JP2002018773A - カッター装置 - Google Patents

カッター装置

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JP2002018773A
JP2002018773A JP2000200992A JP2000200992A JP2002018773A JP 2002018773 A JP2002018773 A JP 2002018773A JP 2000200992 A JP2000200992 A JP 2000200992A JP 2000200992 A JP2000200992 A JP 2000200992A JP 2002018773 A JP2002018773 A JP 2002018773A
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cutting
cutting blade
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upstream
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Shinji Iwasaki
伸治 岩崎
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Takazono Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装材が詰まる等のような包装材の送り不良
を減少させることのできるカッター装置を提供すること
を課題とする。 【解決手段】 開閉自在な一対の切断刃を備え、上流側
の送り手段によって送られてくる連続帯状の包装材を、
該包装材の送りが停止している間に切断刃が閉状態とな
って切断し、該閉状態において、切断刃同士が切断方向
に所定幅重なり合うカッター装置であって、包装材の切
断後該包装材の送りが開始されるまでの間に、切断刃が
開状態になると共に、下流側の切断刃は、上流側の包装
材から離れるように下流側に動くことを解決手段とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続帯状の包装材
を切断するカッター装置に関し、例えば、分割包装装置
における包装装置において、薬剤等を分包(分割包装)
する包装材としての分包紙を分包後において所定長さに
分断するカッター装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
この種のカッター装置としては、開閉自在な一対の切断
刃を備えたものが公知であり、上流側から間欠送りによ
って送られてくる連続帯状の分包紙を分包紙の停止状態
において一対の切断刃が切断する。
【0003】該カッター装置は、図6のように、分包紙
1の送り方向に対して略直交する方向に沿って前後往復
運動して開閉動作を行って切断する構成で、一対の切断
刃61,62は、ハサミの如く切断方向に所定幅重なり
合うようにして閉状態となる。従って、切断動作によ
り、上流側の分包紙1の切断面1aは上流側の切断刃6
1の前端面である刃部61aによって、また、分包紙1
の下流側の切断面1bは下流側の切断刃62の前端面で
ある刃部62aによって、それぞれ送り方向に対して側
方に位置ずれすることとなる。
【0004】そして、従来のカッター装置においては、
時として、切断後において下流側の切断刃62が切断方
向後方側に後退する際に、該切断刃62が上流側の分包
紙1の切断面1aを引きずるようにして該分包紙1の先
端部を側方に傾けてしまうことがあった。このように上
流側の分包紙1の先端部が送り方向に対して側方にずれ
ると、次の送りの開始によって、カッター装置の配設位
置で紙詰まりが発生する。
【0005】この現象は、上流側の送り手段としての送
りローラ30,30で分包紙1が下流のカッター装置に
向けて送り出され、送りローラ30とカッター装置との
間は分包紙1がテンションフリー状態にあるために起こ
る、と考えられる。
【0006】即ち、切断の際に分包紙1にテンションが
ほとんど作用していない状態であるため、切断後におい
ても、下流側の切断刃62における上流側の側面に、切
断後の上流側の分包紙1の切断面1aが当接した状態が
保たれ、その結果、下流側の切断刃62が切断方向後方
側に後退する際に、上流側の分包紙1が下流側の切断刃
62によって側方に引きずられる、と考えられるのであ
