JP2002020020A - シート排出処理装置とこの装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

シート排出処理装置とこの装置を備えた画像形成装置

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JP2002020020A
JP2002020020A JP2000202578A JP2000202578A JP2002020020A JP 2002020020 A JP2002020020 A JP 2002020020A JP 2000202578 A JP2000202578 A JP 2000202578A JP 2000202578 A JP2000202578 A JP 2000202578A JP 2002020020 A JP2002020020 A JP 2002020020A
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sheet
sheet discharge
discharge processing
pair
processing device
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Hideki Kushida
秀樹 櫛田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コスト、低騒音、小型化を図る。 【解決手段】 シート排出処理装置は、シートに画像を
形成する画像形成装置100の本体101内から送られ
てきたシートを排出処理するようになっており、本体に
着脱可能に取り付けられて、シートを本体外に排出する
シート排出手段103と、シート排出手段を本体に装着
したとき、シート排出手段を本体内で作動する作動機構
9に接続して作動機構の作動力をシート排出手段に伝達
する作動力伝達手段29と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート排出処理装
置と、この装置を本体に備えた複写機、プリンタ、ファ
ックス、およびこれらの複合機器等の画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置には、画像形成装置
の本体から排出された画像形成後のシートを指定された
シート束ごとに仕分けながら、順次積載していく単ビン
移動式排出シート積載トレイを備えるものがある。
【0003】なお、シートには、普通紙、普通紙の代用
品である樹脂製の薄いもの、厚紙、はがき、封書、ラベ
ル等がある。
【0004】図11は、単ビン移動式の排出シート積載
装置104を本体に備えた画像形成装置の一例である複
写機60の概略正面断面図である。図11において、選
択したシートカセット1からシート供給ローラ2によっ
て供給されたシートは、搬送ローラ3によって搬送さ
れ、転写部15において感光ドラム4上のトナー像を転
写される。感光ドラム4には、前もって、光学系102
からの原稿情報に基づいたトナー像が形成されている。
その後、シートSは、搬送ベルトを備える搬送部5によ
り搬送され、定着フィルムとローラなどで形成される加
圧部7と、加熱体6とを有する定着装置8へと送られ
る。そして、シートSは、定着装置8を通過し、トナー
像を熱定着される。最後に、シートはシート排出ローラ
対9およびシート排出最終ローラ対10によって排出シ
ート積載トレイ11上に排出されて積載される。
【0005】この単ビン移動式の排出シート積載装置1
04には、複写機60の本体61に取り付けられて、シ
ート排出ローラ対9に搬送されてシート排出最終ローラ
対10によって排出されたシートを、シートの搬送方向
と直交する方向で水平方向にシフト移動する排出シート
積載トレイ11にシート束毎に仕分けて積載するように
なっている。
【0006】図12は、上記仕分け機能を備えた単ビン
移動式の排出シート積載装置104の斜視図である。図
13は、排出シート積載トレイ11上にシートを束状に
仕分けて積載しているときの、排出シート積載装置10
4の斜視図である。
【0007】排出シート積載トレイ11は、シート搬送
パス中のシート検知センサ12(図11参照)がシート
の通過が検知すると、図11の駆動モ−タ22により、
所定のタイミングで矢印A方向(図13参照)に往復移
動する。排出シート積載トレイ11の往復移動量は、固
定の部材に配置された2個のフォトインタラプタ14
(図11では、2個重なって見えるので1個のみ図示)
によって規制されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、複写機本体内
には、排出シート積載トレイ11の移動制御に必要な駆
動制御基板や移動量検知制御基板、排出シート積載トレ
イ11へのシートの積載性を向上させるためのシート搬
送用のシート排出最終ローラ対10、等が設けられてい
る。
【0009】このため、単ビン移動式排出シート積載ト
レイ11を取り付ける複写機ごとに、排出シート積載ト
レイの取り付け角度、および取り付け高さ、シート排出
最終ローラ対によるシートの排出角度、および配置位置
等、最適な条件を設定し直さなければならない。これに
よって、複写機の開発期間の長期化、必要以上の部品の
コストアップ等の問題が生じていた。
【0010】さらに、シート排出最終ローラ対をユニッ
ト化したシート排出ローラ対ユニットは、複写機本体内
に設けられているため、複写機本体やシート排出ローラ
対ユニット自身を分解しにくくするとともに、リサイク
ル率が低かった。
【0011】そこで、このような問題に対処するため、
シート排出最終ローラ対ユニットを本体61と別体に構
成すると、シート排出最終ローラ対ユニット専用の駆動
モータが必要になり、コストアップ、騒音の増加、モー
タの自己温度の上昇、複写機本体もしくはシート排出最
終ローラ対ユニットの大型化という別の問題が生じる。
【0012】また、シート排出最終ローラ対ユニットが
