JP2002013943A - 車両用情報処理装置及び車両用情報通信方法 - Google Patents

車両用情報処理装置及び車両用情報通信方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯情報端末の処理負担を増やすことなく、
その携帯情報端末において様々な情報を車両に搭載され
た情報処理装置から入手可能に構成する。 【解決手段】 車両に搭載され、車両に設けられたセン
サ11の検出結果とスイッチ12の操作状態との少なく
とも何れか一方に基づいて、その車両にて使用する第1
所定項目(地図画像表示やオーディオ出力等)の演算処
理を行うと共に、その演算結果を該車両内において報知
する制御ユニット1と、携帯端末2との間において通信
するに際して、制御ユニット1において第1所定項目に
関する演算結果に応じた表示等を行っているときに、携
帯端末2からリクエスト信号を受信したときには、その
リクエスト信号に応じて、第1所定項目の演算処理とは
異なる第2所定項目(各種情報の検索処理等)の演算処
理を行うと共に、その第2所定項目の演算結果を携帯端
末2に送信し、その演算結果を受信した携帯端末2は、
その演算結果に応じて表示等を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用情報処理装
置及び車両用情報通信方法に関し、例えば代表的な車両
である自動車のナビゲーション装置に適用して好適な車
両用情報処理装置及び車両用情報通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、代表的な車両である自動車の
分野においては、現在位置の検出や所望の目的地への経
路誘導等を行うナビゲーション装置が普及しており、近
年においては、携帯情報端末(PDA)との通信が可能
なナビゲーション装置も提案されている。
【0003】このような通信機能を備えるナビゲーショ
ン装置の一例として、特開平10−160490号に
は、携帯情報端末から出力された情報を、音声処理機能
を有するナビゲーション装置において音声にて出力する
システムが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した通信機能と音
声処理機能とを備えるナビゲーション装置によれば、ナ
ビゲーション装置の近傍に携帯情報端末が位置している
とき(即ち、当該ナビゲーション装置が搭載された車両
内に当該携帯情報端末が存在するとき)には、その携帯
情報端末の処理負担を増やすことなく、その携帯情報端
末の情報を音声によって知ることができる。しかしなが
ら、このシステムにおいて携帯情報端末の処理負担を増
やすことなく実現されるのは、ナビゲーション装置によ
る音声出力だけである。
【0005】そこで本発明は、携帯情報端末の処理負担
を増やすことなく、その携帯情報端末において様々な情
報を入手可能な車両用情報処理装置及び車両用情報通信
方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る車両用情報処理装置は、以下の構成を
特徴とする。
【0007】即ち、携帯情報端末との双方向通信を行う
通信手段と、車両に設けられたセンサの検出結果とスイ
ッチの操作状態との少なくとも何れか一方に基づいて、
その車両にて使用する第1所定項目の演算処理を行うと
共に、その演算結果を該車両内において報知する演算制
御手段とを備える車両用情報処理装置であって、前記演
算制御手段は、前記第1所定項目に関する演算結果に応
じた報知を行っているときに、前記通信手段によって前
記携帯情報端末からの所定の要求信号が受信されたとき
には、その要求信号に応じて、前記第1所定項目の演算
処理とは異なる第2所定項目の演算処理を行うと共に、
その第2所定項目の演算結果を、前記通信手段が前記携
帯情報端末に対して送信するように制御することを特徴
とする。
【0008】好適な実施形態において、前記演算制御手
段は、前記第2所定項目の演算結果と共に、前記第1所
定項目の演算結果を送信するように制御すると良い。
【0009】また、好適な実施形態において、前記演算
制御手段は、前記第2所定項目の演算結果が得られたと
きに、その第2所定項目に関する演算結果または第1所
定項目に関する演算結果を選択的に報知すると良い。
【0010】上記の場合において、前記演算制御手段
は、前記スイッチの操作状態または前記通信手段によっ
て受信された前記携帯情報端末からの所定の選択信号に
