JP2002018561A - 垂直型連続鋳造機におけるガイドロールセグメント - Google Patents

垂直型連続鋳造機におけるガイドロールセグメント

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JP2002018561A
JP2002018561A JP2000203225A JP2000203225A JP2002018561A JP 2002018561 A JP2002018561 A JP 2002018561A JP 2000203225 A JP2000203225 A JP 2000203225A JP 2000203225 A JP2000203225 A JP 2000203225A JP 2002018561 A JP2002018561 A JP 2002018561A
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Koji Horimoto
幸司 堀本
Takeshi Nakano
健 中野
Yosuke Oka
洋介 岡
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Nippon Steel Corp
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Nippon Steel Corp
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高級品質の鋳片を鋳造するのに適した垂直型連
続鋳造機におけるガイドロールセグメントを提供する。 【解決手段】ガイドロールセグメント5が、基準側ガイ
ドロール11を保持する基準側フレーム13と反基準側
ガイドロール12を保持する反基準側フレーム14とか
らなり、両フレームの上端部同士を連結する上部連結プ
レート21Aと、両フレームの下端部同士を連結する下
部連結プレート21Bと、各連結プレートの基準側端部
に基準側フレーム13を固定する基準側固定手段と、連
結プレートの中心に対する基準側フレーム13の固定位
置を調節できる基準側固定位置調節手段40と、各連結
プレートの反基準側端部に、反基準側フレーム14を固
定する反基準側固定手段と、連結プレートの中心に対す
る反基準側フレーム14の固定位置を調節できる反基準
側固定位置調節手段60とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、垂直型連続鋳造機
におけるガイドロールセグメントに関する。
【0002】
【従来の技術】垂直型連続鋳造機におけるガイドロール
群は、鋳型の下方に垂直に配置されており、鋳片の長辺
側の一面を案内するガイドロール群(基準側ガイドロー
ル群という)と、他面を案内するガイドロール群(反基
準側ガイドロール群という)とからなる。鋳型から引き
出された鋳片は、この基準側と反基準側ガイドロール群
で挟まれた状態で引き抜かれ、徐々にその厚みを減じ
て、最終的に所望の厚さに仕上げられる。このように鋳
片厚みを徐々に減じるため、基準側ガイドロールと反基
準側ガイドロール間のロール間隔は、上方から下方に向
かって狭くなるように設定されている。また、鋳片厚さ
を任意に変えるように、ロール間隔も、調整可能に構成
されている。
【0003】ところで、上記のガイドロール群は、基準
側の数本のガイドロールを基準側フレームに取付け、反
基準側の数本のガイドロールを反基準側フレームに取付
け、二つのフレームをタイロッドで結合し、1個のセグ
メントを構成している。そして、このようなセグメント
を数個上下に連結させて、1台の連続鋳造機のガイドロ
ール群を構成している。
【0004】前記従来のタイロッド150 の構成を図9に
基づき説明する。図9は従来のタイロッド150 の構成図
である。図9において符号11は基準側ガイドロール、
符号12は反基準側ガイドロール、符号13は基準側フ
レーム、符号14は反基準側フレームである。符号150
は両フレーム13,14を連結するタイロッドである。
フレーム13の端部にはネジケース151 が取付けられ、
フレーム14の端部にはバネケース152 が取付けられ、
それらの間には複数枚のディスタンスピース153 が介装
されている。そして、両ケース151 ,152 とディスタン
スピース153 を貫通して、タイロッド150 が挿入されて
いる。バネケース152 には複数枚の皿バネ154 が入れら
れ、この皿バネ154 を圧縮するように、タイロッド150
の基端にはナット155 が締結されている。また、タイロ
ッド150 の先端側の雄ネジ部156 はネジケース151 内の
ウォームホイール157 に螺合されており、ウォームホイ
ール157 をモータ等で回転させると、バネケース151 と
ネジケース152 を強固に連結するようになっている。し
たがって、ガイドロール11,12間のロール間隔は、
前記ディスタンスピース153 の厚さによって、可変に調
整されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記従来例
によると、基準側フレーム13および基準側ガイドロー
ル11は同じ位置に固定されており、反基準側フレーム
14および反基準側ガイドロール12が基準側に対し接
近したり離間したりして、ロール間隔が調整されること
になる このようにロール間隔の調整は反基準側でのみ行うた
め、ガイドロール群全体でみると、基準側のガイドロー
ル群は鉛直で、反基準側のガイドロール群は上方が基準
側より離れ、下方が基準側に近づいた、片テーパ形にな
らなざるをえない。この場合、鋳片の凝固殻の生成具合
や鋳片内部の未凝固部分の流動性が、基準側部分と反基
準側部とで異なり、鋳片表面に段差ができたり、鋳片が
ふくれたり、ブレークアウトが生じる等の問題が生ずる
ので、高級品質の鋳片を鋳造するには、必ずしも適して
いない。
【0006】本発明は上記事情に鑑み、高級品質の鋳片
を鋳造するのに適した垂直型連続鋳造機におけるガイド
ロールセグメントを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の垂直型連続鋳
造機におけるガイドロールセグメントは、複数個のガイ
ドロールセグメントが上下方向に垂直に連結されてお
り、各ガイドロールセグメントが、鋳片の一方の長辺側
表面を案内する複数の基準側ガイドロールと、該基準側
ガイドロールを保持する基準側フレーム、および鋳片の
他方の長辺側表面を案内する複数の反基準側ガイドロー
ルと該反基準側ガイドロールを保持する反基準側フレー
ムとからなる垂直型連続鋳造機において、前記基準側フ
レームと前記反基準側フレームの上端部同士を連結する
上部連結プレートと、前記基準側フレームと前記反基準
側フレームの下端部同士を連結する下部連結プレート
と、前記各連結プレートの基準側端部に前記基準側フレ
ームを固定する基準側固定手段と、前記連結プレートの
中心に対する前記基準側フレームの固定位置を接近離間
自在に節約できる基準側固定位置調節手段と、前記各連
結プレートの反基準側端部に、前記反基準側フレームを