複写機本体内に設けられているため、シート詰まりが生
じたときシート排出口57の開口量を充分に確保するこ
とができず、そのシートを除去することが困難であっ
た。
【0013】さらに、近年、複写機は、画像形成の高速
化に伴い、先行のシートと後続のシートとの間隔を詰め
たり、排出シート積載トレイ11に対するシート積載速
度を速めたりする必要に迫られている。
【0014】従来の上記のような単ビン移動式の排出シ
ート積載装置104は、比較的低速でシートが排出シー
ト積載トレイ11に排出されていたので、先行のシート
が完全に排出されて積載された後に、排出シート積載ト
レイ11の移動を行い、排出シート積載トレイ11の移
動完了後、次のシートを積載していた。このように、排
出シート積載トレイ11の移動完了後、次のシートを積
載していたのでは、画像形成の高速化に対応することが
できない。そこで、近年は排出シート積載トレイ11の
移動が完了する前に、次のシートを排出する必要性が生
じてきた。
【0015】しかし、排出シート積載トレイ11の移動
が完了する前に、次のシートを排出すると、排出されて
くる後続のシートが、すでに排出シート積載トレイ11
に積載されているシートを押し出したり、すでに排出シ
ート積載トレイ11に積載されて移動しているシートに
接触したりして、シートの積載不良の原因になることが
あった。
【0016】この弊害の対応策として、これまで、排出
シート積載トレイ11の移動速度を速めたり、シートの
排出速度を遅くしたり、あるいは、排出シート積載トレ
イ11の取り付け角度を変更したりしていた。しかし、
排出シート積載トレイ11の移動速度を速めると、排出
シート積載トレイ11に積載されたシートの積載乱れが
生じることがあった。また、シートの排出速度を遅くす
るとシートが排出シート積載トレイ11に勢いよく排出
されず、シートの後端がシート排出口57に引っ掛か
り、シートの積載乱れを生じさせたり、シート排出口を
塞いだりするおそれがある。さらに、排出途中のシート
が排出シート積載トレイに接触しないように、排出シー
ト積載トレイ11を水平に近づけると、シートが自重に
よって落下することになり、シート後端の整合性が低下
するという問題があった。
【0017】また、シート排出最終ローラ対10が本体
に備えられているため、排出シート積載装置104を取
り外して、シート束を綴じるステイプル装置、シートに
孔を明ける孔明け装置、綴じられたシート束を2つ折に
して本にする製本装置等の装置を有するシート後処理装
置を本体に装着することを考慮すると、シート排出最終
ローラ対10のシート排出速度等を変更することができ
ないことになる。
【0018】なお、以上説明した、シート排出最終ロー
ラ対10は、排出シート積載装置104を複写機本体に
装備しないとき、本来不要であるが、本体に組み込まれ
ているため排出シート積載装置104を装備しないとき
も、そのまま使用している。
【0019】さらに、以上の課題は、シート排出最終ロ
ーラ対10と、排出シート積載装置104を複写機以外
の画像形成装置に設けても同様に生じている。
【0020】(目的)本発明は、分解性等、リサイクル
性に優れたシート排出処理装置を提供することを目的と
している。
【0021】本発明は、単ビン移動式の排出シート積載
手段を使用しないとき、シート排出手段も本体から取り
外せるようにして、シート排出手段のコスト分を画像形
成装置の本体に含ませないですむシート排出処理装置を
提供することを目的としている。
【0022】本発明は、単ビン移動式の排出シート積載
手段を使用しないとき、シート排出手段も本体から取り
外せるようにして、ステイプル装置、孔明け装置、製本
装置等を有するシート後処理装置を装着できるようにし
たシート排出処理装置を提供することを目的としてい
る。
【0023】本発明は、シート排出手段を画像形成装置
本体から取り外せるようにしたときの専用の駆動源を用
いないで、コストアップ、騒音の増加、駆動源の自己昇
温等を防止して、画像形成装置本体やシート排出手段を
小型化するシート排出処理装置を提供することを目的と
している。
【0024】本発明は、シート詰まりの処理時に、シー
ト排出口の開口量を大きくできるようにして、詰まった
シートの除去を容易に行えるようにするシート排出処理
装置を提供することを目的としている。
【0025】本発明は、シートの積載乱れを抑制する規
制部材を有している場合においても、シート排出口の開
口量を容易に大きく出来るようにするシート排出処理装
置を提供することを目的としている。
【0026】本発明は、シートに発生する静電気を除去
する除電手段を有する場合においても、シート排出口の
開口量を容易に大きく出来るようにするシート排出処理
装置を提供することを目的としている。
【0027】本発明は、シート排出口の開口量を大きく
する際の操作性を向上させたシート排出処理装置を提供
することを目的としている。
【0028】本発明は、シート積載手段の移動速度やシ
ートの排出速度やシート積載手段の傾斜角等が従来と同
じであった場合や、排出シート積載手段の移動が完了す
る前に、後続のシートが排出された場合においても、既
に排出シート積載手段に積載されているシートに、後続
のシートが接触しないようにする為に、排出されたシー
トの着地到達時間を長くしたり、シートの排出間隔を詰
めることにより、単位時間当たりのシートの排出枚数を
多くしたシート排出処理装置を提供することを目的とし
ている。
【0029】本発明は、上記いずれか1つのシート排出
処理装置を備えて、画像形成能率を高めた画像形成装置
を提供することを目的としている。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のシート排出処理装置は、シートに画像を形
成する画像形成装置の本体内から送られてきた前記シー
トを排出処理するようになっており、前記本体に着脱可
能に取り付けられて、前記シートを前記本体外に排出す
るシート排出手段と、前記シート排出手段を前記本体に
装着したとき、前記シート排出手段を前記本体内で作動
