JP2002018440A - 携帯用の殺菌水噴射装置 - Google Patents

携帯用の殺菌水噴射装置

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JP2002018440A
JP2002018440A JP2000201191A JP2000201191A JP2002018440A JP 2002018440 A JP2002018440 A JP 2002018440A JP 2000201191 A JP2000201191 A JP 2000201191A JP 2000201191 A JP2000201191 A JP 2000201191A JP 2002018440 A JP2002018440 A JP 2002018440A
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water
electrolytic cell
main body
power supply
electric circuit
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Application number
JP2000201191A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Okazaki
龍夫 岡崎
Yoshiya Okazaki
良弥 岡崎
Makoto Saruhashi
誠 猿橋
Masaharu Hoshino
政陽 星野
Masatomi Sasaki
正富 佐々木
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】殺菌水噴射装置の可搬性の向上を図るととも
に、電源が消耗した場合においても電解が不完全な殺菌
水が噴射されることを防止する。 【解決手段】携帯用の殺菌水噴射装置は、殺菌水を噴射
するためのノズル14を有する可搬形の本体1と、本体
1に着脱可能に固定され、塩化ナトリウムと塩酸との水
溶液からなる被電解水が収納された袋体102を有する
収納体100とからなる。本体1内に配置された電動モ
ータ4により駆動されるポンプ6により収納体100内
の被電解水が電解槽8に送られ電気分解され、次亜塩素
酸水すなわち殺菌水が生成される。電解槽8へ電力を供
給する第1の電気回路24と、モータ4に電力を供給す
る第2の電気回路26とが共通の直流電源2に並列に接
続される。第1および第2の電気回路24、26は、共
通のスイッチ10により開閉される。第1の電気回路に
は定電圧回路28が含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被電解水を電気分
解して殺菌水(電解水)を生成するとともにこの殺菌水
を噴射するための携帯用の殺菌水噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】次亜塩素酸水からなる殺菌水が食品の殺
菌、手指の消毒等の用途に適していることは知られてい
る。次亜塩素酸水は、例えば、塩化ナトリウムと塩酸と
含む水溶液を電気分解することにより生成することがで
きる。このような殺菌水を製造する装置としては、食品
製造業の製造ライン等に用いられる大型の据置形のもの
が従来から知られているが、近年、医療用分野において
も殺菌水の利用が拡大しており、これに伴い医師、患者
等が容易に取り扱うことができる携帯可能かつ殺菌水を
噴霧する機能を併せ持つものが開発されてきている(例
えば特開平9−24857号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平9−2
4857号に開示された装置は、被電解水の貯留部とガ
ン状の操作部が分離されており、両者の間はフレキシブ
ルチューブにより接続されているため持ち運びが必ずし
も容易でない。
【0004】また、上記公報に開示された装置は、電解
槽とポンプを共通の直流電源に接続して1つの操作スイ
ッチで同期的に動作させるようにしているが、直流電源
が消耗してきた場合、電解槽への印加電圧が低下して適
正に電気分解されない液が噴霧されてしまうおそれがあ
る。
【0005】本発明は、上記の従来技術の問題点を解決
するべくなされたものであり、その第1の目的は、持ち
運び容易な殺菌水噴射装置を提供することにある。
【0006】また、本発明の第2の目的は、電源が消耗
しても電気分解の不完全な液が噴射されることを防止す
ることができる携帯用の殺菌水噴射装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(11)の本発明により達成される。
