JP2002013986A - 温度センサ - Google Patents

温度センサ

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JP2002013986A JP2000200258A JP2000200258A JP2002013986A JP 2002013986 A JP2002013986 A JP 2002013986A JP 2000200258 A JP2000200258 A JP 2000200258A JP 2000200258 A JP2000200258 A JP 2000200258A JP 2002013986 A JP2002013986 A JP 2002013986A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電流消費量を抑えることが出来、且つトリガ
発生回路を不要とすることでサイズを縮小化し低コスト
化できる温度センサを提供すること。 【解決手段】 周囲温度を測定して電圧Vtempに変換す
る温度検出回路11と、温度検出回路11が検出した温
度に相当する電圧Vtempと比較すべき基準電圧V1〜V
3を発生する基準電圧発生回路12と、電圧Vtempと基
準電圧V1〜V3とをそれぞれ比較する比較器21−1
〜3を有する比較回路13と、この比較器13の比較結
果を受けて温度変化を検出する温度変化検出回路14
と、温度データを出力する制御回路15とを備えてい
る。そして制御回路15は温度変化検出回路14による
検出結果をトリガとして動作することを特徴としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、温度センサに関
するもので、例えば温度補償型水晶発振器に用いられる
ものである。
【0002】
【従来の技術】温度センサは、家電機器や医療機器など
多くの分野において広く用いられている。これらの温度
センサは多種多様であり、それぞれの分野に必要とされ
る性能を十分に備えていることが重要である。また、近
年の市場の発展が目覚ましい携帯通信機器、例えば携帯
電話にもこの温度センサは用いられている。これは電子
回路を動作させるための発振器における発振周波数が周
囲の温度によって変動するのを補償するために必要とさ
れている。
【0003】従来の温度センサについて、図6の回路図
を用いて説明する。図示するように温度センサ100
は、周囲温度を測定してこの温度に対応する電圧Vtemp
に変換する温度検出回路110と、この温度検出回路1
10から出力される電圧Vtempと比較すべき基準電圧V
refを発生する基準電圧発生回路120と、電圧Vtemp
と基準電圧Vrefとを比較する比較器130と、この比
較器130の比較結果を受けて温度データを出力する制
御回路150とを備えている。
【0004】制御回路150は温度データの出力の他に
様々な制御を行うが、特に重要なのが基準電圧発生回路
120の制御である。すなわち、温度検出を行うには基
準電圧を現在の温度に相当する電圧にしておかなけれ
ば、次の時間における温度検出を行うことが出来ない。
そのため制御回路150は比較器130により、その時
の基準電圧Vrefと電圧Vtempとの電位差を検知し、電
位差が生じていた場合には基準電圧Vrefをその電位差
分だけ補正する必要がある。
【0005】上記のような従来の温度センサの温度変化
の検出方法を大きく分けると、常時回路を動作させるこ
とにより常に温度を検出する方法と、温度検出が必要な
時のみ回路を動作させて温度を検出する方法とがある。
【0006】しかしながら、回路を常時動かす、すなわ
ち制御回路150を常時動作させると電流消費量が増加
するという問題がある。電流消費量が増加すると、回路
動作により発生するノイズも増加し、温度センサとして
の信頼性に悪影響を及ぼす恐れがある。
【0007】一方で必要なときのみ動作させる方法によ
れば、電流消費量を最小限に抑えることが出来るため、
上記のようなノイズの問題は発生しない。一般的に携帯
電話等の温度補償型水晶発振器に用いられる温度センサ
はこの方法を採用している。しかし、この方法では温度
センサは動作のオン、オフを繰り返すことになるから、
温度検出を制御する制御回路150のオン、オフを制御
するための方策が必要となる。これが図6に示したトリ
ガ発生回路160である。このトリガ発生回路160に
より発生するトリガが入力された時のみ制御回路は動作
し、温度センサ100は動作することになる。このよう
に、温度センサを必要なときのみ動作させるためには、
制御回路150を動作させるためのトリガ発生回路16
0及びその制御信号線、そして図中には示していないが
