JP2002013345A - 調速装置付き自閉引き戸 - Google Patents
調速装置付き自閉引き戸Info
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 28
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
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- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2201/00—Constructional elements; Accessories therefor
- E05Y2201/40—Motors; Magnets; Springs; Weights; Accessories therefor
- E05Y2201/404—Function thereof
- E05Y2201/41—Function thereof for closing
-
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- E05Y2800/00—Details, accessories and auxiliary operations not otherwise provided for
- E05Y2800/25—Emergency conditions
- E05Y2800/252—Emergency conditions the elements functioning only in case of emergency
Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】閉運動時の閉じスピードを自在に調節出来、し
かも感知センサの電池消耗を抑える工夫を施した調速装
置付自閉引き戸を提供する。 【解決手段】レール上を常時引き戸の閉方向に走行性が
付与せしめられ、発電機15の出力に接続された電気抵
抗の抵抗値切替により2段調速切替され、センサ8の感
知により出力短絡してブレーキをかける調速装置のセン
サ感知回路の中に速度切替検知手段と引き戸停止検知手
段とがセンサ電源切断回路26を介して設けられ、速度
切替検知手段およびまたは引き戸停止検知手段が動作す
るとセンサ電源切断回路が動作してセンサ感知回路が切
断されるので次の回転信号が入ってくるまで電池は消耗
されない。 【効果】自閉引き戸をフリーストッパ等で停止させた
り、自閉途中で引き戸が第1の速度から第2の低速に切
り替わるとセンサ感知回路が切れて感知センサの電池消
耗を抑えることができる。
かも感知センサの電池消耗を抑える工夫を施した調速装
置付自閉引き戸を提供する。 【解決手段】レール上を常時引き戸の閉方向に走行性が
付与せしめられ、発電機15の出力に接続された電気抵
抗の抵抗値切替により2段調速切替され、センサ8の感
知により出力短絡してブレーキをかける調速装置のセン
サ感知回路の中に速度切替検知手段と引き戸停止検知手
段とがセンサ電源切断回路26を介して設けられ、速度
切替検知手段およびまたは引き戸停止検知手段が動作す
るとセンサ電源切断回路が動作してセンサ感知回路が切
断されるので次の回転信号が入ってくるまで電池は消耗
されない。 【効果】自閉引き戸をフリーストッパ等で停止させた
り、自閉途中で引き戸が第1の速度から第2の低速に切
り替わるとセンサ感知回路が切れて感知センサの電池消
耗を抑えることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自閉引き戸を手動等の外
力を用いて開き、自動的に閉じる際に自閉スピードを調
節する調速装置が備えられた自閉引き戸に関するもので
ある。
力を用いて開き、自動的に閉じる際に自閉スピードを調
節する調速装置が備えられた自閉引き戸に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】引き戸を自動的に閉じさせる方法として
は一旦開放された引き戸を弾機の付勢力を用いて自動的
に閉じさせるものや重錘を用いて閉止方向に引っ張るも
の、あるいは傾斜させたレール上に戸車を介して引き戸
が懸吊支持され、ドア重量の下降分力により常時下降方
向に走行性が付与せしめられたものなどがある。
は一旦開放された引き戸を弾機の付勢力を用いて自動的
に閉じさせるものや重錘を用いて閉止方向に引っ張るも
の、あるいは傾斜させたレール上に戸車を介して引き戸
が懸吊支持され、ドア重量の下降分力により常時下降方
向に走行性が付与せしめられたものなどがある。
【0003】これらの常閉式引き戸はそのままでは弾機
の付勢力、重錘の落下力、傾斜転動力などにより閉止途
中に加速力がついて速度が次第に速くなり、閉止時には
最高速度で閉止部に衝突するという不具合を有する。そ
のため実公平1−22070号公報や実開平5−425
64号公報等のように引き戸の閉止近傍部における緩衝
装置の技術が提供された。
の付勢力、重錘の落下力、傾斜転動力などにより閉止途
中に加速力がついて速度が次第に速くなり、閉止時には
最高速度で閉止部に衝突するという不具合を有する。そ
のため実公平1−22070号公報や実開平5−425
64号公報等のように引き戸の閉止近傍部における緩衝
装置の技術が提供された。
【0004】しかしながら、この方式においては閉止寸
前のみ速度が制御されるが、閉じ始めてから緩衝装置に
接触するまでは走行速度が次第に速くなって、そこを通
過する人々に恐怖感を与えたり、衝突して怪我をすると
いう不都合がある。本発明者はかかる不都合を解決する
ことを目的として特願平11−243061号公報記載
の技術を提供した
前のみ速度が制御されるが、閉じ始めてから緩衝装置に
接触するまでは走行速度が次第に速くなって、そこを通
過する人々に恐怖感を与えたり、衝突して怪我をすると
いう不都合がある。本発明者はかかる不都合を解決する
ことを目的として特願平11−243061号公報記載
の技術を提供した
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの発明
