JP2002017585A - 据付型手水鉢台 - Google Patents

据付型手水鉢台

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JP2002017585A
JP2002017585A JP2000207029A JP2000207029A JP2002017585A JP 2002017585 A JP2002017585 A JP 2002017585A JP 2000207029 A JP2000207029 A JP 2000207029A JP 2000207029 A JP2000207029 A JP 2000207029A JP 2002017585 A JP2002017585 A JP 2002017585A
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JP
Japan
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opening
washbasin
side wall
base
water basin
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Application number
JP2000207029A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Shibatsuji
捷彦 柴辻
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ARCHI ORNAMENT CO Ltd
Original Assignee
ARCHI ORNAMENT CO Ltd
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置が容易であるとともに、一旦設置した後
も変更が可能な柔軟性に富んだ手洗器(手水鉢)用の台
を提供する。 【解決手段】 排水孔付手水鉢を上部に載置するための
筒状の台であって、底部に排水管用の開口を、側壁に開
口をそれぞれ設ける。側壁に開口が設けられているた
め、手水鉢台を設置する際の各種作業を容易に行うこと
ができる。逆に、一旦設置した後も容易に取り外すこと
ができるため、周囲の模様替えに応じて手水鉢台も容易
に取り替えることができる。手水鉢台の中に光源を配す
ると、その側壁開口から明かりが漏れる。これにより、
特に注意を要する足下に必要な照明を与えるとともに、
全体としても雰囲気のある照明装置とすることができ
る。開口を側壁下部に設けた場合には、その効果が特に
大きくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上部に手水鉢を載
置する据付型の手水鉢台に関する。
【0002】
【従来の技術】洗面台は、浴場や脱衣場、便所等に付設
され、事後の手洗いや洗面の用を足す機能を果たす。従
来の洗面台は、図7(a)に示すように、化粧鏡や照明
等を備えたユニット状のものが普及している。このよう
なユニット型洗面台において、洗面器は床から1m程の
高さに設けられたカウンター部に埋設される。カウンタ
ー部の下は、排水管を隠すと共に、洗面に関連した日用
品等を収納するための収納部として構成されるのが一般
的である。
【0003】しかし、このようなユニット型洗面台は、
化粧をしたりするには便利ではあるが、相当なスペース
をとる。そこで、トイレの中に設置する場合や洗面所が
狭い場合に用いる専ら手洗い用の手洗器(手水鉢)とし
て、図7(b)に示すような壁面に取り付けるタイプ
や、図7(c)に示すような壁面に埋め込むタイプのも
のが用いられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの壁面
取り付け(あるいは埋め込み)タイプの手洗器を設置す
るには、予め壁面にそのための前加工を施しておかねば
ならず、その部屋あるいは家屋・店舗等の設計段階から
位置と手洗器のサイズ、型番等を決めておかねばならな
かった。これは設計及び施工時の負荷を大きくするとと
もに、一旦設置した後は容易に変更することができない
という硬直性があった。
【0005】本発明はそれに対し、設置が容易であると
ともに、一旦設置した後も変更が可能な柔軟性に富んだ
手洗器(手水鉢)用の台を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明に係る手水鉢用の台は、排水孔付手水
鉢を上部に載置するための筒状の台であって、底部に排
水管用の開口を、側壁に開口をそれぞれ有することを特
徴とする据付型の手水鉢台である。
【0007】
【発明の実施の形態】排水管が立ち上がっている床の上
に、排水管が排水管用の開口に入るように手水鉢台を置
く。そして、台を床に固定するための作業を行うが、こ
のとき、台の側壁に開口が設けられているため、そこか
ら手を入れてボルト締め等の台固定作業を容易に行うこ
とができる。特に台固定作業を中心に考える場合には、
側壁の下部に開口を設けることが望ましい。
【0008】次に、上部排水管を排水孔に取り付けた手
水鉢(手洗器)を台の上に置き、その上部排水管を床か
ら立ち上がっている排水管に接続する。この際も、台の
側壁に設けられた開口から手を入れて容易に作業をする
ことができる。
【0009】また、必要に応じて、本発明に係る手水鉢
台の中には、光源を配しておくことができる。こうする
ことにより、暗い場所に設置された場合、本発明の手水
鉢台は照明装置としても使用することができる。この場
合、低い位置から明かりが漏れるようになるため、特に
注意を要する足下に必要な照明を与えるとともに、全体
としても雰囲気のある照明装置とすることができる。開
口を側壁下部に設けた場合には、その効果が特に大きく
なる。
【0010】なお、この光源は、コンセントからコード
を引いて取る商用電源ではなく、台自体の中に配置した
バッテリーにより駆動されるものとしてもよい。この場
合、その部屋の扉に設けたセンサ或いは部屋の中に人が
居るか否かを検知する人センサによって自動的にON/OFF
