JP2002014508A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002014508A
JP2002014508A JP2001018415A JP2001018415A JP2002014508A JP 2002014508 A JP2002014508 A JP 2002014508A JP 2001018415 A JP2001018415 A JP 2001018415A JP 2001018415 A JP2001018415 A JP 2001018415A JP 2002014508 A JP2002014508 A JP 2002014508A
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image forming
unit
image
switching
color
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JP2001018415A
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English (en)
Inventor
Takanobu Yamada
孝信 山田
Takeshi Kinoshita
健 木下
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作像ユニットの誤装着を自動的に補償できる
画像形成装置を提供する。 【解決手段】 本発明の画像形成装置は、それぞれの色
の画像信号に応じて異なる色のトナーで画像を記録媒体
上にそれぞれ形成する複数の作像ユニット20Y,20
M,20C,20Kと、各作像ユニット20Y,20
M,20C,20KのROM23Y,23M,23C,
23Kからトナー色情報等の関連情報を検出する作像ユ
ニット位置検出部25と、前記検出結果に応じて作像ユ
ニット20Y,20M,20C,20Kのプリントヘッ
ド部26Y,26M,26C,26Kへの出力を切り替
える画像バスセレクタ27とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるタンデム
型のカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平7−28294号公
報などにおいて、それぞれ異なる色のトナーを収容した
複数の作像ユニットを中間転写ベルトに沿って並べて配
置した、いわゆるタンデム型のカラー画像形成装置が知
られている。
【0003】この種の画像形成装置では、各作像ユニッ
トは着脱可能に装着されており、所定の色のトナーを収
容した作像ユニットは所定位置に装着される必要があ
る。そのため、従来は作像ユニットの装着位置を間違え
るのを防止するために、作像ユニットケースの形状をト
ナー色に応じて異ならせることにより、所定色の作像ユ
ニットは所定位置にしか物理的に装着できないようにし
ていた。
【0004】しかし、この誤装着防止方法では、複数の
種類の作像ユニットケースを製造し、かつ在庫として持
つ必要があるため、作像ユニットケースの製造コストが
高くなるとともに在庫管理が煩雑であった。
【0005】そこで、このような不都合を解消するため
に、各作像ユニットケースの形状をトナー色にかかわら
ず共通にして、作像ユニットケースの製造コストの低減
および在庫管理の簡略化を図ることとした。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この場
合には組立者がどれだけ注意して組み立てを行ったとし
ても、作像ユニットの誤装着が発生することは完全に否
定できない。作像ユニットが誤装着されたことを発見で
きずに出荷された画像形成装置については、ユーザ先で
所望のカラー画像が出力されないことでクレームがつく
ことになる。また、ほとんどの場合において組み立て時
には正常に装着されているが、出荷先でユーザが交換時
等に作像ユニットを誤装着する場合も十分に起こり得
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、作像ユニットの
誤装着による問題を解決するために、本発明の作像ユニ
ットは、入力される画像信号に基づき書き込み部により
書き込まれた潜像を現像剤で現像して画像を形成する現
像部を備えた作像ユニットであって、少なくとも現像剤
の色情報を含む関連情報を記憶した記憶部を有すること
を特徴とするものである。
【0008】また、本発明の画像形成装置は、前記本発
明の作像ユニットであって、それぞれの色の画像信号に
応じて異なる色の現像剤で画像を記録媒体上にそれぞれ