応じて、前記第2所定項目の演算結果を報知すると良
い。
【0011】上記の装置構成において、前記演算制御手
段による演算結果の報知態様は、前記車両に設けられた
表示器への表示である場合に、前記演算制御手段は、前
記センサの検出結果としての車速が所定値より大きいと
きに、前記第2所定項目の演算結果の前記表示器への表
示を禁止すると良い。
【0012】或いは、上記の同目的を達成するため、本
発明に係る車両用情報通信方法は、以下の構成を特徴と
する。
【0013】即ち、車両に搭載され、車両に設けられた
センサの検出結果とスイッチの操作状態との少なくとも
何れか一方に基づいて、その車両にて使用する第1所定
項目の演算処理を行うと共に、その演算結果を該車両内
において報知する情報処理装置と、携帯情報端末との間
における車両用情報通信方法であって、前記情報処理装
置において、前記第1所定項目に関する演算結果に応じ
た報知を行っているときに、前記携帯情報端末からの所
定の要求信号を受信したときには、その要求信号に応じ
て、前記第1所定項目の演算処理とは異なる第2所定項
目の演算処理を行うと共に、その第2所定項目の演算結
果を、前記携帯情報端末に送信し、前記携帯情報端末に
おいて、前記第2所定項目の演算結果を受信したときに
は、その演算結果に応じた報知を行うことを特徴とす
る。
【0014】好適な実施形態において、前記第2所定項
目の演算結果と共に、前記情報処理装置から前記第1所
定項目の演算結果を送信することにより、前記携帯情報
端末において、前記第1及び第2所定項目の演算結果に
応じた報知を行うと良い。
【0015】また、好適な実施形態において、前記情報
処理装置は、前記第2所定項目の演算結果が得られたと
きに、その第2所定項目に関する演算結果または第1所
定項目に関する演算結果を選択的に報知すると良い。
【0016】
【発明の効果】上記の本発明によれば、携帯情報端末の
処理負担を増やすことなく、その携帯情報端末において
様々な情報を入手可能な車両用情報処理装置及び車両用
情報通信方法の提供が実現する。
【0017】即ち、請求項1、請求項6の発明によれ
ば、第2所定項目の演算結果を車両用情報処理装置より
入手できるので、携帯情報端末の処理負担を増やすこと
なく、利便性を向上することができる。
【0018】また、請求項2、請求項7の発明によれ
ば、携帯情報端末の処理負担を増やすことなく、第1及
び第2の演算結果を車両用情報処理装置より入手できる
ので、利便性が向上する。この効果は、例えば車室が広
い車両において、ドライバが主に利用する第1の演算結
果である表示画面の情報を、当該携帯情報端末を所持す
る後部座席の乗員と共有する場合等に顕著である。
【0019】また、請求項3、請求項8の発明によれ
ば、車両用情報処理装置において報知される演算結果
を、例えば、スイッチの操作状態または携帯情報端末か
らの所定の選択信号(請求項4)、車速(請求項5)等
に応じて選択することができるので、安全性及び利便性
を向上することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両用情報処
理装置及び車両用情報通信方法を、代表的な車両である
自動車のナビゲーション制御ユニットに適用した一実施
形態として、図面を参照して詳細に説明する。
【0021】図1は、本実施形態における通信システム
の構成を示す図であり、ナビゲーション機能を備える制
御ユニット1と、1台以上の携帯端末(PDA)2とか
らなる。制御ユニット1と、携帯端末2とは、車両内に
おいて、例えば、Bluetooth等の近距離無線通信方式に
基づく無線通信または通信ケーブルを介した有線通信に
より、双方向に通信可能である。
【0022】本システムにおいて、携帯端末2は、情報
の表示を行うために、対応するソフトウエアモジュール
を備えていなくても、上記の通信ラインを介して、制御
ユニット1から地図画像や経路誘導路の情報、音楽情
報、電子メールの情報等を受信することにより、それら
情報を演算することなく、表示することができる。
【0023】また、制御ユニット1と携帯端末2との間
の無線通信方式が比較的高出力である場合には、乗員が
携帯端末2を車外に持ち出すことが可能であるため、車
両の停止位置から最終的な目的地への経路誘導路及び地
図画像を制御ユニット1にて算出し、それら算出した情
報を、携帯端末2に送信しても良い。
【0024】図2は、図1に示す制御ユニット1及び携
帯端末2の内部構成を示すブロック図である。
