JP2002015880A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JP2002015880A
JP2002015880A JP2000195117A JP2000195117A JP2002015880A JP 2002015880 A JP2002015880 A JP 2002015880A JP 2000195117 A JP2000195117 A JP 2000195117A JP 2000195117 A JP2000195117 A JP 2000195117A JP 2002015880 A JP2002015880 A JP 2002015880A
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Hiroyuki Takami
宏之 高見
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調光器と調光用照明器具との間の接続の自由
度を高めるとともに、市場のオープン化の要請にも応え
られるようにした照明装置を提供する。 【解決手段】 出力レベル設定部5の出力レベル信号に
応じて制御部6にて調光信号Sa〜Seを作成し、この
調光信号Sa〜Seを調光信号出力部7a〜7eより出
力する調光器1と、調光信号Sa〜Seをランプ信号に
変換して出力する調光用安定器3と、ランプ信号により
調光されるランプ4とを有し、調光器1には調光信号種
別設定部12を設け、かつ、制御部6は、複数種類の調
光信号形式を予め記憶しているとともに、調光信号種別
設定部12の設定信号に基づいて調光信号形式を選択
し、選択された調光信号形式の調光信号Sa〜Seを出
力するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調光機能を有する
照明装置に係り、特には、照明器具に電力を供給する交
流電源のオン/オフ制御の技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、調光用の照明装置は、図4に示
すように、インバータ蛍光灯などの照明器具1と、この
照明器具1を調光制御する調光器20と、この調光器2
0に調光指令信号を入力する調光操作盤3とを備えてい
る。
【0003】従来の調光器20は、図5に示すように、
調光操作盤3から入力端子4を介して入力される調光指
令信号に応じてPWM変調された調光信号を出力するP
WM回路5と、照明器具1に印加される商用の交流電源
をオン/オフするラッチング式のリレー(詳しくはその
接点)6a,6bと、PWM回路5から出力される調光
信号のデューティ比を検出して交流電源をオンするため
の電源オン信号を出力するオン信号出力回路7と、この
オン信号出力回路7からの電源オン信号に応答してリレ
ー6a,6b(詳しくはその励磁コイル)を励磁する励
磁回路8とを有している。上記の調光器20の具体的な
回路構成を図6に示す。なお、図6において、図5のブ
ロック図に対応する部分には同一の符号を付している。
【0004】上記構成の照明装置において、調光操作盤
3に設けられている図示しないスライドボリュームなど
を操作すると、この調光操作盤3からは、図7(b)に
示すようなアナログ直流電圧の調光指令信号Bが調光器
20のPWM回路5に入力される。PWM回路5は、図
7(a)に示すように、その内部の図示しない発振器で
発生される一定周波数(たとえば1KHz)の三角波の
キャリア信号Yと上記の調光指令信号Bとを比較し、調
光指令信号Bの電圧レベルがキャリア信号Yよりも大き
い場合には、図示しないトランジスタをオンするなどし
て、図7(c)に示すようなPWM変調された調光信号
Pを出力する。
【0005】従って、この調光信号Pは、1周期の時間
Tは常に一定であるが、調光操作盤3を操作して調光指
令信号Bの電圧レベルを次第に大きくするのに従って、
ハイレベルの期間TONが短くなる。つまり、調光指令信
号Bの電圧レベルが大きくなる程、調光信号Pのデュー
ティ比(=TON/T)が小さくなる特性を有している。
そして、調光信号Pのデューティ比が小さくなるほど、
照明器具1側では、その内部のインバータ回路の実効電
圧が高くなって明るい照明となる。
【0006】なお、調光指令信号Bが一定の電圧レベル
に保持されているときには、調光信号Pは、一定のデュ
ーティ比に保たれる。すなわち、調光指令信号Bの電圧
レベルが低く設定保持されたときには、図8(a)に示
すようなデューティ比の大きいPWM変調された調光信
号Paが出力され、調光指令信号Bの電圧レベルが高く
設定保持されたときには、図8(b)に示すようなデュ
ーティ比の小さいPWM変調された調光信号Pbが出力
されることになる。
【0007】一方、オン信号出力回路7は、図9(a)
に示すように、PWM回路5から出力される調光信号P
のデューティ比を常時検出している。交流電源のオフ時
は、調光操作盤3からの調光指令信号Bの電圧レベルが
