JP2002020406A - 不飽和カルボン酸重合体架橋化物とその製造法 - Google Patents

不飽和カルボン酸重合体架橋化物とその製造法

Info

Publication number
JP2002020406A
JP2002020406A JP2000208467A JP2000208467A JP2002020406A JP 2002020406 A JP2002020406 A JP 2002020406A JP 2000208467 A JP2000208467 A JP 2000208467A JP 2000208467 A JP2000208467 A JP 2000208467A JP 2002020406 A JP2002020406 A JP 2002020406A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unsaturated carboxylic
carboxylic acid
acid polymer
crosslinked
crosslinked polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000208467A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Matsuo
松尾  茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Idemitsu Petrochemical Co Ltd filed Critical Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Priority to JP2000208467A priority Critical patent/JP2002020406A/ja
Publication of JP2002020406A publication Critical patent/JP2002020406A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸水性に優れ、かつ生分解性を有する不飽
和カルボン酸重合体架橋化物と、その簡略な工程による
効率のよい製造法およひ該架橋化物からなる吸水材を提
供する。 【解決手段】キノン類の存在下に、アクリル酸などの不
飽和カルボン酸を重合開始剤により重合させることによ
って製造された不飽和カルボン酸重合体架橋化物と、キ
ノン類の存在下に不飽和カルボン酸を重合開始剤により
重合させる不飽和カルボン酸重合体架橋化物の製造法、
および該不飽和カルボン酸重合体架橋化物からなる吸水
材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生分解性を有する
不飽和カルボン酸重合体架橋化物とその製造法に関す
る。さらに詳しくは、吸水性に優れ、かつ生分解性を有
する不飽和カルボン酸重合体架橋化物と、その簡略な工
程での製造法、および該架橋化物からなる吸水材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、不飽和カルボン酸重合体、例えば
アクリル酸重合体は、洗剤用ビルダーや分散剤、凝集剤
などの機能材料として広く利用されている。また、この
アクリル酸重合体を架橋化して得られるポリアクリル酸
架橋化物は、その自重の500倍を超える量の水を吸収
する高い吸水性を有することから、高吸水性樹脂として
紙おむつや生理用品などの衛生材料に用いられている。
【0003】ところで、このポリアクリル酸架橋化物を
製造する場合には、第一段階として、アクリル酸をラジ
カル重合させて高分子量のポリアクリル酸を製造し、つ
いで第二段階において、この高分子量ポリアクリル酸と
水酸基含有化合物との縮合反応により脱水してポリアク
リル酸架橋化物を得る方法が採用されている。このよう
に二段階の工程で製造すると、多大な製造設備費や運転
経費を要し、所要時間も長くなって生産性の低下を招く
という問題がある。
【0004】また、このアクリル酸のラジカル重合反応
と、生成重合体の水酸基含有化合物との縮合反応を一工
程で同時に行う方法も提案されているが、このようにラ
ジカル重合反応と縮合反応とを同時に制御するには極め
て煩雑な操作を必要とし、これら両反応をそれぞれの最
適条件下に実施することは難しい。さらに、複数の二重
結合を有する複雑な化学構造を持つ架橋剤を用いてポリ
