JP2002012352A - フイルム基板用吸着盤 - Google Patents

フイルム基板用吸着盤

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JP2002012352A
JP2002012352A JP2000198886A JP2000198886A JP2002012352A JP 2002012352 A JP2002012352 A JP 2002012352A JP 2000198886 A JP2000198886 A JP 2000198886A JP 2000198886 A JP2000198886 A JP 2000198886A JP 2002012352 A JP2002012352 A JP 2002012352A
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suction
film substrate
holes
corners
holder
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JP2000198886A
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Tatsuo Taniguchi
辰雄 谷口
Hiroshi Sakamoto
浩 坂本
Masayuki Kuno
雅之 久野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フイルム基板の印刷面等を傷つけることなく
吸着保持でき、かつ、一部吸着孔からエアのリークがあ
っても、それによる吸着機能の低下が全体に及ばないフ
イルム基板用の吸着盤を提供することである。 【解決手段】 フイルム基板の外周端部に対応する矩形
状に形成されると共に多数の吸着孔63が開口する吸着
面62を備え、吸着面62を、その四隅部がそれぞれ異
なる領域S1,2,3,4に含まれるように4つ以上の
領域に分け、各領域S1,2,3,4毎に、独立した吸
引経路を介して吸引源に接続する。好ましくは、保持作
用の急所点となる隅部の吸着孔63の分布密度を、隅部
以外の吸着孔63の分布密度より大として、吸着力を増
大させるていると、フイルム基板の吸着保持作用が一層
向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、主として液晶表
示装置の基板として用いられるフイルム基板の移載又は
搬送に適した吸着盤に関する。
【0002】
【従来の技術】吸着面に多数の吸着孔を形成し、減圧に
より薄板状ワーク、フイルム又は包装用ラップ等を吸着
して移載又は搬送する吸着盤は、各種工業製品の製造加
工又は製品包装工程等で利用されている。
【0003】この種エア式の吸着盤は、通常、ワーク全
面に接触する吸着面を有し、吸着面全面に亘って吸着孔
が分布されており、また、単一の吸引経路を介して真空
ポンプ等吸引源に接続している場合が多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、液晶表示装
置等の基板に関しては、従来、ガラス基板が主に用いら
れているが、昨今では、軽量化、薄型化及びコスト低減
を図るべく、薄くて可撓性のあるフイルム基板を利用し
た、いわゆるフイルム液晶が開発されている。したがっ
て、基板の移載又は搬送に関しても、可撓性フイルム基
板を対象とする場合には、剛性を有するガラス基板に対
して上記従来吸着盤を利用した場合に発生しなかった以
下のような課題が生じる。
【0005】(1)液晶表示装置等用のフイルム基板
は、ITO電極パターン等が印刷されるため、吸着盤を
利用して搬送又は移載する場合に、吸着面全面がフイル
ム基板に接触して吸着する構造では、フイルム基板の表
面に傷が付き易く、製品の歩留まり低下につながる。
【0006】(2)フイルム基板は剛性がなく、しわに
なり易く、湾曲し易いので、吸着作業時、一部吸着孔と
フイルム基板との間に隙間が生じることが考えられ、こ
の場合、従来のように全吸着孔が単一の吸引経路を介し
て真空ポンプ等吸引源に接続していると、上記のように
一部吸着孔からのエアリークは、他の吸着孔総てに影響
