JP2002015520A - エラー補正方法と情報再生装置 - Google Patents

エラー補正方法と情報再生装置

Info

Publication number
JP2002015520A
JP2002015520A JP2000194175A JP2000194175A JP2002015520A JP 2002015520 A JP2002015520 A JP 2002015520A JP 2000194175 A JP2000194175 A JP 2000194175A JP 2000194175 A JP2000194175 A JP 2000194175A JP 2002015520 A JP2002015520 A JP 2002015520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
signal
interval
timing
pulsed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000194175A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Takahashi
利彦 高橋
Yasuhiro Honda
泰啓 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000194175A priority Critical patent/JP2002015520A/ja
Publication of JP2002015520A publication Critical patent/JP2002015520A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズや入力信号のひずみ等により再生信号
に不要パルスが発生し、不要パルスを含んだまま信号処
理を行うと、信号の再生性能が低下する。 【解決手段】 入力されたアナログ信号をパルス化手段
1でパルス化し、そのパルス化出力101に含まれるパ
ルスからパルスの間隔を検出する信号間隔検出手段と、
同じくパルス化出力101より、パルスの入力から一定
間隔の幅を持つパルスを発生するパルス発生手段の2つ
のパルス化信号からパルス化出力101のパルス間隔が
一定時間τ1以上あるパルスの位置を与えるパルス間隔
比較手段12の出力102を用いてパルス化出力101
よりパルス間隔が一定時間τ1より短い位置にあるパル
スを除去するエキストラパルス除去手段2を有し、一定
の信号間隔以下のタイミングで発生した信号を除去しエ
ラーを補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク装置等
の、信号の再生を行う情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、この種の情報再生装置は大容量
化、小型化へと急速に推移しており、その技術はめざま
しい進歩を見せている。
【0003】以下図面を参照しながら、上述した従来の
情報再生装置の一例について説明する。
【0004】図9は従来の情報再生装置の一構成例を示
すブロック図である。図10は従来の情報再生装置の一
構成例を示すブロック図である。図10において、記録
媒体94に記録されている情報はレーザ光源95から出
射されたレーザ光を対物レンズで記録媒体94の表面に
刻まれているトラック上に集光し、トラック上に記録さ
れている情報を記録媒体94からの反射光を用いて光検
出器で検出し再生信号として電気的信号である再生信号
803に変換される。レーザ光源95はレーザ制御手段
97により制御される。記録媒体94はスピンドルモー
タ96により回転させられその回転する記録媒体上を集
光されたレーザ光がサーボ制御手段91により特定のト
ラック上をトレースするように制御される。また、サー
ボ制御手段91はスピンドルモータ96の回転駆動も制
御する。
【0005】次に図9において、再生信号803はアナ
ログ信号処理手段81で信号増幅、信号上の雑音を除去
するためのノイズシェイピング等の操作を加えられ、パ
ルス化手段1で情報を持つ再生信号803中のピークの
タイミングを検出しパルス化されたディジタル再生信号
804を出力する。このディジタル再生信号804より
クロック生成手段83でクロック成分の抽出を行いクロ
ック802を生成する。また、ディジタル再生信号80
4からクロック802と同期した同期化再生信号801
を同期化手段82で生成する。このクロック802と同
期化再生信号801をシステムコントローラ93に供給
することで、前記システムコントローラ93でデータの