については引き戸を一時開放したまま停止放置できるよ
うにフリーストッパ装置を付加した場合でもセンサ回路
は常時働いて電池を常時消耗し続けることになる。本来
ドア停止時はセンサは不要であり、電池を消耗しないこ
とが望ましい。
については引き戸を一時開放したまま停止放置できるよ
うにフリーストッパ装置を付加した場合でもセンサ回路
は常時働いて電池を常時消耗し続けることになる。本来
ドア停止時はセンサは不要であり、電池を消耗しないこ
とが望ましい。
【0006】またこれらに鑑み、省エネを主にすると第
2の閉じ速度は既に相当スピードが低下しているためセ
ンサによる最遅スピードまで低速にする必要はないにも
関わらず、センサ回路が働くためセンサ感知時には最遅
スピードになり、電池を常時消耗し続けることになる。
そのため電池の消耗交換周期が短くなるという不都合が
ある。
2の閉じ速度は既に相当スピードが低下しているためセ
ンサによる最遅スピードまで低速にする必要はないにも
関わらず、センサ回路が働くためセンサ感知時には最遅
スピードになり、電池を常時消耗し続けることになる。
そのため電池の消耗交換周期が短くなるという不都合が
ある。
【0007】また、傾斜レール上に吊り戸車を介して懸
吊し、ドア重量の下降分力により常時下降方向に走行性
が付与せしめられた引き戸に特願平11−243061
号公報記載の調速装置を用いたとしても発電機には容量
があり、超軽量ドアから最重量ドアまでを一つの傾斜角
度で調整することは困難であり、数種類の重量範囲に分
けて角度設定して用いなければならない。その場合調速
装置のついた吊り戸車は高さは一定となるため、ドアを
垂直に取り付けようとすると他方の吊り戸車の高さの異
なるものを数種類揃えなければならないという不都合が
出てくる。本発明はかかる不都合を解決することを目的
として提供されたものである。
吊し、ドア重量の下降分力により常時下降方向に走行性
が付与せしめられた引き戸に特願平11−243061
号公報記載の調速装置を用いたとしても発電機には容量
があり、超軽量ドアから最重量ドアまでを一つの傾斜角
度で調整することは困難であり、数種類の重量範囲に分
けて角度設定して用いなければならない。その場合調速
装置のついた吊り戸車は高さは一定となるため、ドアを
垂直に取り付けようとすると他方の吊り戸車の高さの異
なるものを数種類揃えなければならないという不都合が
出てくる。本発明はかかる不都合を解決することを目的
として提供されたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はセンサ回路を切
断する方法を工夫し、調速装置付吊り戸車以外の吊り戸
車取付ブラケットを工夫することによりこれらの不都合
を解決した。即ち第1の発明はレール上に転動自在な吊
り戸車を介して懸吊支持され、常時引き戸の閉方向に走
行性が付与せしめられ、該吊り戸車の少なくとも一つの
戸車軸を介して閉じ速度を調整する調速手段を備えた調
速装置が引き戸閉時のみに動作するように構成されて設
けられ、該調速装置は発電機の出力に接続された電気抵
抗の抵抗値変更により調速されるものであり、閉時途中
位置に設けられた速度切替手段によって当初の第1の閉
じ速度からより低速の第2の閉じ速度に切替できるよう
に構成され、更にセンサ回路が設けられて、センサが人
や物体を検知すると発電機の出力が直接短絡するよう構
成されてなる調速装置付き自閉引き戸において上記セン
サ回路の中に速度切替検知手段と引き戸停止検知手段と
がセンサ電源切断回路を介して設けられ、速度切替検知
手段およびまたは引き戸停止検知手段が動作するとセン
サ電源切断回路が動作して上記センサ回路が切断される
ことを特徴とする調速装置付き自閉引き戸であり、また
一つには調速装置が設けられた吊り戸車を除く吊り戸車
に引き戸上辺との高さ調整手段が設けられていることを
特徴とする調速装置付き自閉引き戸である。
断する方法を工夫し、調速装置付吊り戸車以外の吊り戸
車取付ブラケットを工夫することによりこれらの不都合
を解決した。即ち第1の発明はレール上に転動自在な吊
り戸車を介して懸吊支持され、常時引き戸の閉方向に走
行性が付与せしめられ、該吊り戸車の少なくとも一つの
戸車軸を介して閉じ速度を調整する調速手段を備えた調
速装置が引き戸閉時のみに動作するように構成されて設
けられ、該調速装置は発電機の出力に接続された電気抵
抗の抵抗値変更により調速されるものであり、閉時途中
位置に設けられた速度切替手段によって当初の第1の閉
じ速度からより低速の第2の閉じ速度に切替できるよう
に構成され、更にセンサ回路が設けられて、センサが人
や物体を検知すると発電機の出力が直接短絡するよう構
成されてなる調速装置付き自閉引き戸において上記セン
サ回路の中に速度切替検知手段と引き戸停止検知手段と
がセンサ電源切断回路を介して設けられ、速度切替検知
手段およびまたは引き戸停止検知手段が動作するとセン
サ電源切断回路が動作して上記センサ回路が切断される
ことを特徴とする調速装置付き自閉引き戸であり、また
一つには調速装置が設けられた吊り戸車を除く吊り戸車
に引き戸上辺との高さ調整手段が設けられていることを
特徴とする調速装置付き自閉引き戸である。
【0009】本発明における発電機は直流モータ、ダイ
ナモ、単相及び三相の交流モータなど発電機として作動
するものであれば如何なるものであってもよい。
ナモ、単相及び三相の交流モータなど発電機として作動
するものであれば如何なるものであってもよい。
【0010】速度切替検知手段は例えばその検知信号を
第1の閉じ速度の検知回路からオフ信号として取り入れ
ても良いし、あるいは第2の閉じ速度の検知回路からオ
ン信号として取り入れても良い。また別に速度変更地点
に新たな近接あるいはマイクロスイッチあるいはリミッ
トスイッチあるいはその他別のセンサ等の切替手段を取
付け、そこから信号を取り込んでも良い。また引き戸停
止検知手段は引き戸が自閉時に停止していることを認識
できる手段を意味するが、本発明の場合は手動開放時ワ
ンウェイクラッチにより調速装置は動作しないため検知
手段を調速装置に設けた場合は引き戸開放動作中であっ
ても引き戸停止検知とみなす。
第1の閉じ速度の検知回路からオフ信号として取り入れ