小さいために、PWM回路5から出力される調光信号P
のデューティ比は100%であるが、この状態から調光
操作盤3を操作して調光指令信号Bの電圧レベルを次第
に大きくしていき、これに伴う調光信号Pのデューティ
比が一定値(例えば98%)を下回ると、オン信号出力
回路7は、これに応じて図9(b)に示すような交流電
源をオンするための電源オン信号Gを出力する。
【0008】励磁回路8は、オン信号出力回路7から電
源オン信号Gが与えられると、これに応じてリレー6
a,6bを励磁するが、リレー6a,6bには機械的な
動作に伴う遅れ時間Tdが存在するため、図9(c)に
示すように、電源オン信号Gが出力されてから遅れ時間
Tdが経過した後に始めて実際にオンし、このときに商
用の交流電源からの電力が照明器具1に供給される。こ
れに並行し、PWM回路5で発生された調光信号Pも照
明器具1に与えられるので、この調光信号Pにより照明
器具1が内蔵するインバータ回路の実効電圧が変化され
て調光される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の従来
の照明装置においては、調光器20のオン信号出力回路
7からの電源オン信号Gの出力によって単純に励磁回路
8を起動してリレー6a,6bをオンする構成としてい
るので、リレー6a,6bが実際にオンするタイミング
は、交流電源電圧のゼロクロス点付近の位置に必ずしも
一致せず、ゼロクロス点付近からずれた位置になること
がある。そして、交流電源電圧のゼロクロス点からずれ
た位置、たとえば電源電圧が最大値になるときにリレー
6a,6bがオンしたときには、照明器具1の定格電流
の数十倍の突入電流が瞬時に流れて接点が劣化したり溶
着するなどの不都合が生じる。このような不都合を回避
するため、従来技術では、接点定格に十分な容量の余裕
があるリレー6a,6bを使用しているが、このような
リレー6a,6bを使用するときには、小型化、低廉化
を十分に図ることができない。
【0010】そこで、従来技術では、オン信号出力回路
7の後段側に、抵抗やコンデンサを組み合わせた所定の
CR時定数を有する遅延回路を設け、この遅延回路によ
ってオン信号出力回路7からの電源オン信号Gを所定時
間だけ遅延させて交流電源電圧のゼロクロス点付近でリ
レー6a,6bがオンするようにし、これによって、リ
レー6a,6bの突入電流の発生を回避することが考え
られている。
【0011】しかしながら、調光器20にこのような抵
抗やコンデンサを組み合わせてなる遅延回路を設ける場
合、他の回路5,7,8の発熱等による影響によって遅
延時間が変動し易く、常に安定した遅延時間を確保する
ことが難しい。
【0012】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、交流電源電圧のゼロクロス点に一致したタイミン
グでリレーが常にオンするようにして、突入電流の発生
を抑えてリレーの小型化、低廉化を図るとともに、リレ
ーをオンするタイミングをとるための遅延時間が周囲温
度によって殆ど影響されない安定した特性を備えた照明
装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、照明器具と、この照明器具を調光制御
する調光器とを備え、前記調光器は、PWM変調された
調光信号を出力するPWM回路と、前記照明器具に印加
される交流電源をオン/オフするリレーと、前記交流電
源をオンするための電源オン信号を出力するオン信号出
力回路とを有する照明装置において、その調光器を次の
ように構成している。
【0014】すなわち、請求項1記載に係る照明装置に
おいては、その調光器は、交流電源のゼロクロス点を検
出してそれに同期したゼロクロス検出信号を出力するゼ
ロクロス検出回路と、前記電源オン信号が入力された後
にゼロクロス検出信号が入力された時点で前記PWM回
路から出力される調光信号のカウントを開始しそのカウ
ント値が所定値に達したときに前記リレーの励磁を開始
する励磁開始信号を出力するカウンタとを具備した構成
としている。
【0015】これにより、調光信号をカウンタによって
カウントするため、カウンタのカウント値が所定値に達
したときに出力される励磁開始信号の出力タイミング
は、周囲温度によって殆ど影響されず、従って、予めリ
レーの機械的な動作遅れ時間を見越してカウンタの所定
値を設定しておけば、交流電源電圧のゼロクロス点に一
致したタイミングでリレーが常にオンするようになる。
その結果、リレーがオンする際の突入電流の発生を抑え
てリレーの小型化、低廉化を図ることができる。また、
請求項2記載に係る照明装置においては、交流電源の周
波数に対応した切換スイッチを備え、この切換スイッチ
の切り換えに応じて前記カウンタの所定値が切り換えら
れる構成としている。これにより、商用の交流電源の周
波数が地域によって異なる場合でも対応することができ
る。
【0016】また、請求項3記載に係る照明装置におい
ては、前記ゼロクロス検出信号に基づいて前記交流電源
の周波数を判別する周波数判別部を備え、この周波数判
