JP2002016727A - 緊急情報通知システム、緊急情報通知方法、緊急情報通知プログラム及び緊急情報サービスサーバ - Google Patents

緊急情報通知システム、緊急情報通知方法、緊急情報通知プログラム及び緊急情報サービスサーバ

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JP2002016727A
JP2002016727A JP2001109899A JP2001109899A JP2002016727A JP 2002016727 A JP2002016727 A JP 2002016727A JP 2001109899 A JP2001109899 A JP 2001109899A JP 2001109899 A JP2001109899 A JP 2001109899A JP 2002016727 A JP2002016727 A JP 2002016727A
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JP2001109899A
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Kenji Kuramae
健治 藏前
Tei Satake
禎 佐竹
Koichi Yamamoto
幸一 山本
Koji Sakamoto
浩司 阪本
Akira Baba
朗 馬場
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動端末の利用者が緊急状態となった場合
に、迅速に対応することのできる緊急情報通知システム
及びその方法を提供する。 【解決手段】 現在位置の位置情報を取得して位置情報
データとして送信するとともに、緊急時に緊急信号を送
信する移動端末Aと、移動端末から送信される位置情報
データをネットワークNを介して受信し、要求に応じて
該位置情報データを出力する位置情報サービスサーバB
と、緊急信号を受信した場合に当該緊急信号を出力した
移動端末の位置情報データを前記位置情報サービスサー
バから取得して、移動端末毎に設定される通報先に対し
て前記移動端末の位置情報データを含む緊急情報データ
を送信する緊急情報サービスサーバCと、を有して構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動端末の利用者が
緊急の事態に陥った場合に通報を行う緊急情報通知シス
テム、緊急情報通知方法、緊急情報通知プログラム及び
緊急情報サービスサーバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、全地球測位システム(Globa
l Positioning System:GPS)
や簡易型携帯電話システム(Personal Han
dyphone System:PHS)を用いて、移
動端末の位置を測定する技術が盛んに検討されている。
さらに、これらによる端末位置情報を活用したサービス
の提供も開始されつつある。具体的には、ストーカー防
止のための緊急通報サービス、病気がちの高齢者向けの
緊急通報サービス、徘徊老人の徘徊による事故防止のた
めの移動追跡サービス等、端末位置情報を活用する高度
な緊急情報サービスシステムが検討されている。
【0003】従来の端末位置情報を活用した緊急情報サ
ービスシステムの一例が、特開2000−040195
号公報に記載されている。このものは、PHS端末で非
常ボタンが押された場合に、警備センター装置に通報し
て位置情報の確認や周囲音声の録音を行うようになされ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のシステムでは、次のような問題がある。即
ち、従来のシステムでは緊急通報の主体がサービスを直
接受ける主体である端末利用者本人であり、この端末利
用者の関係者である保護者等個人の第三者が、電話、F
AX、パソコンなどの消費者向け端末から緊急通報して
端末利用者の位置を確認するものではない。従って、従
来の緊急情報サービスシステムにおいては、前記の第三
者等が端末利用者本人の位置を知ることができないとい
う問題点があった。
【0005】本発明は、上記問題点を改善するために成
されたもので、その目的とするところは、端末利用者に
関係のある第三者から緊急通報をして、第三者により端
末利用者の緊急対応が可能な緊急情報通知システム、緊
急情報通知方法、緊急情報通知プログラム及び緊急情報
サービスサーバを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するために、本発明の緊急情報通知システムにあって
は、現在位置の位置情報を取得して位置情報データとし
て送信する移動端末と、前記移動端末の利用者と関係す
る登録者が保有し、緊急要請信号を送信する登録者端末
と、前記移動端末から送信される位置情報データをネッ
トワークを介して受信し、要求に応じて該位置情報デー
タを出力する位置情報サービスサーバと、前記登録者端
末から緊急要請信号を受信した場合に、前記利用者の移
動端末の位置情報データを前記位置情報サービスサーバ
から取得して、前記登録者端末に対して前記移動端末の
位置情報データを含む緊急情報データを送信する緊急情
報サービスサーバと、を有することを特徴とするもので
ある。
【0007】また、本発明の緊急情報通知方法にあって
は、登録者端末から緊急要請信号を受信する第1のステ
ップと、該緊急要請信号を受信した場合に、移動端末か
ら送信された位置情報データを受信して出力する位置情
報サービスサーバから前記登録者端末と関係する移動端
末の位置情報データを取得する第2のステップと、前記
移動端末の位置情報データを含む緊急情報データを登録
者端末に送信する第3のステップと、を備えたことを特