固定する反基準側固定手段と、前記連結プレートの中心
に対する固定位置を接近離間自在に調節できる反基準側
固定位置調節手段とを備えていることを特徴とする。請
求項2の垂直型連続鋳造機におけるガイドロールセグメ
ントは、請求項1記載の発明において、前記上部連結プ
レートの幅方向中心に上トラニオン軸を取付け、前記下
部連結プレートの幅方向中心に下トラニオン軸を取付け
たことを特徴とする。請求項3の垂直型連続鋳造機にお
けるガイドロールセグメントは、請求項1記載の発明に
おいて、前記基準側フレームと前記反基準側フレームの
上下方向中間部同士を連結する中間部連結プレートをさ
らに設け、該中間部連結プレートにも、基準側固定位置
調節手段と反基準側固定位置調節手段と基準側固定手段
および反基準側固定手段を設けたことを特徴とする。請
求項4の垂直型連続鋳造機におけるガイドロールセグメ
ントは、請求項1または3記載の発明において、前記基
準側固定位置調節手段は、前記連結プレートの基準側端
部に形成された、ボルト挿通孔を有するプレート側ブラ
ケットと、基準側フレームに形成された、雌ネジ孔を有
するフレーム側ブラケットと、前記プレート側ブラケッ
トと前記フレーム側ブラケットとの間に挿入され、ボル
ト挿通孔が形成されたディスタンスピースと、前記プレ
ート側ブラケットのボルト挿通孔と前記ディスタンスピ
ースのボルト挿通孔とに通され、前記フレーム側ブラケ
ットの雌ネジ孔にねじ込まれる調節ボルトとからなり、
前記反基準側固定位置調節手段は、連結プレートの反基
準側端部に形成された、ボルト挿通孔を有するプレート
側ブラケットと、反基準側フレームに形成された、雌ネ
ジ孔を有するフレーム側ブラケットと、前記プレート側
ブラケットと前記フレーム側ブラケットとの間に挿入さ
れ、ボルト挿通孔が形成されたディスタンスピースと、
前記プレート側ブラケットのボルト挿通孔と前記ディス
タンスピースのボルト挿通孔に通され、前記フレーム側
ブラケットの雌ネジ孔にねじ込まれる調節ボルトとから
なることを特徴とする。請求項5の垂直型連続鋳造機に
おけるガイドロールセグメントは、請求項1または3記
載の発明において、前記連結プレートの基準側端部に長
孔が形成されており、前記基準側フレームに雌ネジ孔が
形成されており、前記基準側固定手段が、前記長孔に通
され、前記雌ネジ孔にねじ込まれる固定ボルトであり、
前記連結プレートの反基準側端部に長孔が形成されてお
り、前記反基準側フレームに雌ネジ孔が形成されてお
り、前記反基準側固定手段が、前記長孔に通され、前記
雌ネジ孔にねじ込まれる固定ボルトであることを特徴と
する。
【0008】請求項1の発明によれば、基準側固定位置
調節手段と反基準側固定位置調節手段を個別に用いて、
基準側フレームの連結プレート中心に対する固定位置
も、反基準側フレームの連結プレート中心に対する固定
位置も自在に調節できる。したがって、その調節量を上
部連結プレートと下部連結プレートで変え、上端側のロ
ール間隔を広くし、下端側のロール間隔を狭くすれば、
両面テーパのガイドロール配置も可能であり、片面テー
パのガイドロール配置も可能である。そして、基準側固
定手段と反基準側固定手段により、基準側フレームと反
基準側フレームを連結プレートに対し強固に固定するこ
とができ、安定した操業を可能にできる。請求項2の発
明によれば、上トラニオン軸と下トラニオン軸を用いて
鋳造機の機枠に乗荷すれば、各連結プレートの幅方向中
心が鋳造機のマシン中心に合うので、その後の基準側・
反基準側フレームのテーパ調節等が容易かつ正確に行え
る。請求項3の発明によれば、基準側フレームと反基準
側フレームとの固定が、上端部同士を固定する上部連結
プレートと、下端部同士を固定する下部連結プレートに
加えて、中間部同士を固定する中間部連結プレートを設
けたので、両フレームの固定がより強固に行え、鋳造作
業が安定して行える。請求項4の発明によれば、基準側
固定位置調節手段と反基準側固定位置調節手段のいずれ
も、ディスタンスピースの幅を変えれば、プレート側ブ
ラケットとフレーム側ブラケット間の間隔を変えて調節
ボルトで固定でき、連結プレート基端側端部と基準側フ
レームの固定位置を可変に調節でき、かつ連結プレート
の反基準側端部と反基準側フレームの固定位置を可変に
調節することができる。請求項5の発明によれば、基準
側固定手段と反基準側固定手段のいずれも、固定ボルト
を連結プレートの長孔を通して、雌ネジ孔にねじ込む
と、連結プレートの基準側端部に基端側プレートを結合
し、連結プレートの反基準側端部に反基準側プレートを
強固に結合できる。しかも、基準側フレームと反基準側
フレーム間に間隔を変えても、連結プレートの長孔は固
定ボルトに干渉しないので、基準・反基準側両フレーム
間の間隔調節を妨げることはない。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図8は本実施形態のガイドロールセ
グメント5が採用された垂直型連続鋳造機の2次冷却帯
1の概略図である。同図において、符号Mは溶融金属を
所望の形状に鋳造する鋳型を示している。鋳型Mの下方
には、鋳型Mによって鋳造された鋳片Cを冷却する2次
冷却帯1が垂直に配置されている。この2次冷却帯1
は、複数のガイドロールセグメント5が、例えばコッタ
継手70等によって一体に結合されて構成されたもので
ある。
【0010】つぎに、本実施形態のガイドロールセグメ
ント5について説明する。図1は本実施形態のガイドロ
ールセグメント5の側面図である。図2は上部連結プレ
ート21A の拡大図である。図4は下部連結プレート21B
の拡大図である。図6は中間部連結プレート21C の拡大
図である。図1、図2、図4および図6に示すように、
本実施形態のガイドロールセグメント5は、本体10
と、この本体10の上部、下部および中間部に設けられ
た上端部連結ユニット20A 、下端部連結ユニット20B お
よび中間部連結ユニット20C とから構成されたものであ
る。
【0011】まず、本体10を説明する。図1および図
8に示すように、本体10は、基準側ガイドロール1
1、反基準側ガイドロール12、基準側フレーム13お
よび反基準側フレーム14とから基本構成されている。
【0012】基準側フレーム13および反基準側フレー
ム14は、互いに平行に、立てて設けられた箱型の部材
である。この基準側フレーム13および反基準側フレー
ム14の向かいあった面には、基準側ガイドロール11
および反基準側ガイドロール12が、水平に、それぞれ
複数段取り付けられている。この基準側ガイドロール1
1および反基準側ガイドロール12は、円筒状の部材で
あり、基準側フレーム13および反基準側フレーム14
に、回転自在にそれぞれ取り付けられている。この基準
側ガイドロール11および反基準側ガイドロール12に
よって、鋳片Cの長辺側表面を挟んで案内することがで
きる。
【0013】つぎに、上端部連結ユニット20A を説明す
る。図1および図2に示すように、上端部連結ユニット
20A は、基準側固定位置調節手段40、反基準側固定位置
調節手段60A 、上端部連結プレート21A 、上トラニオン
