JP2002016677A - 遠隔操作機能付き携帯電話機 - Google Patents

遠隔操作機能付き携帯電話機

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JP2002016677A
JP2002016677A JP2000195349A JP2000195349A JP2002016677A JP 2002016677 A JP2002016677 A JP 2002016677A JP 2000195349 A JP2000195349 A JP 2000195349A JP 2000195349 A JP2000195349 A JP 2000195349A JP 2002016677 A JP2002016677 A JP 2002016677A
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mobile phone
infrared
signal
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JP2000195349A
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English (en)
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Akemasa Matsushita
明正 松下
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NEC Saitama Ltd
Original Assignee
NEC Saitama Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機を用いて、任意の遠隔操作機器の
送信する遠隔操作データを送出することによって、赤外
線受光機器を含む被遠隔操作機器に対して、任意の遠隔
操作機器と同じ遠隔操作機能を実現可能にする。 【解決手段】 開示される遠隔操作機能付き携帯電話機
は、携帯電話機1において、遠隔操作データを保持する
メモリ10と、メモリ10から読み出された遠隔操作デ
ータによって変調駆動信号を発生する赤外線データ変調
部6と、変調駆動信号を変調赤外線信号に変換して送信
する赤外線発光素子8とを備え、赤外線受光機器14に
おいて、赤外線受光素子16によって変調赤外線信号を
受光して電気信号に変換し、赤外線データ復調部15に
おいて電気信号を復調して遠隔操作データを再生するこ
とによって、赤外線受光機器14において、任意の遠隔
操作機器の送信する遠隔操作データによる遠隔操作を行
うように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、赤外線信号によ
る遠隔操作を行う機能を備えた、遠隔操作機能付き携帯
電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機に赤外線通信機能を備えて、
他の機器との間で通信を行う装置は、既に知られてい
る。図6は、従来の赤外線通信機能を有する携帯電話機
の構成を示すブロック図、図7は、従来の携帯電話機を
含む赤外線通信システムの構成を示すブロック図であ
る。
【0003】従来の携帯電話機101は、図6に示すよ
うに、CPU(Central ProcessingUnit )部102
と、制御部103と、無線部104と、キーボード10
5と、赤外線データ変調部106と、赤外線データ復調
部107と、赤外線発光素子108と、赤外線受光素子
109とから構成されている。携帯電話機101は、無
線部104において、図示されないマイクロホンからの
音声信号をCPU部102を介して受け取って、変調信
号に変換してアンテナAから送出し、アンテナAから入
力された受信信号を復調して音声信号を再生して、CP
U部102を介して図示されないスピーカから送出する
ことによって、図示されない基地局を介して、相手局と
の間で音声信号を送受して通話を行うことができる。こ
の際、キーボード105からのキー入力を、制御部10
3において変換したダイヤル信号を無線部104を介し
て送信することによって、図示されない基地局を介して
交換処理を行って相手局に対する呼出しを行い、また、
基地局から無線部104を介して受信した自局電話番号
を、制御部103において解読して相手局との接続を行
う。
【0004】一方、赤外線データ変調部106は、CP
U部102を介して受け取った、無線部104からの受
信音声信号によって、赤外線発光素子108に対する変
調駆動信号を発生し、赤外線発光素子108は、赤外線
データ変調部106からの変調駆動信号に応じて発光し