エラー訂正等が行われ、インターフェース98を通して
ホストPCに転送することで記録媒体に記録されていた
情報の再生が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
情報再生方式では、再生データの信頼性を向上させるた
め、再生信号をアナログ信号処理手段で信号中の雑音を
除去するためのノイズシェイピング等の操作を加え、ノ
イズ等の影響によるデータの誤検出の可能性を低下させ
た上で、ディジタルでの信号処理が可能なようにこのア
ナログ再生信号をパルス化してディジタル再生信号とし
てきた。しかし、アナログ方式でのノイズシェイピング
には限界があり、除去しきれないノイズによりデータの
誤検出が発生し、システムの信頼性を大きく低下させる
問題がある。以上説明したようなノイズの影響を低下さ
せることが、このような光ディスク装置等の、情報を再
生する情報再生装置にとって、信頼性を左右する重要な
ファクターとなっている。
【0007】本発明は上記問題を鑑み、光ディスクに記
録されているデータの特性を利用し、ノイズ等による記
録されているデータの誤検出を低減する優れたエラー補
正方法及び情報再生装置を提案するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の一定の信号間隔以下のタイミングで発生し
た信号を除去するエラー補正方法とその方式を用いた情
報再生装置は、記録媒体上の情報ピットを再生または記
録媒体上に情報ピットを記録するためのレーザ光源を有
し、レーザ光源から出射されたレーザ光が対物レンズに
より記録媒体上に微小なスポットを結び、記録媒体で反
射されたレーザ光が対物レンズを再び通り光検出器で検
出され電気信号に変換され、信号処理を加えられて、記
録媒体からデータを読み出す情報再生装置において、電
気信号に変換された再生信号に対し、信号増幅及び波形
成形を行うアナログ信号処理手段とディジタル処理を行
うため、波形成形されたアナログ信号をパルス化するパ
ルス化手段と、パルス化された信号のパルス間隔を検出
する信号検出手段と、入力された再生信号と同期して一
定時間幅のパルスを発生させるパルス発生手段と入力信
号の信号間隔と一定の時間幅を持つパルスを比較するパ
ルス間隔比較手段と、パルス間隔比較手段の結果によ
り、パルス化された再生信号からエキストラパルスをの
ぞくエキストラパルス除去手段を備えることを特徴とす
る。
【0009】また、前記パルス化手段より出力された再
生信号からクロックを発生させるクロック発生手段と、
前記パルス化手段より出力された再生信号と前記クロッ
ク発生手段から出力されるクロックを比較してパルス化
された再生信号の間隔を監視する信号監視手段と、前記
信号監視手段の出力で前記パルス化手段より出力された
再生信号からノイズ等の外乱により発生する不要な信号
であるエキストラパルスをのぞくエキストラパルス除去
手段を備えることを特徴とする。
【0010】また、前記パルス化手段より出力された再
生信号と同期して一定時間幅のパルスを発生させるパル
ス発生手段と、パルス化された信号のパルス間隔を検出
する信号検出手段と、前記信号間隔検出手段の出力結果
と前記パルス発生手段の出力結果から一定の時間幅を持
つパルスの間隔を比較するパルス間隔比較手段と、パル
ス間隔比較手段の結果により、パルス化された再生信号
からエキストラパルスをのぞくエキストラパルス除去手
段を備えることを特徴とする。
【0011】また、前記パルス化手段より出力された再
生信号からパルス化された信号のパルス間隔を検出する
信号検出手段と、前記パルス化手段より出力された再生
信号から信号パターンの発生確率を学習する確率学習手
段と、前記確率学習手段の出力を元にその中の最短パル
ス間隔を検出する最短パルス検出手段と、前記最短パル
ス検出手段の出力と前記信号間隔検出手段の出力結果よ
り一定の時間幅を持つパルスの間隔を比較するパルス間
隔比較手段とパルス間隔比較手段の結果により、パルス
化された再生信号からエキストラパルスをのぞくエキス
トラパルス除去手段を備えることを特徴とする。
【0012】また、前記パルス化手段によりパルス化さ
れたパルス化再生信号のパルス間隔を検出する信号間隔
検出手段と、入力されたパルス化再生信号と同期して一
定時の間幅を持つパルスを発生させるパルス発生手段と
入力信号の信号間隔と一定の時間幅を持つパルスを比較
するパルス間隔比較手段と、前記パルス化手段の出力に
対してその信号タイミングを前後にずらすことで信号の
タイミングを調整する信号タイミング調整手段と、パル
ス間隔比較手段の出力で前記信号タイミング調整手段の
出力からエキストラパルスを取り除くエキストラパルス