ても良いし、あるいは第2の閉じ速度の検知回路からオ
ン信号として取り入れても良い。また別に速度変更地点
に新たな近接あるいはマイクロスイッチあるいはリミッ
トスイッチあるいはその他別のセンサ等の切替手段を取
付け、そこから信号を取り込んでも良い。また引き戸停
止検知手段は引き戸が自閉時に停止していることを認識
できる手段を意味するが、本発明の場合は手動開放時ワ
ンウェイクラッチにより調速装置は動作しないため検知
手段を調速装置に設けた場合は引き戸開放動作中であっ
ても引き戸停止検知とみなす。
【0011】停止検知としては第1の方法として例えば
引き戸開閉動作を検知し、その開閉動作信号によってタ
イマをリセット・スタートさせタイマが所定時間経過す
るとタイムアップして切れるように回路を構成すると停
止検知回路となるし、また第2の方法として発電機の回
転により電圧が発生するがその電圧やパルスを生じない
ゼロを検知しても本発明でいう引き戸停止検知となる。
引き戸開閉動作を検知し、その開閉動作信号によってタ
イマをリセット・スタートさせタイマが所定時間経過す
るとタイムアップして切れるように回路を構成すると停
止検知回路となるし、また第2の方法として発電機の回
転により電圧が発生するがその電圧やパルスを生じない
ゼロを検知しても本発明でいう引き戸停止検知となる。
【0012】引き戸開閉動作の検知方法の構成は第1の
方法の場合例えば軸とか吊り戸車とかプーリとかスプロ
ケット等の回転部に磁石を設け、磁石に相対する近傍位
置に近接スイッチを用いて信号を検知しても良いし、反
射式のセンサを用いて回転を検知しても良いし、第2の
方法の場合は発電機の回転による電圧を検知しても良い
し、パルス信号を検知しても良い。また第1、第2の方
法以外その他別の検知方法、構成であっても構わない。
第1の停止検知方法はこれらから得られる動作信号とタ
イマとを組み合わせ、動作信号によりタイマをリセット
・スタートさせ所定時間経過するとタイムアップしてセ
ンサ電源切断回路が切断されてセンサ回路が切れるよう
に構成すれば良い。また第2の停止検知方法では動作信
号を直接センサ電源切断回路に取り込んで動作時は接
続、非動作時は切断なる回路に設計すればよい。
方法の場合例えば軸とか吊り戸車とかプーリとかスプロ
ケット等の回転部に磁石を設け、磁石に相対する近傍位
置に近接スイッチを用いて信号を検知しても良いし、反
射式のセンサを用いて回転を検知しても良いし、第2の
方法の場合は発電機の回転による電圧を検知しても良い
し、パルス信号を検知しても良い。また第1、第2の方
法以外その他別の検知方法、構成であっても構わない。
第1の停止検知方法はこれらから得られる動作信号とタ
イマとを組み合わせ、動作信号によりタイマをリセット
・スタートさせ所定時間経過するとタイムアップしてセ
ンサ電源切断回路が切断されてセンサ回路が切れるよう
に構成すれば良い。また第2の停止検知方法では動作信
号を直接センサ電源切断回路に取り込んで動作時は接
続、非動作時は切断なる回路に設計すればよい。
【0013】センサ電源切断回路は例えばトランジスタ
を用いても良いし、信号を拾ってオンオフの切替スイッ
チの機能が出来ればその他ものであっても構わない。
を用いても良いし、信号を拾ってオンオフの切替スイッ
チの機能が出来ればその他ものであっても構わない。
【0014】また調速装置が設けられた吊り戸車以外の
吊り戸車に引き戸上辺との高さ調整手段が設けられてい
る調速装置付き自閉引き戸の高さ調整手段とは高さが調
整出来る構成であればどのような形をしていても良い。
吊り戸車に引き戸上辺との高さ調整手段が設けられてい
る調速装置付き自閉引き戸の高さ調整手段とは高さが調
整出来る構成であればどのような形をしていても良い。
【0015】
【作用】まず第1の発明の作用を説明すると、引き戸開
放運動時には戸車の回転が戸車軸に伝達されないため発
電機の軸は回転しないのでこの発電機からブレーキ力は
発生しなく、無負荷であるため、閉止手段に対抗する力
で引き戸は軽く開放される。
放運動時には戸車の回転が戸車軸に伝達されないため発
電機の軸は回転しないのでこの発電機からブレーキ力は
発生しなく、無負荷であるため、閉止手段に対抗する力
で引き戸は軽く開放される。
【0016】引き戸閉じ運動時は常時走行性が付加され
ているため閉じスピードが次第にアップしようとする
が、調速装置が設けられた吊り戸車の回転が発電機を回
転させることになる。発電機が回転すると電圧が発生
し、発電機の出力に接続された電気抵抗の抵抗値に応じ
たブレーキが掛かかり、このブレーキ力が吊り戸車軸に
伝達されて戸車回転にブレーキが掛かり、自閉引き戸の
閉じスピードはダウンして調速されることになる。
ているため閉じスピードが次第にアップしようとする
が、調速装置が設けられた吊り戸車の回転が発電機を回
転させることになる。発電機が回転すると電圧が発生
し、発電機の出力に接続された電気抵抗の抵抗値に応じ
たブレーキが掛かかり、このブレーキ力が吊り戸車軸に
伝達されて戸車回転にブレーキが掛かり、自閉引き戸の
閉じスピードはダウンして調速されることになる。
【0017】またこの時、調速装置内に引き戸停止検知
手段を設け、センサ電源切断回路にオンオフ切替スイッ
チを用い、停止検知手段として磁石、近接スイッチ、タ
イマを用いて停止検知装置を構成すると、引き戸が自閉
中は磁石と近接スイッチとで発する動作信号は常時タイ
マをリセット・スタートさせてタイムアップしないため
センサ電源切断回路は接続されたままとなる。また停止
手段として発電機の電圧検知装置を用いても引き戸が自
閉中は発電機も動いておりセンサ電源切断回路は接続さ
れたままとなり、どちらの停止検知方法も動作検知中で
ありセンサ電源回路は接続状態にあり、人やものがセン
サ感知されるとセンサ感知時の最遅スピードで引き戸は
閉じてゆくことになる。
手段を設け、センサ電源切断回路にオンオフ切替スイッ
チを用い、停止検知手段として磁石、近接スイッチ、タ
イマを用いて停止検知装置を構成すると、引き戸が自閉
中は磁石と近接スイッチとで発する動作信号は常時タイ
マをリセット・スタートさせてタイムアップしないため
センサ電源切断回路は接続されたままとなる。また停止
