JP2002017226A - 釣竿保持具及びそれを備えた釣用具箱 - Google Patents

釣竿保持具及びそれを備えた釣用具箱

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JP2002017226A
JP2002017226A JP2000205715A JP2000205715A JP2002017226A JP 2002017226 A JP2002017226 A JP 2002017226A JP 2000205715 A JP2000205715 A JP 2000205715A JP 2000205715 A JP2000205715 A JP 2000205715A JP 2002017226 A JP2002017226 A JP 2002017226A
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洋平 辻
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低原価で量産性に優れ、釣用具箱の側壁等の
壁面に取り付けることができ汎用性に優れ、コンパクト
で携帯性に優れ、水面と略直立から略水平までの所定の
角度で釣竿を保持することができるとともに保持角度の
変更を瞬時に行うことができ操作性に優れ、堅牢で耐久
性に優れる釣竿保持具及びそれを備えた釣用具箱を提供
することを目的とする。 【解決手段】 本発明の釣竿保持具は、釣用具箱の側壁
等の壁面に固着される板状部材からなる台部と、釣竿の
基部が挿着される釣竿保持部と、釣竿保持部の所定部に
形成され釣竿保持部を台部の水平面上を回動自在に軸着
する回動部と、釣竿保持部を所定の角度で保持する釣竿
角度調整手段と、を備えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に防波堤や堤防
等で魚釣りをする際に、釣竿を所望の角度で保持する釣
竿保持具及びそれを備えた釣用具箱に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、魚釣りをする際、仕掛けを調整し
たり餌を付け替えたりするために両手を使わなければな
らなくなったときには、例えば、釣竿を脇や股の間に挟
んだり地面に置いたりしていた。釣竿を脇や股の間に挟
むと体を自由に動かすことができなくなるという問題
や、地面に置くと小石等で釣竿やナイロンはりす等が傷
ついたり釣り場を通行する車や人に釣竿を踏まれて破損
したりするという問題があった。そこで、仕掛けを調整
したり餌を付け替えたりするとき等に手を使わずに釣竿
を保持できる釣竿保持具が、例えば特開平9−2667
45号公報、特開平10−84833号公報、特開平1
0−262532号公報等に開示され提案されている。
また、魚が餌に食い付くのを待つ間は、釣竿の保持角度
を変えることができる釣竿保持具も提案されている。
【0003】従来の釣竿保持具としては、特開昭48−
13184号公報(以下、イ号公報と呼ぶ)に「釣竿掛
器」が開示されている。イ号公報に開示の釣竿掛器は、
他の物体に取り付けるための取付部を備えた支持基台
と、釣竿を支持するために支持基台の一端に着脱及び上
下動自在に装着された竿支持杵と、支持基台の他端に回
動自在に装着された釣竿の基部を支持する竿支持筒と、
竿支持筒を固定する固定部材と、を備えた構成を有して
いる。以上のようにイ号公報に開示の釣竿掛器は構成さ
れているので、支持基台の一端に装着され釣竿が支持さ
れる竿支持杵の上下動と、支持基台の他端に装着され釣
竿の基部が支持される竿支持筒の回動と、によって、釣
竿の保持角度を変えることができる。
【0004】また、その他の釣竿保持具としては、特開
平8−172995号公報(以下、ロ号公報と呼ぶ)に
「釣り用竿受け装置における竿受け部材」が開示されて
いる。ロ号公報に開示の釣り用竿受け装置は、クーラー
ボックスの少なくとも一つの立壁に形成された保持孔
と、横方向の間隔を有して保持孔に配設された少なくと
も2個で1組の保持部と、保持部から突出する高さを調
整して設定する高さ調整設定機構を有する竿受け部材
と、を備えた構成を有している。以上のようにロ号公報
に開示の釣り用竿受け装置は構成されているので、竿受
け部材に備えられた高さ調整設定機構によって、竿受け
部材が保持部から突出する高さを変動させ、少なくとも
2個配設された竿受け部材の相対的な高さを変えること
で、釣竿の保持角度を変えることができる。
【0005】また、その他の釣竿保持具としては、特開
平9−182551号公報(以下、ハ号公報と呼ぶ)に
「竿保持具」が開示されている。ハ号公報に開示の竿保
持具は、腕部と、腕部の一端部に配設された基部と、腕
部の他端部に配設された関節部と、関節部に回動可能に
拘持された竿受け部と、を備えた構成を有している。以
上のようにハ号公報に開示の竿保持具は構成されている
ので、腕部の他端部に配設された関節部に拘持された竿
受け部を回動させることで、釣竿の保持角度を変えるこ
とができる。
【0006】さらに、その他の釣竿保持具としては、特
開平10−243763号公報(以下、ニ号公報と呼
ぶ)に「釣り竿保持具」が開示されている。ニ号公報に
開示の釣り竿保持具は、クーラーボックスに取り付けら
れる固定部材と、釣竿を受ける竿受けと、固定部材に形
成され竿受けを固定する3箇所以上の固定用孔と、を備
えた構成を有している。以上のようにニ号公報に開示の
釣り竿保持具は構成されているので、固定部材に形成さ
れた固定用孔に固定された少なくとも2箇所の竿受けに
釣竿を固定することで、釣竿の保持角度を変えることが
できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の釣竿保持具では、以下のような課題を有していた。 (1)イ号公報に開示の釣竿保持具は、携帯用椅子等に
取り付けて使用するものなので携帯用椅子等を持参しな
ければならず、携帯に不便であるという課題を有してい
た。 (2)釣竿が支持され螺子で固定された竿支持杵の上下
動によって釣竿の保持角度を変えるので、釣竿の保持角
度を変えるときには螺子を緩めて竿支持杵を上下させて
保持角度を決定した後、再び螺子を締めて竿支持杵を固
定しなければならないため、短時間で保持角度を変える
ことができないという課題を有していた。 (3)ロ号公報に開示の釣竿保持具は、釣竿の保持角度
を変えるために保持孔に脱着可能な少なくとも2個で1
