JP2002019639A - ダッシュボード及び相応するダッシュボードモジュール並びにその製造方法 - Google Patents

ダッシュボード及び相応するダッシュボードモジュール並びにその製造方法

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JP2002019639A
JP2002019639A JP2001149557A JP2001149557A JP2002019639A JP 2002019639 A JP2002019639 A JP 2002019639A JP 2001149557 A JP2001149557 A JP 2001149557A JP 2001149557 A JP2001149557 A JP 2001149557A JP 2002019639 A JP2002019639 A JP 2002019639A
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fiber mat
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Christophe Lyonnet
クリストフ・リヨネ
Pascal Query
パスカル・ケリー
Guy Vuillemin
ギー・ヴュレミン
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Faurecia Industries SAS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 硬く且つ製造コストが低いダッシュボードを
提供する。 【解決手段】 自動車用のダッシュボードは、空気管路
12を形成するリセス部を含むプラスチック発泡材で出
来たコア4と、ポリマー樹脂の層24内に組み込まれた
繊維マット22から成る覆い物20とを備える。この覆
い物20は、コアの長さの少なくとも一部分に亙りコア
4の断面の周縁を完全に取り巻く強化覆い物20であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気管路を形成し
又は部品の位置を形成するリセス部を含む幾つかの部分
的コアから成るプラスチック発泡材で出来たコアを備え
る型式の自動車用のダッシュボードであって、ポリマー
樹脂の層内に組み込まれた繊維マットから成る覆い物を
有するダッシュボードに関する。本発明は、かかるダッ
シュボードの製造方法に更に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術において、共に接続された色
々な部分的コアから製造されたポリプロピレン発泡材の
コアから成る自動車のダッシュボードが知られている。
これら部分的コアは、例えば、接着剤の接続により共に
接合されている。コアは装飾用外皮にて覆うことができ
る。かかるダッシュボードは、例えば、ドイツ国特許第
A−44 23 108号に提案されている。このダッ
シュボードは、硬さの点で弱いという欠点がある。
【0003】また、プラスチック発泡材の本体により取
り巻かれた横断金属バーを備えるダッシュボードも英国
特許第A−2 335 396号から知られている。横
断方向バーは、該本体の支持体として機能する。該本体
は、熱可塑性プラスチックにて浸漬被覆されたガラスマ
ット殻体によりその視覚可能な面のみが覆われている。
この特許から知られたダッシュボードは、横断方向バー
が存在すること及びダッシュボードの硬さが実質的にこ
のバーに依存するため、その重量が重い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの目的
は、これらの欠点を解消し且つ硬く、しかも製造コスト
が低いダッシュボードを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的のため、本発明
の主題は、覆い物がコアの長さの少なくとも一部分に亙
ってコアの断面の周縁を完全に取り巻く強化覆い物であ
ることを特徴とする、上記型式の自動車のダッシュボー
ドである。本発明の主題は、また、上記に記載し且つ装
置の少なくとも1つの部品が締結されたダッシュボード
モジュールである。
【0006】本発明によるモジュールは、リセス部内に
装着されたエアバックモジュールを備えることができ、
このエアバックモジュールは、一体化したカバーを有す
る。該モジュールは、エアバックモジュールと、リセス
部の後方開口部を覆い且つこのリセス部の周縁に締結さ
れた取り付けたカバーとを含むことができる。