【0008】(1) 殺菌水を噴射する噴射ノズルを有
する可搬形の本体と、前記本体に着脱可能に装着され、
被電解水が収納された収納体と、前記本体に設けられ、
被電解水を電気分解して殺菌水を生成する電解槽と、前
記本体に設けられ、被電解水を前記電解槽に供給すると
ともに該電解槽で生成された殺菌水を前記噴射ノズルに
搬送する送液手段と、を備えたことを特徴とする携帯用
の殺菌水噴射装置。
【0009】(2) 殺菌水を噴射する噴射ノズルを有
する可搬形の本体と、被電解水を収納するための軟質容
器を有し、前記本体に着脱可能に装着される収納体と、
前記本体内に設けられ、前記収納体の被電解水を電気分
解して殺菌水を生成する電解槽と、前記本体内で前記収
納体と前記電解槽とを連通する第1管路と、前記本体内
で前記電解槽と前記噴射ノズルとを連通する第2管路
と、前記本体内において前記第1管路または前記第2管
路の途中に設けられ、前記軟質容器内の被電解水を吸引
して前記電解槽に供給するとともに該電解槽で生成され
た殺菌水を前記噴射ノズルに搬送するポンプと、前記本
体内に設けられ、前記ポンプを駆動する駆動源と、を備
えたことを特徴とする携帯用の殺菌水噴射装置。
【0010】(3) 前記軟質容器は、被電解水が吸引
されるに伴いその内容積が減少するように変形可能であ
る上記(2)に記載の殺菌水噴射装置。
【0011】(4) 前記収納体は、前記本体の外側に
取り付けられる上記(2)または(3)に記載の殺菌水
噴射装置。
【0012】(5) 前記収納体は、前記本体と一体的
に移動するように、前記本体に取り付けられる上記
(2)ないし(4)のいずれかに記載の殺菌水噴射装
置。
【0013】(6) 前記電解槽および前記駆動源を駆
動するための充電可能な電源が前記本体内に設けられて
いる上記(2)ないし(5)のいずれかに記載の殺菌水
噴射装置。
【0014】(7) 前記電解槽および前記駆動源を駆
動するための電源を着脱自在に装着するための電源装着
部が設けられている上記(2)ないし(6)のいずれか
に記載の殺菌水噴射装置。
【0015】(8) 前記電源に接続されるとともに、
前記電解槽を含む第1の電気回路と、前記電源に前記第
1の電気回路と並列に接続されるとともに、前記駆動源
を含む第2の電気回路と、前記電解槽と前記駆動源とを
同期的に起動および停止させるスイッチと、前記電源お
よび前記電解槽を含む回路に設けられた定電圧回路とを
有する上記(6)または(7)に記載の殺菌水噴射装
置。
【0016】(9) 前記電源に接続されるとともに、
前記電解槽を含む第1の電気回路と、前記電源に前記第
1の電気回路と並列に接続されるとともに、前記駆動源
を含む第2の電気回路と、前記電解槽と前記駆動源とを
同期的に起動および停止させるスイッチと、前記電源の
電圧を検出する検出手段と、前記電源の電圧が所定置を
下回った場合に警報を発生する手段とを有する上記
(6)ないし(8)のいずれかに記載の殺菌水噴射装
置。
【0017】(10) 前記電源に接続されるととも
に、前記電解槽を含む第1の電気回路と、前記電源に前
記第1の電気回路と並列に接続されるとともに、前記駆
動源を含む第2の電気回路と、前記電解槽と前記駆動源
とを同期的に起動および停止させるスイッチと、前記電
源の電圧を検出する検出手段と、前記電源の電圧が所定
置を下回った場合に殺菌水の噴射を停止させる手段とを
有する上記(6)ないし(9)のいずれかに記載の殺菌
水噴射装置。
【0018】(11) 前記殺菌水の生成と前記噴射ノ
ズルからの殺菌水の噴射とが同期的に行われるよう構成
されている上記(1)ないし(10)のいずれかに記載
の殺菌水噴射装置。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の携帯用の殺菌水噴
射装置を添付図面に示す好適実施形態に基づいて詳細に
説明する。
【0020】図1〜図10は、それぞれ本発明の携帯用
の殺菌水噴射装置の実施形態を説明するための図であ
る。
【0021】図1および図2に示すように、携帯用(携
帯型)の殺菌水噴射装置は、本体1と、本体1に着脱可
能に装着される被電解水収納体(以下、単に「収納体」
という)100とを備えている。収納体100は、本体
1の外側に、その本体と一体的に移動するように取り付
けられる(固定される)。なお、図2には、収納体10
0が、本体1の外側に配置され、その本体1に固定され
た状態を示す。
【0022】本体1は、胴部1Aと基部1Bとを有す
る。基部1Bの底面は平面となっており、殺菌水噴射装
置を使用しない場合に、殺菌水噴射装置を安定してテー
ブル等の台上に載置しておくことができる。基部1Bの