アクリル酸架橋化物を製造する方法も提案されている
が、高価な架橋剤を用いると、ポリアクリル酸架橋化物
の製造コストがかさみ、実用性に乏しいという問題があ
る。
【0005】さらに、このポリアクリル酸架橋化物を素
材とする土壌保水剤や衛生材料などの資材や物品は、使
用後は焼却処理したり、土中に埋設処理されてきたが、
ポリアクリル酸架橋化物の資材や物品を焼却処理する
と、排煙による環境への悪影響が大きいほか、アルカリ
性の焼却灰が生成して焼却炉を傷めたり、焼却のための
燃料費も多大のものとなる。また、これら資材や物品を
使用後に土中に埋設するとそのまま生分解することなく
土壌の中に残留して支障をきたすなど、いずれの廃棄処
理によっても自然環境に悪影響を及ぼすという問題があ
った。
【0006】このようなことから、簡略な工程で製造す
ることができ、しかも、廃棄処理に際して自然環境に悪
影響を及ぼすことのない資材や物品の素材に適した不飽
和カルボン酸重合体架橋化物の開発が要望されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、吸水性に優
れ、かつ生分解性を有する不飽和カルボン酸重合体架橋
化物と、その簡略な工程による効率のよい製造法および
該架橋化物からなる吸水材を提供することを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために鋭意研究を重ねた結果、キノン類の存在
下に、アクリル酸を重合開始剤により重合させることに
より、上記の目的を達成することができることを見出
し、これら知見に基づいて本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち、本発明の要旨は、下記のとおり
である。 (1)キノン類の存在下に、アクリル酸を重合開始剤に
より重合させることを特徴とする不飽和カルボン酸重合
体架橋化物の製造法。 (2)キノン類が、ヒドロキノン、ジヒドロキシ安息香
酸、ジヒドロキシベンズアルデヒド、ジヒドロキシベン
ゼンスルホン酸、ジヒドロキシベンゾニトリルおよびジ
ヒドロキシニトロベンゼンの群から選択される1種また
は2種以上の化合物である、前記(1)に記載の不飽和
カルボン酸重合体架橋化物の製造法。 (3)キノン類の使用割合が、不飽和カルボン酸に対し
て、0.01〜20モル%の割合である、前記(1)ま
たは(2)に記載の不飽和カルボン酸重合体架橋化物の
製造法。 (4)前記(1)〜(3)のいずれかに記載の製造法に
よって製造された不飽和カルボン酸重合体架橋化物。 (5)前記(4)に記載の不飽和カルボン酸重合体架橋
化物からなる吸水材。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の不飽和カルボン酸重合体
架橋化物の製造法は、キノン類の存在下に、アクリル酸
を重合開始剤により重合させることからなる不飽和カル
ボン酸重合体架橋化物の製造法である。
【0011】そして、この不飽和カルボン酸重合体架橋
化物の製造法においては、原料として、アクリル酸のほ
か、そのアルカリ金属塩やアンモニウム塩を用いてもよ
い。この不飽和カルボン酸重合体架橋化物の原料とし
て、アクリル酸やその塩類などの基本的な原料のほか、
必要に応じて、メタクリル酸やアクロレイン、酢酸ビニ
ル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル
酸メチルなどの共単量体を、30モル%以下の共重合割
合で添加してもよい。
【0012】また、不飽和カルボン酸の重合に用いる重
合開始剤としては、例えば、過酸化水素と還元剤の組合
せからなるラジカル開始剤が好適に用いられる。この還
元剤としては、二価の鉄イオンや銅イオン、亜鉛イオ
ン、コバルトイオン、バナジウムイオンなどの金属イオ
ンや、アスコルビン酸、還元糖などが用いられる。この
ラジカル開始剤の使用割合は、原料全体に対して、0.
1〜100質量%、好ましくは0.5〜50質量%とす
ればよい。
【0013】さらに、このラジカル開始剤として、アゾ
ビスイソブチロニトリル、アゾビス−2,4−ジメチル
バレロニトリル、アゾビスシクロヘキサンカルボニトリ
ル、テトラメチルチウラムジスルフィドなどのアゾ系化
合物を用いてもよい。このほか、ベンゾイルパーオキサ
イドなどの過酸化物や、過硫酸アンモニウムと亜硫酸水
素ナトリウムとの混合物を用いることもできる。これら
ラジカル開始剤の使用割合は、原料全体に対して、0.