を及ぼし、吸着面全体の吸着機能が低下し、最悪、フイ
ルムが落下する場合も考えられる。
【0007】
【発明の目的】本願発明の目的は、フイルム基板を、そ
の印刷面等を傷付けることなく、良好に吸着保持でき、
しかも、一部吸着孔からエアのリークがあっても、それ
による吸着機能の低下が全体に及ばないフイルム基板用
の吸着盤を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本願請求項1記載のフイルム基板用吸着盤は、フイル
ム基板を減圧にて吸着保持し、搬送又は移載するための
吸着盤であって、フイルム基板の外周端部に対応する矩
形状に形成されると共に多数の吸着孔が開口する吸着面
を備え、吸着面を、その四隅部がそれぞれ異なる領域に
含まれるように4つ以上の領域に分け、各領域毎に、独
立した吸引経路を介して吸引源に接続していることを特
徴としている。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のフ
イルム基板用吸着盤において、吸着面の隅部におけるエ
ア吸着孔の分布密度を、隅部以外の吸着孔の分布密度よ
り大としていることを特徴としている。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載のフイルム基板用吸着盤において、吸着面の周端縁を
アール面に形成していることを特徴としている。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1、2又は
3記載のフイルム基板用吸着盤において、吸着面の四隅
部には、吸着時にフイルム基板保持具の係止ピンを逃が
す逃げ穴を形成してあることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】まず、本願発明に係る吸着盤の吸
着対象物となる液晶表示装置用フイルム基板及びその搬
送保持具の構造を説明する。図9は搬送保持具1の平面
図であり、保持具本体2は矩形枠状に形成されており、
該保持具本体2の四隅には、本体内方へ張り出すピン取
付用のブラケット3が一体に形成されている。各ブラケ
ット3には、上方へ突出する係止ピン5がそれぞれ立設
され、各係止ピン5には抜止具としてワッシャ7がそれ
ぞれ着脱自在に嵌着されている。保持具本体2及びブラ
ケット3は、耐熱及び耐薬品性のあるSUS材を用いて
板金折曲成形したものであり、ワッシャ7は、テフロン
(四フッ化エチレン樹脂)等の樹脂で形成されている。
【0013】保持具本体の内距寸法A1,A2は、仮想
線で示す矩形状フイルム基板10の外形寸法B1、B2
よりもそれぞれ大きく設定されており、それにより、フ
イルム基板10を装着した際に、フイルム基板10の四
隅だけが各ブラケット3に支持され、その他の部分は保
持具本体2に接触しないようになっている。すなわち、
フイルム基板10と保持具本体2との接触面積を必要最
小限に抑えている。
【0014】保持具本体2の外周端には、図7に示すよ
うに補強リブ12が形成され、各係止ピン5の下端には
大径のフイルム当接座14が一体に形成され、フイルム
当接座14の下側には、係止ピン5と同一軸芯の保持具
位置決めピン16が下向きに突出し、保持具位置決めピ
ン16の下端には球面部16aが形成されている。
【0015】図10は、可撓性を有するフイルム基板1
0の平面図であり、PC(ポリカーボネート)等ででき
ており、厚みは0.1mm程度に形成され、前述のように
矩形状に形成されると共に、四隅には係止ピン挿入用の
取付孔21,22,23,24がそれぞれ形成されてい
る。
【0016】図1は、本願発明に係るエア式吸着盤41
を備えた基板移載装置32の外観略図であり、固定保持
台34又はその他のフイルム基板供給台(図示せず)か
らフイルム基板10を1枚ずつ取り出し、搬送装置33
上の搬送保持具1に供給する作業、あるいは、搬送装置
33上の搬送保持具1に装着されているフイルム基板1
0を上方へ取り外し、固定保持台34又はその他のフイ
ルム基板供給台(図示せず)に移載する作業等に用いら
れる。
【0017】基板移載装置32は、固定保持台34又は
フイルム基板供給台の上方から、搬送装置33内の昇降
型保持台35の上方に亘って配置された水平直線運動形