別部の判別信号に応じて前記カウンタの所定値が切り換
えられる構成としている。これにより、商用交流電源の
周波数の違いに応じてカウンタに予め設定すべき所定値
が自動的に切り換えられるため、周波数が地域によって
異なる場合でも極めて容易に対応することができる。
【0017】さらに、請求項4記載に係る照明装置にお
いては、請求項1ないし請求項3記載のいずれかのもの
に、前記調光信号とは別個のクロックパルスを発生する
発振器を備え、前記カウンタがこの発振器のクロックパ
ルスをカウントする構成としている。これにより、調光
信号Pよりも発振器のクロックパルスの周波数が一層安
定している場合には、より確実に交流電源電圧のゼロク
ロス点に一致したタイミングでリレーをオンさせること
ができて都合がよい。
【0018】さらにまた、請求項5記載に係る照明装置
においては、請求項1ないし請求項4記載のいずれかの
ものの前記カウンタに代えてタイマ回路を使用する構成
としている。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態におけ
る照明装置の要部の構成を示すブロック図であり、図5
に示した従来技術に対応する部分には同一の符号を付
す。この照明装置は、インバータ蛍光灯などの照明器具
1と、この照明器具1を調光制御する調光器2と、この
調光器2に調光指令信号を入力する図示しない調光操作
盤とを備えている。
【0020】調光器2は、PWM回路5、オン信号出力
回路7、励磁回路8、ラッチング式のリレー6a,6b
を備えるとともに、さらに、この実施の形態では、ゼロ
クロス検出回路12およびカウンタ14が設けられてい
る。PWM回路5は、図外の調光操作盤から入力端子4
を介して入力される調光指令信号に応じてPWM変調さ
れた調光信号を出力するものである。また、リレー6
a,6bは、その接点により照明器具1に印加される商
用の交流電源をオン/オフするものである。オン信号出
力回路7は、PWM回路5から出力される調光信号のデ
ューティ比を検出して交流電源をオンするための電源オ
ン信号を出力するものである。ゼロクロス検出回路12
は、交流電源電圧のゼロクロス点を検出してこれに同期
したゼロクロス検出信号を出力するものである。
【0021】カウンタ14は、ここではダウンカウンタ
が使用されており、オン信号出力回路7からの電源オン
信号が入力された後にゼロクロス検出回路12からのゼ
ロクロス検出信号が入力された時点で、PWM回路5か
ら出力される調光信号のカウントを開始し、そのカウン
ト値が所定値Npに達したときにリレー6a,6bの励
磁を開始する励磁開始信号を出力するようになってい
る。
【0022】ここで、上述の「カウンタ14のカウント
値が所定値Npに達したとき」とは、所定値Npをプリ
セット値としてカウントを開始し、次第にカウント値が
減少して零になった時点のことである。なお、ダウンカ
ウンタに代えてアップカウンタを使用することもでき
る。その場合は、カウント値が零からカウントを開始
し、次第にカウント値が増加して所定値Npに一致した
時点で励磁開始信号を出力する構成とすればよい。励磁
回路8は、カウンタ14から励磁開始信号が与えられた
ときに、これに応じてリレー6a,6b(詳しくはその
励磁コイル)を励磁する励磁信号を出力するようになっ
ている。
【0023】図1に示した調光器2の具体的な回路構成
を図2に示す。なお、図2において、図1のブロック図
に対応する部分には同一の符号を付している。
【0024】次に、本発明の実施の形態における照明装
置の動作について、図3に示すタイミングチャートを参
照して説明する。図外の調光操作盤から入力端子4を介
して調光指令信号BがPWM回路5に入力されると、P
WM回路5からは、この調光指令信号Bに応じて図3
(a)に示すようなPWM変調された調光信号Pが出力
される(図7参照)。この調光信号Pは、照明器具1に
出力されるとともに、オン信号出力回路7およびカウン
タ14にも与えられる。
【0025】一方、ゼロクロス検出回路12は、図3
(b)に示すように、交流電源電圧のゼロクロス点を検
出してこれに同期したゼロクロス検出信号Zを出力す
る。そして、このゼロクロス検出信号Zがカウンタ14
に出力される。また、オン信号出力回路7は、PWM回
路5から出力される調光信号Pのデューティ比を常時検
出しており、交流電源のオフ時における調光信号Pのデ
ューティ比が100%の状態からデューティ比が次第に
小さくなって一定値(たとえば98%)を下回ると、点
灯操作とみなして図3(c)に示すような交流電源をオ
ンするための電源オン信号Gを出力する。そして、この
電源オン信号Gがカウンタ14に出力される。
【0026】カウンタ14は、オン信号出力回路7から
のオン信号Gが入力された後、次のゼロクロス検出回路
12からのゼロクロス検出信号Zが入力された時点で、
調光信号Pのカウントを開始する。このため、図3
(d)に示すように、カウンタ14の最上位桁の出力Q
はハイレベルとなる。そして、カウンタ14は、プリセ
