JP2002017033A - 端子保護キャップ - Google Patents

端子保護キャップ

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JP2002017033A
JP2002017033A JP2000194841A JP2000194841A JP2002017033A JP 2002017033 A JP2002017033 A JP 2002017033A JP 2000194841 A JP2000194841 A JP 2000194841A JP 2000194841 A JP2000194841 A JP 2000194841A JP 2002017033 A JP2002017033 A JP 2002017033A
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JP
Japan
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terminal
cap
protection cap
alternator
cap portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000194841A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Fuse
和彦 布施
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、端子を簡単に露出および保護でき
る構造にして、端子を相手側部材に取付ける作業やメン
テナンス時の端子の脱着作業の作業性を向上させること
ができる端子保護キャップを提供するものである。 【解決手段】 端子12に被覆される半球状のキャップ部
16と、このキャップ部16に一体的に設けられた中空円筒
部17のキャップ部16側端部に蛇腹部16a、17aを形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端子保護キャップ
に関し、詳しくは、自動車に搭載されるワイヤハーネス
を構成する電線の一部に設けられたアース端子やオルタ
ネータ等に接続される端子を外部から保護することがで
きる端子保護キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車等に搭載される電気機器
は電線によって接続されており、特に、オルタネータ
(ACG)等のように高電圧、高温の電気機器に電線を
接続するには、周辺機器との干渉、オルタネータからの
熱の影響、水の侵入等を考慮してオルタネータに接続さ
れる電線の端子を保護キャップを被覆するようにしてい
る。
【0003】従来のこの種の端子保護キャップとして
は、例えば、図3、4に示すようなものがある。図3、
4において、1は電線であり、この電線1の端部にはボ
ルト挿通穴2aが形成された端子2が設けられ、この端
子2は図示しないオルタネータ等にボルト3によって取
付けられるようになっている。
【0004】また、電線1にはゴムや塩化ビニール等の
弾性部材からなる端子保護キャップ4が装着されるよう
になっており、この端子保護キャップ4は半球状に構成
され、端子2に被覆されるキャップ部5と、キャップ部
5と一体的に形成され、電線1が挿通される中空円筒部
6とから構成されている。
【0005】このような構成を有する端子保護キャップ
4にあっては、図3(b)に示すようにキャップ部5に
よって端子2を覆うようにして電線1に端子保護キャッ
プ4を取付けた状態で自動車メーカーに納入するように
なっており、自動車メーカーでは、図4に示すようにキ
ャップ部5を中空円筒部6側にめくって端子2を剥き出
しにした後、ボルト7を挿通穴2aを通してオルタネー
タ等のボルト挿通穴に螺合することによって端子2をオ
ルタネータに取付け、次いで、キャップ部5を端子2側
にずらしてキャップ部5を端子2に被覆するようになっ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の端子保護キャップにあっては、電線1をオル
タネータ等に取付ける際に、キャップ部5を中空筒状部
4側にめくる作業と、端子2をオルタネータ等に取付け
た後にキャップ部4を端子2側に折返す作業とが必要で
あり、しかもキャップ部4はめくりおよび折返しを容易
に行なうための構造になっていないため、電線1をオル
タネータ等に取付ける作業やオルタネータ等のメンテナ
ンス時に電線1を脱着する作業が非常に面倒なものとな
ってしまうという問題が発生してしまった。
【0007】そこで本発明は、端子を簡単に露出および
保護できる構造にして、端子を相手側部材に取付ける作
業やメンテナンス時の端子の脱着作業の作業性を向上さ
せることができる端子保護キャップを提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、電線の端部に設けられたボ
ルト止め用の端子を保護する端子保護キャップであっ
て、前記端子を蔽う半球状のキャップ部と、該キャップ
部と一体的に設けられ前記端子を前記キャップ部に挿通
可能な中空円筒部とを備え、前記中空円筒部の前記キャ
ップ部側端部および前記キャップ部を蛇腹状に形成した
ことを特徴としている。
【0009】その場合、中空円筒部のキャップ部側端部
およびキャップ部を蛇腹状に形成したため、キャップ部
を中空筒状部側にめくる際または中空筒状部側から折返
す際に蛇腹を境に行なうことができ、キャップ部によっ
て端子を簡単に露出および保護することができ、端子を
オルタネータ等の相手側部材に取付ける作業やメンテナ
ンス時の端子の脱着作業の作業性を向上させることがで
きる。
【0010】特に、半球状のキャップ部に蛇腹を形成し
たため、キャップ部をめくる際に蛇腹を縮ませることに
よってキャップ部を簡単にめくることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0012】図1、2は本発明に係る端子保護キャップ
の一実施形態を示す図である。
【0013】まず、構成を説明する。図1、2におい
て、11は電線(図1には記載なし)であり、この電線11
