JP2002015982A - 赤外線温度センサ付きホットプレート - Google Patents

赤外線温度センサ付きホットプレート

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JP2002015982A
JP2002015982A JP2000198848A JP2000198848A JP2002015982A JP 2002015982 A JP2002015982 A JP 2002015982A JP 2000198848 A JP2000198848 A JP 2000198848A JP 2000198848 A JP2000198848 A JP 2000198848A JP 2002015982 A JP2002015982 A JP 2002015982A
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hot plate
temperature sensor
infrared temperature
heating element
ceramic substrate
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JP2000198848A
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English (en)
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Teruo Sekiguchi
輝男 関口
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Ibiden Co Ltd
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Ibiden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 in site(イン・サイト)中でも温度
測定が可能なホットプレートを提供する。 【解決手段】 加熱板の加熱面の上方に赤外線温度セン
サを配置してなることを特徴とする赤外線温度センサ付
きホットプレート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に、シリコンウ
エハ等の被加熱物を加熱する面(以下、加熱面という)
の温度を測定することが可能な赤外線温度センサ付きホ
ットプレート(ヒータ)に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製品は、種々の産業において必要
とされる極めて重要な製品であり、その代表的製品であ
る半導体チップは、例えば、シリコン単結晶を所定の厚
さにスライスしてシリコンウエハを作製した後、このシ
リコンウエハ上に種々の回路等を形成することにより製
造される。
【0003】この種の回路等を形成するには、シリコン
ウエハ上に、感光性樹脂を塗布し、これを露光、現像処
理した後、ポストキュアさせたり、スパッタリングによ
り導体層を形成する工程が必要である。このためには、
シリコンウエハを加熱する必要がある。
【0004】かかるシリコンウエハの加熱のためのヒー
タとして、従来から、アルミニウム製の基板の裏側に電
気的抵抗体等の抵抗発熱体を備えたものが多用されてい
たが、アルミニウム製の基板は、厚さ15mm程度を要
するので、重量が大きくなり、また、嵩張るために取扱
いが容易ではなく、さらに、通電電流に対する温度追従
性という観点でも温度制御性が不充分であり、シリコン
ウエハを均一に加熱することは容易ではなかった。
【0005】そこで、最近では、窒化アルミニウム等の
セラミックを基板として用いたホットプレートが開発さ
れている。これらのヒータでは、曲げ強度等の機械的特
性に優れるため、その厚さを薄くすることができ、ま
た、熱容量を小さくすることができるため、温度追従性
等の諸特性に優れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これらのホットプレー
トの表面温度は、通常、サーモビュアと呼ばれるカメラ
により測定されるが、このカメラは大型であるため、こ
れらホットプレートを容器の中に格納したり、加熱面側
に熱反射板などを備えた蓋で覆うと、サーモビュアを用
いた温度の測定が不可能になるという問題があった。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、いわゆるinsite(イン・
サイト)中で加熱面の温度測定が可能な赤外線センサ付
きホットプレートに関する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、加熱板の加熱
面の上方に赤外線温度センサを配置してなることを特徴
とする赤外線温度センサ付きホットプレートである。
【0009】本発明の赤外線温度センサ付きホットプレ
ートでは、ホットプレートを容器の中に格納したり、熱
反射板などを備えた蓋で覆った場合であっても、これら
容器等の内部に、小型の赤外線温度センサが配置するこ
とができるため、加熱面の温度の測定が可能となる。ま
た、サーモビュアのように、大きなカメラを加熱面から
離して配置する必要がなくなる。
【0010】上記赤外線温度センサは、加熱面の上方に