ット値Npから次第にカウント値が減少して零になった
とき(カウンタ14が調光信号Pのカウントを開始して
からTa時間の経過後)に最上位桁の出力Qはローレベ
ルに反転し、この反転出力Qがリレー6a,6bの励磁
を開始するための励磁開始信号として励磁回路8に出力
される。
【0027】励磁回路8は、図3(e)に示すようにカ
ウンタ14からの励磁開始信号が入力されたときに、こ
れに応じてリレー6a,6bに対して励磁信号Rを出力
する。そして、この励磁信号Rによってリレー6a,6
bの励磁コイルが通電されるために接点が動作を始める
が、接点部品には機械的な遅れ時間Td(たとえば4m
s)が存在するので、リレー6a,6bの接点は、励磁
信号Rが出力されてから遅れ時間Tdが経過した後に始
めて実際にオンする。
【0028】従って、リレー6a,6bの接点が実際に
オンするタイミングが交流電源電圧のゼロクロス点の付
近に一致するようにカウンタ14の所定値(プリセット
値)Npを予め設定しておけば、カウンタ14のカウン
ト値が所定値Npに達するまでに要する時間Taと、カ
ウンタ14から出力された励磁開始信号に応答した励磁
信号Rによって実際にリレー6a,6bの接点がオンす
るまでの遅れ時間Tdの合計(=Ta+Td)は、交流
電源電圧のほぼ1周期に相当することになる。その結
果、リレー6a,6bの接点が実際にオンするタイミン
グは、交流電源電圧のゼロクロス点付近に常に一致する
ことになる。これにより、リレー6a,6bがオンする
際の突入電流の発生が抑えられ、リレー6a,6bの小
型化、低廉化を図ることができる。
【0029】そして、リレー6a,6bがオンすると、
図3(f)に示すように、商用の交流電源からの電力が
調光器2を介して照明器具1に供給され、これに並行し
て、PWM回路5で発生された調光信号Pも照明器具1
に与えられるので、この調光信号Pによって照明器具1
が内蔵するインバータ回路の実効電圧が変化されて調光
が行われる。
【0030】上記の実施の形態の照明装置において、次
の変形例や応用例を考えることができる。まず、調光器
2に、交流電源の周波数に対応した切換スイッチを設
け、この切換スイッチの切り換えに応じてカウンタ14
の所定値Npを切り換える構成としてもよい。このよう
な切換スイッチを設ければ、商用の交流電源の周波数が
地域によって異なる場合でも、各周波数に応じた所定値
Npをカウンタ14に対して設定できるため、常に交流
電源電圧のゼロクロス点に一致したタイミングでリレー
6a,6bをオンさせることができる。
【0031】また、調光器2に、ゼロクロス検出信号に
基づいて交流電源の周波数を判別する周波数判別部を設
け、この周波数判別部の判別信号に応じてカウンタ14
の所定値Npが切り換えられるようにしてもよい。この
ような周波数判別部を設ければ、商用交流電源の周波数
の違いによってカウンタ14に設定する所定値Npが自
動的に切り換えられるため、周波数が地域によって異な
る場合でも、リレー6a,6bをオンさせるタイミング
調整を一層容易に行うことができる。
【0032】また、調光器2に、調光信号Pとは別個の
クロックパルスを発生する発振器を別途設け、カウンタ
14は、電源オン信号Gが入力された後にゼロクロス検
出信号Zが入力された時点でこの発振器のクロックパル
スをカウントするようにしてもよい。このようにすれ
ば、調光信号Pよりも発振器のクロックパルスの周波数
が一層安定している場合には、より確実に交流電源電圧
のゼロクロス点に一致したタイミングでリレーをオンさ
せることができて都合がよい。
【0033】さらに、カウンタ14に代えて、水晶発振
子を使用たタイマ回路を使用し、このタイマ回路がタイ
ムアップしたときに、これに応じて励磁回路8に対して
励磁開始信号を出力する構成とすることもできる。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の照明装置にあっては、カ
ウンタは調光信号をカウントするため、カウンタのカウ
ント値が所定値に一致したときに出力される励磁開始信
号の出力タイミングは、周囲温度によって殆ど影響され
ない。また、カウンタを使用すれば、その所定値を変更
するだけでリレーがオンするタイミングを調整すること
ができ、タイミング調整を容易に行える。従って、予め
リレーの機械的な動作遅れ時間を見越してカウンタの所
定値を設定しておけば、交流電源電圧のゼロクロス点に
一致したタイミングで常にリレーがオンするようにな
る。その結果、リレーがオンする際の突入電流の発生が
抑えられてリレーの小型化、低廉化を図ることができ
る。
【0035】請求項2記載の照明装置にあっては、商用
の交流電源の周波数が地域によって異なる場合でも、切
換スイッチによって各周波数に応じた所定値をカウンタ
に設定できるため、交流電源電圧のゼロクロス点に一致
したタイミングでリレーをオンさせることができる。
【0036】請求項3記載の照明装置にあっては、周波
数判別部によって、商用の交流電源の周波数の違いによ
