JP2002017089A - デジタル式pwm制御回路 - Google Patents

デジタル式pwm制御回路

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JP2002017089A JP2000199203A JP2000199203A JP2002017089A JP 2002017089 A JP2002017089 A JP 2002017089A JP 2000199203 A JP2000199203 A JP 2000199203A JP 2000199203 A JP2000199203 A JP 2000199203A JP 2002017089 A JP2002017089 A JP 2002017089A
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Masaharu Kitado
正晴 北堂
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】負荷3の特性や動作モードに対し、追従性や安
定性といった制御性能を向上させる。 【解決手段】誤差アンプを含めてデジタル制御方式でP
WM制御回路1Bを構成し、PWM出力信号のデューテ
ィー比を制御する誤差アンプ部への2つの入力信号の差
を算出する減算器1Baと、減算器1Baからの減算結
果を保持する第1のレジスタ1Bbと、第1のレジスタ
1Bbの値に応じて加算器1Bdへの増減データを演算
する演算器1Bcと、演算器1Bcからの演算結果と加
算器1Bdからの出力データとを加算する加算器1Bd
と、加算器1Bdの出力データであるパルス幅データを
保持する第2のレジスタ1Beとから構成され、第2の
レジスタ1Beのデータをカウンタ部(B)が一定周期
のクロックでカウントすることによりPWM信号を出力す
ることを特徴とするデジタル式のPWM制御回路1Bで
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル制御方式を
用いたPWM制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】スイッチング素子を用いたPWM制御方
式による負荷の駆動制御回路は省電力化や小型化に優れ
るため近年多用されている。
【0003】図11に示すように、少なくとも放電灯及
びLC共振回路を含む負荷3を駆動する一般的なPWM
制御回路を用いたインバータ回路は、インバータ制御回
路1とインバータ回路本体2とから構成されている。
【0004】前記インバータ制御回路1は、コントロー
ル回路1Aとアナログ式のPWM制御回路1Bとから構
成されている。
【0005】また、インバータ回路本体2をスイッチン
グ制御するために一般的によく用いられるアナログ式の
PWM(pulse width modulation)制御回路1Bは、コ
ントロール回路1Aからの指令値1Aaと実測値1Ab
とを入力とし、それらの偏差に比例するPWM信号を出
力する。
【0006】インバータ回路本体2は、一般的に一対の
スイッチング素子の直列回路を有し、内蔵するスイッチ
ング素子をインバータ制御回路1AからのPWM信号に
より交互にON/OFFさせることで、負荷3を駆動す
る交流電圧を出力する。
【0007】ここで、アナログ式のPWM制御回路1B
は、図12(a)に示すようにコンデンサC2と抵抗R
とオペアンプとからなり、図12(b)に示す誤差アン
プ出力S1を出力する誤差アンプ1BAと、コンデンサ
C1への充放電により図12(b)に示すのこぎり波S
2を発信する回路1BBと、誤差アンプ1BAと前記の
こぎり波発信回路の出力との差である図12(c)に示
すPWM信号を出力するコンパレータ1BCとからなっ
ている。
【0008】PWM制御回路1Bにおいて、誤差アンプ
出力S1とのこぎり波S2とをコンパレータ1BCが比
較し、誤差アンプ出力S1に比例したデューティー比の
PWM信号が出力される。そのPWM信号を入力とするイ
ンバータ回路本体2により負荷3が駆動される。
【0009】上述したように、前記コンパレータ1BC
からの出力である図12(c)に示すアナログ式のPW
M制御回路からのPWM出力の特性は誤差アンプ1BA
に依存し、この構成ではPWM出力の特性は一定に固定
されたものとなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらインバー
タ回路が駆動する対象としては、放電灯やLC共振回路な
どがあり、これらの負荷としての特性を考えると、過渡
時や定常時といったそれぞれの動作モードにより負荷特