複数配列されてなることが望ましい。また、上記赤外線
温度センサと加熱面との間に、シャッタが設けられてい
ることが望ましい。さらに、上記赤外線温度センサ加熱
面との間に光スイッチからなるシャッタが設けられてい
ることが望ましい。
【0011】上記赤外線温度センサを用いることによ
り、比較的狭領域での局所的な温度測定が可能になる。
しかしながら、その反面、広い面積の温度分布を測定し
ようとすると多数の赤外線温度センサが必要となる。そ
こで、図1に示すように、複数の赤外線温度センサを配
列した赤外線温度センサアレイとすることが望ましい。
【0012】また、赤外線温度センサは、高価であるた
め、図2〜図6に示したように、一部に開口を設けたシ
ャッタを用い、局所的に加熱面やシリコンウエハの表面
を露出させる方法をとることができる。この場合、シャ
ッタを回転させることにより、加熱面やシリコンウエハ
について、より広い範囲の表面温度の分布データが得ら
れるので、サーモビュアの場合と同様に、広範囲の温度
の測定が可能となる。
【0013】シャッタとして、一部に開口を設けた板状
のものを使用するほかに、図4に示すように、赤外線を
透過させたり、遮蔽したりすることができる光スイッチ
を使用することができる。これらの赤外線温度センサを
用いた方法やシャッタの構造等については、以下の発明
の実施の形態において、さらに詳しく説明する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の赤外線温度センサ付きホ
ットプレートは、加熱板の加熱面の上方に赤外線温度セ
ンサを配置してなることを特徴とする。
【0015】以下、上記赤外線温度センサ付きホットプ
レートの実施の形態について説明するが、本発明は、こ
の実施形態に限定されることなく、本発明の効果を損な
わない範囲で改変することができることは言うまでもな
い。
【0016】以下の説明においては、加熱板として窒化
物セラミックや炭化物セラミック等のセラミック基板の
表面に発熱体を設け、その反対側面を加熱面とし、支持
ピン等でシリコンウエハ等の被加熱物を支持したり、あ
るいは、シリコンウエハ等の被加熱物を直接載置して加
熱することができるホットプレートを用いる。
【0017】図1は、本発明の赤外線温度センサ付きホ
ットプレートの一例を模式的に示すブロック図である。
【0018】図1に示したように、セラミック基板8の
内部または底面に抵抗発熱体(図示せず)が設けられた
ホットプレート6の上方に、円板状の板状体2に多数の
赤外線温度センサ1が取り付けられた赤外線温度センサ
アレイ3が配置されている。
【0019】この赤外線温度センサアレイ3を構成する
個々の赤外線温度センサ1は、セラミック基板8の加熱
面8aの一部領域の温度を測定することができ、このよ
うに多数の赤外線温度センサ1が配置されることによ
り、加熱面8aのほぼ全域の温度を測定することができ
るようになっている。
【0020】また、個々の赤外線温度センサ1は、シミ
ュレータ4に接続され、シミュレータ4は、これらの測
定結果を映像化するモニタ5に接続されている。従っ
て、ホットプレート6に通電して加熱した後、赤外線温
度センサアレイ3を作動させることにより、モニター5
に、色の濃淡を変化させたり、色彩を変化させることに
より温度を表示した画面を写し出すことができる。
【0021】また、図示はしていないが、必要に応じて
このような測定結果をホットプレート6の抵抗発熱体へ
の電力を制御する制御部に送信し、抵抗発熱体の温度制
御を行うようにしてもよい。
【0022】赤外線温度センサアレイ3と加熱面8aと
の距離は、使用する赤外線温度センサによっても異なる
が、8〜200mm程度が望ましい。
【0023】このような、赤外線温度センサ1として
は、EXERGEN社製 IRt/cシリーズ(1X、
3X、5、10、SV、3SV)を使用することができ
る。これらの赤外線温度センサは、放射率を補正して、
熱反射と熱放射との混合赤外線から放射分、すなわち、
表面温度に相当する赤外線のみを拾って温度測定を行う
ため、精度の高い温度測定が可能になる。このような赤
外線温度センサ1の測温領域Sは、直径8〜60mm程
度であるので、このような測温領域Sを考慮して、赤外
線温度センサ1の数を設定すればよい。
【0024】このように赤外線温度センサ1は、測温領
域Sが狭いため、スポットの温度測定には優れている
が、反面大きな面積の温度分布の測定には不向きであ
る。このため図1に示したように、赤外線温度センサ1
をステンレス等の金属または樹脂等からなる板状体2に
多数挿入・固定して配列し、赤外線温度センサアレイ3
としておくことが望ましい。すなわち、各赤外線温度セ
ンサ1の測温領域Sが、セラミック基板8の加熱面8a
の全体を覆うように赤外線温度センサ1が配列されてい
ることが望ましい。
【0025】このように赤外線温度センサアレイ3を用
いた場合であっても、サーモビュア等のカメラを用いる
場合と比べて装置を小型化(薄型化)することができる
ため、容器の内部等に収めることができ、イン・サイト
中で加熱面の温度測定が可能となる。
【0026】ただし、赤外線温度センサ1は高価である
ため、多数を配置すると、測定装置が高く付くことにな
る。そこで、少ない赤外線温度センサ1で加熱面の温度
を測定する方法が考えられる。
【0027】図2(a)は、1個の赤外線温度センサを