徴とするものである。
【0008】また、前記第3のステップは、位置情報デ
ータを文字データとして緊急情報データに含めて送信し
てもよく、位置情報データを対応位置の地図の画像デー
タとして緊急情報データに含めて送信するものであるこ
とも好ましい。より好ましくは、登録者端末毎に該登録
者端末の受信データ形式にデータ形式を対応させて緊急
情報データを生成し送信するものである。
【0009】また、前記第3のステップは、緊急情報デ
ータを緊急時対応機関に設置された緊急時対応機関サー
バにも送信するものであってもよい。この場合、前記第
3のステップは、緊急情報データを送信した緊急時対応
機関の連絡先データを前記登録者端末に送信するもので
あることが、登録者と緊急時対応機関との連携の観点で
好ましい。更に、緊急時対応機関から移動端末所在地ま
での所要時間のデータである所要時間情報データを獲得
する第4のステップを第3のステップの後に設けるとと
もに、所要時間情報データを登録者端末に送信する第5
のステップを設けたり、移動端末所在地への派遣者を派
遣者情報データとして獲得する第6のステップを第3の
ステップの後に設けるとともに、派遣者情報データを登
録者端末に送信する第7のステップを設けたりすること
は、より連携を深める上で好ましいものである。所要時
間情報データの獲得は、前記緊急時対応機関サーバが位
置情報データに基づいて算出するものを受信するもので
あってよく、また緊急情報サービスサーバが位置情報デ
ータに基づいて算出するものであってもよい。派遣者情
報データの獲得は、前記緊急時対応機関サーバの決定す
るものを受信するものであってもよく、緊急情報サービ
スサーバが予めデータベース等を保持しておいて独自に
決定するものであってもよい。派遣者の情報の変動など
に迅速に対応する観点からは、派遣者により近い緊急時
対応機関サーバの側での派遣者情報データの決定がより
好ましい。
【0010】また、前記第2のステップは、緊急要請信
号を受信した場合に、前記移動端末より定期的に送信さ
れる位置情報データを受信し蓄積する位置情報サービス
サーバから該移動端末に関する蓄積記憶されたデータの
うちの最新の位置情報データを取得してもよい。
【0011】本発明の緊急情報通知プログラムにあって
は、請求項1乃至9のいずれかに記載の緊急情報通知方
法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴
とするものである。
【0012】本発明の緊急情報サービスサーバにあって
は、登録者端末からの緊急要請信号を受信する緊急信号
受信部と、該緊急信号受信部が緊急要請信号を受信した
場合に、移動端末から送信された位置情報データを受信
して出力する位置情報サービスサーバから前記登録者端
末と関係する移動端末の位置情報データを取得する位置
情報取得部と、前記移動端末の位置情報データを含む緊
急情報データを登録者端末に送信する緊急情報送信部
と、を備えたことを特徴とするものである。
【0013】前記緊急情報サービスサーバは、位置情報
データを文字データとして緊急情報データに含めて送信
するものであってもよく、また、位置情報データを対応
位置の地図の画像データとして緊急情報データに含めて
送信するものであってもよい。より好ましくは、登録者
端末の受信データ形式に合致した形式の緊急情報データ
を送信するものがよい。
【0014】また、前記緊急情報サービスサーバは、緊
急情報データを緊急時対応機関に設置された緊急時対応
機関サーバにも送信するものであってもよく、この場合
には、前記緊急情報サービスサーバは、緊急情報データ
を送信した緊急時対応機関の連絡先データを前記登録者
端末に送信するものがより好ましい。
【0015】上記の場合において、更に、前記緊急時対
応機関サーバは、緊急情報データを受信すると位置情報
データに基づいて緊急時対応機関から移動端末所在地ま
での所要時間を算出して所要時間情報データとして前記
緊急情報サービスサーバに送信する時間情報送信部を備
え、緊急情報サービスサーバは、所要時間情報データを
受け取ると該所要時間情報データを登録者端末に送信す
る対応情報送信部を備え、前記登録者端末は、所要時間
情報データを受け取って登録者に通知する対応通知部を
備えたものとしてよい、また、前記緊急時対応機関サー
バは、緊急情報データを受信すると緊急時対応機関から
移動端末所在地に派遣する派遣者を決定し、派遣者情報
データとして前記緊急情報サービスサーバに送信する派
遣者情報送信部を備え、緊急情報サービスサーバは、派
遣者情報データを受け取ると該派遣者情報データを登録
者端末に送信する対応情報送信部を備え、前記登録者端
末は、派遣者情報データを受け取って登録者に通知する
対応通知部を備えたものとしてもよい。
【0016】また、前記移動端末は、定期的に位置情報
データを送信するとともに、前記位置情報サービスサー
バは、定期的に移動端末から送信される位置情報データ
を蓄積記憶する位置情報記憶部を備え、前記緊急情報サ
ービスサーバは、前記登録者端末から緊急要請信号を受
信した場合に、利用者の移動端末の位置情報データを前
記位置情報サービスサーバの位置情報記憶部から取得す
ることを特徴とするものであってもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明にかかる緊急情報通知シス
テム、緊急情報通知方法、緊急情報通知プログラム及び
緊急情報サービスサーバの第一実施の形態を図1〜図3
に基づいて、第二実施の形態を図4〜図6に基づいて、
第三実施の形態を図7、図8に基づいて説明する。 〔第一実施の形態〕図1は本発明の緊急情報通知システ
ムの一構成例を示すブロック図である。図2は本発明の
緊急情報通知システムの動作を説明するフローチャート
である。図3は緊急情報通知システムの信号の流れを示
した説明図である。