内部には、電池等の直流電源2が収容されている。
【0023】この直流電源2は、基部1Bの内部に固定
された充電可能な電池(電源)、すなわち二次電池であ
ってもよいし、図1に示すように、容易に交換可能な電
池(電源)(この場合、電池は一次電池でも二次電池で
もよい)であってもよい。図1に示すように、交換可能
な電池を用いる場合には、基部1Bには、電池装着部
(電源装着部)3が設けられる。
【0024】胴部1Aは、基部1Bの後側を起点として
上方に向けて延び、途中から前側に向けて屈曲し、その
前側部分で水平となっている。
【0025】胴部1Aのうち基部1Bに近い側の鉛直部
分は、使用者がこの殺菌水噴射装置を把持するための把
持部となっている。この胴部1Aの鉛直部分の内部に
は、送液手段として、電動モータ(駆動源)4およびポ
ンプ6が格納されている。すなわち、胴部1Aの最下部
には電動モータ4が配設され、更に電動モータ4の上方
には電動モータ4により駆動されるポンプ6が格納され
ている。電動モータ4およびポンプ6の軸は、ともに鉛
直方向を向いている。
【0026】前記駆動源としては、モータに限らず、例
えば、圧電素子等を用いることができる。
【0027】また、前記ポンプ6としては、例えば、ロ
ータリーポンプ、ダイヤフラムポンプ、ピストンポン
プ、ギアポンプ等が挙げられる。
【0028】胴部1Aの屈曲部分の内部には、電解槽8
が傾斜状態で格納されている。電解槽8は、収納体10
0に収納(貯留)された被電解水を電気分解して、殺菌
水(電解水)を生成するためのものである。なお、電解
槽8の基本的構成および動作原理は公知のものと同一で
あり、ここでの詳細な説明は省略する。
【0029】胴部1Aの屈曲部において、電解槽8の前
方には、この殺菌水噴射装置の起動および停止を行うた
めのスイッチ10が格納されている。スイッチ10は、
胴部1Aの前面に露出したトリガ12を押し込むことに
よりON状態となり、トリガ12の押し込みを解除する
(トリガ12を離す)ことによりOFF状態となる。
【0030】胴部1A先端の水平部分には、殺菌水を噴
霧するためのノズル14が格納されている。また、胴部
1A先端の水平部分の下部には、本体1に収納体100
を取り付けるための取付部30が設けられている。
【0031】収納体100は、被電解水を収納するため
の袋体(軟質容器)102と、袋体102に収納された
被電解水を本体1に供給するための管体104とで構成
されている。
【0032】管体104は、3つの部分106、10
8、110を有する。部分106は袋体102内に収容
されている。また、部分110は、袋体102の外部に
突出し、本体1の取付部30と係合する係合部(以下、
部分110は「係合部110」ともいう)としての役割
を果たす。また、部分106と部分110との間の部分
108は、袋体102の内側に密着し、シールされてい
る。
【0033】袋体102は、それに収納されている被電
解水の量(残量)や被電解水の有無等を外から視認し得
るように、光透過性を有する(透明または半透明であ
る)のが好ましい。
【0034】前記袋体102に収納される被電解水は、
所定の塩(塩化物)を含む水である。
【0035】前記塩化物としては、例えば、塩化ナトリ
ウム、塩化カルシウム、塩化カリウム、塩化マグネシウ
ム等が挙げられ、これらのうちでは、塩化ナトリウムが
好ましい。
【0036】また、被電解水中には、少なくとも1種の
pH調整剤が含まれているのが好ましい。pH調整剤を
含有させることにより、装置の構造が簡易である無隔膜
電極(無隔膜電解槽)を用いて生成される電解水のpH
を好ましい値に調整することができる。
【0037】前記pH調整剤は、例えば、塩酸、コハク
酸、酢酸、酒石酸、クエン酸、trans-アコニチン酸、フ
タル酸水素カリウム、マレイン酸水素ナトリウム等の
酸、これらの酸と水酸化ナトリウムとの混合物、また、
クエン酸とクエン酸ナトリウム、酢酸と酢酸ナトリウム
等の有機酸と同有機酸のナトリウム塩との混合物等が挙
げられる。これらのうちでは、電気分解により生成され
た有効塩素の時間経過による活性低下の程度が低いコハ
ク酸と酢酸が好ましい。
【0038】また、被電解水には、必要に応じ、種々の
添加剤、例えばpH調整用の緩衝剤、リン酸塩、炭酸塩
等が含まれていてもよい。以下、被電解水を塩化ナトリ
ウム水溶液で代表的に説明する。
【0039】次に、各構成要素の連通関係について図2
を参照して説明する。収納体100を本体1の取付部3
0に装着した場合に袋体102内部に連通するプラグ1
4に、フレキシブルチューブ20(図2では概略的に示
す)の一端が接続されている。フレキシブルチューブ2