軸22A 、基準側固定手段30A および反基準側固定手段50
A から構成されたものである。
【0014】図3は図1のIII−III線断面矢視図であ
る。図2および図3に示すように、基準側固定位置調節
手段40A は、上下一対のプレート側ブラケット41A ,41
A、上下一対のフレーム側ブラケット42A ,42A 、上下
一対のディスタンスピース43A,43A および上下一対の
調節ボルト44A ,44A とから構成されている。また、反
基準側固定位置調節手段60A は、上下一対のプレート側
ブラケット61A 、上下一対のフレーム側ブラケット62A
,62A 、上下一対のディスタンスピース63A ,63A お
よび上下一対の調整ボルト64A ,64A から構成されてい
る。
【0015】図1、図2および図3に示すように、前記
基準側フレーム13の上端には、基準側固定位置調節手
段40A の上下一対のフレーム側ブラケット42A ,42A
が、それぞれ取り付けられている。この上下一対のフレ
ーム側ブラケット42A ,42A は、後述する連結プレート
21の縦の長さよりも広い間隔だけ離れて、配設されて
いる。各フレーム側ブラケット42A は、80〜100mm
の厚みをもった板状の部材である。各フレーム側ブラケ
ット42A には、その外側端面から内側に向かって、水平
に雌ネジ孔42h が形成されている。この雌ネジ孔42h
は、後述する調節ボルト44A を螺合するためのものであ
る。また、上下一対のフレーム側ブラケット42A ,42A
の間、および上下一対のフレーム側ブラケット42A ,42
A より外側には、基準側フレーム13の前面から後方に
向けて(図1では紙面と垂直)、図示しない雌ネジ孔が
2つずつ形成されている。この雌ネジ孔は、後述する固
定ボルト33A を螺合するためのものである。
【0016】他方、前記反基準側フレーム14の上端に
は、反基準側固定位置調節手段60Aの上下一対のフレー
ム側ブラケット62A ,62A が、それぞれ取り付けられて
いる。この上下一対のフレーム側ブラケット62A ,62A
は、後述する連結プレート21の縦の長さよりも広い間
隔だけ離れて配設されている。各フレーム側ブラケット
62A は、80〜100mmの厚みをもったをもった板状の
部材である。各フレーム側ブラケット62A には、その外
側端面から内側に向かって、水平に雌ネジ孔62h が形成
されている。この雌ネジ孔62h は、後述する調節ボルト
64A を螺合するためのものである。また、上下一対のフ
レーム側ブラケット62A ,62A の間、および上下一対の
フレーム側ブラケット62A ,62A より外側には、反基準
側フレーム14の前面から後方に向けて(図1では紙面
と垂直)、図示しない雌ネジ孔が2つずつ形成されてい
る。この雌ネジ孔は、後述する固定ボルト53A を螺合す
るためのものである。
【0017】つぎに、上部連結プレート21A について説
明する。図1に示すように、前記基準側フレーム13と
前記反基準側フレーム14の上端部間には、60〜80
mmの厚みをもった板状の上部連結プレート21A が水平に
設けられている。
【0018】つぎに、上トラニオン軸22A について説明
する。前記上部連結プレート21A の幅方向の中心には、
水平に上トラニオン軸22A が取り付けられている。この
上トラニオン軸22A は、上部連結プレート21A を、例え
ば図示しない連続鋳造機のマシン機枠に支持させるため
のものである。
【0019】図2および図3に示すように、この上部連
結プレート21A の一端において、その上端および下端に
は、上方および下方へ向けて突出した基準側固定位置調
節手段40A の上下一対のプレート側ブラケット41A ,41
A が、それぞれ形成されている。この上下一対のプレー
ト側ブラケット41A ,41A は、上部連結プレート21Aと
一体物である。各プレート側ブラケット41A には、その
幅方向に沿って、水平に貫通するボルト挿通孔41h が形
成されている。このボルト挿通孔41h は、調節ボルト44
A を挿入するための孔である。また、上部連結プレート
21A の一端において、上下一対のプレート側ブラケット
41A ,41A の間、および上下一対のプレート側ブラケッ
ト41A ,41A よりも上部連結プレート21A の幅方向中心
側には、前記基準側フレーム13の図示しない雌ネジ孔
と対応して、長孔31h が2つずつ形成されている。しか
も、各長孔31hは、その長手方向が、上部連結プレート2
1A の幅方向に延びた形状である。なお、上下一対のプ
レート側ブラケット41A ,41A は、上部連結プレート21
Aと一体物であってもよいし、別体であってもよい。
【0020】他方、前記上部連結プレート21A の他端に
おいて、その上端および下端には、上方および下方へ向
けて突出した反基準側固定位置調節手段60A の上下一対
のプレート側ブラケット61A ,61A が、それぞれ形成さ
れている。この上下一対のプレート側ブラケット61A ,
61A は、上部連結プレート21A と一体物である。各プレ
ート側ブラケット61A には、その幅方向に沿って、水平
に貫通するボルト挿通孔61h が形成されている。このボ
ルト挿通孔61h は調節ボルト64A を挿入するためのもの
である。また、上部連結プレート21A の他端において、
上下一対のプレート側ブラケット61A ,61A の間、およ
び上下一対のプレート側ブラケット61A ,61A よりも上
部連結プレート21A の幅方向中心側には、前記反基準側
フレーム14の図示しない雌ネジ孔に対応して長孔51h
が2つずつ形成されている。しかも、各長孔51hは、そ
の長手方向が、上部連結プレート21A の幅方向に延びた
形状である。なお、上下一対のプレート側ブラケット61
A ,61A は、上部連結プレート21Aと一体物であっても
よいし、別体であってもよい。
【0021】この上部連結プレート21A において、前記
一端が特許請求の範囲にいう基準側端部であり、前記他
端が特許請求の範囲にいう反基準側端部である。
【0022】つぎに、基準側固定手段30A を説明する。
図2に示すように、基準側固定手段30A は、公知の固定
ボルト33A である。
【0023】前記4つの長孔31h に4本の固定ボルト33
A が、それぞれ通されており、基準側フレーム13の雌
ネジ孔にそれぞれ螺合されている。そして、全ての固定
ボルト33A を締め付けると、上部連結プレート21A の基
準側端部を、固定ボルト33Aによって、基準側フレーム
13に強固に固定することができる。
【0024】このとき、プレート側ブラケット41A ,41
A の間の2つの長孔31h に通された固定ボルト33A が、
フレーム側ブラケット42A ,42A より外側の図示しない
2つの雌ネジ孔に螺合する。また、プレート側ブラケッ
ト41A ,41A より上部連結プレート21A の幅方向中心よ
りに形成された2つの長孔31h に通された固定ボルト33
A が、フレーム側ブラケット42A ,42A の間の図示しな
い2つの雌ネジ孔に螺合する。
【0025】つぎに、反基準側固定手段50A を説明す