る。
【0007】特に、下流側の切断刃62は、その切断方
向前方側が切断方向後方側に対して上流側を向くよう
に、上流側の切断刃61に対して所定角度傾斜した状態
にある場合には、この現象が起こりやすくなる。
【0008】それゆえに本発明は、上記従来の問題点に
鑑みてなされ、包装材が詰まる等のような包装材の送り
不良を減少させることのできるカッター装置を提供する
ことを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決すべくなされたものであり、本発明に係るカッター装
置は、開閉自在な一対の切断刃を備え、上流側の送り手
段によって送られてくる連続帯状の包装材を、該包装材
の送りが停止している間に切断刃が閉状態となって切断
し、該閉状態において、切断刃同士が切断方向に所定幅
重なり合うカッター装置であって、包装材の切断後該包
装材の送りが開始されるまでの間に、切断刃が開状態に
なると共に、下流側の切断刃は、上流側の包装材から離
れるように下流側に動くことを特徴とする。
【0010】また、下流側の切断刃は、切断方向後方側
の支軸を支点として切断方向前方側が包装材の送り方向
に沿って回動可能に設けられ、包装材の切断後、下流側
の切断刃が下流側に向けて所定角度回動することが好ま
しい。
【0011】かかる場合には、下流側の切断刃には上流
側に向けてアーム部が延設され、該アーム部の切断方向
後方側にはアーム部と当接可能な当たり部材が固定配設
されており、下流側の切断刃が切断方向後方側に後退す
る際に、アーム部が当たり部材に当接して切断方向前方
側が下流側に回動することが好ましい。
【0012】また、切断時において、下流側の切断刃
は、切断方向前方側が切断方向後方側に対して上流側を
向くように、上流側の切断刃に対して所定角度傾斜した
状態にあり、且つ、下流側の切断刃は、切断方向前方側
が下流側に向けて所定角度回動して上流側の切断刃と略
平行となることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明のカッター装置の一
実施形態について図面を参酌しつつ、薬剤を所定量ずつ
分割する分割装置と、該分割装置で分割された所定量の
薬剤を分包紙に分割状態にて包装する包装装置とからな
る分割包装装置(分包装置)において、その包装装置に
設けられて、包装装置におけるシール装置で所定箇所シ
ールされて密封状態とされた分包紙を、そのシール箇所
で分断するカッター装置について説明する。
【0014】該カッター装置は、包装材としての分包紙
1を切断すべく、開閉自在な一対の切断刃2,3を備え
ている。該切断刃2,3は、切断方向に相対的に接近離
脱して開閉するが、本実施形態では、両者共に切断方向
の前後に直線往復運動する構成となっている。
【0015】また、切断刃2,3は、略板状に形成さ
れ、切断方向の前端面に刃部2a,3aを有し、互いに
向かい合った両切断刃2,3の刃部2a,3a同士で分
包紙1を送り方向の左右側方からハサミの如く挟むよう
にしながら切断する。従って、閉状態においては、前端
面同士が当接し合う形式ではなく、切断刃2,3同士が
切断方向に所定幅重なり合う形式である。
【0016】尚、両切断刃2,3の刃部2a,3aは、
いずれも、下方側が上方側に対して切断方向前方側に位
置するように所定角度傾斜している。従って、切断刃
2,3は刃部2a,3aの下方側から重なり合い、分包
紙1も下端側から上方へと切断されていく。
【0017】また、分包紙1の送り方向の上流側に位置
する切断刃2は、分包紙1の送り方向に対して略直交す
る方向に沿って配設されており、下流側に位置する切断
刃3は、切断方向前方側が切断方向後方側に対して上流
側を向くように、上流側の切断刃2に対して所定角度傾
斜して配設されている。但し、下流側の切断刃3もその
往復運動、即ち、切断方向は、上流側の切断刃2と同様
に、分包紙1の送り方向に対して略直交する方向となっ
ている。これは、一般のハサミ等と同様に分包紙1をス
ムーズに切断するためである。
【0018】更に、上流側の切断刃2は、その切断領域
より下方の位置において、即ち、分包紙1の送り高さよ
り下方の位置において、切断方向前方側に延設されたガ
イド部2bを有している。そして、刃部2a,3a同士
が接して切断が開始されるまで、下流側の切断刃3が上
流側の切断刃2のガイド部2bに当接し、該ガイド部2
bをガイド面としながら両切断刃2,3は互いに接近し
ていく構成となっている。