【0025】同図に示す制御ユニット1において、11
は、車速センサ、ジャイロ、GPS(Global Positioni
ng System)センサ等のセンサである。12は、制御ユ
ニット1の動作を設定可能なスイッチである。13は、
ナビゲーション機能による各種の音声ガイダンスや、オ
ーディオ機能の出力が行われるスピーカである。
【0026】14は、外部より受信したラジオ等の電波
を復調するチューナである。15は、ブートプログラム
やペアとなる携帯端末2の識別情報、並びに、後述する
動作制御処理のプログラム等が予め格納されたROMで
ある。
【0027】16は、ワークエリアとして使用されるR
AMである。17は、DVD−ROM等の記憶媒体等に
予め格納された地図情報(及びそのドライバを含む)で
ある。18は、音響記憶媒体の一例であるCDから楽曲
等のコンテンツ情報を読み出すCDプレーヤである。
【0028】19は、携帯端末2との無線送受信機能を
備える通信インタフェースであり、通信ケーブルを介し
て有線にて通信を行う場合には、物理的なコネクタを含
む。20は、ナビゲーション用の地図画面等が表示され
るディスプレイであり、ドライバ及び助手席の乗員が使
用する。
【0029】そして、CPU101は、上記のセンサ1
1の検出結果やスイッチ12の操作状態に応じて、後述
する携帯端末2との通信処理や、ディスプレイ22の表
示制御処理、並びに一般的なナビゲーション機能及びオ
ーディオ機能等の制御処理を行う。
【0030】一方、図2に示す携帯端末2において、2
1は、制御ユニット1との無線送受信機能を備える通信
インタフェースであり、通信ケーブルを介して有線にて
通信を行う場合には、物理的なコネクタを含む。22
は、制御ユニット1から受信した情報等を表示するディ
スプレイである。
【0031】23は、携帯端末2の動作を設定可能なス
イッチである。24は、ブートプログラムやペアとなる
制御ユニット1の識別情報、並びに、後述する動作制御
処理等のプログラムが予め格納されたROMである。2
5は、ワークエリアとして使用されるRAMである。
【0032】そして、CPU201は、上記のスイッチ
23の操作状態に応じて、情報処理装置としての携帯端
末2単独の各種機能や、ディスプレイ22の表示制御処
理、並びに後述する制御ユニット1との通信処理を行
う。
【0033】ここで、携帯端末2は、車室内における図
2に示した構成の如く通信機能を備える携帯型のコンピ
ュータとしての機能だけでなく、例えば、キーレスエン
トリ機能、無線電話機能、或いはMP3, Solid Audio,
Liquid Audio等の方式の音響再生機能等を更に備え、
操作者(乗員)が車外に持ち出しても好適な装置として
構成しても良い。尚、その場合に付加される機能を実現
する装置構成については、現在では一般的であるため、
本実施形態における説明は省略する。
【0034】次に、上述したハードウエア構成を備える
制御ユニット1及び携帯端末2において実行される動作
制御処理について説明する。
【0035】<制御ユニット1>図3は、本実施形態に
おいて制御ユニット1が行う動作制御処理を示すフロー
チャートであり、CPU101が行う処理手順を示す。
【0036】同図において、ステップS1:不図示のイ
グニッションスイッチの状態を判断し、操作状態がオン
状態であるときにはステップS2に進む。
【0037】ステップS2,ステップS3:携帯端末2
からリクエスト信号を受信したかを判断し(ステップS
2)、受信したときには、図4を参照して後述するリク
エスト応答制御処理を行う(ステップS3)。一方、リ
クエスト信号を受信していないときには、そのままステ
ップS4に進む。
【0038】ステップS4,ステップS5:乗員による
スイッチ12の操作状態に応じて、チューナ14または
CDプレーヤ18等の動作を制御することにより、スピ
ーカ13に音声出力を行うオーディオ機能を実行する
(ステップS4)と共に、地図情報17を参照すること
により、スピーカ13及び/またはディスプレイ20に
出力すべき目的地への経路誘導路等の演算を行うナビゲ
ーション機能を実行する(ステップS5)。尚、以下の
説明において、ステップS4及び/またはステップS5
にてスピーカ13及び/またはディスプレイ20に出力
されるべき情報を、「第1出力」と称するものとし、こ
の第1出力の内容は、RAM16等のメモリに記憶す
る。
【0039】ステップS6:図5を参照して後述するデ
ィスプレイ20の表示制御を行い、リターンする。