する作動機構に接続して前記作動機構の作動力を前記シ
ート排出手段に伝達する作動力伝達手投と、を備えてい
る。
【0031】本発明のシート排出処理装置は、さらに、
前記本体に着脱可能で、前記シート排出手段によって排
出されたシートが積載されて、シート排出方向と交差す
る方向に移動可能な排出シート積載手段を備えている。
【0032】本発明のシート排出処理装置の前記作動機
構は、前記シートを搬送するシート搬送回転体対を有
し、前記シート排出手段が前記シートを前記本体から排
出するシート排出回転体対を有し、前記作動力伝達手段
は、前記シート搬送回転体対の内、一方の回転体の回転
力を前記シート排出回転体対の内、一方の回転体に伝達
するようになっている。
【0033】本発明のシート排出処理装置の前記作動力
伝達手段は、前記シート搬送回転体対の一方の回転体に
対して当該回転体の回転軸方向に係脱可能であり、且つ
前記シート排出回転体対の一方の回転体に常時接続され
ている。
【0034】本発明のシート排出処理装置の前記作動力
伝達手段と前記シート搬送回転体対の一方の回転体と
は、当該回転体の回転方向で互いに係合し、且つ回転中
心が前記シート搬送回転体対の一方の回転体の回転中心
と一致する回転力伝達部材を各々有している。
【0035】本発明のシート排出処理装置の前記作動力
伝達手段の回転力伝達部材と前記シート搬送回転体対の
一方の回転体の回転力伝達部材との内、少なくとも一方
の回転力伝達部材は、前記シート搬送回転体の一方の回
転体の回転軸方向に沿って他方の回転力伝達部材に対し
て接近離間可能に設けられている。
【0036】本発明のシート排出処理装置の前記シート
搬送回転体対は、前記本体の前記シートの搬送方向に対
して交差する方向に着脱可能になっている。
【0037】本発明のシート排出処理装置の前記シート
搬送回転体対の内、一方の回転体は、駆動源によって回
転する駆動回転体である。
【0038】本発明のシート排出処理装置の前記シート
排出回転体対の各々は、上下方向で対向して前記シート
を案内する上下1対の案内部材に設けられて、前記1対
の案内部材が共通の取り付け部材に設けられ、前記シー
ト排出回転体対と前記案内部材と前記取り付け部材とが
ユニット化されて、前記本体に対して着脱可能になって
いる。
【0039】本発明のシート排出処理装置の前記上下1
対の案内部材の内、一方の案内部材に設けられた回転体
は、前記一方の案内部材に上下動可能に設けられ、付勢
手段によって他方の案内部材に設けられた回転体に圧接
されている。
【0040】本発明のシート排出処理装置の前記上下1
対の案内部材の内、上位の案内部材は、下位の案内部材
に対して接近離間可能に前記取り付け部材に設けられて
いる。
【0041】本発明のシート排出処理装置の前記上位の
案内部材は、付勢手段によって、前記下位の案内部材に
接近付勢されている。
【0042】本発明のシート排出処理装置の前記上位の
案内部材は、外方に突出した持ち上げ部材を有してい
る。
【0043】本発明のシート排出処理装置の前記1対の
案内部材の内、少なくとも一方の案内部材には、他方の
案内部材側に突出したリブが突設されている。
【0044】本発明のシート排出処理装置の前記シート
排出回転体対の内、下位の回転体は上位の回転体より、
シート排出方向の下流側に位置している。
【0045】本発明のシート排出処理装置の前記シート
排出手段によるシート排出方向は、前記シート搬送手投
に送られてくるシートの搬送方向に対して上向き約15
度ないし約20度の範囲内に設定されている。
【0046】本発明のシート排出処理装置の前記1対の
案内部材の内、一方の移動可能な案内部材に、前記シー
ト排出手段によって排出中のシートの浮き上がりを規制
する規制部材を備えてある。
【0047】本発明のシート排出処理装置の前記1対の
案内部材の内、一方の移動可能な案内部材に、前記シー
ト排出手投によって排出中のシートの静電気を除去する
除電手段を備えてある。
【0048】本発明の画像形成装置は、シートに画像を
形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって画
像が形成されたシートを排出する上記いずれか1つのシ
ート排出処理装置と、を備えている。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。
【0050】まず、画像形成装置の一例である複写機を
説明し、その後、複写機の本体に装備されたシート排出
処理装置を説明する。なお、シート排出処理装置は、複
写機の本体のみに設けられるのではなく、ファクシミ
リ、プリンタ、およびこれらの複合機器等の他の画像形
成装置の本体にも設けられるようになっている。
【0051】図1において、画像形成装置である複写機
100の本体101内において、選択されたシートカセ
ット1からシート供給ローラ2によって供給されたシー
トSは、搬送ローラ3によって搬送され、転写部15と
感光ドラム(画像形成手段)4との間に送り込まれる。
感光ドラム4には、あらかじめ光学系102からの原稿
情報に基づいてトナー像が形成されている。シートSに
は、感光ドラム4上のトナー像が転写される。その後、
シートSは、搬送ベルトを備える搬送部5により搬送さ
れ、定着フィルムおよびローラで構成される加圧部7
と、加熱体6を有する定着装置8へと送られる。シート
には、トナー像が熱定着される。シートは、シート排出
ローラ対(シート搬送回転体対)9を経由し、複写機本
体101とは別体で着脱可能に構成されたシート排出最
終ローラ対(シート排出回転体対)16によって排出シ
ート積載トレイ11上に排出されて積載される。このと
き、排出シート積載トレイ11は、予めユーザーによっ
て指定された枚数および仕分け部数に応じてシートの排
出方向に対して交差する方向(図2、矢印A方向)に往
復移動動作を行いシート束同士間の仕分けを行う。
【0052】シート排出最終ローラ対16は、シート排
出最終ローラ対ユニット(シート排出手段)103に組