る。図2および図3に示すように、基準側固定手段50A
は、公知の固定ボルト53Aである。
【0026】前記4つの長孔51h に4本の固定ボルト53
A が、それぞれ通されており、反基準側フレーム14の
雌ネジ孔にそれぞれ螺合されている。そして、全ての固
定ボルト53A を締め付けると、上部連結プレート21A の
反基準側端部を、固定ボルト53A によって、反基準側フ
レーム14に強固に固定することができる。
【0027】このとき、プレート側ブラケット61A ,61
A の間の2つの長孔51h に通された固定ボルト53A が、
フレーム側ブラケット62A ,62A より外側に図示しない
2つの雌ネジ孔に螺合する。また、プレート側ブラケッ
ト61A ,61A より上部連結プレート21A の幅方向中心よ
りに形成された2つの長孔51h に通された固定ボルト53
A が、フレーム側ブラケット62A ,62A の間の図示しな
い2つの雌ネジ孔に螺合する。
【0028】したがって、上部連結プレート21A の基準
側端部を、固定ボルト33A によって基準側フレーム13
に取り付けると、上部連結プレート21A は、上下一対の
フレーム側ブラケット42A ,42A の間に挟まれた状態で
基準側フレーム13に固定される。しかも、前記上下一
対のプレート側ブラケット41A ,41A は、上下一対のプ
レート側ブラケット42A ,42A よりも外側に位置するよ
うに取り付けられる。他方、上部連結プレート21A の反
基準側端部を、固定ボルト53A によって反基準側フレー
ム14に取り付けると、上部連結プレート21A は、上下
一対のフレーム側ブラケット62A ,62A の間に挟まれた
状態で反基準側フレーム14固定される。しかも、前記
上下一対のプレート側ブラケット61A ,61A は、上下一
対のプレート側ブラケット62A ,62A よりも外側に位置
するように取り付けられる。
【0029】つぎに、ディスタンスピース43A および調
節ボルト44A を説明する。前記上方のプレート側ブラケ
ット41A と前記上方のフレーム側ブラケット42Aとの
間、および下方のプレート側ブラケット41A と下方のフ
レーム側ブラケット42A との間には、30mmの厚みをも
った板状の上下一対のディスタンスピース43A ,43A が
それぞれ挿入されている。このディスタンスピース43A
は、その幅によって、プレート側ブラケット41Aとフレ
ーム側ブラケット42A との間の距離を規定するものであ
る。また、各ディスタンスピース43A には、その幅方向
に沿って、水平に貫通するボルト挿通孔43h が形成され
ている。ボルト挿通孔43h は、調節ボルト44A を挿入す
るための孔である。なお、前記ディスタンスピース43A
の幅は、用途に応じて種々選択すればよい。
【0030】図2および図3において、符号44A は、上
下一対の調節ボルトである。各調節ボルト44A は、その
先端に雄ネジが形成されたものである。
【0031】この上下一対の調節ボルト44A のうち、上
方の調節ボルト44A を、上方のプレート側ブラケット41
A のボルト挿通孔41h と上方のディスタンスピース43A
のボルト挿通孔43h とに通し、上方の調節ボルト44A の
先端の雄ネジを、上方のフレーム側ブラケット42A の雌
ネジ孔42h に螺合する。ついで、下方の調節ボルト44A
を、下方のプレート側ブラケット41A のボルト挿通孔41
h と下方のディスタンスピース43A のボルト挿通孔43h
とに通し、下方の調節ボルト44A の先端の雄ネジを、下
方のフレーム側ブラケット42A の雌ネジ孔42h に螺合す
る。そして、各調節ボルト44A を締め付けると、ディス
タンスピース43A の幅だけ間隔をもって、プレート側ブ
ラケット41A とフレーム側ブラケット42A とを配置する
ことができる。
【0032】よって、基準側固定位置調節手段40A によ
れば、ディスタンスピース43A の幅だけの距離をもっ
て、プレート側ブラケット41A とフレーム側ブラケット
42A とを固定することができる。
【0033】また、上部連結プレート21A を、上トラニ
オン軸22A を介して、例えば図示しない連続鋳造機のマ
シン機枠によって支持した状態で、所望の幅のディスタ
ンスピース43A を、プレート側ブラケット41A とフレー
ム側ブラケット42A との間に挿入し、基準側フレーム1
3を上部連結プレート21A の幅方向に移動すれば、上部
連結プレート21A の基端側端部と基準側フレーム13の
固定位置を可変に調節できる。
【0034】しかも、プレート側ブラケット41A が、フ
レーム側ブラケット42A よりも外側になるように、上部
連結プレート21A は基準側フレーム13に取り付けられ
ている。このため、幅の広いディスタンスピース43A
を、プレート側ブラケット41Aとフレーム側ブラケット4
2A との間に挿入し、基準側フレーム13を内方に移動
すれば、上部連結プレート21A の幅方向中心と基準側フ
レーム13との間の距離が短くなる。逆に、幅の狭いデ
ィスタンスピース43A をプレート側ブラケット41A とフ
レーム側ブラケット42A との間に挿入し、基準側フレー
ム13を外方に移動すれば、上部連結プレート21A の中
心と基準側フレーム13との間の距離が長くなる。つま
り、ディスタンスピース43A の幅を変えるだけで、上部
連結プレート21Aの中心と基準側フレーム13との間の
距離も可変に調節できるのである。
【0035】さらに、基準側固定手段30A の長孔31h
は、その長手方向が、上部連結プレート21A の幅方向に
延びた形状である。このため、上部連結プレート21A の
基準側端部と基準側フレーム13の固定位置が変わって
も、全ての固定ボルト33A を緩めておけば、固定ボルト
33A を雌ネジ孔に螺合したままで、基準側フレーム13
とともに固定ボルト33A を長孔31h に沿って移動できる
ので、基準側フレーム13の移動を妨げない。
【0036】つぎに、ディスタンスピース63A および調
節ボルト64A を説明する。上方のプレート側ブラケット
61A と前記上方のフレーム側ブラケット62A との間、お
よび下方のプレート側ブラケット61A と下方のフレーム
側ブラケット62A との間には、30mmの厚みをもった板
状の上下一対のディスタンスピース63A ,63A がそれぞ
れ挿入されている。各ディスタンスピース63A は、その
幅によって、プレート側ブラケット61A とフレーム側ブ
ラケット62A との間の距離を規定するのである。また、
各ディスタンスピース63A は、その幅方向に沿って、水
平に貫通するボルト挿通孔63h が形成されている。ボル
ト挿通孔63h は、調節ボルト64A を挿入するための孔で
ある。なお、前記ディスタンスピース63A の幅は、用途
に応じて種々選択すればよい。
【0037】図2および図3において、符号64A は、上
下一対の調節ボルトである。各調節ボルト64A は、その
先端に雄ネジが形成されたものである。
【0038】この上下一対の調節ボルト64A のうち、上
方の調節ボルト64A を、上方のプレート側ブラケット61
