JP2002014354A - 液晶表示素子 - Google Patents

液晶表示素子

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JP2002014354A
JP2002014354A JP2000197719A JP2000197719A JP2002014354A JP 2002014354 A JP2002014354 A JP 2002014354A JP 2000197719 A JP2000197719 A JP 2000197719A JP 2000197719 A JP2000197719 A JP 2000197719A JP 2002014354 A JP2002014354 A JP 2002014354A
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alignment film
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Satoshi Ihara
聡 渭原
Yukiko Nomura
由紀子 野村
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Kyocera Display Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イオン性不純物の偏在に起因する表示ムラの
改善と表示特性の向上を両立させる。 【解決手段】 表示セル1内の中央部分が、透明電極1
1,21が対向的に配置されているアクティブ領域1A
で、同アクティブ領域1Aと周辺シール材30との間
が、表示に関与しない非アクティブ領域1Bとされてい
る液晶表示素子において、アクティブ領域1Aの配向膜
121,221には、フッ素を含まない非含フッ素系高
分子物質を用い、非アクティブ領域1Bには、フッ素を
含有する含フッ素系高分子物質からなる配向膜122,
222を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示素子に関
し、さらに詳しく言えば、液晶内に含まれているイオン
性不純物に起因する表示ムラ対策に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子は基本的に、ガラスなどの
基板上に成膜されているITO(インジウム・錫酸化
物)などからなる透明導電膜をパターニングして透明電
極を形成し、その上に例えばポリイミドからなる配向膜
を形成した透明電極基板の一対を周辺シール材を介して
貼り合わせ、一対の透明電極基板と周辺シール材とによ
って囲まれた空間に液晶を封入することにより構成され
る。
【0003】液晶表示素子は、携帯電話や携帯情報端末
に多用されているが、このような電池を電源とする携帯
機器においては、近年ますます省電力化が図られてい
る。そこで、低電圧で駆動される液晶が好んで用いられ
る傾向にある。
【0004】すなわち、誘電率異方性Δεの大きな液晶
が使われてきているが、この種の液晶にはイオン性不純
物が多く含まれている。このイオン性不純物は、液晶駆
動電圧の印加により液晶分子が動くことに伴ない流動す
るため、これが原因で表示ムラが発生し、表示品位が損
なわれることがある。
【0005】例えば、携帯電話などに用いられる液晶表
示素子には、アイコンなどの固定表示部とドットマトリ
クスなどの可変表示部が設けられているが、これら表示
部を連続通電状態とすると、イオン性不純物が絶縁膜や
配向膜に局所的に吸着される。カラーフィルター層を有
する場合には、カラーフィルター層やその上に形成され
ている表面平滑化層にもイオン性不純物が不均一に吸着
される。このため、液晶駆動のしきい値電圧(Vth)
にむらが発生してしまう。この傾向は、特に高温下で連
続通電した場合に顕著に現れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これまでに、種々のイ
オン性不純物対策が講じられてきているが、その一つと
して、配向膜にフッ素を含有した含フッ素系高分子物質
を用いることが提案されている。フッ素はきわめて極性
が強いためイオントラップ効果が期待でき、実際に表示
ムラは改善されるが、他方において次のような課題があ
る。
【0007】すなわち、含フッ素系配向膜の場合、フッ
素の効果により液晶のプレチルト角が高プレチルト角と
なるため、プレチルト角のばらつき幅が大きくなり、駆
動電圧の制御に高精度が要求される。また、配向膜形成
時の熱処理条件やラビング条件などの工程条件によるプ
レチルト角の工程依存度が大きい。それに高価でもあ
り、材料の選定にも時間がかかる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、アクテ
ィブ領域と非アクティブ領域とで材質の異なる配向膜を
使い分けることにより上記した課題が解決される。
【0009】すなわち、本発明は、それぞれの透明電極
上に配向膜が形成された第1および第2基板を周辺シー
ル材を介して上記配向膜同士が対向するように圧着し、
その内部に液晶を封入してなる表示セルを含み、上記表