アクチュエータ37と、該水平直線運動形アクチュエー
タ37の移動子38に装着された昇降シリンダ等上下直
線運動形アクチュエータ40とを備え、該上下直線運動
形アクチュエータ40のロッド40aの下端に、エア式
吸着盤41が取り付けられている。エア式吸着盤41の
上面の四隅には、それぞれエア吸引ホース42が接続さ
れており、各エア吸引ホース42は、それぞれ独立に、
水平直線運動形アクチュエータ37内等を通り、図示し
ないがオン、オフ制御機構を介して真空ポンプ等のエア
吸引源に接続している。
【0018】図2は吸着盤41の底面図を示しており、
吸着盤41の底面には、矩形枠状に形成された樹脂製の
吸着部60が多数のボルト61により取り付けられてお
り、該吸着部60には、フイルム基板外周端部に対応す
る一定の幅W1を有する吸着面62が、吸着部全周に亘
るように形成されており、したがって吸着面62全体の
平面形状も矩形状となっている。吸着面62には、四隅
に前記基板保持具1(図7)の係止ピン5が嵌合可能な
ピン孔65が形成されると共に、吸着面62の全面に亘
って多数の吸着孔63が形成されている。吸着孔63の
径は、基板に影響のない大きさ、たとえば0.8mmφと
している。吸着孔63は、それらが連通する複数の吸引
経路によって複数の領域に分けられており、たとえば、
吸着部60の左右幅中心線X及び前後幅中心線Yにより
区画された4つの領域S1,2,3,4に分けられ、各
領域S1,2,3,4毎に、独立した吸引経路を介して
吸引源に連通している。この構成については後で詳しく
説明する。
【0019】図2の矢印VI部分の拡大図を示す図6にお
いて、吸着孔63は、四隅部以外の部分では、吸着面幅
W1方向に間隔d1をおいて2列に配置され、かつ、各
列は、吸着面全周に亘って等間隔c1を置いて並んでい
る。一方、四隅部では、四隅以外の部分に比べて吸着孔
63の分布密度が大きくなっており、たとえば前記基板
保持具1の係止ピン5を逃がす逃げ穴65の周りを、8
つの吸着孔63により狭い間隔d2で正方形状(または
円状)に囲んでいる。
【0020】図4は図2のIV-IV断面拡大図であり、吸
着部60は、吸引経路(真空室)67を有する吸引ケー
ス68の下面に前記ボルト61により着脱可能に固定さ
れており、吸着面62は吸着部60の下端面より少し下
方へ突出し、吸着面62の両端縁はアール面62aに形
成されている。吸引経路67の幅W2は吸着孔63の前
記間隔d1よりも広く、吸着孔63は吸引経路67に連
通している。
【0021】図3は吸引ケース68の底面図であり、吸
引経路67は全体として矩形状に形成されているが、左
右幅の中心線X上と前後幅の中心線Y上にはそれぞれ隔
壁70が形成され、それにより、4つの独立したL字形
吸引経路67−1,2,3,4に分割され、しかも、各
吸引経路67−1,2,3,4に属する隅部毎に、吸引
源に接続されるエア接続口73−1,2,3,4が形成
されている。
【0022】各吸引経路67−1,2,3,4は、図2
の各領域S1,2,3,4に属する吸着孔63に、領域
毎に独立して接続している、
【0023】図5は図2のV-V断面拡大図であり、たと
えば第1のエア接続口73−1には、継手金具71を介
して前記4本のエアホース42の1つが接続している。
勿論、図3の他のエア接続口73−2,3,4にもそれ
ぞれ図1の各エア接続ホース42が接続している。
【0024】図7は搬送装置33内に配置された昇降型
保持台35の部分拡大図であり、搬送装置33は、フリ
ーローラ43を有する搬送チェーン44を左右1対備え
ており、各フリーローラ43上に搬送保持具1の左右端
部を支持し、搬送するようになっている。搬送途中にお
いて、搬送保持具1がストッパーに当接すると、フリー
ローラ43はチェーン44と共に移動し続けるが、搬送
保持具1はストッパーによる停止状態が維持されるよう
になっている。
【0025】昇降型保持台35は左右の搬送チェーン4
4間に配置されており、搬送保持具1の4本の保持具位
置決めピン16に対応する4つのピン受台46を、高さ
調整用のアジャスト機構48を介して昇降ベース50に
支持している。昇降ベース50は、空圧装置等によりロ
ッド51等を介して昇降するようになっている。ピン受