A のボルト挿通孔61h と上方のディスタンスピース63A
のボルト挿通孔63h とに通し、上方の調節ボルト64A の
先端の雄ネジを、上方のフレーム側ブラケット62A の雌
ネジ孔62h に螺合する。ついで、下方の調節ボルト64A
を、下方のプレート側ブラケット61A のボルト挿通孔61
h と下方のディスタンスピース63A のボルト挿通孔63h
とに通し、下方の調節ボルト64A の先端の雄ネジを、下
方のフレーム側ブラケット62A の雌ネジ孔62h に螺合す
る。そして、各調節ボルト64A を締め付けると、ディス
タンスピース63A の幅だけ間隔をもって、プレート側ブ
ラケット61A とフレーム側ブラケット62A とを配置する
ことができる。
【0039】よって、反基準側固定位置調節手段60A に
よれば、ディスタンスピース63A の幅だけ距離をもっ
て、プレート側ブラケット61A とフレーム側ブラケット
62A とを固定することができる。
【0040】また、上部連結プレート21A を、上トラニ
オン軸22A を介して、例えば図示しない連続鋳造機のマ
シン機枠によって支持した状態で、た状態で、所望の幅
のディスタンスピース63A を、プレート側ブラケット61
A とフレーム側ブラケット62A との間に挿入し、反基準
側フレーム14を上部連結プレート21A の幅方向に移動
すれば、上部連結プレート21A の反基準側端部と反基準
側フレーム14の固定位置を可変に調節することができ
る。
【0041】しかも、プレート側ブラケット61A がフレ
ーム側ブラケット62A よりも外側になるように、上部連
結プレート21A が反基準側フレームに取り付けられてい
る。このため、幅の広いディスタンスピース63A を、プ
レート側ブラケット61A とフレーム側ブラケット62A と
の間に挿入し、反基準側フレーム14を内方へ移動すれ
ば、上部連結プレート21A の中心と反基準側フレーム1
4との間の距離が短くなる。逆に、幅の狭いディスタン
スピース63A を、プレート側ブラケット61A とフレーム
側ブラケット62A との間に挿入し、反基準側フレーム1
4を外方へ移動すれば、上部連結プレート21A の中心と
反基準側フレーム14との間の距離が長くなる。つま
り、ディスタンスピース63A の幅を変えるだけで、上部
連結プレート21Aの中心と反基準側フレーム14との間
の距離を可変に調節できる。
【0042】さらに、反基準側固定手段50A の長孔51h
は、その長手方向が、上部連結プレート21A の幅方向に
延びた形状である。このため、たとえ上部連結プレート
21Aの反基準側端部と反基準側フレーム14の固定位置
が変わっても、全ての固定ボルト53A を緩めておけば、
固定ボルト53A を雌ネジ孔に螺合したままでも、反基準
側フレーム14とともに固定ボルト53A を雌ネジ孔に沿
って移動できるので、反基準側フレーム14の移動を妨
げない。
【0043】つぎに、下端部連結ユニット20B を説明す
る。図1および図4に示すように、下端部連結ユニット
20B は、基準側固定位置調節手段40B 、反基準側固定位
置調節手段60B 、下端部連結プレート21B 、下トラニオ
ン軸22B 、基準側固定手段30B および反基準側固定手段
50B から構成されたものである。
【0044】図5は、図1のV−V線断面矢視図であ
る。図1、図4および図5に示すように、基準側フレー
ム13の下端には、上下一対のフレーム側ブラケット42
B ,42B が、それぞれ取り付けられている。各フレーム
側ブラケット42B は、前記フレーム側ブラケット42A と
実質同様のブラケットである。したがって、フレーム側
ブラケット42B は、以下フレーム側ブラケット42A の末
尾A をB に換えて示す。また、上下一対のフレーム側ブ
ラケット42B ,42B の間、および上下一対のフレーム側
ブラケット42B ,42B より外側には、基準側フレーム1
3の前面から後方に向けて(図1では紙面と垂直)、図
示しない2つの雌ネジ孔がそれぞれ形成されている。こ
の雌ネジ孔は、後述する固定ボルト33B を螺合するため
のものである。
【0045】他方、反基準側フレーム14の下端には、
上下一対のフレーム側ブラケット62B ,62B が、それぞ
れ取り付けられている。各フレーム側ブラケット62B
は、前記フレーム側ブラケット62A と実質同様のブラケ
ットである。したがって、フレーム側ブラケット62B
は、以下フレーム側ブラケット62A の末尾A をB に換え
て示す。しかも、反基準側フレーム14の左右両側面に
おいて、上下一対のフレーム側ブラケット62B ,62B の
間および上下一対のフレーム側ブラケット62B ,62B よ
り外側には、反基準側フレーム14の前面から後方に向
けて(図1では紙面と垂直)、図示しない雌ネジ孔が2
つずつ形成されている。この雌ネジ孔は、後述する固定
ボルト53B を螺合するためのものである。
【0046】つぎに、下部連結プレート21B を説明す
る。図1に示すように、前記基準側フレーム13と前記
反基準側フレーム14の下端部間には、板状の下部連結
プレート21B が水平に設けられており、その両端部が前
記基準側フレーム13および前記反基準側フレーム14
とそれぞれ連結されている。
【0047】つぎに、下トラニオン軸22B を説明する。
前記下部連結プレート21B の幅方向の中心には、水平に
下トラニオン軸22B が取り付けられている。この下トラ
ニオン軸22B は、下部連結プレート21B を、例えば図示
しない連続鋳造機のマシン機枠に支持させるためのもの
である。
【0048】図4および図5に示すように、下部連結プ
レート21B と、下部連結プレート21B に設けられた基準
側固定位置調節手段40B 、基準側固定手段30B 、反基準
側固定手段50B および反基準側固定位置調節手段60B
は、前記上部連結プレート21A等と実質同様の構成であ
る。したがって、下部連結プレート21B 等は、以下上部
連結プレート21A 等の符号の末尾A をB に換えて示す。
【0049】つぎに、中間端部連結ユニット20C を説明
する。図1および図6に示すように、中間部端部連結ユ
ニット20C は、基準側固定位置調節手段40C 、反基準側
固定位置調節手段60C 、中間端部連結プレート21C 、基
準側固定手段30C および反基準側固定手段50C から構成
されたものである。
【0050】図7は、図1のVII−VII線断面矢視図であ
る。図1、図6および図7に示すように、基準側フレー
ム13の上端と下端との間の中間部には、上下一対のフ
レーム側ブラケット42C ,42C がそれぞれ取り付けられ
ている。各フレーム側ブラケット42C は、前記フレーム
側ブラケット42A と実質同様のブラケットである。した
がって、フレーム側ブラケット42C は、以下フレーム側
ブラケット42A の末尾A をC に換えて示す。また、上下
一対のフレーム側ブラケット42C ,42C 間および上下一
対のフレーム側ブラケット42C ,42C より外側には、基
準側フレーム13の前面から後方に向けて(図1では紙
面と垂直)、図示しない雌ネジ孔が2つずつ形成されて