0の他端は、ポンプ6の取水口としてのプラグ16に接
続されている。ポンプ6の排出口7は、直接、電解槽8
の導入口9に接続されている。なお、本体1の取付部3
0から、電解槽8の導入口までの管路を第1管路とい
う。従って、ポンプ6は、この第1管路の途中に設けら
れている。
【0040】電解槽8には、電解槽8の排出口としての
プラグ17が設けられている。プラグ17には、フレキ
シブルチューブ22(図2では概略的に示す)の一端が
接続されている。フレキシブルチューブ22の他端は、
ノズル14に連通するプラグ18に接続されている。な
お、電解槽8の排出口からノズル14までの管路を第2
管路という。
【0041】なお、前記ポンプ6の位置は、第1管路の
途中に限らず、例えば、第2管路の途中であってもよ
い。
【0042】次に、殺菌水噴射装置を動作させるための
電気回路について、図3〜図5を参照して説明する。
【0043】図3に示すように、本体1の基部1Bに格
納された直流電源2に、第1の電気回路24と第2の電
気回路26とが、並列に接続されている。第1および第
2の回路24、26は、1つのスイッチ10により開閉
される。第1の回路24により電解槽8に電気分解を行
うための電流が供給(電圧が印加)され、第2の回路2
6によりモータ4に駆動電流が供給される。
【0044】この第1の回路24には、定電圧回路28
が含まれる。電解槽8に定電圧回路28を介して電流を
供給することにより、直流電源2の残容量が少なくなっ
てきた場合でも、電解槽8での電気分解が不完全になる
ことを防止でき、これにより殺菌水の品質を安定化する
ことができる。
【0045】また、直流電源2の残容量が少なくなって
きた場合には、電動モータ4の駆動力が弱くなるため、
これにより、特別な電池残量表示装置若しくは電池残量
警告灯等を設けることなく、直流電源2の残容量が少な
くなってきたことを使用者に認識させることができる。
なお、電池残量表示装置若しくは電池残量警告灯を設け
てもむろん構わない。
【0046】また、前記の回路構成により、装置の軽量
化を図ることができる。また、図3に示す電気回路に代
えて、図4に示す電気回路を用いてもよい。
【0047】図4に示す電気回路は、図3に示す電気回
路に対して、(1)定電圧回路28が設けられていない
点、(2)電解槽8に印加される電圧を検出する検出回
路29Aが付加されている点および(3)検出回路29
Aにより検出された電解槽8への印加電圧が所定値(本
例では2.1V)を下回った場合に警報を発生する手段
29Bが付加されている点が異なる。
【0048】警報を発生する手段29Bは、例えばブザ
ー等のように音を発生するものでもよいし、例えば赤色
点滅ランプ等のように光を発生するようなものでもよ
い。
【0049】なお、電解槽8への印加電圧に代え、直流
電源2の電圧(電源電圧)を検出するように構成しても
よい。
【0050】図4に示す構成を取った場合でも、図3の
場合と同様に、未電解の被電解水または電解の不完全な
液が噴射されることを防止することができる。
【0051】また、図4に示す電気回路に代えて、図5
に示す電気回路を用いてもよい。図5に示す電気回路
は、図4に示す電気回路に対して、(1)警報を発生す
る手段29Bが設けられていない点、(2)第1および
第2の回路24、26を開閉するスイッチ72が付加さ
れている点および(3)検出回路29Aにより検出され
た電解槽8への印加電圧が所定値以上の場合には、スイ
ッチ72をON状態に保持し、所定値を下回った場合に
は、スイッチ72をOFFさせる制御手段71が付加さ
れている点が異なる。すなわち、この電気回路には、検
出回路29Aにより検出された電解槽8への印加電圧
(または電源電圧)が所定値を下回った場合に殺菌水の
噴射を停止させる手段が設けられている。
【0052】この電気回路では、殺菌水の噴射を停止さ
せる時は、電動モータ4への通電、すなわちポンプ6が
停止するとともに、電解槽8への通電が停止される。
【0053】図5に示す構成を取った場合には、未電解
の被電解水または電解の不完全な液が噴射されること
を、より確実に防止することができる。
【0054】なお、本発明では、前述した図3、図4お
よび図5に示す構成を任意に組み合わせてもよい。
【0055】本体1に被電解水が収納された収納体10
0を装着して、トリガ12を押し込み、スイッチ10を
ONにすると、電解槽8の図示しない電極間(陽極と陰
極との間)に通電がなされるとともに、電動モータ4に
通電がなされ、ポンプ6が作動する。
【0056】このポンプ6の作動により、収納体100
に収納された被電解水は、吸い上げられ、第1管路を経
て電解槽8に送液される。