【0007】本発明の主題は、また、上述したようなダ
ッシュボードを製造する方法であって、プラスチック発
泡材の部分的コアを1つのコアに組み立て、コアの断面
の周縁が繊維マットにより完全に取り巻かれるようにコ
アを繊維マットにて覆い、覆ったコアを金型内に配置
し、繊維マットがポリマー樹脂の層内に完全に組み込ま
れるようにポリマー樹脂を金型内に射出し、ポリマー樹
脂を硬化させ且つダッシュボードを金型から除去し、空
気管路及び/又は部品に対する位置の開口部を切ること
を特徴とする方法にも関する。
【0008】1つの変形例として、この方法は、次のス
テップ、すなわち、プラスチック発泡材の部分的なコア
を組み立ててコアにするステップと、コアの形状と実質
的な相補的な形状の繊維マットの予め製造した部片をダ
イ中に及び/又は金型のポンチ内に配置し、この予め製
造した部片がコアを完全に覆う全表面積を有するように
するステップと、コアを金型内に配置するステップと、
繊維マットがポリマー樹脂の層内に完全に組み込まれる
ようにポリマー樹脂を金型内に射出するステップと、ポ
リマー樹脂を硬化させ且つダッシュボードを金型から除
去するステップと、空気管路及び/又は部品の位置に対
する開口部を切るステップとを備えることができる。
【0009】特別な実施の形態の方法によれば、この方
法は、次のステップを更に含むことができる。すなわ
ち、ポリマー樹脂を射出する前に、締結要素を金型内に
配置された一時的保持要素の上に配置するステップと、
締結要素を所定の位置に配置する前に、繊維マット部片
を金型内に配置された一時的保持要素の上に配置するス
テップと、装飾用外皮を金型内に配置し且つダッシュボ
ードに対して取り付けられる装飾用外皮の面の上にポリ
マー樹脂を射出するステップとである。
【0010】
【発明の実施の形態】単に一例として掲げた以下の説明
及び添付図面を参照しつつ、以下の説明を読むことによ
り、本発明はより明確に理解されよう。図面に図示した
ダッシュボード2は、車の前方側隔壁3により概略図的
に図示した自動車内に装着することを目的とするもので
ある。
【0011】「前方」及び「後方」という語は、車に関
して以下に使用する。ダッシュボード2は、幾つかの部
分的コア6、8、10から成るプラスチック発泡材のコ
ア4を備えている。部分的コア6、8、10は、機械的
手段又は接着剤の接着により共に接合されている。これ
らの部分的コアは、組み立てた状態にて、空気管路1
2、14と、計器のハウジング16とを形成するリセス
部を備えている。
【0012】ダッシュボード2は、熱硬化性樹脂24で
出来た層内に組み込まれた繊維マット22を備える強化
覆い物20を更に含んでいる。この強化覆い物20は、
十分な硬さを保証し得るようにコア4の表面積の略全体
を覆う。特に、開口部が存在しない断面は、その周縁の
全体が覆われる。強化覆い物20は、十分な硬さを保証
し得るように2mm乃至6mmの範囲の厚さを有するこ
とが好ましい。繊維マット22は、例えば、ガラス繊維
又はフェルトマット又は任意のその他の適当な材料のマ
ットとすることができる。
【0013】ダッシュボード2の視覚可能な部分は、例
えば、皮革、プラスチック又は繊維のような本質上知ら
れた装飾用外皮26で覆われている。この装飾用外皮2
6は、鋳造又は射出中、熱硬化性樹脂24を介してダッ
シュボード2に接着可能に接続する。
【0014】1つの改変例として、この外皮は、また、
ダッシュボード2に装着した後に接着剤で接着してもよ
い。ダッシュボード2を車内に取り付け又は部品をダッ
シュボードに取り付けることを可能にするため、締結挿
入体30がダッシュボード2に締結されている(図1A
参照)。この目的のため、コア4は、締結挿入体30を
収容する中空部分32を備えている。
【0015】挿入体は、例えば、中央のタップ穴34を
有する金属ディスクである。締結挿入体30は、タップ
穴34の開口部を除いて、熱硬化性樹脂により取り巻か
れている。締結挿入体30が熱硬化性樹脂24に適正に
接着されることを保証するため、これら締結挿入体は、
挿入体30の端縁から突き出す繊維マット片35で覆わ
れている。締結挿入体30は、図1に概略図的に図示し
た車の前方隔壁3にダッシュボード2を締結する設計と
されている。
【0016】ダッシュボード2の下方部分には2つのそ
の他の挿入体30が設けられている。ステアリングコラ
ム38が、例えば、締結ブラケット40を介し又は他の
機械的手段を介してこれら挿入体内にねじ止めされてい
る。色々な付属品を締結するため樹脂の外皮に穿孔する
ことにより形成された穴内に膨張した挿入体を追加する
ことができる(以下に説明する膨張した挿入体88を参