用いてホットプレートの加熱面の温度を測定する方法の
一例を示す斜視図であり、(b)は、その断面図であ
る。図2に示したように、赤外線温度センサ1と加熱面
8aとの間に、小さな開口部11を有するシャッタ10
を設け、この開口部11を介して加熱面8aから放射さ
れる赤外線12を赤外線温度センサ1でキャッチするこ
とにより、特定領域の温度の測定が可能となる。そし
て、このシャッタ9を回転させるながら測定することに
より、広範囲の領域において加熱面8aの温度を測定す
ることが可能となる。
【0028】また、余り大きくないホットプレートであ
れば、図2に示した測定領域が比較的広範囲の赤外線温
度センサを用いることにより、これにより安価にホット
プレートの温度を測定することが可能となる。
【0029】次に、1つの赤外線温度センサと複数個の
シャッタを使用することにより、より広域のホットプレ
ートの温度を測定する方法について説明する。図3は、
上記方法に使用する2枚のシャッタの一例を模式的に示
す平面図であり、図5、6は、図4に示したシャッタを
用いたホットプレートの温度測定の方法を模式的に示す
説明図である。なお、図5、6において、(a)は、平
面図であり、(b)は、断面図である。
【0030】図3に示すように、円板形状のシャッタA
とシャッタBとには、中心から円周方向に、3個の円形
の開口部31、32、33、開口部34、35、36が
設けられており、開口部31と開口部34、開口部32
と開口部35、開口部33と開口部36は、シャッタの
中心から同じ距離になるように設定されており、シャッ
タAとシャッタBとを重ねて中心を一致させた後、回転
させることにより、例えば、開口部31と開口部34と
が重なり、他の開口部は重ならず、1つの開口のみが形
成されるようになっている。
【0031】この2つのシャッタA、Bおよび赤外線温
度センサ1を用いてホットプレート6の温度を測定する
際には、例えば、図4に示したように、ホットプレート
6の上方に2枚のシャッタA、Bを中心軸で支持して重
ね、さらに、その上に赤外線温度センサ1を配置した
後、回転させて、最も外側の開口部33と開口部36と
が重なるようにする。
【0032】すると、図4(b)に示すように、ホット
プレート6を構成するセラミック基板8の最も外側の部
分の温度を測定することが可能となる。そこで、開口部
33と開口部3とが重なった状態で2つのシャッタの位
置関係を固定し、この状態で2枚のシャッタを回転させ
ることにより、セラミック基板8の最も外側の円周領域
1 の温度の測定が可能となる。
【0033】次に、図5(b)に示すように、開口部3
2と開口部35とが重なるように、相対的なシャッタ
A、Bの位置関係を変更した後、2つのシャッタの位置
関係を固定し、この状態で2枚のシャッタを回転させる
ことにより、セラミック基板8の円周領域S1 の内側に
なる円周領域S2 での温度の測定が可能となる。
【0034】同様の操作を繰り返すことにより、最も内
側の円周領域の温度の測定が可能となり、これにより、
セラミック基板のほぼ全領域での温度の測定が可能とな
る。このようなシャッタを用いる場合、お互いの開口の
距離を近づけ、開孔の数を多くすることにより、より正
確な加熱面の温度の測定が可能となる。
【0035】また、複数個の赤外線温度センサ1とシャ
ッタを用いることにより、一度に複数の領域の温度測定
も可能となる。図6は、このような複数個の赤外線温度
センサと複数個の開口を有するシャッタとを用いたホッ
トプレートの温度の測定方法を模式的に示した斜視図で
ある。
【0036】この場合、ホットプレート6の上方には、
中心から外側に向かって開口部21、22、23、24
の4個の開口部が形成されたシャッタ20が配置され、
さらにその上方に、4個の赤外線温度センサ1a、1
b、1c、1dを有する板状体25が配置されている。
そして、4個の赤外線温度センサ1a、1b、1c、1
dは、シャッタが回転する際にも、常にシャッタ20の
4個の開口部21、22、23、24の直上にくるよう
に設定されている。
【0037】従って、シャッタ20を回転させながら、
ホットプレート6の加熱面8aの温度を測定することに
より、ホットプレートの加熱面8aのほぼ全域の温度を
測定することができる。また、図6に示した測定方法で
は、図1に示した赤外線温度センサアレイ3を用いる場
合と比較して、より少ない数の赤外線温度センサ1によ
り、加熱面の温度を測定することができる。
【0038】また、本発明では、シャッタとして、光ス
イッチを用いてもよい。このような光スイッチとして、
電圧を印加することで屈折率や透過率が変わるような電
歪材料を使用することができる。上記電歪材料として
は、例えば、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウム、
BaB24 などの光学材料が挙げられる。
【0039】図7は、このような光スイッチを用いてホ
ットプレートの加熱面の温度を測定する方法を模式的に
示した説明図でる。光学材料からなる直方体形状の基板
41の表面にスパッタリング法や蒸着法を用いて電極4
4を形成し、電圧Vを印加することで光学材料の屈折
率、透過率を変化させることができる。
【0040】従って、図7に示すように、ホットプレー
トの上方に光スイッチ40を配置し、その上に赤外線温
度センサ1を設置した後、この光スイッチ40に電圧を
印加したり、印加電圧を変化させたり、電圧の印加をス