手段として発電機の電圧検知装置を用いても引き戸が自
閉中は発電機も動いておりセンサ電源切断回路は接続さ
れたままとなり、どちらの停止検知方法も動作検知中で
ありセンサ電源回路は接続状態にあり、人やものがセン
サ感知されるとセンサ感知時の最遅スピードで引き戸は
閉じてゆくことになる。
【0018】ここで意識的に外的操作で引き戸を停止さ
せる。引き戸移動中は動作信号が送られ続けてきたが一
旦ドアが停止すると動作信号は発信されず、タイマを用
いた停止検知方法の場合、タイマーリセット後、発信さ
れた最後のオン信号によりタイマはスタートし、所定時
間経過するとタイムアップしてセンサ切断回路を切断す
る。またタイマを用いず、発電機の発生電圧からの停止
検知によると発電機が停止した時点でセンサ電源切断回
路が切断される。
せる。引き戸移動中は動作信号が送られ続けてきたが一
旦ドアが停止すると動作信号は発信されず、タイマを用
いた停止検知方法の場合、タイマーリセット後、発信さ
れた最後のオン信号によりタイマはスタートし、所定時
間経過するとタイムアップしてセンサ切断回路を切断す
る。またタイマを用いず、発電機の発生電圧からの停止
検知によると発電機が停止した時点でセンサ電源切断回
路が切断される。
【0019】次にドアが速度切替手段により第1の速度
から第2の速度に切り替わると速度切替検知手段により
センサ切断回路が切断しセンサ回路は切断されることに
なる。
から第2の速度に切り替わると速度切替検知手段により
センサ切断回路が切断しセンサ回路は切断されることに
なる。
【0020】また第2の発明で調速装置が設けられた吊
り戸車以外に設けられた吊り戸車の高さ位置変更手段を
有する構成は各種高さの異なるレールに対して1種類で
取り付け調整対応でき、また傾斜して取付けられたレー
ルに自閉引き戸を取付けする場合においても各種角度に
取付けられるレールに対しても1種類で取り付け調整対
応できる。
り戸車以外に設けられた吊り戸車の高さ位置変更手段を
有する構成は各種高さの異なるレールに対して1種類で
取り付け調整対応でき、また傾斜して取付けられたレー
ルに自閉引き戸を取付けする場合においても各種角度に
取付けられるレールに対しても1種類で取り付け調整対
応できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例1を図に基づいて説明
する。まず、図1は全体構成を示す正面図、図2は調速
装置付引き戸取付時の調速装置側吊り戸車の中心におけ
る縦断面図、図3は高さ調整装置付吊り戸車の中心にお
ける縦断面の説明図である。まず全体的な構成を説明す
ると図1、図2において常時閉じ方向に走行性を付与せ
しめるため、傾斜してレール3が取り付けされる。引き
戸1の上部には高さ調整装置付保持金具4Aと保持金具
4Bとを介して吊り戸車5A、5Bが取り付けられ、吊
り戸車5Bには調速装置2が設けられている。この引き
戸1は吊り戸車5A、5Bでレール3上に載置され懸吊
支持されている。また一方、保持金具4Bの上面に切替
用近接スイッチ6が設けられ、閉止位置よりdだけ離れ
た位置のレール3の上方部で切替用近接スイッチ6に相
対する位置に切替用磁石7が設けられ、更に調速装置先
端には人が接近通過するのを感知する電池式の非接触型
センサ8が設けられている調速装置付き自閉引き戸であ
る。
する。まず、図1は全体構成を示す正面図、図2は調速
装置付引き戸取付時の調速装置側吊り戸車の中心におけ
る縦断面図、図3は高さ調整装置付吊り戸車の中心にお
ける縦断面の説明図である。まず全体的な構成を説明す
ると図1、図2において常時閉じ方向に走行性を付与せ
しめるため、傾斜してレール3が取り付けされる。引き
戸1の上部には高さ調整装置付保持金具4Aと保持金具
4Bとを介して吊り戸車5A、5Bが取り付けられ、吊
り戸車5Bには調速装置2が設けられている。この引き
戸1は吊り戸車5A、5Bでレール3上に載置され懸吊
支持されている。また一方、保持金具4Bの上面に切替
用近接スイッチ6が設けられ、閉止位置よりdだけ離れ
た位置のレール3の上方部で切替用近接スイッチ6に相
対する位置に切替用磁石7が設けられ、更に調速装置先
端には人が接近通過するのを感知する電池式の非接触型
センサ8が設けられている調速装置付き自閉引き戸であ
る。
【0022】調速装置2は図2に示すように吊り戸車5
Bと戸車軸9Bとは固着されており、戸車軸9Bは保持
金具4Bに取付けられている非磁性体ケーシング10内
のベアリング11、11により軸支回転可能にされ、戸
車軸9Bの延長部にはワンウェイベアリング12を介し
て増速用の大径タイミングプーリ13が設けられ、閉運
動時のみ回転が伝達されるように構成されている。更に
吊り戸車5Bを軸支保持している側の保持金具4Bに
は、回転軸に小径タイミングプーリ14を軸装着した発
電機15が直接取り付けされ、この大径タイミングプー
リ13と小径タイミングプーリ14とがタイミングベル
ト16を介して噛み合わされている。また、発電機15
の出力間に設けられた第1の速度を調整する可変抵抗器
17と第2の速度を調整する可変抵抗器18の抵抗値を
調整するための第1の速度用調節つまみ19と第2の速
度用調節つまみ20が調速装置2の正面に設けられてい
る。また、吊り戸車5Bの片側側面には円を6等分する
ように小磁石21が埋め込まれ、非磁性体ケーシング1
0内で小磁石21と相対する位置に近接スイッチ22が
設けられて、小磁石21と近接スイッチ22とで吊り戸
車5Bの回転を検知し引き戸1の動作を検知する。
Bと戸車軸9Bとは固着されており、戸車軸9Bは保持
金具4Bに取付けられている非磁性体ケーシング10内
のベアリング11、11により軸支回転可能にされ、戸
車軸9Bの延長部にはワンウェイベアリング12を介し
て増速用の大径タイミングプーリ13が設けられ、閉運
動時のみ回転が伝達されるように構成されている。更に
吊り戸車5Bを軸支保持している側の保持金具4Bに
は、回転軸に小径タイミングプーリ14を軸装着した発
電機15が直接取り付けされ、この大径タイミングプー
リ13と小径タイミングプーリ14とがタイミングベル
ト16を介して噛み合わされている。また、発電機15