1〜10質量%、好ましくは0.5〜5質量%とすれば
よい。
【0014】また、ここで用いるキノン類としては、ヒ
ドロキノン、ジヒドロキシ安息香酸、ジヒドロキシベン
ズアルデヒド、ジヒドロキシベンゼンスルホン酸、ジヒ
ドロキシベンゾニトリルおよびジヒドロキシニトロベン
ゼンの群から選択される1種または2種以上の化合物が
好適なものとして挙げられる。このうち、ジヒドロキシ
化合物については、2つのヒドロキシ基がベンゼン環の
パラ位に置換されたものが好ましいが、オルト位やメタ
位に置換したものであってもよい。
【0015】そして、このキノン類の使用割合は、原料
の不飽和カルボン酸に対して、0.01〜20モル%の
割合となるようにするのが好ましい。このキノン類の使
用割合が0.01モル%未満であると、得られる不飽和
カルボン酸重合体架橋化物の架橋度を充分に高めること
ができず、また、このキノン類の使用割合が20モル%
を超えると、得られる不飽和カルボン酸重合体架橋化物
の架橋度が高くなり過ぎて、吸水性に劣るようになるこ
とがあるからである。このキノン類の使用割合として、
さらに好ましいのは、1.0〜10モル%の範囲であ
る。
【0016】そして、この不飽和カルボン酸系重合体架
橋化物を製造する場合の反応条件については、大気圧な
いし反応系の自圧において、0〜100℃、好ましくは
40〜100℃の範囲とすればよい。また、重合時間に
ついては、原料化合物の種類や重合温度により左右され
るが、通常、1〜20時間、好ましくは3〜5時間であ
る。さらに、反応溶媒としては、水、メタノール、アセ
トンなどを用いることができるが、好ましいのは水であ
る。
【0017】このようにして得られた不飽和カルボン酸
重合体架橋化物の化学構造については、完全に解明され
るには至っていないが、アクリル酸の残基からなる構造
単位、あるいはアクリル酸と共単量体の残基からなる構
造単位などによって構成された重合体主鎖に結合したカ
ルボキシル基と、他の重合体主鎖に結合したカルボキシ
ル基との間が、キノン類の残基により連結されて架橋部
位が形成された構造を有するものと考えられる。
【0018】そして、この不飽和カルボン酸重合体架橋
化物は、高い吸水性を有することから、土壌改良剤や保
水剤、止水剤、地盤掘削用汚泥組成物、紙おむつ、生理
用品、油水分離剤、各種のセンサーなどの幅広い産業分
野における資材や物品などの吸水材として利用すること
ができる。また、これら使途で使用済となった吸水材の
廃棄物は、回収しコンポスト処理などにより、生分解し
て無機化することから、自然環境に悪影響を及ぼすこと
なく廃棄処分をすることができる。
【0019】
〔実施例1〕
(1)不飽和カルボン酸系重合体架橋化物の製造 攪拌装置、熱電対を備えた容量100ミリリットルのセ
パラブルフラスコに、水酸化ナトリウム3.0gを溶解
させた水溶液23.0gと、アクリル酸7.2g、キノ
ン類として2,5−ジヒドロキシベンズアルデヒド0.
69gおよび重合開始助剤として酸化硫酸バナジウム
(3〜4水和物)10mgを入れ、オイルバスに浸して
40℃に加温した。ついで、フラスコ内の溶液を40℃
に保持して、攪拌下に、この溶液中に、6質量%濃度の
過酸化水素水5.6gを、3時間かけて滴下した。この
ようにして重合および架橋化させて得られたゲル状の生
成物を、凍結乾燥し、粉砕して不飽和カルボン酸系重合
体架橋化物を得た。
【0020】(2)吸水性の評価 上記(1)で得られた不飽和カルボン酸系重合体架橋化
物を振動式粉砕機により粉砕して得た粉末を用いて、濃
度0.9質量%の食塩水(生理食塩水)の吸水倍率を測
定することにより、この不飽和カルボン酸系重合体架橋
化物の吸水性の評価をした。
【0021】不織布製の縦40mm、横50mmのティ
ーバッグ状の袋に、上記不飽和カルボン酸系重合体架橋
化物の粉末0.200gを精秤して封入し、この袋を生
理食塩水中に30分間浸漬した後、30度に傾斜させた
金網の上で1分間水切りをして、質量を測定した。ここ
で測定した質量からブランクの質量を差引き、さらに、
試料の質量1gあたりの値に換算して、吸水倍率を求め
た。その結果を第1表に示す。
【0022】(3)生分解性の評価 上記(1)で得られた不飽和カルボン酸系重合体架橋化
物の粉末0.1gを用い、これを不織布製の縦80m
m、横60mmの袋体に入れた後、これを下水処理場で
採取した活性汚泥1,000ppm(質量)濃度の水溶
液に浸漬し、通気しながら28日間の生分解性試験を行
った。この試験の終了後に、試料を不織布製袋体から取
り出して、乾燥させた後の質量を測定した。そして、こ
の試験前後の試料の質量差から生分解率を求めた。その
結果を第1表に示す。
【0023】〔実施例2〕 (1)不飽和カルボン酸系重合体架橋化物の製造 実施例1の(1)において用いた2,5−ジヒドロキシ
ベンズアルデヒドに代えて、ヒドロキノン0.55gを
用いた他は、実施例1の(1)と同様にして、不飽和カ
ルボン酸系重合体架橋化物を得た。 (2)吸水性の評価 上記(1)で得られた不飽和カルボン酸系重合体架橋化