【0018】図1において、緊急情報通知システムは、
移動端末A、位置情報サービスサーバB、緊急情報サー
ビスサーバC、緊急時対応機関サーバD、登録者端末F
を備えて構成されている。移動端末Aは可搬性のある情
報通信端末であり、本実施の形態では携帯電話を用いて
いる。移動端末Aは、位置情報サービスサーバBや緊急
情報サービスサーバCと情報通信を行う場合、携帯電話
基地局Eまで無線通信を行い、携帯電話基地局Eから位
置情報サービスサーバBや緊急情報サービスサーバCま
ではネットワークに相当する公衆通信網Nを介して接続
する。また、緊急情報サービスサーバC、緊急時対応機
関サーバD相互間も公衆通信網Nにより接続されてい
る。位置情報サービスサーバB、緊急情報サービスサー
バCの相互間については、公衆通信網Nを介して接続し
てもよいが、両サーバは同一の場所に設置する場合が多
いことと、公衆通信網Nを介するよりも直接に接続した
方が情報のやりとりを高速にできること等から、公衆通
信網Nを介さずに直接接続をしてある。また、登録者端
末Fは、電話、パソコン、FAXなどの個人用の情報通
信端末であり、固定設置型の場合には電話回線などを介
して直接に公衆通信網Nに接続し、携帯電話等可搬性が
あり無線通信する情報通信端末の場合には、移動端末A
と同様に基地局Eを介して公衆通信網Nに接続するもの
である。
【0019】移動端末Aは、位置情報送信部1と、緊急
信号送信部2とを備えて構成されている。位置情報送信
部1は、移動端末Aの現在位置の位置情報を取得して該
位置情報を位置情報データS3として送信するものであ
り、具体的には全地球測位システム(Global P
ositioning System:GPS)の受信
装置を備えて構成されている。位置情報送信部1は、後
述の位置情報サービスサーバBの位置情報受信部3から
の要求に応じて位置情報をGPSより取得し、該取得し
た位置情報を位置情報データS3として位置情報受信部
3に送信する。位置情報データS3は、経度と緯度にて
表される座標データである。なお、位置情報の取得に要
する時間は、連続的に位置情報を取得する場合には数秒
内に行うことが可能であるが、所定間隔毎に時々取得す
る場合には、GPSの衛星を捕捉するための時間が必要
となるため、例えば約1分程度を要する。また、本シス
テムには多数の移動端末Aが接続されるため、個々の移
動端末Aを識別するために、移動端末A毎に個体識別番
号を有している。そして、該個体識別番号は、位置情報
サービスサーバBに送信する位置情報データや、緊急情
報サービスサーバCに送信する緊急信号S1に埋め込ま
れて使用される。
【0020】緊急信号送信部2は、移動端末Aの筐体に
設けられている不図示の緊急ボタンに操作が加えられた
場合に、緊急信号S1を送信するものである。具体的に
は、緊急信号送信部2は、後述の緊急情報サービスサー
バCの緊急信号受信部6に緊急信号S1を送信する。こ
の緊急信号S1は、移動端末Aの利用者が、ストーカ行
為に巻き込まれそうな場合や屋外移動中等に病状が急激
に悪化した場合等の緊急時に発せられるものである。な
お、本実施の形態においては、移動端末Aは緊急信号送
信部2を備えるものとして説明しているが、位置情報送
信部1を備えておればよく、緊急信号送信部2の無い移
動端末Aであってもよい。
【0021】位置情報サービスサーバBは、上述のよう
に公衆通信網Nに接続されたサーバ装置であって、位置
情報受信部3、位置情報出力部4を有して構成されてい
る。位置情報サービスサーバBは、公衆通信網Nを介し
て移動端末Aと情報通信を行い、位置情報データS3の
取得を行うものである。
【0022】位置情報受信部3は、位置情報出力部4か
らの要求に応じて、移動端末Aの位置情報送信部1に位
置情報データの送信を求め、位置情報データを受信する
と、該データを位置情報出力部4に入力するものであ
る。
【0023】位置情報出力部4は、後述の緊急情報サー
ビスサーバCの位置情報要求部7からの位置情報出力要
求信号S2による要求に応じて位置情報受信部3に位置
情報データS3を求め、位置情報受信部3から入力され
た位置情報データS3を、緊急情報サービスサーバCの
位置情報取得部8に出力するものである。なお、移動端
末Aから取得する位置情報データと、緊急情報サービス
サーバCに出力する位置情報データとは、データ形式が
異なるものであってもよく、また同一のものであっても
よい。両者のデータ形式が異なる場合には、位置情報サ
ービスサーバBが適宜データ形式を変更して出力すれば
よい。例えば、移動端末Aと位置情報サービスサーバB
との間で送受信される位置情報データS3がGPSシス
テムから取得される生データであって、該生データを位
置情報サービスサーバBが、緊急情報サービスサーバC
等にとって扱いやすいデータ形式に変換するものであっ
てもよい。
【0024】登録者端末Fは、移動端末Aの利用者と関
係のある第三者である登録者が有する装置であって、上
述のように公衆回線Nを介して緊急情報サービスサーバ
Cに接続されている。登録者端末Fは、緊急信号送信部
11と、緊急情報受信部12とを備えて構成してある。
【0025】緊急信号送信部11は、登録者端末Fの筐
体に設けられている操作ボタンに所定の操作が加えられ
た場合に、緊急要請信号S6を送信するものである。該
操作ボタンは電話機のプッシュボタンのようなものであ
ってもよく、また専用の緊急ボタンを設けて、該ボタン
を上記操作ボタンとしてもよい。具体的には、緊急信号
送信部11は、後述の緊急情報サービスサーバCの緊急
信号受信部6に緊急要請信号S6を送信する。この緊急
要請信号S6は、登録者側から見て、移動端末Aの利用
者が所在不明となった場合等、登録者が緊急に移動端末
Aの利用者の所在を知りたい場合に、登録者端末Fから
緊急情報サービスサーバCに送信されるものである。
