JP2002019196A - プリンタ及びデータ受信装置 - Google Patents

プリンタ及びデータ受信装置

Info

Publication number
JP2002019196A
JP2002019196A JP2000203141A JP2000203141A JP2002019196A JP 2002019196 A JP2002019196 A JP 2002019196A JP 2000203141 A JP2000203141 A JP 2000203141A JP 2000203141 A JP2000203141 A JP 2000203141A JP 2002019196 A JP2002019196 A JP 2002019196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
unit
printer
printing
host
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000203141A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Nakano
克己 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2000203141A priority Critical patent/JP2002019196A/ja
Publication of JP2002019196A publication Critical patent/JP2002019196A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際に大量の印刷を行うことなく短時間で大
量のデータの整合性をデータ上チェックすることを可能
ならしめる。 【解決手段】 入力1バイトデータをコピーして、2バ
イト分作成し、その2バイトデータがFIFOバッファ
56aに格納される。所定のタイミングでCPU14が
信号を出すと1バイトのデータのみが受信(データ)バ
ッファ12AにDMA転送され、残りの1バイトはFI
FOバッファ56aに残される。CPU14がRAM1
2内の受信(データ)バッファ12Aに格納した1バイ
トのデータを読み出すと共に、残りの1バイトをFIF
Oバッファ56aから読み出し、両者を比較することに
より、受信データの整合性チェックを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムのターミナルプリンタやファクシミリ端末等として
用いられるプリンタ及びかかるプリンタを用いた印刷シ
ステムに関し、特に、プリンタのインタフェース部にお
いてホスト等から受信したデータの整合性をチェックし
得るデータ処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるプリンタにおいて、インタ
フェース(I/F)を介してホスト等から受信したデー
タに関し大量の印刷を行う場合、例えば何百枚に1枚或
いは何千枚に1枚という割合で、本来印刷されるべきデ
ータが他のデータと入れ替わっている等、データ落ち或
いはデータ化けのエラーを生じる場合がある。このよう
なエラーは、実際に大量の印刷を行った場合に、例えば
何百枚に1枚或いは何千枚に1枚という割合で出るとき
は出るという確率の不具合であることから、従来は、こ
の不具合を検証するためには、実際にそのような大量の
印刷を行ってみる必要があった。
【0003】このような不具合を生じる原因等は、以下
のように考えられる。
【0004】図4は、ホストとしてのパーソナルコンピ
ュータ(以下、PCという)とプリンタとを接続してな
る一般的な印刷システムを示す。
【0005】図示しないイメージスキャナ等を介してP
C100に取り込まれたグラフィックスデータは、図4
に示すように、PC100上のプリンタドライバ102
によりプリンタ200が解釈可能なデータ(制御コマン
ド及び印刷データ)に変換される。この変換されたデー
タは、PC100上のオペレーティングシステム(以
下、OSという)104が管理しながらPC100のI
/F部106から接続ケーブル115を介してプリンタ
200に送られる。
【0006】プリンタ200では、まず、そのI/F制
御部220内のデータ受信部222が受信し、印刷部2
30の受信バッファメモリ部231に蓄積された後、そ
の制御コマンド及び印刷データがコマンド解釈部233
により解釈されて、イメージデータ展開部235にて印
刷用イメージデータに展開され、印刷処理実行部237
により印刷が実行される。尚、プリンタステータス等の
プリンタの状態は、印刷部230内の状態確認部239
によりリアルタイムに管理されており、I/F制御部2
20内のデータ送信部224を介してホストとしてのP
C100に伝達される。
【0007】上述したデータ化け等が生じるのは、主と