【0019】また、下流側の切断刃3は、図1乃至図3
のように、切断方向後方側の支軸4を支点として回動可
能に設けられ、切断方向前方側が分包紙1の送り方向に
沿って回動する。
【0020】具体的には、上下方向(分包紙1の幅方
向)に沿って支軸4が駆動用支持フレーム5に取付固定
されている。図2のように、支軸4の上下両端が駆動用
支持フレーム5に固定支持されている。尚、図1におい
ては、駆動用支持フレーム5を省略して二点鎖線にてそ
の概略を示している。
【0021】そして、該支軸4には、その軸線方向に沿
って所定間隔離間して、一対の切断刃取付部材6,7が
各々回転可能に軸支されており、両切断刃取付部材6,
7の切断方向前方側に切断刃3が両切断刃取付部材6,
7を架橋するように取り付けられている。このように下
流側の切断刃3は支軸4を支点として回動可能に構成さ
れている。
【0022】また、駆動用支持フレーム5は、図2の如
く、切断方向前方側に開口した平面視略コの字状に形成
されており、切断方向前方側に伸びた両腕部5a,5a
に駆動手段の駆動力が伝達される構成である。また、そ
の天面5bと底面5cとに支軸4の上下両端部が固定さ
れている。
【0023】更に、支軸4の上方側には、切断刃取付部
材6と駆動用支持フレーム5の天面5bとの間におい
て、下流側の切断刃3を上流側に回動付勢するための付
勢手段としての巻きバネ8が設けられている。該巻きバ
ネ8の一端部8aは下流側の切断刃3の下流側側面に当
接され、他端部8bは駆動用支持フレーム5の下流側の
腕部5aの内面に当接している。
【0024】一方、下流側の切断刃3には上流側に向け
てアーム部が延設され、該アーム部の切断方向後方側に
はアーム部と当接可能な当たり部材が固定配設されてお
り、下流側の切断刃3が切断方向後方側に後退する際
に、アーム部が当たり部材に当接して切断方向前方側が
下流側に回動する構成となっている。
【0025】具体的には、図1及び図2の如く、下方側
の切断刃取付部材7が前記アーム部となっている。即
ち、該切断刃取付部材は、支軸4が貫通している略水平
な平板状の軸受け部7aと、該軸受け部7aの前端部か
ら上方に向けて延設された刃取付部7bと、軸受け部7
aの上流側端部から下方に向けて延設された当接部7c
とからなる。そして、該当接部7cが、支軸4より上流
側に位置する当たり部材としての当たり板9の前面に当
接する構成であり、当接すると、切断刃取付部材7が支
軸4を中心として回転するので切断刃3も一体となって
巻きバネ8の付勢力に抗して回動する。尚、切断刃3は
刃取付部7bの前面に固定されている。
【0026】このように当たり板に切断刃取付部材の当
接部7cが当接した状態が、初期状態、即ち、開状態で
あり、切断時に上流側に傾斜した状態となる下流側の切
断刃3は、この開状態においては上流側の切断刃2と略
平行な状態となって、両切断刃2,3の刃部2a,3a
同士は分包紙1の送り方向に離反し、両刃部2a,3a
間には所定の間隙50が形成される。
【0027】一方、両切断刃2,3を前後に往復運動さ
せる駆動手段については種々の公知の構成を採用でき
る。即ち、エアシリンダやソレノイドを使用して各々の
切断刃2,3を前後に往復運動させることができる。ま
た、駆動用支持フレーム5の腕部5aと、上流側の切断
刃2の切断方向後方側の所定箇所とを所定の間隙を介し
て対向させ、互いに対向した面に各々ラックを切断方向
に沿って形成し、モータの駆動軸に固定されたピニオン
ギヤを両ラック間に介在噛合させ、ピニオンギヤを回転
させると、両ラックが互いに反対方向に移動して両切断
刃2,3が開閉するよう構成することもできる。
【0028】更に、以下のようにカム機構とリンク機構
を用いて両切断刃2,3を前後に直動させることもでき
る。
【0029】図4のように、駆動用支持フレーム5の両
腕部5a,5aは、固定フレーム10にその一端が取り
付けられたバネ11(付勢手段)によって切断方向前方
側に常時付勢されている。そして、一方の腕部5aには
ローラタイプのカムフォロア12が取り付けられ、該カ
ムフォロア12は、モータの駆動軸13に固着された小
判状(楕円状)の板カム14に当接している。そして、
図4の状態から板カム14が図4(ハ)に二点鎖線で示
すように略90度回転すると、駆動用支持フレーム5が
バネ11による付勢力で矢印P方向に移動する。
【0030】また、両腕部5a,5a間に位置する上流
側の切断刃2と、他方の腕部5aとは、連結アーム15