組の竿受け部材が必要なので、竿受け部材を紛失して所
定の角度に釣竿を保持できなくなることがあるという課
題を有していた。 (4)2個で1組の竿受け部材の相対的な高低差によっ
て保持角度が決定されるので、構造上直立に近い角度に
釣竿を保持することが困難なため、仕掛けを調整したり
餌を付け替えたりする際に不便を感じるという課題を有
していた。 (5)ハ号公報に開示の釣竿保持具は、腕部や関節部等
が細く構造が複雑なので、大きな荷重に耐えられず破損
しやすいという課題を有していた。 (6)釣竿の基部が装着される保持部材を有していない
ので、釣竿を直立に近い角度にすると釣竿が釣竿保持具
から抜けてしまい、直立に近い角度に保持することが困
難であるという課題を有していた。 (7)ニ号公報に開示の釣竿保持具は、固定用孔に固定
される竿受け部材を紛失して所定の角度に釣竿を保持で
きなくなることがあるという課題を有していた。 (8)釣竿の保持角度を変えるときには、竿受け部材か
ら一旦釣竿を外した後に再度別の位置の竿受け部材に釣
竿を装着しなければならないため、短時間で保持角度を
変えることができないという課題を有していた。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、低原価で量産性に優れ、種々の基台に取り付けるこ
とができ汎用性に優れ、コンパクトで携帯性に優れ、水
面と略直立から略水平までの所定の角度で釣竿を保持す
ることができるとともに保持角度の変更を瞬時に行うこ
とができ操作性に優れ、堅牢で耐久性に優れる釣竿保持
具及びそれを備えた釣用具箱を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために本発明の釣竿保持具は、釣用具箱の側壁等の壁
面に固着される板状部材からなる台部と、釣竿の基部が
挿着される釣竿保持部と、釣竿保持部の所定部に形成さ
れ釣竿保持部を台部の水平面上を回動自在に軸着する回
動部と、釣竿保持部を所定の角度で保持する釣竿角度調
整手段と、を備えた構成を有している。この構成によ
り、低原価で量産性に優れ、釣用具箱の側壁等の壁面に
取り付けることができ汎用性に優れ、コンパクトで携帯
性に優れ、水面と略直立から略水平までの所定の角度で
釣竿を保持することができるとともに保持角度の変更を
瞬時に行うことができ操作性に優れ、堅牢で耐久性に優
れる釣竿保持具を提供することができる。また、上記従
来の課題を解決するために本発明の釣用具箱は、本発明
の釣竿保持具を壁面のいずれか1以上に備えた構成を有
している。この構成により、低原価で量産性に優れ、コ
ンパクトで携帯性に優れ、水面と略直立から略水平まで
の所定の角度で釣竿を保持することができるとともに保
持角度の変更を瞬時に行うことができ操作性に優れ、堅
牢で耐久性に優れる釣用具箱を提供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の釣竿保
持具は、釣用具箱の側壁等の壁面に固着される板状部材
からなる台部と、釣竿の基部が挿着される釣竿保持部
と、釣竿保持部の所定部に形成され釣竿保持部を台部の
水平面上を回動自在に軸着する回動部と、釣竿保持部を
所定の角度で保持する釣竿角度調整手段と、を備えた構
成を有している。この構成により、以下のような作用を
有する。 (1)釣用具箱の側壁等の壁面に固着される板状部材か
らなる台部を有しているので、壁面を有するものであれ
ば、例えば釣りを行う際に携帯するクーラーボックス、
釣具箱、椅子、バケツ等何にでも固着することができ、
汎用性に優れる。 (2)釣竿保持部は釣竿の基部が挿着され回動自在に軸
着されているので、釣竿保持部を略直立に保持しても釣
竿が落下せず、また簡単な操作で釣竿を略直立から略水
平までの広角度に保持することができ、操作性に優れ
る。 (3)構成が簡単で構成部材の断面積を大きくすること
ができるので、低原価で量産できるとともに、堅牢で耐
久性に優れる。
【0011】ここで、釣用具箱としては、釣竿保持具を
固着することのできる側壁等の壁面を有するものであれ
ば特に限定されるものではなく、例えばクーラーボック
ス、釣具箱、椅子、バケツ等が用いられる。なかでも、
クーラーボックスは、釣りを行う際に携帯し、広い壁面
を有するので釣竿保持具を容易に固着でき、また広い上
面を有するので椅子代わりにもなるため、好ましく用い
られる。また、台部は、釣道具箱の壁面に接着剤、粘着
テープ、紐、ビス等で固着することができる。紐やバン
ド等で固着する場合は台部に紐やバンド通し用の穴部が
設けられ、ビスで固着する場合は台部にビス貫通用の穴
が設けられる。また、釣竿保持部は、内縁が釣竿の基部
の外径よりも大きな円形や角形の筒状であれば、両端部
が開放されていても一端部が釣竿の基部が当接される底
部を有していても良いが、底部を有しているものは、釣
竿の基部が底部に当接され釣竿保持部の内部に完全に収
納されるので、釣竿保持部を回動等する際の操作の妨げ
にならず好ましく用いられる。なお、台部、釣竿保持部
等は、加工が容易で強度が高く海水による腐食にも強い
金属製や合成樹脂製等で形成される。なかでも、ポリカ
ーボネート、ポリアセタール、硬質塩化ビニル、塩化ビ
ニリデン等の合成樹脂は軽量で錆びにくく、また添加剤
を配合して耐候劣化を防止することもできるため、好ま
しく用いられる。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の釣竿保持具であって、釣竿角度調整手段が、
釣竿保持部に固着された回動部材と、(a)台部に穿設
された複数の孔部と、回動部材の所定部に穿設され孔部
に連通する係止孔部と、孔部及び係止孔部に連通して装
着される固定部材と、又は、(b)回動部材に複数穿設
された係止孔部と、台部の所定部に固設され係止孔部に
装着される固定部材と、を備えた構成を有している。こ
の構成によって、請求項1の作用に加え、釣竿保持部を
台部又は回動部材の所定の位置に穿設された孔部や係止
孔部の角度で保持することができ、操作性に優れるとい
う作用を有する。
【0013】ここで、孔部や係止孔部としては、固定部
材が嵌挿されるように穿設される場合、固定部材が螺挿
されるように穿設される場合、固定部材が緩挿されるよ
うに穿設される場合等があり、固定部材としては孔部や
係止孔部に装着されて容易に脱落しないものであれば良
いため、孔部や係止孔部の形態に応じて、例えば孔部や
係止孔部に嵌着される棒状部材、螺刻された孔部や係止
