003 BA12 DA04 DA05 DA10 DA11 DA20 EB04 EB30 ED02 FA21 FA30 4J038 CB061 GA06 MA08 MA10 PC02 PC03 PC06 PC08 PC10 4J100 AA02P AJ01Q AJ02Q AJ09Q AL03R CA05 DA09 EA07 FA27 FA28 FA29 JA01 JA57

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】90から95質量%のエチレン、4から1
    0質量%の1種以上のC〜C12アルケンカルボン
    酸、および0から1.2質量%の1種以上の上記に対応
    するC〜C12アルケンカルボン酸の第3級のエステ
    ルから構成される共重合体を含み、120℃で測定され
    る溶融動粘度が800から3000mm /秒である乳
    化性ワックス。
  2. 【請求項2】エチレンとアクリル酸、および所望により
    アクリル酸tert−ブチルから構成される共重合体を含
    む、請求項1に記載の乳化性ワックス。
  3. 【請求項3】92から95質量%のエチレン、4から8
    質量%のアクリル酸、および0から0.5質量%のアク
    リル酸tert−ブチルから構成される共重合体を含み、1
    20℃で測定される溶融動粘度が1000から2000
    mm/秒である請求項1に記載の乳化性ワックス。
  4. 【請求項4】エチレンおよびアクリル酸tert−ブチル
    を、1000×10から3500×10Paの圧力
    で共重合させ、重合のために、240から340℃の範
    囲で、かつ重合の進行中5℃を超えて変化しない温度を
    用いることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項
    に記載の乳化性ワックスの製造方法。
  5. 【請求項5】重合の間、温度が3℃より小さく変化す
    る、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】請求項1から3のいずれか1項に記載の乳
    化性ワックスを含む水性エマルジョン。
  7. 【請求項7】請求項1から3のいずれか1項に記載の乳
    化性ワックスを水とともに乳化することを特徴とする水
    性エマルジョンの製造方法。
  8. 【請求項8】請求項6に記載の水性エマルジョンを含む
    床クリーナー。
  9. 【請求項9】請求項6に記載の水性エマルジョンを含
    む、車クリーナー、皮革クリーナーまたは石材クリーナ
    ー。
  10. 【請求項10】請求項6に記載の水性エマルジョンを含
    む、木材、金属、紙、ガラスまたはプラスチックの表面
    被膜。
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