の出力間に設けられた第1の速度を調整する可変抵抗器
17と第2の速度を調整する可変抵抗器18の抵抗値を
調整するための第1の速度用調節つまみ19と第2の速
度用調節つまみ20が調速装置2の正面に設けられてい
る。また、吊り戸車5Bの片側側面には円を6等分する
ように小磁石21が埋め込まれ、非磁性体ケーシング1
0内で小磁石21と相対する位置に近接スイッチ22が
設けられて、小磁石21と近接スイッチ22とで吊り戸
車5Bの回転を検知し引き戸1の動作を検知する。
【0023】回路図で説明すると図4は本実施例1の調
速装置の回路図である。発電機15の出力間に可変抵抗
器17と可変抵抗器17よりも抵抗値の少ない可変抵抗
器18と短絡回路23とが並列に設けられ、短絡回路2
3には通常オフ状態のリレー接点31が設けられ、非接
触型センサ8は電池32とリレー接点31を閉じるリレ
ー24を直列に接続して全体として破線で示すようなセ
ンサ回路部25を構成し、センサ回路部25内のセンサ
8・電池32間に更にセンサ電源切断回路部26として
トランジスタを用い、第2の速度検知回路27からの信
号及び又は引き戸停止検知回路28からの信号受信によ
りセンサ切断回路部26が切断されるように構成したも
のである。
速装置の回路図である。発電機15の出力間に可変抵抗
器17と可変抵抗器17よりも抵抗値の少ない可変抵抗
器18と短絡回路23とが並列に設けられ、短絡回路2
3には通常オフ状態のリレー接点31が設けられ、非接
触型センサ8は電池32とリレー接点31を閉じるリレ
ー24を直列に接続して全体として破線で示すようなセ
ンサ回路部25を構成し、センサ回路部25内のセンサ
8・電池32間に更にセンサ電源切断回路部26として
トランジスタを用い、第2の速度検知回路27からの信
号及び又は引き戸停止検知回路28からの信号受信によ
りセンサ切断回路部26が切断されるように構成したも
のである。
【0024】次に動作について説明すると、引き戸開放
運動時はワンウェイベアリング12により、吊り戸車5
Bが回転しても発電機15の軸は回転しなく、引き戸閉
運動時は吊り戸車5Bの回転は戸車軸9B、大径タイミ
ングプーリ13、タイミングベルト16、小径タイミン
グプーリ14と順次伝達されて発電機15の軸が回転す
る。レール3は傾斜取付されているため引き戸1は吊り
戸車5A、5Bによりレール3上を降りようとするが戸
車5Bが回転すると発電機15の軸が回転する。磁界内
において発電機15の軸が回転すると、電機子に電気が
発生して、発生電圧が高くなり、ブレーキ力も大になっ
て発電機の軸回転にブレーキが掛かることになる。その
ブレーキ力が今度は小径タイミングプーリ14、タイミ
ングベルト16、大径タイミングプーリ13、戸車軸9
B、吊り戸車5Bと順次伝達され、戸車回転にプレーキ
が掛かるため自閉引き戸1の閉じスピードがダウンする
ことになる。閉じスピードの調節は可変抵抗器17、1
8の速度調節つまみ19、20とによって行なわれる。
運動時はワンウェイベアリング12により、吊り戸車5
Bが回転しても発電機15の軸は回転しなく、引き戸閉
運動時は吊り戸車5Bの回転は戸車軸9B、大径タイミ
ングプーリ13、タイミングベルト16、小径タイミン
グプーリ14と順次伝達されて発電機15の軸が回転す
る。レール3は傾斜取付されているため引き戸1は吊り
戸車5A、5Bによりレール3上を降りようとするが戸
車5Bが回転すると発電機15の軸が回転する。磁界内
において発電機15の軸が回転すると、電機子に電気が
発生して、発生電圧が高くなり、ブレーキ力も大になっ
て発電機の軸回転にブレーキが掛かることになる。その
ブレーキ力が今度は小径タイミングプーリ14、タイミ
ングベルト16、大径タイミングプーリ13、戸車軸9
B、吊り戸車5Bと順次伝達され、戸車回転にプレーキ
が掛かるため自閉引き戸1の閉じスピードがダウンする
ことになる。閉じスピードの調節は可変抵抗器17、1
8の速度調節つまみ19、20とによって行なわれる。
【0025】センサ8が人又は物を感知した場合の動作
を説明すると、人あるいは物がセンサ感知されるとリレ
ー24が作動してリレー接点31がオンの状態になり短
絡回路23が導通される。これにより発電機15への負
荷が最大となり引き戸1は最も遅いスピードになり、人
あるいは物がセンサ感知エリアから離脱するまで続くこ
とになる。その後、人あるいは物がセンサ感知エリアか
ら離脱するとリレー24によってリレー接点31が再び
オフ状態となって自動的に短絡回路23ははずれ、引き
戸は本来のスピードに戻り自閉走行する。センサ感知す
るたびこの動作が繰り返されることになる。
を説明すると、人あるいは物がセンサ感知されるとリレ
ー24が作動してリレー接点31がオンの状態になり短
絡回路23が導通される。これにより発電機15への負
荷が最大となり引き戸1は最も遅いスピードになり、人
あるいは物がセンサ感知エリアから離脱するまで続くこ
とになる。その後、人あるいは物がセンサ感知エリアか
ら離脱するとリレー24によってリレー接点31が再び
オフ状態となって自動的に短絡回路23ははずれ、引き
戸は本来のスピードに戻り自閉走行する。センサ感知す
るたびこの動作が繰り返されることになる。
【0026】次に停止検知動作を説明すると、吊り戸車
5Bが回転すればその動作は小磁石21と近接スイッチ
22とによってオンオフ信号として発信され、オンオフ
信号は引き戸停止検知回路28に内蔵するタイマ(図示
せず)をリセット・スタートさせる。ここで意識的に外
的操作で引き戸を停止させると、移動中は吊り戸車5B
の回転によりオンオフ信号が送られ続けてきたが一旦停
止するとオンオフ信号は発信されず、そのためタイマは
リセットされないため、発信された最後のオン信号によ
りタイマはスタートして所定時間に達するとタイムアッ
プしてセンサ電源切断回路26が切断され、センサ8は
電源が切れて作動しなくなる。
5Bが回転すればその動作は小磁石21と近接スイッチ
22とによってオンオフ信号として発信され、オンオフ
信号は引き戸停止検知回路28に内蔵するタイマ(図示
せず)をリセット・スタートさせる。ここで意識的に外
的操作で引き戸を停止させると、移動中は吊り戸車5B