孔部に螺着するボルト、台部の所定部又は回動部材の係
止孔部に一端部が固設され回動部材に穿設された係止孔
部又は台部に穿設された孔部の方向へバネ等の弾性体で
付勢され係止孔部又は孔部に挿着される棒状部材(ボタ
ンラッチ)等が選択される。
【0014】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1に記載の釣竿保持具であって、釣竿角度調整手段が、
釣竿保持部に固着された回動部材と、次の(a)〜
(d)のいずれか1に記載の摺動部材と係合して回動部
材を固定する固定部材と、を備えた構成を有している。 (a)台部に形成された溝部と、回動部材に穿設された
孔部と、溝部及び孔部に連通して装着される溝部を摺動
する摺動部材 (b)台部に穿設された孔部と、回動部材に形成された
溝部と、孔部及び溝部に連通して装着される溝部を摺動
する摺動部材 (c)回動部材に形成された溝部と、台部に固設され溝
部を摺動する摺動部材 (d)台部に形成された溝部と、回動部材に形成された
溝部と、2つの溝部に連通して装着される2つの溝部を
摺動する摺動部材 この構成により、請求項1の作用に加え、以下のような
作用を有する。 (1)溝部の任意の位置で回動部材を固定することがで
きるので、回動部材に固着された釣竿保持部を任意の角
度に保持することができ、操作性に優れる。 (2)釣竿保持部の保持角度を変える際に固定部材を回
動部材から外す必要がないため、固定部材を紛失して釣
竿保持具の固定ができなくなるトラブルが発生しないの
で、常に希望する所定の角度に釣竿保持部を保持でき操
作性に優れる。
【0015】ここで、固定部材としては、摺動部材と係
合して回動部材を固定できれば特に限定されるものでは
なく、例えば(a)台部の所定部に一端部を固定して立
設されたボルトの円筒部や螺子部からなる摺動部材が回
動部材に配設された溝部に挿通され、摺動部材の他端部
からナットからなる固定部材がボルトの螺子部に螺着さ
れ、ナットが回動部材を押止することで回動部材の固着
された釣竿保持部が固定されるもの(b)台部の裏面又
は台部に配設された溝部や孔部内にボルトの基部が緩嵌
され、ボルトの円筒部や螺子部からなる摺動部材が回動
部材に配設された溝部に挿通され、摺動部材の他端部か
らナットからなる固定部材がボルトの螺子部に螺着さ
れ、ナットが回動部材を押止することで回動部材の固着
された釣竿保持部が固定されるもの等が用いられる。
【0016】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1に記載の釣竿保持具であって、釣竿角度調整手段が、
釣竿保持部に一端部寄りの所定部が当接される支持部材
と、台部に形成された溝部と、支持部材の他端部寄りの
所定部に配設され溝部を摺動する摺動部材と、摺動部材
を溝部の所定部で固定する固定部と、を備えた構成を有
している。この構成により、請求項1の作用に加え、支
持部材の所定部に溝部を摺動する摺動部材と、摺動部材
を溝部の所定部で固定する固定部と、備えているので、
溝部の所定の位置で支持部材を固定することができ、固
定された支持部材に当接される釣竿保持部を所定の角度
に保持することができ操作性に優れるという作用を有す
る。
【0017】ここで、支持部材としては、釣竿保持部に
当接され釣竿保持部の回動が係止できればその形状は特
に限定されるものではなく、例えば釣竿保持部に当接さ
れる支持部材の一端部寄りの所定部が、略J形状,略U
形状,環状等に形成された金属製や合成樹脂製等の部材
等が用いられる。また、固定部としては、例えば(a)
台部に配設された溝部の裏面側にボルトからなる摺動部
材の基部が緩嵌され、溝部の表面側から突出した他端部
に支持部材に穿設された孔部とナットからなる固定部と
が装着され、ナットからなる固定部がボルトの螺子部に
螺着されて支持部材が台部に押止されることで固定され
るもの(b)支持部材に配設された摺動部材が摺動する
溝部の複数箇所から所定間隔をあけて突出して形成され
た複数の溝部に摺動部材が掛合されるもの等が用いられ
る。(b)の場合、釣竿保持部の角度を変えたり固定す
るときは、摺動部材を突出して形成された溝部へ摺動し
掛合すれば良いので、固定部材を緩めたり外したりする
必要がないため固定部材を紛失することがなく、常に希
望する所定の角度に釣竿保持部を保持でき、また瞬時に
釣竿保持部の角度を変えることができ、操作性に優れる
ため好ましく用いられる。
【0018】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1に記載の釣竿保持具であって、釣竿角度調整手段が、
次の(a)〜(c)のいずれか1以上を備えた構成を有
している。 (a)前記釣竿保持部又は前記釣竿保持部に固着された
回動部材に一端側が当接され、他端側が前記台部に固着
された支持部材 (b)前記台部に固着され前記釣竿保持部又は前記釣竿
保持部に固着された回動部材に当接される係止突起 (c)前記台部に固設され釣竿が挿通されて前記釣竿保
持部の角度を固定する保持部材 この構成により、請求項1の作用に加え、以下のような
作用を有する。 (1)保持部材や係止突起や支持部材の配設された所定
の位置で釣竿保持部を固定することができるので、釣竿
を所定の角度に保持することができ、汎用性に優れる。 (2)ナットや螺子等の脱着自在な固定部材を使用せず
に、保持部材や係止突起や支持部材によって釣竿保持部
材の回動を係止し釣竿保持部の角度を固定するので、固
定部材を紛失して釣竿保持部の固定ができなくなるトラ
ブルが発生せず、常に希望する所定の角度に釣竿保持部
を保持でき操作性に優れる。
【0019】ここで、支持部材としては、釣竿保持部に
当接され釣竿保持部の回動が係止できればその形状は特
に限定されるものではなく、例えば支持部材の一端部寄
りの所定部が略J形状,略U形状,略環状等に形成され
た金属製や合成樹脂製等の部材が用いられる。なお、支
持部材の他端側を台部に螺刻された孔部に螺着されたボ
ルト等で固着し、一端側が釣竿保持具に当接されるよう
にしておけば、支持部材は固着部を中心にして回動可能
で軸止可能なので、支持部材を任意の角度で固定するこ
とができ、釣竿保持部を希望する角度で係止することが
できるので操作性に優れる。また、係止突起としては、
例えば台部に立設された突起状の金属製や合成樹脂製等
の部材やボタンラッチ等が用いられ、特に係止突起を台
部に釣竿保持部を種々の角度で係止して保持できるよう