性が異なり、その負荷特性に応じた制御が求められる。
【0011】すなわち過渡時においては早期に目標値に
追従するために急峻な電圧・電流の供給が必要とされ、
定常時には安定した動作のための電圧・電流供給が求め
られる。
【0012】このような負荷3からの要求に対して、図
12(a)に示すような従来のアナログ式誤差アンプ回
路では両方の動作モード即ち過渡時及び定常時に対応す
るため、その中間的な特性に設定することで対処してい
るが、負荷の種類によっては対処しきれない場合もあ
り、目標値への追従が遅れたり、安定性に欠けたりする
場合が生ずる。
【0013】本発明は、このような従来のアナログ式P
WM制御回路が有していた問題を解決しようとするもの
であり、負荷特性に対応して安定性及び追従性を図るこ
とのできるデジタル式PWM制御回路を提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
あっては、PWM方式を用いるインバータの制御回路に
おいて、パルス幅データを出力する誤差アンプ部と、該
パルス幅データに基づいてPWM信号を出力するカウン
タ部とから構成されるPWM制御回路であって、前記誤
差アンプ部は入力される2つの信号の差である絶対値や
符号を算出する減算器と、該減算器からの減算結果を保
持する第1のレジスタと、該第1のレジスタの値に応じ
て増減データを演算する演算器と、該演算器からの出力
データとパルス幅データとを加算する加算器と、該加算
器からの出力データであるパルス幅データを保持する第
2のレジスタと、から構成されるとともに、前記カウン
タ部が前記第2のレジスタから出力されるパルス幅デー
タを一定周期のクロックでカウントすることによりPW
M信号を出力することを特徴とするものである。
【0015】請求項2に記載の発明にあっては、請求項
1に記載の発明において、前記第2のレジスタのデータ
更新時間即ちデータ更新クロックの周波数を、外部から
設定変更できる構成を有することを特徴とするものであ
る。
【0016】請求項3に記載の発明にあっては、請求項
1乃至2に記載の発明において、前記演算器は、前記減
算器の減算結果に従ってデータを出力し、出力データを
もとに前記第2のレジスタが前記加算器を通して一定時
間間隔でデータを更新するインクリメンタとして動作す
ることを特徴とするものである。
【0017】請求項4に記載の発明にあっては、請求項
1乃至2に記載の発明において、前記演算器は、前記減
算器の減算結果に従って所定の「+」または「−」の値
としてデータを出力し、出力データをもとに前記第2の
レジスタが前記加算器を通して一定時間間隔でデータを
更新するインクリメンタとして動作することを特徴とす
るものである。
【0018】請求項5に記載の発明にあっては、請求項
1乃至2に記載の発明において、前記演算器は、前記減
算器の減算結果に従って所定の「+」または「−」の値
としてデータを出力し、出力データをもとに前記第2の
レジスタが前記加算器からの出力データを更新する時間
間隔を、前記減算器の減算結果の絶対値に基づいて変更
するようにしたことを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態を説明する。図1は、本発明の第1実施形態
によるデジタル式PWM制御回路の基本構成図である。
図1において、誤差アンプ部(A)が図12(a)に示
す従来のアナログ式の誤差アンプ1BAに相当するとこ
ろで、コントロール回路1Aから誤差アンプ部(A)へ
の2つの入力である指令値1Aaと実測値1Abの差を
算出する減算器1Baと、減算器1Baの出力データを
保持する第1のレジスタ1Bbと、第1のレジスタ1B
bの値に応じてパルス幅データの増減ステップを算出す
る演算器1Bcと、演算器1Bcの出力データと現在の
パルス幅データとを加算し、次のパルス幅データを算出
する加算器1Bdと、加算器1Bdの出力データを保持
する第2のレジスタ1Beとから構成されている。
【0020】この構成により、減算器1Baおよび第1
のレジスタ1Bbで2つの入力の差を算出し、演算器1
Bcと加算器1Bdと第2のレジスタ1Beで誤差アン
プとしての動作をさせている。
【0021】また、第1のレジスタ1Bbと第2のレジ
スタ1Beのデータを更新するラッチ制御やRCY信号
を外部から設定変更可能とすることで、誤差アンプとし
ての追従速度を設定変更可能としている。
【0022】さらに、カウンタ部(B)が、誤差アンプ
部(A)の出力するパルス幅データを実際のPWM信号
に変換して出力し、図1に示すようにパルス幅データの
値をプリセット入力とするプリセットカウンタ1Bf
と、プリセットカウンタ1Bfがカウントアップした際