で連結されている。該連結アーム15は、固定フレーム
10に固定された回転支軸16に軸支されており、一端
部は上流側の切断刃2に突設されたピン17と係合し、
回転支軸16に対して対称関係にある他端部は駆動用支
持フレーム5に突設されたピン18と係合している。従
って、上述のように駆動用支持フレーム5が矢印P方向
に移動すると、連結アーム15が回転支軸16を中心と
して回転し、これにより上流側の切断刃2は矢印P方向
とは反対方向である矢印Q方向に移動し、両切断刃2,
3は閉状態となる。更に、板カム14が略90度回転す
ると、駆動用支持フレーム5はバネ11の付勢力に抗し
て後退し、連結アーム15を介して上流側の切断刃2も
後退する。尚、連結アーム15を一方の腕部5aと上流
側の切断刃2との間にも設けるなど、連結アーム15を
複数設けてもよい。
【0031】次に、以上のように構成されたカッター装
置の動作について説明する。まず、分包紙1は、図5
(イ)のように、送り手段としての一対の送りローラ3
0,30によって下流側のカッター装置に送られる。
尚、包装装置のシール装置は送りローラ30の間欠送り
に同期して行われる。また、カッター装置は、分包紙1
の送りが停止している間に切断刃2,3が閉状態となっ
て切断するように駆動制御されている。
【0032】まず、開状態(初期状態)においては、図
5(ニ)のように、切断刃取付部材7の当接部7c(ア
ーム部)が当たり板9に当接した状態が維持されてお
り、両切断刃2,3は互いに略平行な位置関係を有し、
両刃部2a,3a間には分包紙1の送り方向に所定の間
隙50が形成された状態にある。
【0033】かかる開状態から駆動手段によって両切断
刃2,3が切断動作を開始する。図5(イ)のように、
下流側の切断刃3が僅かに切断方向前方側に移動する
と、当接部7cが当たり板9から離反する。従って、巻
きバネ8による付勢力によって、下流側の切断刃3は支
軸4を支点として切断方向前方側(刃部3a側)が上流
側に向けて回動し、上流側の切断刃2のガイド部2bに
前端部が当接してその回動は停止する。
【0034】そして、巻きバネ8による上流側への回転
付勢力は常時作用しているため、下流側の切断刃3は上
流側の切断刃2と摺動しながら引き続き前進する。その
後、図5(ロ)のように閉状態となって分包紙1が完全
に切断され、図5(ハ)のように、両切断刃2,3が後
退する際には、従来と同様に、上流側の分包紙1の切断
面1aが下流側の切断刃3の側面に当接した状態のまま
で、下流側の切断刃3の後退と共に上流側の分包紙1は
側方に位置ずれする場合がある。
【0035】しかし、図5(ニ)のように、当接部7c
が当たり板9に当接することで下流側の切断刃3が下流
側に向けて回動して両切断刃2,3が離反することによ
り、上流側の分包紙1の切断面1aは下流側の切断刃3
から離反し、これにより、上流側の分包紙1は右側方に
湾曲していた状態から元の略直線状の状態に戻る。
【0036】このように、切断後に上流側の分包紙1の
姿勢が送り方向に沿った状態にその都度復帰するので、
次に送りローラ30による分包紙1の間欠送りが行われ
ても、分包紙1は両刃部2a,3a間を確実に直線的に
送られる。従って、従来のように、カッター装置におい
て紙詰まりが起こるということがなくなり、送り不良の
発生が防止される。
【0037】特に、下流側の切断刃3が上流側に傾斜し
ている場合には後退時に分包紙1を側方に引きずりやす
いが、下流側の切断刃3が下流側に向けて所定角度回動
して上流側の切断刃2と略平行となるので、両切断刃
2,3間に所定の間隙50が形成され、その結果、下流
側の切断刃3は分包紙1から確実に離反し、紙詰まり等
の送り不良を確実に防止できる。
【0038】尚、上述では、アーム部が当たり部材に当
接して回動する構成であるが、無論ガイドレール等のよ
うな他の構成を用いて下流側の切断刃3を回動させても
よい。但し、アーム部の当接による回動構成とすれば簡
易な構成で回動させることができる。
【0039】特に、上述したように、アーム部が当たり
部材に当接して開状態となるよう構成することにより、
下流側の切断刃3の後退時における直線往復運動の駆動
力を利用して容易に回動させることができ且つ、その回
動状態を容易に維持することができる。
【0040】また、下流側の切断刃3を回動させる以外
にも、例えば、下流側の切断刃3を下流側に所定量直線
的にスライドさせることも可能であり、何れにしても、