【0040】図4は、制御ユニット1が行うリクエスト
応答制御処理のフローチャートであり、図3のステップ
S3の詳細を示す。
【0041】同図において、ステップS11:ステップ
S2(図3)にてリクエスト信号の受信が確認されたの
で、本ステップでは、そのリクエスト信号に含まれるコ
マンドによって携帯端末2からリクエストされた内容に
基づいて、携帯端末2のディスプレイ22にて表示され
るべきディスプレイ情報を算出すると共に、算出した内
容をRAM16等のメモリに記憶する。本ステップは、
実際のCPU101の動作構成において、リクエスト信
号の受信を検出するのに応じて起動した別タスクにて行
うことにより、上述した第1出力の演算と並行して(擬
似並行に)行われる。尚、以下の説明において、本ステ
ップにて算出した情報を、「第2出力」と称する。
【0042】ステップS12:上記の如くメモリに記憶
した第1及び/または第2出力の内容を含む応答信号
を、携帯端末2に送信する。
【0043】ステップS13:応答信号を送信した旨
を、所定のガイダンス等により、スピーカ13及び/ま
たはディスプレイ20を用いて乗員に報知し、ステップ
S4(図3)に進む。
【0044】図5は、制御ユニット1が行うディスプレ
イ表示制御処理のフローチャートであり、図3のステッ
プS6の詳細を示す。
【0045】同図において、ステップS21:センサ1
1の検出結果の1つである自車速が所定値(例えば略停
止している速度)より小さいかを判断し、この判断で自
車速が当該所定値より小さいときにはステップS23に
進み、大きなときにはステップS22に進む。
【0046】ステップS22:自車速が当該所定値より
大きいので、携帯端末2のディスプレイ22に表示され
るべき第2出力を、ディスプレイ20に表示することは
安全上好ましくないので、ナビゲーション用の地図画面
等の第1出力だけを、ディスプレイ20に表示する。
【0047】ステップS23,ステップS24:携帯端
末2から表示リクエスト信号を受信したかを判断し(ス
テップS23)、当該信号を受信したときにはステップ
S26に進み、受信しないときには、第2出力の表示を
要求するスイッチ12の操作がなされたかを判断する
(ステップS24)。上述したようにステップS13
(図4)では、第2出力を含む応答信号が送出された旨
が報知されるので、その報知に応じて、第2出力の内容
を知ろうとする乗員が行うスイッチ操作を、ステップS
24では検出する。
【0048】ステップS25:ステップS13にて送出
した応答信号に含まれる第2出力をメモリから読み出
す。
【0049】ステップS26:ステップS23にて携帯
端末2から表示リクエスト信号を受信したことが検出さ
れているので、その表示リクエスト信号を送出した携帯
端末2を、当該信号に含まれる識別情報を参照すること
によって特定すると共に、特定した携帯端末2に送信し
た直近の応答信号をメモリから読み出す。
【0050】ステップS27:ステップS21の判断で
は自車速が所定値より小さく、運転操作には直接的には
関係しない第2出力の内容をディスプレイ20に表示し
ても問題ないと判断できるので、ステップS25または
ステップS26から読み出した第2出力の内容を、ディ
スプレイ20に表示し、リターンする。ここで、本ステ
ップにおける表示の態様としては、第1出力だけを表示
する、第1出力と第2出力とを同一画面上で左右に表示
する、ディスプレイ20の表示可能エリアの一部に、何
れかの出力の縮小画面を表示する、或いは、所定時間毎
に交互に表示する等の方法が想定される。
【0051】ここで、上述した第1出力のうち、表示に
関する情報は、主にディスプレイ20にて表示されると
ころの、例えば、ナビゲーション機能の地図画面及び経
路誘導路画面、オーディオ機能のステータス表示画面等
のために、制御ユニット1にて算出されたディスプレイ
表示のための情報である。
【0052】また、第2出力は、地図画像のスクロール
や縮尺変更等の表示態様の変更、オーディオに関する曲
名、歌詞、アーティスト名、制御ユニット1内のデータ
ベースまたはインターネット等によるオンラインの情報
検索結果、或いは、FM文字多重放送の表示等を所望す
るリクエスト信号を受信するのに応じて、制御ユニット
1にて算出されたディスプレイ表示のための情報であ
る。
【0053】<携帯端末2>図6は、本実施形態におい
て携帯端末2が行う動作制御処理を示すフローチャート
であり、CPU201が行う処理手順を示す。
【0054】同図において、ステップS31:スイッチ