ってカウンタの所定値が自動的に切り換えられるため、
周波数が地域によって異なる場合でも一層容易に対応す
ることができる。
【0037】請求項4記載の照明装置にあっては、調光
信号よりもクロックパルスの周波数が一層安定した発振
器がある場合には、その発振器を利用してカウンタを動
作させることができ、より確実に交流電源電圧のゼロク
ロス点に一致したタイミングでリレーをオンさせること
ができる。
【0038】請求項5記載の照明装置にあっては、カウ
ンタを使用する場合と同様に、タイマ回路のタイムアッ
プに応じて励磁開始信号を出力することで、交流電源電
圧のゼロクロス点に一致したタイミングでリレーをオン
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における照明装置の要部の
構成を示すブロック図である。
【図2】同上の調光器の部分の具体的な構成を示す回路
図である。
【図3】同上の各部の動作説明に供するタイミングチャ
ートである。
【図4】一般的な照明装置の全体構成を示すブロック図
である。
【図5】従来の照明装置における要部の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】同上の調光器の部分の具体的な構成を示す回路
図である。
【図7】同上のあるいは一般的な調光操作盤から入力さ
れる調光指令信号とこれに応じてPWM回路で発生され
る調光信号との関係を示す波形図である。
【図8】一般的な調光信号を示す波形図である。
【図9】従来の照明装置における各部の動作説明に供す
るタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 照明器具 2 調光器 3 調光操作盤 5 PWM回路 6a,6b リレー 7 オン信号出力回路 8 励磁回路 12 ゼロクロス検出回路 14 カウンタ P 調光信号 G 電源オン信号 Z ゼロクロス検出信号 Q カウンタの出力 R 励磁信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明器具と、この照明器具を調光制御す
    る調光器とを備え、前記調光器は、PWM変調された調
    光信号を出力するPWM回路と、前記照明器具に印加さ
    れる交流電源をオン/オフするリレーと、前記交流電源
    をオンするための電源オン信号を出力するオン信号出力
    回路とを有してなる照明装置において、前記調光器は、
    交流電源のゼロクロス点を検出してそれに同期したゼロ
    クロス検出信号を出力するゼロクロス検出回路と、前記
    電源オン信号が入力された後にゼロクロス検出信号が入
    力された時点で前記PWM回路から出力される調光信号
    のカウントを開始しそのカウント値が所定値に達したと
    きに前記リレーの励磁を開始する励磁開始信号を出力す
    るカウンタと、を具備することを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の照明装置において、前記
    調光器は、交流電源の周波数に対応した切換スイッチを
    備え、この切換スイッチの切り換えに応じて前記カウン
    タの所定値が切り換えられる照明装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の照明装置において、前記
    調光器は、前記ゼロクロス検出信号に基づいて前記交流
    電源の周波数を判別する周波数判別部を備え、この周波
    数判別部の判別信号に応じて前記カウンタの所定値が切
    り換えられる照明装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の照明装置において、前記調光器は、前記調光信号とは
    別個のクロックパルスを発生する発振器を備え、前記カ
    ウンタは、この発振器のクロックパルスをカウントする
    ものである照明装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の照明装置において、前記カウンタに代えてタイマ回路
    を使用した照明装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008186604A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Matsushita Electric Works Ltd 端末器機能付き照明器具

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JP2008186604A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Matsushita Electric Works Ltd 端末器機能付き照明器具

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