いる。この雌ネジ孔は、後述する固定ボルト33C を螺合
させるためのものである。
【0051】他方、反基準側フレーム14の上端と下端
の中間部には、上下一対のフレーム側ブラケット62C ,
62C がそれぞれ設けられている。各フレーム側ブラケッ
ト62C は前記フレーム側ブラケット62A と実質同様のブ
ラケットである。したがって、フレーム側ブラケット62
C は、以下フレーム側ブラケット62A の末尾A をC に換
えて示す。しかも、上下一対のフレーム側ブラケット62
C ,62C の間および上下一対のフレーム側ブラケット62
C ,62C の外側には、反基準側フレーム14の前面から
後方に向けて(図1では紙面と垂直)、図示しない雌ネ
ジ孔が2つずつ形成されている。この雌ネジ孔は、後述
するディスタンスピース63C を螺合するためのものであ
る。
【0052】つぎに、中間部連結プレート21C を説明す
る。図1に示すように、前記上部連結プレート21A と前
記下部連結プレート21B との間において、基準側フレー
ム13と反基準側フレーム14との間には、板状の中間
部連結プレート21C が水平に設けられており、その両端
部が前記基準側フレーム13および前記反基準側フレー
ム14とそれぞれ連結されている。この中間部連結プレ
ート21C は、上端部連結プレート21A や下端部連結プレ
ート21B と異なり、トラニオン軸22が設けられていない
ものである。
【0053】図6および図7に示すように、中間部連結
プレート21C と、中間部連結プレート21C に設けられた
基準側固定手段30C 、基準側固定位置調節手段40C 、反
基準側固定手段50C および反基準側固定位置調節手段60
C は、前記上部連結プレート21A 等と実質同様の構成で
ある。したがって、中間部連結プレート21C 等は、以下
上部連結プレート21A 等の符号の末尾A をC に換えて示
す。
【0054】上記のごとく、本実施形態のガイドロール
セグメント5によれば、基準側フレーム13と反基準側
フレーム14との固定を、上端部同士を固定する上部連
結プレート21A と、下端部同士を固定する下部連結プレ
ート21B に加えて、基準側フレーム13と反基準側フレ
ーム14の中間部同士を固定する中間部連結プレート21
C を設けているので、両フレームの固定がより強固に行
え、鋳造作業が安定して行える。
【0055】しかも、基準側フレーム13を、反基準側
固定手段30である固定ボルト33によって、各連結プ
レート21の基準側端部に強固に結合でき、反基準側フ
レーム14を、反基準側固定手段50である固定ボルト
53によって、各連結プレート21の反基準側端部に強
固に結合できる。
【0056】また、基準側固定位置調節手段40および
反基準側固定位置調節手段60の基準側固定位置調節手
段43およびディスタンスピース63の幅を変えるだけ
で、基準側フレーム13と各連結プレート21 の幅方向
中心との距離と、反基準側フレーム14と各連結プレー
ト21 の幅方向中心との距離とをそれぞれ可変に調節で
きる。つまり、基準側フレーム13と反基準側フレーム
14との間の距離を可変に調節することができる。
【0057】さらに、基準側フレーム13および反基準
側フレーム14を、各連結プレート21の幅方向に移動
させて、両者の間の間隔を変えても、各連結プレート2
1に設けられた長孔31h および長孔51h は、基準側固定
手段30である固定ボルト33および反基準側固定手段
50である固定ボルト53のいずれにも干渉しないの
で、基準側フレーム13と反基準側フレーム14との間
の間隔調節を妨げることはない。
【0058】なお、前記上端部連結プレート21A 、前記
下端部連結プレート21B 、前記中間部連結プレート21C
、前記基準側固定手段30、前記基準側固定位置調節
手段40、前記反基準側固定手段50および前記反基準
側固定位置調節手段60は、全ての前記本体10の両側
面(図1では紙面の手前側と向こう側)に設けられてい
る。
【0059】つぎに、本実施形態の垂直型連続鋳造機に
おけるガイドロールセグメントの作用と効果を説明す
る。2次冷却帯1の両側方には、図示しないマシン機枠
が設けられており、このマシン機枠には、それぞれ、各
ガイドロールセグメント5に対して近接・離間できるよ
うに複数のトラニオン軸支持部がそれぞれ設けられてい
る。各トラニオン軸支持部は、その中心が、垂直側連続
鋳造機のマシン中心と一致するように設けられている。
【0060】このトラニオン軸支持部を、各ガイドロー
ルセグメント5に接近させ、各ガイドロールセグメント
5の上トラニオン軸22A および下トラニオン軸22B の下
方にそれぞれ設置する。ついで、複数のガイドロールセ
グメント5を連結していたコッタ継手70の締結を解く
と、各ガイドロールセグメント5は、上トラニオン軸22
A および下トラニオン軸22B を介して、トラニオン軸支
持部にそれぞれ個別に支持される。
【0061】各ガイドロールセグメント5の上トラニオ
ン軸22A および下トラニオン軸22Bは、上部連結プレー
ト21A および下部連結プレート21B の幅方向の中心に設
けられており、トラニオン軸支持部は、その中心が垂直
型連続鋳造機のマシン中心と一致するように設けられて
いる。
【0062】よって、上トラニオン軸22A と下トラニオ
ン軸22B とをそれぞれトラニオン軸支持部によって支持
すれば、上部連結プレート21A および下部連結プレート
21Bの中心とマシン中心とを合わせた状態で各ガイドロ
ールセグメント5を、トラニオン軸支持部に支持するこ
とができる。
【0063】ガイドロールセグメント5のロール間隔の
調節作業を説明する。各ガイドロールセグメント5は、
トラニオン軸支持部に上トラニオン軸22A および下トラ
ニオン軸22B を支持された状態でそれぞれロール間隔が
調節されるが、全てのガイドロールセグメント5で同じ
作業を行うので、1つのガイドロールセグメント5のロ
ール間隔の調節作業についてのみ説明する。
【0064】まず、各連結プレート21の固定ボルト3
3, 53をゆるめる。ついで、各連結プレート21の基
準側固定位置調節手段40の調節ボルト44および反基
準側固定位置調節手段60の調整ボルト64を取り外
す。
【0065】ついで、固定ボルト33を雌ネジ孔に螺合
させたまま、基準側フレーム13を内方へ移動させ、プ
レート側ブラケット41とフレーム側ブラケット42と
の間の間隔を広くする。また、固定ボルト53を固定ボ
ルト53h に螺合させたまま、反基準側フレーム14を外
方へ移動させ、プレート側ブラケット61とフレーム側
ブラケット62との間の間隔を広くする。
【0066】すると、各連結プレート21において、プ
レート側ブラケット41とフレーム側ブラケット42と
の間に挟まれていたディスタンスピース43を取り除く
ことができ、プレート側ブラケット61とフレーム側ブ
ラケット62との間に挟まれていたディスタンスピース
63を取り除くことができる。
【0067】つぎに、上部連結プレート21A の幅方向中
心と基準側フレーム13との間が所望の距離となるよう
に、上部連結プレート21A のプレート側ブラケット41A