て、変調赤外線信号を赤外線受発光機器103へ送出す
る。また、赤外線受光素子109は、赤外線受発光機器
113からの変調赤外線信号を受光して変調信号出力を
発生し、赤外線データ復調部107は、赤外線受光素子
109からの変調信号入力を復調して送信音声信号を再
生して、CPU部102を介して無線部104へ送出す
る。
【0005】また、従来の携帯電話機を含む赤外線通信
システムは、図7に示すように、図6に示された携帯電
話機101に対して、赤外線受発光機器113を設けた
構成を有している。赤外線受発光機器113は、赤外線
データ復調部114と、赤外線データ変調部115と、
赤外線受光素子116と、赤外線発光素子117とから
構成されている。赤外線受光素子116は、携帯電話機
101からの変調赤外線信号を受光して、変調信号出力
を発生し、赤外線データ復調部114は、赤外線受光素
子116からの変調信号入力を復調して受信音声信号を
再生して、図示されないスピーカから音声として送出す
る。また、赤外線データ変調部115は、図示されない
マイクロホンからの送信音声信号によって、赤外線発光
素子117に対する変調駆動信号を発生し、赤外線発光
素子117は、赤外線データ変調部115からの変調駆
動信号に応じて発光して、変調赤外線信号を携帯電話機
101へ送出する。
【0006】携帯電話機101を自動車内で使用する場
合には、運転中における、携帯電話機の使用による交通
事故を防止するため、携帯電話機101を運転席の近く
に設けられた置き台上に設置するとともに、赤外線受発
光機器113をユーザの近くに設置することによって、
携帯電話機を手に持つことなしに、ハンズフリーで通話
を行うことができる。
【0007】このように、携帯電話機101に対して、
赤外線受発光機器113を備えることによって、ハンズ
フリー通話が可能になり、運転中の事故発生を防止する
ことができる。なお、これに類似した装置が例えば、特
開平11−154912号公報に開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
赤外線通信機能を有する携帯電話機においては、携帯電
話機を遠隔操作機器として使用して、携帯電話機から、
任意の遠隔操作機器の発生する赤外線信号を送信するこ
とによって、被操作機器を操作することはできないとい
う問題があった。
【0009】昨今において、身の回りの環境で、例えば
テレビジョン装置の電源のオン/オフ操作や、音量調整
等の目的で使用される遠隔操作機器(以下、リモコンと
略す)や、自動車のドアの解錠/施錠用のリモコンとし
て、赤外線発光素子を備えた遠隔操作機器が多く用いら
れている。従来は、これらの赤外線遠隔操作機能を有す
るリモコンには、一般に、被操作機器ごとに異なるもの
が用いられているが、頻繁に使用されるリモコンとして
は、1種類に統一して、1台のリモコンで、多種類の被
操作機器に対して使用できれぱ便利である。さらに、テ
レビジョン装置のリモコンや、自動車の扉解施錠用リモ
コンは、屋内,屋外のいずれの場合を問わず、常に携帯
していなければならないという煩雑さがある。そこで、
このようなリモコンの機能を、携帯電話機の機能として
取り込むことができれば、最も自然であり、かつ便利で
あると考えられるが、従来、このような、遠隔操作機能
を有する携帯電話機は全く提案されていなかった。
【0010】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
ものであって、赤外線遠隔操作機能を備えた携帯電話機
を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、携帯電話機において、任意
の遠隔操作機器の送信する遠隔操作データを内部に保持
し、該遠隔操作データを読み出して送信することによっ
て、上記任意の遠隔操作機器による遠隔操作を行うよう
に構成されていることを特徴としている。
【0012】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の遠隔操作機能付き携帯電話機に係り、上記遠隔操作
データを、携帯電話機から赤外線受光機器に対して赤外
線信号によって伝送することによって、上記遠隔操作を
行うように構成されていることを特徴としている。ま
た、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の遠隔
操作機能付き携帯電話機に係り、上記遠隔操作データ
が、赤外線発光機器から赤外線信号によって上記携帯電
話機の赤外線データ復調手段を介して伝送されて上記携
帯電話機内のメモリに格納されたものであることを特徴
としている。また、請求項4記載の発明は、請求項1又