除去手段を備えることを特徴とする。
【0013】また、前記パルス化手段によりパルス化さ
れた出力であるパルス化再生信号からパルス化再生信号
と同期したクロックを発生させるクロック発生手段と、
前記パルス化手段の出力に対してその信号タイミングを
前後にずらすことで信号のタイミングを調整する信号タ
イミング調整手段と、前記パルス化手段の出力であるパ
ルス化再生信号の信号間隔を前記クロック発生手段の出
力クロックでカウントする信号監視手段と信号監視手段
の出力で前記信号タイミング調整手段の出力からエキス
トラパルスを取り除くエキストラパルス除去手段を備え
ることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例である、
記録されているデータの中の所定の信号間隔以下のタイ
ミングで発生した信号を除去するエラー補正方法とその
エラー補正方法を用いた情報再生装置を図面を参照して
説明する。
【0015】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1を示すエラー補正方法とその方式を用いた情報再
生装置を示すもので、再生信号に含まれる外乱等により
発生した、データ再生には害となるエキストラパルスを
除去するエラー補正方法とその方式を用いた情報再生装
置の実施の形態1のブロック図である。図5は再生波形
を示す模式図である。図1において、1はパルス化手
段、2はパルス化された信号からエラーの発生源となる
エキストラパルスを除去するエキストラパルス除去手
段、3は一定幅のパルスを発生させるパルス発生手段、
11は信号間隔検出手段、12はパルス間隔比較手段で
ある。図5において、101はパルス化再生信号、10
2はゲート信号、103はクロック、104は再生信
号、τは時間を表す記号、τ1は時間を表す記号であ
る。
【0016】以上のように構成されたエラー補正方法と
その方式を用いた情報再生装置について、以下図1及び
図5を用いてその動作を説明する。初めに、再生時にお
いてアナログ再生信号120がパルス化手段1に入力さ
れ、パルス化再生信号101が生成される。このパルス
化再生信号101をもとに信号間隔検出手段11でパル
ス化再生信号101のそれぞれのパルス間の間隔を検出
し、パルス発生手段3でパルス化再生信号101の個々
のパルスに対し一定時間の幅を持つパルスを生成する。
パルス間隔比較手段12では信号間隔検出手段11の出
力とパルス発生手段3の出力からパルス発生手段3で発
生した一定幅のパルスτ1に対しパルス化出力のパルス
間隔τの幅以上のパルス間隔でパルス化手段1の出力で
あるパルス化再生信号101が出力されているかどうか
を検出する。そしてエキストラパルス除去手段2では、
パルス間隔検出手段12の出力であるゲート信号102
でパルス化手段1の出力であるパルス化再生信号101
から、パルス発生手段3で生成された一定幅τ1以下の
パルス間隔しか持たない、パルス化再生信号101の中
のパルスをマスクし、再生信号104を得る。このよう
な方式をとることにより、パルス化再生信号の中の、一
定幅τ1以下のパルス間隔しか持たないパルスをマスク
するので、エキストラパルス等の発生に起因するエラー
を補正することができる。
【0017】(実施の形態2)以下本発明の実施の形態
2について図面を参照しながら説明する。図2は本発明
の実施の形態2のエラー補正方法とその方式を用いた情
報再生装置を示すブロック図で、図5は再生波形を示す
模式図である。図11は再生波形を示す模式図である。
図2において、1はアナログ信号をディジタル値に変換
するパルス化手段、13は信号監視手段、14はパルス
化された信号からクロック成分を抽出するクロック発生
手段、2はパルス化された信号からエラーの発生源とな
るエキストラパルスを除去するエキストラパルス除去手
段である。
【0018】以上のように構成されたエラー補正方法と
その方式を用いた情報再生装置について、以下図2及び
図5を用いてその動作を説明する。まず、図2は再生信
号に含まれる外乱等により発生した、データ再生には害
となるエキストラパルスを除去するエラー補正方法とそ
の方式を用いた情報再生装置のブロック図である。初め
に、再生時においてアナログ再生信号120がパルス化
手段1に入力され、パルス化再生信号101が生成され
る。クロック発生手段14はパルス化手段の出力である
パルス化再生信号101をもとにしてパルス化再生信号
101に同期したクロック103を発生する。このクロ
ックを用いて信号監視手段13はパルス化手段1の出力
であるパルス化再生信号101のパルス間隔を計測す
る。そして、計測したパルスの幅が一定の幅よりも短い