に所定部に脱着自在に固着しておけば、所望の角度の係
止突起で釣竿保持部を係止するだけで所望の角度に傾斜
させて保持することができ好ましい。さらに、保持部材
としては、釣竿が挿通されて所定の位置に釣竿保持部を
保持し釣竿保持部の回動を止めるものであれば、その形
状は特に限定されるものではなく、例えば略H形状,略
U形状,略環状等に形成された金属製や合成樹脂製等の
部材が用いられる。
【0020】本発明の請求項6に記載の釣用具箱は、請
求項1乃至5の内いずれか1に記載の釣竿保持具を壁面
のいずれか1以上に備えた構成を有している。この構成
により、請求項1乃至5の内いずれか1の作用に加え、
コンパクトで携帯性に優れるという作用を有する。
【0021】ここで、釣用具箱としては、釣竿保持具を
固着することのできる側壁等の壁面を有するものであれ
ば特に限定されるものではなく、例えばクーラーボック
ス、釣具箱、椅子、バケツ等が用いられる。なお、クー
ラーボックスの場合、本発明の釣竿保持具がコンパクト
であるため、クーラーボックスの壁面のうちの面積の狭
い面に釣竿保持具を固着することができるので、使用者
がクーラーボックスからなる釣用具箱の上面に座って釣
りをする場合に腰が上面に完全に乗り、長時間座ってい
ても腰が痛くならず快適性に優れるとともに、座ったま
まで右手又は左手で釣竿の操作ができるので、操作性に
優れる。
【0022】以下、本発明の一実施の形態を、図面を参
照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は本実施の形態1における釣竿保
持具の斜視図であり、図2は本実施の形態1における釣
竿保持具における釣竿保持部の角度を変えた状態を示す
要部正面状態図であり、図3は本実施の形態1における
釣竿保持具を釣用具箱の側壁に固着し釣竿を保持した状
態を示す要部状態図である。図中、1は本実施の形態1
の釣竿保持具、2はクーラーボックスや釣具箱等の釣用
具箱の側壁等の壁面に一面が固着される板状部材からな
る台部、3は釣竿の基部が装着される釣竿保持部、3a
は釣竿保持部3の開口部、3bは釣竿保持部3の底部、
3cは釣竿保持部3に固着された付設部材で、釣竿の基
部は開口部3aから挿入され底部3bに当接され釣竿保
持部3内に挿着され保持される。4は釣竿保持部3に固
着された付設部材3cと台部2とを軸着する回動部で、
釣竿保持部3を台部2の水平面上で回動自在に支持して
いる。5は釣竿保持部3に固着された回動部材、6は台
部2に穿設された複数の孔部で、6aは釣竿を略直立さ
せるときに使用する螺刻された孔部、6xは釣竿を略水
平にするときに使用する螺刻された孔部であり、孔部6
は孔部6aと孔部6xとの間に回動部4を中心にして1
5°〜30°の等間隔に穿孔(図示せず)されている。
6´は回動部材5に穿設された係止孔部、7は台部2に
穿設された孔部6a,6x及び回動部材5に穿設された
係止孔部6´に連通して装着された頭部につまみの付い
たボルトからなる固定部材、21は台部2に穿設され釣
用具箱の側壁等の壁面に固着する際に使用するビスを貫
通するための取り付け穴、31は釣竿保持具1が固着さ
れたクーラーボックスからなる釣用具箱、32は釣竿保
持具1の釣竿保持部3に挿着保持された釣竿である。
【0023】以上のように構成された本実施の形態の釣
竿保持具について、以下その動作を説明する。始めに、
固定部材7を孔部6aの位置に螺着して釣竿保持部3を
固定したときに釣竿保持部3が略直立するように、台部
2をクーラーボックスからなる釣用具箱31の壁面に、
接着剤、粘着テープ、紐、ビス等で固着する。次に、固
定部材7を孔部6aの位置に螺着し釣竿保持部3を略直
立させた状態に釣竿保持具1を保持し、釣竿32の基部
を釣竿保持部3の開口部3aから挿入し釣竿32を釣竿
保持部3内に挿着して保持する。この状態で仕掛けの調
整や餌の取り付け等、釣りの準備を行う。釣りの準備が
できた後、釣竿32を保持部材3から一旦抜き取り、釣
竿32を振って仕掛け及び餌を水中に投げ込む。その
後、魚が餌に食い付くのを待つ間は、固定部材7を外し
て釣竿保持部3を回動部4を中心に回動させた後、固定
部材7を孔部6x等の所定の孔部に螺着して釣竿保持部
3を所定の角度に固定し、釣竿保持部3に釣竿32を挿
着して保持する。仕掛けを調整したり餌を付け替えたり
するときには、固定部材7を孔部6x等から外して釣竿
保持部3を回動部4を中心に回動させた後、固定部材7
を孔部6aの位置に螺着して釣竿保持部3を略直立させ
て固定し、釣竿保持部3に挿着された釣竿32を略直立
に保持する。
【0024】ここで、本実施の形態では、孔部6や固定
部材7としては、ボルトからなる固定部材7が螺挿され
るように螺刻されている孔部6の場合を説明したが、棒
状部材からなる固定部材7が嵌着されるような孔部6の
場合もある。孔部6の形状は円形に限らず、楕円形、角
形等の場合もある。また、釣竿保持部3の回動角度を決
定する孔部6が台部2に穿設されている場合を説明した
が、大きく形成された回動部材5の所定部の複数箇所に
係止孔部6´が穿設されている場合もある。この場合の
固定部材7としては、台部2の所定部に一端部が固設さ
れ回動部材5に穿設された係止孔部6´の方向へバネ等
の弾性体で付勢され係止孔部6´に挿着される棒状部材
からなる固定部材7等が用いられ、回動部材5を回動部
4を中心に回動させるときには、係止孔部6´に挿着さ
れた固定部材7の先端を台部2の方向へ押し込んで係止
孔部6´から固定部材7の先端を脱出させ、回動部材5
を所定の角度に回動した後にバネ等の弾性体で付勢され
た固定部材7を係止孔部6´に挿通させて回動部材5の
回動を係止する。
【0025】以上のように、本実施の形態1における釣
竿保持具は構成されているので、以下のような作用を有
する。 (1)釣用具箱の側壁等の壁面に固着される板状部材か
らなる台部を有しているので、壁面を有するものであれ
ば、例えば釣りを行う際に携帯するクーラーボックス、
釣具箱、椅子、バケツ等何にでも固着することができ、
汎用性に優れる。 (2)釣竿保持部は釣竿の基部が挿着され回動自在に軸
着されているので、釣竿保持部を略直立に保持しても釣
竿が落下せず、また簡単な操作で釣竿を略直立から略水
平までの広角度に保持することができ、操作性に優れ
る。 (3)構成が簡単で構成部材の断面積を大きくすること
ができるので、低原価で量産できるとともに、堅牢で耐
久性に優れる。 (4)コンパクトなので、クーラーボックスの4面ある