トリガ発生回路160のトリガ発生タイミングを決定す
る回路等が必要となる。また温度センサがIC、モジュ
ール等に搭載されている場合には、専用の制御回路、制
御端子等が必要となり、温度センサを構成、動作させる
ための部品点数が多くなり、製品のサイズが大きくなる
ことや製造コストの増大を招くという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の温度センサ
の温度検出方法には常時センサを動作させることにより
常に温度を検出する方法と、温度検出が必要な時のみセ
ンサを動作させて温度を検出する方法とがある。特に携
帯電話等に搭載されている温度補償型水晶発振器の温度
センサには、必要なときのみセンサを動作させるものが
用いられている。
【0009】しかしながら、センサを常時動かす場合に
は電流消費量が増加して、回路動作により発生するノイ
ズも増加し、温度センサとしての信頼性に悪影響を及ぼ
す恐れがあるという問題があった。一方でセンサを必要
なときのみ動作させる場合には、制御回路を動作させる
ためのトリガ発生回路及びその制御信号線、そしてトリ
ガ発生回路のトリガ発生タイミングを決定する回路等が
必要となる。また温度センサがIC、モジュール等に搭
載されている場合には、専用の制御回路、制御端子等が
必要となり、温度センサを構成、動作させるための部品
点数が多くなり、製品のサイズが大きくなってコストの
増大を招くという問題があった。
【0010】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、電流消費量を抑えることが出来、且
つトリガ発生回路を不要とすることでサイズを縮小化し
低コスト化できる温度センサを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載した温度センサは、温度を検出して該温度に対応する
電圧を出力する温度検出手段と、少なくとも1つの基準
電圧を出力する基準電圧発生手段と、前記温度検出手段
により得られた温度に対応する電圧と前記基準電圧とを
比較する比較手段と、前記比較手段の結果を受けて温度
変化の有無を判断する温度変化検出手段と、前記温度変
化検出手段により、温度変化が検出された場合にのみ前
記基準電圧発生手段から出力される基準電圧の少なくと
も1つを前記温度変化後の温度に対応する電圧に設定す
る制御手段とを具備することを特徴としている。
【0012】またこの発明の請求項2に記載した温度セ
ンサは、検出した温度が、予め設定された下限の温度と
上限の温度の範囲内にあるか否かを判定し、下限の温度
と上限の温度の範囲外の時に、温度が変化したことを検
出する温度センサであって、温度を検出して対応する電
圧を出力する温度検出回路と、検出した温度に対応する
第1基準電圧、温度変化に基づく電圧変化の下限に対応
する第2基準電圧、及び温度変化に基づく電圧変化の上
限に対応する第3基準電圧をそれぞれ発生する基準電圧
発生回路と、前記温度検出回路から出力される電圧と、
上記第1乃至第3の電圧とをそれぞれ比較する比較器
と、前記比較器により、前記温度検出回路から出力され
る電圧が前記第2基準電圧よりも低いことが検知された
とき、及び前記温度検出回路から出力される電圧が前記
第3基準電圧よりも高いことが検知されたときに温度変
化が生じたことを判断する論理回路とを具備することを
特徴としている。
【0013】更にこの発明の請求項3に記載した温度セ
ンサは、温度を検出して該温度に対応する電圧を出力す
る温度検出回路と、少なくとも前記温度検出回路が出力
する電圧に対応する第1基準電圧と、温度変化に基づく
電圧変化の下限に対応する第2基準電圧と、温度変化に
基づく電圧変化の上限に対応する第3基準電圧とを出力
する基準電圧発生回路と、前記温度検出回路が出力する
電圧と前記第1乃至第3基準電圧とをそれぞれ比較する
第1乃至第3比較器と、前記第1乃至第3比較器の出力
を受けて、該第1乃至第3比較器の結果が、前記温度検
出回路の出力する電圧が前記第1乃至第3基準電圧の全
てより高い、または低い場合にのみ、温度変化が生じた
ことを判断し、該結果に対応する信号を出力する温度変
化検出回路と、前記温度変化検出回路の出力する前記信
号を受けることにより前記基準電圧発生回路の第1乃至
第3基準電圧を制御して、前記第1基準電圧を前記温度
検出回路の出力する電圧に対応する電圧に設定し、前記
第2、第3基準電圧をそれぞれ該第1基準電圧に対して
温度変化に基づく電圧変化の所定の下限及び上限の温度
に対応する電圧に設定する制御回路とを具備することを
特徴としている。
【0014】請求項4に記載したように、請求項1乃至