形成する複数の作像ユニットと、前記各作像ユニットの
前記記憶部から関連情報を検出する検出部と、前記検出
結果に応じて前記作像ユニットの書き込み部への出力を
切り替える切替部と、を備えたものである。
【0009】この画像形成装置において、切り替えは、
送信経路の切り替えおよび/またはマスキング処理の切
り替えであってもよい。
【0010】また、本発明の画像形成システムは、前記
本発明の作像ユニットであって、それぞれの色の画像信
号に応じて異なる色の現像剤で画像を記録媒体上にそれ
ぞれ形成する複数の作像ユニットと、前記各作像ユニッ
トの前記記憶部から関連情報を検出する検出部とを備え
た画像形成装置と、前記検出結果に応じて前記作像ユニ
ットの書き込み部への出力を切り替える切替部と、を含
んでいる。
【0011】この画像形成システムにおいて、切り替え
は、送信経路の切り替えおよび/またはマスキング処理
の切り替えであってもよい。
【0012】さらに、本発明の画像形成方法は、複数の
作像ユニットにそれぞれ設けた記憶部から少なくとも現
像剤の色情報を含む関連情報を検出し、その検出結果に
応じて前記作像ユニットの書き込み部への出力を切り替
えるものである。
【0013】この画像形成方法において、切り替えは送
信経路の切り替えおよび/またはマスキング処理の切り
替えであってもよい。また、この方法において、作像ユ
ニットは、少なくとも現像部を有し、平行移動または回
転移動してもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明の作像ユニットによれば、記憶部
から現像剤の色情報等の関連情報を読み出すことによ
り、その作像ユニットが所定位置に装着されているか否
かを検出でき、その結果、作像ユニットの誤装着に自動
的に対処できる。
【0015】本発明の画像形成装置によれば、ある色に
対応する作像ユニットが所定位置とは異なる位置に誤装
着された場合であっても、記憶部から現像剤の色情報等
の関連情報を検出し、その検出結果に応じて書き込み部
への出力を切り替えるようにしてあるため、作像ユニッ
トの誤装着を自動的に補償することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実
施形態であるタンデム型デジタルカラープリンタ(以
下、単に「プリンタ」という)10の全体構成図であ
る。
【0017】プリンタ10は、その内部のほぼ中央部に
中間転写ベルト(記録媒体)12を備えている。中間転
写ベルト12は、3つのローラ14,16,18の外周
部に支持されて矢印A方向に回転駆動されるようになっ
ている。
【0018】中間転写ベルト12の下部水平部の下に
は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
ブラック(K)の各色にそれぞれ対応する4つの作像ユ
ニット20Y,20M,20C,20Kが中間転写ベル
ト12に沿って順に並んで配置されている。
【0019】各作像ユニット20Y,20M,20C,
20Kは、感光体ドラム22Y,22M,22C,22
Kをそれぞれ有している。各感光体ドラム22Y,22
M,22C,22Kの周囲には、その回転方向に沿って
順に、感光体ドラム22Y,22M,22C,22Kの
表面を均一帯電させる帯電器24Y,24M,24C,
24Kと、均一帯電した感光体ドラム表面に各色画像信
号に応じて露光することにより静電潜像を形成するプリ
ントヘッド部(書き込み部)26Y,26M,26C,
26Kと、感光体ドラム表面に形成された静電潜像を各
色トナー(現像剤)で現像してトナー画像とする現像器
(現像部)28Y,28M,28C,28Kと、中間転
写ベルト12を挟んで各感光体ドラム22Y,22M,
22C,22Kと対向し、感光体ドラム表面に形成され
たトナー画像を静電的に引き付けて中間転写ベルト12
上に一次転写する一次転写ローラ30Y,30M,30
C,30Kと、一次転写後に感光体ドラム表面に残留す
るトナーを回収してクリーニングするクリーナ32Y,
32M,32C,32Kとがそれぞれ配置されている。
プリントヘッド部26Y,26M,26C,26Kは、
感光体ドラムの軸方向と平行な主走査方向に並べられた
多数のLEDから構成されている。
【0020】図2に示すように、各作像ユニット20
Y,20M,20C,20Kは、共通の形状を有するユ
ニットケース21の内部に、上述した感光体ドラム、帯
電器、プリントヘッド部、現像器、およびクリーナをそ
れぞれ収容して構成されている。各作像ユニット20
Y,20M,20C,20Kは、プリンタ10に対して
ユニットケース21ごと滑り込ませるようにしてそれぞ
れ着脱可能に装着される。また、各作像ユニット20
Y,20M,20C,20Kのユニットケース21に