【0026】緊急情報受信部12は、後述の緊急情報サ
ービスサーバCの緊急情報送信部9から緊急情報データ
S4を受信し、登録者に通知するものである。通知の手
段としては、音声、文字表示、画像表示等があり、登録
者端末Fの形態により異なるものとなっている。登録者
端末Fが電話機であれば、音声により緊急情報データS
4の内容が通知され、登録者端末FがFAXやパソコン
であれば、表示領域の大きさや解像度に応じて、文字や
画像にて緊急情報データS4の内容が通知される。
【0027】緊急情報サービスサーバCは、上述のよう
に公衆通信網Nに接続されたサーバ装置であって、登録
者データベース5a、緊急信号受信部6、位置情報要求
部7、位置情報取得部8、緊急情報送信部9を有して構
成されており、具体的にはコンピュータとコンピュータ
が実行するプログラムで構成されている。緊急情報サー
ビスサーバCは、登録者端末Fからの緊急要請信号S6
を受け取って、登録者端末Fと対応する移動端末Aの位
置情報データS3を取得して、位置情報データを含めた
緊急情報データS4を登録者端末F及び緊急時対応機関
サーバーDに送信するものである。また、緊急情報サー
ビスサーバCは、移動端末Aからの緊急信号S1を受け
取った場合には、緊急時対応機関サーバDに、当該移動
端末Aが緊急である旨とその位置情報データとを緊急情
報データS4として送信する。なお、登録者端末Fから
の緊急要請信号S6に対して、緊急情報サービスサーバ
Cは、少なくとも登録者端末Fに緊急情報データS4を
送信すればよい。従って登録者端末Fにのみ緊急情報デ
ータS4を送信するものであってもよい。
【0028】緊急信号受信部6は、移動端末Aの緊急信
号送信部2又は登録者端末Fの緊急信号送信部11から
送信される緊急信号S1又は緊急要請信号S6を受信し
て、該緊急信号S1又は緊急要請信号S6を位置情報要
求部7と、緊急情報送信部9とに出力するものである。
【0029】位置情報要求部7は、緊急信号受信部6か
ら緊急信号S1又は緊急要請信号S6を受け取ると、位
置情報サービスサーバBの位置情報出力部4に位置情報
データの出力を要求する位置情報出力要求信号S2を出
力する。また、緊急信号受信部6は、移動端末Aから緊
急信号S1を受信した場合には、緊急信号S1を受信し
たことを確認するために、移動端末Aに対して確認信号
S5を送信するようにしている。確認信号S5は文字情
報であってもよく、また定型の音声情報にしておいても
よい。本実施の形態においては、文字情報を送信し、移
動端末Aの不図示の表示部に受信した旨を表示するよう
にしている。
【0030】位置情報取得部8は、位置情報サービスサ
ーバBの位置情報出力部4から位置情報データS3を受
け取ると、該位置情報データS3を緊急情報送信部9に
出力するものである。
【0031】緊急情報送信部9は、緊急信号受信部6か
ら緊急信号S1を受け取り、位置情報取得部8から位置
情報データS3を受け取ると、緊急信号S1に埋め込ま
れた個体識別番号及び位置情報データS3から緊急情報
データS4を生成する。また、緊急情報送信部9は、緊
急信号受信部6から緊急要請信号S6を受け取り、位置
情報取得部8から位置情報データS3を受け取ると、緊
急要請信号S6を送信した登録者端末Fに対応した移動
端末Aの個体識別番号及び位置情報データS3から緊急
情報データS4を生成する。そして、緊急信号受信部6
が移動端末Aから緊急信号S1を受け取っている場合に
は、緊急信号受信部6は該緊急情報データS4を公衆通
信網Nを介して緊急時対応機関サーバDに送信する。一
方、緊急信号受信部6が登録者端末Fから緊急要請信号
S6を受け取っている場合には、緊急信号受信部6は該
緊急情報データS4を公衆通信網Nを介して登録者端末
Fの緊急情報受信部12と緊急時対応機関サーバDとに
送信する。また、この場合、緊急信号受信部6は、緊急
情報データS4に、どこの緊急時対応機関に緊急情報デ
ータS4を送信したかの情報を含め、登録者端末Fの緊
急情報受信部12に送信する。登録者端末Fにて該情報
を受信することにより、登録者はどの緊急時対応機関が
緊急対応を行ってくれるのかを迅速に把握することが可
能となり、登録者と緊急時対応機関との連携した対処が
可能となる。
【0032】また、緊急情報送信部9は、緊急要請信号
S6を受けて、緊急情報データS4を生成する際に、送
信先の登録者端末Fの受信データ形式に応じた形式の緊
急情報データS4を生成するようになしている。具体的
には、緊急情報送信部9は、電話機の登録者端末Fに緊
急情報データS4を送信する場合には、「現在、○○太
郎さんは、○○市、△△区、××町、○丁目の、××の
交差点、付近に、おられます」等の音声データの形式に
て位置情報データS3を含めた緊急情報データS4を生
成し送信する。また、登録者端末Fが携帯電話等文字表
示可能な端末の場合には、「現在、○○太郎さんは○○
市△△区××町○丁目の××の交差点付近におられま
す。」という住所の文字情報の形式にて位置情報データ
S3を含めた緊急情報データS4を生成し送信する。座
標データである位置情報データS3から住所情報への変
換は、どのようなものであってもよいが、本実施の形態
では、座標データと住所とを対応させたテーブルを用い
て変換することとしている。また、登録者端末FがFA
Xやパソコンなど画像を表示可能な端末の場合には、位
置情報データS3で示される位置を中心とした周囲の地
図画像を表す画像データを含めた緊急情報データS4を
生成し送信する。もちろん、緊急情報送信部9は、FA
Xの登録者端末Fに送信する場合にはFAXデータ形式
として送信し、パソコンに送信する場合にはパソコンに
対応したデータ通信の形式として送信している。このよ
うに緊急情報送信部9が送信する緊急情報データS4の
形式を種々変えるようにしているのは、多数の利用者に
対応した多数の登録者が存在し、種々の端末を登録者端