み込まれている。排出シート積載トレイ11は、排出シ
ート積載装置(排出シート積載手段)104に組み込ま
れている。シート排出最終ローラ対ユニット103は、
排出シート積載トレイ11を使用するときに本体101
に装着され、排出シート積載トレイ11を使用しないと
き、本体101から外されるようになっている。なお、
シート排出処理装置106は、少なくともシート排出最
終ローラ対ユニット103を有している。
【0053】複写機100の本体101のシート排出部
分には、後述する排出シート積載装置104と、シート
排出最終ローラ対ユニット103とが着脱可能に設けら
れている。排出シート積載装置104と、シート排出最
終ローラ対ユニット103とを取り外したとき、複写機
本体101には、不図示の、シート束を綴じるステイプ
ル装置、シートに孔を明ける孔明け装置、綴じられたシ
ート束を2つ折りにして本にする製本装置等の装置を有
するシート後処理装置が装備されるようになっている。
あるいは、排出シート積載装置104が設けられていた
部分に不図示の単なる板状のトレイを着脱可能に設け、
シート排出ローラ対9によって排出されるシートをその
板状のトレイで受け止めて、積載することができるよう
になっている。
【0054】(排出シート積載装置)図2ないし図10
において、排出シート積載装置104は、複写機本体1
01に着脱可能に設けられている。
【0055】図3において、排出シート積載装置104
は、排出シート積載トレイ11を有して図2中の矢印A
方向に往復移動可能なトレイ部42と、駆動モータ2
2、ドライバ23等を有するトレイ支持台21との2段
構造になっている。
【0056】トレイ支持台21は、複写機100の本体
101に着脱されるようになっている。トレイ支持台2
1は、ステンレス製の平行な2本の軸27,27を有し
ている。排出シート積載トレイ11を有するトレイ部4
2は、2本の軸27,27に支持されて、矢印A方向に
移動するようになっている。
【0057】排出シート積載トレイ11を有するトレイ
部42には、排出シートの満載を検知するための赤外線
反射型のセンサ28と、トレイ面11aにシートSが積
載されているか否かを検知するレバー48、およびセン
サ24が設けられている。このセンサ28,24は、シ
ート排出状況を検知し、排出シートの積載性を乱さない
ために設けられている。
【0058】トレイ支持台21には、トレイ部42をシ
ートの排出方向に対して交差する方向に移動させる駆動
モータ22、およびトレイ部42の移動量を制御するフ
ォトインタラプタ14とが設けられている。駆動モータ
22の軸先端部には、ピニオン50が設けられ、トレイ
部42の下面にはピニオン50が噛合するラック49が
設けられている。フォトインタラプタ14は、トレイ部
42の移動範囲の両端部に各々設置されている。移動す
るトレイ部42の下面には、フォトインタラプタ14を
作動させるセンサフラグ42が設けられている。
【0059】したがって、トレイ部42は、駆動モータ
22の駆動と、軸27,27の案内と、フォトインタラ
プタ14とセンサフラグ42の移動範囲規制とによっ
て、トレイ支持台21上を矢印A方向に往復移動するよ
うになっている。
【0060】(シート排出最終ローラ対ユニット)図2
ないし図10において、シート排出最終ローラ対ユニッ
ト103は、複写機本体101に着脱可能に設けられて
いる。シート排出最終ローラ対ユニット103を複写機
本体101に設けないとき、シートは、シート排出ロー
ラ対9によって排出される。
【0061】シート排出最終ローラ対ユニット103
は、大きく分けて、シート排出枠体(取り付け部材)1
7と、回動側シート搬送ガイド(案内部材)20、およ
び駆動部(作動力伝達手段)29とから構成されてい
る。
【0062】図2において、シート排出枠体17には、
搬送補助用に設けたリブ41が搬送面全域に亘って形成
されたシート搬送ガイド(案内部材)56(図9参照)
設けられ、図4に示すようにシート排出最終ローラ(駆
動側)30がベアリング31を介して設けられている。
【0063】図5に示すように、回動側シート搬送ガイ
ド20には、シート排出最終ローラ30毎に対向してば
ね(付勢手段)32によってそれぞれが付勢された最終
従動ローラ25と、自身に付けられた錘の自重によって
排出シートの後端部を押圧する後端落とし部材(規制部
材)18と、除電針(除電手段)19およびアース板ば
ね(除電手段)26が設けられている。除電針19及び
アース板ばね26は、中間ギア43と伝達ギア(回転力
伝達部材)44を収納しているギアボックスの金属製の
側板55(図8参照)を経由し、複写機100の本体1
01にアースされている。
【0064】また、回動側シート搬送ガイド20は、図
4ないし図6に示すようにその両端部に設けた突起部3
4と、それに対向してシート排出枠体17に設けられて
突起部34を支持する支持部35とを中心にシート排出
枠体17に矢印B、C方向に回動自在に設けられてい
る。シート排出枠体17は、シート排出枠体17に設け
られた規制部39と、回動側シート搬送ガイド20の規
制部38との間に渡した引っ張りばね(付勢手段)33
によって、矢印C方向に回転付勢されている。このた
め、最終従動ローラ25は、シート排出最終ローラ30
に加圧され、シート排出最終ローラ30と一対でシート
排出最終ローラ対16を形成している。また、シート排
出最終ローラ対16を有する回動側シート搬送ガイド2
0の回動動作を行う手段として、その端部に操作取手
(持ち上げ部材)40が取り付けられている。
【0065】したがって、複写機100の稼働時、その
排出口でシート詰まりが発生した場合、操作取手40を
矢印B方向に操作すれると、回動側シート搬送ガイド2
0、回動側シート搬送ガイド20に内蔵されている最終
従動ローラ25、後端落とし部材18、除電針19、お
よびアース板ばね26が、突起部34と支持部35を中
心にして矢印B方向に一体に回転する。これによって、
シート排出最終ローラ対16の最終従動ローラ25は、
シート排出最終ローラ30から離間され、シート排出口