照)。
【0017】ダッシュボード2は、空気管路12に対す
る出口42を更に備えている。この出口は、本質的に知
られた防氷ノズル44を収容し、このノズルは、例え
ば、スナップ式締結により締結されている。出口42
は、管路12が詰まるのを防止し得るように、熱硬化性
樹脂で覆う前に、部分的コア6と単一体として形成され
た小さい部分により閉じられる。装着した後、装飾用外
皮26、覆い物20及び部分的コア6の小さい部分に出
口42を切り込む。
【0018】図2には、ダッシュボード2の中央部分の
断面図が図示されている。ダッシュボード2は、そのコ
ア4に中央空気管路50を有しており、この中央空気管
路には、装着状態にて空気調和装置すなわち加熱装置5
2に接続された入口54が設けられている。この管路5
0は、また、その出口56に、ファン58に対する空間
を有する。この出口42に関する説明は、入口54及び
出口56にも同様に当て嵌まる。
【0019】また、ダッシュボード2の下方及び後方部
分にて、自由壁60が底部に向けて伸びることも理解で
きる。この自由壁60は、覆い物20と単一体として形
成され、また、繊維マット22の伸長部から成り、ダッ
シュボード2のコアを覆い、該コアは、また、熱硬化性
樹脂24内に埋め込まれる。この壁は、また、2mm乃
至6mmの範囲の厚さを有することも好ましい。
【0020】締結挿入体30は、自由壁60の熱硬化性
樹脂24内に組み込まれ、従って、該自由壁に締結され
る。これらの挿入体30は、ダッシュボード又はその他
の付属品の下方部分の壁60により形成された箇所に空
気調和装置すなわちヒータ52を締結する働きをする。
自由壁にて、繊維マット22は、これら挿入体が力によ
る応力を受ける側、すなわち、図2の正面側にて締結挿
入体30を都合良く覆うことが理解されよう。自由壁6
0の締結挿入体30の反対側も繊維マット片35にて覆
われている。自由壁60の後方面は、装飾用外皮26に
て覆われる。
【0021】図3には、ダッシュボード2の通路部分の
断面図が図示されている。ダッシュボード2のコア4
は、この箇所にて、リセス部70を有し、このリセス部
は、その断面の全体を亙って進み且つ本質的に知られた
エアバックモジュール72に対するハウジングを形成す
る。このリセス部70の周縁は、また、強化覆い物20
にて完全に覆われている。リセス部70の後方開口部7
4は、繊維マット22及び熱硬化性樹脂24により形成
された壁76により覆われている。この壁76は、強化
覆い物20の他の部分と単一体として製造されているこ
とを理解すべきである。しかし、繊維マット22は、後
方開口部74の周縁78の少なくとも一部分に亙って中
断されており、壁76の厚さは、エアバックに所望の破
断線を形成し得るようにこの周縁の周りで薄くされてい
る。エアバックモジュール72は、上述したのと同一の
仕方にて、リセス部70の覆い物20内に組み込まれた
締結挿入体30と協働する締結ブラケット80によりこ
の壁76に面する位置に締結される。
【0022】1つの変形例として、締結ブラケット80
は、ねじ又はスナップ式締結スタッドにより覆い物に直
接、締結することができる。ダッシュボード2のこの部
分は、また、概略図的に図示したグローブボックスモジ
ュール86を受け入れるハウジング84を形成する自由
壁82も有している。グローブボックスモジュール86
は、ヒンジ87を介して自由壁にヒンジ止めされてい
る。このヒンジ87は、この壁に形成した穿孔を通る本
質的に知られた膨張挿入体88により壁82に締結され
ている。
【0023】本発明によるダッシュボード2は次の方法
にて製造される。最初に、部分的コア6、8、10は、
例えば、膨張ポリスチレンのようなプラスチック発泡材
にて製造する。これらのコアは、機械的手段又は接着剤
の接合により共に接続され、このようにして、ダッシュ
ボードのコア4が得られる。次に、コア4の断面の周縁
が完全に取り巻かれ、自由壁60、82を形成しようと
する自由部分が残るようにコア4を繊維マット22にて
覆う。エアバックを収容するリセス部70は、また、繊
維マット22にて覆われている。1つの変形例として、
コア4を金型内に導入する前に、繊維マットをダイ内に
挿入し且つ金型のポンチ上に配置することができる。
【0024】次のステップにおいて、繊維マット片35
は、例えば、金型内に設けられた除去可能なねじ付きロ
ッドのような一時的保持要素の上に配置する。これらの
ねじ付きロッドは、締結挿入体30の位置にある。次
に、締結挿入体をねじ付きロッドまでねじ込む。次に、
装飾用外皮を予め取り付けた金型内に覆ったコア4を配