の回転によりオンオフ信号が送られ続けてきたが一旦停
止するとオンオフ信号は発信されず、そのためタイマは
リセットされないため、発信された最後のオン信号によ
りタイマはスタートして所定時間に達するとタイムアッ
プしてセンサ電源切断回路26が切断され、センサ8は
電源が切れて作動しなくなる。
【0027】また今度は自閉途中で速度切替位置に達す
ると、切替用磁石7と切替用近接スイッチ6とによって
切替信号が発信され、その信号によって切替スイッチ3
3、34が切替わり可変抵抗器17によるスピードから
可変抵抗器18によるスピードに切替えされる。この切
替スイッチ34のオン信号は速度検知回路27に取り込
まれ直ちにセンサ電源切断回路25を切断するためセン
サ8は電源が切れて作動しなくなり、次の回転信号が入
ってくるまで電池は消粍されないことになる。
ると、切替用磁石7と切替用近接スイッチ6とによって
切替信号が発信され、その信号によって切替スイッチ3
3、34が切替わり可変抵抗器17によるスピードから
可変抵抗器18によるスピードに切替えされる。この切
替スイッチ34のオン信号は速度検知回路27に取り込
まれ直ちにセンサ電源切断回路25を切断するためセン
サ8は電源が切れて作動しなくなり、次の回転信号が入
ってくるまで電池は消粍されないことになる。
【0028】次に高さ調整装置付吊り戸車の構成につい
て説明する。図3において高さ調整装置付保持金具4A
は引き戸と接合するための断面Z形を有するブラケット
Aと吊り戸車5Aの回転軸9Aを有する逆L形のラケッ
トBとに分解され、高さ調整ボルト29でブラケット
A、B間の高さが調整され、固定ボルト30、30で両
者は固定される。ブラケットAは断面Z形で底平面部に
は引き戸にボルト留めするための2個の貫通穴が設けら
れ、垂直部にはブラケットBと高さ調整後固定するよう
に2個の貫通長穴が設けられ、頂部平面には高さ調整ボ
ルト29の調整用のネジ穴が設けられている。
て説明する。図3において高さ調整装置付保持金具4A
は引き戸と接合するための断面Z形を有するブラケット
Aと吊り戸車5Aの回転軸9Aを有する逆L形のラケッ
トBとに分解され、高さ調整ボルト29でブラケット
A、B間の高さが調整され、固定ボルト30、30で両
者は固定される。ブラケットAは断面Z形で底平面部に
は引き戸にボルト留めするための2個の貫通穴が設けら
れ、垂直部にはブラケットBと高さ調整後固定するよう
に2個の貫通長穴が設けられ、頂部平面には高さ調整ボ
ルト29の調整用のネジ穴が設けられている。
【0029】ブラケットBは逆L形状をなし、垂直部に
はブラケットAの長穴を通して両者を合体固定するため
の2個のネジ穴が設けられ、さらに吊り戸車5A用の回
転軸9Aが設けられてなり、頂部平面には高さ調整ボル
ト29が貫通する穴が設けられ、貫通穴を通して高さ調
整ボルト29がブラケットAのネジ穴に通されている。
はブラケットAの長穴を通して両者を合体固定するため
の2個のネジ穴が設けられ、さらに吊り戸車5A用の回
転軸9Aが設けられてなり、頂部平面には高さ調整ボル
ト29が貫通する穴が設けられ、貫通穴を通して高さ調
整ボルト29がブラケットAのネジ穴に通されている。
【0030】次に操作を説明するとブラケットAは引き
戸上面にボルトによって固着され、吊り戸車5Aを戸車
軸9Aに装着されたブラケットBが固定ボルト30、3
0によりブラケットAに仮留めされた上、調速装置付吊
り戸車5Bとともに傾斜レール3上に引き戸1が載置支
持される。引き戸が載置されたあと引き戸を垂直に取付
するため、高さ調整ボルト28を左右に回しながら調整
し、高さ調整が終了すると固定ボルト29、29により
固着する。
戸上面にボルトによって固着され、吊り戸車5Aを戸車
軸9Aに装着されたブラケットBが固定ボルト30、3
0によりブラケットAに仮留めされた上、調速装置付吊
り戸車5Bとともに傾斜レール3上に引き戸1が載置支
持される。引き戸が載置されたあと引き戸を垂直に取付
するため、高さ調整ボルト28を左右に回しながら調整
し、高さ調整が終了すると固定ボルト29、29により
固着する。
【0031】このように高さ調整装置を設けることによ
り、一旦引き戸1を取付けした後は一人で自在に引き戸
の垂直調整ができ、更にどのようなレール高さであって
もどのような傾斜レールであっても調整が可能となる。
り、一旦引き戸1を取付けした後は一人で自在に引き戸
の垂直調整ができ、更にどのようなレール高さであって
もどのような傾斜レールであっても調整が可能となる。
【0032】実施例2は実施例1のものに発電機として
直流発電機の代わりに三相交流のダイナモ37を用いた
ものであり、図5にその回路図を示す。三相交流のダイ
ナモを用いても図のように整流回路部35を設けること
により、構成、動作などはすべて実施例1と同様となる
ため説明は省略する。
直流発電機の代わりに三相交流のダイナモ37を用いた
ものであり、図5にその回路図を示す。三相交流のダイ
ナモを用いても図のように整流回路部35を設けること
により、構成、動作などはすべて実施例1と同様となる
ため説明は省略する。
【0033】実施例3は実施例1の構成のうち小磁石2
0と近接スイッチ21とタイマとにより引き戸停止検知
回路28を構成させた代わりに、ホトカプラ36を発電
機15出力回路部に設け、またセンサ動作回路ABを設
けてホトカプラとセンサ動作回路とによって引き戸停止
検知回路を構成させたものであり、電気回路図で示すと
図6となる。実施例3はセンサ電源切断回路26にトラ
ンジスタを用い、ホトカプラ36からの電圧検知なしと
センサ動作回路からのセンサ感知なしの両者の信号によ
って初めてセンサ電源切断回路26が切断できるよう構
成されている。
0と近接スイッチ21とタイマとにより引き戸停止検知
回路28を構成させた代わりに、ホトカプラ36を発電
機15出力回路部に設け、またセンサ動作回路ABを設
けてホトカプラとセンサ動作回路とによって引き戸停止
検知回路を構成させたものであり、電気回路図で示すと
図6となる。実施例3はセンサ電源切断回路26にトラ
ンジスタを用い、ホトカプラ36からの電圧検知なしと
センサ動作回路からのセンサ感知なしの両者の信号によ
って初めてセンサ電源切断回路26が切断できるよう構