して、プリンタドライバ102によるデータ変換の際に
生じる場合(第1の場合)、OS104上での処理或い
はI/F部106自体の内部的な処理の際に生じる場合
(第2の場合)、及びプリンタ200のI/F制御部2
20内のデータ受信部222が受信してからコマンド解
釈部233により解釈され、イメージデータ展開部23
5にて印刷用イメージデータに展開されるまでの間に生
じる場合(第3の場合)とが考えられ、また、レアケー
スとして接続ケーブル115を伝送中にノイズが加わっ
て生じる場合(第4の場合)もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように、実際に大量の印刷を行うには、大きな手間隙
と時間が必要である上に多量のインクや印刷用紙をも消
費してしまうことになるので、コストの上でも大きな損
失を伴う。
【0009】また、仮に、実際に大量の印刷を行ってデ
ータ化け等を発見したとしても、その原因の所在につい
て、上述した第1〜第4のいずれの場合であるかを判明
させることはできない。
【0010】このように、従来は、実際に大量の印刷を
行うことなく、大量のデータについてデータ化け等をチ
ェックする技術については、何等有効な提案がなされて
いないのが実情であった。
【0011】従って、本発明の第1の課題は、実際に大
量の印刷を行うことなく短時間で大量のデータの整合性
をデータ上チェックすることを可能ならしめることにあ
る。
【0012】また、本発明の第2の課題は、そのような
大量のデータの整合性をデータ上だけでチェックするこ
とが可能なプリンタにおいて、データ化け等を生じる原
因の所在が、プリンタのI/F制御部内のデータ受信部
が受信してから印刷用イメージデータに展開されるまで
の間にある(第3の場合)において、少なくともI/F
制御部内のデータ受信処理にあるか否かを判明させ得る
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、入力データをプリンタ受信部のバッフ
ァに2つ書き込み、一方のデータを残すと共に、他方の
データを通常のデータ処理プロセスに送り、その他方の
データと残りの一方のデータを比べることで、データの
整合性をチェックするようにした。
【0014】これにより、プリンタのI/F制御部内の
データ受信処理によりデータ化け等が生じた場合には、
そのチェックが可能となる。
【0015】即ち、請求項1記載のプリンタは、ホスト
からのデータを受信するインターフェース部と、ホスト
から受信したデータに基づいて所定の印刷処理を行う印
刷部とを備えるプリンタにおいて、前記ホストから受信
したデータを所定の単位で複製し、少なくとも2つ作成
する複製手段と、前記複製手段により少なくとも2つ作
成したデータをそれぞれ前記インターフェース部内に保
存しておく第1の保存手段と、前記複製手段により少な
くとも2つ作成したデータの一方のみを前記印刷部に転
送する転送手段と、前記印刷部に転送された一方のデー
タと前記インターフェース部内の第1の保存手段に保存
されたままの他方のデータとを相互に比較し、一致する
か否かを判定する判定手段とを有することを特徴とす
る。
【0016】また、請求項2記載のプリンタにおいて
は、前記複製手段と第1の保存手段とは、特定用途向半
導体集積回路(ASIC)内に設けられることを特徴と
する。
【0017】更に、請求項3記載のプリンタにおいて
は、前記第1の保存手段は、先入れ先出し(FIFO)
バッファにより構成されることを特徴とする。
【0018】また、請求項4記載のプリンタにおいて
は、前記転送手段は、前記複製手段により少なくとも2
つ作成したデータの一方のみを前記印刷部にDMA転送
することを特徴とする。
【0019】尚、請求項5記載のプリンタにおいては、
前記印刷部は、前記転送手段により転送される一方のデ
ータを保存しておく第2の保存手段を備え、前記判定手
段は、該第2の保存手段に保存された一方のデータを前
記インターフェース部内の第1の保存手段に保存された
ままの他方のデータと比較し、一致するか否かを判定す
ることを特徴とする。
【0020】ここで、請求項6記載のプリンタでは、前
記第2の保存手段は、RAM内の受信バッファメモリに
より構成されることを特徴とする。
【0021】また、請求項7記載のプリンタにおいて
は、前記インターフェース部は、USBにより構成され
ることを特徴とする。
【0022】一方、請求項8記載のプリンタにおいて
は、更に、前記判定手段による判定結果をホスト側に報
知する報知手段をも有することを特徴とする。
【0023】ここで、請求項9記載のプリンタにおいて
は、前記報知手段は、前記判定手段により不一致と判定
されたデータのアドレスをホスト側に報知することを特
徴とする。
【0024】また、請求項10記載のプリンタにおいて
は、前記報知手段は、更に、前記判定手段により不一致