場合ゲート信号102を発生する。そしてエキストラパ
ルス除去手段2では信号監視手段13の出力であるゲー
ト信号102でパルス化手段1の出力であるパルス化再
生信号101から一定幅τ1以下のパルス間隔しか持た
ないパルス化再生信号101の中のパルスをマスクし、
再生信号104を得る。このような方式をとることによ
り、エキストラパルス等の発生に起因するエラーを補正
することができる。
【0019】(実施の形態3)以下、本発明の実施の形
態3について図面を参照しながら説明する。図3は本発
明の実施の形態3を示すエラー補正方法とその方式を用
いた情報再生装置を示すものである。図5は再生波形を
示す模式図である。図6は再生波形を示す模式図であ
る。図3において、1はアナログ再生信号をディジタル
値に変換するパルス化手段、11はパルス化再生信号の
信号間隔を検出する信号間隔検出手段、12はパルスの
間隔を比較するパルス間隔比較手段、15はパルス化再
生信号から複数の幅を持つパルスを発生する複数パルス
発生手段、16は複数の入力されたパルスから一つまた
は複数のパルスを選択し出力するパルス選択手段、2は
パルス化された信号からエラーの発生源となるエキスト
ラパルスを除去するエキストラパルス除去手段である。
【0020】以上のように構成されたエラー補正方法と
その方式を用いた情報再生装置について、以下図3及び
図5、図6、図11を用いてその動作を説明する。ま
ず、図3は再生信号に含まれる外乱等により発生した、
データ再生には害となるエキストラパルスを除去するエ
ラー補正方法とその方式を用いた情報再生装置のブロッ
ク図である。初めに、再生時においてアナログ再生信号
120がパルス化手段1に入力され、パルス化再生信号
101が生成される。このパルス化再生信号101をも
とに信号間隔検出手段11でパルス化再生信号101の
それぞれのパルス間の間隔を検出し、その出力をパルス
間隔比較手段12に入力する。また、パルス化再生信号
101をもとにして、複数パルス発生手段15はパルス
幅もしくはパルスの発生タイミングをずらした一つまた
は複数のパルス(複数タイミング110)を生成する。
パルス選択手段16は、生成された複数タイミング11
0から再生信号の状態に合わせ、一つのパルスを選択す
る。パルス間隔比較手段12では信号間隔検出手段11
の出力とパルス選択手段16の出力である一定の幅とタ
イミングを持つパルスに対しパルス化再生信号101の
パルス幅と、発生タイミングが、選択されたパルス選択
手段16の出力と合っているかどうかが比較され、発生
タイミングが合っている場合にはパルス化再生信号10
1を再生信号104として出力し、発生タイミングが合
っていない場合にはパルス化再生信号101のパルスを
マスクする。以上のような方法で再生信号104を得
る。このような方式をとることにより、発生タイミング
が合っていないパルスをマスクするので、エキストラパ
ルス等の発生に起因するエラーを補正することができ
る。
【0021】(実施の形態4)以下、本発明の実施の形
態4について図面を参照しながら説明する。図4は本発
明の実施の形態4を示すエラー補正方法とその方式を用
いた情報再生装置を示すものである。図5は再生波形を
示す模式図である。図6は再生波形を示す模式図であ
る。図11は再生波形を示す模式図である。図4におい
て、1はアナログ信号をディジタル値に変換するパルス
化手段、11はパルス化再生信号の信号間隔を検出する
信号間隔検出手段、12はパルスの間隔を比較するパル
ス間隔比較手段、17はパルス化再生信号からパルスま
たはパルス間隔の発生確率を学習する確率学習手段、1
8は確率学習手段の出力から最短のパルス間隔を検出す
る最短パルス検出手段、2はパルス化された信号からエ
ラーの発生源となるエキストラパルスを除去するエキス
トラパルス除去手段である。
【0022】以上のように構成されたエラー補正方法と
その方式を用いた情報再生装置について、以下図4及び
図5を用いてその動作を説明する。まず、図4は再生信
号に含まれる外乱等により発生した、データ再生には害
となるエキストラパルスを除去するエラー補正方法とそ
の方式を用いた情報再生装置のブロック図である。初め
に、再生時においてアナログ再生信号120がパルス化
手段1に入力され、パルス化再生信号101が生成され
る。このパルス化再生信号101をもとに信号間隔検出
手段11でパルス化再生信号101のそれぞれのパルス
間の間隔を検出し、その出力をパルス間隔比較手段12
に入力する。また、パルス化再生信号101をもとにし
て、確率学習手段17はパルス化再生信号101の中の
パルス幅もしくはパルス間隔の発生する確率を学習す