と、基準側フレーム13の上端のフレーム側ブラケット
42A との間に、適切な幅を有するディスタンスピース43
A を挿入する。他方、上部連結プレート21A のプレート
側ブラケット61A と反基準側フレーム14の上端のフレ
ーム側ブラケット62A との間に、ディスタンスピース43
A と同じ幅を有するディスタンスピース63A を挿入す
る。
【0068】ついで、基準側フレーム13の下端が所望
の量だけ、基準側フレーム13の上端よりも内方に位置
するように、下部連結プレート21B のプレート側ブラケ
ット41B と基準側フレーム13の下端のフレーム側ブラ
ケット42B との間に、ディスタンスピース43A より幅の
広いディスタンスピース43B を挿入する。他方、下部連
結プレート21B のプレート側ブラケット61B と反基準側
フレーム14の下端のフレーム側ブラケット62B との間
に、ディスタンスピース43B と同じ幅を有するディスタ
ンスピース63B を挿入する。
【0069】また、中間部連結プレート21C のプレート
側ブラケット41C と基準側フレーム13の中段のフレー
ム側ブラケット42C との間には、フレーム側ブラケット
42Aとディスタンスピース43B の中間の幅をもつディス
タンスピース43C を挿入する。他方、中間部連結プレー
ト21C のプレート側ブラケット61C と反基準側フレーム
14の中段のフレーム側ブラケット62C との間に、ディ
スタンスピース43C と同じ幅のディスタンスピース63C
を挿入する。
【0070】そして、各連結プレート21において、再
び調節ボルト44を基準側端部のプレート側ブラケット
41のボルト挿通孔41h とディスタンスピース43のボ
ルト挿通孔43h とに通し、調節ボルト44の先端の雄ネ
ジを、フレーム側ブラケット42の雌ネジ孔42h に螺合
させる。他方、各連結プレート21において、再び調節
ボルト64を反基準側端部のプレート側ブラケット61
のボルト挿通孔61h とディスタンスピース63のボルト
挿通孔63h とに通し、調節ボルト64の先端の雄ネジ
を、フレーム側ブラケット62の雌ネジ孔62h に螺合さ
せる。そして、全ての調節ボルト44, 66を取り付ける
と、全ての調節ボルト44, 64を締め付ける。
【0071】すると、いずれの連結プレート21におい
ても、その幅方向の中心と基準側フレーム13および反
基準側フレーム14との間の距離を同じにすることがで
き、しかも上方から下方へ行くに従い、基準側フレーム
13と反基準側フレーム14との間の距離が短くなるよ
うな所望の両面テーパを有するガイドロールセグメント
5を配置することができる。しかも、トラニオン軸22
によって、上部連結プレート21A および下部連結プレー
ト21B の幅方向の中心が、マシン中心と一致しているの
で、各ガイドロールセグメント5のテーパを、マシン中
心に対して正確に設定することができる。
【0072】最後に、全ての固定ボルト33,53を再
び締め付けると、各連結プレート21の基準側端部およ
び反基準側端部を、基準側フレーム13と反基準側フレ
ーム14にそれぞれ強固に固定することができる。した
がって、両フレームを連結プレート21によって強固に
固定することができる。
【0073】全てのガイドロールセグメント5で、ロー
ル間隔調節作業が終了すると、上下に隣接するガイドロ
ールセグメント5同士を、コッタ継手70によって、再
び連結して2次冷却帯1を再構成し、全てのトラニオン
軸支持部を、ガイドロールセグメント5から離間させる
と、テーパ調節作業が終了する。
【0074】上記のごとく、本実施形態の垂直型連続鋳
造機におけるガイドロールセグメント5によれば、基準
側固定位置調節手段40と反基準側固定位置調節手段6
0を個別に用いて、基準側フレーム13の連結プレート
21の幅方向の中心に対する固定位置も、反基準側フレ
ーム14の連結プレート21の幅方向の中心に対する固
定位置も自在に調節できる。
【0075】しかも、基準側フレーム13を、反基準側
固定手段30である固定ボルト33によって、各連結プ
レート21の基準側端部に強固に結合でき、反基準側フ
レーム14を、反基準側固定手段50である固定ボルト
53によって、各連結プレート21の反基準側端部に強
固に結合できる。
【0076】また、各連結プレート21において基準側
固定位置調節手段40のディスタンスピース43と、反
基準側固定位置調節手段60のディスタンスピース63
の幅を同じにし、ディスタンスピース43A ,63A 、ディ
スタンスピース43B ,63B 、ディスタンスピース43C ,
63C の順に、その幅が広くなるようにする。するとと、
各フレームを、上段から下段に行くに従い内側へ傾斜す
るようにそれぞれ配置することができ、上段から下段に
向かって幅が狭くなる両面テーパのガイドロールを配置
することが可能である。
【0077】さらに、上トラニオン軸22A と下トラニオ
ン軸22B を用いて各ガイドロールセグメント5を個別に
鋳造機の機枠に乗荷すれば、各連結プレートの幅方向中
心が鋳造機のマシン中心に合うので、その後の基準側・
反基準側フレームのテーパ調節等が容易かつ正確に行え
る。
【0078】なお、上部連結プレート21A 、下部連結プ
レート21B および中間部連結プレート21C の基準側固定
位置調節手段40に取り付けられるディスタンスピース
43A,43B ,43C の幅をすべて同じにして、反基準側固
定位置調節手段60に取り付けられる3つのディスタン
スピース63A ,63B ,63C をディスタンスピース63A、
ディスタンスピース63B 、ディスタンスピース63C の順
に、その幅が広くなるようにすれば、片側テーパも可能
である。
【0079】
【発明の効果】請求項1の垂直型連続鋳造機におけるガ
イドロールセグメントによれば、基準側固定位置調節手
段と反基準側固定位置調節手段を個別に用いて、上端側
のロール間隔を広くし、下端側のロール間隔を狭くする
ことによって、両面テーパのガイドロール配置も可能で
あり、片面テーパのガイドロール配置も可能であり、基
準側固定手段と反基準側固定手段により、基準側フレー
ムと反基準側フレームとを連結プレートに対し、強固に
固定することができ、安定した操業を可能にできる。請
求項2の垂直型連続鋳造機におけるガイドロールセグメ
ントによれば、基準側・反基準側フレームのテーパ調節
等が容易かつ正確に行える。請求項3の垂直型連続鋳造
機におけるガイドロールセグメントによれば、基準側フ
レームと反基準側フレームとの固定が、より強固に行
え、鋳造作業が安定して行える。請求項4の垂直型連続
鋳造機におけるガイドロールセグメントによれば、連結
プレートの基準側端部と基準側フレームの固定位置を可
変に調節でき、かつ連結プレートの反基準側端部と反基
準側フレームの固定位置を可変に調節することができ
る。請求項5の垂直型連続鋳造機におけるガイドロール
セグメントによれば、連結プレートの基準側端部に基端
側プレートを結合し、連結プレートの反基準側端部に反
基準側プレートを強固に結合でき、基準・反基準側両フ