3いずれか1項記載の温度センサにおいて、前記制御手
段または前記制御回路は前記周囲温度の温度変化に応じ
た電圧を発振器へ出力し、温度変化が生じた際にも前記
発振器の発振周波数を一定に維持することを特徴として
いる。
【0015】請求項1のような構成によれば、温度検出
手段によって周囲の温度を測定して得られた電圧と、基
準電圧発生手段により得られた基準電圧とを、比較手段
によって比較し、その比較結果を判断基準として温度変
化検出手段が温度変化の有無を判断している。そして周
囲の温度データを最終的に出力し、且つ基準電圧発生手
段が出力する基準電圧を制御する制御手段は、温度変化
検出手段の温度変化が生じたという判断に応じて動作す
る。すなわち、温度変化検出手段の出力が従来制御手段
を動作させるのに必要であったトリガの役目を果たして
いる。そのため、トリガを発生させる為の回路や専用の
制御回路、制御端子、そしてトリガ発生のタイミングを
決定する回路等が不要となり、温度センサの部品点数を
削減できるため、サイズの縮小化及び低コスト化を実現
できる。尚かつ、温度変化検出手段がある一定の出力の
時のみ、すなわち温度変化を温度変化検出手段が検出し
たときのみ制御手段が動作するため、温度センサの電流
消費量を低減できる。
【0016】また請求項2のような構成によれば、基準
電圧発生回路は周囲の温度に対応する第1基準電圧、温
度変化に基づく電圧変化の下限及び上限にそれぞれ対応
する第2、第3基準電圧を発生する。そして、これら第
1乃至第3基準電圧と、検出した温度に対応する電圧と
をそれぞれ別個に比較している。その比較の結果、温度
検出回路から出力される電圧が前記第2基準電圧よりも
低いことが検知されたとき、及び前記温度検出回路から
出力される電圧が前記第3基準電圧よりも高いことが検
知された場合にのみ温度変化が生じたと判断している。
従来のように検出した温度に対応する電圧と1つの基準
電圧とを1つの比較器により比較する方法では、両者の
電圧値が等しい場合、比較器の出力は不定であり、その
後の温度変化の検出の信頼性が悪い。しかし、上記のよ
うに、基準電圧を複数発生させることにより、1つの比
較器の出力が不定であっても、その他の比較器による出
力が安定するために正確に温度変化を検出でき、温度セ
ンサの信頼性及び性能を向上できる。
【0017】更に請求項3のような構成によれば、温度
検出回路によって温度を測定して得られた電圧と、基準
電圧発生回路により得られた第1乃至第3基準電圧と
を、第1乃至第3比較器によってそれぞれ比較してい
る。この第1乃至第3比較器による比較の結果、検出し
た温度に対応する電圧が第1乃至第3の基準電圧の全て
よりも高い、または低い場合に、温度変化検出回路は温
度変化が生じたと判断する。そして周囲温度データを出
力する制御回路は、温度変化が生じたことに対応する温
度変化検出回路の検出結果を受けたときのみ動作する。
すなわち、温度変化検出回路の出力が従来制御回路を動
作させるのに必要であったトリガの役目を果たしてい
る。そのため、請求項1と同様の効果が得られる。ま
た、第1乃至第3比較器を設けることにより、請求項2
と同様の効果が合わせて得られる。
【0018】請求項4のように、この発明に係る温度セ
ンサは温度補償型の発振器に用いることが出来る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、
共通する部分には共通する参照符号を付す。
【0020】この発明の第1の実施形態に係る温度セン
サについて図1のブロック図を用いて説明する。
【0021】図示するように、本実施形態に係る温度セ
ンサ10は、周囲温度を測定して電圧Vtempに変換する
温度検出回路11と、温度検出回路11が検出した温度
に相当する電圧Vtempと比較すべき基準電圧Vrefを発
生する基準電圧発生回路12と、電圧Vtempと基準電圧
Vrefとを比較する比較回路13と、この比較器13の
比較結果を受けて温度変化を検出する温度変化検出回路
14と、温度データを出力する制御回路15とを備えて
いる。
【0022】制御回路15は温度変化検出回路14の出
力を受け、温度変化検出回路14が周囲温度の温度変化
を検出した際の信号を受けたときのみ制御回路が動作す
るようになっている。すなわち、温度変化検出回路14
による温度変化の検出結果が制御回路15を動作させる
ためのトリガとしての役割を果たしている。
【0023】次に、上記温度検出回路11、基準電圧発
生回路12、比較回路13、温度変化検出回路14の回
路を具体化した回路の一例を図2に示す。
【0024】図示するように、温度検出回路11は電源
電圧電位と接地電位間に直列に設けられた電流源17と
ダイオード18からなり、この電流源17とダイオード