は、収容されたトナーの色情報等の関連情報を記憶した
ROM(記憶部)23Y,23M,23C,23Kがそ
れぞれ取り付けられている。前記ROM23Y,23
M,23C,23Kは、トナー色情報のほかに、各作像
ユニット20Y,20M,20C,20Kについての装
着位置情報(例えばプリンタ正面に向かって左から1番
目、2番目、3番目、4番目)、ロット情報(製造番
号、製造年月日、製造ロット番号等)、ライフ情報(印
刷枚数等)、リサイクル回数(1回、2回…)、対応機
種番号などが含まれてもよい。なお、ROM23Y,2
3M,23C,23Kの形態は、電気的読み取り型、光
学的読み取り型、磁気的読み取り型等のいずれのもので
あってもよい。
【0021】図3に示すように、各作像ユニット20
Y,20M,20C,20KのROM23Y,23M,
23C,23Kは、作像ユニット位置検出部(検出部)
25に電気的に接続されている。作像ユニット位置検出
部25は、各ROM23Y,23M,23C,23Kか
らトナー色情報(および/または装着位置情報)を読み
出すことにより、各作像ユニット20Y,20M,20
C,20Kの装着位置を検出するようになっている。作
像ユニット位置検出部25は、画像バスセレクタ(切替
部)27および画像信号処理部(切替部)70に電気的
に接続されている。画像バスセレクタ27は、前記作像
ユニット位置検出部25の検出結果に基づいてバスライ
ン(送信経路)を切り替えることにより、画像信号処理
部70で各種処理(例えば、所望の色を鮮明に出すため
にトナー付着量を少なくするマスキング処理など)が施
されたのち入力されるイエロー、マゼンタ、シアン、お
よびブラックの各画像信号を、プリントヘッド駆動部で
あるLEDドライバ29をそれぞれ介して、対応する作
像ユニット20Y,20M,20C,20Kのプリント
ヘッド部26Y,26M,26C,26Kへ出力するよ
うになっている。
【0022】図1を再び参照すると、中間転写ベルト1
2のローラ18で支持された部分には、二次転写ローラ
34が圧接されている。二次転写ローラ34と中間転写
ベルトとのニップ部が、二次転写領域36になってい
る。二次転写ローラ34には、高圧の転写電圧が印加さ
れている。この転写電圧により中間転写ベルト12上に
形成されたトナー画像は、後述するように二次転写領域
に搬送されてきた用紙に静電的に引き付けられて二次転
写されるようになっている。
【0023】中間転写ベルト12のローラ16で支持さ
れた部分には、クリーナ38が圧接されている。このク
リーナ38は、二次転写後に中間転写ベルト12上に残
留するトナーを掻きとって廃トナーボックス40内に回
収するためのものである。
【0024】プリンタ10に下部には、給紙カセット4
2が着脱可能に配置されている。給紙カセット42内に
積載収容された用紙Sは、給紙ローラ44の回転によっ
て最上部のものから1枚ずつ搬送路46に送り出される
ことになる。
【0025】搬送路46は、給紙カセット42から、タ
イミングローラ対48のニップ部、二次転写領域36、
および定着ユニット50を通って排紙トレイ11まで延
びている。
【0026】タイミングローラ対48の近傍には、給紙
センサ52が配置されている。給紙センサ52は、給紙
カセット42から搬送路46へ送り出された用紙Sの先
端がタイミングローラ対48でニップされたことを検知
するためのものである。給紙センサ52により用紙Sの
先端が検知されると、タイミングローラ対48はその回
転を一旦停止し、その後、中間転写ベルト12上のトナ
ー画像と同期をとって用紙Sを二次転写領域36へ送り
出すようになっている。
【0027】定着ユニット50は、一対のローラ56,
58に支持されて矢印B方向に回転駆動される定着ベル
ト60と、この定着ベルト60を介してローラ56に圧
接されて矢印方向に従動回転する定着ローラ62を備え
ており、トナー画像が二次転写された用紙が通過する定
着ベルト60と定着ローラ62とのニップ部が定着領域
64となっている。
【0028】次に、以上の構成からなるプリンタ10の
通常のカラープリント動作について説明する。外部装置
(例えばパソコン)100からプリンタ10の画像信号
処理部70に画像信号が入力されると、画像信号処理部
70ではこの画像信号をイエロー、シアン、マゼンタ、
ブラックに色変換したデジタル画像信号を作成し、この
信号を画像バスセレクタ27を介してプリントヘッド用
LEDドライバ29に送る。このLEDドライバ29
は、入力されたデジタル信号に基づいて、各作像ユニッ
ト20Y,20M,20C,20Kのプリントヘッド部
26Y,26M,26C,26Kを発光させて露光を行
う。この露光は、プリントヘッド部26Y,26M,2