示セル内の中央部分が上記基板の各透明電極が対向的に
配置されているアクティブ領域で、同アクティブ領域と
上記周辺シール材との間が表示に関与しない非アクティ
ブ領域とされている液晶表示素子において、上記アクテ
ィブ領域の配向膜には、フッ素を含まない非含フッ素系
高分子物質を用い、上記非アクティブ領域には、フッ素
を含有する含フッ素系高分子物質からなる配向膜を形成
することを特徴としている。
【0010】非含フッ素系高分子物質にはイオントラッ
プ効果は期待できないが、工程依存度が小さく、また、
中チルト角以下のプレチルト角を設定できるため、アク
ティブ領域の配向膜として好適である。これに対して、
イオン性不純物は非アクティブ領域の含フッ素系の配向
膜にて吸着される。なお、非アクティブ領域は表示に関
与しないため、この領域内の液晶が含フッ素系配向膜に
より高プレチルト角に設定されても表示上の問題は生じ
ない。
【0011】本発明において、上記第1基板側配向膜の
ラビング方向と上記第2基板側配向膜のラビング方向の
合成ベクトル方向もしくはその反合成ベクトル方向の少
なくとも一方の上記非アクティブ領域内に、イオントラ
ップ用のダミー電極を設けることができ、これによれ
ば、イオン性不純物をより効果的に吸着することができ
る。
【0012】上記第1基板側の透明電極がコモン信号が
印加されるコモン電極であり、上記第2基板側の透明電
極がセグメント信号が印加されるセグメント電極である
場合において、上記ダミー電極には次の2通りの態様が
ある。
【0013】第1の態様によれば、上記ダミー電極は、
上記第1基板および上記第2基板の各々に上記セグメン
ト電極に対し平行として対向的に形成され、かつ、所定
の導電手段により互いに等電位とされる電極対を含み、
これら電極対には上記セグメント信号が印加される。
【0014】第2の態様によれば、上記ダミー電極は、
上記第2基板側の上記非アクティブ領域内で上記コモン
電極と1対1で対向するように形成され、かつ、所定の
導電手段によりその対向コモン電極と等電位とされる。
この第2の態様の場合、上記合成ベクトル方向と、その
反合成ベクトル方向の両側に設けることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら、本発
明の実施形態について説明する。図1は本発明による液
晶表示素子の基本的構成要素である表示セルの縦断面図
で、図2はそのA−A線に沿った横断面図である。
【0016】これによると、この液晶表示素子の表示セ
ル1は、周辺シール材30を介して対向的に貼り合わさ
れる透明な第1基板10と第2基板20とを備えてい
る。各基板10,20の材質は、ガラスもしくはプラス
チックのいずれであってもよい。また、その厚さや大き
さも任意である。
【0017】第1基板10の内面には、ITO(インジ
ウム・錫酸化物)からなる透明電極11が形成されてお
り、その上には配向膜12が設けられている。また、第
2基板20の内面にも同様にITOからなる透明電極2
1が形成されており、その上には配向膜22が設けられ
ている。そして、この配向膜12,22間に所定の液晶
40が封入されている。
【0018】この実施形態において、液晶表示素子はフ
ルドットマトリクス型であり、第1基板10側の透明電
極11は行方向(X方向)に沿ってストライプ状パター
ンとして形成されていて、この場合、第1基板10側の
透明電極11はコモン信号が印加されるコモン電極とさ
れている。
【0019】また、第2基板20側の透明電極21は列
方向(Y方向)に沿ってストライプ状パターンとして形
成されており、対向する透明電極がコモン電極11であ
ることから、この透明電極21はセグメント信号が印加
されるセグメント電極とされている。以下の説明におい
て、第1基板10側の透明電極11をコモン電極とし、
第2基板側の透明電極21をセグメント電極とする。
【0020】図1に示すように、第1基板10には端子
部101が連設されていて、そのコモン電極11の一端
が端子部101に引き出されている。同様に、第2基板
20にも紙面と直交する方向に端子部が連設されてい
て、その端子部にセグメント電極21の一端が引き出さ
れている。
【0021】この表示セル1内は、アクティブ領域1A
と非アクティブ領域1Bとに区画されている。アクティ
ブ領域1Aとは、コモン電極11とセグメント電極21
とが対向している表示領域である。非アクティブ領域1
Bは、アクティブ領域1Aの外側、すなわちアクティブ
領域1Aと周辺シール材30との間の表示に関与しない
領域である。
【0022】配向膜12,22は、アクティブ領域1A
と非アクティブ領域1Bの双方にわたって設けられる
が、本発明によると、アクティブ領域1Aにはフッ素を
含まない非含フッ素系配向膜121,221が用いら
れ、これに対して、非アクティブ領域1Bにはフッ素を
含有する含フッ素系配向膜122,222が用いられて
いる。
【0023】一例として、非含フッ素系配向膜121,
221に好適な高分子物質には、次の分子構造式で示さ
れるものがある。式中、Xはジアミン残基を表し、Yは
シクロアルカン環を表す。
【化1】
【0024】また、含フッ素系配向膜122,222に
