JP2002012128A - シートベルト装置 - Google Patents

シートベルト装置

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JP2002012128A
JP2002012128A JP2000200814A JP2000200814A JP2002012128A JP 2002012128 A JP2002012128 A JP 2002012128A JP 2000200814 A JP2000200814 A JP 2000200814A JP 2000200814 A JP2000200814 A JP 2000200814A JP 2002012128 A JP2002012128 A JP 2002012128A
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JP
Japan
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webbing belt
cylinder
tension
piston
belt
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JP2000200814A
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English (en)
Inventor
Kiyokazu Otaki
清和 大滝
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗員が感じる圧迫感を大きくさせずにスラッ
クを解消できるシートベルト装置を得る。 【解決手段】 ショルダアンカ90の連結プレート92
には開口方向が略車両下方とされたシリンダ100が設
けられており、このシリンダ100に収容されたピスト
ン102にアンカプレート28が固定されている。スラ
ックが生じているような場合には、ウエビングベルト2
6が張力によりアンカプレート28を引っ張る引張力が
弱まるために、シリンダ100の内圧でピストン102
が引き込まれるためにシリンダ100の内圧が上昇す
る。この内圧に基づいて制御部がモータを駆動させてス
プールを回転させることでウエビングベルト26の張力
を調整してスラックを解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両乗員の身体を
拘束するシートベルト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の運転席や助手席等に対応して設け
られたシートベルト装置は、乗員の身体を拘束するため
のウエビングベルト巻取装置を備えている。このウエビ
ングベルト巻取装置はフレームに回転可能に支持された
巻取軸を備えており、この巻取軸にウエビングベルトの
基端が固定されている。さらに、この巻取軸は、渦巻き
状のゼンマイばね等の付勢手段やモータ等の駆動手段へ
連結されており、付勢手段の付勢力や駆動手段の駆動力
でウエビングベルトを巻き取る巻取方向へ巻取軸が回転
することでウエビングベルトを巻取軸に巻き取るように
なっている。
【0003】一方、ウエビング巻取装置には、巻取軸か
らウエビングベルトを引き出す引出方向への所定の大き
さ以上の回転力が巻取軸に付与された際には、巻取軸の
回転をロックするロック機構が設けられており、このロ
ック機構が作動することにより、例えば、車両急減速状
態において車両前方側へ移動しようとする乗員の身体を
ウエビングベルトが保持、拘束するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ウエビング
ベルトの通常の装着状態においては、上述した巻取軸に
付与される回転力の大きさとウエビングベルトの自体の
重さやウエビングベルトと他の部分との摩擦力等との関
係から、ウエビングベルトが乗員の身体に密着せず、所
謂スラックが生じる場合がある。このスラックの解消方
法として先ず考えられるのは、上述したゼンマイばねの
付勢力でウエビングベルトを巻き取る構成であるなら、
このゼンマイばねの付勢力を強くし、ウエビングベルト
の自体の重さやウエビングベルトと他の部分との摩擦力
等に抗するようにする方法がある。
【0005】しかしながら、付勢力を強力にした場合、
通常の装着状態においてウエビングベルトが乗員の身体
を拘束する拘束力を強くすることになるため、ウエビン
グベルトを装着することで乗員が感じる圧迫感が強くな
ってしまう。
【0006】本発明は、上記事実を考慮して、乗員が感
じる圧迫感を大きくさせずにスラックを解消できるシー
トベルト装置を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のシートベ
ルト装置は、車両の座席に対応して設けられると共に基
端が巻取軸に固定され、前記巻取軸から引き出された状