置する。繊維マット22の自由部分は、金型内の相応す
る位置に自由に配置される。1つの変形例として、周縁
保持手段によりコア4に対して所望の位置に自由部分を
配置することができる。
【0025】次に、金型を閉じた後、繊維マット22が
金型内で完全に封じ込められ、また、装飾用外皮26が
ダッシュボード2に接着剤で接合されるように熱硬化性
樹脂を金型内に注入する。樹脂24が硬化した後、ねじ
付きロッドを挿入体30からねじを緩め且つダッシュボ
ード2を金型から除去する。
【0026】最後に、空気管路に対する開口部42、5
4、56を切り、空気ノズル44、58を取り付け且つ
ヒータ/空気調和装置52のような構成要素を設置する
ことにより、ダッシュボード2を完成させる。1つの変
更例として、この装飾用外皮により覆われたダッシュボ
ードの領域内で樹脂を分配するのを助け得るように熱硬
化性樹脂を装飾用外皮上に噴射することができる。
【0027】1つの変更例として、熱硬化性樹脂を装飾
用外皮の表面上に噴射し、次に、繊維マットで覆われた
コア4を金型内に配置し、その後、この金型を閉じ、熱
硬化性樹脂を再度噴射し、複雑な形状の製品の場合、繊
維マットが上記樹脂内に完全に封入されるようにするこ
とも可能である。プラスチック発泡材コア4の断面の周
縁の大部分が繊維マットで強化した熱硬化性樹脂から成
る硬い殻体にて覆われるということは、ダッシュボード
を十分に硬くする。
【0028】その結果、全ての金属強化バーを省略する
ことができ、このため、ダッシュボードは自己支持型の
ダッシュボードとなる。1つの変更例として、金属バー
をダッシュボード内に組み込むことが勿論可能であり、
その場合、バーは軽量とすることができる。更に、自由
壁はダッシュボードの覆い物と1回の工程で製造可能で
あることを考慮するならば、ダッシュボードの製造コス
トは低廉である。ダッシュボードが熱硬化性樹脂の覆い
物を利用するということにより、ダッシュボードは低圧
の射出成形法により製造することができる。その結果、
製造装置に対する必要な投資額が低廉で済む。
【0029】図3B及び図3Cには、本発明による変更
例が図示されている。図3Bのダッシュボードは、その
断面を貫通するリセス部70を有している。図3Aによ
るダッシュボードのカバーの形成部分76に代えて取り
付けたカバー90を使用する。カバー90は、覆い物2
0の縁部92の上でその上方部分にねじ込まれる。
【0030】カバー90は、この上方部分内に水平の弱
体溝93を有しており、この溝は、エアバッグを作動さ
せたとき、ヒンジを形成する。図3Cのダッシュボード
は、繊維マット22及び樹脂24で出来た壁110を備
えており、該壁は、このリセス部の略中間にてリセス部
70の断面を覆い、また、締結ブラケット80に置換す
る。一体化したカバー114を有するエアバッグモジュ
ール112は、この壁110を通じてねじ込むことによ
りリセス部70の後方部分に締結される。
【図面の簡単な説明】
【図1】運転者の位置に対応するダッシュボードの断面
図である。1Aは、図1の細部1Aを示す拡大図であ
る。
【図2】運転者領域と搭乗者領域との間の中央領域にお
ける図1のダッシュボードの断面図である。
【図3】3Aは、搭乗者領域内の図1のダッシュボード
の断面図である。3Bは、本発明によるダッシュボード
の代替的な実施の形態の図3Aに相応する図である。3
Cは、図3Aに相応する図である。
【符号の説明】
2 ダッシュボード 3 車の前方側隔壁 4 コア 6、8、10 部分
的コア 12、14 空気管路 16 計器のハウ
ジング 20 強化覆い物 22 繊維マット 24 熱硬化性樹脂 26 装飾用外皮 30 締結挿入体 32 中空部分 34 タップ穴 35 繊維マット
片 38 ステアリングコラム 40 締結ブラケ
ット 42、54、56 出口/開口部 44 防氷ノズル 50 中央空気管路 52 加熱装置/
空気調和装置 54 入口 58 ファン/空
気ノズル 60、82 自由壁 70 リセス部 72 エアバックモジュール 74 後方開口部 76 壁/カバーの形成部分 78 後方開口部
の周縁 80 締結ブラケット 84 ハウジング 86 グローブボックスモジュール 87 ヒンジ 88 膨張挿入体 90 カバー 92 覆い物の縁部 93 弱体溝 110 壁 112 エアバッ
グモジュール 114 カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギー・ヴュレミン フランス共和国25110 ボーム−レ−ダー メ,リュー・ペルゴー 9 Fターム(参考) 3D003 AA01 AA10 BB02 CA05 CA06 DA10 4F206 AA49 AB02 AD16 AG20 AH26 JA04 JB11 JF05 JQ81