トップしたりすることにより、赤外線を透過させたり、
遮断したりするほか、赤外線温度センサが配置されてい
る場所以外へ赤外線を屈折させることもでき、これによ
りホットプレートの加熱面の温度を測定することができ
る。
【0041】なお、赤外線温度センサ1の測温領域は狭
いため、光スイッチ40をある程度近づければ、光スイ
ッチ40の外側から入っている赤外線をキャッチするこ
とはなく、誤った測定結果が生じることはない。
【0042】図8は、この光スイッチを用いた別のホッ
トプレートの加熱面の温度測定法を模式的に示した斜視
図である。図8に示すように、光スイッチ51、52、
53が一体に形成された光スイッチ集合体50を用い、
例えば、光スイッチ51のみを赤外線が透過するように
した後、赤外線温度センサ1と光スイッチ集合体50の
位置関係が固定した状態でこれらを回転させて温度を測
定する。
【0043】これにより、光スイッチ51の下方の円周
領域の温度を測定することかできる。この後、光スイッ
チ52のみを赤外線が透過するようにした後、同様の操
作を繰り返し、さらに光スイッチ53についても、同様
の操作を繰り返すことにより、広域の加熱面8aの温度
を測定することが可能になる。
【0044】この際、光スイッチ51、52、53の間
を赤外線温度センサ1を移動させ、それぞれの光スイッ
チの直上になるようにして、加熱面の温度の測定が容易
になるようにしてもよい。また、このような光学材料を
図2〜6で用いたシャッタの開口部に配設することによ
り、これらの開口部が赤外線を透過したり、遮断したり
するように設定してもよい。
【0045】以上の説明では、ホットプレートの加熱面
の温度を測定する方法について説明したが、ホットプレ
ートにシリコンウエハを載置し、あるいは、加熱面から
一定距離離間して保持した後、このシリコンウエハの温
度を測定することができることは言うまでもない。
【0046】本発明のホットプレートでは、ホットプレ
ートを容器で覆ってもよく、加熱面やシリコンウエハを
覆うような蓋で覆ってもよい。本発明の赤外線温度セン
サは、小型であるため、このような容器の内部や蓋の下
方に配置することができ、このため、イン・サイト中で
の温度の測定が可能となる。
【0047】次に、本発明の赤外線温度センサ付きホッ
トプレートを構成するホットプレートについて説明す
る。ホットプレートを構成する加熱板は特に限定され
ず、金属製等であってもよいが、上述したように、窒化
物セラミックや炭化物セラミック等のセラミック基板の
表面に抵抗発熱体が設けられたホットプレートが、上述
したように昇温降温等の種々の特性に優れるため好まし
い。
【0048】図9は、上記ホットプレートの一例を模式
的に示す底面図であり、図10は、図9に示したホット
プレートの一部を示す部分拡大断面図である。
【0049】このホットプレートを構成するセラミック
基板61は、円板状に形成されており、抵抗発熱体62
は、セラミック基板61のウエハ加熱面61aの全体の
温度が均一になるように加熱するため、セラミック基板
61の底面66bに同心円状のパターンに形成されてい
る。
【0050】また、これら発熱体62は、互いに近い二
重の同心円同士が1組として、1本の線になるように接
続され、その両端に入出力の端子となる外部端子63が
金属被覆層62aおよび半田層(図示せず)を介して接
続されている。また、中央に近い部分には、シリコンウ
エハ69等の被加熱物を運搬するリフターピン66を挿
通するための貫通孔65が形成され、さらに、測温素子
68を挿入するための有底孔64が形成されている。
【0051】このホットプレート60では、上記被加熱
物をセラミック基板61の加熱面61aに接触させた状
態で載置して加熱するほか、図10に示すように、貫通
孔65にリフターピン66を挿入し、このリフターピン
66でシリコンウエハ69保持することにより、セラミ
ック基板61より一定の距離離間させた状態で被加熱物
を加熱してもよい。
【0052】また、このリフターピン66を上下させる
ことにより、搬送機からシリコンウエハ69等の被加熱
物を受け取ったり、被加熱物をセラミック基板61上に
載置したり、被加熱物を支持したまま加熱したりするこ
とができる。
【0053】さらに、セラミック基板61に凹部や貫通
孔等を形成し、この凹部等に先端が尖塔状または半球状
の支持ピンを先端がセラミック基板の表面よりわずかに
突出した状態で挿入、固定し、シリコンウエハ69等の
被加熱物をこの支持ピンで支持することにより、セラミ
ック基板61との間に一定の間隔を保って保持してもよ
い。
【0054】なお、図1〜2に示したホットプレート6
0において、抵抗発熱体62はセラミック基板61の底
部に設けられているが、セラミック基板の内部に設けら
れていてもよい。
【0055】図11は、セラミック基板の内部に抵抗発
熱体が形成されたセラミックヒータの抵抗発熱体の近傍
を模式的に示した部分拡大断面図である。
【0056】図示はしていないが、図9に示したセラミ
ックヒータ10と同様に、セラミック基板71は、円板
形状に形成されており、抵抗発熱体72は、セラミック
基板71の内部に、図9に示したパターンと同様のパタ
ーン、すなわち、同心円形状のパターンに形成されてい
る。
【0057】また、抵抗発熱体72の端部の直下には、
スルーホール78が形成され、さらに、このスルーホー