の端部にはボルト挿通穴12aが形成された端子12が設け
られ、この端子12はオルタネータ13にボルト14によって
取付けられるようになっている。
【0014】また、電線11にはゴムや塩化ビニール等の
弾性部材からなる端子保護キャップ15が装着されるよう
になっており、この端子保護キャップ15は半球状に構成
され、端子12に被覆されるキャップ部16と、キャップ部
16と一体的に形成され、電線11が挿通される中空円筒部
17とから構成されている。
【0015】また、中空円筒部17のキャップ部16側端部
およびキャップ部16には蛇腹部16a、17aが形成されて
おり、この蛇腹部16a、17aは連続している。
【0016】次に、端子保護キャップ15が取付けられた
電線11をオルタネータ13に取付ける方法を説明する。
【0017】ワイヤハーネスのメーカー側で、電線11に
端子保護キャップ15を装着した状態で自動車メーカーに
電線11を含んだワイヤハーネスを納入する。自動車メー
カーでは、キャップ部16を中空円筒部17側にめくって端
子12を剥き出しにした後、ボルト14を挿通穴12aを通し
てオルタネータ13のボルト挿通穴に螺合することによっ
て端子12をオルタネータ13に取付け、次いで、キャップ
部16を端子12側に折返してキャップ部16を端子12に被覆
する。
【0018】本実施形態では、中空円筒部17のキャップ
部16側端部およびキャップ部16には蛇腹部16a、17aを
形成したため、キャップ部16を中空円筒部17側にめくる
際に蛇腹部16a、17aを縮ませることによってキャップ
部16を簡単にめくることができる。
【0019】また、キャップ部16を端子12側に折返す際
には蛇腹部16a、17aを伸ばすことによってキャップ部
16を簡単に折返すことができる。特に、半球状のキャッ
プ部16に蛇腹部16aを形成したため、キャップ部16をめ
くる作業をより一層簡単に行なうことができる。
【0020】この結果、キャップ部16によって端子12を
簡単に露出および保護することができ、端子12をオルタ
ネータ13に取付ける作業やメンテナンス時の端子12の脱
着作業の作業性を向上させることができる。
【0021】なお、本実施形態では、端子12を取付ける
対象をオルタネータとしているが、これに限らず、電線
12がアース電線の場合には、端子12を車体パネルにボル
トによって取付けても良い。
【0022】要は、端子をボルトによって相手側部材に
取付ける際に端子を保護するキャップであれば何でも良
い。
【0023】また、キャップ部16に蛇腹部16aを形成す
る代りにキャップ部16の板厚を1.5mm〜2.5mmの間の薄肉
状にすることも考えられる。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、中空円筒
部のキャップ部側端部およびキャップ部を蛇腹状に形成
したため、キャップ部を中空筒状部側にめくる際または
中空筒状部側から折返す際に蛇腹を境に行なうことがで
き、キャップ部によって端子を簡単に露出および保護す
ることができ、端子をオルタネータ等の相手側部材に取
付ける作業やメンテナンス時の端子の脱着作業の作業性
を向上させることができる。
【0025】特に、半球状のキャップ部に蛇腹を形成し
たため、キャップ部をめくる際に蛇腹を縮ませることに
よってキャップ部を簡単にめくることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る端子保護キャップの一実施形態を
示す図であり、(a)はその外観図、(b)はその断面
図である。
【図2】(a)は一実施形態の端子保護キャップをめく
った状態で電線をオルタネータに取付ける状態を示す
図、(b)は端子をオルタネータに取付けた後に端子保
護キャップで端子を覆った状態を示す図である。
【図3】(a)は従来の電線と端子保護キャップの外観
図、(b)は端子保護キャップを電線に取付けた状態を
示す断面図である。
【図4】(a)は従来の端子保護キャップをめくった状
態で電線をオルタネータに取付ける状態を示す電線と端
子保護キャップの外観図、(b)は同図(a)の端子保
護キャップを断面で示すその電線の側面図である。
【符号の説明】
11 電線 12 端子 12a ボルト挿通穴 14 ボルト 15 端子保護キャップ 16 キャップ部 16a、17a 蛇腹部 17 中空円筒部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電線の端部に設けられたボルト止め用の端
    子を保護する端子保護キャップであって、 前記端子を蔽う半球状のキャップ部と、該キャップ部と
    一体的に設けられ前記端子を前記キャップ部に挿通可能
    な中空円筒部とを備え、 前記中空円筒部の前記キャップ部側端部および前記キャ
    ップ部を蛇腹状に形成したことを特徴とする端子保護キ
    ャップ。
JP2000194841A 2000-06-28 2000-06-28 端子保護キャップ Pending JP2002017033A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011023267A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Osaki Electric Co Ltd 導電性部材保護カバー
JP2012023811A (ja) * 2010-07-12 2012-02-02 Sumitomo Wiring Syst Ltd 端子金具へのゴムキャップ取付方法
JP2012217335A (ja) * 2004-10-01 2012-11-08 Federal Mogul Powertrain Inc 熱シールドおよびそれを含むアセンブリ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012217335A (ja) * 2004-10-01 2012-11-08 Federal Mogul Powertrain Inc 熱シールドおよびそれを含むアセンブリ
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