【0057】電解槽8では、送液されてきた被電解水が
陽極と陰極との間を通過すると、その被電解水は電気分
解され、下記式で示す反応により、陽極側に次亜塩素酸
(HOCl)が生成され、陰極側に水酸化ナトリウム
(NaOH)と水素ガス(H2)とが生成され、これら
を含む殺菌水(電解水)が得られる。そして、この殺菌
水は、第2管路を経てノズル14に至り、そのノズル1
4から噴射(例えば霧状に噴霧)される。このように、
殺菌水の生成とノズル14からの殺菌水の噴射とが同期
的に行われる。
【0058】
【化1】
【0059】
【化2】
【0060】なお、被電解水が袋体102から吸引され
るに伴い、その袋体102は収縮する(内容積が減少す
るように変形する)。このため、袋体102内の空間が
負圧になることがなく、ポンプ4の負荷を低減すること
ができる。
【0061】トリガ12の押し込みを解除し、スイッチ
10をOFFにすると、前記電解槽8への通電が停止す
るとともに、電動モータ4への通電が停止し、ポンプ6
が停止する。すなわち、殺菌水の生成および噴射が停止
する。
【0062】収納体100の袋体102内の被電解水が
空になったら、その収納体100を被電解水が収納され
た収納体100に交換して、使用を継続することができ
る。
【0063】この殺菌水噴射装置では、本体1と収納体
100とが一体的に結合され、これにより、使用者は、
本体1を把持することにより、片手で本体1および収納
体100を同時に、自在かつ容易に移動させることがで
き、また、操作することができる。このため、従来の装
置に比べ、取扱性が良い。
【0064】ここで、生成される殺菌水は、25℃にお
いて、そのpHが3〜7程度であるのが好ましく、4〜
6.5程度であるのがより好ましく、4.5〜5.5程
度であるのが特に好ましい。図11は、殺菌水(電解
水)中に含まれる有効塩素、すなわち次亜塩素酸(HO
Cl)、次亜塩素酸イオン(OCl-)、塩素分子(C
2)の存在比率のpHに対する変化を示している。図
11に示すように、pHが小さ過ぎると、殺菌水中の塩
素分子の存在比率が高くなる傾向を示し、有効塩素量が
不安定になり、逆に、pHが大き過ぎると、殺菌水中の
次亜塩素酸イオンの存在比率が高くなる傾向を示し、い
ずれの場合にも、消毒・除菌効果(特に蛋白存在下での
殺菌効果)が低下する。従って、殺菌水のpHは、前記
範囲が好ましい。
【0065】また、生成される殺菌水は、その有効塩素
濃度が1〜200ppm程度であるのが好ましく、30
〜100ppm程度であるのがより好ましく、50〜8
0ppm程度であるのが特に好ましい。有効塩素濃度が
低過ぎると、消毒・除菌効果(特に蛋白存在下での殺菌
効果)が十分に発揮されず、また、有効塩素濃度が高過
ぎると、人体に対し使用する場合に、安全性が低下す
る。従って、用途が人体に対するものでない場合には、
有効塩素濃度は200ppmを超えるものであってもよ
い。
【0066】また、殺菌水の温度は、0〜60℃程度が
好ましく、5〜50℃程度がより好ましく、10〜40
℃程度が特に好ましい。殺菌水の温度が前記範囲内であ
ると、水分の凍結現象が起きるのをより確実に防止する
ことができ、また、使用の際の火傷をより確実に防止す
ることができる。
【0067】次に、図1、図2、図6〜図10を参照し
て、本体1と収納体100の接続部分の構成について詳
述する。
【0068】取付部30は、本体1の胴部1Aと一体的
に形成された固定部材32と、本体1の胴部1Aに対し
て揺動(回動)可能に設置された揺動部材(蓋体)34
とを有する。本例では、揺動部材34は、その基端側に
おいて、ヒンジピン36(図9および図10参照)を介
して枢着されている。
【0069】固定部材32は、概略的には、その側部の
周面の一部が切り欠かれて開放された円筒に相当する形
状を有する。また、固定部材32の底部は開放されてい
る。
【0070】一方、揺動部材34は、固定部材32の周
面の開放部分を覆う目的に適合した形状を有する。図9
は揺動部材34を閉じた状態(以下「閉状態(閉位
置)」ともいう)を、図10は揺動部材34を開放した
場合(以下「開状態(開位置)」ともいう)を示してお
り、図10のように揺動部材34を開放した場合、揺動
部材34および固定部材32は、全体として略円筒状の
形状を呈し、その内部に係合部110および下記係合子
50を収容する空間を画成する。
【0071】固定部材32には、入れ子状の係合子50
が装着されている。この係合子50は、上方から見た場
合、一側が開放された略U字形の形状を有する(図6参
照)。図2、図9および図10、特に図9および図10
に詳細に示すように、係合子50は、取付部30の固定