ル78を露出させる袋孔77が底面71bに形成され、
袋孔37には外部端子73が挿入され、ろう材(図示せ
ず)で接合されている。また、図3には示していない
が、外部端子73には、例えば、導電線を有するソケッ
トが取り付けられ、この導電線は電源等と接続されるよ
うになっている。
【0058】次に、このホットプレートを構成する部材
等について説明する。このホットプレートは、上記した
ように、セラミック基板とこのセラミック基板の底面ま
たは内部に設けられた抵抗発熱体を主な構成材料として
いる。上記セラミック基板の材料は特に限定されない
が、例えば、窒化物セラミック、炭化物セラミック、酸
化物セラミック等が挙げられる。
【0059】上記窒化物セラミックとしては、金属窒化
物セラミック、例えば、窒化アルミニウム、窒化ケイ
素、窒化ホウ素等が挙げられる。また、上記炭化物セラ
ミックとしては、金属炭化物セラミック、例えば、炭化
ケイ素、炭化ジルコニウム、炭化タンタル等が挙げられ
る。上記酸化物セラミックとしては、金属酸化物セラミ
ック、例えば、アルミナ、ジルコニア、コージェライ
ト、ムライト等が挙げられる。
【0060】これらのセラミックは単独で用いてもよ
く、2種以上を併用してもよい。これらのセラミックの
中では、窒化物セラミック、炭化物セラミックの方が酸
化物セラミックに比べて望ましい。熱伝導率が高いから
である。また、窒化物セラミックの中では窒化アルミニ
ウムが最も好適である。熱伝導率が180W/m・Kと
最も高いからである。
【0061】上記セラミック材料は、焼結助剤を含有し
ていてもよい。上記焼結助剤としては、例えば、アルカ
リ金属酸化物、アルカリ土類金属酸化物、希土類酸化物
等が挙げられる。これらの焼結助剤のなかでは、Ca
O、Y23 、Na2 O、Li2O、Rb2 Oが好まし
い。これらの含有量としては、セラミック材料100重
量部に対して、0.1〜0.5重量部が好ましい。ま
た、アルミナを含有していてもよい。
【0062】上記セラミック基板は、円板形状が好まし
く、直径200mm以上が望ましく、250mm以上が
最適である。円板形状のセラミック基板は、温度の均一
性が要求されるが、直径の大きな基板ほど、温度が不均
一になりやすいため、正確な温度を測定する必要がある
からである。
【0063】上記セラミック基板の厚さは、50mm以
下が好ましく、20mm以下がより好ましい。また、1
〜10mmが最適である。厚みは、薄すぎると高温での
反りが発生しやすく、厚すぎると熱容量が大きくなり過
ぎて昇温降温特性が低下するからである。また、上記セ
ラミック基板の気孔率は、0または5%以下が望まし
い。高温での熱伝導率の低下、反りの発生を抑制できる
からである。
【0064】上記セラミック基板は、明度がJIS Z
8721の規定に基づく値でN4以下のものであるこ
とが望ましい。このような明度を有するものが輻射熱
量、隠蔽性に優れるからである。また、このようなセラ
ミック基板は、赤外線温度センサを用いることにより、
正確な温度の測定が可能になる。
【0065】ここで、明度のNは、理想的な黒の明度を
0とし、理想的な白の明度を10とし、これらの黒の明
度と白の明度との間で、その色の明るさの知覚が等歩度
となるように各色を10分割し、N0〜N10の記号で
表示したものである。そして、実際の測定は、N0〜N
10に対応する色票と比較して行う。この場合の小数点
1位は0または5とする。
【0066】このような特性を有するセラミック基板
は、セラミック基板中にカーボンを100〜5000p
pm含有させることにより得られる。カーボンには、非
晶質のものと結晶質のものとがあり、非晶質のカーボン
は、セラミック基板の高温における体積抵抗率の低下を
抑制することでき、結晶質のカーボンは、セラミック基
板の高温における熱伝導率の低下を抑制することができ
るため、その製造する基板の目的等に応じて適宜カーボ
ンの種類を選択することができる。
【0067】非晶質のカーボンは、例えば、C、H、O
だけからなる炭化水素、好ましくは、糖類を、空気中で
焼成することにより得ることができ、結晶質のカーボン
としては、グラファイト粉末等を用いることができる。
また、アクリル系樹脂を不活性雰囲気下で熱分解させた
後、加熱加圧することによりカーボンを得ることができ
るが、このアクリル系樹脂の酸価を変化させることによ
り、結晶性(非晶性)の程度を調整することもできる。
【0068】上記セラミック基板に形成される抵抗発熱
体は、貴金属(金、銀、白金、パラジウム)、タングス
テン、モリブデン、ニッケル等の金属、または、タング
ステン、モリブデンの炭化物等の導電性セラミックから
なるものであることが望ましい。抵抗値を高くすること
が可能となり、断線等を防止する目的で厚み自体を厚く
することができるとともに、酸化しにくく、熱伝導率が
低下しにくいからである。これらは、単独で用いてもよ
く、2種以上を併用してもよい。
【0069】上記抵抗発熱体は、少なくとも2以上の回
路に分割されていることが望ましい。回路を分割するこ
とにより、各回路に投入する電力を制御して発熱量を変
えることができ、シリコンウエハの加熱面の温度を調整
することができるからである。
【0070】抵抗発熱体は、セラミック基板全体の温度
を均一にする必要があることから、同心円形状のパター
ンや同心円形状のパターンと屈曲線形状のパターンとを
組み合わせたものが好ましい。また、抵抗発熱体の厚さ