23のうち、メインスイッチがオン状態であるときに
は、ステップS32に進む。
【0055】ステップS32,ステップS33:スイッ
チ23の操作により、制御ユニット1から情報を入手す
る旨のスイッチ操作が行われたかを判断し(ステップS
32)、係る操作が行われたときには、図7を参照して
後述するリクエスト制御処理を行う(ステップS3
3)。一方、リクエスト操作が行われていないときに
は、そのままステップS34に進む。
【0056】ステップS34:情報処理装置としての携
帯端末2単独の各種機能の演算処理を行い、ディスプレ
イ22に出力すべき情報(「第3出力」と称する)を、
RAM25等のメモリに記憶する。
【0057】ステップS35:図8を参照して後述する
ディスプレイ22の表示制御を行い、リターンする。
【0058】図7は、携帯端末2が行うリクエスト制御
処理のフローチャートであり、図6のステップS23の
詳細を示す。
【0059】同図において、ステップS41:ステップ
S32(図6)にてリクエスト操作が確認されたので、
本ステップでは、そのリクエスト操作に応じたコマンド
を含むリクエスト信号を生成する。
【0060】ステップS42:生成したリクエスト信号
を、制御ユニット1に送信する。
【0061】図8は、携帯端末2が行うディスプレイ表
示制御処理のフローチャートであり、図6のステップS
25の詳細を示す。
【0062】同図において、ステップS44:自端末へ
の応答信号を受信したかを、当該信号に含まれる識別情
報を参照することによって判断し、当該信号を受信した
ときにはステップS46に進み、受信しないときにはス
テップS45に進む。
【0063】ステップS45:ステップS44にて自端
末への応答信号は受信していないと判断されたので、ス
テップS34(図6)にてメモリに記憶した第3出力の
内容を、ディスプレイ22に表示し、リターンする。
【0064】ステップS46:ステップS44にて自端
末への応答信号を受信したと判断されたので、その応答
信号に含まれる第1及び/または第2出力を、ディスプ
レイ22に表示する。ここで、本ステップにおける表示
の態様としては、第1出力だけを表示する、第1出力と
第2出力とを同一画面上で左右に表示する、ディスプレ
イ20の表示可能エリアの一部に、何れかの出力の縮小
画面を表示する、或いは、所定時間毎に交互に表示する
等の方法が想定される。
【0065】ステップS47,ステップS48:第2出
力の内容をディスプレイ22に表示中かを判断し(ステ
ップS47)、表示中であるときには、現在表示中の第
2出力の内容を、制御ユニット1側のディスプレイ20
においても表示させる旨のリクエスト操作がスイッチ2
3にて行われたかを判断する(ステップS48)。一
方、第2出力を表示中でないとき、またはリクエスト操
作が行われないときには、ステップS34(図6)に進
む。
【0066】ステップS49:自端末の識別情報を含む
リクエスト信号を制御ユニット1に送信し、ステップS
35(図6)に進む。
【0067】上述した本実施形態によれば、少なくとも
第2出力の演算結果を、制御ユニット1より入手できる
ので、携帯端末2の処理負担を増やすことなく、利便性
を向上することができる。
【0068】また、例えば車室が広い車両において、ド
ライバが主に利用する第1出力の演算結果を、携帯端末
2を所持する後部座席の乗員と共有する場合等には、制
御ユニット1における第1出力の演算結果を携帯端末2
にて表示することにより、より利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における通信システムの構成を示す
図である。
【図2】図1に示す制御ユニット1及び携帯端末2の内
部構成を示すブロック図である。
【図3】本実施形態において制御ユニット1が行う動作
制御処理を示すフローチャートである。
【図4】制御ユニット1が行うリクエスト応答制御処理
のフローチャートである。
【図5】制御ユニット1が行うディスプレイ表示制御処
理のフローチャートである。
【図6】本実施形態において携帯端末2が行う動作制御
処理を示すフローチャートである。
【図7】携帯端末2が行うリクエスト制御処理のフロー
チャートである。
【図8】携帯端末2が行うディスプレイ表示制御処理の
フローチャートである。
【符号の説明】
1:制御ユニット, 2:携帯端末, 11:センサ, 12,23:スイッチ, 13:スピーカ, 14:チューナ, 15,24:ROM, 16,25:RAM, 17:地図情報, 18:CDプレーヤ, 19,21:通信インタフェース, 20,22:ディスプレイ, 101,201:CPU,