部材32に、上下方向(パッキン118に対して接近・
離間する方向)に移動可能であって、固定部材32から
は脱落することのないように、取り付けられている。な
お、本例では、係合子50は、固定部材32にある程度
の遊びをもって装着されている。
【0072】図2、図6〜図10、特に図6〜図8に詳
細に示すように、係合子50の内面には、間隔をおいて
複数の板状の凸部52が形成されている。凸部52と凸
部52との間は、溝(凹部)54となっている。これに
対応して、係合部110には、間隔をおいて複数のフラ
ンジ(凸部)112が形成されている。フランジ112
とフランジ112の間は、溝(凹部)114となってい
る。また、凸部52の内径は、収納体100の係合部1
10の直径(係合部110の溝114部分の直径)とほ
ぼ等しくなっている。
【0073】収納体100の着脱の方向は、注出口11
6の流路方向に対して略垂直な方向である。
【0074】従って、図6および図8の矢印A方向(水
平方向)に収納体100を移動させることにより、図1
0に示すように、係合部110は、係合子50に係合
し、係合部110のフランジ112は、係合子50の凸
部52上に載置される。すなわち、係合部110の下方
のフランジ112は、係合子50の溝54に係合し、係
合子50の上方の凸部52は、係合部110の溝114
に係合する。これにより、収納体100は係合子50を
介して本体1により支持され、収納体100が本体1に
ぶら下がった状態とすることができる。
【0075】図1、図2、図6〜図10、特に図9およ
び図10に詳細に示すように、揺動部材34は、その下
端すなわち先端側に、一対の腕38、38を有してお
り、揺動部材34は、この殺菌水噴射装置を正面から見
た場合、略L字形の形状を有している。腕38、38同
士の間隔は、収納体100の係合部110の径とほぼ等
しくなっており、揺動部材34を閉位置(図9に示す状
態)にした場合、係合部110を水平方向両側から拘束
するようになっている。
【0076】各腕38は、その上面の先端側に傾斜面4
0を有している。各腕38の上面の傾斜面40の基端側
には、突起42が形成されている。一方、係合子50の
底面には、各腕38とそれぞれ協働する2つの突起56
(図1、図2、図6〜図10では1つしか見えない)が
形成されている。
【0077】揺動部材34を開状態(図10に示す状
態)から閉状態(図9に示す状態)に移行させる課程に
おいて、まず、係合子50の突起56は、各腕38の傾
斜面40に当接する。引き続き揺動部材34を閉状態に
移行させ続けると、突起56は傾斜面40から上向きの
力を受け、これにより、係合子50と係合子50に係合
している収納体100が上昇する。
【0078】更に、揺動部材34の閉状態への移行を継
続すると、最後には、係合子50の突起56が腕38の
突起42を乗り越える。この状態で、揺動部材34およ
び係合子50は相互にロックされる。また、固定部材3
2、揺動部材34および係合子50は相互に係合し一体
化される。
【0079】収納体100の係合部110の先端(上
端)には、被電解水を本体1内に供給するための注出口
116が設けられている。注出口116と係合部110
とは、一体的に形成されている。
【0080】ここで図9および図10に示すように、本
体1の取付部30には、本体1に収納体100を取り付
けた場合に、注出口116と対向する位置にリング状の
パッキン(シール部材)118が設けられている。この
パッキン118は、弾性体で構成されている。
【0081】注出口116は、揺動部材34の閉状態へ
の移行の過程において、パッキン118に当接してその
パッキン118を上方へ押し込む。これにより、注出口
116が液密に取付部30に連結する。
【0082】揺動部材34および係合子50が相互に結
合し一体化された場合、固定部材32および揺動部材3
4の内壁は、係合子50を側方から拘束する。更に、腕
38は、パッキン118の弾性的復元力に逆らい、係合
子50を上方に向けて押圧する。このため、係合子50
および係合子50に拘束される収納体100の上側部分
は、上下方向および水平方向に実質的に移動不能に拘束
される。
【0083】また、収納体100の袋体102には、下
方に向けて突出する突端103が形成されている。そし
て、本体1の基部1Bには、突端103が入り込むこと
ができる溝5が形成されている。このため、収納体10
0の下側部分は、前後方向には殆ど移動できなくなる。
これにより、本体1と収納体100との一体性を更に高
めることができるとともに、取付部30に過大な負荷が
加わることを防止することができる。
【0084】収納体100を本体1から取り外す場合に