と判定されたデータのアドレスを前記印刷部に印刷デー
タとして送り、前記印刷部が当該アドレスを印刷するこ
とを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
諸実施形態にかかるプリンタについて説明する。
【0026】図1は、本発明の第1の実施形態にかかる
プリンタの全体構成を示すブロック図である。
【0027】図示のプリンタは、プリンタコントローラ
10とプリントエンジン20とから構成されている。プ
リンタコントローラ10は、ホストコンピュータ1から
の印刷データ等を受信するインターフェース(以下「ホ
ストI/F」という)11と、各種データの記憶等を行
うRAM12と、各種データ処理のためのルーチン等を
記憶したROM13と、CPU14と、後述する各種類
のI/Fごとの内部的な処理をハードウエア的に高速に
処理し、またプリント(印字)ヘッド22側へヘッドデ
ータ等を送り出すための印字制御回路、各種のモータド
ライバ等を含む特定用途向半導体集積回路(Appli
ed Semiconductor Integrat
ed Circuit、以下、「ASIC」という)1
5と、イメージデータ及び駆動信号等をプリントエンジ
ン20に送信するためのインターフェース(以下「メカ
I/F」という)16とを備えている。ホストI/F1
1、RAM12、ROM13、CPU14、ASIC1
5、メカI/F16等は、バス17により相互に接続さ
れている。
【0028】ホストI/F11は、印刷コマンド乃至デ
ータをホストコンピュータ1から受信する。RAM12
は、受信(データ)バッファ12A,出力(イメージ)
バッファ12C及びワークメモリ12B等として利用さ
れるものである。受信バッファ12Aには、ホストI/
F11が受信したホストコンピュータ1からの印刷コマ
ンド乃至データが一時的に記憶される。イメージバッフ
ァ12Cには、印刷コマンド乃至データを解析した後
の、例えば、ラスタグラフィックス形式のイメージデー
タが展開される。ROM13は、CPU14等によって
実行される各種制御プログラム等を記憶している。この
プログラムには、図1に示すように、主プログラム13
aと、割込処理プログラム13bがある。また、ROM
13は、図示しないフォントデータ及びグラフィック関
数、各種手続き等も記憶している。
【0029】プリントエンジン20は、印字ヘッド22
と、キャリッジ機構24と、紙送り機構26とを備えて
いる。紙送り機構26は、紙送りモータ及び紙送りロー
ラ等からなり、記録紙等の印刷記憶媒体を順次送りだし
て副走査を行うものである。キャリッジ機構24は、印
字ヘッド22を搭載するキャリッジと、該キャリッジを
タイミングベルト等を介して走行させるキャリッジモー
タ等からなり、印字ヘッド22を主走査させるものであ
る。印字ヘッド22は、副走査方向に、例えば64個の
多数のノズルから成る各色毎のインクジェットノズル列
を有し、所定のタイミングで各ノズルからインク滴を吐
出させる。
【0030】この第1の実施形態にかかるプリンタにお
けるデータ処理の流れは、従来例に関して図4に述べた
印刷システムにおけるものと同様である。図2に、本実
施形態のプリンタにおけるI/F制御部220及び、印
刷部230内の受信バッファメモリ部231部分(それ
ぞれ図4参照)のハードウェア構成を示す。
【0031】I/F制御部220(データ受信部222
及びデータ送信部224)は、主として、図2に示すよ
うに、インタフェースのコネクタ52、トランシーバ5
4、ASIC56、及びCPU14から構成される。印
刷部230内の受信バッファメモリ部231は、主とし
て、RAM12内の受信(データ)バッファ12A、及
びCPU14から構成される。コネクタ52は、US
B、パラレル、Macシリアル等の各I/Fごとに設け
られ、トランシーバ54は、これらコネクタ52を介し
て接続された接続ケーブル115(図4参照)を介して
データの送受信を行う。ASIC56には、USBのモ
ジュール56A、パラレルのモジュール56Bと、Ma
cシリアルのモジュール56C等、各I/Fごとのモジ
ュールが設けられているが、本実施形態ではUSBに関
して述べる。
【0032】USBのモジュール56Aは、図2に示す
ように、FIFO(First In First O
ut)バッファ56aを有し、FIFOバッファ56a
は64バイトの容量を有している。このUSBのモジュ
ール56Aには、ワード読出モードとバイト読出モード
の2つのモードが設けられており、FIFOバッファ5
6aには、バイト読出モードの時は、入力1バイトデー
タをそのまま格納する。一方、ワード読出モードの時
は、入力1バイトデータをコピーして、2バイト分作成
し、その2バイトデータを格納する。これらバイト読出
モード、ワード読出モードのいずれの場合も、FIFO
バッファ56aに一時的に格納されたデータは、所定の
タイミングでRAM12内の受信(データ)バッファ1