18との接続ノードにおける電位が周囲温度に対応する
電圧Vtempとして出力される。
【0025】次に電源電圧発生回路12は、電源電圧電
位と接地電位との間に直列に設けられた複数の抵抗1
9、19、…と、各抵抗の接続ノードと3つの出力端子
との間に設けられた3つのスイッチ20−1、20−
2、20−3によって構成されている。そして、上記ス
イッチ20−1〜3によって選択された3カ所の各接続
ノードにおける電圧V1(第3基準電圧)、V2(第1
基準電圧)、V3(第2基準電圧)が基準電圧Vrefと
して出力される。
【0026】比較回路13は、3つの比較器21−1、
21−2、21−3を備えている。この比較器21−1
〜3の反転入力端子には温度検出回路11の出力する電
圧Vtempが入力されている。そして非反転入力端子には
基準電圧発生回路12の出力する基準電圧V1〜V3が
それぞれ入力されている。
【0027】温度変化検出回路14は、上記比較器21
−1〜3のそれぞれの出力C1、C2、C3を入力とす
るNORゲート22、ANDゲート23、及び前記NO
Rゲート22、ANDゲート23の出力の和をとるOR
ゲート24とを備えている。そしてORゲート24の出
力が温度変化の検出結果となる。
【0028】制御回路15は、温度変化検出回路14の
出力を受けて温度データを出力する。なお、制御回路1
5は温度変化検出回路14により温度変化を検出した際
のみ動作する、すなわち温度変化検出回路14の温度変
化検出が従来のトリガの役割を果たす。そして、制御回
路15は温度変化に基づいて基準電圧発生回路12の各
抵抗19、19、…が割り当てられたアドレスを選択す
ることにより、3つの抵抗19、19、19が発生する
基準電圧V1〜V3を制御する。
【0029】次に上記温度センサ10の動作について図
3を用いて説明する。
【0030】まず温度センサが動作を開始すると、温度
検出回路は周囲温度を測定して電圧Vtempを出力する。
本実施形態において、温度検出はダイオード18により
行っており、周囲温度が上昇するとVtempは減少、周囲
温度が低下するとVtempは増大するという特性を有して
いる。また、基準電圧発生回路12の出力電圧V2は設
定可能電圧範囲内において最小、または最大電圧に設定
されている。そして比較器21−2は電圧Vtempと基準
電圧V2とを比較し、その比較結果を制御回路15へ出
力する。すると制御回路15は、比較器21−2の結果
に応じて基準電圧発生回路の基準電圧V2の値を変化さ
せて、V2=Vtempに、またはV2をVtempに最も近い
電圧に設定する(V2=Vtemp若しくはV2がVtempに
最も近い電圧となるような抵抗が割り当てられたアドレ
スを選択する)。
【0031】図示するように、t0における周囲温度に
対応する電圧Vtempが0.70Vであったとする。この
時の基準電圧V2は当然0.70Vに設定される。そし
てV1、V3はそれぞれV1>V2、V3<V2の関係
に設定される。例えばそれぞれの電位差を0.01Vに
設定すれば、V1=0.71V、V3=0.69Vであ
る。
【0032】次に温度が低下し、時刻t1においてVte
mp=0.71Vになったとする。時刻t0〜t1におけ
る基準電圧V1〜V3とVtempの関係は、V1>Vtem
p、V2<Vtemp、V3<Vtempであるから、比較器2
1−1〜3の出力C1〜C3はそれぞれ“high”、“lo
w”、“low”である。そのため、温度変化検出回路14
のNORゲート22、ANDゲート23の出力はそれぞ
れ“low”、“low”となり、ORゲート24の出力は
“low”、すなわち、温度検出回路14の出力“low”が
制御回路15に入力される。制御回路15は前述の通り
温度検出回路14の出力をトリガの代わりとして動作す
るため、時刻t0〜t1では制御回路15は動作せず、
基準電圧発生回路12の基準電圧V1〜V3はそれぞれ
0.71V、0.70V、0.69Vである。
【0033】しかし、時刻t1でVtemp=V1=0.7
1Vとなり、更に周囲温度が低下してVtempが上昇する
と、V1<Vtempとなり、比較器21−1の出力C1が
“high”から“low”に反転する。すなわち、比較器2
1−1〜3の出力C1〜C3の全てが“low”となる。
すると温度変化検出回路14のNORゲート22及びA
NDゲート23の出力がそれぞれ“high”、“low”と
なり、ORゲート24の出力が“high”となる。そのた
め、温度変化検出回路14の出力が“high”となり、制
御回路15に入力される。信号“high”が入力されたこ
とにより制御回路15は動作を開始する。動作を開始し
た制御回路15は基準電圧発生回路12の基準電圧V2