は、1〜50μmが望ましく、その幅は、5〜20mm
が好ましい。
【0071】上記抵抗発熱体をセラミック基板の内部に
形成する場合は、上記抵抗発熱体は、加熱面の反対側の
面から厚さ方向に60%以下の位置に形成されているこ
とが望ましい。60%を超えると、加熱面に近すぎるた
め、上記セラミック基板内を伝搬する熱が充分に拡散さ
れず、加熱面に温度のばらつきが発生してしまうからで
ある。
【0072】上記抵抗発熱体をセラミック基板の内部に
形成する場合には、抵抗発熱体形成層を複数層設けても
よい。この場合は、各層のパターンは、相互に補完する
ようにどこかの層に抵抗発熱体が形成され、加熱面の上
方から見ると、どの領域にもパターンが形成されている
状態が望ましい。このような構造としては、例えば、互
いに千鳥の配置になっている構造が挙げられる。なお、
抵抗発熱体をセラミック基板の内部に設け、かつ、その
抵抗発熱体を一部露出させてもよい。
【0073】上記抵抗発熱体をセラミック基板の底面に
形成する場合には、金属粒子を含む導体ペーストをセラ
ミック基板の表面に塗布して所定パターンの導体ペース
ト層を形成した後、これを焼き付け、セラミック基板の
表面で金属粒子を焼結させる方法が好ましい。なお、金
属の焼結は、金属粒子同士および金属粒子とセラミック
とが融着していれば充分である。
【0074】セラミック基板の底面に抵抗発熱体を形成
する場合には、抵抗発熱体の厚さは、1〜30μmが好
ましく、1〜10μmがより好ましい。また、セラミッ
ク基板の内部に抵抗発熱体を形成する場合には、その厚
さは、1〜50μmが好ましい。
【0075】また、セラミック基板の底面に抵抗発熱体
を形成する場合には、抵抗発熱体の幅は、0.1〜20
mmが好ましく、0.1〜5mmがより好ましい。ま
た、セラミック基板の内部に抵抗発熱体を形成する場合
には、抵抗発熱体の幅は、5〜20mmが好ましい。
【0076】抵抗発熱体は、その幅や厚さにより抵抗値
に変化を持たせることができるが、上記した範囲が最も
実用的である。抵抗値は、薄く、また、細くなる程大き
くなる。抵抗発熱体は、セラミック基板の内部に形成し
た場合の方が、厚み、幅とも大きくなるが、抵抗発熱体
を内部に設けると、加熱面と抵抗発熱体との距離が短く
なり、加熱面の温度の均一性が低下するため、抵抗発熱
体自体の幅を広げる必要があること、内部に抵抗発熱体
を設けるために、窒化物セラミック等との密着性を考慮
する必要性がないため、タングステン、モリブデンなど
の高融点金属やタングステン、モリブデンなどの炭化物
を使用することができ、抵抗値を高くすることが可能と
なるため、断線等を防止する目的で厚み自体を厚くして
もよい。そのため、抵抗発熱体は、上記した厚みや幅と
することが望ましい。
【0077】抵抗発熱体は、断面形状が矩形であっても
楕円であってもよいが、偏平であることが望ましい。偏
平の方が加熱面に向かって放熱しやすいため、加熱面の
温度分布ができにくいからである。断面のアスペクト比
(抵抗発熱体の幅/抵抗発熱体の厚さ)は、10〜50
00であることが望ましい。この範囲に調整することに
より、抵抗発熱体の抵抗値を大きくすることができると
ともに、加熱面の温度の均一性を確保することができる
からである。
【0078】抵抗発熱体の厚さを一定とした場合、アス
ペクト比が上記範囲より小さいと、セラミック基板の加
熱面方向への熱の伝搬量が小さくなり、抵抗発熱体のパ
ターンに近似した熱分布が加熱面に発生してしまい、逆
にアスペクト比が大きすぎると抵抗発熱体の中央の直上
部分が高温となってしまい、結局、抵抗発熱体のパター
ンに近似した熱分布が加熱面に発生してしまう。従っ
て、温度分布を考慮すると、断面のアスペクト比は、1
0〜5000であることが好ましいのである。
【0079】抵抗発熱体をセラミック基板の表面に形成
する場合は、アスペクト比を10〜200、抵抗発熱体
12をセラミック基板の内部に形成する場合は、アスペ
クト比を200〜5000とすることが望ましい。抵抗
発熱体は、セラミック基板の内部に形成した場合の方
が、アスペクト比が大きくなるが、これは、抵抗発熱体
を内部に設けると、加熱面と抵抗発熱体との距離が短く
なり、表面の温度均一性が低下するため、抵抗発熱体自
体を偏平にする必要があるからである。
【0080】上記導体ペーストとしては特に限定されな
いが、導電性を確保するための金属粒子または導電性セ
ラミックが含有されているほか、樹脂、溶剤、増粘剤な
どを含むものが好ましい。
【0081】これら金属粒子または導電性セラミック粒
子の粒径は、0.1〜100μmが好ましい。0.1μ
m未満と微細すぎると、酸化されやすく、一方、100
μmを超えると、焼結しにくくなり、抵抗値が大きくな
るからである。
【0082】上記金属粒子の形状は、球状であっても、
リン片状であってもよい。これらの金属粒子を用いる場
合、上記球状物と上記リン片状物との混合物であってよ
い。上記金属粒子がリン片状物、または、球状物とリン
片状物との混合物の場合は、金属粒子間の金属酸化物を
保持しやすくなり、抵抗発熱体と窒化物セラミック等と
の密着性を確実にし、かつ、抵抗値を大きくすることが
できるため有利である。
【0083】導体ペーストに使用される樹脂としては、
例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂などが挙げられ
る。また、溶剤としては、例えば、イソプロピルアルコ