2AにDMA(Direct Memory Acce
ss)転送される。
【0033】本実施形態のプリンタにおいては、上述し
たように、ワード読出モードの時は、入力1バイトデー
タをコピーして、2バイト分作成し、その2バイトデー
タがFIFOバッファ56aに格納されるが、所定のタ
イミングでCPU14が信号を出すと1バイトのデータ
のみが受信(データ)バッファ12AにDMA転送さ
れ、残りの1バイトはFIFOバッファ56aに残して
おく。そして、CPU14がRAM12内の受信(デー
タ)バッファ12Aに格納した1バイトのデータを読み
出すと共に、残りの1バイトをFIFOバッファ56a
から読み出し、両者を比較することにより、受信データ
の整合性チェックを行う。
【0034】図3は、ホストからのデータを受信してか
ら整合性チェックを行うまでの一連の処理、更に、整合
性が得られた場合と得られなかった場合の各処理をも含
むフローチャートである。
【0035】即ち、図3に示すように、まず、ホストコ
ンピュータ1から接続ケーブル115及び(USBの)
コネクタ52を介して入力されたデータをトランシーバ
54で受信する(S31)と、ワード読出モードである
か否かが判断される(S32)。ワード読出モードでな
い場合(S32でNo)、即ちバイト読出モードの時
は、入力1バイトデータがそのままFIFOバッファ5
6aに格納される(S33)。そして、FIFOバッフ
ァ56aに一時的に格納された1バイトデータが、所定
のタイミングでFIFOバッファ56aからRAM12
内の受信(データ)バッファ12AにDMA転送され
(S34)、以後は、この受信(データ)バッファ12
Aに格納されたデータの解釈、イメージデータへの展
開、印刷等、通常の処理がなされる。一方、ワード読出
モードの場合(S32でYes)は、入力1バイトデー
タをコピーして、2バイト分作成し、その2バイトデー
タをFIFOバッファ56aに格納する(S35)。こ
のワード読出モードの場合には、続いて、FIFOバッ
ファ56aに一時的に格納された2バイトデータ(例え
ば16ビットの場合、同じアドレスの上位ビットと下位
ビットということになる)のうち1バイト分のみが、所
定のタイミングでFIFOバッファ56aからRAM1
2内の受信(データ)バッファ12AにDMA転送され
て格納される(S36)。そして、CPU14がRAM
12内の受信(データ)バッファ12Aに格納した1バ
イトのデータを読み出すと共に、残りの1バイトをFI
FOバッファ56aから読み出し、両者を比較する(S
37)。尚、この比較は、両者の差をとることにより、
その一致か不一致かを判断する(S38)[例えば、比
較した部分のアドレス(例えば16ビットの場合、同じ
アドレスの上位ビットと下位ビットということになる)
の差をとった値を、ワークメモリ12Bに書き込む。両
者が一致する場合には、差分として「0000000
0」が出力され、書き込まれる]。両者が一致する場合
(S38でYes)には、データの整合性あり(S3
9)として、上述したのと同様に通常の処理がなされ
る。即ち、RAM12内の受信(データ)バッファ12
Aに格納されたデータの解釈・展開、更に印刷処理がな
される。一方、両者が一致しない場合(S38でNo)
には、データの整合性なし(S40)として、データの
不整合をホストへ報知する処理がなされる。この報知の
仕方としては、まず、相違しているバイト(上記のよう
に両者の差をとるならば、差分として「1」が出力され
たバイト)のアドレスをUSBのI/Fを介してホスト
コンピュータ1に通知する(S41)。ユーザ(プリン
タの設計者或いはバグの解析を行う者)は、ホストコン
ピュータ1の画面上、データ化け等が生じることを知る
ことができる。尚、変形例として、相違しているバイト
のアドレスをホストコンピュータ1に通知するだけでな
く、そのままプリンタの印刷用紙に印刷してしまう(そ
のアドレスがプリンタにデータとして流れて印刷され
る)ことも考えられる(S42)。大量のデータを高速
に流す必要性や後の解析の便宜等を考慮すれば、更に印
刷してしまう方が便利である。
【0036】次に、本発明の第2の実施形態について述
べる。本実施形態は、上述した図1及び図2に示したプ
リンタにおいて、パラレルI/Fを用いる例である。
【0037】このパラレルの例では、ホストコンピュー
タ1側で8ビット(1バイト)のデータを貯め、プリン
タ側は、8ビット(1バイト)のデータを読み込み、コ
ピーして2バイト分作成し、その2バイトデータが、図
2に示すように、FIFOバッファ56bに格納され
る。また、FIFOバッファ56bに一時的に格納され
た2バイトデータ(例えば16ビットの場合、同じアド
レスの上位ビットと下位ビットということになる)のう
ち1バイト分は、FIFOバッファ56bからRAM1
2内の受信(データ)バッファ12AにDMA転送され
るのではなく、CPU14がFIFOバッファ56bか