末Fとして使用する場合において、登録者が新たに設備
を購入することなく現有の端末を登録者端末Fとして使
用可能とするためである。移動端末A、登録者、登録者
端末F、端末のデータ受信形式の関係については登録者
データベース5aに記憶されており、緊急情報送信部9
は、登録者データベース5aを参照して緊急情報データ
S4を生成する。
【0033】緊急時対応機関サーバDは、位置情報サー
ビスサーバBや緊急情報サービスサーバCとは別体のも
のである。また、位置情報サービスサーバBや緊急情報
サービスサーバCが、緊急情報サービスを提供するサー
ビス提供会社等に設置されるのに対して、緊急時対応機
関サーバDは、警備会社や警察関係機関、病院など緊急
時対応機関に設置される。
【0034】緊急時対応機関サーバDは、緊急情報受信
部10を備えており、緊急情報受信部10は、緊急情報
サービスサーバCの緊急情報送信部9からの緊急情報デ
ータS4を受信することにより発報するものである。具
体的には、緊急情報受信部10は、緊急情報データS4
を受信すると、その内容を解析し、個体識別番号から移
動端末Aの利用者を特定し、位置情報データS3から移
動端末Aの所在を特定する。そして、緊急情報受信部1
0は利用者の名前、所在等を図外のモニタに表示した
り、図外のスピーカから音声出力したり、又は図外の印
字装置より紙出力するなどの発報動作を行う。
【0035】次に、上述のようにして構成された緊急情
報通知システムの、登録者端末Fが緊急要請信号S6を
送信してから登録者端末Fに緊急情報データS4が送信
されるまでの動作を図2、図3を用いて説明する。
【0036】まず、利用者が緊急事態に陥ったのではな
いかと登録者が考えた場合等に、登録者が登録者端末F
の不図示の緊急ボタン等を操作することにより、登録者
端末Fの緊急信号送信部11が緊急要請信号S6を無線
通信及び公衆通信網Nを介して緊急情報サービスサーバ
Cの緊急信号受信部6に送信する(ステップS10
1)。緊急信号受信部6は、位置情報要求部7に緊急要
請信号S6を出力し、位置情報要求部7はこれを受けて
位置情報出力要求信号S2を位置情報サーバ4の位置情
報出力部4に出力する(ステップS102)。位置情報
出力部4は、位置情報受信部3を介して移動端末Aから
位置情報データS3を受け取り、位置情報データS3を
位置情報取得部8に出力する(ステップS103)。こ
れにより位置情報取得部8は位置情報データS3を取得
する(ステップS104)。そして、緊急情報サービス
サーバCの緊急情報送信部9は、緊急要請信号S6を送
信した登録者端末Fに対応する移動端末Aの個体識別番
号と、位置情報データS3とを含めた緊急情報データS
4を登録者端末Fの受信データ形式に応じて生成し(ス
テップS105)、登録者端末Fと緊急時対応機関サー
バーDとに送信する(ステップS106)。そして、登
録者端末Fと緊急時対応機関サーバDの緊急情報受信部
10は該緊急情報データS4を受信する(ステップS1
07)。以上により、登録者は登録者端末Fにて移動端
末Aの利用者の位置を確認することができる。なお、緊
急時対応機関サーバーDは、緊急情報データS4を受け
取ると、その後、緊急情報データS4の内容を解析し、
個体識別番号から移動端末Aの利用者を特定し、位置情
報データから移動端末Aの所在を特定する。そして、緊
急情報受信部10は利用者の名前、所在等を図外のモニ
タに表示したり、図外のスピーカから音声出力したり、
又は図外の印字装置より紙出力するなどの発報動作を行
う。
【0037】以上のようにして構成した緊急情報通知シ
ステムにあっては第三者である登録者からの要請によ
り、登録者は移動端末Aの利用者を知ることができる。
また、登録者は使用する登録者端末Fとして現有のFA
X、電話機等を活用することができる。
【0038】なお、ネットワークは公衆通信網Nとして
いるが、専用回線で接続された閉鎖的な通信網であって
もよいのはもちろんである。
【0039】また、本実施の形態においては課金方法に
ついて説明をしていないが、緊急情報通知システムの課
金方法として、登録者端末Fから緊急要請信号S6を受
信するたびに、対応する移動端末Aの利用者に課金をし
たり、緊急情報データS4を送信するたびに対応する移
動端末Aの利用者に課金するものであってもよい。
【0040】〔第二実施の形態〕図4は本発明の緊急情
報通知システムの一構成例を示すブロック図である。図
5は本発明の緊急情報通知システムの動作を説明するフ
ローチャートである。図6は緊急情報通知システムの信
号の流れを示した説明図である。なお、図4〜図6にお
いては前述の第一実施の形態で説明したところの緊急情
報通知システム及びその方法等と同等の箇所には同じ符
号を付してあるので、同等の箇所の詳細な説明は省略す
る。
【0041】図4〜図6に示す本実施の形態の緊急情報
通知システム及びその方法等が、前述の第一実施の形態
で説明したところの緊急情報通知システム及びその方法
等と異なり特徴となるのは次の構成である。
【0042】即ち、移動端末Aの位置情報送信部1a
は、例えば10分間隔等の定期的に位置情報データS3
を位置情報サービスサーバBの位置情報受信部3aに送
信するようになし、位置情報受信部3aは位置情報サー
ビスサーバB内に別途設けた位置情報記憶部13に順次
位置情報データS3を蓄積するようになしてある。位置
情報記憶部13は、位置情報データS3を移動端末Aの
個体毎に分けて記憶している。なお、位置情報送信部1
aの位置情報データS3の送信間隔は、どのようなもの
であってもよいが、1分以上30分以下の間隔が好まし
い。更に好ましい間隔は10分である。本実施の形態に
おいては、10分の間隔としている。この間隔を1分よ
り短くすると、移動端末Aの負荷が大きくなるため好ま
しいものでなく、30分より長くすると、最新の位置情