6C,26Kの順にそれぞれ時間差をもって行われる。
これにより、各感光体ドラム22Y,22M,22C,
22Kの表面に各色用の静電潜像がそれぞれ形成され
る。
【0029】各感光体ドラム22Y,22M,22C,
22K上に形成された静電潜像は、各現像器28Y,2
8M,28C,28Kによりそれぞれ現像されて各色の
トナー画像となる。そして、各色のトナー画像は、各一
次転写ローラ30Y,30M,30C,30Kの作用に
より、矢印A方向に移動する中間転写ベルト12上に順
次重ね合わせて一次転写される。
【0030】このようにして中間転写ベルト12上に形
成された重ね合わせトナー画像は、中間転写ベルト12
の移動にしたがって二次転写領域36に達する。この二
次転写領域36において、重ね合わされた各色トナー画
像は、二次転写ローラ34の作用により、給紙カセット
42から搬送路46に送り出されてタイミングローラ対
48により供給された用紙Sに一括して二次転写され
る。なお、二次転写後に中間転写ベルト12上に残留す
るトナーは、クリーナ38により回収される。
【0031】トナー画像が二次転写された用紙Sは、搬
送路46を通って定着ユニット50に送られ、そこで定
着領域64を通過することによりトナー画像が用紙Sに
定着される。そして、用紙Sは排紙トレイ11に排出さ
れる。
【0032】続いて、作像ユニットを誤装着した場合の
処理について説明する。例えば、図4に示すように、シ
アン用作像ユニット20Cとブラック用作像ユニット2
0Kとを入れ違えて装着した場合を想定すると、作像ユ
ニット位置検出部25は各作像ユニット20C,20K
のROM23C,23Kから読み出されたトナー色情報
(および/または装着位置情報)により各作像ユニット
20C,20Kの位置が互いに入れ替わっていることを
検出する。この検出結果に基づき画像バスセレクタ27
は、シアン画像信号がシアン用作像ユニット20Cのプ
リントヘッド部26Cを発光駆動するためのLEDドラ
イバ29に入力され、ブラック画像信号がブラック用作
像ユニット20Kのプリントヘッド部26Kを発光駆動
するためのLEDドライバ29に入力されるように、バ
スラインを切り替える。これにより、シアン用作像ユニ
ット20Cとブラック用作像ユニット20Kとが入れ替
わって誤装着されているにもかかわらず、所望のカラー
画像を出力することができる。このように本実施形態の
プリンタ10によれば、作像ユニットの誤装着を自動的
に補償することができる。
【0033】別の例として、図5に示すように、イエロ
ー用作像ユニット20Yとマゼンタ用作像ユニット20
Mとを入れ違えて誤装着した場合を想定すると、作像ユ
ニット位置検出部25は各作像ユニット20Y,20M
のROM23Y,23Mから読み出されたトナー色情報
(および/または装着位置情報)により各作像ユニット
20Y,20Mの位置が互いに入れ替わっていることを
検出する。この検出結果に基づき画像バスセレクタ27
は、イエロー画像信号がイエロー用作像ユニット20Y
のプリントヘッド部26Yを発光駆動するためのLED
ドライバ29に入力され、マゼンタ画像信号がマゼンタ
用作像ユニット20Mのプリントヘッド部26Mを発光
駆動するためのLEDドライバ29に入力されるよう
に、バスラインを切り替える。これにより、イエロー用
作像ユニット20Yとマゼンタ用作像ユニット20Mと
が入れ替わって誤装着されているにもかかわらず、所望
のカラー画像を出力することができる。
【0034】また、この場合には、バスラインの切り替
えだけでなく、画像信号処理部70においてマスキング
処理の切り替えも行ってもよい。フルカラー画像の色味
は用紙に転写された重ね合わせトナー画像のうち一番上
に載っているトナー色(すなわち中間転写ベルト12上
では重ね合わせトナー画像の一番下のトナー色)の影響
を受けやすく、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)の各色トナー画像を重ねる順番によって結果と
しての画像の色味が変化する。そのために、画像信号処
理部70では、マスキング係数を用いて画像濃度データ
(R,G,B)を補正して各色トナー濃度データ(Y,
M,C)を算出し、この算出結果に基づき一番上になる
トナーの付着量が少なくなるように濃度調節して所望の
色味を得るようにマスキング処理をしている。したがっ
て、図5に示す事例では、イエロートナー画像とマゼン
タトナー画像との重ね合わせの順序が当初とは入れ変わ
ることになり、バスラインの変更だけではカラー画像の
色味が変化することになる。そこで、画像信号処理部7
0は、2つの作像ユニット20Y,20Mの装着位置が
入れ替わっていることを示す検出信号を作像ユニット位