ら読み出して受信(データ)バッファ12Aに書き込
む。そして、CPU14は受信(データ)バッファ12
Aに格納した1バイトのデータを読み出すと共に、残り
の1バイトをFIFOバッファ56bから読み出し、両
者を比較する。他の処理については、上述した第1の実
施形態の場合と同様である。
【0038】以上、本発明を特定の実施形態について述
べたが、本発明はこれらに限られるものではなく、特許
請求の範囲に記載された発明の範囲内で、他の実施形態
についても適用される。
【0039】例えば、上述した実施形態では、USBと
パラレルのI/Fのみについて説明したが、これ以外の
I/Fの場合でも良く、また比較する単位は1バイトず
つでなくても良い。要は、同じデータを2つ書き込ん
で、どっちか1つを取り出してメモリ等に書き込み、残
りの方と比較できれば良い。
【0040】また、上述した実施形態では、特に、デー
タ化け等を生じる原因の所在がプリンタのI/F内のデ
ータ受信処理にある場合の整合性チェックについて述べ
たが、他の原因でデータの不整合が生じる場合について
も、同様の考え方を適用すれば、データの整合性をチェ
ック可能であろう。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
実際に用紙等に印刷を行うことなくデータ化け等をチェ
ックでき、実際に用紙等に印刷を行うよりも短時間で大
量のデータの整合性をチェック可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るプリンタの全体
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したプリンタにおけるI/F制御部及
び、印刷部内の受信バッファメモリ部のハードウェア構
成を示す図である。
【図3】ホストからのデータを受信してから整合性チェ
ックを行うまでの一連の処理、更に、整合性が得られた
場合と得られなかった場合の各処理をも含むフローチャ
ートである。
【図4】一般的な印刷システムにおけるホスト−プリン
タ間を含むデータ処理の流れを示す機能ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 10 プリンタコントローラ 11 ホストI/F 12 RAM 12A 受信(データ)バッファ 12C 出力(イメージ)バッファ 12B ワークメモリ 13 ROM 13a 主プログラム 13b 割込処理プログラム 14 CPU 15 ASIC 16 メカI/F 17 バス 20 プリントエンジン 22 印字ヘッド 24 キャリッジ機構 26 紙送り機構 52 コネクタ 54 トランシーバ 56 ASIC 56A USBのモジュール 56B パラレルのモジュール 56C Macシリアルのモジュール 56a FIFOバッファ 56b FIFOバッファ 100 PC 102 プリンタドライバ 104 オペレーティングシステム(OS) 106 PC100のI/F部 115 接続ケーブル 200 プリンタ 220 I/F制御部 222 データ受信部 224 データ送信部 230 印刷部 231 受信バッファメモリ部 233 コマンド解釈部 235 イメージデータ展開部 237 印刷処理実行部 239 状態確認部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストからのデータを受信するインター
    フェース部と、ホストから受信したデータに基づいて所
    定の印刷処理を行う印刷部とを備えるプリンタにおい
    て、 前記ホストから受信したデータを所定の単位で複製し、
    少なくとも2つ作成する複製手段と、 前記複製手段により少なくとも2つ作成したデータをそ
    れぞれ前記インターフェース部内に保存しておく第1の
    保存手段と、 前記複製手段により少なくとも2つ作成したデータの一
    方のみを前記印刷部に転送する転送手段と、 前記印刷部に転送された一方のデータと前記インターフ
    ェース部内の第1の保存手段に保存されたままの他方の
    データとを相互に比較し、一致するか否かを判定する判
    定手段とを有することを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプリンタにおいて、前記
    複製手段と第1の保存手段とは、特定用途向半導体集積
    回路(ASIC)内に設けられることを特徴とするプリ
    ンタ。
  3. 【請求項3】 請求項1及び2記載のプリンタにおい
    て、前記第1の保存手段は、先入れ先出し(FIFO)
    バッファにより構成されることを特徴とするプリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載のプリンタにおい
    て、前記転送手段は、前記複製手段により少なくとも2