報データであっても30分より以前のものであって、3
0分より前の位置を示すこととなるため好ましくない。
【0043】また、位置情報出力部4aは、緊急情報サ
ービスサーバCの位置情報要求部7からの位置情報出力
要求信号S2による要求に応じて位置情報記憶部13か
ら最新の位置情報データS3を取り出し、緊急情報サー
ビスサーバCの位置情報取得部8に出力するようになし
てある。
【0044】以上のようにして構成した緊急情報通知シ
ステムの動作にあっては、図5,6に示すように、ステ
ップS108において、位置情報出力部4aが、位置情
報記憶部13から最新の位置情報データS3を取り出し
て出力するので、移動端末Aに位置情報の要求を行って
位置情報データを取得する場合に比べて短時間の処理が
可能となっている。
【0045】以上、本緊急情報通知システムにあって
は、位置情報サービスサーバBは新たに移動端末Aから
取得した位置情報データS3の代わりに該位置情報記憶
部13に保持する最新の位置情報データS3を含めて緊
急情報データS4を生成送信するので、位置情報データ
S3自体はやや古いものとなってしまうというデメリッ
トは存在するが、移動端末Aにおける位置情報の取得
や、位置情報サービスサーバBと移動端末Aとの間にお
ける位置情報データの送受信等が不要となるため、対応
時間を短縮させることができるというメリットがある。
【0046】〔第三実施の形態〕図7は本発明の緊急情
報通知システムの一構成例を示すブロック図である。図
8は、本発明の緊急情報通知システムの動作を説明する
フローチャートである。なお、図7、図8においては前
述の第一実施の形態で説明したところの緊急情報通知シ
ステム及びその方法等と同等の箇所には同じ符号を付し
てあるので、同等の箇所の詳細な説明は省略する。
【0047】図7、図8に示す本実施の形態の緊急情報
通知システム及びその方法等が、前述の第一実施の形態
で説明したところの緊急情報通知システム及びその方法
等と異なり特徴となるのは次の構成である。
【0048】即ち、緊急時対応機関サーバDに、時間情
報送信部14a、派遣者情報送信部14bを設け、緊急
情報サービスサーバCに対応情報送信部15を設け、登
録者端末Fに対応通知部16を設け、対応情報送信部1
5が、緊急時対応機関から移動端末所在地までの所要時
間のデータである所要時間情報データを獲得し、所要時
間情報データを移動端末に送信するとともに、移動端末
所在地への派遣者のデータである派遣者情報データを獲
得し、派遣者情報データを登録者端末Fに送信するよう
にした構成である。
【0049】時間情報送信部14aは、緊急情報データ
S4を受信するとその中の位置情報データS3に基づい
て緊急時対応機関から移動端末所在地までの所要時間を
算出して所要時間情報データS9として緊急情報サービ
スサーバCの対応情報送信部15に送信する。具体的に
は、時間情報送信部12aは緊急時対応機関から移動端
末所在地までの直線距離を算出し、予め定めた道路状況
を示す係数を掛けて、概略の所要時間を算出して、所要
時間情報データS9としている。もちろん、所要時間の
算出はこの方法に限られるものでなく、地図上の道路を
ベクトルデータとして保持しておき、実際の道路に沿っ
た距離を算出して所要時間を求めるものであってもよ
い。派遣者情報送信部14bは、緊急情報データS4を
受信すると緊急時対応機関から移動端末所在地に派遣す
る派遣者を決定し、派遣者情報データS10として緊急
情報サービスサーバCの対応情報送信部15に送信す
る。具体的には、派遣者情報送信部12bは、予め登録
された派遣者リストの先頭から順次派遣者を決定するよ
うにしている。もちろん、派遣者の決定は、この方法に
限られるものではなく、使用者と派遣者を予め関係付け
ておいて、使用者に対応した派遣者を派遣者リストから
検索して選ぶなど、他の方法を用いるものであってもよ
い。
【0050】対応情報送信部15は、時間情報送信部1
4aから受信する所要時間情報データS9や派遣者情報
送信部14bから受信する派遣者情報データS10を、
送信先の登録者端末Fの受信データ形式に応じた形式に
生成して、登録者端末Fの対応通知部16に送信するも
のである。そして、対応通知部16は、該所要時間情報
データS9や派遣者情報データS10を登録者に通知す
る。
【0051】以上の構成の緊急情報通知システムにあっ
ては、図8に示すように、緊急時対応機関サーバDが、
所要時間データS9や派遣者情報データS10を緊急情
報サーバCを介して登録者端末Fに送信する(ステップ
S109)。つまり、対応情報送信部15が、緊急時対
応機関から移動端末所在地までの所要時間のデータであ
る所要時間情報データを獲得し、所要時間情報データを
移動端末に送信するとともに、移動端末所在地への派遣
者のデータである派遣者情報データを獲得し、派遣者情
報データを登録者端末Fに送信する。これにより、登録
者は、利用者の緊急対処として、あとどのくらいの時間
で、誰が駆けつけてくれるのかを知ることができ、いつ
助けが来るか分からないという心理的圧迫感から解放さ
せることができ、パニック状態の緩和に役立つことがで
きる。
【0052】
【発明の効果】本発明の緊急情報通知システム、緊急情
報通知方法、緊急情報通知プログラム及び緊急情報サー
ビスサーバは上述のように構成してあるから、請求項1
記載の発明にあっては、移動端末が現在位置の位置情報
を取得して位置情報データとして送信し、登録者端末が
緊急要請信号を送信し、緊急情報サービスサーバが登録
者端末から緊急要請信号を受信した場合、緊急情報サー
ビスサーバが前記利用者の移動端末の位置情報データを
前記位置情報サービスサーバから取得して、前記登録者
端末に対して前記移動端末の位置情報データを含む緊急
情報データを送信するので、端末利用者に関係のある登
録者から緊急通報をして、登録者により端末利用者の緊