用いられるフッ素を含有する高分子物質の構造などは特
に限定されないが、高分子物質中のフッ素の含有形態と
しては、ペルフルオルアルキレン基、オキシペルフルオ
ルアルキレン基、ペルフルオルアリーレン基、オキシペ
ルフルオルアリーレン基のごとき結合基の形態、あるい
はフッ素原子、ペルフルオルアルキル基、ペルフルオル
アルコキシ基、ペルフルオルアリール基、オキシペルフ
ルオルアリール基のごとき置換基の形態が例示される
が、入手の容易性、配向膜の安定性などの面からすれ
ば、ビストリフルオルメチルメチレンの形あるいは芳香
環の結合部位以外の水素すべてをフッ素で置き換えた形
が好ましく採用可能である。
【0025】コモン電極11とセグメント電極21との
間に液晶駆動電圧を印加すると、液晶40は背流効果に
より流動し表示セル1内を循環する。これに伴なって、
液晶40に含まれているイオン性不純物も表示セル1内
を循環するため、非アクティブ領域1B内を流動してい
る過程で、イオン性不純物の多くが含フッ素系配向膜1
22,222により吸着される。
【0026】ここで、図2に示されているように、第1
基板10の配向膜12側のラビング方向R1と第2基板
20の配向膜22側のラビング方向R2の合成ベクトル
方向が白抜き矢印V方向であるとすると、液晶40は図
示鎖線のように合成ベクトル方向Vとは逆向きに流動す
る。
【0027】すなわち、液晶40はアクティブ領域1A
から合成ベクトル方向Vとは逆向きに流動して非アクテ
ィブ領域1Bに至り、アクティブ領域1Aの側方を通っ
て再びアクティブ領域1A内に入るように、表示セル1
内を一方向に循環する。この循環経路からすると、アク
ティブ領域1Aの合成ベクトル方向V側が液晶流入側
で、反合成ベクトル方向V側が液晶流出側となるが、液
晶流入側の方が液晶流出側よりも液晶40の供給量が多
いと推測される。
【0028】そこで、この実施形態においては、イオン
性不純物をより効果的に吸着させるための補助的手段と
して、非アクティブ領域1B内でアクティブ領域1Aに
対する液晶流入側にイオントラップ用のダミー電極50
を設けている。
【0029】図3を併せて参照すると、ダミー電極50
は、第1基板10側においてセグメント電極21とほぼ
平行となるように帯状に形成された第1電極51と、第
2基板20側にセグメント電極21に対してほぼ平行、
かつ、第1電極51と対向するように帯状に形成された
第2電極52とを備えている。
【0030】この第1および第2電極51,52は、等
電位となるように導電ビーズ(導電手段)53により導
通されている。このダミー電極50は、図示しない電気
的駆動制御手段側から見るとセグメント電極群内に含ま
れ、その電気的駆動制御手段からセグメント信号が印加
される。
【0031】図4(a)に各電極51,52がプラス電
位とされたときのイオン性不純物の動きが、また、図4
(b)に各電極51,52がマイナス電位とされたとき
のイオン性不純物の動きがそれぞれ模式的に示されてい
る。
【0032】これから分かるように、各電極51,52
は等電位であるため、それと同極性のイオン物質は最大
でもセルギャップの中央部までしか移動せず、また、逆
極性のイオン物質は最大で中央部からの電極側に引き寄
せられ、含フッ素系配向膜122,222の界面に吸着
される。
【0033】次に、図5により他の形態としてのダミー
電極60について説明する。この場合には、まず、各コ
モン電極11の他端側(端子部101の反対側;アクテ
ィブ領域1Aに対する液晶流入側)が非アクティブ領域
1B内にまで延長される。
【0034】そして、アクティブ領域1Aに対する液晶
流入側の非アクティブ領域1B内において、第2基板2
0側に各コモン電極11と1対1で対向するように複数
のダミー電極60が独立的に形成される。対向するコモ
ン電極11とダミー電極60は等電位となるように例え
ば導電ビーズ61を介して互いに導通状態とされる。
【0035】したがって、ダミー電極60にはコモン信
号が印加され、上記ダミー電極50と同様にしてイオン
性不純物の吸着が行なわれる。この他の形態によれば、
アクティブ領域1Aに対する液晶流出側の非アクティブ
領域1B内にもダミー電極60を設けることができる。
なお、このダミー電極60はすべてのコモン電極11に
対向して設けられることが好ましいが、例えば1本お
き、2本おきなどのように間引かれて設けられてもよ
い。
【0036】
【実施例】まず、非アクティブ領域1Bに、ピロメリッ
ト酸二無水物と4’’,4’’’−(ヘキサフルオルイ
ソプロピリデン)ビス(4−フェノキシアニリン)との
等モル重縮合物を原料として製膜したフッ素含量(炭素
原子100個当たりのフッ素原子数)が16.2であ
り、フッ素含有形態がビストリフルオルメチルメチレン
である含フッ素ポリイミド系配向膜材料を転写、焼成し
て厚さ40nmの含フッ素系配向膜122,222を形
成した。次に、アクティブ領域1Aに、上記化1で示さ
れるフッ素を含まない高分子物質を転写、焼成して厚さ
40nmの非含フッ素系配向膜121,221を形成し
た後、これらの各配向膜に240゜ツイスト、6時視角
となるようにラビングを施して表示セルを作製した。な