は2記載の遠隔操作機能付き携帯電話機に係り、上記遠
隔操作データが、インターネット上から無線信号によっ
て上記携帯電話機の無線部を介して伝送されて上記携帯
電話機内のメモリに格納されたものであることを特徴と
している。
【0013】請求項5記載の発明は、遠隔操作機能付き
携帯電話機に係り、携帯電話機において、遠隔操作デー
タを保持するメモリ手段と、該メモリ手段から読み出さ
れた遠隔操作データによって変調駆動信号を発生する赤
外線データ変調手段と、上記変調駆動信号を赤外線信号
に変換して送信する赤外線発光手段とを備え、赤外線受
光機器において、赤外線受光手段によって上記赤外線信
号を受光して電気信号に変換し、赤外線データ復調手段
において上記電気信号を復調して上記遠隔操作データを
再生することによって、上記赤外線受光機器において上
記遠隔操作データによる遠隔操作を行うように構成され
ていることを特徴としている。
【0014】また、請求項6記載の発明は、請求項5記
載の遠隔操作機能付き携帯電話機に係り、上記携帯電話
機において、赤外線信号を受光して電気信号に変換する
赤外線受光手段と、上記電気信号を復調して出力信号を
発生する赤外線データ復調手段とを備え、赤外線発光機
器において、赤外線データ変調手段によって任意の遠隔
操作機器の発生する遠隔操作データを変調駆動信号に変
換し、赤外線発光手段において上記変調駆動信号によっ
て赤外線信号を送信することによって、上記携帯電話機
が、受信した上記遠隔操作データを上記メモリに格納す
るように構成されていることを特徴としている。また、
請求項7記載の発明は、請求項5記載の遠隔操作機能付
き携帯電話機に係り、上記携帯電話機において、インタ
ーネット上から任意の遠隔操作機器の発生する上記遠隔
操作データを無線信号を介して受信することによって、
上記携帯電話機が、受信した前記遠隔操作データを上記
メモリに格納するように構成されていることを特徴とし
ている。
【0015】
【作用】この発明の構成では、携帯電話機において、任
意の遠隔操作機器の送信する遠隔操作データを内部に保
持し、この遠隔操作データを読み出して、赤外線受光機
器に対して、赤外線信号によって伝送することによっ
て、遠隔操作を行うようにしたので、赤外線受光機器を
含む被遠隔操作機器に対して、任意の遠隔操作機器を代
替して、これと同じ遠隔操作機能を実現することができ
る。この際、携帯電話機内に保持する遠隔操作データ
は、赤外線発光機器から赤外線信号によって携帯電話機
の赤外線データ復調手段を介して伝送されて携帯電話機
内のメモリに格納されたものでもよく、又は、インター
ネット上から無線信号によって携帯電話機の無線部を介
して伝送されて携帯電話機内のメモリに格納されたもの
でもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である遠隔操作機能付き
携帯電話機の構成を示すブロック図、図2は、本実施例
における遠隔操作データロード時の、携帯電話機と赤外
線発光機器との構成を示すブロック図、図3は、本実施
例における遠隔操作データ送信時の、携帯電話機と赤外
線受光機器との構成を示すブロック図である。
【0017】この例の遠隔操作機能付き携帯電話機1
は、図1に示すように、CPU部2と、制御部3と、無
線部4と、キーボード5と、赤外線データ変調部6と、
赤外線データ復調部7と、赤外線発光素子8と、赤外線
受光素子9と、メモリ10とから概略構成されている。
上記CPU部2は、携帯電話機1の全体の動作を制御す
る。制御部3は、キーボード5からのキー入力をダイヤ
ル信号に変換し、受信したダイヤル信号を解読する。無
線部4は、電波による受信信号を復調してCPU部2に
伝達し、CPU部2からの送信信号によって変調波を生
成して電波として送出する。また、赤外線データ変調部
6は、赤外線受光機器14に対するCPU部2からの送
信データによって、赤外線発光素子8に対する変調駆動
信号を生成する。赤外線データ復調部7は、赤外線受光
素子9からの変調信号入力を復調して遠隔操作データを
出力する。赤外線発光素子8は、赤外線データ変調部6
からの変調駆動信号に応じて発光して、変調赤外線信号
を送出する。赤外線受光素子9は、変調赤外線信号を受
光して、変調信号出力を発生する。メモリ10は、遠隔
操作データを記憶する。
【0018】図2に示す、遠隔操作データロード時にお
ける、携帯電話機と赤外線発光機器の構成において、携
帯電話機1の構成は、図1に示された実施例の場合と同
様である。この例の赤外線発光機器11は、図2に示す
ように、赤外線データ変調部12と、赤外線発光素子1
3とから構成されている。赤外線発光機器11は、変調
赤外線信号からなる遠隔操作データを発生する。赤外線