置検出部25から受けて、イエロー画像信号およびマゼ
ンタ画像信号用の各マスキング係数を切り替えて変更
し、その変更後のマスキング係数でそれぞれ補正したイ
エロー画像信号とマゼンタ画像信号とを画像バスセレク
タ27に出力する。このようにしてマスキング処理の切
り替えも併せて行うことで、作像ユニットの誤装着を自
動的に補償することができるとともにカラー画像の色味
の変化を防止できる。
【0035】次に、前記プリンタ10の変形例について
説明する。この変形例で異なる点として、図6に示すよ
うに、作像ユニット20Y’,20M’,20C’,2
0K’の一部をそれぞれなすプリントヘッド部26Y,
26M,26C,26Kがユニットケース21の外側に
あって、作像ユニット20Y’,20M’,20C’,
20K’の着脱にかかわらずプリンタ内部に固定配置さ
れている。
【0036】一般にプリンタでは、テキスト画像のモノ
クロプリントが多いため、最も使用頻度の高いブラック
用プリントヘッド部26KのLEDの消耗が早い。ブラ
ック用プリントヘッド26Kを構成するLEDのうち消
耗により発光しなくなったLEDが増えてくると、出力
画像に筋状の欠陥が目立ってくる。こうなると通常で
は、プリントヘッド部26Kの交換が必要になる。
【0037】これに対し、このような場合に前記変形例
では、図7に示すように、ユーザ等がブラック作像ユニ
ット20K’とイエロー作像ユニット20Y’とを入れ
替える。すると、前記プリンタ10と同様に、作像ユニ
ット20Y’,20K’の入れ替えが作像ユニット位置
検出部25により検出され、画像バスセレクタ27によ
りバスラインが切り替えられる。これにより、ブラック
画像信号はイエロ用LEDドライバ29に入力され、イ
エロー画像信号はブラック用LEDドライバ29に入力
されるようになる。
【0038】この状態で、テキスト画像等のモノクロプ
リントを行えば、発光不良のないイエロー用プリントヘ
ッド部26Yによって静電潜像の書き込みが行われるた
め、筋状欠陥のない良好な画像が出力される。また、フ
ルカラー画像をプリントする場合には、イエロー画像用
静電潜像の書き込みは発光不良の多いブラック用プリン
トヘッド部26Kによって行われることになるが、出力
される画像においてイエローの筋状欠陥は全く目立たな
いため画質低下を招くことはない。
【0039】したがって前記変形例によれば、発光不良
のLEDが多くなって通常であれば交換が必要なプリン
トヘッド部でも引き続き使用することができるので、プ
リントヘッド部の寿命が長くなって交換頻度を少なくで
きる。
【0040】次に、本発明にかかる別の実施形態につい
て図8を参照して説明する。この実施形態では、プリン
タ10Aがラップトップパソコン101、デスクトップ
パソコン102、プリントサーバ103、スキャナ10
4、他のプリンタ105、および外部ネットワーク10
6などに電気的に接続されて、画像形成システム110
を構築している。プリンタ10Aは、上述したような画
像バスセレクタ27がもつバスライン切替機能および画
像信号処理部70がもつマスキング処理切替機能を有し
ていない点のみにおいて前記プリンタ10とは異なり、
これらの機能はプリントサーバ103で処理されるよう
になっている。具体的には、プリンタ10Aの作像ユニ
ット位置検出部25は、各作像ユニット20Y,20
M,20C,20Kの各ROM23Y,23M,23
C,23Kからトナー色情報(および/または装着位置
情報)を読み出して、各作像ユニット20Y,20M,
20C,20Kの装着位置を検出し、その検出結果をプ
リントサーバ103に送信する。プリントサーバ103
は、その送信された検出結果に基づいて制御プログラム
を実行し、必要に応じて上述したようなバスライン切り
替えやマスキング処理の切り替えの命令信号をプリンタ
10Aに返送する。プリンタ10Aは、その命令信号を
受けてその切り替えを実行する。このように本実施形態
の画像形成システム110でもまた、前記実施形態およ
び変形例のプリンタ10と同様の効果を奏することがで
きる。
【0041】なお、上述した各実施形態およびその変形
例では、作像ユニットにより画像が形成される記録媒体
が中間転写ベルトである場合について説明したが、本発
明は、画像が形成される記録媒体が用紙であって、作像
ユニットによって画像を用紙に直接形成する画像形成装
置にも適用できる。
【0042】また、本発明はいわゆるタンデム型のカラ
ー画像形成装置だけでなく、複数の作像ユニットが平行
移動または回転移動しながらカラー画像を現像する移動
現像方式(例えば4サイクル回転式やエレベータ式な
ど)のカラー画像形成装置にも適用できる。
【0043】さらに、上述した各実施形態およびその変