壁面のうちの面積の狭い2面のいずれかに固着すること
ができるため、使用者がクーラーボックスの上面に座っ
て釣りをする場合に腰がクーラーボックスの上面に完全
に乗り、長時間座っていても腰が痛くならず快適性に優
れるとともに、座ったままで右手又は左手で釣竿の操作
ができるので操作性に優れる。
【0026】(実施の形態2)図4は本実施の形態2に
おける釣竿保持具の斜視図であり、図5は図4のA−A
線における溝部の断面端面図であり、図6は本実施の形
態2における釣竿保持具における釣竿保持部の角度を変
えた状態を示す要部正面状態図である。なお、実施の形
態1で説明したものと同様のものは、同一の符号を付し
て説明は省略する。図中、1aは本実施の形態2の釣竿
保持具、5aは釣竿保持部3に固着された回動部材、7
aは摺動部材9(後述する)の螺子部9aに螺着された
つまみの付いたちょうナットからなる固定部材、8は台
部2の回動部4を中心とする円の円周上の軌跡に形成さ
れた溝部である。8aは釣竿保持部3を略直立に保持す
るときに使用する溝部8の下端部、8bは釣竿を略水平
に保持するときに使用する溝部8の上端部、8cは溝部
8の裏面側に摺動部材9(後述する)の基部9cが摺動
自在に形成された凹段部である。9は溝部8と連通する
回動部材5aに穿設された係止孔部(図示せず)とに連
通して装着された螺子部9a,円筒部9b,基部9cを
有するボルトからなる摺動部材であり、基部9cが凹段
部8cに緩嵌され、円筒部9bが溝部8に緩嵌され、螺
子部9aが回動部材5aに穿設された係止孔部(図示せ
ず)に嵌挿され、係止孔部(図示せず)から突出した螺
子部9aに固定部材7aが螺着され、溝部8の所定の位
置で固定される。
【0027】以上のように構成された本実施の形態の釣
竿保持具について、以下その動作を説明する。なお、基
本的な動作は実施の形態1と同様なので、動作の異なる
点について説明する。始めに、釣用具箱の側壁等の壁面
に固着された釣竿保持具1aについて、固定部材7aを
緩めて摺動部材9を溝部8の下端部8aの位置に移動さ
せた後に固定部材7aを締めると、回動部材5aと台部
2とが押止されるので、回動部材5aの固着された釣竿
保持部3が略直立した状態で保持される。この状態で、
釣竿の基部を釣竿保持部3の開口部3aから挿入し釣竿
を釣竿保持部3内に挿着保持した後、仕掛けの調整や餌
の取り付け等、釣りの準備を行う。魚が餌に食い付くの
を待つ間は、固定部材7aを緩めて摺動部材9を溝部8
内で摺動可能にした後、釣竿保持部3を回動部4を中心
に回動させ摺動部材9を溝部8の下端部8aから上端部
8bまでの任意の位置に摺動した後に固定部材7aを締
め、回動部材5aと台部2を押止して任意の角度に固定
された釣竿保持部3に釣竿を保持しておくことができ
る。仕掛けを調整したり餌を付け替えたりするときに
は、固定部材7aを緩めて摺動部材9を溝部8の下端部
8aの位置まで摺動した後に固定部材7aを締め、回動
部材5aを台部2に押止して釣竿保持部3に挿着された
釣竿を略直立に保持する。
【0028】ここで、本実施の形態では、台部2に溝部
8が形成され回動部材5aに溝部8と連通する係止孔部
(図示しない)が穿設されている場合を説明したが、台
部2に係止孔部が穿設され大きく形成された回動部材5
aに溝部8が形成されている場合、大きく形成された回
動部材5aに形成された溝部8に台部2に固設された摺
動部材9が装着されている場合、台部2に溝部8が形成
され大きく形成された回動部材5aに溝部8が形成され
ている場合もある。
【0029】以上のように、本実施の形態2における釣
竿保持具は構成されているので、本実施の形態1の作用
に加え、以下のような作用を有する。 (1)溝部の任意の位置で回動部材を固定することがで
きるので、釣竿保持部を任意の角度に保持することがで
き、操作性に優れる。 (2)釣竿保持部を回動させるときには固定部材は緩め
るだけで取り外す必要がないため、固定部材を紛失して
釣竿竿保持部の固定ができなくなるトラブルが発生しな
いので、常に希望する所定の角度に釣竿保持部を保持で
き操作性に優れる。
【0030】(実施の形態3)図7は本実施の形態3に
おける釣竿保持具の斜視図であり、図8は本実施の形態
3における釣竿保持具における釣竿保持部の角度を変え
た状態を示す要部正面状態図である。なお、実施の形態
1で説明したものと同様のものは、同一の符号を付して
説明は省略する。図中、1bは本実施の形態3の釣竿保
持具、3b´は側壁に付設部材3cが突設された釣竿保
持部3の底部、4aは台部2に固着された略L字形状の
部材の先端部と付設部材3cとを軸着する回動部、10
は釣竿保持部3に当接される支持部材で、一端部寄りの
所定部が略J形に形成され釣竿保持部3を嵌合して掛止
する掛止部10´を有し、他端部にボルトからなる摺動
部材9がナットによって固着されている。11は釣竿保
持部3の回動部4aを中心とする台部2の円の略円周上
の軌跡に配設された溝部、11a,11b,11c,1
1dは溝部11の複数箇所から回動部4aの方向に所定
間隔をあけて突出して形成された複数の溝部からなる固
定部で、固定部11aは釣竿保持部3を略直立に保持す
るときに摺動部材9が掛止され、固定部11dは釣竿保
持部3を略水平に保持するときに摺動部材9が掛止さ
れ、11b,11cは釣竿保持部3をそれらの中間の角
度に保持するときに摺動部材9が掛止される。固定部1
1a,11b,11c,11dは、台部2の裏面側にボ
ルトからなる摺動部材9の基部が緩嵌され台部2の表面
側にボルトからなる摺動部材9の円筒部が緩嵌されるよ
うに、内壁に段部が形成されており、摺動部材9は溝部
11,固定部11a,11b,11c,11dに摺動自
在に保持されている。
【0031】ここで、本実施の形態では、支持部材10
の掛止部10´は釣竿保持部3に嵌合するように略J形
に形成されていたが、釣竿保持部3を掛止できれば良い
ため、略U型等に形成される場合もあるし、釣竿保持部
3に遊着されるように環状等に形成される場合もある。
また、釣竿保持部3の回動部4aを中心とする円の略円
周上の軌跡に配設された溝部11を摺動する摺動部材9
の固定部として、溝部11の複数箇所から回動部4の方
向に所定間隔をあけて突出して形成された複数の溝部か
らなる固定部11a,11b,11c,11dを形成し
たが、その他の固定部として、溝部11に緩嵌されたボ
ルトからなる摺動部材9の螺子部につまみの付いたちょ
うナット等の固定部材を螺着して、ちょうナット等の固