ールなどが挙げられる。増粘剤としては、セルロースな
どが挙げられる。
【0084】導体ペーストには、金属粒子に金属酸化物
を添加し、抵抗発熱体と金属粒子および金属酸化物とを
焼結させたものとすることが望ましい。このように、金
属酸化物を金属粒子とともに焼結させることにより、セ
ラミック基板である窒化物セラミック等と金属粒子とを
より密着させることができる。
【0085】金属酸化物を混合することにより、窒化物
セラミック等との密着性が改善される理由は明確ではな
いが、金属粒子表面や窒化物セラミック等の表面は、わ
ずかに酸化されて酸化膜が形成されており、この酸化膜
同士が金属酸化物を介して焼結して一体化し、金属粒子
と窒化物セラミック等とが密着するのではないかと考え
られる。また、セラミック基板を構成するセラミックが
酸化物セラミックの場合は、当然に表面が酸化物からな
るので、密着性に優れた導体層が形成される。
【0086】上記金属酸化物としては、例えば、酸化
鉛、酸化亜鉛、シリカ、酸化ホウ素(B 23 )、アル
ミナ、イットリアおよびチタニアからなる群から選ばれ
る少なくとも1種が好ましい。
【0087】これらの酸化物は、抵抗発熱体の抵抗値を
大きくすることなく、金属粒子と窒化物セラミック等と
の密着性を改善することができるからである。
【0088】上記酸化鉛、酸化亜鉛、シリカ、酸化ホウ
素(B23 )、アルミナ、イットリア、チタニアの割
合は、金属酸化物の全量を100重量部とした場合、重
量比で、酸化鉛が1〜10、シリカが1〜30、酸化ホ
ウ素が5〜50、酸化亜鉛が20〜70、アルミナが1
〜10、イットリアが1〜50、チタニアが1〜50で
あって、その合計が100重量部を超えない範囲で調整
されていることが望ましい。これらの範囲で、これらの
酸化物の量を調整することにより、特に窒化物セラミッ
ク等との密着性を改善することができる。
【0089】上記金属酸化物の金属粒子に対する添加量
は、0.1重量%以上10重量%未満が好ましい。ま
た、このような構成の導体ペーストを使用して抵抗発熱
体12を形成した際の面積抵抗率は、1〜45mΩ/□
が好ましい。
【0090】面積抵抗率が45mΩ/□を超えると、印
加電圧量に対して発熱量は大きくなりすぎて、セラミッ
ク基板の表面に抵抗発熱体12を設けたセラミック基板
11では、その発熱量を制御しにくいからである。な
お、金属酸化物の添加量が10重量%以上であると、面
積抵抗率が50mΩ/□を超えてしまい、発熱量が大き
くなりすぎて温度制御が難しくなり、温度分布の均一性
が低下する。
【0091】抵抗発熱体がセラミック基板の底面に形成
される場合には、抵抗発熱体の表面部分に、金属被覆層
が形成されていることが望ましい。内部の金属焼結体が
酸化されて抵抗値が変化するのを防止するためである。
形成する金属被覆層の厚さは、0.1〜10μmが好ま
しい。
【0092】金属被覆層を形成する際に使用される金属
は、非酸化性の金属であれば特に限定されないが、具体
的には、例えば、金、銀、パラジウム、白金、ニッケル
等が挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種
以上を併用してもよい。これらのなかでは、ニッケルが
好ましい。
【0093】抵抗発熱体には、電源と接続するための端
子が必要であり、この端子は、半田を介して抵抗発熱体
に取り付けるが、ニッケルは、半田の熱拡散を防止する
からである。接続端子としては、例えば、コバール製の
ものが挙げられる。
【0094】なお、抵抗発熱体をセラミック基板の内部
に形成する場合には、抵抗発熱体表面が酸化されること
がないため、被覆は不要である。抵抗発熱体をセラミッ
ク基板内部に形成する場合、抵抗発熱体の一部が表面に
露出していてもよく、抵抗発熱体を接続するためのスル
ーホールが端子部分に設けられ、このスルーホールに外
部端子が接続、固定されていてもよい。
【0095】外部端子13を接続する場合、半田として
は、銀−鉛、鉛−スズ、ビスマス−スズなどの合金を使
用することができる。なお、半田層の厚さは、0.1〜
50μmが好ましい。半田による接続を確保するのに充
分な範囲だからである。
【0096】本発明で使用するホットプレートは、10
0℃以上で使用することが望ましく、200℃以上で使
用することがより望ましい。以上の説明では、赤外線温
度センサの温度測定の対象をホットプレートに絞って説
明してきたが、セラミック基板に抵抗発熱体を設けると
ともに、セラミック基板の内部に静電電極を設ければ静
電チャックとなり、セラミック基板に抵抗発熱体を設け
るとともに、表面にチャップトップ導体層を設け、内部
にガード電極やグランド電極を設けることによりウエハ
プローバとなるため、このような抵抗発熱体を有する静
電チャック、ウエハプローバ、サセプターの温度測定に
も利用することができる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したきたように、本発明の赤外
線温度センサ付きホットプレートは、小型の温度測定装
置である赤外線温度センサを有するためin site
(イン・サイト)中でも温度測定が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の赤外線温度センサアレイ付きホットプ
レートを模式的に示した斜視図である。