に出力されるRCY(リップルキャリー)信号を保持す
るフリップフロップ1Bgと、PWM信号の周波数を設
定するとともに、プリセットカウンタ1Bfおよびフリ
ップフロップ1Bgを初期化するクロックを発生する第
1のクロック1Bhと、プリセットカウンタ1Bfがカ
ウントするクロックを発生する第2のクロック1Bi
と、フリップフロップ1BgのQB出力および第1のク
ロック1Bhのクロック信号を入力とし、この2つの入
力信号から回路全体のPWM信号を出力するAND回路
1Bjとから構成されている。
【0023】次に、図2にカウンタ部(B)の動作タイ
ムチャートを示す。図2(a)に示す第1のクロック1
Bhが回路全体のPWM周期T1を規定し、プリセット
カウンタ1Bfが図2(b)に示す第2のクロック1B
iを図2(c)に示すカウンタデータ分だけカウントす
ると、図2(d)に示すRCY信号が送出される。
【0024】図2(a)に示す第1のクロック1Bhと
図2(e)に示すフリップフロップ出力QB信号とを入
力とするAND回路1Bjからの出力が、図2(f)に
示すPWM出力となり、これが回路全体のPWM出力で
あり、このPWM出力のON時間がT2となる。
【0025】上述したように、本発明の第1実施形態に
より、図12に示す従来のアナログ式のPWM制御回路
と等価な動作を得ることができるとともに、クロックや
演算器1Bcを負荷の特性や動作モードに応じて設定す
ることで、デジタル回路としての特性を利用して従来の
誤差アンプでは実現できないような細かな制御特性をも
った誤差アンプを実現することができる。
【0026】次に、図3(1)に本発明の第2実施形態
によるデジタル式PWM制御回路の演算器の構成図を示
す。本実施形態は、図1に示す第1実施形態における演
算器1Bcを図3(1)に示す演算回路1Bk、ダウン
カウンタ1Bm及びLOGIC回路1Bnからなる演算
器に置き換えたものである。
【0027】ここで本実施形態の動作について説明する
と、演算回路1Bkは第1のレジスタ1Bbの値に応じ
て加算器1Bdが加算していくデータを出力し、その絶
対値をダウンカウンタ1Bmへ、符号をLOGIC回路
1Bnへ出力する。ダウンカウンタ1Bmには演算回路
1Bkの絶対値がプリセットされる。そして、カウンタ
部(B)からのRCY信号によりダウンカウントを行
い、カウントデータをLOGIC回路1Bnに出力す
る。LOGIC回路1Bnでは、カウントデータを監視
し、カウントデータが0でない場合には演算回路1Bk
から入力される符号により「1」または「−1」を加算
器1Bdに出力し、カウントデータが0の場合には
「0」を加算器1Bdに出力する。
【0028】図3(2)に本実施形態における演算器の
動作タイムチャートを示す。図3(2)の(a)に示す
ように第1のレジスタ1Bbのラッチ制御から少し遅れ
て、図3(2)の(b)に示す第1のレジスタ1Bbの
データが更新され、さらに少し遅れて演算回路1Bkが
図3(2)の(c)に示す演算結果を出力する。図3
(2)の(g)に示すRCY信号が入力されるごとに、
図3(2)の(e)に示すカウントデータがデクリメン
トされ、それに対応して図3(2)の(h)に示すレジ
スタのデータがインクリメント/デクリメントされる構
成をとっている。
【0029】これは、図4(a)に示すように減算結果
がノイズ信号を含んでいる場合、第1実施形態では図4
(b)に示す演算器出力が減算結果に応じて即時に変化
するが、本実施形態では図3b(g)に示すRCY信号
をもとにインクリメント/デクリメントしながら所定の
結果に近づいていくような構成をとっているので、図4
(c)に示す演算器出力のようにノイズの影響を受けに
くいものとなる。本実施形態のような演算器にすること
で、ノイズ耐性の高い誤差アンプを構成でき、安定した
制御を得ることができる。
【0030】また、図3(1)におけるダウンカウンタ
1Bmのクロックをカウンタ部(B)からのRCY信号
の代わりに、外部から設定変更可能とすることにより、
インバータ回路の動作モードに応じて追従性能を変更す
ることも可能で、本発明で目的とした動作モードに対応
した制御性能の向上をはかることができる。
【0031】また、図5に制御性をより向上させる別の
例として本発明の第3実施形態を示す。なお、本実施形
態のデジタル式PWM制御回路の基本構成は、第1実施
形態のものとよく似ており、同じ部分については同一の
番号を付して、その詳細な説明を省略する。本実施形態
は、プリセットカウンタ1Bfに出力するパルス幅デー
タを保持する第2のレジスタ1Beのデータ更新を、プ
リセットカウンタ1Bfがカウントアップするたびごと
に出力するRCY(リップルキャリー)信号を用いて行