データ変調部12は、遠隔操作データによって、例えば
Ir(Infrared)信号からなる変調駆動信号を発生す
る。赤外線発光素子13は、赤外線データ変調部12か
ら出力された変調駆動信号に応じて発光して、変調赤外
線信号を送出する。
【0019】図3に示す、遠隔操作データ送信時におけ
る、携帯電話機と赤外線受光機器の構成において、携帯
電話機1の構成は、図1に示された実施例の場合と同様
である。この例の赤外線受光機器14は、図3に示すよ
うに、赤外線データ復調部15と、赤外線受光素子16
とから構成されている。赤外線受光機器14は、変調赤
外線信号からなる遠隔操作データを受信する。赤外線デ
ータ復調部15は、Ir信号からなる変調信号入力を復
調して、遠隔操作データを出力する。赤外線受光素子1
6は、変調赤外線信号を受信して、Ir信号からなる変
調信号出力を発生する。
【0020】次に、図1乃至図3を参照して、この例の
遠隔操作機能付き携帯電話機の動作を説明する。携帯電
話機1は、無線部4において、図示されないマイクロホ
ンからの送信音声信号をCPU部2を介して受け取っ
て、変調信号に変換してアンテナAから送出し、アンテ
ナAから入力された受信信号を復調して受信音声信号を
再生して、CPU部2を介して図示されないスピーカか
ら送出することによって、図示されない基地局を介し
て、相手局との間で音声信号を送受信して通話を行うと
ともに、この際、キーボード5からのキー入力を、制御
部3において変換したダイヤル信号を無線部4を介して
送信することによって、図示されない基地局を介して交
換処理を行って相手局に対する呼出しを行い、また、基
地局から無線部4を介して受信した自局電話番号を、制
御部3において解読して相手局との接続を行う。以上の
動作は、図6に示された従来技術の場合と同様である。
【0021】この例では、さらに、赤外線発光機器11
において、任意の遠隔操作機器の送信する遠隔操作デー
タを、赤外線データ変調部12においてIr信号に変換
して、赤外線発光素子13を駆動することによって発生
した変調赤外線信号を、赤外線受光素子9において受光
して変調信号出力を発生し、赤外線データ復調部7にお
いて復調して得た遠隔操作データを、CPU部2の制御
に応じてメモリ10に記憶する。この際、メモリ10に
記憶された間隔操作データの読み出しと、キーボード5
のいずれかのキーの押下とが、関連付けられるようにす
る。
【0022】そして、キーボード5の任意のキーを押下
することによって、CPU部2が、メモリ10に記憶さ
れている、キー入力に対応する遠隔操作データを読み出
し、赤外線データ変調部6においてIr信号に変換し
て、赤外線発光素子8を駆動することによって発生した
変調赤外線信号を、赤外線受光機器14において、赤外
線受光素子16において受光して電気信号に変換し、赤
外線データ復調部15において復調して得た遠隔操作デ
ータによって、赤外線受光機器14を含む被遠隔操作機
器において、送信された遠隔操作データに対応する、所
定の遠隔操作を実現することができる。
【0023】このように、この例の遠隔操作機能付き携
帯電話機では、赤外線発光機器から送出された、任意の
遠隔操作機器の送信する遠隔操作データからなる変調赤
外線信号を、赤外線受光素子を介して受光し、赤外線デ
ータ復調部において復調した遠隔操作データを携帯電話
機内部のメモリに記憶しておく。そして、携帯電話機の
キー操作に応じて対応する遠隔操作データを読み出し
て、赤外線データ変調部から変調赤外線信号とし送出し
て、赤外線受光機器に伝送する。従って、その赤外線受
光機器を含む被遠隔操作機器では、この変調赤外線信号
を受光し復調して、遠隔操作データを再生することによ
って、任意の遠隔操作機器の送信する遠隔操作データに
よる遠隔操作機能を実現することができる。
【0024】◇第2実施例 図4は、この発明の第2実施例である遠隔操作機能付き
携帯電話機の構成を示すブロック図、図5は、本実施例
における遠隔操作データ送信時の、携帯電話機と赤外線
受光機器との構成を示すブロック図である。
【0025】この例の携帯電話機1aの構成は、図4に
示すように、赤外線データ復調部7と、赤外線受光素子
9とを欠く以外は、図1に示された第1実施例の場合と
同様である。この例の場合の、携帯電話機1aの動作
は、赤外線データ復調部7と、赤外線受光素子9とに基
づく動作を行わない以外は、図1に示された第1実施例
の場合と同様である。
【0026】図5に示す、遠隔操作データ送信時におけ
る、携帯電話機と赤外線受光機器との構成において、赤
外線受光機器14の構成と動作は、図3に示された第1
実施例の場合と同様である。
【0027】次に、図4及び図5を参照して、この例の