お、液晶物質にはΔε=±16でしきい値電圧が1.5
Vとなるものを用いた。この表示セルに、60℃下で7
2時間連続通電したところ、比較例として配向膜を非含
フッ素系配向膜のみで作成した表示セルに比べて、表示
ムラの改善が認められた。
【0037】また、上記表示セルの構成に加えて、図5
で説明したように、アクティブ領域1Aの液晶流入側お
よび液晶流出側の非アクティブ領域1B内にイオントラ
ップ用のダミー電極60をコモン電極11と等電位とし
て設け、60℃下で72時間連続通電したところ、ダミ
ー電極なしの場合に比べて、表示ムラが著しく改善され
た。
【0038】参考例として、ダミー電極60をコモン電
極11と等電位とせずに、ダミー電極60をグランド電
位としたところ、ダミー電極による表示ムラの改善は認
められなかった。また、ダミー電極をラビング方向の合
成ベクトル方向に対して垂直となる位置に形成して同様
な通電テストを行なったところ、表示ムラの改善は僅か
であった。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アクティブ領域には非含フッ素系配向膜を適用し、非ア
クティブ領域には含フッ素系配向膜を適用したことによ
り、液晶に含まれているイオン性不純物に起因する表示
ムラが改善されるとともに、含フッ素系配向膜の使用に
伴なう高プレチルト角や高い工程依存度および材料選定
の難しさなどの問題が解決され、表示特性の向上と表示
ムラの改善とを両立させることができる。
【0040】また、各基板の配向膜ラビング方向の合成
ベクトル方向もしくはその反合成ベクトル方向の少なく
とも一方の上記非アクティブ領域内に、イオントラップ
用のダミー電極を設けることにより、イオン性不純物を
より効果的に吸着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示した縦断面図。
【図2】図1のA−A線横断面図。
【図3】上記実施形態に適用されているイオントラップ
用ダミー電極の第1例を説明するための模式図。
【図4】上記イオントラップ用ダミー電極の作用説明
図。
【図5】上記イオントラップ用ダミー電極の第2例を説
明するための模式図。
【符号の説明】
1 表示セル 1A アクティブ領域 1B 非アクティブ領域 10 第1基板 11 透明電極(コモン電極) 121 非含フッ素系配向膜 122 含フッ素系配向膜 20 第2基板 21 透明電極(セグメント電極) 221 非含フッ素系配向膜 222 含フッ素系配向膜 30 周辺シール材 40 液晶 50,60 ダミー電極

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれの透明電極上に配向膜が形成さ
    れた第1および第2基板を周辺シール材を介して上記配
    向膜同士が対向するように圧着し、その内部に液晶を封
    入してなる表示セルを含み、上記表示セル内の中央部分
    が上記基板の各透明電極が対向的に配置されているアク
    ティブ領域で、同アクティブ領域と上記周辺シール材と
    の間が表示に関与しない非アクティブ領域とされている
    液晶表示素子において、 上記アクティブ領域の配向膜には、フッ素を含まない非
    含フッ素系高分子物質が用いられ、上記非アクティブ領
    域には、フッ素を含有する含フッ素系高分子物質からな
    る配向膜が形成されていることを特徴とする液晶表示素
    子。
  2. 【請求項2】 上記第1基板側配向膜のラビング方向と
    上記第2基板側配向膜のラビング方向の合成ベクトル方
    向もしくはその反合成ベクトル方向の少なくとも一方の
    上記非アクティブ領域内には、イオントラップ用のダミ
    ー電極が設けられている請求項1に記載の液晶表示素
    子。
  3. 【請求項3】 上記第1基板側の透明電極がコモン信号
    が印加されるコモン電極であり、上記第2基板側の透明
    電極がセグメント信号が印加されるセグメント電極であ
    る場合において、上記ダミー電極は、上記第1基板およ
    び上記第2基板の各々に上記セグメント電極に対し平行
    として対向的に形成され、かつ、所定の導電手段により
    互いに等電位とされる電極対を含み、これら電極対には
    上記セグメント信号が印加される請求項2に記載の液晶
    表示素子。
  4. 【請求項4】 上記第1基板側の透明電極がコモン信号
    が印加されるコモン電極であり、上記第2基板側の透明
    電極がセグメント信号が印加されるセグメント電極であ
    る場合において、上記ダミー電極は、上記第2基板側の
    上記非アクティブ領域内で上記コモン電極と1対1で対
    向し、かつ、所定の導電手段によりその対向コモン電極
    と等電位とされている請求項2に記載の液晶表示素子。
  5. 【請求項5】 上記ダミー電極は上記合成ベクトル方向
    と、その反合成ベクトル方向の両側に設けられている請
    求項4に記載の液晶表示素子。
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