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気管路(12)を形成し又は部品(1
    6)の位置を形成するリセス部を含む、幾つかの部分的
    コア(6、8、10)から成る、プラスチック発泡材で
    出来たコア(4)を備える型式の、自動車用のダッシュ
    ボードであって、ポリマー樹脂(24)の層内に組み込
    まれた繊維マット(22)から成る覆い物(20)を有
    するダッシュボードにおいて、覆い物がコアの長さの少
    なくとも一部分に亙ってコア(4)の断面の周縁を完全
    に取り巻く強化覆い物(20)であることを特徴とする
    ダッシュボード。
  2. 【請求項2】 請求項1によるダッシュボードにおい
    て、ポリマー樹脂が熱硬化性樹脂(24)であることを
    特徴とするダッシュボード。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2によるダッシュボ
    ードにおいて、強化覆い物(20)と単一体として形成
    された少なくとも1つの自由壁(60、82;110)
    であって、ポリマー樹脂層(24)内に組み込まれた繊
    維マット(22)から成る前記少なくとも1つの自由壁
    を備えることを特徴とするダッシュボード。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れか1つによるダッ
    シュボードにおいて、ダッシュボード(2)を車(3)
    に締結し又は部品(38、86)をダッシュボード
    (2)に締結する少なくとも1つの要素(30)を更に
    備えることと、該締結要素がポリマー樹脂(24)にて
    成形されることとを特徴とするダッシュボード。
  5. 【請求項5】 請求項4によるダッシュボードにおい
    て、締結要素(30)が一側部にて繊維マット(22)
    により取り巻かれることと、反対側部にて締結要素(3
    0)の端縁を越えて突き出す繊維マット片(35)によ
    り取り巻かれることとを特徴とするダッシュボード。
  6. 【請求項6】 請求項5によるダッシュボードにおい
    て、締結要素(30)が装着状態で力による応力が加わ
    る側にて繊維マット(22)により取り巻かれることを
    特徴とするダッシュボード。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6の何れか1つによるダッ
    シュボードにおいて、特に、皮革又はプラスチックで出
    来た装飾用外皮(26)が、装着状態にて、ポリマー樹
    脂(24)によりダッシュボード(2)の視覚可能な部
    品に締結されることを特徴とするダッシュボード。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の何れか1つによるダッ
    シュボードにおいて、エアバッグモジュール(72;1
    12)に対してコア(4)に形成されたリセス部(7
    0)を備えることを特徴とするダッシュボード。
  9. 【請求項9】 請求項3又は請求項8によるダッシュボ
    ードにおいて、前記リセス部の後方開口部から実質的に
    離れた位置にて該リセス部(70)の断面を覆う自由壁
    (110)を備え、該自由壁(110)が、エアバック
    モジュールを締結することを目的とすることを特徴とす
    るダッシュボード。
  10. 【請求項10】 請求項8によるダッシュボードにおい
    て、リセス部(70)がコア(4)を通ることを特徴と
    するダッシュボード。
  11. 【請求項11】 請求項10によるダッシュボードにお
    いて、その後方開口部の上方にて強化覆い物(20)の
    一部分(76)により覆われることと、強化覆い物が、
    エアバッグが作動されたとき、破断するすることを目的
    とする弱体領域(78)を有し、この弱体領域(78)
    が強化覆い物(20)の弱体領域により形成され且つ繊
    維マット(22)を全く含まないこととを特徴とするダ
    ッシュボード。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11の何れか1つによる
    ダッシュボードにおいて、ポリマー樹脂層が2mm乃至
    6mmの厚さを有することを特徴とするダッシュボー
