JP2002012283A - 納豆容器および納豆容器の加工装置 - Google Patents

納豆容器および納豆容器の加工装置

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JP2002012283A
JP2002012283A JP2000194310A JP2000194310A JP2002012283A JP 2002012283 A JP2002012283 A JP 2002012283A JP 2000194310 A JP2000194310 A JP 2000194310A JP 2000194310 A JP2000194310 A JP 2000194310A JP 2002012283 A JP2002012283 A JP 2002012283A
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JP
Japan
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lid
container
hinge
natto
natto container
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JP2000194310A
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English (en)
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Tomoyoshi Takahara
知義 高原
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NAREJJI KK
Original Assignee
NAREJJI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋部の開封とほぼ同時に蓋部の切り離しを容
易に行なうことができる納豆容器を提供すること。 【解決手段】 納豆を入れる身部51と蓋部52とをヒンジ
部53を介して連接し、身部51および蓋部52の周囲にフラ
ンジ54、55を設け、発泡スチロール樹脂で一体成形した
ものであって、蓋部52を閉じた封緘状態において、容器
表面のヒンジ部53の近傍に、ヒンジ部53と平行に破断し
易い切り込み50を入れたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、納豆を入れる身
部と蓋部とをヒンジ部を介して連接し、発泡スチロール
樹脂などの発泡合成樹脂で一体成形された納豆容器に関
し、特に、ヒンジ部を切断することにより容易に開封で
きるように構成したものである。
【0002】
【従来の技術】従来の納豆容器は、例えば、特開平10−
305886号公報などに開示され、図7の斜視図に示すよう
に、納豆を入れる身部51と蓋部52とをヒンジ部53を介し
て連接し、身部51および蓋部52の周囲にフランジ54、55
を設けた発泡スチロール樹脂で一体成形した容器であっ
て、身部51に納豆を入れたのち、身部51および蓋部52の
フランジ54、55の内面におけるヒンジ部53と線対称な位
置a、bを局部的に加熱して溶融させ、蓋部52を閉じて
溶融状態にある部分を押し付けて熱溶着することにより
封止している。
【0003】そして、開封する際には、熱溶着されたフ
ランジ54、55の接着部を指先で開封している。そして、
調味料とともに納豆を撹拌する際に蓋部52が邪魔になる
ので、身部51より蓋部52の切り離しを容易ならしめるた
めに、図7に示すように、ヒンジ部53に薄肉部56を形成
し、この薄肉部56に1条のミシン目59を入れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、封止された納
豆容器を開封する際には、熱溶着されている封止部を指
先で開封しなければならないので面倒であり、また、開
封の際に身部51および/または蓋部52が割れて破損する
ことがあった。さらに、身部51より蓋部52を切り離さな
けらばならなかった。
【0005】そこで、この発明は、蓋部の開封とほぼ同
時に蓋部の切り離しを容易に行なうことができる納豆容
器を提供することを目的として考えられたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の納豆容器は、
納豆を入れる身部51と蓋部52とをヒンジ部53を介して連
接し、身部51および蓋部52の周囲にフランジ54、55を設
け、発泡スチロール樹脂で一体成形したものであって、
蓋部52を閉じた封緘状態において、容器表面のヒンジ部
53の近傍に、ヒンジ部53と平行に破断し易い切り込み50
を入れたものである。
【0007】この発明の納豆容器の加工装置は、身部51
と蓋部52とをヒンジ部53を介して連接した納豆容器の身
部51に納豆を入れて蓋部52を閉じた状態で、納豆容器5
のヒンジ部53を搬送方向と平行に搬送するコンベア9
と、このコンベア9の側方にあって、搬送される納豆容
器5のヒンジ部53の近傍で、身部51または蓋部52の表面