うのに対し、本実施形態では第3のクロック1Boを用
いてデータ更新を行うようにしたものである。
【0032】これにより、第2のレジスタ1Beのデー
タ更新間隔を、第3のクロック1Boのクロック周波数
を変更することにより任意に行うことができ、結果とし
て制御性がより向上される。つまり過渡時の追従性を要
求される場合はクロックを速く、定常時の安定性を要求
される場合はクロックを遅くして耐ノイズ性を向上させ
ることができる。
【0033】さらに、同様な効果を得ることを目的とし
た他の例として、図6に示す本発明の第4実施形態のよ
うに第2のレジスタ1Beとプリセットカウンタ1Bf
の間にデジタルフィルタ1Bqを設けることも可能であ
る。デジタルフィルタ1Bqの係数や第4のクロック1
Bpのクロック周波数を変更することにより、上述した
第3実施形態での第3のクロック1Boのクロック周波
数を変更することによる制御性の向上と同様の効果が得
られる。
【0034】次に、図7に本発明の第5実施形態の動作
波形を示す。本実施形態は、上述した第3実施形態の構
成において減算器1Baの減算結果の符号に基づいて、
演算器1Bcが一定の「+」または「−」の値を出力
し、第3のクロック1Boが一定周波数のパルスを第2
のレジスタ1Beへ出力し、その結果、第2のレジスタ
1Beがインクリメンタ/デクリメンタとして動作する
ものである。
【0035】図7において、図5に示す誤差アンプ部
(A)への2つの入力が図7(a)に示される信号であ
ったときの演算器1Bcからの出力を図7(b)の演算
器出力として示し、その演算器出力が加算器1Bdで演
算された結果を図7(c)に示すレジスタ1Beのデー
タとして示している。本実施形態では、演算器1Bcは
減算器1Baの減算結果の符号に基づいて一定の「+」
または「−」の値を出力するようにしているので、安定
性の向上をはかることができる。
【0036】図7では安定性を得るための第5実施形態
の動作波形を示したが、図8では誤差アンプ(A)の追
従性を向上させた本発明の第6実施形態の動作波形を示
す。なお、本実施形態のデジタル式PWM制御回路の基
本構成は、第3実施形態のものとよく似ており、同じ部
分については同一の番号を付して、その詳細な説明を省
略する。図5に示す誤差アンプ部(A)への2つの入力
が図8(a)に示される信号であったときの、演算器1
Bcからの出力を図8(b)の演算器出力として示し、
演算器出力が加算器1Bdで演算された結果を図8
(c)に示すレジスタ1Beのデータとして示してい
る。
【0037】本実施形態では、図8(b)に示す演算器
出力が減算器1Baの減算結果の符号および絶対値の両
方に従って出力されている。これにより追従性が向上
し、アナログアンプに近い性能が得られる。
【0038】また、図9に安定性と追従性を向上させる
ことを目的とした本発明の第7実施形態の動作波形を示
す。この動作波形を出力する本実施形態は、図10に示
すように第5のクロック1Brのクロック周波数が減算
器1Baの減算結果の絶対値に応じて変化し、演算器1
Bcが減算器1Baの減算結果の符号に基づいて一定の
「+」または「−」の値を出力するようにしたものであ
る。
【0039】第5のクロック1Brは、クロックの周波
数を減算結果の絶対値が大きいときは高く、小さいとき
には低くなるように設定することにより、追従性・安定
性の向上を得ることができるものである。図5における
誤差アンプ部(A)への2つの入力が図9(a)に示さ
れる信号であったときの減算器1Baによる減算結果を
図9(b)の減算器出力として示し、その減算器出力が
演算器1Bcにより演算された演算結果を図9(b)の
演算器出力として示し、その演算器出力が加算器1Bd
で演算された結果を図9(c)のレジスタ1Beのデー
タとして示している。
【0040】また、上述した第6実施形態と第7実施形
態の組み合わせの例として、減算器1Baの減算結果に
応じて演算器1Bcの符号と絶対値および第5のクロッ
ク1Brの周波数を変えて誤差アンプ(A)を構成する
ことも可能である。これにより、負荷特性や動作モード
に応じてより細かな制御が実現できるとともに、追従性
・応答性により優れた誤差アンプ(A)を構成すること
ができる。
【0041】尚、図4、7、8、9の各図は実際にはデ
ジタル値として処理されるが、イメージ的にわかりやす
くするためアナログで表示している。
【0042】
【発明の効果】本発明のデジタル式PWM制御回路によ
れば、負荷特性や動作モードに対し最適に制御を行うこ
とができ、追従性・安定性の高いデジタル式PWM制御
回路を提供することができるとともに、回路構成が簡略