レーム間の間隔調節を妨げることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の垂直型連続鋳造機におけるガイド
ロールセグメント5の側面図である。
【図2】上部連結プレート21A の拡大図である。
【図3】図1のIII−III線断面矢視図である。
【図4】下部連結プレート21B の拡大図である。
【図5】図1のV−V線断面矢視図である。
【図6】中間部連結プレート21C の拡大図である。
【図7】図1のVII−VII線断面矢視図である。
【図8】本実施形態の垂直型連続鋳造機におけるガイド
ロールセグメント5が採用された垂直型連続鋳造機の2
次冷却帯である。
【図9】従来のタイロッド150 の構成図である。
【符号の説明】
5 ガイドロールセグメント 11 基準側ガイドロール 12 反基準側ガイドロール 13 基準側フレーム 14 反基準側フレーム 21A 上部連結プレート 21B 下部連結プレート 21C 中間部連結プレート 22A 上トラニオン軸 22B 下トラニオン軸 30 基準側固定手段 31h 長孔 33 固定ボルト 40 基準側固定位置調節手段 41 プレート側ブラケット 41h ボルト挿通孔 42 フレーム側ブラケット 42h 雌ネジ孔 43 ディスタンスピース 43h ボルト挿通孔 44 調節ボルト 50 反基準側固定手段 51h 長孔 53h 固定ボルト 60 反基準側固定位置調節手段 61 プレート側ブラケット 61h ボルト挿通孔 62 フレーム側ブラケット 62h 雌ネジ孔 63 ディスタンスピース 63h ボルト挿通孔 64 調節ボルト C 鋳片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 健 山口県光市大字島田3434番地 新日本製鐵 株式会社光製鐵所内 (72)発明者 岡 洋介 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 Fターム(参考) 4E004 LA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個のガイドロールセグメントが上下方
    向に垂直に連結されており、各ガイドロールセグメント
    が、鋳片の一方の長辺側表面を案内する複数の基準側ガ
    イドロールと、該基準側ガイドロールを保持する基準側
    フレーム、および鋳片の他方の長辺側表面を案内する複
    数の反基準側ガイドロールと該反基準側ガイドロールを
    保持する反基準側フレームとからなる垂直型連続鋳造機
    において、前記基準側フレームと前記反基準側フレーム
    の上端部同士を連結する上部連結プレートと、前記基準
    側フレームと前記反基準側フレームの下端部同士を連結
    する下部連結プレートと、前記各連結プレートの基準側
    端部に前記基準側フレームを固定する基準側固定手段
    と、前記各連結プレートの中心に対する前記基準側フレ
    ームの固定位置を接近離間自在に調節できる基準側固定
    位置調節手段と、前記各連結プレートの反基準側端部
    に、前記反基準側フレームを固定する反基準側固定手段
    と、前記各連結プレートの中心に対する前記反基準側フ
    レームの固定位置を接近離間自在に調節できる反基準側
    固定位置調節手段とを備えていることを特徴とする垂直
    型連続鋳造機におけるガイドロールセグメント。
  2. 【請求項2】前記上部連結プレートの幅方向中心に上ト
    ラニオン軸を取付け、前記下部連結プレートの幅方向中
    心に下トラニオン軸を取付けたことを特徴とする請求項
    1記載の垂直型連続鋳造機におけるガイドロールセグメ
    ント。
  3. 【請求項3】前記基準側フレームと前記反基準側フレー
    ムの上下方向中間部同士を連結する中間部連結プレート
    をさらに設け、該中間部連結プレートにも、基準側固定
    位置調節手段と反基準側固定位置調節手段と基準側固定
    手段および反基準側固定手段を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の垂直型連続鋳造機におけるガイドロール
    セグメント。
  4. 【請求項4】前記基準側固定位置調節手段は、前記連結
    プレートの基準側端部に形成された、ボルト挿通孔を有
    するプレート側ブラケットと、基準側フレームに形成さ
    れた、雌ネジ孔を有するフレーム側ブラケットと、前記
    プレート側ブラケットと前記フレーム側ブラケットとの
    間に挿入され、ボルト挿通孔が形成されたディスタンス
    ピースと、前記プレート側ブラケットのボルト挿通孔と
    前記ディスタンスピースのボルト挿通孔とに通され、前
    記フレーム側ブラケットの雌ネジ孔にねじ込まれる調節
    ボルトとからなり、前記反基準側固定位置調節手段は、
    連結プレートの反基準側端部に形成された、ボルト挿通
    孔を有するプレート側ブラケットと、反基準側フレーム
    に形成された、雌ネジ孔を有するフレーム側ブラケット
    と、前記プレート側ブラケットと前記フレーム側ブラケ
    ットとの間に挿入され、ボルト挿通孔が形成されたディ
    スタンスピースと、前記プレート側ブラケットのボルト
    挿通孔と前記ディスタンスピースのボルト挿通孔に通さ
    れ、前記フレーム側ブラケットの雌ネジ孔にねじ込まれ
    る調節ボルトとからなることを特徴とする請求項1また
    は3記載の垂直型連続鋳造機におけるガイドロールセグ
    メント。
  5. 【請求項5】前記連結プレートの基準側端部に長孔が形
    成されており、前記基準側フレームに雌ネジ孔が形成さ
    れており、前記基準側固定手段が、前記長孔に通され、
    前記雌ネジ孔にねじ込まれる固定ボルトであり、前記連
    結プレートの反基準側端部に長孔が形成されており、前
    記反基準側フレームに雌ネジ孔が形成されており、前記
    反基準側固定手段が、前記長孔に通され、前記雌ネジ孔
    にねじ込まれる固定ボルトであることを特徴とする請求
    項1または3記載の垂直型連続鋳造機におけるガイドロ
    ールセグメント。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008246506A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Kobe Steel Ltd 連続鋳造設備における鋳片案内装置
CN110961588A (zh) * 2019-12-16 2020-04-07 首钢集团有限公司 一种直弧型连铸机及其扇形段

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CN110961588B (zh) * 2019-12-16 2022-04-19 首钢集团有限公司 一种直弧型连铸机及其扇形段

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