に、ヒンジ部53と平行に破断し易い切り込みを入れる回
転カッター30とにより構成される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の納豆容器の実施
の形態を図面に基づいて説明する。
【0009】この発明の納豆容器は、図1の斜視図およ
び図2の側面図に示すように、納豆を入れる身部51と蓋
部52とをヒンジ部53を介して連接し、身部51および蓋部
52の周囲にフランジ54、55を設け、発泡スチロール樹脂
で一体成形したものであって、屈曲を容易ならしめるた
めに、ヒンジ部53には、1条または2条の薄肉部56が形
成されている。
【0010】さらに、図1の斜視図および図2の側面図
に示すように、蓋部52を閉じた封緘状態において、蓋部
表面のヒンジ部53の近傍に、ヒンジ部53と平行な1条の
破断し易い一定間隔の切り込み50を入れる。
【0011】この破断し易い一定間隔の切り込み50は、
納豆容器の成形時に入れると、身部51に納豆を入れて蓋
部52を閉じる際に、切り込み50に沿って割れることがあ
るので、蓋部52を閉じた封緘状態において切り込み50を
入れることが望ましい。
【0012】この発明の蓋部52に一定間隔の切り込み50
を入れた納豆容器5を開封する際には、図3(a)に示
すように、指先でヒンジ部53を曲げると、蓋部52は切り
込み50に沿って2つに割れる。そして、蓋部52の割れ目
を引き上げると、図3(b)に示すように、熱溶着され
た部分を剥離して蓋部52を身部51より容易に分離するこ
とができる。
【0013】また、封緘されて重なり合ったフランジ5
4、55のうち、ヒンジ部53と直交する辺57の隙間を指先
で開くと、蓋部52は切り込み50に沿って2つに割れ、さ
らに、蓋部52を引き上げると、熱溶着された部分を剥離
して蓋部52を身部51より容易に分離することができる。
【0014】以上の実施の形態においては、納豆容器5
の蓋部を閉じた封緘状態において、蓋部52の表面のヒン
ジ部53の近傍に切り込み50を入れているが、身部51の表
面のヒンジ部53の近傍に、ヒンジ部53と平行に切り込み
50を入れても同様に扱うことができる。
【0015】次に、蓋部表面のヒンジ部53の近傍に切り
込み50を入れる加工装置の実施の形態を図面に基づいて
説明する。
【0016】納豆を身部51に入れ、蓋部52を閉じて熱溶
着により封緘する一連の装置の次に、封緘された納豆容
器5の蓋部52の表面にヒンジ部53と平行な1条の一定間
隔の切り込みを入れる加工装置1を設ける。
【0017】図4の正面図および図5の斜視図に示すよ
うに、封緘された納豆容器5は、コンベア9に載せら
れ、コンベア上に設けられた押部材91によって押されな
がら運ばれて来る。
【0018】切り込みを入れる加工装置1は、コンベア
9上に封緘された納豆容器5の高さに相当する間隔をあ
けて配置され、納豆容器5が浮き上がらないように蓋部
52の表面を摺動する2本の案内棒33と、等間隔に切込み
32を設けた回転カッター30と、コンベア9の進行方向と
平行な表面を有し、回転カッター30の軸31を支持する軸
受け部材20を有し、この軸受け部材20には、頂面にコン
ベア9の表面と垂直方向の螺子穴を有している。
【0019】さらに、切り込みを入れる加工装置1は、
クランク状の3つの面11、12、13を有するベース部材を
備えている。図4および図5に示す状態において、ベー
ス部材の第1面11および第3面13は水平であり、第2面
12は垂直である。
【0020】この第1面11は、蝶番41を介して基台40に
対して回動自在に取り付けられ、第1面11と直交する第
2面12には、軸受け部材20を上下方向に摺動させるガイ
ド・レール(図示せず)が設けられており、第1面11と
平行な第3面13には、軸受け部材20の頂面の螺子穴にね
じ込まれた螺子棒25を軸支する穴があけられており、こ
の螺子棒25の上端には、つまみ26が取り付けられてい
る。この螺子棒25は、回転可能であるが、その軸方向に
は移動しないように軸支されている。
【0021】ベース部材の第1面11と直交する第2面12
には、2本のアーム34が取り付けられ、このアーム34に
よって2本の案内棒33が保持されている。また、第1面
11と平行な第3面13には、垂直方向の長穴27をあけた板
材28が取り付けられており、この長穴27を経て軸受け部
材20の側面に蝶螺子29がねじ込まれている。
【0022】さらに、回転カッター30と対向するよう
に、ローラ33が、基台40に回動自在に軸支されている。
【0023】このローラ33の周面と回転カッター30の歯
部との間隔は、容器の身部51および蓋部52の重なった2
枚のフランジ54、55の厚みよりも、切り込み50の深さだ
け狭くなるように、つまみ26により螺子棒25を回して回
転カッター30の高さを調整することにより設定される。
【0024】基台40には、ベース部材の回動を阻止また
は回動を許容するハンドル43が設けられており、図6の
斜視図に示すように、トラブルが発生したときに、基台
40よりベース部材を跳ね上げて、切り込みを入れる加工
装置1をコンベア9上から退避させ得るように構成され
ている。
【0025】次に、このように構成された切り込みを入