る。この場合、最短パルス検出手段18により変調規則
に沿わない短いパルスが発見されたとき、確率学習手段
17の出力から確率的に存在する可能性が高いと推定さ
れるパルスの位置に変調規則に沿わない短いパルスを移
動する。その結果、変調規則に沿わない短いパルス間隔
が発見されたとき、その前後を含む連続する3つ、ある
いはそれ以上のパルス列から、正規の位置からずれてい
るパルスを判定する。そして、正規の位置と異なる位置
にあるパルスのタイミングで最短パルス検出手段18か
らゲート信号が出力され、パルス間隔検出手段12によ
りパルス化再生信号101をマスクするためのゲート信
号102が生成されてパルス化再生信号101のパルス
をマスクする。
【0023】以上のような方法で再生信号104を得
る。パルス化手段1の出力であるパルス化再生信号10
1とゲート信号102の間にはタイミングのずれが生じ
ることがある。このとき、エキストラパルス除去手段2
の中で、パルス化再生信号101とゲート信号102の
間のタイミングずれを補償する。このような方式をとる
ことによりエキストラパルス等の発生に起因するエラー
を補正することができる。
【0024】(実施の形態5)以下本発明の実施の形態
5について図面を参照しながら説明する。図7は本発明
の実施の形態5を示すもので、再生信号に含まれる外乱
等により発生した、データ再生には害となるエキストラ
パルスを除去するエラー補正方法とその方式を用いた情
報再生装置のブロック図である。図5は再生波形を示す
模式図である。図6は再生波形を示す模式図である。図
11は再生波形を示す模式図である。図7において、1
はアナログ信号をディジタル値に変換するパルス化手
段、11はパルス化再生信号の信号間隔を検出する信号
間隔検出手段、8はパルス化再生信号のタイミングを調
整する信号タイミング調整手段、3は一定幅のパルスを
発生させるパルス発生手段、12はパルスの間隔を比較
するパルス間隔比較手段、2はパルス化された信号から
エラーの発生源となるエキストラパルスを除去するエキ
ストラパルス除去手段である。
【0025】以上のように構成されたエラー補正方法と
その方式を用いた情報再生装置について、以下図7及び
図5を用いてその動作を説明する。まず初めに、再生時
においてアナログ再生信号120がパルス化手段1に入
力され、パルス化再生信号101が生成される。このパ
ルス化再生信号101をもとに信号間隔検出手段11で
パルス化再生信号101のそれぞれのパルス間の間隔を
検出し、パルス発生手段3はパルス化再生信号101の
個々のパルスに対し一定時間の幅を持つパルスを生成す
る。パルス間隔比較手段12では信号間隔検出手段11
の出力とパルス発生手段3の出力からパルス発生手段3
で発生した一定幅のパルスに対しその幅以下のパルス間
隔でパルス化手段1の出力であるパルス化再生信号10
1が出力されているかどうかを検出する。このエキスト
ラパルス除去手段2に入力されるゲート信号102は、
各信号処理ブロックにより加工されるため、少なからず
遅延が発生しパルス化再生信号101との間には時間差
が発生してしまう。そこで、ゲート信号102とパルス
化再生信号101とのタイミングを調整するための信号
タイミング調整手段8を導入する。そしてエキストラパ
ルス除去手段2ではパルス間隔検出手段12の出力であ
るゲート信号102でパルス化手段1の出力であるパル
ス化再生信号101からパルス発生手段3で生成された
一定幅のパルス以下のパルス間隔しか持たないパルス化
再生信号101の中のパルスをマスクし、再生信号10
4を得る。このような方式をとることによりエキストラ
パルス等の発生に起因するエラーを補正することができ
る。
【0026】(実施の形態6)以下本発明の実施の形態
6について図面を参照しながら説明する。図8は本発明
の実施の形態6を示すもので、再生信号に含まれる外乱
等により発生した、データ再生には害となるエキストラ
パルスを除去するエラー補正方法とその方式を用いた情
報再生装置のブロック図である。図5は再生波形を示す
模式図である。図8において、1はアナログ信号をディ
ジタル値に変換するパルス化手段、13は信号監視手
段、14はパルス化された信号からクロック成分を抽出
するクロック発生手段、8はパルス化再生信号のタイミ
ングを調整する信号タイミング調整手段、2はパルス化
された信号からエラーの発生源となるエキストラパルス
を除去するエキストラパルス除去手段である。
【0027】以上のように構成されたエラー補正方法と
その方式を用いた情報再生装置について、以下図8及び
図5を用いてその動作を説明する。初めに、再生時にお
いてアナログ再生信号120がパルス化手段1に入力さ