物の粉末を試料として用いた他は、実施例1の(2)と
同様にして、吸水性の評価をした。その結果を第1表に
示す。 (3)生分解性の評価 上記(1)で得られた不飽和カルボン酸系重合体架橋化
物の粉末を試料として用いた他は、実施例1の(3)と
同様にして、生分解性の評価をした。その結果を第1表
に示す。
【0024】〔実施例3〕 (1)不飽和カルボン酸系重合体架橋化物の製造 実施例1の(1)において用いた2,5−ジヒドロキシ
ベンズアルデヒドに代えて、2,5−ジヒドロキシ安息
香酸0.77gを用いた他は、実施例1の(1)と同様
にして、不飽和カルボン酸系重合体架橋化物を得た。 (2)吸水性の評価 上記(1)で得られた不飽和カルボン酸系重合体架橋化
物の粉末を試料として用いた他は、実施例1の(2)と
同様にして、吸水性の評価をした。その結果を第1表に
示す。 (3)生分解性の評価 上記(1)で得られた不飽和カルボン酸系重合体架橋化
物の粉末を試料として用いた他は、実施例1の(3)と
同様にして、生分解性の評価をした。その結果を第1表
に示す。
【0025】〔実施例4〕 (1)不飽和カルボン酸系重合体架橋化物の製造 攪拌装置、熱電対を備えた容量100ミリリットルのセ
パラブルフラスコに、水酸化ナトリウム3.0gを溶解
させた水溶液23.0gと、アクリル酸7.2g、キノ
ン類としてヒドロキノン0.28gおよび重合開始助剤
として酸化硫酸バナジウム(3〜4水和物)10mgを
入れ、オイルバスに浸して40℃に加温した。ついで、
フラスコ内の溶液を40℃に保持して、攪拌下に、この
溶液中に、3質量%濃度の過酸化水素水5.6gを、3
時間かけて滴下した。このようにして重合および架橋化
させて得られたゲル状の生成物を、凍結乾燥し、粉砕し
て不飽和カルボン酸系重合体架橋化物を得た。
【0026】(2)吸水性の評価 上記(1)で得られた不飽和カルボン酸系重合体架橋化
物の粉末を試料として用いた他は、実施例1の(2)と
同様にして、吸水性の評価をした。その結果を第1表に
示す。 (3)生分解性の評価 上記(1)で得られた不飽和カルボン酸系重合体架橋化
物の粉末を試料として用いた他は、実施例1の(3)と
同様にして、生分解性の評価をした。その結果を第1表
に示す。
【0027】〔比較例1〕 (1)ポリアクリル酸架橋化物の製造 攪拌装置、熱電対を備えた容量100ミリリットルのセ
パラブルフラスコに、水酸化ナトリウム3.0gを溶解
させた水溶液23.0gと、アクリル酸7.2g、およ
び重合開始助剤として酸化硫酸バナジウム(3〜4水和
物)10mgを入れ、オイルバスに浸して40℃に加温
した。ついで、フラスコ内の溶液を40℃に保持して、
攪拌下に、この溶液中に、3質量%濃度の過酸化水素水
5.6gを、3時間かけて滴下した。ついで、得られた
ポリアクリル酸の溶液中に、架橋剤としてジグリシジル
エーテル40mgを加え、さらに3時間にわたり、加熱
攪拌下に反応させた。この架橋化反応で得られた生成物
は、凍結乾燥し、粉砕してポリアクリル酸架橋化物を得
た。
【0028】(2)吸水性の評価 上記(1)で得られたポリアクリル酸架橋化物の粉末を
試料として用いた他は、実施例1の(2)と同様にし
て、吸水性の評価をした。その結果を第1表に示す。 (3)生分解性の評価 上記(1)で得られたポリアクリル酸架橋化物の粉末を
試料として用いた他は、実施例1の(3)と同様にし
て、生分解性の評価をした。その結果を第1表に示す。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、吸水性に優れ、かつ生
分解性を有する不飽和カルボン酸重合体架橋化物と、そ
の簡略な工程による効率のよい製造法および該架橋化物
からなる吸水材を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61L 15/60

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キノン類の存在下に、アクリル酸を重合
    開始剤により重合させることを特徴とする不飽和カルボ
    ン酸重合体架橋化物の製造法。
  2. 【請求項2】 キノン類が、ヒドロキノン、ジヒドロキ
    シ安息香酸、ジヒドロキシベンズアルデヒド、ジヒドロ
    キシベンゼンスルホン酸、ジヒドロキシベンゾニトリル
    およびジヒドロキシニトロベンゼンの群から選択される
    1種または2種以上の化合物である請求項1に記載の不
    飽和カルボン酸重合体架橋化物の製造法。
  3. 【請求項3】 キノン類の使用割合が、アクリル酸に対
    して、0.01〜20モル%の割合である請求項1また
    は2に記載の不飽和カルボン酸重合体架橋化物の製造
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の製造法
    によって製造された不飽和カルボン酸重合体架橋化物。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の不飽和カルボン酸重合