遠隔操作機能付き携帯電話機の動作を説明する。携帯電
話機1aは、無線部4において、図示されないマイクロ
ホンからの送信音声信号をCPU部2を介して受け取っ
て、変調信号に変換してアンテナAから送出し、アンテ
ナAから入力された受信信号を復調して受信音声信号を
再生して、CPU部2を介して図示されないスピーカか
ら送出することによって、図示されない基地局を介し
て、相手局との間で音声信号を送受信して通話を行うと
ともに、この際、キーボード5からのキー入力を、制御
部3において変換したダイヤル信号を無線部4を介して
送信することによって、図示されない基地局を介して交
換処理を行って相手局に対する呼出しを行い、また、基
地局から無線部4を介して受信した自局電話番号を、制
御部3において解読して相手局との接続を行う。以上の
動作は、図1に示された第1実施例の場合と同様であ
る。
【0028】さらに、インターネット上に用意されてい
る、任意の遠隔操作機器の送信する遠隔操作データによ
って、基地局(不図示)を介して送信された電波を、無
線部4を介して受信して復調して得た間隔操作データ
を、CPU部2の制御に応じてメモリ10に記憶する。
この際、メモリ10に記憶された遠隔操作データの読み
出しと、キーボード5におけるいずれかのキーの押下と
が、関連付けられるようにする。
【0029】そして、キーボード5における任意のキー
を押下することによって、CPU部2が、メモリ10の
対応するデータを読み出して、赤外線データ変調部6に
おいてIr信号に変換して、赤外線発光素子8を駆動す
ることによって発生した変調赤外線信号を、赤外線受光
機器14において、赤外線受光素子16によって受光し
て電気信号に変換し、赤外線データ復調部15において
これを復調して遠隔操作データを得ることによによっ
て、赤外線受光機器14を含む被遠隔操作機器におい
て、送信された遠隔操作データに対応する所定の遠隔操
作を実現することができる。
【0030】このように、この例の遠隔操作機能付き携
帯電話機では、インターネット上に予め用意されてい
る、任意の遠隔操作機器の送信する遠隔操作データを無
線信号を介して受信し、無線部において復調して得た遠
隔操作データを携帯電話機内部のメモリに記憶してお
く。そして、携帯電話機のキー操作に応じて対応する遠
隔操作データを読み出して、赤外線データ変調部から変
調赤外線信号とし送出して、赤外線受光機器に伝送す
る。従って、その赤外線受光機器を含む被遠隔操作機器
では、この変調赤外線信号を受光し、復調して遠隔操作
データを再生することによって、任意の遠隔操作機器の
送信する遠隔操作データによる遠隔操作機能を実現する
ことができる。
【0031】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られたもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、携帯電話
機と遠隔操作データ送信部との間、及び/又は携帯電話
機と被遠隔操作機器との間における遠隔操作データの伝
送は、赤外線信号に限らず、電波信号や超音波信号等
の、他の伝送媒体によってもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の遠隔操
作機能付き携帯電話機によれば、赤外線発光機器から送
出された、変調赤外線信号による、任意の遠隔操作機器
の送信する遠隔操作データを、赤外線受光素子を介して
受信し、赤外線データ復調部において復調して得た遠隔
操作データ、又はインターネット上に予め用意されてい
る、任意の遠隔操作機器の送信するデータを無線信号を
介して受信し、無線部において復調して得た遠隔操作デ
ータを携帯電話機内部のメモリに記憶し、携帯電話機の
キー操作に応じて読み出して、赤外線データ変調部から
変調赤外線信号とし送出して、赤外線受光機器に伝送す
るようにしたので、赤外線受光機器を含む被操作機器に
対して、任意の遠隔操作機器を代替して、これと同じ遠
隔操作機能を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である遠隔操作機能付き
携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例における遠隔操作データロード時の、
携帯電話機と赤外線発光機器との構成を示すブロック図
である。
【図3】本実施例における遠隔操作データ送信時の、携
帯電話機と赤外線受光機器との構成を示すブロック図で
ある。
【図4】この発明の第2実施例である遠隔操作機能付き
携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図5】本実施例における遠隔操作データ送信時の、携