は、揺動部材34を開状態とし、収納体100をその注
出口116の流路方向に対して略垂直な方向に移動させ
て係合子50から取り外せばよい。
【0085】揺動部材34を開状態とするのを容易にす
るため、固定部材32および揺動部材34には、それぞ
れタブ58、60が設けられている。
【0086】以上、本発明の携帯用の殺菌水噴射装置を
図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これ
に限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能
を有する任意の構成のものに置換することができる。
【0087】本発明の殺菌水噴射装置は、生体、特に、
患部やCAPD等における留置カテーテルの経皮開口
部、各種医療器具等の消毒、殺菌(除菌)に用いる場合
の他、例えば、手指、皮膚、口腔内、傷口(創傷部)、
人工肛門の出口部等の洗浄、消毒や、日常の手洗い、美
容(アストリンゼント等)等に適用することもできる。
また、利用分野は、医療用に限らず、例えば、食品用、
農業用、工業用、家庭用等、あらゆる分野、場所および
対象物に利用することができる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
可搬性に優れた殺菌水噴射装置を得ることができる。
【0089】また、電源が消耗した場合に電解が不完全
な殺菌水の噴射を防止することができる殺菌水製造装置
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の殺菌水噴射装置の実施形態の外観を示
す図であって、図1(a)は側面図、図1(b)は正面
図である。
【図2】本発明の殺菌水噴射装置の実施形態の内部構造
を説明する図であって、図1(b)におけるII−II断面
を示す図である。
【図3】本発明の殺菌水噴射装置の実施形態の電気回路
の構成例を示す図である。
【図4】本発明の殺菌水噴射装置の実施形態の電気回路
の他の構成例を示す図である。
【図5】本発明の殺菌水噴射装置の実施形態の電気回路
の他の構成例を示す図である。
【図6】本発明における収納体と係合子を示す平面図で
ある。
【図7】本発明における収納体と係合子を示す側面図で
ある。
【図8】本発明における収納体と係合子を示す正面図で
ある。
【図9】本発明における取付部の構成およびその作用を
説明する図であって、図1(b)におけるV−V断面を
示す図である。
【図10】本発明における取付部の構成およびその作用
を説明する図であって、図1(b)におけるV−V断面
を示す図である。
【図11】殺菌水(電解水)のpHと殺菌水中の各成分
の存在比率との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 本体 1A 胴部 1B 基部 2 直流電源 3 電池装着部(電源装着部) 4 電動モータ(駆動源) 5 溝 6 ポンプ 7 排出口 8 電解槽 9 導入口 10 スイッチ 12 トリガ 14 ノズル 16〜18 プラグ 20、22 フレキシブルチューブ 24 第1の電気回路 26 第2の電気回路 28 定電圧回路 29A 検出手段 29B 警報を発生する手段 30 取付部 32 固定部材 34 揺動部材(蓋体) 36 ヒンジピン 38 腕(押圧要素) 40 傾斜面 42 (腕の)突起 50 係合子 52 (係合子の)凸部 54 (係合子の)溝(凹部) 56 (係合子の)突起 58、60 タブ 71 制御手段 72 スイッチ 100 収納体 102 袋体(軟質容器) 103 突端 104 管体 106、108 部分 110 係合部(部分) 112 (係合部の)フランジ(凸部) 114 (係合部の)溝(凹部) 116 注出口 118 パッキン(シール部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/50 531 C02F 1/50 531M 540 540B 550 550C 550D 550H 550L 560 560F 1/76 1/76 A (72)発明者 猿橋 誠 神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1500番地 テルモ株式会社内 (72)発明者 星野 政陽 神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1500番地 テルモ株式会社内 (72)発明者 佐々木 正富 神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1500番地 テルモ株式会社内 Fターム(参考) 4C058 AA21 AA29 BB02 BB07 DD01 DD16 EE26 JJ07 JJ24 4D050 AA01 AB06 BB04 BD03 BD04 BD06 BD08 CA10 CA13 4D061 DA01 DB01 DB09 EA02 EB04 EB17 EB19 EB38 EB39 EB40 ED12 ED13 GB30 GC05 GC14