態で前記座席に着座した乗員の身体に装着され、前記乗
員の身体を拘束するウエビングベルトと、前記ウエビン
グベルトが有する張力を検出する張力検出手段と、前記
ウエビングベルトを巻き取る巻取方向及び当該巻取方向
とは反対の引出方向への回転力を前記巻取軸に付与する
回転力付与手段と、前記張力検出手段が検出した前記ウ
エビングベルトの張力に基づいて前記回転力付与手段を
制御して、前記ウエビングベルトの張力を所定の大きさ
にする制御手段と、を備えている。
【0008】上記構成のシートベルト装置では、巻取軸
から引き出されたウエビングベルトの張力が張力検出手
段により検出される。張力検出手段が検出した張力が所
定の大きさよりも小さければ、ウエビングベルトを巻き
取る巻取方向への回転力を回転力付与手段が巻取軸へ付
与するように制御手段が回転力付与手段を制御し、張力
検出手段が検出した張力が所定の大きさよりも大きけれ
ば、ウエビングベルトを引き出す引出方向への回転力を
回転力付与手段が巻取軸へ付与するように制御手段が回
転力付与手段を制御する。これにより、ウエビングベル
トの張力が所定の大きさになる。
【0009】ここで、ウエビングベルトの装着した状態
においてスラックが生じず、且つ、過大な圧迫感を乗員
に与えない程度の張力を上述した所定の張力に設定した
場合には、スラックが生じている状態ではウエビングベ
ルトの張力は所定の張力よりも小さいため、回転力付与
手段が巻取方向へ巻取軸を回転させてウエビングベルト
を巻取軸に巻き取らせることでスラックを解消できる。
これに対して、ウエビングベルト装着状態において乗員
が受ける圧迫感が過大の状態ではウエビングベルトの張
力が所定の張力よりも大きいため、回転力付与手段が引
出方向へ巻取軸を回転させてウエビングベルトを巻取軸
から引き出させることでウエビングベルトの張力が弱ま
り過大な圧迫感を解消できる。
【0010】請求項2記載のシートベルト装置は、車体
の所定位置及び前記ウエビングベルトの長手方向中間部
部が挿通されて前記ウエビングベルトを支持するリング
状の挿通部の何れか一方に一体的に設けられたシリンダ
と、前記車体の所定位置及び前記挿通部の何れか他方に
一体的に設けられると共に、前記シリンダ内に摺動自在
に収容されたピストンと、前記制御手段へ接続され、前
記シリンダ内の内圧を検出して当該内圧に対応する信号
を前記制御手段へ送る内圧検出手段と、を含めて前記張
力検出手段を構成したことを特徴としている。
【0011】上記構成のシートベルト装置では、ウエビ
ングベルトはその長手方向中間部でリング状の挿通部に
挿通されており、この挿通部がウエビングベルトの長手
方向中間部で支持している。ここで、この挿通部にはシ
リンダ及びピストンの何れか一方が設けられており、車
体の所定位置にはシリンダ及びピストンの何れか他方が
固定されている。ピストンはシリンダの内部へ摺動自在
に収容されており、シリンダから抜け出る方向へピスト
ンが摺動すればシリンダ内の内圧は減少し、反対にピス
トンが摺動すればシリンダの内圧は増大する。
【0012】上述したように、挿通部はウエビングベル
トの長手方向中間部を支持しているため、ウエビングベ
ルトが挿通部に付与する引張力とシリンダ内の内圧がバ
ランスする位置に挿通部が位置する。ここで、ウエビン
グベルトの張力が所定の張力よりも小さい場合(すなわ
ち、スラックが生じている場合)やウエビングベルトの
張力が所定の張力よりも大きい場合(すなわち、過大な
力でウエビングベルトが乗員の身体を拘束している場
合)には、シリンダの内圧が予め設定された所定の大き
さの内圧よりも大きいか或いは小さくなる。内圧検出手
段はシリンダ内の内圧を検出しているため、制御部では
予め設定された所定の大きさの内圧と内圧検出手段が検
出したシリンダ内の内圧とを対比し、対比結果に差異が
生じているとこの差異をなくすように回転力付与手段を
制御して巻取軸に回転力を付与させる。これにより、ウ
エビングベルト装着状態におけるスラックを解消できる
と共にウエビングベルトを装着している乗員が過大な圧
迫感を感じることがない。
【0013】
【発明の実施の形態】<第1の実施の形態の構成>図1
には本発明の第1の形態に係るシートベルト装置10を
採用した車両12の内部が斜視図により示されている。
この図に示されるように、シートベルト装置10はウエ
ビング巻取装置14を備えている。
【0014】図2に示されるようにウエビング巻取装置
14は、厚さ方向に沿って互いに対向した一対の側壁1
6、18と、これらの側壁16、18の幅方向一端で側
壁16と側壁18とを連結する縦壁20と、を含んで構
成され、平面視でコ字形状に形成されたフレーム22を
備えている。ウエビング巻取装置14は、このフレーム
22の一部をボルトで車体に結合させることにより、セ
ンターピラーの下部等に固定されている。
【0015】フレーム22の側壁16と側壁18との間
には巻取軸としてのスプール24が配置されている。ス
プール24は概ね円柱形状とされ、その外周部に形成さ