    つ作成したデータの一方のみを前記印刷部にDMA転送
    することを特徴とするプリンタ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4記載のプリンタにおい
    て、前記印刷部は、前記転送手段により転送される一方
    のデータを保存しておく第2の保存手段を備え、前記判
    定手段は、該第2の保存手段に保存された一方のデータ
    を前記インターフェース部内の第1の保存手段に保存さ
    れたままの他方のデータと比較し、一致するか否かを判
    定することを特徴とするプリンタ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のプリンタにおいて、前記
    第2の保存手段は、RAM内の受信バッファメモリによ
    り構成されることを特徴とするプリンタ。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6記載のプリンタにおい
    て、前記インターフェース部は、USBにより構成され
    ることを特徴とするプリンタ。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7記載のプリンタにおい
    て、更に、前記判定手段による判定結果をホスト側に報
    知する報知手段をも有することを特徴とするプリンタ。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のプリンタにおいて、前記
    報知手段は、前記判定手段により不一致と判定されたデ
    ータのアドレスをホスト側に報知することを特徴とする
    プリンタ。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のプリンタにおいて、前
    記報知手段は、更に、前記判定手段により不一致と判定
    されたデータのアドレスを前記印刷部に印刷データとし
    て送り、前記印刷部が当該アドレスを印刷することを特
    徴とするプリンタ。
  11. 【請求項11】 送信されてきたデータを受信し、所定
    の受信処理を行う受信部と、該受信部により所定の受信
    処理が行われたデータが出力される出力部とを有するデ
    ータ受信装置であって、 前記受信部は、前記受信したデータを所定の単位で複製
    し、少なくとも2つ作成する複製手段と、前記複製手段
    により少なくとも2つ作成したデータをそれぞれ保存し
    ておく保存手段と、前記複製手段により少なくとも2つ
    作成したデータの一方のみを前記出力部に出力する出力
    手段とを有し、 更に、前記出力部に出力された一方のデータと前記受信
    部内の保存手段に保存されたままの他方のデータとを相
    互に比較し、一致するか否かを判定する判定手段とを有
    することを特徴とするデータ受信装置。
  12. 【請求項12】 ホストからのデータを受信するインタ
    ーフェース部と、ホストから受信したデータに基づいて
    所定の印刷処理を行う印刷部とを備えるプリンタにおい
    て、前記インターフェース部で受信したデータと前記印
    刷部に転送されたデータの整合性を判断する方法におい
    て、 前記ホストから受信したデータを所定の単位で複製し、
    少なくとも2つ作成するステップと、 前記少なくとも2つ作成したデータをそれぞれ前記イン
    ターフェース部内に保存しておくステップと、 前記少なくとも2つ作成したデータの一方のみを前記印
    刷部に転送するステップと、 前記印刷部に転送された一方のデータと前記インターフ
    ェース部内に保存されたままの他方のデータとを相互に
    比較し、一致するか否かを判定するステップとを有する
    ことを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項9記載の方法において、更に、
    前記一致するか否かを判定するステップの判定結果をホ
    スト側に報知するステップを有することを特徴とする方
    法。
  14. 【請求項14】 ホストからのデータを受信するインタ
    ーフェース部と、ホストから受信したデータに基づいて
    所定の印刷処理を行う印刷部とを備えるプリンタを制御
    するためのプログラムであって、前記インターフェース
    部で受信したデータと前記印刷部に転送されたデータと
    の整合性を判断するプログラムを記録したコンピュータ
    で読取り可能な記録媒体において、前記プログラムは、 前記ホストから受信したデータを所定の単位で複製し、
    少なくとも2つ作成する処理と、 前記少なくとも2つ作成したデータをそれぞれ前記イン
    ターフェース部内に保存しておく処理と、 前記少なくとも2つ作成したデータの一方のみを前記印