58(図1参照)の開口量を大きくすることができる。
この結果、詰まったシートを容易に除去することができ
る。
【0066】図7、図8に示すように、駆動部29は、
入力ギア37と中間ギア43と伝達ギア44等で構成さ
れている。伝達ギア44の端面には回転を伝える回転爪
47が2個、約180度間隔で突設されている。その伝
達ギア44は、支持軸52に移動可能に設けられ支持軸
52に遊嵌した退避ばね46によって後述する駆動ギア
(回転力伝達部材)45の方に付勢されている。
【0067】シート排出最終ローラ対16は、以下の機
構によって回転するようになっている。図7に示すよう
に複写機100の本体101内のシート排出ローラ対
9、定着部8、および搬送部5は、符号105で示すよ
うにユニット化されて、複写機100の本体101から
引き出し可能な構成になっている。シート搬送ユニット
105内のシート排出ローラ対9の駆動ギア45は、シ
ート排出最終ローラ30の伝達ギア44が設けられた支
持軸52と同軸的な回転軸54に設けられている。回転
軸54は、不図示の駆動モータから回転力を受けるよう
になっている。駆動ギア45には、伝達ギア44の回転
爪47に回転方向で係合する被係合爪53が突設されて
いる。
【0068】シート搬送ユニット105を複写機100
の本体101に装着すると、駆動ギア45は、伝達ギア
44に爪53,47を介して回転方向で係合し、伝達ギ
ヤ44の回転力を受けることができるようになってい
る。駆動ギア45と伝達ギア44とが爪53,47を介
して回転方向で係合するとき、退避ばね46は、伝達ギ
ア44を駆動ギア45に加圧するようになっている。互
いのギア端面に設けられた爪47,53に位相ずれが生
じて噛み合い不良が生じたとき、退避ばね46で付勢さ
れている伝達ギア44が退避するようになっている。し
たがって、爪47,53同士に噛み合い不良が生じて
も、爪47,53同士は、伝達ギア44を、一旦、退避
させ、シート排出ローラ対9側の駆動ギア45の一定の
回転動作後に噛み合うようになっている。なお、伝達ギ
ア44は、退避しても、図4の中間ギア43から外れな
いようになっている。
【0069】このように、伝達ギア44に本体101か
ら回転力駆動が伝達されると、中間ギア43を介して入
力ギア37に伝達され、シート排出最終ローラ30は回
転駆動し、シートが単ビン式の排出シート積載トレイ1
1に排出される。なお、以上の実施形態では、伝達ギア
44が退避するようになっているが、駆動ギア45を回
転軸54上で退避できるようにしてもよいし、あるい
は、両方のギア45,54を退避できるようにしてもよ
い。
【0070】図9は、シート排出最終ローラ30と最終
従動ローラ25によって形成されるシート排出最終ロー
ラ対16を有するシート排出最終ローラ対ユニット10
3の断面図である。図9に示すように、シート排出最終
ローラ30と最終従動ローラ25のそれぞれの中心を結
んだ架空線αと搬送方向Yに対する垂線Xとのなす角が
約15度ないし約20度に設定されている。このよう
に、シート排出最終ローラ対16を配置すると、排出シ
ートは架空線αの法線β方向に排出されるため、図3に
示すように、排出シート積載トレイ11に積載された排
出シートSに接触するまでの地点KをK1に変更して、
到達時間を長くすることができる。接触地点到達時間延
長分だけ従来よりも移動のタイミングを早めてトレイを
移動させても、後続の排出されてくるシートが既に排出
シート積載トレイ11に積載されたシートに接触するこ
とがなくなる。このため、シートの排出速度を速めたり
シートの排出間隔を狭めたりするといった高速化に対応
することができる。
【0071】なお、複写機100の小型化を考慮せず、
シート詰まりを除去し易くすることを主とした場合、シ
ート排出最終ローラ30の回転力は、駆動ギア45から
得ることなく、図10に示すように、シート排出駆動モ
ータ36から入力ギア37を介して得てもよい。
【0072】以上の実施形態の複写機は、次の利点を有
している。
【0073】(1)シート排出最終ローラ対ユニット1
03は、専用のモータ等の駆動源を使用せず、シート排
出最終ローラ対ユニット103を複写機100の本体1
01に装着したとき、複写機100の本体101側で駆
動回転する駆動ギア45から回転力を受けるようになっ
ている。このため、複写機100の本体101内の各機
構や装置を駆動するために設けられたモータ等の駆動源
を、シート排出最終ローラ対ユニット103の駆動源と
しても使用できるため、シート排出最終ローラ対ユニッ
ト103を駆動回転させる駆動源を新たに設ける必要が
なく、その分、スペースを考慮する必要がなくなる。さ
らに、複写機本体101と、シート排出最終ローラ対ユ
ニット103とを小型にすることができるとともに、モ
ータ等の駆動源による、騒音、自己昇温等の弊害に対す
る対策を考慮する必要がなくなる。
【0074】(2)複写機本体101のシート排出ロー
ラ対9を駆動するために設けられているモータ等の駆動
源を、シート排出ローラ対9の駆動ギア45を介して、
シート排出最終ローラ対ユニット103の駆動源として
も使用しているので、シート排出最終ローラ対16が、
複写機本体101のシート排出ローラ対9の回転駆動と
連動して回転動作を行うことができ、複写機100の構
造を簡単にして小型にすることができる。
【0075】(3)シート排出最終ローラ対16の伝達
ギア44と、複写機100の本体101のシート排出ロ
ーラ対9の駆動ギア45とを同軸線上で結合させること
で、ギア列等のように同一平面上に回転伝達要素を配設
した駆動力伝達方法において発生していた、ギア間の位
置ばらつきによる駆動力の伝達損失を少なくしてギア歯
面破損を防止することができる。
【0076】(4)シート排出最終ローラ対16と、シ
ート排出ローラ対9との互いの回転力伝達部材である駆
動ギア45と伝達ギア44には、回転方向で互いに係合
する複数の爪53,47が突設されているので、比較的
大きな回転トルクであっても確実に伝達することができ
る。