を当該温度に相当する電圧、すなわち0.71Vに設定
すると共に、基準電圧V1及びV3をそれぞれ0.72
V、0.70Vに設定する(アドレスを選択し直す)。
【0034】ここで、制御回路15が基準電圧V1〜V
3を設定するのにΔtの時間がかかったとする。更に、
このΔtの時間の間にも周囲温度は低下して電圧Vtemp
が上昇したとすれば、時刻t1+Δtにおける基準電圧
V1〜V3とVtempの関係は、V1>Vtemp、V2<V
temp、V3<Vtempとなるから、比較器21−1〜3の
出力C1〜C3は再び“high”、“low”、“low”に戻
る。すると温度変化検出回路14のNORゲート22、
ANDゲート23の出力はそれぞれ“low”、“low”と
なり、ORゲート24の出力は“low”に反転するた
め、制御回路15は動作を停止する。
【0035】次に時刻t1+Δt〜t2の時間領域にお
いて、Vtempは0.71Vから更に上昇し、0.72V
未満に最大値をもって低下を始めている。すなわち周囲
温度が低下から上昇に反転したとする。そして、時刻t
2ではVtemp=V2=0.71Vとなり、更にVtempは
低下を続けている。そのため、時刻t2では比較器21
−2の出力C2が“low”から“high”に反転する。し
かしこの時刻では比較器21−3の出力C3が未だ“lo
w”にあるため、温度変化検出回路14の出力は“low”
であり、制御回路15は動作しない。この状態は、Vte
mp=V3=0.70Vとなる時刻t3まで維持される。
【0036】次に時刻t3ではVtemp=V3=0.70
Vとなり、Vtempは更に低下を続け、Vtemp<V3とな
る。そのため、比較器21−3の出力C3も“low”か
ら“high”に反転し、比較器21−1〜3の出力C1〜
C3の全てが“high”となる。すると温度変化検出回路
14のNORゲート22及びANDゲート23の出力が
それぞれ“low”、“high”となり、温度変化検出回路
14の出力が“high”となる。そのため、制御回路15
は動作を開始し、基準電圧発生回路12の基準電圧V2
を当該温度に相当する電圧、すなわち0.70Vに設定
すると共に、基準電圧V1及びV3をそれぞれ0.71
V、0.69Vに設定する。
【0037】ここで、制御回路15が基準電圧V1〜V
3を設定するのにやはりΔtの時間がかかったとする。
更に、このΔtの時間の間にも周囲温度は上昇して電圧
Vtempが低下したとすれば、時刻t3+Δtにおける基
準電圧V1〜V3とVtempの関係は、V1>Vtemp、V
2>Vtemp、V3<Vtempとなるから、比較器21−1
〜3の出力C1〜C3は再び“high”、“high”、“lo
w”に戻る。すると温度変化検出回路14のNORゲー
ト22、ANDゲート23の出力はそれぞれ“low”、
“low”となり、ORゲート24の出力は“low”に反転
するため、制御回路15は時刻t3+Δtにおいて動作
を停止する。この状態はVtemp=V3=0.69Vとな
る時刻t4まで維持される。
【0038】次に時刻t4ではVtemp=V3=0.69
Vとなり、更にVtempは低下を続け、Vtemp<V3とな
る。そのため、比較器21−3の出力C3も“low”か
ら“high”に反転し、比較器21−1〜3の出力C1〜
C3の全てが“high”となる。すると温度変化検出回路
14のNORゲート22及びANDゲート23の出力が
それぞれ“low”、“high”となり、温度変化検出回路
14の出力が“high”となる。そのため、制御回路15
は動作を開始し、基準電圧発生回路12の基準電圧V2
を当該温度に相当する電圧、すなわち0.69Vに設定
すると共に、基準電圧V1及びV3をそれぞれ0.70
V、0.68Vに設定する。
【0039】時刻t1、t3で説明したように、基準電
圧V1〜V3を設定するΔtの時間後、V3=0.68
V、Vtemp>V3となり、比較器21−3の出力C3は
“low”に反転する。そのため、温度変化検出回路14
の出力が“low”に反転し、時刻t4+Δtでは制御回
路15は動作を停止させる。
【0040】その後は時刻t6、t7において、周囲温
度の低下によりVtempがそれぞれ上昇し、それぞれの時
間でVtemp=V1となるため、制御回路15が動作を開
始し、基準電圧発生回路12の基準電圧V1〜V3を設
定し直す。
【0041】以降は同様の動作を繰り返す。
【0042】上記構成の温度センサによれば、温度検出
回路11によって周囲温度を測定して得られた電圧Vte
mpと、基準電圧発生回路12により得られた基準電圧V
ref(V1〜V3)とを、比較回路13によって比較
し、その比較結果から温度変化検出回路14により温度