れた係止部(図示省略)に長尺帯状に形成された乗員拘
束用のウエビングベルト26の基端部が係止されてい
る。なお、図1に示されるように、このウエビングベル
ト26の先端側は、後述する挿通部としてのアンカプレ
ート28に挿通された後、更に、挿通部としてのタング
プレート30に挿通され、先端部がウエビング巻取装置
14の近傍に設けられた固定部に固定されている。
【0016】また、スプール24にはその軸心に沿って
貫通したシャフト挿通孔32が形成されている。シャフ
ト挿通孔32はスプール24を半径方向に沿って切った
場合の断面開口形状が円形とされており、その内側には
トーションシャフト34が貫通配置されている。図2及
び図3に示されるように、トーションシャフト34の側
壁16側の端部にはトーションシャフト34の本体部分
とは反対側が二股に分かれた係合部36が突出形成され
ている。トーションシャフト34の軸線方向に沿った方
向の係合部36の中間部よりもトーションシャフト34
の本体部分側には半月板状の一対のロックプレート38
が遊嵌されている。
【0017】図2に示されるように、上述したフレーム
22の側壁16には内周部にラチェット歯が形成された
ラチェット孔40がシャフト挿通孔32に対して同軸的
に形成されており、係合部36へのロックプレート38
の遊嵌状態では、トーションシャフト34の半径方向に
沿ってラチェット孔40の内周部とロックプレート38
とが対向する。ロックプレート38の外周部にはラチェ
ット孔40のラチェット歯に噛合可能な外歯42が形成
されている。
【0018】また、図2及び図3に示されるように、ト
ーションシャフト34の軸線方向に沿った方向の係合部
36の中間部よりもトーションシャフト34の本体部分
側にはトーションシャフト34に対して同軸的にVギヤ
44が配設されている。なお、Vギヤ44のボス46と
トーションシャフト34の本体部分との間には爪付きの
キャップ等の樹脂部品によって取付けられた捩じりコイ
ルスプリング等の付勢手段(図示省略)が介在されてお
り、通常はトーションシャフト34の本体部分に対して
Vギヤ44が追従回転するようになっている。また、V
ギヤ44のボス46の周囲には、4つのガイド孔48及
びトーションシャフト34の本体部分の係合部36が挿
入される逃げ用の開口部50が形成されている。これら
のガイド孔48内へはロックプレート38から立設され
た一対の突起52がそれぞれ挿入されている。
【0019】Vギヤ44の外周部にはロック歯54が形
成されており、更に、Vギヤ44の下方には加速度セン
サ(図示省略)が配置されており、車両急減速状態を検
知すると共に、車両急減速状態においてはロック歯54
に係合してVギヤ44を停止させるようになっている。
【0020】一方、トーションシャフト34の側壁18
側の端部にはアダプタ56が一体的に嵌め込まれてお
り、更に、このアダプタ56は側壁18を貫通して、側
壁18の側方に配置された回転力付与手段としてのモー
タ60の出力軸62へ同軸的且つ一体的に連結されてい
る。
【0021】モータ60は、正、逆に出力軸62を回転
させることでトーションシャフト34を介してウエビン
グベルト26を巻き取る巻取方向、及び、その反対の引
出方向へスプール24を回転させるようになっている。
【0022】また、図1に示されるように、本シートベ
ルト装置10はバックル装置70を備えている。図4に
示されるように、バックル装置70は車両12の座席7
2を介してウエビング巻取装置14とは反対側に配置さ
れた略ボックス形状のフレーム74を備えている。この
フレーム74の一側壁には開口部(図示省略)が形成さ
れており、タングプレート30の先端側を内部に挿入で
きるようになっている。
【0023】タングプレート30は本体76と基部78
とにより構成されている。本体76は全体的に板状に形
成されていると共に厚さ方向に貫通したロック孔80が
形成されている。これに対し、基部78は合成樹脂材材
等により本体76よりも厚肉に形成されており、本体7
6の基端部に一体的に固定されている。基部78にはベ
ルト挿通孔82が形成されており、ウエビングベルト2
6の長手方向中間部が貫通している。
【0024】また、フレーム74の内部にはロック機構
が設けられており、タングプレート30がフレーム74
内に挿入されるとタングプレート84に形成されたロッ
ク孔80にロック片等のロック部が貫通し、フレーム7
4とタングプレート30を機械的に連結する。
【0025】一方、上述したタングプレート30の挿入
用の開口部が形成された側とはフレーム74の反対側に
は、連結プレート86の一端が一体的に固定されてい
る。この連結プレート86の他端は座席72の側方で車
体に固定されている。これにより、フレーム74が車体
へ機械的に連結されている。
【0026】また、図1に示されるように、タングプレ
ート30とスプール24との間では、ウエビングベルト
26がショルダアンカ90のアンカプレート28を貫通
している。