れ、パルス化再生信号101が生成される。クロック発
生手段14はパルス化手段の出力であるパルス化再生信
号101をもとにしてパルス化再生信号101に同期し
たクロック103を発生する。このクロックを用いて信
号監視手段13はパルス化手段1の出力であるパルス化
再生信号101のパルス間隔を計測する。そして、計測
したパルスの幅が一定の幅よりも短い場合ゲート信号1
02を発生する。また、エキストラパルス除去手段2に
入力されるゲート信号102は各信号処理ブロックによ
り加工されるため、少なからず遅延が発生しパルス化再
生信号101との間には時間差が発生してしまう。そこ
で、ゲート信号102とパルス化再生信号101とのタ
イミングを調整するための信号タイミング調整手段8を
導入する。そしてエキストラパルス除去手段2では信号
監視手段13の出力であるゲート信号102でパルス化
手段1の出力であるパルス化再生信号101から一定幅
τ1以下のパルス間隔しか持たないパルス化再生信号1
01の中のパルスをマスクし、再生信号104を得る。
このような方式をとることによりエキストラパルス等の
発生に起因するエラーを補正することができる。
【0028】
【発明の効果】上記の構成により本発明の記録されてい
るデータの中の所定の信号間隔以下のタイミングで発生
した信号を除去するエラー補正方法とその方法を用いた
情報再生装置では光ディスク装置等の情報再生装置での
情報の再生時にノイズ等により発生するエキストラパル
スを除去し、再生データの信頼性を飛躍的に高める効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかるエラー補正方法
とその方法を用いた情報再生装置のブロック図
【図2】本発明の実施の形態2にかかるエラー補正方法
とその方法を用いた情報再生装置のブロック図
【図3】本発明の実施の形態3にかかるエラー補正方法
とその方法を用いた情報再生装置のブロック図
【図4】本発明の実施の形態4にかかるエラー補正方法
とその方法を用いた情報再生装置のブロック図
【図5】本発明の実施の形態の再生波形を示す模式図
【図6】本発明の実施の形態の再生波形を示す模式図
【図7】本発明の実施の形態5にかかるエラー補正方法
とその方法を用いた情報再生装置のブロック図
【図8】本発明の実施の形態6にかかるエラー補正方法
とその方法を用いた情報再生装置のブロック図
【図9】従来例の記録再生方式のブロック図
【図10】従来例の記録再生方式のブロック図
【図11】従来例の再生波形を示す模式図
【符号の説明】
1 パルス化手段 2 エキストラパルス除去手段 3 パルス発生手段 8 信号タイミング調整手段 11 信号間隔検出手段 12 パルス間隔比較手段 13 信号監視手段 14 クロック発生手段 15 複数パルス発生手段 16 パルス選択手段 17 確率学習手段 18 最短パルス検出手段 91 サーボ制御手段 92 信号記録手段 93 システムコントローラ 94 ディスク 95 レーザユニット 96 スピンドルモータ 97 レーザ制御手段 98 インターフェース 99 アナログ信号処理手段 100 信号再生手段 101〜105 波形 110 波形 120 波形 801〜804 波形

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録されているデータの中の所定の信号
    間隔以下のタイミングで発生した信号を除去することを
    特徴とするエラー補正方法。
  2. 【請求項2】 記録されているデータの中の所定の信号
    間隔以外のタイミングで発生した信号を前後の信号との
    関係を用いて除去することを特徴とするエラー補正方
    法。
  3. 【請求項3】 再生信号に同期したクロック信号を発生
    する信号同期手段と、前記信号同期手段より発生したク
    ロック信号を用いて再生信号の信号間隔を監視する信号
    間隔監視手段とを有する情報再生装置。
  4. 【請求項4】 一定時間の幅を持つパルスを発生するパ
    ルス発生装置と、前記パルス発生装置により発生された
    パルスの幅と再生信号の信号間隔とを比較するタイミン
    グ比較手段と、前記タイミング比較手段の出力結果から
    再生信号の特定の信号を取り除くエキストラパルス除去
    手段とを有する情報再生装置。
  5. 【請求項5】 異なる時間幅を発生する複数のパルス発
    生装置と、前記パルス発生装置により発生した複数の時
    間幅の異なるパルスと、前記複数の時間幅の異なるパル
    スから一つのパルスを選択するパルス選択手段と、前記
    パルス選択手段により選択されたパルスの幅と再生信号