【図2】(a)は、本発明のシャッタを備えた赤外線温
度センサ付きホットプレートを模式的に示す斜視図であ
り、(b)は、その断面図である。
【図3】本発明の赤外線温度センサ付きホットプレート
に用いる2枚のシャッタを模式的に示す平面図である。
【図4】(a)は、2枚のシャッタを用いた本発明の赤
外線温度センサ付きホットプレートを模式的に示す斜視
図てあり、(b)は、その断面図である。
【図5】(a)は、2枚のシャッタを用いた本発明の赤
外線温度センサ付きホットプレートを模式的に示す斜視
図てあり、(b)は、その断面図である。
【図6】複数の開孔を有するシャッタと複数の赤外線温
度センサを備えた赤外線温度センサ付きホットプレート
を模式的に示す斜視図である。
【図7】光スイッチを備えた本発明の赤外線温度センサ
付きホットプレートを模式的に示す斜視図である。
【図8】複数の光スイッチを備えた本発明の赤外線温度
センサ付きホットプレートを模式的に示す斜視図であ
る。
【図9】赤外線温度センサ付きホットプレートを構成す
るホットプレートを模式的に示した平面図である。
【図10】図9に示したホットプレートの部分拡大断面
図である。
【図11】赤外線温度センサ付きホットプレートを構成
する別のホットプレートを模式的に示した部分拡大断面
図である。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c、1d 赤外線温度センサ 3 センサアレイ 4 シミュレータ 5 モニタ 6 ホットプレート 8 セラミック基板 8a 加熱面 10、20 シャッタ 11、21、22、23、24 開口部 12 赤外線 31、32、33、34、35、36 開口部 40、51、52、53 光シャッタ 41 基板 44、52a、52b、52c、52d 電極 60、70 ホットプレート 61、71 セラミック基板 61a、71a 加熱面 61b、71b 底面 62、72 抵抗発熱体 63、73 外部端子 64 有底孔 66 リフターピン 69 シリコンウエハ 78 スルーホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 3/16 H05B 3/18 3/18 3/20 393 3/20 393 3/68 3/68 H01L 21/30 567 Fターム(参考) 2G066 AC01 AC11 BA34 BA60 BB01 BC12 CA01 3K034 AA02 AA21 AA34 AA37 BA02 BA12 BB06 BB14 BC04 BC12 BC17 BC27 BC29 CA02 CA15 CA26 DA01 DA08 HA01 HA10 3K058 AA42 AA88 AA95 CA17 CA22 CA70 CE02 CE12 CE19 GA04 3K092 PP20 QA03 QB02 QB26 QB44 QB48 QB61 QB74 QB76 QC16 QC52 RE01 SS18 SS24 TT03 TT28 TT30 UA01 UA17 VV22 5F046 KA04 KA10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱板の加熱面の上方に赤外線温度セン
    サを配置してなることを特徴とする赤外線温度センサ付
    きホットプレート。
  2. 【請求項2】 前記赤外線温度センサは、加熱面の上方
    に複数配列されてなる請求項1に記載の赤外線温度セン
    サ付きホットプレート。
  3. 【請求項3】 前記赤外線温度センサと加熱面との間
    に、シャッタが設けられてなる請求項1に記載の赤外線
    温度センサ付きホットプレート。
  4. 【請求項4】 前記赤外線温度センサと加熱面との間
    に、光スイッチからなるシャッタが設けられてなる請求
    項1に記載の赤外線温度センサ付きホットプレート。
JP2000198848A 2000-06-30 2000-06-30 赤外線温度センサ付きホットプレート Pending JP2002015982A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014182061A (ja) * 2013-03-21 2014-09-29 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 温度測定装置および熱処理装置
JP2015513094A (ja) * 2012-03-16 2015-04-30 セントロターム・サーマル・ソルーションズ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト 基板の温度を測定する装置
WO2016192035A1 (zh) * 2015-06-02 2016-12-08 东莞传晟光电有限公司 热释电传感器
CN112945398A (zh) * 2021-04-12 2021-06-11 上海芯物科技有限公司 一种温度补偿红外热电堆传感器及红外体温计

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WO2016192035A1 (zh) * 2015-06-02 2016-12-08 东莞传晟光电有限公司 热释电传感器
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