化され、回路が小型化できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるデジタル式PWM
制御回路の基本構成図である。
【図2】上記発明のカウンタ部の動作波形を示す図であ
る。
【図3】本発明の第2実施形態によるデジタル式PWM
制御回路における演算器の回路構成図と上記発明の誤差
アンプ部の動作タイムチャートである。
【図4】上記発明の演算器の動作波形図である。
【図5】本発明の第3実施形態によるクロックを外部よ
り設定変更可能としたデジタル式PWM制御回路構成図
である。
【図6】本発明の第4実施形態によるデジタルフィルタ
の構成図である。
【図7】本発明の第5実施形態によるデジタル式PWM
制御回路の動作波形図である。
【図8】本発明の第6実施形態によるデジタル式PWM
制御回路の動作波形図である。
【図9】本発明の第7実施形態によるデジタル式PWM
制御回路の動作波形図である。
【図10】上記発明の回路構成図である。
【図11】一般的なインバータ制御回路のブロック図で
ある。
【図12】従来のアナログ式PWM制御回路とその出力
図である。
【符号の説明】
1 インバータ制御回路 2 インバータ回路本体 3 負荷 1A コントロール回路 1Aa 指令値 1Ab 実測値 1B PWM制御回路 1BA 誤差アンプ 1BB のこぎり波発信回路 1BC コンパレータ 1Ba 減算器 1Bb 第1のレジスタ 1Bc 演算器 1Bd 加算器 1Be 第2のレジスタ 1Bf プリセットカウンタ 1Bg フリップフロップ 1Bh 第1のクロック 1Bi 第2のクロック 1Bj AND回路 1Bk 演算回路 1Bm ダウンカウンタ 1Bn LOGIC回路 1Bo 第3のクロック 1Bp 第4のクロック 1Bq デジタルフィルタ 1Br 第5のクロック C1 のこぎり波発信回路におけるコンデンサ C2 誤差アンプ部におけるコンデンサ R 抵抗 S1 誤差アンプ出力 S2 のこぎり波

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PWM方式を用いるインバータの制御回路
    において、パルス幅データを出力する誤差アンプ部と、
    前記パルス幅データに基づいてPWM信号を出力するカ
    ウンタ部とから構成されるデジタル式PWM制御回路で
    あって、前記誤差アンプ部は、入力される2つの信号の
    差である絶対値や符号を算出する減算器と、該減算器か
    らの減算結果を保持する第1のレジスタと、該第1のレ
    ジスタの値に応じて増減データを演算する演算器と、該
    演算器からの出力データとパルス幅データとを加算する
    加算器と、該加算器からの出力データであるパルス幅デ
    ータを保持する第2のレジスタと、から構成されるとと
    もに、前記カウンタ部が前記第2のレジスタから出力さ
    れるパルス幅データを一定周期のクロックでカウントす
    ることによりPWM信号を出力することを特徴とするデ
    ジタル式PWM制御回路。
  2. 【請求項2】前記第2のレジスタのデータ更新時間であ
    るデータ更新クロックの周波数を、外部から設定変更で
    きる構成を有することを特徴とする請求項1記載のデジ
    タル式PWM制御回路。
  3. 【請求項3】前記演算器は、前記減算器の減算結果に従
    ってデータを出力し、出力データをもとに前記第2のレ
    ジスタが前記加算器を通して一定時間間隔でデータを更
    新するインクリメンタとして動作することを特徴とする
    請求項1乃至請求項2記載のデジタル式PWM制御回
    路。
  4. 【請求項4】前記演算器は、前記減算器の減算結果に従
    って所定の「+」または「−」の値としてデータを出力
    し、出力データをもとに前記第2のレジスタが前記加算
    器を通して一定時間間隔でデータを更新するインクリメ
    ンタとして動作することを特徴とする請求項1乃至請求
    項2記載のデジタル式PWM制御回路。
  5. 【請求項5】前記演算器は、前記減算器の減算結果に従
    って所定の「+」または「−」の値としてデータを出力
    し、出力データをもとに前記第2のレジスタが前記加算
    器からの出力データを更新する時間間隔を、前記減算器
    の減算結果の絶対値に基づいて変更するようにしたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項2記載のデジタル式P
    WM制御回路。
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