形例ではプリンタを例にとって説明したが、本発明は複
写機、ファクシミリ、これらとプリンタの複合機などの
他の画像形成装置にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 プリンタの全体構成図。
【図2】 作像ユニットの配列状態を示す斜視図。
【図3】 本発明の特徴部分を示すブロック図。
【図4】 作像ユニットが誤装着された例を示す斜視
図。
【図5】 作像ユニットが誤装着された例を示す斜視
図。
【図6】 変形例の特徴部分を示すブロック図。
【図7】 ブラック用作像ユニットとイエロー用作像ユ
ニットを入れ替えた状態を示す斜視図。
【図8】 画像形成システムを示す概略図。
【符号の説明】
10…プリンタ、12…中間転写ベルト(記録媒体)、
20Y,20M,20C,20K…作像ユニット、21
…ユニットケース、23Y,23M,23C,23K…
ROM(記憶部)、25…作像ユニット位置検出部(検
出部)、27…画像バスセレクタ(切替部)、26Y,
26M,26C,26K…プリントヘッド部(書き込み
部)、29…LEDドライバ、70…画像信号処理部
(切替部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA27 EB04 ED04 ED06 HA02 HA12 ZA07 2H030 AA06 AA07 AB02 AD11 AD16 BB02 BB15 BB23 BB24 BB42 2H071 BA04 BA29 BA37 DA05 DA08 DA15 EA18

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される画像信号に基づき書きこみ部
    により書き込まれた潜像を現像剤で現像して画像を形成
    する現像部を備えた作像ユニットであって、少なくとも
    現像剤の色情報を含む関連情報を記憶した記憶部を有す
    ることを特徴とする作像ユニット。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の作像ユニットであ
    って、それぞれの色の画像信号に応じて異なる色の現像
    剤で画像を記録媒体上にそれぞれ形成する複数の作像ユ
    ニットと、前記各作像ユニットの前記記憶部から関連情
    報を検出する検出部と、前記検出結果に応じて前記作像
    ユニットの書き込み部への出力を切り替える切替部と、
    を備えた画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記切り替えは、送信経路の切り替えで
    あることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記切り替えは、マスキング処理の切り
    替えであることを特徴とする請求項2または3に記載の
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1に記載の作像ユニットであ
    って、それぞれの色の画像信号に応じて異なる色の現像
    剤で画像を記録媒体上にそれぞれ形成する複数の作像ユ
    ニットと、前記各作像ユニットの前記記憶部から関連情
    報を検出する検出部とを備えた画像形成装置と、前記検
    出結果に応じて前記作像ユニットの書き込み部への出力
    を切り替える切替部と、を含む画像形成システム。
  6. 【請求項6】 前記切り替えは、送信経路の切り替えで
    あることを特徴とする請求項5に記載の画像形成システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記切り替えは、マスキング処理の切り
    替えであることを特徴とする請求項5または6に記載の
    画像形成システム。
  8. 【請求項8】 複数の作像ユニットにそれぞれ設けた記
    憶部から少なくとも現像剤の色情報を含む関連情報を検
    出し、その検出結果に応じて前記作像ユニットの書き込
    み部への出力を切り替える画像形成方法。
  9. 【請求項9】 前記切り替えは、送信経路の切り替えで
    あることを特徴とする請求項8に記載の画像形成方法。
  10. 【請求項10】 前記切り替えは、マスキング処理の切
    り替えであることを特徴とする請求項8または9に記載
    の画像形成方法。
  11. 【請求項11】 前記作像ユニットは、少なくとも現像
    部を有し、平行移動または回転移動することを特徴とす
    る請求項8から10のいずれかに記載の画像形成方法。
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