する機能を付設するようにするとよい。
【0011】
【発明の効果】本発明に係る手水鉢台では、側壁に開口
が設けられているため、手水鉢台を設置する際の各種作
業を容易に行うことができる。逆に、一旦設置した後も
容易に取り外すことができるため、周囲の模様替えに応
じて手水鉢台も容易に取り替えることができる。このよ
うに、設置現場では台自体に何ら加工を施すことなく設
置をすることができるため、台の素材として設置現場で
開口加工や閉口加工が可能な木や金属ばかりでなく、そ
れらが不可能な陶器や石等も使用することができる。
【0012】次に、手水鉢台の中に光源を配した場合に
は、それを設けた部屋に他の照明装置が不要となる。そ
のため、部屋の設計の自由度が高まるとともに、照明装
置の無い部屋(バッテリーを使用する場合には、電源設
備のない部屋)にも手水鉢を設置することが可能とな
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の種々の実施例を図1〜図6に
より説明する。本実施例の手水鉢台1は、図1に示すよ
うに直円筒状に形成され、上部に手水鉢2を載置する開
口11、底部中心に排水管用の開口12、その両側に据
付ボルト用の孔13、そして下部側壁に楕円状の開口1
4が設けられている。なお、背面上部の3個の小さい孔
15は、後述するように内部に光源を設けた場合の熱気
抜きのためのものである。また、光源の電源コードを通
すためにも使用することができる。
【0014】手水鉢2は略半球状をなしており、周囲に
は手水鉢台1に載置するための鍔21が、底部には排水
口22が設けられている。
【0015】本手水鉢台1の据え付けは、例えば図2に
示すような手順で行われる。まず、床から上水及び下水
配管(下部排水管)31を立ち上げる。手水鉢台1を壁
の近くに設置する場合には、上水配管(蛇口)32(図
2(c))は側壁面から出すようにしてもよい。
【0016】次に、下部排水管31が底部の開口12の
中に入るように手水鉢台1を置き、据付用の孔13にボ
ルト3を差し込んで手水鉢台1を床に固定する(図2
(a))。
【0017】これとは別に、手水鉢2の底部の排水口2
2に上部排水管33を固定しておく(図2(b))。こ
うして上部排水管33が取り付けられた手水鉢2を手水
鉢台1の上に置き、下部側壁の開口14から手を入れ
て、手水鉢側の上部排水管33を床から立ち上がってい
る下部排水管31に固定する(図2(c))。
【0018】側壁にある開口14は手水鉢台設置の際の
作業に利便性を有するが、図3に示すように手水鉢台1
の内部に光源5を設け、その光源5の光を外部に出すた
めの窓として利用することもできる。光源5は、手水鉢
台2の底に据え置くスタンド型としてもよいし(a)、
上部の手水鉢1の方から釣り下げるようにしてもよい
(b)。
【0019】従来、洗面所の照明は使用者の頭上に設け
ることが通常であるが、手洗い程度のことを行うのに頭
上からの強い照明を常に必要とするとは限らず、周囲が
見える程度の明るさで十分な場合も多い。本実施例のよ
うに足下から室内に照明を与えることにより、室内に落
ち着いた和風の雰囲気を醸しだし、手水鉢という和風の
設備立てと相まって美観上も優れたものとなる。
【0020】この照明は、人間の出入りを検知するセン
サにより、あるいは設置した部屋の扉の開閉に応じて、
自動的にON/OFFするようにすると便利である。このと
き、点灯・消灯をややゆっくりと、フェードイン・フェ
ードアウトするように回路を構成することにより、さら
に良好な雰囲気を持つ照明とすることができる。
【0021】手水鉢台は、例えば図4に示すように鼓型
(くびれ型)としてもよい。形状としてはその他にも種
々のバリエーションが考えられるが、本発明の手水鉢台
はその形状により限定されるものではなく、上部に排水
孔付手水鉢を載置することが可能であって、底部に排水
管用の開口を、側壁に開口を有する筒状を成していれば
本発明の効果を達成することが可能である。
【0022】また、手水鉢台の側壁に設ける開口は、上
記実施例のような単純な楕円形ばかりでなく、例えば図
5に示すような各種形状とすることができる。その他に
も、この手水鉢(台)が使用される店の紋やマーク(ハ
ウスマーク、商標)等の形状にすることも可能である。
図6に、手水鉢台の外観形状と側壁開口の組合せのいく
つかの具体例を示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である手水鉢台の平面図、
正面図等の図面(a)と、それに載置する手水鉢平面
図、正面図等の図面(b)。
【図2】 実施例の手水鉢台と手水鉢の設置手順を示す
斜視図。
【図3】 手水鉢台に光源を入れた状態の斜視図。
【図4】 手水鉢台の形状の一つのバリエーション例で
ある鼓型手水鉢台の平面図、正面図等の図面。
【図5】 手水鉢台の下部側壁開口の形状のバリエーシ
ョン例。
【図6】 手水鉢台の形状と下部側壁開口の組合せの各
種バリエーション例を示す斜視図であり、(a)は鼓形
手水鉢台に雲形開口、(b)は長壺形手水鉢台にひょう
たん型開口、(c)は短壺形手水鉢台に流れ雲形開口、
(d)は四角柱形手水鉢台に分銅形開口、(e)は台形
手水鉢台に三日月型開口の例。
【図7】 従来のユニット型洗面台(a)、壁面取り付
け型手洗器、壁面埋め込み型手洗器(c)の斜視図。
【符号の説明】
1…手水鉢台 11…手水鉢載置用上部開口 12…排水管用底部開口 13…固定用孔 14…側壁開口 15…空気流通孔 2…手水鉢 21…鍔 22…排水口 31…下部排水管 32…上水蛇口 33…上部排水管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水孔付手水鉢を上部に載置するための
    筒状の台であって、底部に排水管用の開口を、側壁に開
    口をそれぞれ有することを特徴とする据付型手水鉢台。
JP2000207029A 2000-07-07 2000-07-07 据付型手水鉢台 Pending JP2002017585A (ja)

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