定部材を締めることで溝部11の任意の位置で摺動部材
9を固定するもの等を用いる場合もある。なお、固定部
11a,11b,11c,11dが4箇所の場合を説明
したが、4箇所に限定されるものではなく必要に応じて
任意の数と位置に形成される。
【0032】以上のように構成された本実施の形態の釣
竿保持具について、以下その動作を説明する。なお、基
本的な動作は実施の形態1と同様なので、動作の異なる
点について説明する。始めに、釣用具箱の側壁等の壁面
に固着された釣竿保持具1bについて、支持部材10の
他端部に固設された摺動部材9を固定部11aの位置に
摺動すると、摺動部材9が固定部11aに掛止され、支
持部材10の掛止部10´に嵌合された釣竿保持部3が
略直立され保持される。この状態で釣竿の基部を釣竿保
持部3の開口部3aから挿入し釣竿保持部3内に挿着し
保持すると、釣竿は略直立した状態で保持されるので、
この状態で仕掛けの調整や餌の取り付け等、釣りの準備
を行うことができる。魚が餌に食い付くのを待つ間、釣
竿を略水平に保持したいときは、摺動部材9を固定部1
1aから溝部11を経由して摺動させて固定部11dに
掛止し、釣竿を略60°に保持したいときは摺動部材9
を固定部11bに掛止し、釣竿を略30°に保持したい
ときは摺動部材9を固定部11cに掛止し、摺動部材9
に固着された支持部材10の掛止部10´に回動部4a
を中心に回動させた釣竿保持部3を嵌合させることで釣
竿保持部3を希望する角度に保持し、釣竿保持部3に装
着し保持した釣竿を希望する角度に保持しておくことが
できる。仕掛けを調整したり餌を付け替えたりするとき
には、回動部4aを中心に釣竿保持部3を回動させると
ともに摺動部材9を固定部11aに掛止し、掛止した支
持部材10の掛止部10´に釣竿保持部3を嵌合させる
ことで釣竿保持部3を略直立に保持し、釣竿保持部3に
挿着し保持した釣竿を略直立に保持しておくことができ
る。
【0033】以上のように、本実施の形態3における釣
竿保持具は構成されているので、実施の形態1の作用に
加え、以下のような作用を有する。 (1)溝部の所定の位置で支持部材を固定することがで
きるので、釣竿保持部及び釣竿を所定の角度に保持する
ことができ、操作性に優れる。 (2)摺動部材を固定するためのナットや螺子等の固定
部材を使用しないので、固定部材を紛失して摺動部材の
固定ができなくなるトラブルが発生せず、常に希望する
所定の角度に釣竿保持部を保持でき操作性に優れる。 (3)溝部内に緩嵌された摺動部材を所定間隔に突出し
て形成された溝部からなる固定部に掛止するだけで、瞬
時に釣竿保持部の角度の変更と固定ができ操作性に優れ
る。
【0034】(実施の形態4)図9は本実施の形態4に
おける釣竿保持具の斜視図であり、図10は本実施の形
態4における釣竿保持具における釣竿保持部の角度を変
えた状態を示す要部正面状態図である。なお、実施の形
態1及び実施の形態3で説明したものと同様のものは、
同一の符号を付して説明は省略する。図中、1cは本実
施の形態4の釣竿保持具、3´は網状の筒状部材に釣竿
の基部が装着される釣竿保持部、10aは釣竿保持部3
´に当接される支持部材で、一端部寄りの所定部が略J
形に形成され釣竿保持部3´を嵌合して掛止する掛止部
10a´を有している。12は支持部材10aの他端部
を台部2に螺刻された孔部(図示しない)に固着する頭
部につまみの付いたボルトからなる固着部材で、釣竿保
持部3´を略30°の角度に保持することができるよう
に固着されている。13は台部2に固設され釣竿が挿通
されて所定の角度に釣竿保持部3´を保持する環状に形
成された保持部材であり、釣竿保持部3´を略直立に保
持するように台部2に固設されている。
【0035】ここで、保持部材13は釣竿が挿通されて
所定の位置に釣竿保持部3´を保持し釣竿保持部3´の
回動を止めれば良いため、略H形状,略U形状等に形成
し凹部で釣竿を保持するように形成される場合もある。
また、支持部材10aは釣竿保持部3´を掛止し釣竿保
持部3´の回動を係止すれば良いため、略U形状に形成
し凹部で釣竿保持部3´を保持するように形成する場合
や釣竿保持部3´を遊着するような環状等に形成される
場合等もある。
【0036】以上のように構成された本実施の形態の釣
竿保持具について、以下その動作を説明する。なお、基
本的な動作は実施の形態1と同様なので、動作の異なる
点について説明する。始めに、釣用具箱の側壁等の壁面
に固着された釣竿保持具1cについて、釣竿保持部3´
の底部3b´と開口部3aを結ぶ延長線上に保持部材1
3が位置するように釣竿保持部3´を回動部4aを中心
に回動し、釣竿を釣竿の基部が保持部材13と開口部3
aを挿通するように釣竿保持部3´に挿着すると、釣竿
は略直立に保持される。この状態で仕掛けの調整や餌の
取り付け等、釣りの準備を行うことができる。魚が餌に
食い付くのを待つ間、釣竿保持部3´を回動部4aを中
心に回動し支持部材10aの掛止部10a´に釣竿保持
部3´を掛止させ、釣竿保持部3´を略30°に保持
し、釣竿保持部3´に挿着し保持した釣竿を略30°に
保持しておくことができる。仕掛けを調整したり餌を付
け替えたりするときには、釣竿保持部3´から釣竿を一
旦抜いた後、釣竿保持部3´の底部3b´と開口部3a
を結ぶ延長線上に保持部材13が位置するように釣竿保
持部3´を回動部4aを中心に回動し、釣竿を釣竿の基
部が保持部材13と開口部3aを挿通するように釣竿保
持部3´に挿着し、釣竿を略直立に保持することができ
る。また、支持部材10aは頭部につまみの付いたボル
トからなる固着部材12によって台部2に螺刻された孔
部(図示しない)に固着されているので、固着部材12
によって支持部材10aを任意の角度で軸止し支持部材
10aによって釣竿保持部3´の回動を係止すること
で、略30°の角度以外の任意の角度に釣竿保持部3´
を係止することができ、釣竿保持部3´を任意の角度に
保持することができる。
【0037】以上のように、本実施の形態4における釣
竿保持具は構成されているので、実施の形態1の作用に
加え、以下のような作用を有する。 (1)支持部材の配設された所定の位置で釣竿保持部を
固定することができるので、釣竿を所定の角度に保持す
ることができ、操作性に優れる。 (2)ナットや螺子等の脱着自在な固定部材を使用せず
に、支持部材によって釣竿保持部材の回動を係止し釣竿
保持部の角度を固定するので、固定部材を紛失して釣竿
保持部の固定ができなくなるトラブルが発生しないの