台46は上開きの円錐くぼみ47を有しており、該円錐
くぼみ47に保持具位置決めピン16が当接することに
より、自動的に保持具位置決めピン16の位置決めが行
なえるようになっている。各ピン受台46の高さはアジ
ャスト機構48の回動操作により調節することができ
る。
【0026】ピン受台46は、通常は図7で示す位置よ
りも下降しており、搬送保持具1が昇降型保持台35の
上方まで搬送され、所定位置でストッパーにより係止さ
れると、ピン受台46は上昇し、円錐くぼみ47を保持
具位置決めピン16に当接させ、さらに上昇して、搬送
装置33のフリーローラ43から上方へ搬送保持具1を
離脱させながら、円錐くぼみ47の芯出しガイド作用に
より保持具位置決めピン16の位置決めを行なうことが
できる。
【0027】図8は固定保持台34の詳細図であり、4
本の支持脚55によりアジャストボルト56を介してベ
ースプレート57を支持しており、アジャストボルト5
6の回転により、ベースプレート57の高さ及び水平度
を調整できるようになっている。各アジャストボルト5
6はローレット加工等を施した操作用頭部56aを有す
ると共に、球面ブッシュ56bを介してベースプレート
57に連結されている。ベースプレート57には、搬送
保持具1の保持具位置決めピン16に対応する4つの円
錐凹部58,59(2個のみ表示)が形成されており、
そのうち対角位置にある2個(1個のみ表示)の円錐凹
部58は、左側に示すように保持具位置決めピン16が
円錐凹部58に当接して、位置決めできるようになって
おり、残りの2個(1個のみ表示)の円錐凹部59は右
側に示すように逃げ穴となっており、フイルム搬送保持
具1をベース面に載置した時に円錐凹部59の内面から
浮いた状態となるように、深く形成されている。
【0028】
【作用】図1の固定保持台34等の所定位置に載置され
たフイルム基板10を、搬送装置33の昇降型保持台3
5の基板保持具1に移載する場合には、図1の状態から
吸着盤41を下降し、図5の矢印のように、保持具1の
係止ピン5に対してピン逃げ穴65は遊びをもって嵌合
する。フイルム基板10に対する吸着面62の位置決め
は、該水平直線運動形アクチュエータ37の停止精度に
より行ない、フイルム基板10の外周端部に接触させ
る。この時、吸着面62は、フイルム基板10の外周端
部のみに接触するので、フイルム基板10のITO電極
パターン等が傷付くことはなく、しかも、吸着面62の
端縁はアール面62aに形成されているので、吸着面3
2の端面によってフイルム基板10に傷が付くこともな
い。
【0029】吸着面62がフィルム基板10に接触する
と、吸着孔63の吸引作用により、フイルム基板10が
吸着される。この時、吸着作用(基板保持)の急所点と
なる四隅部は、吸着孔63の分布密度が大きいことによ
り、吸着力が増大しており、フイルム基板10の四隅
を、四隅以外の部分よりも強力に吸着でき、フイルム基
板10を確実に平面状態に保持することができる。
【0030】吸着後は、図1の上下直線運動型アクチュ
エータ40により上昇し、水平直線運動型アクチュエー
タ37により搬送装置33の昇降型保持台35上まで移
動し、下降し、図7のようにフイルム基板10を保持具
1上に供給する。移載中、仮に一部吸着孔63からフイ
ルム基板10が浮いてエアがリークしても、その領域内
の吸着作用は低下するが、各吸引経路67−1,2,
3,4が独立になっているため、他の3つの領域の吸着
作用に影響は及ばない。その後は、吸引作用を停止し
て、吸着盤41のみを上昇させる。
【0031】
【その他の実施の形態】(1)図2及び図3では、吸着
面62の吸着孔63を4つの領域S1,2,3,4に分
割し、それぞれ隅部を含むL字型としたが、それ以上に
分割することも可能である。たとえば、各辺の中央部に
それぞれ新たな領域を形成して、全体として8つの領域
に分割することも可能である。
【0032】(2)四隅に逃げ穴65を有しない吸着盤
に適用することも可能である。
【0033】
【発明の効果】(1)本願請求項1記載の発明のよう
に、フイルム基板の外周端部に対応する矩形状に形成さ
れる共に多数の吸着孔63が開口する吸着面62を備
え、吸着面62を、その四隅部がそれぞれ異なる領域S
1,2,3,4に含まれるように4つ以上の領域に分