    体架橋化物からなる吸水材。
JP2000208467A 2000-07-10 2000-07-10 不飽和カルボン酸重合体架橋化物とその製造法 Pending JP2002020406A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000208467A JP2002020406A (ja) 2000-07-10 2000-07-10 不飽和カルボン酸重合体架橋化物とその製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000208467A JP2002020406A (ja) 2000-07-10 2000-07-10 不飽和カルボン酸重合体架橋化物とその製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002020406A true JP2002020406A (ja) 2002-01-23

Family

ID=18705038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000208467A Pending JP2002020406A (ja) 2000-07-10 2000-07-10 不飽和カルボン酸重合体架橋化物とその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002020406A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021006149A1 (ja) * 2019-07-05 2021-01-14 住友精化株式会社 架橋重合体粒子の製造方法、及び、架橋重合体ゲル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021006149A1 (ja) * 2019-07-05 2021-01-14 住友精化株式会社 架橋重合体粒子の製造方法、及び、架橋重合体ゲル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1268295A (en) Water absorbent acrylic copolymers
US4618631A (en) Production process for highly water absorbable polymer
FI96218C (fi) Hydrofiilisiä, turpoavia oksaspolymeereja, niiden valmistus ja käyttö
JP2877255B2 (ja) 耐久性の優れた吸水性樹脂の製造方法
EP0312952A2 (en) Process for preparing absorbent polymers
JPS6024807B2 (ja) 高吸水性ヒドロゲルの製造方法
WO2007126002A1 (ja) 吸水性樹脂の製造方法
JPS63152667A (ja) 安定性の優れた吸水性樹脂
JPH0770245A (ja) 高吸水性樹脂の製造法
JP2901368B2 (ja) 耐塩性吸水性樹脂の製造方法
JP2007291351A (ja) ポリアクリル酸(塩)系吸水性樹脂の製造方法
JP2002020406A (ja) 不飽和カルボン酸重合体架橋化物とその製造法
JPH0555523B2 (ja)
JPH0931107A (ja) 吸水性樹脂の製造法
US5508381A (en) Process for preparing highly water absorbent resin
JP2545512B2 (ja) 高吸水性ポリマ−
JP3251647B2 (ja) 吸水性樹脂およびその製造方法
EP0216147A2 (en) Covalently crosslinked copolymer absorbent
JP2802092B2 (ja) 優れた耐塩性を有する吸水剤
JP2005021704A (ja) 吸水性樹脂及びその製造方法
JP2001302749A (ja) 不飽和カルボン酸系重合体架橋物とその製造法
JPS62144748A (ja) 耐塩性吸水剤
TW200307695A (en) Water-absorption resin
WO2000059958A1 (fr) Copolymere reticule d'acide carboxylique insature et son procede de production, copolymere d'acide carboxylique insature, adjuvant biodegradable, et composition detergente
JPS6336322B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20041216