変化の有無及び現在温度を判断している。そして制御回
路15は、温度変化検出回路14により温度変化が生じ
たと判断された時のみに動作する。すなわち、温度変化
検出回路14の出力が従来制御回路を動作させるのに必
要であったトリガの役目を果たしている。そのため、ト
リガを発生させる為の回路や専用の制御回路、制御端
子、そしてトリガ発生のタイミングを決定する回路が不
要となり、温度センサの部品点数を削減できるため、サ
イズの縮小化及び低コスト化を実現できる。尚かつ、温
度変化検出回路がある一定の出力の時のみ、すなわち温
度変化を温度変化検出回路が検出したときのみ制御回路
が動作するため、温度センサの電流消費量を低減できる
また、基準電圧発生回路12は3つの基準電圧V1〜V
3を出力する。すなわち、周囲温度に等しい基準電圧V
2と、基準電圧V1より所定の電圧値だけ高い基準電圧
V1と、基準電圧V2より所定の電圧値だけ低い基準電
圧V3である。そして、基準電圧V1〜V3と電圧Vte
mpとをそれぞれ比較器21−1〜3により比較してい
る。そして、比較器21−1〜3による比較の結果、周
囲温度の電圧Vtempが基準電圧V1〜V3の全てより低
い場合、または高い場合(ORゲート24の出力が“hi
gh”)に温度変化が生じたと判断している。すなわち、
基準電圧V2と基準電圧V1、V2との電位差±ΔV
が、温度変化発生と判断する際の必要温度変化量であ
る。
【0043】従来のように1つの比較により周囲温度の
電圧と1つの基準電圧とを比較する方法では、両者の電
圧値が等しい場合、比較器の出力は不定であり、その後
の周囲温度変化の検出の信頼性が悪い。しかし、上記の
ように、3つの基準電圧V1〜V3を発生させることに
より、はじめの周囲温度に対応する電圧Vtempが基準電
圧V2より低く、更に低下した場合、若しくははじめの
周囲温度に対応する電圧Vtempが基準電圧V2より高
く、更に上昇した場合でも、それぞれ基準電圧V3、V
1との比較を行うことにより、温度変化の有無を正確に
検出でき、温度センサの信頼性及び性能を向上できる。
【0044】なお、温度センサを構成する為の回路には
多くの種類の構成があり、図示した回路構成に限られる
ものではない。
【0045】次にこの発明の第2の実施形態に係る温度
センサについて、PHS(PersonalHandyphone Syste
m)端末を例に挙げて図4を用いて説明する。本実施形
態は、上記第1の実施形態に係る温度センサをPHS端
末に用いられる基準発振器に適用したものであり、図4
はPHS端末の一部構成を示すブロック図である。
【0046】図示するように、PHS端末は、無線ユニ
ット30と、モデムユニット40と、デコード・エンコ
ードユニット50と、通話ユニット60とを備えてい
る。
【0047】まず無線ユニット30は、アンテナ31、
高周波スイッチ32、受信部33、送信部34、シンセ
サイザ35、及び温度センサ10を備えている。
【0048】すなわち、図示せぬ基地局から到来した無
線搬送波信号は、アンテナ31で受信されたのち無線ユ
ニット30の高周波スイッチ32を介して受信部33に
入力される。この受信部33では、受信された無線搬送
波信号がシンセサイザ35から発生された基準発振信号
とミキシングされて受信中間周波信号にダウンコンバー
トされる。
【0049】上記受信部33から出力された受信中間周
波信号は、モデムユニット40の復調部41に入力され
る。復調部41では上記受信中間周波信号のディジタル
復調が行われ、これによりディジタル復調信号が再生さ
れる。
【0050】デコード・エンコードユニット50のデコ
ード部51は、上記ディジタル復調信号を各受信タイム
スロット毎に分離する。そして分離したスロットのデー
タが音声データであればこの音声データを通話ユニット
60に入力する。一方、分離したスロットのデータがパ
ケットデータや制御データであれば、これらのデータを
図示せぬデータ通信部に入力する。なお、データ通信部
では上記データを解析制御を行い、例えば表示部に表示
する。
【0051】通話ユニット60は、ADPCM(Adapti
ve Differential Pulse Code Modulation)トランスコ
ーダ61と、PCMコーデック62とを備えている。A
DPCMトランスコーダは、上記デコード・エンコード
ユニット50から出力された音声データを復号する。ま
たPCMコーデック62は、ADPCMトランスコーダ
61から出力されたディジタル音声信号をアナログ信号
に変換し、この音声信号をスピーカから拡声出力する。
【0052】一方、マイクロホンから入力されたユーザ
の音声信号は、PCMコーデック62によりPCM符号