れる加工装置1によって、封緘された容器の蓋部52の表
面にヒンジ部53と平行な切り込み50を入れる動作につい
て説明する。
【0026】まず、蝶螺子29を緩めて螺子棒25のつまみ
26を回し、ガイド・レール(図示せず)に沿って軸受け
部材20を上下に動かして回転カッター30の高さを変化さ
せ、適当な切り込み50の深さに調整したのち、蝶螺子29
を締め付けてロックする。このように、回転カッター30
の高さを調整する際に、軸受け部材20に取り付けられた
物差し26を利用して調整すると、調整操作が容易であ
る。
【0027】図5の斜視図に示すように、封緘された納
豆容器5が、そのヒンジ部53側を回転カッター30側にし
てコンベア9に設けられた押部材91によって押されなが
ら運ばれて来る。
【0028】そして、納豆容器5が2本の案内棒33の下
で、かつ、コンベア9の進行方向と平行な軸受け部材20
の表面に接するように進行して、回転カッター30まで到
達すると、回転カッター30は、移動する納豆容器5の蓋
部52によって回転させられながら、蓋部52に切り込んで
ヒンジ部53に平行な一定間隔の切り込み50を入れること
ができる。このとき、回転カッター30と対向するよう
に、ローラ33が、基台40に回動自在に軸支されているの
で、納豆容器5のヒンジ部53が、回転カッター30により
押し下げられて反ることはないのである。
【0029】また、以上の実施の形態においては、納豆
容器5の蓋部52の表面に一定間隔の切り込みを入れる回
転カッター30として、等間隔に切込み32を設けた円形の
刃を使用しているが、この刃物には、例えば、鋸歯状の
刃や三角形状の刃を使用することができる。また、回転
カッター30と対向するローラー35の代わりに、コンベア
9と平行な摺動面を有するレールを設けてもよいのであ
る。
【0030】また、以上の実施の形態においては、回転
カッター30によって納豆容器5のヒンジ部の近傍に、ヒ
ンジ部53と平行に一定間隔の切り込みを入れているが、
比較的浅い連続した破断し易い切り込みを入れても、一
定間隔の比較的深い切り込みを入れたものと同様に扱う
ことができる。
【0031】
【発明の効果】以上の実施の形態に基づく説明から明ら
かなように、この発明の納豆容器によると、容器表面の
ヒンジ部の近傍に、ヒンジ部53と平行に切り込み50を入
れたことにより開封が容易であり、かつ、開封と略同時
に蓋部52を身部51より分離することができる。
【0032】また、容器の表面に切り込み50を入れる加
工装置も、構造が比較的簡単であって、容器を封緘する
一連の装置の次に、切り込みを入れる加工装置を設けれ
ばよいので、広い場所を占有することなく、低コストで
設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の納豆容器の実施の形態を示す斜視
図、
【図2】この発明の納豆容器の側面図、
【図3】この発明の納豆容器を開封する状態を示す側面
図、
【図4】この発明の納豆容器の蓋部に一定間隔の切り込
みを入れる加工装置の実施の形態を示す正面図、
【図5】図4に示す加工装置の斜視図、
【図6】図4に示す加工装置の他の状態を示す斜視図、
【図7】従来の納豆容器の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 一定間隔の切り込みを入れる加工装置 5 納豆容器 9 コンベア 11、12、13 ベース部材の3つの面 20 ブロック 24 案内レール 25 螺子棒 26 つまみ 29 蝶螺子 30 回転カッター 32 切込み 33 案内棒 34 案内棒を保持するアーム 40 基台 41 蝶番 50 切り込み 51 身部 52 蓋部 53 ヒンジ部 54、55 フランジ 56 薄肉部 91 押部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 納豆を入れる身部と蓋部とをヒンジ部を
    介して連接し、身部および蓋部の周囲にフランジを設
    け、発泡合成樹脂で一体成形したものであって、蓋部を
    閉じた封緘状態において、容器表面のヒンジ部の近傍
    に、ヒンジ部と平行に破断し易い切り込みを入れたこと
    を特徴とする納豆容器。
  2. 【請求項2】 身部と蓋部とをヒンジ部を介して連接し
    た納豆容器の身部に納豆を入れて蓋部を閉じた状態で、
    納豆容器のヒンジ部を搬送方向と平行に搬送するコンベ
    アと、 該コンベアの側方にあって、搬送された上記納豆容器の
    ヒンジ部の近傍で、身部または蓋部の表面に、ヒンジ部
    と平行に破断し易い切り込みを入れる回転カッターとを
    具備することを特徴とする納豆容器の加工装置。
JP2000194310A 2000-06-28 2000-06-28 納豆容器および納豆容器の加工装置 Pending JP2002012283A (ja)

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Cited By (3)

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