で、常に希望する所定の角度に釣竿保持部を保持でき操
作性に優れる。 (3)支持部材は固着部材を中心に回動及び軸止可能な
ので、支持部材を任意の角度に軸止することで、任意の
角度で釣竿保持部の回動を係止でき操作性に優れる。
【0038】(実施の形態5)図11は本実施の形態5
における釣竿保持具における釣竿保持部の角度を変えた
状態を示す要部正面状態図である。なお、実施の形態1
で説明したものと同様のものは、同一の符号を付して説
明は省略する。図中、1dは本実施の形態5の釣竿保持
具、5bは外縁の所定部に凹部5b´を有し釣竿保持部
3に固着された回動部材、14a,14bは回動部材5
bの凹部5b´に嵌合され回動部材5bを掛止するボル
トからなる係止突起で、係止突起14aの頭部にはつま
みが付けられている。15a,15b,15c,15d
は台部2の回動部4を中心とする円の円周上の軌跡に螺
刻された複数の孔部で、孔部15aに釣竿保持部3を略
直立に保持する係止突起14aが螺着され、孔部15c
に釣竿保持部3を略45°に保持する係止突起14bが
螺着されている。
【0039】ここで、回動部材5bとしては、外縁の所
定部に係止突起14a,14bが嵌合される凹部5b´
を有しているものを説明したが、係止突起14a,14
bを当接する外縁を有していて回動部材5bの回動部4
を中心とする回動が係止されれば良いので、凹部5b´
を有さない回動部材が用いられる場合もある。また、係
止突起14a,14bとしては、螺刻された孔部に螺着
されるボルトの場合を説明したが、穿設された孔部に嵌
着される棒状部材やボタンラッチ等の場合もある。な
お、係止突起14a,14bを固着する孔部は4個に限
るものではなく、必要に応じて任意の数と位置に穿設さ
れる。
【0040】以上のように構成された本実施の形態の釣
竿保持具について、以下その動作を説明する。なお、基
本的な動作は実施の形態1と同様なので、動作の異なる
点について説明する。始めに、釣用具箱の側壁等の壁面
に固着された釣竿保持具1dについて、釣竿保持部3を
回動部4を中心に回動し孔部15aに固着された係止突
起14aに回動部材5bが係止されると、釣竿保持部3
は略直立に保持される。この状態の釣竿保持部3に釣竿
を挿着し保持すると、釣竿が略直立に保持されるため仕
掛けの調整や餌の取り付け等、釣りの準備を行うことが
できる。魚が餌に食い付くのを待つ間、釣竿保持部3を
回動部4を中心に回動し孔部15cに固着された係止突
起14bに係止させると、釣竿保持部3が略45°に保
持され、釣竿保持部3に挿着し保持した釣竿を略45°
に保持しておくことができる。仕掛けを調整したり餌を
付け替えたりするときには、釣竿保持部3を回動部4を
中心に回動し孔部15aに固着された係止突起14aに
回動部材5bを係止して、釣竿保持部3を略直立に保持
し、釣竿保持部3に挿着し保持された釣竿を略直立に保
持することができる。
【0041】ここで、係止突起14bは頭部につまみの
付いたボルトなので、台部2に螺刻された孔部15cか
ら外して孔部15b又は15dにも螺着することがで
き、その場合は、釣竿保持部3を略45°以外の所定の
角度に保持することができる。さらに、係止突起14b
は頭部につまみの付いたボルトなので、係止突起14b
が回動部材5bに形成された凹部5b´で掛止した後に
係止突起14bを締めると、回動部材5bを台部2に押
止して回動部材5bを台部2に密着固定させることがで
きる。
【0042】以上のように、本実施の形態5における釣
竿保持具は構成されているので、実施の形態1の作用に
加え、以下のような作用を有する。 (1)係止突起を固着した所定の位置で釣竿保持部を固
定することができるので、釣竿を所定の角度に保持する
ことができ、操作性に優れる。 (2)ナットや螺子等の脱着自在な固定部材を使用せず
に、係止突起によって釣竿保持部材の回動を係止し釣竿
保持部の角度を固定するので、固定部材を紛失して釣竿
保持部の固定ができなくなるトラブルが発生しないの
で、常に希望する所定の角度に釣竿保持部を保持でき操
作性に優れる。 (3)脱着自在な係止突起を台部の任意の位置に配設す
ることができるので、釣竿保持部を任意の角度に保持で
き、操作性に優れる。 (4)釣竿保持部は係止突起間で回動自在なので、釣竿
保持部への釣竿の脱着が容易で、操作性に優れる。 (5)回動部材に係止突起が嵌合される凹部が形成され
ているので、回動部材を台部に押止して強固に固定する
ことができ、堅牢で耐久性に優れる。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明の釣竿保持具及び
それを備えた釣用具箱によれば、以下のような有利な効
果が得られる。請求項1に記載の発明によれば、 (1)釣用具箱の側壁等の壁面に固着される板状部材か
らなる台部を有しているので、壁面を有するものであれ
ば、例えば釣りを行う際に携帯するクーラーボックス、
釣具箱、椅子、バケツ等何にでも固着することができ、
汎用性に優れる釣竿保持具を提供することができる。 (2)釣竿保持部は釣竿の基部が挿着され回動自在に軸
着されているので、釣竿保持部を略直立に保持しても釣
竿が落下せず、また簡単な操作で釣竿を略直立から略水
平までの広角度に保持することができ、操作性に優れる
釣竿保持具を提供することができる。 (3)構成が簡単で構成部材の断面積を大きくすること
ができるので、低原価で量産できるとともに、堅牢で耐
久性に優れる釣竿保持具を提供することができる。
【0044】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加え、釣竿保持部を台部又は回動部材の所定の
位置に穿設された孔部や係止孔部の角度で保持すること
ができ、操作性に優れる釣竿保持具を提供することがで
きる。
【0045】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加え、 (1)溝部の任意の位置で回動部材を固定することがで
きるので、回動部材に固着された釣竿保持部を任意の角
度に保持することができ、操作性に優れる釣竿保持具を
提供することができる。 (2)釣竿保持部の保持角度を変える際に固定部材を回
動部材から外す必要がないため、固定部材を紛失して釣
竿保持具の固定ができなくなるトラブルが発生しないの
で、常に希望する所定の角度に釣竿保持部を保持でき操
作性に優れる釣竿保持具を提供することができる。