分包紙1の切断後該分包紙1の送りが開始されるまでの
間に、切断刃2,3を開状態とさせ且つ、下流側の切断
刃3を、上流側の分包紙1から離れるように下流側に待
避させることにより、切断後における上流側の分包紙1
が略直線的な元の状態に戻るので、その後の送りがスム
ーズになって紙詰まり等の送り不良を抑制できるのであ
る。但し、上述のように支軸4を用いた回動構成とすれ
ば、送り方向にスライドさせる構成よりも簡易な構成と
することができる利点がある。また、切断後、下流側の
切断刃3が下流側に動いた後に、後退してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように、切断後、下流側の切断刃
が下流側に動いて上流側の包装材から離反するので、切
断後に上流側の包装材が下流側の切断刃に引きずられて
側方に位置ずれした場合でも元の略直線状に復帰し、こ
れによって、次に包装材の送りが開始されても包装材が
詰まらず、包装材の送り不良を減少させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるカッター装置の要
部を示す概略斜視図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図2のB−B断面図。
【図4】同カッター装置の駆動手段の一例を模式的に示
し、(イ)は概略全体構成図、(ロ)は(イ)のC−C
断面図、(ハ)は(イ)のD−D断面図。
【図5】同カッター装置の動作を示し、(イ)は開状態
から僅かに前進した状態を、(ロ)は閉状態を、(ハ)
は切断後後退する状態を、(ニ)は開状態を、それぞれ
示した概略平面図。
【図6】従来のカッター装置の動作を示し、(イ)は切
断前の状態を、(ロ)は閉状態を、(ハ)は切断後後退
する状態を、それぞれ示した概略平面図。
【符号の説明】
1…分包紙(包装材)、2,3…切断刃、2a,3a…
刃部、2b…ガイド部、4…支軸、5…駆動用支持フレ
ーム、5a…腕部、6…切断刃取付部材、7…切断刃取
付部材(アーム部)、7a…軸受け部、7b…刃取付
部、7c…当接部、8…巻きバネ、9…当たり板(当た
り部材)、10…固定フレーム、11…バネ、12…カ
ムフォロア、13…駆動軸、14…板カム(カム)、1
5…連結アーム、16…回転支軸、17,18…ピン、
30…送りローラ(送り手段)、50…間隙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉自在な一対の切断刃(2,3)を備
    え、上流側の送り手段(30)によって送られてくる連
    続帯状の包装材(1)を、該包装材(1)の送りが停止
    している間に切断刃(2,3)が閉状態となって切断
    し、該閉状態において、切断刃(2,3)同士が切断方
    向に所定幅重なり合うカッター装置であって、包装材
    (1)の切断後該包装材(1)の送りが開始されるまで
    の間に、切断刃(2,3)が開状態になると共に、下流
    側の切断刃(3)は、上流側の包装材(1)から離れる
    ように下流側に動くことを特徴とするカッター装置。
  2. 【請求項2】 下流側の切断刃(3)は、切断方向後方
    側の支軸(4)を支点として切断方向前方側が包装材
    (1)の送り方向に沿って回動可能に設けられ、包装材
    (1)の切断後、下流側の切断刃(3)が下流側に向け
    て所定角度回動する請求項1記載のカッター装置。
  3. 【請求項3】 下流側の切断刃(3)には上流側に向け
    てアーム部(7)が延設され、該アーム部(7)の切断
    方向後方側にはアーム部(7)と当接可能な当たり部材
    (9)が固定配設されており、下流側の切断刃(3)が
    切断方向後方側に後退する際に、アーム部(7)が当た
    り部材(9)に当接して切断方向前方側が下流側に回動
    する請求項2記載のカッター装置。
  4. 【請求項4】 切断時において、下流側の切断刃(3)
    は、切断方向前方側が切断方向後方側に対して上流側を
    向くように、上流側の切断刃(2)に対して所定角度傾
    斜した状態にあり、且つ、下流側の切断刃(3)は、切
    断方向前方側が下流側に向けて所定角度回動して上流側
    の切断刃(3)と略平行となる請求項2又は3記載のカ
    ッター装置。
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