化されたのち、ADPCMトランスコーダ61で更に圧
縮符号化される。この符号化音声データ及び、データ通
信部から出力された制御データ、パケットデータはデコ
ード・エンコードユニット50に入力される。
【0053】エンコード部52は、入力された上記デー
タを多重化する。そしてモデムユニット40の変調部4
2がこの多重化ディジタル通信信号により送信中間周波
信号をディジタル変調し、この変調した送信中間周波信
号を送信部34に入力する。
【0054】送信部34は、上記変調された送信中間周
波信号をシンセサイザ35から発生された基準発振信号
とミキシングして無線搬送波周波数にアップコンバート
し、さらに所定の送信電力レベルに増幅する。この送信
部34から出力された無線搬送波信号は、高周波スイッ
チ32を介してアンテナ31から図示せぬ基地局に向け
送信される。
【0055】上記PHS端末は、無線ユニット30内に
温度センサ10を備えている。この温度センサ10は、
シンセサイザ35内に設けられた基準発振器(REF)
70の発振周波数を周囲温度に応じて補正する。
【0056】図5は上記温度センサ及び基準発振器の回
路構成の一例を示したものである。
【0057】図示するように、温度センサは第1の実施
形態で説明したものと同様である。
【0058】一方、基準発振器70は制御回路15の出
力ノードに一端を接続され他端が接地された容量可変ダ
イオード71と、制御回路15の出力ノードに一端を接
続されたコンデンサ72と、一端をコンデンサ72の他
端に接続された水晶発振子73と、水晶発振子73の他
端に一端が接続され他端が接地されたコンデンサ74
と、水晶発振子73と並列接続されたバッファ(発振回
路)75と、一端をバッファ75に接続され他端が受信
部33、送信部34に接続された電圧源76とを有する
水晶発振器である。
【0059】上記回路において温度センサ10は第1の
実施形態で説明しように周囲温度の変化を検知して、制
御回路15はその温度変化に対応したバイアスを出力ノ
ードから出力する。すなわち、温度変化によって水晶発
振子73の発振周波数が変化しても、それを可変容量型
ダイオード71に印加するバイアスを制御回路15が変
えることによって、水晶発振子73の温度依存性による
影響を打ち消し、基準発振器70の発振周波数を常時一
定に保っている。
【0060】本実施形態によれば、温度センサ10にお
ける制御回路15が温度変化に応じたバイアスを基準発
振器の容量可変ダイオード71に印加している。そのた
め水晶発振子73による発振周波数の温度依存性を解消
し、PHS端末の動作安定性を向上できる。また、トリ
ガ発生回路やその制御回路等の必要がないため、PHS
端末のサイズの縮小及び軽量化を実現できる。
【0061】なお、本実施形態ではPHS端末の基準発
振器70の発振周波数を周囲温度に対して安定化する場
合を例にとって説明したが、変復調回路や送信増幅回路
などの温度特性を有するその他の電子回路に本発明を適
用しても良く、またPHS端末に限らず携帯電話機等の
その他の移動体通信端末や移動通信システムの基地局、
更にはオーディオ装置などに本発明を適用しても良い。
要するに、温度特性を有する電子回路及びこの電子回路
を備えた電子機器であれば如何なるものにも適用でき
る。
【0062】すなわち、上記第1、第2の実施形態にお
ける各実施段階でもその要旨を逸脱しない範囲で種々に
変形することが可能である。更に、上記実施形態には種
々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成
要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出
されうる。例えば、実施形態に示される全構成要件から
いくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しよう
とする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の
欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成
要件が削除された構成が発明として抽出されうる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、電流消費量を抑えることが出来、且つトリガ発生回
路を不要とすることでサイズを縮小化し低コスト化でき
る温度センサを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係る温度センサの
ブロック図。
【図2】この発明の第1の実施形態に係る温度センサの
回路図。
【図3】この発明の第1の実施形態に係る温度センサの
