JP2002014369A - プラスチック液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

プラスチック液晶表示装置の製造方法

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JP2002014369A
JP2002014369A JP2000194669A JP2000194669A JP2002014369A JP 2002014369 A JP2002014369 A JP 2002014369A JP 2000194669 A JP2000194669 A JP 2000194669A JP 2000194669 A JP2000194669 A JP 2000194669A JP 2002014369 A JP2002014369 A JP 2002014369A
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terminal
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liquid crystal
terminal part
plcd
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Eisaku Wada
英作 和田
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Kyocera Display Corp
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Kyocera Display Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PLCDの狭幅な端子部とTCPやFPC等
の外部駆動回路との接続の良好な作業性とその製品品質
とを確保しつつPLCDの非表示部を縮小することがで
き、ひいては、プラスチック液晶表示装置の小型化を図
ることのできるプラスチック液晶表示装置の製造方法を
提供すること。 【解決手段】 プラスチック液晶表示パネル1を構成す
るプラスチック基板2に配設される端子部5を当該プラ
スチック液晶表示パネルの端子4を形成するオリジナル
端子部6とその外方に連設されたダミー端子部7とから
構成し、前記オリジナル端子部6に端子4のパターンを
形成するとともに、前記端子部5のオリジナル端子部6
とダミー端子部7との境界部分に当該基板2の厚さ内に
その先端が収まる切込み量の切り込み線8を形成し、前
記端子4に外部駆動回路11の接続を行った後に、前記
切り込み線8を以て前記ダミー端子部7を除去すること
により、前記端子部を必要長に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラスチック液晶表
示装置の製造方法に係り、特に、プラスチック液晶パネ
ル(以下、PLCD)の狭幅な端子部にTCP(Tape C
arrier Package)やFPC(Flexible Printed Circui
t)等の外部駆動回路を接続させた構成のプラスチック
液晶表示装置を得るための前記端子部と外部駆動回路と
の接続方法に特徴を有する液晶表示装置の製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば携帯電話のように、完成品
自体のサイズが小さいものの中にプラスチック液晶表示
パネル(以下、PLCD)1を実装する製品が増えてい
るため、PLCD1の小型化の要請が強い。PLCD1
を小型化するといっても、実際に小型化が求められるの
はPLCD1の表示部ではなく非表示部分であり、この
非表示部分のうち、幅寸法の狭小化が可能な部分として
は端子部が考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、単に液晶表
示パネルの端子部5の端子4の延在方向の寸法(以下、
幅という)を狭くすると、前記端子部5と外部駆動回路
とをヒータバー12等の治具を用いて圧着させる際に外
部駆動回路が浮き上がってアライメントが困難になり、
また、粘着性に劣る等、作業性も悪くなる。
【0004】また、端子部5と外部駆動回路との圧着時
に、ヒータバー12等の治具がPLCD1のエッジ部分
を踏むと、外部駆動回路の当該基板対向面に前記エッジ
部分の端部により傷を付ける畏れがあった。
【0005】さらに、プラスチック液晶表示装置におけ
るPLCD1と外部駆動回路との接続は、端子部5との
間に異方性導電膜(以下、ACF)10を介在させたり
導電性接着剤を塗布したりして電気的導通をとってい
る。このACF10は1mm以下の幅には形成すること
ができず、供給サイズが定まっているため、例えば、P
LCD1の端子部分にACF10を介在させて外部駆動
回路としてのTPC11を圧着させる場合、図4および
図5に示すように、PLCD1の端子部の幅が狭いと、
所定のサイズ長に形成されたACF10が前記PLCD
1の端子部のエッジにはみ出し、ACF10内の導電性
粒子13が前記エッジ部分で繋がって、隣位する端子4
同士をショートさせるという問題が発生する。
【0006】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、PLCDの狭幅な端子部とTCPやF
PC等の外部駆動回路との接続の良好な作業性とその製
品品質とを確保しつつPLCDの非表示部を縮小するこ
とができ、ひいては、プラスチック液晶表示装置の小型
化を図ることのできるプラスチック液晶表示装置の製造
方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の請求項1に記載のプラスチック液晶表示装置の
製造方法は、プラスチック液晶表示パネルを構成するプ
ラスチック基板に配設される端子部を当該プラスチック
液晶表示パネルの端子を形成するオリジナル端子部とそ
の外方に連設されたダミー端子部とから構成し、前記オ
リジナル端子部に端子のパターンを形成するとともに、
前記端子部のオリジナル端子部とダミー端子部との境界
部分に当該基板の厚さ内にその先端が収まる切込み量の
切り込み線を形成し、前記端子に外部駆動回路の接続を
行った後に、前記切り込み線を以て前記ダミー端子部を