け、各領域S1,2,3,4毎に、独立した吸引経路6
7−1,2,3,4を介して吸引源に接続していると、
吸着時、フイルム基板の外周端部のみを吸着し、保持す
るので、フイルム基板のITO電極パター等に傷が付く
ことはない。
【0034】(2)移載又は搬送中、一部吸着孔63か
らフイルム基板が浮いてエアがリークしても、吸引経路
67−1,2,3,4を4つ以上に分割しているので、
その領域内の吸着作用のみが低下し、他の領域の吸着作
用に影響を及ぼすことはない。特に、四隅部がそれぞれ
異なる領域に含まれるように分割するので、一部の吸着
孔63のエアのリークによって、保持作用の急所点とな
る隅部が、2個所以上吸着不良になることは無い。
【0035】(3)請求項2記載の発明のように、保持
作用の急所点となる隅部に存在する吸着孔63の分布密
度を、隅部以外の吸着孔の分布密度より大として、吸着
力を増大させるていると、フイルム基板の吸着保持作用
が一層向上する。
【0036】(4)請求項3記載の発明のように、吸着
面62の周端縁をアール面62aに形成していると、吸
着時、吸着面62の端面によってフイルム基板を傷付け
ることはない。
【0037】(5)請求項4記載の発明のように、吸着
面62の四隅部に、基板保持具1の係止ピン5を逃がす
ための逃げ穴65を形成してあると、係止ピン5を有す
る基板保持具1又は係止ピン5を有しない基板保持具1
のいずれを用いた場合でも、同じ吸着盤により吸着させ
ることができ、汎用性に富んだ吸着盤を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明を適用したエア式吸着盤を有するエ
ア式移載装置の外観略図である。
【図2】 本願発明を適用した吸着盤の底面図である。
【図3】 図1の吸着盤の吸引ケースの底面図である。
【図4】 図2のIV-IV断面拡大図である。
【図5】 図2のV-V断面拡大図である。
【図6】 図2の矢印VI部分の拡大図である。
【図7】 図1の矢印VII部分の拡大縦断面図である。
【図8】 図1の矢印VIII部分の拡大縦断面図である。
【図9】 搬送保持具の平面図である。
【図10】 フイルム基板の平面図である。
【符号の説明】
1 搬送保持具 2 保持具本体 5 係止ピン 10フイルム基板 32 基板移載装置 60 吸着部 62 吸着面 63 吸着孔 65 逃げ穴 67−1,2,3,4 吸引経路(真空室) 70 隔壁 73−1,2,3,4 エア接続部 S1,2,3,4 領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フイルム基板を減圧にて吸着保持し、搬
    送又は移載するための吸着盤であって、 フイルム基板の外周端部に対応する矩形状に形成される
    と共に多数の吸着孔が開口する吸着面を備え、 吸着面を、その四隅部がそれぞれ異なる領域に含まれる
    ように4つ以上の領域に分け、 各領域毎に、独立した吸引経路を介して吸引源に接続し
    ていることを特徴とするフイルム基板用吸着盤。
  2. 【請求項2】 吸着面の隅部におけるエア吸着孔の分布
    密度を、隅部以外の吸着孔の分布密度より大としている
    ことを特徴とする請求項1記載のフイルム基板用吸着
    盤。
  3. 【請求項3】 吸着面の周端縁をアール面に形成してい
    ることを特徴とする請求項1又は2記載のフィルム基板
    用吸着盤。
  4. 【請求項4】 吸着面の四隅部には、吸着時にフイルム
    基板保持具の係止ピンを逃がす逃げ穴を形成してあるこ
    とを特徴とする請求項1,2又は3記載のフィルム基板
    用吸着盤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6760094B2 (en) * 2001-02-23 2004-07-06 Adtec Engineering Co., Ltd. Aligner
KR102076251B1 (ko) * 2019-05-15 2020-02-11 정경우 세라믹 그린시트의 박리 및 이송을 위한 적층 구조체

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