タイミングチャート。
【図4】この発明の第2の実施形態に係るPHS端末の
ブロック図。
【図5】この発明の第2の実施形態に係るPHS端末の
温度センサ及び基準発振器の回路図。
【図6】従来の温度センサのブロック図。
【符号の説明】
10、100…温度センサ 11、110…温度検出手段 12、120…基準電圧発生手段 13、130…比較手段 14…温度変化検出手段 15、150…制御回路 17…電流源 18…ダイオード 19…抵抗素子 20−1〜3…スイッチ 21−1〜3…比較器 22…NORゲート 23…ANDゲート 24…ORゲート 30…無線ユニット 31…アンテナ 32…高周波スイッチ 33…受信部 34…送信部 35…シンセサイザ 40…モデムユニット 41…復調部 42…変調部 50…デコード・エンコードユニット 51…デコード部 52…エンコード部 60…通話ユニット 61…ADPCMトランスコーダ 62…PCMコーデック 70…基準発振器 71…容量可変型ダイオード 72、74…コンデンサ 73…水晶発振子 75…バッファ 76…電圧源 160…トリガ発生回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度を検出して該温度に対応する電圧を
    出力する温度検出手段と、 少なくとも1つの基準電圧を出力する基準電圧発生手段
    と、 前記温度検出手段により得られた温度に対応する電圧と
    前記基準電圧とを比較する比較手段と、 前記比較手段の結果を受けて温度変化の有無を判断する
    温度変化検出手段と、 前記温度変化検出手段により、温度変化が検出された場
    合にのみ前記基準電圧発生手段から出力される基準電圧
    の少なくとも1つを前記温度変化後の温度に対応する電
    圧に設定する制御手段とを具備することを特徴とする温
    度センサ。
  2. 【請求項2】 検出した温度が、予め設定された下限の
    温度と上限の温度の範囲内にあるか否かを判定し、下限
    の温度と上限の温度の範囲外の時に、温度が変化したこ
    とを検出する温度センサであって、 温度を検出して対応する電圧を出力する温度検出回路
    と、 検出した温度に対応する第1基準電圧、温度変化に基づ
    く電圧変化の下限に対応する第2基準電圧、及び温度変
    化に基づく電圧変化の上限に対応する第3基準電圧をそ
    れぞれ発生する基準電圧発生回路と、 前記温度検出回路から出力される電圧と、上記第1乃至
    第3の電圧とをそれぞれ比較する比較器と、 前記比較器により、前記温度検出回路から出力される電
    圧が前記第2基準電圧よりも低いことが検知されたと
    き、及び前記温度検出回路から出力される電圧が前記第
    3基準電圧よりも高いことが検知されたときに温度変化
    が生じたことを判断する論理回路とを具備することを特
    徴とする温度センサ。
  3. 【請求項3】 温度を検出して該温度に対応する電圧を
    出力する温度検出回路と、 少なくとも前記温度検出回路が出力する電圧に対応する
    第1基準電圧と、温度変化に基づく電圧変化の下限に対
    応する第2基準電圧と、温度変化に基づく電圧変化の上
    限に対応する第3基準電圧とを出力する基準電圧発生回
    路と、 前記温度検出回路が出力する電圧と前記第1乃至第3基
    準電圧とをそれぞれ比較する第1乃至第3比較器と、 前記第1乃至第3比較器の出力を受けて、該第1乃至第
    3比較器の結果が、前記温度検出回路の出力する電圧が
    前記第1乃至第3基準電圧の全てより高い、または低い
    場合にのみ、温度変化が生じたことを判断し、該結果に
    対応する信号を出力する温度変化検出回路と、 前記温度変化検出回路の出力する前記信号を受けること
    により前記基準電圧発生回路の第1乃至第3基準電圧を
    制御して、前記第1基準電圧を前記温度検出回路の出力
    する電圧に対応する電圧に設定し、前記第2、第3基準
    電圧をそれぞれ該第1基準電圧に対して温度変化に基づ
    く電圧変化の所定の下限及び上限の温度に対応する電圧
    に設定する制御回路とを具備することを特徴とする温度
    センサ。
  4. 【請求項4】 前記制御手段または前記制御回路は前記
    周囲温度の温度変化に応じた電圧を発振器へ出力し、 温度変化が生じた際にも前記発振器の発振周波数を一定
    に維持することを特徴とする請求項1乃至3いずれか1
    項記載の温度センサ。
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