    ド。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12の何れか1つによる
    ダッシュボードにおいて、自己支持型のダッシュボード
    (2)であることを特徴とするダッシュボード。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13の何れか1つによる
    ダッシュボードモジュールにおいて、締結された装置
    (52)の少なくとも1つの製品であることを特徴とす
    るダッシュボードモジュール。
  15. 【請求項15】 請求項8乃至10の1つ又は該請求項
    に従属する請求項の1つによるダッシュボードを備え
    る、請求項14によるダッシュボードモジュールにおい
    て、リセス部(70)内に装着されたエアバックモジュ
    ールであって、一体化されたカバー(114)を有する
    前記エアバッグモジュール(112)を更に備えること
    を特徴とするダッシュボードモジュール。
  16. 【請求項16】 請求項8乃至10の1つ又は該請求項
    に従属する請求項の1つによるダッシュボードを備え
    る、請求項14によるダッシュボードモジュールにおい
    て、エアバッグモジュール(72)と、リセス部(7
    0)の後方開口部を覆い且つ該リセス部(70)の周縁
    に締結された取り付けたカバー(90)とを更に備える
    ことを特徴とするダッシュボードモジュール。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至13の何れか1つによる
    ダッシュボードの製造方法において、 プラスチック発泡材の部分的コア(6、8、10)を1
    つのコア(4)に組み立てるステップと、 コア(4)の断面の周縁が繊維マット(22)により完
    全に取り巻かれるようにコア(4)を繊維マット(2
    2)にて覆うステップと、 覆ったコア(4)を金型内に配置するステップと、 繊維マット(22)がポリマー樹脂の層内に完全に組み
    込まれるようにポリマー樹脂を金型内に射出するステッ
    プと、 ポリマー樹脂を硬化させ且つダッシュボードを金型から
    除去するステップと、 空気管路及び/又は部品に対する位置の開口部を切るス
    テップとを備えることを特徴とする製造方法。
  18. 【請求項18】 請求項1乃至13の何れか1つによる
    ダッシュボードの製造方法において、 プラスチック発泡材の部分的なコア(6、8、10)を
    組み立ててコア(4)にするステップと、 コア(4)の形状と実質的な相補的な形状の繊維マット
    の予め製造した部片をダイ中に及び/又は金型のポンチ
    内に配置し、該予め製造した部片がコア(4)を完全に
    覆う全表面積を有するようにするステップと、 コア(4)を金型内に配置するステップと、 繊維マットがポリマー樹脂の層内に完全に組み込まれる
    ようにポリマー樹脂を金型内に射出するステップと、 ポリマー樹脂を硬化させ且つダッシュボードを金型から
    除去するステップと、 空気管路及び/又は部品の位置に対する開口部を切るス
    テップとを備えることを特徴とする製造方法。
  19. 【請求項19】 請求項4又は請求項4に従属する請求
    項の1つによるダッシュボード(2)を製造する、請求
    項17又は18による製造方法において、ポリマー樹脂
    を射出する前に、締結要素(30)を金型内に配置され
    た一時的保持要素の上に配置するステップを更に含むこ
    とを特徴とする製造方法。
  20. 【請求項20】 請求項5又は請求項5に従属する請求
    項の1つによるダッシュボードを製造する、請求項19
    による製造方法において、締結要素を所定の位置に配置
    する前に、繊維マット片(35)を金型内に配置された
    一時的保持要素(30)の上に配置するステップを更に
    含むことを特徴とする、製造方法。
  21. 【請求項21】 請求項7又は請求項7に従属する請求
    項の1つによるダッシュボードを製造する、請求項17
    乃至20の1つによる製造方法において、装飾用外皮2
    6を金型内に配置するステップと、ダッシュボードに対
    して付与される装飾用外皮(26)の面までポリマー樹
    脂を射出するステップとを更に備えることを特徴とする
    製造方法。
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