    の信号間隔とを比較するタイミング比較手段と、前記タ
    イミング比較手段の出力結果から再生信号の特定の信号
    を取り除くエキストラパルス除去手段とを有する情報再
    生装置。
  6. 【請求項6】 記録されるべき信号の変調則に従い、記
    録されている信号のパルスタイミングの出現確率を学習
    する確率学習手段と、前記確率学習手段により得られた
    結果から記録されている信号の最短パルス間隔を検出す
    る最短パルス間隔検出手段と、前記最短パルス間隔検出
    手段より検出された最短パルスのタイミングよりも短い
    パルスを発生させるパルス発生手段と、前記パルス発生
    手段により発生されたパルスの幅と再生信号の信号間隔
    とを比較するタイミング比較手段と、前記タイミング比
    較手段の出力結果から再生信号の特定の信号を取り除く
    エキストラパルス除去手段とを有する情報再生装置。
  7. 【請求項7】 再生信号のタイミングを調整するタイミ
    ング調整手段を有
JP2000194175A 2000-06-28 2000-06-28 エラー補正方法と情報再生装置 Pending JP2002015520A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000194175A JP2002015520A (ja) 2000-06-28 2000-06-28 エラー補正方法と情報再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000194175A JP2002015520A (ja) 2000-06-28 2000-06-28 エラー補正方法と情報再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002015520A true JP2002015520A (ja) 2002-01-18

Family

ID=18693043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000194175A Pending JP2002015520A (ja) 2000-06-28 2000-06-28 エラー補正方法と情報再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002015520A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100470377B1 (ko) 데이터 기록 장치 및 데이터 기록 제어기
US7463567B2 (en) Optical disc recording/reproducing apparatus capable of rapidly determining unrecorded disc
JPS63316364A (ja) 領域検出装置
JPH04134670A (ja) データ記録再生装置
US6956805B2 (en) Signal processing circuit and method for extracting superimposed signal with accuracy
US7706217B2 (en) Optical disc apparatus
JP3999881B2 (ja) 光ディスク装置とその制御回路
JP2002015520A (ja) エラー補正方法と情報再生装置
JP2002237035A (ja) ディスクプレーヤ
KR100286630B1 (ko) 디스크 재생장치
KR20050029212A (ko) 동기신호 검출장치 및 동기신호 검출방법
JPH08249831A (ja) 情報再生装置
JP2772034B2 (ja) 光ディクス装置
JPH0729311A (ja) デイスク再生装置
JP3187548B2 (ja) マークエッジ記録再生方式における再生2値化パルス補正方法
JPH01159835A (ja) 光学的情報記録再生装置
JPH0817139A (ja) 光ディスク装置
JPS60258766A (ja) 光情報記録再生装置
JP3762106B2 (ja) 光ディスク装置とその制御回路
JPH03173975A (ja) 信号抽出方法および信号抽出装置
JPH0778898B2 (ja) 光学的情報記録再生装置
JPH01251371A (ja) 光ディスク記録再生方式
JPH07153212A (ja) トラック幅検査装置
JP2000339861A (ja) 情報記録装置
JP2006127699A (ja) 光ディスク記録再生装置