除去することにより、前記端子部を必要長に形成するこ
とを特徴とするものである。
【0008】本発明によれば、PLCDの端子部に外部
駆動回路を接続する工程においては幅広に形成された端
子部に対して行うこととして作業性を向上させるととも
に、接続後においては、切り込み線部分から前記ダミー
端子部部分を分離除去することにより、必要最短の端子
部の幅寸法としてPLCDの小型化を図ることができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1乃
至図3を参照して説明する。
【0010】最初に、本実施形態において使用するPL
CD1の製造方法から説明する。
【0011】まず、前記PLCD1を構成する2枚の基
板2,3のうち、一方の基板2に対して、耐薬品性向上
のための、例えばアクリル系ハードコート層と、酸素透
過性を防止するための有機、無機材料による酸素バリア
層とからなる表面硬化層を形成し、その上に透明電極お
よび電気信号入力用の端子4のパターンを所定の形状に
パターニングした後、配向膜材料を塗布焼成し、ラビン
グ処理を行い、配向膜を形成する。その後に、基板貼り
合わせ・パネル分断工程においてシール材を塗布しシー
ル部を形成する。
【0012】ここで、PLCD1の端子部5について説
明する。
【0013】PLCD1の端子部5は前記シール部の外
側に形成され、この端子部5に前記端子4のパターンが
形成される。この端子部5の形成に際し、本実施形態に
おいては、PLCD1の端子4のパターンを形成するた
めに必要とされる幅を有する端子部(以下、ORG(オ
リジナル)端子部という)6の外方にダミーの端子部
(以下、DMY(ダミー)端子部という)7を連設し、
全体として、PLCD1の端子としての本来の必要長以
上の長さとなるように前記端子部5を形成する。
【0014】そして、その端子部5のオリジナル端子部
6とダミー端子部7との境界部分に当該基板2の厚さ内
にその先端が収まる切込み量の切り込み線8を形成す
る。前記端子4は前記ORG端子部6に形成することに
なる。
【0015】なお、前記切り込み線8の形成は、必ず本
工程において行なう必要はなく、後述するように、2枚
の基板2,3を貼り合わせたてスティック状基板とした
後の工程であってもよい。さらに、前記切り込み線8の
形成面は当該基板2の外表面側でなくてもよく、透明電
極を形成する内表面側であっても構わない。
【0016】一方、この基板2に対向させる基板3に対
しては、前述と同様に表面硬化層を形成したプラスチッ
ク基板に図示しない透明電極を所定の形状にパターニン
グ形成し、配向膜を形成し、スペーサを散布する。
【0017】そして、シール部が形成された基板2と、
スペーサが散布された基板3とをそれぞれの基板2,3
上に形成した図示しないアライメントマークが合致する
ように精度良く重ね合わせ、熱圧着させて貼り合わせ基
板9を得る。
【0018】そして、シール硬化の工程を経て、前記ス
ペーサの外径寸法と同じ厚さとし、PLCD1を構成す
る単位液晶セルの各注入口を開口させて並列する複数の
スティック状基板に切断する。そして前記注入口から液
晶を注入・封止し、さらに、スティック上基板を分断し
て単位液晶セルとしてのPLCD1を得る。
【0019】次ぎに、本実施形態において、本来の端子
長よりも長く、所定の端子長部分に切り込みを形成され
た端子部5に対し、ACF10を介して外部駆動回路と
してのTCP11を接続させる方法を説明する。
【0020】まず、図1に示すように、前記端子部5に
ACF10を貼付する。このとき、ACF10は前記O
RG端子部6からはみ出して、DMY端子部7にかかっ
ても構わない。
【0021】そして仮圧着させたのち、TCP11を前
記ORG端子部6に対してアライメントし、ヒータバー
12を用いて熱圧着させる。このときの、ACF10や
TCP11を端子部5に接続させる工程においては、端
子部5の幅は必要長以上に幅広に形成されているため、
TCP11の保持やアライメントなどの接着作業性が向
上するものとなっている。
【0022】熱圧着後、前記切り込み線8を以てDMY
端子部7を基板2から分離し、基板2にORG端子部6
のみを残して必要最低限の端子幅とする。
【0023】このとき、DMY端子部7に位置する部分
にはヒータバー12が接触しないため、この部分位置に
対応するACF10は熱が十分に伝わらず、硬化反応が
あまり行われていないため、前記切り込み線8を以て強
制的に折り曲げたり、引き裂くようにして前記DMY端
子部7を容易に分離させることができる。
【0024】以下、さらに具体的に、PLCD1の端子
部5の形成と外部駆動回路としてのTCP11との端子
接続の例を挙げて説明する。
【0025】本実施例においては、0.2mm厚のプラ
スチック基板を用い、PLCD1のORG端子部6を
1.5mm幅、DMY端子部7を3mm幅としてトータ
ルで4.5mmの端子幅となるように前記PLCD1を
設計している。
【0026】そして、1.5mm幅のORG端子部6に
端子4のパターンを形成するとともに、前記端子部5の
必要幅部分、つまり、ORG端子部6とDMY端子部7
との境界部分に切り込みマークを付しておく。
【0027】パターニングの後、当該基板2の外表面
側、つまり、パターンの形成されていない面側から前記
端子部5の必要幅部分に前記切り込みマークに従って、
基板2に対し、切込み量0.15mmで切り込み線8を
形成する。本実施例において用いている基板2の厚みは
前述のように0.2mmであるので、0.15mmの切
り込み量で切り込み線を形成した状態は、0.05mm
の切り残し厚みを有する、いわゆるハーフカット状態と
なる。
【0028】続いて、基板洗浄、配向処理等の工程を経
て、貼り合わせ基板9を得る。この貼り合わせ基板9を
スティック基板とし、液晶を注入・封止した後、単位液
晶セル毎に切断する。その際、端子部5はORG端子部
6とDMY端子部7とからなる4.5mm幅に形成して
おく。
【0029】次ぎに、幅1.5mmの規定サイズに形成
されたACF10を前記端子部5のORG端子部6に仮
圧着させ、TCP11をアライメントして、幅1.2m
mのヒータバーを用いて基板2とACF10およびTC
P11を本圧着させる。
【0030】本圧着後、不要領域部分となる前記DMY
端子7を前記切り込み線8部分で分断し、端子幅を1.