【0046】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加え、支持部材の所定部に溝部を摺動する摺動
部材と、摺動部材を溝部の所定部で固定する固定部と、
備えているので、溝部の所定の位置で支持部材を固定す
ることができ、固定された支持部材に当接される釣竿保
持部を所定の角度に保持することができ操作性に優れる
釣竿保持具を提供することができる。
【0047】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加え、 (1)保持部材や係止突起や支持部材の配設された所定
の位置で釣竿保持部を固定することができるので、釣竿
を所定の角度に保持することができ、汎用性に優れる釣
竿保持具を提供することができる。 (2)ナットや螺子等の脱着自在な固定部材を使用せず
に、保持部材や係止突起や支持部材によって釣竿保持部
材の回動を係止し釣竿保持部の角度を固定するので、固
定部材を紛失して釣竿保持部の固定ができなくなるトラ
ブルが発生せず、常に希望する所定の角度に釣竿保持部
を保持でき操作性に優れる釣竿保持具を提供することが
できる。
【0048】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
乃至5の内いずれか1の効果に加え、コンパクトで携帯
性に優れる釣用具箱を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1における釣竿保持具の斜視図
【図2】本実施の形態1における釣竿保持具における釣
竿保持部の角度を変えた状態を示す要部正面状態図
【図3】本実施の形態1における釣竿保持具を基台に固
定し釣竿を保持した状態を示す要部状態図
【図4】本実施の形態2における釣竿保持具の斜視図
【図5】図4のA−A線における溝部の断面端面図
【図6】本実施の形態2における釣竿保持具における釣
竿保持部の角度を変えた状態を示す要部正面状態図
【図7】本実施の形態3における釣竿保持具の斜視図
【図8】本実施の形態3における釣竿保持具における釣
竿保持部の角度を変えた状態を示す要部正面状態図
【図9】本実施の形態4における釣竿保持具の斜視図
【図10】本実施の形態4における釣竿保持具における
釣竿保持部の角度を変えた状態を示す要部正面状態図
【図11】本実施の形態5における釣竿保持具における
釣竿保持部の角度を変えた状態を示す要部正面状態図
【符号の説明】
1,1a,1b,1c,1d 釣竿保持具 2 台部 3,3´ 釣竿保持部 3a 開口部 3b,3b´ 底部 3c 付設部材 4,4a 回動部 5,5a,5b 回動部材 5b´ 凹部 6,6a,6x 孔部 6´ 係止孔部 7,7a 固定部材 8 溝部 8a 下端部 8b 上端部 8c 凹段部 9 摺動部材 9a 螺子部 9b 円筒部 9c 基部 10,10a 支持部材 10´,10a´ 掛止部 11 溝部 11a,11b,11c,11d 固定部 12 固着部材 13 保持部材 14a,14b 係止突起 15a,15b,15c,15d 孔部 21 取り付け穴 31 釣用具箱 32 釣竿

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釣用具箱の側壁等の壁面に固着される板
    状部材からなる台部と、釣竿の基部が挿着される釣竿保
    持部と、前記釣竿保持部の所定部に形成され前記釣竿保
    持部を前記台部の水平面上を回動自在に軸着する回動部
    と、前記釣竿保持部を所定の角度で保持する釣竿角度調
    整手段と、を備えていることを特徴とする釣竿保持具。
  2. 【請求項2】 前記釣竿角度調整手段が、前記釣竿保持
    部に固着された回動部材と、(a)前記台部に穿設され
    た複数の孔部と、前記回動部材の所定部に穿設され前記
    孔部に連通する係止孔部と、前記孔部及び前記係止孔部
    に連通して装着される固定部材と、又は、(b)前記回
    動部材に複数穿設された係止孔部と、前記台部の所定部
    に固設され前記係止孔部に装着される固定部材と、を備
    えていることを特徴とする請求項1に記載の釣竿保持
    具。
  3. 【請求項3】 前記釣竿角度調整手段が、前記釣竿保持
    部に固着された回動部材と、次の(a)〜(d)のいず
    れか1に記載の摺動部材と係合して前記回動部材を固定
    する固定部材と、を備えていることを特徴とする請求項
    1に記載の釣竿保持具。 (a)前記台部に形成された溝部と、前記回動部材に穿
    設された孔部と、前記溝部及び前記孔部に連通して装着
    される前記溝部を摺動する摺動部材 (b)前記台部に穿設された孔部と、前記回動部材に形
    成された溝部と、前記孔部及び前記溝部に連通して装着
    される前記溝部を摺動する摺動部材 (c)前記回動部材に形成された溝部と、前記台部に固
    設され前記溝部を摺動する摺動部材 (d)前記台部に形成された溝部と、前記回動部材に形
    成された溝部と、2つの前記溝部に連通して装着される
    2つの前記溝部を摺動する摺動部材
  4. 【請求項4】 前記釣竿角度調整手段が、前記釣竿保持
    部に一端部寄りの所定部が当接される支持部材と、前記
    台部に形成された溝部と、前記支持部材の他端部寄りの
    所定部に配設され前記溝部を摺動する摺動部材と、前記
    摺動部材を前記溝部の所定部で固定する固定部と、を備
    えていることを特徴とする請求項1に記載の釣竿保持
    具。
  5. 【請求項5】 前記釣竿角度調整手段が、次の(a)〜
    (c)のいずれか1以上を備えていることを特徴とする
    請求項1に記載の釣竿保持具。 (a)前記釣竿保持部又は前記釣竿保持部に固着された
    回動部材に一端側が当接され、他端側が前記台部に固着
    された支持部材 (b)前記台部に固着され前記釣竿保持部又は前記釣竿
    保持部に固着された回動部材に当接される係止突起 (c)前記台部に固設され釣竿が挿通されて前記釣竿保
    持部の角度を固定する保持部材
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の内いずれか1に記載の
    釣竿保持具を壁面のいずれか1以上に備えていることを
    特徴とする釣用具箱。
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