急対応が可能な緊急情報通知システムを提供できるとい
う効果を奏する。
【0053】請求項2記載の発明にあっては、登録者端
末から緊急要請信号を受信し、該緊急要請信号を受信し
た場合に、移動端末から送信された位置情報データを受
信して出力する位置情報サービスサーバから前記登録者
端末と関係する移動端末の位置情報データを取得し、前
記移動端末の位置情報データを含む緊急情報データを登
録者端末に送信するので、端末利用者に関係のある登録
者から緊急通報をして、登録者により端末利用者の緊急
対応が可能な緊急情報通知方法を提供できるという効果
を奏する。
【0054】請求項3記載の発明にあっては、位置情報
データを文字データとして緊急情報データに含めて送信
するので、登録者が文字表示可能な端末を登録者端末と
して利用できるという効果を奏する。
【0055】請求項4記載の発明にあっては、位置情報
データを対応位置の地図の画像データとして緊急情報デ
ータに含めて送信するので、登録者が画像表示可能な端
末を登録者端末として利用できるという効果を奏する。
【0056】請求項5記載の発明にあっては、登録者端
末毎に該登録者端末の受信データ形式にデータ形式を対
応させて緊急情報データを生成し送信するので、登録者
は現有の情報端末を本システムの登録者端末として活用
できるという効果を奏する。
【0057】請求項6記載の発明にあっては、緊急情報
データを緊急時対応機関に設置された緊急時対応機関サ
ーバにも送信するので、登録者の対応に加えて緊急時対
応機関側においても対応活動がなされ、よってより確実
に利用者の緊急事態に対処することができるという効果
を奏する。
【0058】請求項7記載の発明にあっては、前記緊急
情報サービスサーバが、緊急情報データを送信した緊急
時対応機関の連絡先データを前記登録者端末に送信する
ので、登録者が対応に当たっている緊急時対応機関を知
ることができ、登録者と緊急時対応機関との連携した対
処が可能となるという効果を奏する。
【0059】請求項8記載の発明にあっては、所要時間
情報データを受け取って登録者に通知するので、登録者
が利用者の緊急対処としてあとどのくらいの時間で緊急
時対応機関の対応がなされるのかを知ることができると
いう効果を奏する。
【0060】請求項9記載の発明にあっては、派遣者情
報データを受け取って登録者に通知するので、登録者が
利用者の緊急対処として緊急時対応機関の誰によって対
応がなされるのかを知ることができるという効果を奏す
る。
【0061】請求項10記載の発明にあっては、緊急要
請信号を受信した場合に、前記移動端末より定期的に送
信される位置情報データを受信し蓄積する位置情報サー
ビスサーバから該移動端末に関する蓄積記憶されたデー
タのうちの最新の位置情報データを取得するので、移動
端末における位置情報の取得や、位置情報サービスサー
バと移動端末との間における位置情報データの送受信等
が不要となり、対応時間を短縮できるという効果を奏す
る。
【0062】請求項11記載の発明にあっては、請求項
1乃至9のいずれかに記載の緊急情報通知方法の各ステ
ップをプログラムとして具現化してコンピュータに実行
させることができる効果を奏する。
【0063】請求項12記載の発明にあっては、緊急信
号受信部が登録者端末からの緊急要請信号を受信し、該
緊急信号受信部が緊急要請信号を受信した場合に、位置
情報取得部が移動端末から送信された位置情報データを
受信して出力する位置情報サービスサーバから前記登録
者端末と関係する移動端末の位置情報データを取得し、
緊急情報送信部が前記移動端末の位置情報データを含む
緊急情報データを登録者端末に送信するので、端末利用
者に関係のある登録者から緊急通報をして、登録者によ
り端末利用者の緊急対応が可能な緊急情報通知システム
を提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の緊急情報通知システムの一構成例であ
り、第一実施の形態にかかる緊急情報通知システムを示
すブロック図である。
【図2】本発明の緊急情報通知システムの動作を説明す
るフローチャートである。
【図3】緊急情報通知システムの信号の流れを示した説
明図である。
【図4】本発明の緊急情報通知システムの一構成例であ
り、第二実施の形態にかかる緊急情報通知システムを示
すブロック図である。
【図5】本発明の緊急情報通知システムの動作を説明す
るフローチャートである。
【図6】緊急情報通知システムの信号の流れを示した説
明図である。
【図7】本発明の緊急情報通知システムの一構成例であ
り、第三実施の形態にかかる緊急情報通知システムを示
すブロック図である。
【図8】本発明の緊急情報通知システムの動作を説明す
るフローチャートである。
【符号の説明】
A 移動端末 B 位置情報サービスサーバ C 緊急情報サービスサーバ D 緊急時対応機関サーバ F 登録者端末 1 位置情報送信部 2 緊急信号送信部 3 位置情報受信部 4 位置情報出力部 6 緊急信号受信部 8 位置情報取得部 9 緊急情報送信部 10 緊急情報受信部 11 緊急信号送信部 12 緊急情報受信部 13 位置情報記憶部 14a 時間情報送信部 14b 派遣者情報送信部 15 対応情報送信部 16 対応通知部
フロントページの続き (72)発明者 山本 幸一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 阪本 浩司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 馬場 朗 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5C087 AA03 AA09 AA22 AA37 AA44 BB12 BB20 BB74 BB76 DD05 EE18 FF01 FF05 FF17 FF19 FF23 GG11 GG21 GG23 GG30 GG70 GG83 5K024 AA79 CC11 FF03 FF04 GG10 GG13 5K067 AA15 AA21 BB04 BB21 DD20 DD53 EE02 EE10 EE16 GG01 GG11 HH23 JJ52 JJ66 LL13 5K101 KK14 LL12 MM07 NN18 NN21 PP03 RR12