【0077】(5)シート排出最終ローラ対16の伝達
ギア44と、複写機100の本体101のシート排出ロ
ーラ対9の駆動ギア45との少なくとも一方のギアを、
ばねに抗して回転軸方向に退避できるようにしてある。
このため、ばねは、駆動ギア45と伝達ギア44とを互
いに加圧する方向に付勢する働きと、互いのギア端面に
設けられた爪47,53の位相ずれによって噛み合い不
良が生じたときにばねに付勢されているギアが退避でき
るようにする働きとをしている。これによって、駆動ギ
ア45と伝達ギア44の爪45,47の噛み合い不良に
よる爪の破損等を防止することができる。
【0078】(6)複写機本体の一部分をユニット化し
たシート搬送ユニット105を、シート搬送方向に対し
て交差する方向に引き出し、押し込み可能な構成にする
と、上記(1)ないし(5)の利点によって、従来、同
一平面上による駆動伝達方法時に発生していた、ギア間
の位置ばらつきによる駆動力の伝達損失や歯面の破損を
防止することができるため、シート排出最終ローラ対ユ
ニット103に専用の駆動源を設けることなく、複写機
本体101の駆動源から駆動力を得ることができるよう
になる。
【0079】(7)シート排出最終ローラ対16が設け
られた少なくとも一方のシート搬送ガイド20(または
56)を他方のシート搬送ガイド56(または20)に
対して接近離間可能にしたことによって、シート排出最
終ローラ対16から排出されるシートがシート排出最終
ローラ対間のシート排出口58でシートが詰まっても、
一方のシート搬送ガイドを他方のシート搬送ガイドから
離間することによって、シート排出口58を容易に開い
て、ユーザーであっても速やか且つ簡単に詰まったシー
トを取り除くことができ、メンテナンス等を容易に行え
る。
【0080】(8)シート排出口58を開くとき、最終
従動ローラ25、除電針19、アース板ばね26、およ
び後端落とし部材18を回動側シート反動ガイド20に
設けることにより、回動側シート搬送ガイド20の回動
動作と連動して最終従動ローラ25、除電針19、アー
ス板ばね26、および後端落とし部材18が退避するの
で、ユーザーであっても速やか且つ簡単に詰まったシー
トを取り除くことができ、メンテナンス等を容易に行え
る。
【0081】(9)シート排出最終ローラ対16をユニ
ット化して、複写機100の本体101に対して着脱で
きるようにしたので、排出シート積載トレイ11に対応
して、シート排出最終ローラ対16の配設位置、シート
排出角度、排出シート積載トレイ11の高さ位置等の最
適な条件を見つければよいため、必要以上の部品コスト
アップを押さえられるほか、設計もその都度行う必要が
無くなり、開発期間の短縮化を図ることができる、ユー
ザーのニーズに即した商品を速やかに市場に提供するこ
とができる。
【0082】(10)シート排出最終ローラ対16を複
写機100の本体101に対して取り外し可能にするこ
とで、単ビン移動式排出シート積載装置104の追加を
望まないユーザーにとっては最終搬送ローラ対16のコ
スト分を削除できるため、不必要なコストアップを避け
ることができる。
【0083】(11)シート排出最終ローラ対16に独
自のシート排出駆動モータ36を持たせ場合、他の製品
で単ビン移動式排出シート積載装置の使用時に、速度変
更が可能なことや、トレイ部42とセットであれば、そ
のまま取り付け可能となり開発期間の大幅削減が可能と
なる。
【0084】(12)シート排出最終ローラ対ユニット
103を複写機100の本体101から分離可能な構成
にしたため、シート排出最終ローラ対16でこのローラ
対によるシート排出角度を変更するようにしても、ステ
イプル装置、孔明け装置、製本装置等の装置を備えたシ
ート後処理装置を本体に装着することができる。
【0085】(13)排出シート積載トレイ11の移動
速度やシートの排出速度やシート積載手段の傾斜角等が
従来と同じであっても、排出シート積載トレイ11の移
動が完了する前に、後続のシートが排出されても、既に
排出シート積載トレイ11に積載されているシートに、
後続のシートが接触しないようにして、排出されたシー
トの着地到達時間を長くして、シートの排出間隔を詰め
て、単位時間当たりのシートの排出枚数を多くすること
ができる。
【0086】(14)最終従動ローラ25を、シート排
出最終ローラ30に圧接させる従動ばね32、引っ張り
ばね33を設けることによって、最終従動ローラ25の
離間動作でシート排出口が開いて詰まったシーとを除去
した後も、上記圧接を保持することができる。
【0087】(15)シート排出最終ローラ対17を複
写機100の本体101と別体で構成することで単ビン
移動式排出シート積載装置の系においてのみ、ローラ配
置、排出角度、トレイ高さ等の最適な条件を考慮すれば
よいため、必要以上の部品コストアップを抑えられるほ
か、設計もその都度行う必要が無くなり、開発の効率の
改善につながり、ユーザーのニーズに即した商品を素早
く市場に投入することができる。また、単ビン移動式排
出シート積載装置の追加を望まないユーザーにとっては
最終搬送ローラ対にコスト分を削除できるため、不必要
なコストアップを避けることができる。
【0088】
【発明の効果】本発明のシート排出処理装置は、分解性
等、リサイクル性に優れているという効果を奏する。
【0089】本発明のシート排出処理装置は、排出シー
ト積載手段を使用しないとき、シート排出手段も本体か
ら取り外せるようになっているので、シート排出手段の
コスト分を画像形成装置の本体に含ませないで、コスト
ダウンを図ることができる。
【0090】本発明のシート排出処理装置は、シート積
載手段を使用しないとき、シート排出手段も本体から取
り外せるようにしたので、ステイプル装置、孔明け装
置、製本装置等を有するシート後処理装置を画像形成装
置本体に装着させることができる。
【0091】本発明のシート排出処理装置は、シート排
出手段手段を画像形成装置本体から取り外せるようにし
たときの専用の駆動源を用いないようにしたので、コス
トアップ、騒音の増加、駆動源の自己昇温等を防止し