帯電話機と赤外線受光機器との構成を示すブロック図で
ある。
【図6】従来の赤外線通信機能を有する携帯電話機の構
成を示すブロック図である。
【図7】従来の携帯電話機を含む赤外線通信システムの
電気的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機 2 CPU部 3 制御部 4 無線部 5 キーボード 6,12 赤外線データ変調部(赤外線データ変調
手段) 7,15 赤外線データ復調部(赤外線データ復調
手段) 8,13 赤外線発光素子 9,16 赤外線受光素子 10 メモリ(メモリ手段) 11 赤外線発光機器 14 赤外線受光機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機において、任意の遠隔操作機
    器の送信する遠隔操作データを内部に保持し、該遠隔操
    作データを読み出して送信することによって、前記任意
    の遠隔操作機器による遠隔操作を行うように構成されて
    いることを特徴とする遠隔操作機能付き携帯電話機。
  2. 【請求項2】 前記遠隔操作データを、携帯電話機から
    赤外線受光機器に対して赤外線信号によって伝送するこ
    とによって、前記遠隔操作を行うように構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の遠隔操作機能付き携帯
    電話機。
  3. 【請求項3】 前記遠隔操作データが、赤外線発光機器
    から赤外線信号によって前記携帯電話機の赤外線データ
    復調手段を介して伝送されて前記携帯電話機内のメモリ
    に格納されたものであることを特徴とする請求項1又は
    2記載の遠隔操作機能付き携帯電話機。
  4. 【請求項4】 前記遠隔操作データが、インターネット
    上から無線信号によって前記携帯電話機の無線部を介し
    て伝送されて前記携帯電話機内のメモリに格納されたも
    のであることを特徴とする請求項1又は2記載の遠隔操
    作機能付き携帯電話機。
  5. 【請求項5】 携帯電話機において、遠隔操作データを
    保持するメモリ手段と、該メモリ手段から読み出された
    遠隔操作データによって変調駆動信号を発生する赤外線
    データ変調手段と、前記変調駆動信号を赤外線信号に変
    換して送信する赤外線発光手段とを備え、 赤外線受光機器において、赤外線受光手段によって前記
    赤外線信号を受光して電気信号に変換し、赤外線データ
    復調手段において前記電気信号を復調して前記遠隔操作
    データを再生することによって、前記赤外線受光機器に
    対して前記遠隔操作データによる遠隔操作を行うように
    構成されていることを特徴とする遠隔操作機能付き携帯
    電話機。
  6. 【請求項6】 前記携帯電話機において、赤外線信号を
    受光して電気信号に変換する赤外線受光手段と、前記電
    気信号を復調して出力信号を発生する赤外線データ復調
    手段とを備え、 赤外線発光機器において、赤外線データ変調手段によっ
    て任意の遠隔操作機器の発生する遠隔操作データを変調
    駆動信号に変換し、赤外線発光手段において前記変調駆
    動信号によって赤外線信号を送信することによって、前
    記携帯電話機が、受信した前記遠隔操作データを前記メ
    モリに格納するように構成されていることを特徴とする
    請求項5記載の遠隔操作機能付き携帯電話機。
  7. 【請求項7】 前記携帯電話機において、インターネッ
    ト上から任意の遠隔操作機器の発生する遠隔操作データ
    を無線信号を介して受信することによって、前記携帯電
    話機が、受信した前記遠隔操作データを前記メモリに格
    納するように構成されていることを特徴とする請求項5
    記載の遠隔操作機能付き携帯電話機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7813643B2 (en) 2006-12-01 2010-10-12 Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. Portable electronic apparatus having remote control module
US8502836B2 (en) 2010-02-26 2013-08-06 Research In Motion Limited Unified visual presenter

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