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在位置の位置情報を取得して位置情報
    データとして送信する移動端末と、前記移動端末の利用
    者と関係する登録者が保有し、緊急要請信号を送信する
    登録者端末と、前記移動端末から送信される位置情報デ
    ータをネットワークを介して受信し、要求に応じて該位
    置情報データを出力する位置情報サービスサーバと、前
    記登録者端末から緊急要請信号を受信した場合に、前記
    利用者の移動端末の位置情報データを前記位置情報サー
    ビスサーバから取得して、前記登録者端末に対して前記
    移動端末の位置情報データを含む緊急情報データを送信
    する緊急情報サービスサーバと、を有することを特徴と
    する緊急情報通知システム。
  2. 【請求項2】 登録者端末から緊急要請信号を受信する
    第1のステップと、該緊急要請信号を受信した場合に、
    移動端末から送信された位置情報データを受信して出力
    する位置情報サービスサーバから前記登録者端末と関係
    する移動端末の位置情報データを取得する第2のステッ
    プと、前記移動端末の位置情報データを含む緊急情報デ
    ータを登録者端末に送信する第3のステップと、を備え
    たことを特徴とする緊急情報通知方法。
  3. 【請求項3】 前記第3のステップは、位置情報データ
    を文字データとして緊急情報データに含めて送信するこ
    とを特徴とする請求項2記載の緊急情報通知方法。
  4. 【請求項4】 前記第3のステップは、位置情報データ
    を対応位置の地図の画像データとして緊急情報データに
    含めて送信することを特徴とする請求項2記載の緊急情
    報通知方法。
  5. 【請求項5】 前記第3のステップは、登録者端末毎に
    該登録者端末の受信データ形式にデータ形式を対応させ
    て緊急情報データを生成し送信することを特徴とする請
    求項2記載の緊急情報通知方法。
  6. 【請求項6】 前記第3のステップは、緊急情報データ
    を緊急時対応機関に設置された緊急時対応機関サーバに
    も送信することを特徴とする請求項2乃至請求項5記載
    の緊急情報通知方法。
  7. 【請求項7】 前記第3のステップは、緊急情報データ
    を送信した緊急時対応機関の連絡先データを前記登録者
    端末に送信することを特徴とする請求項6記載の緊急情
    報通知方法。
  8. 【請求項8】 緊急時対応機関から移動端末所在地まで
    の所要時間のデータである所要時間情報データを獲得す
    る第4のステップを第3のステップの後に設けるととも
    に、所要時間情報データを登録者端末に送信する第5の
    ステップを設けたことを特徴とする請求項6または7記
    載の緊急情報通知方法。
  9. 【請求項9】 移動端末所在地への派遣者を派遣者情報
    データとして獲得する第6のステップを第3のステップ
    の後に設けるとともに、派遣者情報データを登録者端末
    に送信する第7のステップを設けたことを特徴とする請
    求項6または7記載の緊急情報通知方法。
  10. 【請求項10】 前記第2のステップは、緊急要請信号
    を受信した場合に、前記移動端末より定期的に送信され
    る位置情報データを受信し蓄積する位置情報サービスサ
    ーバから該移動端末に関する蓄積記憶されたデータのう
    ちの最新の位置情報データを取得することを特徴とする
    請求項2乃至請求項9のいずれかに記載の緊急情報通知
    方法。
  11. 【請求項11】 請求項2乃至10のいずれかに記載の
    緊急情報通知方法の各ステップをコンピュータに実行さ
    せることを特徴とする緊急情報通知プログラム。
  12. 【請求項12】 登録者端末からの緊急要請信号を受信
    する緊急信号受信部と、該緊急信号受信部が緊急要請信
    号を受信した場合に、移動端末から送信された位置情報
    データを受信して出力する位置情報サービスサーバから
    前記登録者端末と関係する移動端末の位置情報データを
    取得する位置情報取得部と、前記移動端末の位置情報デ
    ータを含む緊急情報データを登録者端末に送信する緊急
    情報送信部と、を備えたことを特徴とする緊急情報サー
    ビスサーバ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018507500A (ja) * 2015-02-23 2018-03-15 チュシクフェサ ウィギカンリシステムCrisis Management System Sms通知サービスを利用した事前侵入感知システム、そして救助信号通報システム及び方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018507500A (ja) * 2015-02-23 2018-03-15 チュシクフェサ ウィギカンリシステムCrisis Management System Sms通知サービスを利用した事前侵入感知システム、そして救助信号通報システム及び方法

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