て、画像形成装置本体やシート排出手段を小型にするこ
とができる。
【0092】本発明のシート排出処理装置は、回転力伝
達部材が相手の回転力伝達部材に対して、接近離間可能
になっているので、回転力伝達部材同士が確実に係合し
て、回転力を確実に受けることができる。
【0093】本発明のシート排出処理装置は、シート詰
まりの処理時に、シート排出口の開口量を大きくできる
ようにしたので、詰まったシートの除去を容易に行うこ
とができる。
【0094】本発明のシート排出処理装置は、持ち上げ
部材を有しているので、シート排出口の開口量を大きく
する際の操作性を向上させることができる。
【0095】本発明のシート排出処理装置は、シートの
積載乱れを抑制する規制部材を回転体に設けたので、シ
ート排出口の開口量を容易に大きくすることができる。
【0096】本発明のシート排出処理装置は、シートに
発生する静電気を除去する除電手段を回転体に設けたの
で、シート排出口の開口量を容易に大きくすることがで
きる。
【0097】本発明のシート排出処理装置は、シート積
載手段の移動速度やシートの排出速度やシート積載手段
の傾斜角等が従来と同じであった場合や、排出シート積
載手段の移動が完了する前に、後続のシートが排出され
た場合においても、既に排出シート積載手段に積載され
ているシートに、後続のシートが接触しないようにする
ために、排出されたシートの着地到達時間を長くして、
シートの排出間隔を詰めたので、単位時間当たりのシー
トの排出枚数を多くすることができる。
【0098】本発明の画像形成装置は、上記いずれか1
つのシート排出処理装置を備えているので、画像形成能
率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のシート排出処理装置を本体
に備えた画像形成装置の概略正面断面図である。
【図2】本発明の実施形態のシート排出処理装置を画像
形成装置の本体に備えたときの斜視図である。
【図3】本発明の実施形態のシート排出処理装置を画像
形成装置の本体に備えたときの断面図である。
【図4】本発明のシート排出最終ローラ対ユニットをシ
ート搬送方向の上流側からみた斜視図である。
【図5】本発明のシート排出最終ローラ対ユニットの回
動側シート搬送ガイドをシート搬送方向の上流側からみ
た斜視図である。
【図6】図5の回動側シート搬送ガイドをシート排出枠
体に支持する部分の斜視図である。
【図7】複写機の本体からシート搬送ユニットを引き出
した複写機本体の斜視図である。
【図8】駆動ギアが伝達ギアとの係合説明図である。 (a)駆動ギアが伝達ギアから離れた状態の斜視図であ
る。 (b)駆動ギアと伝達ギアとが係合した状態の斜視図で
ある
【図9】本発明のシート排出最終ローラ対の配置を示す
図である。
【図10】本発明の他の実施形態のシート排出最終ロー
ラ対ユニットの部分図である。
【図11】従来のシート排出最終ローラ対を本体に備え
た画像形成装置の概略正面断面図である。
【図12】従来のシート排出最終ローラ対を画像形成装
置の本体に備えたときの斜視図である。
【図13】従来のシート排出最終ローラ対によって、シ
ートを排出している状態の斜視図である。
【符号の説明】
S シート 1 シートカセット 4 感光ドラム(画像形成手段) 9 シート排出ローラ対(シート搬送回転体対) 11 排出シート積載トレイ 16 シート排出最終ローラ対(シート排出回転体
対) 17 シート排出枠体(取り付け部材) 18 後端落とし部材(規制部材) 19 除電針(除電手段) 20 回動側シート搬送ガイド(案内部材) 25 最終従動ローラ 26 アース板ばね(除電手段) 29 駆動部(作動力伝達手段) 30 シート排出最終ローラ 32 従動ばね(付勢手投) 33 引っ張りばね(付勢手段) 40 操作取手(持ち上げ部材) 41 リブ 44 伝達ギア(回転力伝達部材) 45 駆動ギア(回転力伝達部材) 46 退避ばね 47 爪 52 支持軸 53 被係合爪 54 回転軸 56 シート搬送ガイド(案内部材) 58 シート排出口 100 複写機(画像形成装置) 101 複写機(画像形成装置)の本体 102 光学系 103 シート排出最終ローラ対ユニット(シート
排出手段) 104 排出シート積載装置(排出シート積載手
段) 105 シート搬送ユニット 106 シート排出処理装置

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートに画像を形成する画像形成装置の
    本体内から送られてきた前記シートを排出処理するシー
    ト排出処理装置であって、 前記本体に着脱可能に取り付けられて、前記シートを前
    記本体外に排出するシート排出手段と、 前記シート排出手段を前記本体に装着したとき、前記シ
    ート排出手段を前記本体内で作動する作動機構に接続し
    て前記作動機構の作動力を前記シート排出手段に伝達す
    る作動力伝達手投と、 を備えたことを特徴とするシート排出処理装置。
  2. 【請求項2】 前記本体に着脱可能で、前記シート排出
    手段によって排出されたシートが積載されて、シート排
    出方向と交差する方向に移動可能な排出シート積載手段
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のシート排出
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記作動機構が、前記シートを搬送する
    シート搬送回転体対を有し、前記シート排出手段が前記
    シートを前記本体から排出するシート排出回転体対を有
    し、前記作動力伝達手段が、前記シート搬送回転体対の
    内、一方の回転体の回転力を前記シート排出回転体対の
    内、一方の回転体に伝達することを特徴とする請求項1
    または2に記載のシート排出処理装置。
  4. 【請求項4】 前記作動力伝達手段が、前記シート搬送
    回転体対の一方の回転体に対して当該回転体の回転軸方