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯情報端末との双方向通信を行う通信
    手段と、車両に設けられたセンサの検出結果とスイッチ
    の操作状態との少なくとも何れか一方に基づいて、その
    車両にて使用する第1所定項目の演算処理を行うと共
    に、その演算結果を該車両内において報知する演算制御
    手段とを備える車両用情報処理装置であって、 前記演算制御手段は、前記第1所定項目に関する演算結
    果に応じた報知を行っているときに、前記通信手段によ
    って前記携帯情報端末からの所定の要求信号が受信され
    たときには、その要求信号に応じて、前記第1所定項目
    の演算処理とは異なる第2所定項目の演算処理を行うと
    共に、その第2所定項目の演算結果を、前記通信手段が
    前記携帯情報端末に対して送信するように制御すること
    を特徴とする車両用情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記演算制御手段は、前記第2所定項目
    の演算結果と共に、前記第1所定項目の演算結果を送信
    するように制御することを特徴とする請求項1記載の車
    両用情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記演算制御手段は、前記第2所定項目
    の演算結果が得られたときに、その第2所定項目に関す
    る演算結果または第1所定項目に関する演算結果を選択
    的に報知することを特徴とする請求項1記載の車両用情
    報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記演算制御手段は、前記スイッチの操
    作状態または前記通信手段によって受信された前記携帯
    情報端末からの所定の選択信号に応じて、前記第2所定
    項目の演算結果を報知することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項3記載の車両用情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記演算制御手段による演算結果の報知
    態様は、前記車両に設けられた表示器への表示であっ
    て、 前記演算制御手段は、前記センサの検出結果としての車
    速が所定値より大きいときに、前記第2所定項目の演算
    結果の前記表示器への表示を禁止することを特徴とする
    請求項4記載の車両用情報処理装置。
  6. 【請求項6】 車両に搭載され、車両に設けられたセン
    サの検出結果とスイッチの操作状態との少なくとも何れ
    か一方に基づいて、その車両にて使用する第1所定項目
    の演算処理を行うと共に、その演算結果を該車両内にお
    いて報知する情報処理装置と、携帯情報端末との間にお
    ける車両用情報通信方法であって、 前記情報処理装置において、前記第1所定項目に関する
    演算結果に応じた報知を行っているときに、前記携帯情
    報端末からの所定の要求信号を受信したときには、その
    要求信号に応じて、前記第1所定項目の演算処理とは異
    なる第2所定項目の演算処理を行うと共に、その第2所
    定項目の演算結果を、前記携帯情報端末に送信し、 前記携帯情報端末において、前記第2所定項目の演算結
    果を受信したときには、その演算結果に応じた報知を行
    うことを特徴とする車両用情報通信方法。
  7. 【請求項7】 前記第2所定項目の演算結果と共に、前
    記情報処理装置から前記第1所定項目の演算結果を送信
    することにより、 前記携帯情報端末において、前記第1及び第2所定項目
    の演算結果に応じた報知を行うことを特徴とする請求項
    6記載の車両用情報通信方法。
  8. 【請求項8】 前記情報処理装置は、前記第2所定項目
    の演算結果が得られたときに、その第2所定項目に関す
    る演算結果または第1所定項目に関する演算結果を選択
    的に報知することを特徴とする請求項6記載の車両用情
    報通信方法。
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