5mmとする端子部5に形成する。
【0031】このようにして必要最低限の端子幅とする
ことで、PLCD1の小型化を図ることができる。ま
た、端子部5とTCP11等の外部駆動回路との接続作
業も、接続作業時においては前記端子部5は幅広に形成
された状態であるので、前記端子部5と外部駆動回路と
をヒータバー12を用いて圧着させる際のアライメント
も容易になり、また、ACF10の幅をそのまま利用し
て圧着を行なうことができるので、ACF10の粘着性
を利用して圧着作業を容易に行うことができる。また、
端子部5とTCP11等の外部駆動回路との圧着時に、
ヒータバー12等の治具がPLCD1のエッジ部分を踏
むこともないので、外部駆動回路の当該基板対向面を前
記エッジ部分の端部が傷を付ける畏れもない。
【0032】また、圧着されたACF10がPLCD1
の端子部5のエッジからはみ出すことも防止することが
でき、よって、ACF10内の導電性粒子13が前記エ
ッジ部分で繋がって、隣位する端子同士をショートさせ
るという問題も解消することが可能となる。
【0033】なお、本発明は前記実施形態のものに限定
されるものではなく、必要に応じて種々変更することが
可能である。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係るプラスチ
ック液晶表示装置の製造方法によれば、PLCDの端子
部に外部駆動回路を接続する工程においては幅広に形成
された端子部に対して行うこととして作業性を向上させ
るとともに、接続後においては、切り込み線部分から前
記ダミー端子部部分を分離除去することにより、必要最
短の端子部の幅寸法としてPLCDの小型化を図ること
ができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態におけるPLCDの要部構成を示
す平面図
【図2】 本実施形態においてPLCDの端子部に対
し、TCPを接続させる工程を示す側面図
【図3】 図2の接続後、DMY端子部を分離除去した
状態を示す側面図
【図4】 従来のPLCDの端子部に対し、TCPを接
続させる際における問題点を示す、図2に対応する側面
【図5】 図4の矢示側面図
【符号の説明】
1 PLCD 2 (端子部が形成された)基板 3 (2の基板に対向する)基板 4 端子 5 (基板の)端子部 6 ORG端子部 7 DMY端子部 8 切り込み線 9 貼り合わせ基板 10 ACF 11 TCP 12 ヒータバー 13 導電性粒子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック液晶表示パネルを構成する
    プラスチック基板に配設される端子部を当該プラスチッ
    ク液晶表示パネルの端子を形成するオリジナル端子部と
    その外方に連設されたダミー端子部とから構成し、前記
    オリジナル端子部に端子のパターンを形成するととも
    に、前記端子部のオリジナル端子部とダミー端子部との
    境界部分に当該基板の厚さ内にその先端が収まる切込み
    量の切り込み線を形成し、前記端子に外部駆動回路の接
    続を行った後に、前記切り込み線を以て前記ダミー端子
    部を除去することにより、前記端子部を必要長に形成す
    ることを特徴とするプラスチック液晶表示装置の製造方
    法。
JP2000194669A 2000-06-28 2000-06-28 プラスチック液晶表示装置の製造方法 Pending JP2002014369A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007083938A1 (en) * 2006-01-20 2007-07-26 Image Lab Co., Ltd. Plastic flat display and method for manufacturing the same

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007083938A1 (en) * 2006-01-20 2007-07-26 Image Lab Co., Ltd. Plastic flat display and method for manufacturing the same

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