    向に係脱可能であり、且つ前記シート排出回転体対の一
    方の回転体に常時接続していることを特徴とする請求項
    2または3に記載のシート排出処理装置。
  5. 【請求項5】 前記作動力伝達手段と前記シート搬送回
    転体対の一方の回転体とが、当該回転体の回転方向で互
    いに係合し、且つ回転中心が前記シート搬送回転体対の
    一方の回転体の回転中心と一致する回転力伝達部材を各
    々有していることを特徴とする請求項2,3,4の内、
    いずれか1項に記載のシート排出処理装置。
  6. 【請求項6】 前記作動力伝達手段の回転力伝達部材と
    前記シート搬送回転体対の一方の回転体の回転力伝達部
    材との内、少なくとも一方の回転力伝達部材が、前記シ
    ート搬送回転体の一方の回転体の回転軸方向に沿って他
    方の回転力伝達部材に対して接近離間可能に設けられて
    いることを特徴とする請求項5に記載のシート排出処理
    装置。
  7. 【請求項7】 前記シート搬送回転体対が前記本体の前
    記シートの搬送方向に対して交差する方向に着脱可能で
    あることを特徴とする請求項2ないし6の内、いずれか
    1項に記載のシート排出処理装置。
  8. 【請求項8】 前記シート搬送回転体対の内、一方の回
    転体が駆動源によって回転する駆動回転体であることを
    特徴とする請求項3ないし7の内、いずれか1項に記載
    のシート排出処理装置。
  9. 【請求項9】 前記シート排出回転体対の各々が、上下
    方向で対向して前記シートを案内する上下1対の案内部
    材に設けられて、前記1対の案内部材が共通の取り付け
    部材に設けられ、前記シート排出回転体対と前記案内部
    材と前記取り付け部材とがユニット化されて、前記本体
    に対して着脱可能になっていることを特徴とする請求項
    1ないし4の内、いずれか1項に記載のシート排出処理
    装置。
  10. 【請求項10】 前記上下1対の案内部材の内、一方の
    案内部材に設けられた回転体が前記一方の案内部材に上
    下動可能に設けられ、付勢手段によって他方の案内部材
    に設けられた回転体に圧接されていることを特徴とする
    請求項9に記載のシート排出処理装置。
  11. 【請求項11】 前記上下1対の案内部材の内、上位の
    案内部材が下位の案内部材に対して接近離間可能に前記
    取り付け部材に設けられていることを特徴とする請求項
    9または10に記載のシート排出処理装置。
  12. 【請求項12】 前記上位の案内部材が、付勢手段によ
    って、前記下位の案内部材に接近付勢されていることを
    特徴とする請求項11に記載のシート排出処理装置。
  13. 【請求項13】 前記上位の案内部材が、外方に突き出
    した持ち上げ部材を有していることを特徴とする請求項
    11または12に記載のシート排出処理装置。
  14. 【請求項14】 前記1対の案内部材の内、少なくとも
    一方の案内部材に他方の案内部材側に突き出したリブが
    突設されていることを特徴とする請求項9ないし13の
    内、いずれか1項に記載のシート排出処理装置。
  15. 【請求項15】 前記シート排出回転体対の内、下位の
    回転体が上位の回転体より、シート排出方向の下流側に
    位置していることを特徴とする請求項1,3,4,9,
    10の内、いずれか1項に記載のシート排出処理装置。
  16. 【請求項16】 前記シート排出手段によるシート排出
    方向が、前記シート搬送手投に送られてくるシートの搬
    送方向に対して上向き約15度ないし約20度の範囲内
    に設定されていることを特徴とする請求項1ないし4,
    9,10の内、いずれか1項に記載のシート排出処理装
    置。
  17. 【請求項17】 前記1対の案内部材の内、一方の移動
    可能な案内部材に、前記シート排出手段によって排出中
    のシートの浮き上がりを規制する規制部材を備えたこと
    を特徴とする請求項1ないし4,9ないし14の内、い
    ずれか1項に記載のシート排出処理装置。
  18. 【請求項18】 前記1対の案内部材の内、一方の移動
    可能な案内部材に、前記シート排出手投によって排出中
    のシートの静電気を除去する除電手段を備えたことを特
    徴とする請求項1ないし4,9ないし14の内、いずれ
    か1項に記載のシート排出処理装置。
  19. 【請求項19】 シートに画像を形成する画像形成手段
    と、 前記画像形成手段によって画像が形成されたシートを排
    出する請求項1ないし18の内、いずれか1項に記載の
    シート排出処理装置と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007314322A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Ricoh Co Ltd シート搬送装置、シート処理装置、及び画像形成装置
JP2008056487A (ja) * 2006-07-31 2008-03-13 Ricoh Co Ltd シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置
JP2009113923A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Canon Inc シート排出装置、シート処理装置、画像形成装置
US7775514B2 (en) 2007-02-23 2010-08-17 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Sheet post-processing apparatus

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