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 殺菌水を噴射する噴射ノズルを有する可
    搬形の本体と、 前記本体に着脱可能に装着され、被電解水が収納された
    収納体と、 前記本体に設けられ、被電解水を電気分解して殺菌水を
    生成する電解槽と、 前記本体に設けられ、被電解水を前記電解槽に供給する
    とともに該電解槽で生成された殺菌水を前記噴射ノズル
    に搬送する送液手段と、を備えたことを特徴とする携帯
    用の殺菌水噴射装置。
  2. 【請求項2】 殺菌水を噴射する噴射ノズルを有する可
    搬形の本体と、 被電解水を収納するための軟質容器を有し、前記本体に
    着脱可能に装着される収納体と、 前記本体内に設けられ、前記収納体の被電解水を電気分
    解して殺菌水を生成する電解槽と、 前記本体内で前記収納体と前記電解槽とを連通する第1
    管路と、 前記本体内で前記電解槽と前記噴射ノズルとを連通する
    第2管路と、 前記本体内において前記第1管路または前記第2管路の
    途中に設けられ、前記軟質容器内の被電解水を吸引して
    前記電解槽に供給するとともに該電解槽で生成された殺
    菌水を前記噴射ノズルに搬送するポンプと、 前記本体内に設けられ、前記ポンプを駆動する駆動源
    と、を備えたことを特徴とする携帯用の殺菌水噴射装
    置。
  3. 【請求項3】 前記軟質容器は、被電解水が吸引される
    に伴いその内容積が減少するように変形可能である請求
    項2に記載の殺菌水噴射装置。
  4. 【請求項4】 前記収納体は、前記本体の外側に取り付
    けられる請求項2または3に記載の殺菌水噴射装置。
  5. 【請求項5】 前記収納体は、前記本体と一体的に移動
    するように、前記本体に取り付けられる請求項2ないし
    4のいずれかに記載の殺菌水噴射装置。
  6. 【請求項6】 前記電解槽および前記駆動源を駆動する
    ための充電可能な電源が前記本体内に設けられている請
    求項2ないし5のいずれかに記載の殺菌水噴射装置。
  7. 【請求項7】 前記電解槽および前記駆動源を駆動する
    ための電源を着脱自在に装着するための電源装着部が設
    けられている請求項2ないし6のいずれかに記載の殺菌
    水噴射装置。
  8. 【請求項8】 前記電源に接続されるとともに、前記電
    解槽を含む第1の電気回路と、 前記電源に前記第1の電気回路と並列に接続されるとと
    もに、前記駆動源を含む第2の電気回路と、 前記電解槽と前記駆動源とを同期的に起動および停止さ
    せるスイッチと、 前記電源および前記電解槽を含む回路に設けられた定電
    圧回路とを有する請求項6または7に記載の殺菌水噴射
    装置。
  9. 【請求項9】 前記電源に接続されるとともに、前記電
    解槽を含む第1の電気回路と、 前記電源に前記第1の電気回路と並列に接続されるとと
    もに、前記駆動源を含む第2の電気回路と、 前記電解槽と前記駆動源とを同期的に起動および停止さ
    せるスイッチと、 前記電源の電圧を検出する検出手段と、 前記電源の電圧が所定置を下回った場合に警報を発生す
    る手段とを有する請求項6ないし8のいずれかに記載の
    殺菌水噴射装置。
  10. 【請求項10】 前記電源に接続されるとともに、前記
    電解槽を含む第1の電気回路と、 前記電源に前記第1の電気回路と並列に接続されるとと
    もに、前記駆動源を含む第2の電気回路と、 前記電解槽と前記駆動源とを同期的に起動および停止さ
    せるスイッチと、 前記電源の電圧を検出する検出手段と、 前記電源の電圧が所定置を下回った場合に殺菌水の噴射
    を停止させる手段とを有する請求項6ないし9のいずれ
    かに記載の殺菌水噴射装置。
  11. 【請求項11】 前記殺菌水の生成と前記噴射ノズルか
    らの殺菌水の噴射とが同期的に行われるよう構成されて
    いる請求項1ないし10のいずれかに記載の殺菌水噴射
    装置。
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