成されている。
【0034】実施例3の動作を説明すると、引き戸1が
自閉し発電機15が回転すると発電機15は電圧を発生
する。発電機15の電圧発生をホトカプラ36で検知す
るとトランジスタを用いたセンサ電源切断回路26が接
続される。このセンサ電源切断回路26が接続中にセン
サ感知するとリレー24が働き、リレー接点31がオン
の状態になり発電機15の短絡回路23が形成される。
短絡回路23が形成されるとホトカプラ36は電圧検知
しなくなるが、センサ8が人や物を感知継続している間
はセンサ電源切断回路26であるトランジスタによりセ
ンサ8−A−B−センサ電源切断回路26で閉回路が形
成され、電池から電源を貰ってセンサ機能が維持され
る。人あるいは物がセンサ感知エリアから離脱すると初
めてホトカプラ36による電圧検知なしとセンサ8によ
る人や物の感知なしの両者が揃い、センサ電源切断回路
26が切断されることになる。即ち引き戸1が自閉中、
磁石7と近接スイッチ6とによる切替スイッチを通過す
るまでのセンサ8監視中およびセンサ作動中はずっと電
池32は消耗し続けることになり、発電機の回転停止や
センサ感知による短絡回路接続に伴うホトカプラ36か
らの電圧感知なしとセンサエリア内での人や物の感知な
しとの両者が揃って初めてセンサ電源切断回路26が切
断され、電池32の消耗がなくなることになる。また、
引き戸の停止状態が解消されて発電機からの電圧検知に
より直ちにセンサ電源切断回路26は接続され、センサ
感知機能は回復する。その他の構成、動作については実
施例1と同様であるため省略する。
自閉し発電機15が回転すると発電機15は電圧を発生
する。発電機15の電圧発生をホトカプラ36で検知す
るとトランジスタを用いたセンサ電源切断回路26が接
続される。このセンサ電源切断回路26が接続中にセン
サ感知するとリレー24が働き、リレー接点31がオン
の状態になり発電機15の短絡回路23が形成される。
短絡回路23が形成されるとホトカプラ36は電圧検知
しなくなるが、センサ8が人や物を感知継続している間
はセンサ電源切断回路26であるトランジスタによりセ
ンサ8−A−B−センサ電源切断回路26で閉回路が形
成され、電池から電源を貰ってセンサ機能が維持され
る。人あるいは物がセンサ感知エリアから離脱すると初
めてホトカプラ36による電圧検知なしとセンサ8によ
る人や物の感知なしの両者が揃い、センサ電源切断回路
26が切断されることになる。即ち引き戸1が自閉中、
磁石7と近接スイッチ6とによる切替スイッチを通過す
るまでのセンサ8監視中およびセンサ作動中はずっと電
池32は消耗し続けることになり、発電機の回転停止や
センサ感知による短絡回路接続に伴うホトカプラ36か
らの電圧感知なしとセンサエリア内での人や物の感知な
しとの両者が揃って初めてセンサ電源切断回路26が切
断され、電池32の消耗がなくなることになる。また、
引き戸の停止状態が解消されて発電機からの電圧検知に
より直ちにセンサ電源切断回路26は接続され、センサ
感知機能は回復する。その他の構成、動作については実
施例1と同様であるため省略する。
【0035】[実施例4]実施例4は実施例3のものに
発電機として直流発電機の代わりに三相交流のダイナモ
を用いたものであり、図7にその回路図を示す。三相交
流のダイナモを用いても図のように整流回路部35を設
けることにより構成、動作などはすべて実施例3と同様
となるため説明は省略する。
発電機として直流発電機の代わりに三相交流のダイナモ
を用いたものであり、図7にその回路図を示す。三相交
流のダイナモを用いても図のように整流回路部35を設
けることにより構成、動作などはすべて実施例3と同様
となるため説明は省略する。
【0036】
【発明の効果】本発明の装置は引き戸開放運動時はワン
ウェイベアリングの使用により、発電機の軸回転による
ブレーキ力の影響を吊り戸車が受けないため、閉じ手段
に対抗する力で軽く引き戸が開放でき、閉じ運動時は発
電機の軸回転によるブレーキ力の影響が吊り戸車に伝達
されるため、引き戸の閉じスピードが抑制される。ま
た、センサ回路が設けられているため、引き戸はそこを
通過する人々に恐怖感を与えたり、衝突して怪我をする
という不都合が解消されて安心出来るという従来からの
効果の他に第2の低速スピードにしたり、引き戸を途中
停止させたりするとセンサ電源回路が切断されるため省
エネとなりセンサ用の電池の寿命を長持ちさせ、更に調
速装置の設けられた吊り戸車以外を高さ調整付ブラケッ
トの吊り戸車にすることによりどんな傾斜のレール角度
においてもまたどんなレール高さのものにおいても1つ
の形状のもので対応できるという効果がある。
ウェイベアリングの使用により、発電機の軸回転による
ブレーキ力の影響を吊り戸車が受けないため、閉じ手段
に対抗する力で軽く引き戸が開放でき、閉じ運動時は発
電機の軸回転によるブレーキ力の影響が吊り戸車に伝達
されるため、引き戸の閉じスピードが抑制される。ま
た、センサ回路が設けられているため、引き戸はそこを
通過する人々に恐怖感を与えたり、衝突して怪我をする
という不都合が解消されて安心出来るという従来からの
効果の他に第2の低速スピードにしたり、引き戸を途中
停止させたりするとセンサ電源回路が切断されるため省
エネとなりセンサ用の電池の寿命を長持ちさせ、更に調
速装置の設けられた吊り戸車以外を高さ調整付ブラケッ
トの吊り戸車にすることによりどんな傾斜のレール角度
においてもまたどんなレール高さのものにおいても1つ
の形状のもので対応できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の全体構成を示す正面図
【図2】実施例1の調速装置付引き戸取付時の調速装置
側吊り戸車の中心における縦断面図
側吊り戸車の中心における縦断面図
【図3】実施例1の高さ調整装置付吊り戸車の中心にお
ける縦断面の説明図
ける縦断面の説明図
【図4】実施例1の主要構成部をなす電気回路図
【図5】実施例2の主要構成部をなす電気回路図
【図6】実施例3の主要構成部をなす電気回路図
【図7】実施例4の主要構成部の電気回路図