    刷部に転送する処理と、 前記印刷部に転送された一方のデータと前記インターフ
    ェース部内に保存されたままの他方のデータとを相互に
    比較し、一致するか否かを判定する処理とを実行させる
    ものであることを特徴とするコンピュータで読取り可能
    な記録媒体。
JP2000203141A 2000-06-30 2000-06-30 プリンタ及びデータ受信装置 Pending JP2002019196A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000203141A JP2002019196A (ja) 2000-06-30 2000-06-30 プリンタ及びデータ受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000203141A JP2002019196A (ja) 2000-06-30 2000-06-30 プリンタ及びデータ受信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002019196A true JP2002019196A (ja) 2002-01-23

Family

ID=18700579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000203141A Pending JP2002019196A (ja) 2000-06-30 2000-06-30 プリンタ及びデータ受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002019196A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009208233A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd プリンタ装置、および誤印字防止制御方法
CN103640344A (zh) * 2013-12-24 2014-03-19 中国科学院自动化研究所 一种控制非同步多喷头协同打印的方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009208233A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd プリンタ装置、および誤印字防止制御方法
CN103640344A (zh) * 2013-12-24 2014-03-19 中国科学院自动化研究所 一种控制非同步多喷头协同打印的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100228793B1 (ko) 프린트 데이타 처리방법
JPH05221030A (ja) 印刷制御装置
US6961141B2 (en) Method and electronic apparatus for formatting and serving inkjet image data
US20130151903A1 (en) Image forming apparatus
JP2002019196A (ja) プリンタ及びデータ受信装置
US6509978B1 (en) Method and apparatus for formatting bitmapped image data
JP2005014364A (ja) 印刷装置
JP3713699B2 (ja) 印刷システム
JP2000259363A (ja) プリントサーバ、印刷制御方法、印刷制御プログラムを記録した媒体およびネットワークプリントシステム
JP3257902B2 (ja) 印刷装置および印刷装置のデータ転送制御方法
JPH11179975A (ja) カラープリンタ制御装置
JP2004181769A (ja) 印刷装置
JPH09226188A (ja) プリンタの印刷制御方法及びプリンタ
JP2003196041A (ja) プリンタ、データ転送装置及び方法
JP2000047976A (ja) プリンタ制御装置
JPH02193216A (ja) プリンタインタフェースユニット
JPH11180006A (ja) 印刷装置および印刷データ処理方法
JP2004054505A (ja) 印字制御装置
JPH08332751A (ja) 印刷制御装置及び印刷装置及びデータ転送方法及び印刷条件設定方法
JPH08152978A (ja) プリンタエンジンの制御装置
JP2006040120A (ja) 画像処理機能メモリ
JP2003285476A (ja) 印刷システム
JP2001239707A (ja) プリンタ制御装置及びそのデータ転送方法
JP2002014913A (ja) インターフェイス回路およびプリンタ装置
JPH0939342A (ja) テスト印字機能を有するプリンタ