2 調速装置 3 レール 4A、4B 保持金具 5A、5B 吊り戸車 6 切替用近接スイッチ 8 センサ 9A、9B 戸車軸 13、14 大径、小径タイミングプーリ 15 発電機 17、18 可変抵抗器 22 近接スイッチ 23 短絡回路 25 センサ回路 26 センサ電源切断回路 27 速度検知回路 28 引き戸停止検知回路 29 高さ調整ボルト 35 整流回路部 36 ホトカプラ
Claims (3)
- 【請求項1】 レール上に転動自在な吊り戸車を介して
懸吊支持され、常時引き戸の閉方向に走行性が付与せし
められ、該吊り戸車の少なくとも一つの戸車軸を介して
閉じ速度を調整する調速手段を備えた調速装置が引き戸
閉時のみに動作するように構成されて設けられ、該調速
装置は発電機の出力に接続された電気抵抗の抵抗値変更
により調速されるものであり、閉時途中位置に設けられ
た速度切替手段によって当初の第1の閉じ速度からより
低速の第2の閉じ速度に切替できるように構成され、更
にセンサ回路が設けられて、センサが人や物体を検知す
ると発電機の出力が直接短絡するよう構成されてなる調
速装置付き自閉引き戸において上記センサ回路の中に速
度切替検知手段と引き戸停止検知手段とがセンサ電源切
断回路を介して設けられ、速度切替検知手段およびまた
は引き戸停止検知手段が動作するとセンサ電源切断回路
が動作して上記センサ回路が切断されることを特徴とす
る調速装置付き自閉引き戸 - 【請求項2】調速装置が設けられた吊り戸車を除く吊り
戸車に引き戸上辺との高さ調整手段が設けられているこ
とを特徴とする請求項1記載の調速装置付き自閉引き戸 - 【請求項3】レール上に転動自在な吊り戸車を介して懸
吊支持され、常時引き戸の閉方向に走行性が付与せしめ
られ、該吊り戸車の少なくとも一つの吊り戸車の戸車軸
を介して閉じ速度を調整するための調速手段を備えた調
速装置が設けられ、該調速装置が発電機の出力に接続さ
れた電気抵抗の抵抗値変更により調速されるものである
調速装置付き自閉引き戸において上記調速装置が設けら
れた吊り戸車を除く吊り戸車に引き戸上辺との高さ調整
手段が設けられていることを特徴とする調速装置付き自
閉引き戸
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000237772A JP2002013345A (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | 調速装置付き自閉引き戸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000237772A JP2002013345A (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | 調速装置付き自閉引き戸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002013345A true JP2002013345A (ja) | 2002-01-18 |
Family
ID=18729575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000237772A Pending JP2002013345A (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | 調速装置付き自閉引き戸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002013345A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6633094B1 (en) * | 1999-02-10 | 2003-10-14 | Howa Corporation | Speed regulator for automatically closing slide door |
JP2013155495A (ja) * | 2012-01-27 | 2013-08-15 | Nhk Spring Co Ltd | ドアクローザ |
JP2016102376A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | サンワイズ株式会社 | 引戸装置 |
CN109025597A (zh) * | 2018-09-19 | 2018-12-18 | 虞仙 | 智能闭门系统 |
CN109236089A (zh) * | 2018-09-19 | 2019-01-18 | 虞仙 | 自动闭门装置 |
-
2000
- 2000-06-30 JP JP2000237772A patent/JP2002013345A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6633094B1 (en) * | 1999-02-10 | 2003-10-14 | Howa Corporation | Speed regulator for automatically closing slide door |
JP2013155495A (ja) * | 2012-01-27 | 2013-08-15 | Nhk Spring Co Ltd | ドアクローザ |
JP2016102376A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | サンワイズ株式会社 | 引戸装置 |
CN109025597A (zh) * | 2018-09-19 | 2018-12-18 | 虞仙 | 智能闭门系统 |
CN109236089A (zh) * | 2018-09-19 | 2019-01-18 | 虞仙 | 自动闭门装置 |
CN109025597B (zh) * | 2018-09-19 | 2019-11-22 | 东阳市中傲建筑工程有限公司 | 智能闭门系统 |
CN109236089B (zh) * | 2018-09-19 | 2020-04-07 | 刘志伟 | 自动闭门装置 |
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