【0027】図5に示されるように、ショルダアンカ9
0は、連結プレート92を備えている。連結プレート9
2の先端側にはその厚さ方向に貫通した貫通孔94が形
成されており、この貫通孔94を貫通するボルトがセン
ターピラーの上端部近傍に固定されるか、或いは、セン
ターピラーの上端部近傍に設けられた高さ調節機構のス
ライダ(図示省略)に固定される。
【0028】この連結プレート92の基端部には、略車
両下方側へ向けて開口した張力検出手段を構成するシリ
ンダ100が一体的に連結されており、その内部にはシ
リンダ100と共に張力検出手段を構成するピストン1
02が略車両上下方向に摺動自在に収容されている。
【0029】ピストン102の下端部には、アンカプレ
ート28が一体的に形成されており、アンカプレート2
8に形成されたベルト挿通孔96をウエビングベルト2
6が貫通している。このアンカプレート28を含むショ
ルダアンカ90によってウエビングベルト26の長手方
向中間部がセンターピラーの上端部近傍で支持される構
成である。
【0030】一方、シリンダ100の内部には、内圧検
出手段としてシリンダ100及びピストン102と共に
張力検出手段を構成する圧力センサ104が設けられて
いる。この圧力センサ104は、シリンダ100内の内
圧を検出している。
【0031】図6に示されるように、圧力センサ104
は車両12の適宜位置に配置されたコンピュータのCP
U等の制御部106へ電気的に接続されており、検出し
たシリンダ100の内圧に対応する電気な圧力信号を制
御部106へ送っている。一方、制御部106には、記
憶素子等に予め記憶された所定の圧力値と圧力センサ1
04から送られてきた圧力信号に基づく圧力値とを対比
している。また、制御部106はドライバ108を介し
てモータ60へ電気的に接続されている。ドライバ10
8は制御部106からの駆動信号に基づいてバッテリー
110からの電力をモータ60に供給してモータ60を
正転駆動及び逆転駆動する。
【0032】<第1の実施の形態の作用、効果>次に、
本実施の形態の作用並びに効果について説明する。
【0033】上記構成のシートベルト装置10では、座
席72に着座した乗員が、タングプレート30を把持し
てタングプレート30を引っ張ることでスプール24に
巻き取られているウエビングベルト26が引き出され
る。これにより、タングプレート30よりもウエビング
ベルト26の基端側でウエビングベルト26を支持して
いるアンカプレート28が下方へ車両12の引っ張ら
れ、これに伴い、ピストン102がシリンダ100に対
して車両12の下方、すなわち、シリンダ100から抜
け出る方向へ向けて変位する。
【0034】次いで、この状態でタングプレート30を
バックル装置70のフレーム74に挿入して、バックル
装置70にタングプレート30を保持(ロック)させる
ことでウエビングベルト26の装着状態となる。
【0035】ここで、この装着状態において、ウエビン
グベルト26による拘束力が緩いと(すなわち、所謂ス
ラックが形成されている状態では)、ウエビングベルト
26がアンカプレート28を介してピストン102をシ
リンダ100から引き出す力がないか或いはこの引出力
が極めて小さくなる。このため、シリンダ100内の内
圧によりピストン102がシリンダ100の内部に引き
込まれる。したがって、この状態で圧力センサ104が
検出したシリンダ100の内圧に対応する圧力信号に基
づいた圧力値は、制御部106に予め記憶(設定)され
た圧力値、すなわち、スラックが形成されていない状態
での圧力値よりも高い。このため、制御部106はドラ
イバ108へ駆動信号を送り、ウエビングベルト26を
巻き取る巻取方向へスプール24を回転させるべく、モ
ータ60を駆動させる。
【0036】この駆動信号をモータ60が受けてスプー
ル24が巻取方向へ回転することでウエビングベルト2
6の基端側がスプール24へ巻き取られる。これによ
り、ウエビングベルト26がアンカプレート28を介し
てピストン102を引っ張り、シリンダ100からピス
トン102を引き出す。
【0037】さらに、スラックが解消される程度の適度
な張力がウエビングベルト26に付与されるまでスプー
ル24にウエビングベルト26が巻き取られ、これに応
じてピストン102がシリンダ100から抜け出ると、
このときのシリンダ100の内圧に対応した圧力センサ
104からの圧力信号に基づく圧力値と、制御部106
に予め設定された圧力値とが等しくなり、これに伴い、
制御部106がドライバ108へ駆動停止信号を送り、
モータ60を停止させる。これにより、スラックが解消
され、しかも、適度な張力でウエビングベルト26が乗
員の身体を拘束する。
【0038】一方、仮に、ウエビングベルト26による
乗員の拘束力が過大である場合、すなわち、ウエビング
ベルト26の張力が過大である場合には、ウエビングベ
ルト26がアンカプレート28を介してピストン102
を過大な力で引っ張ることになるため、シリンダ100
の内圧に対応した圧力センサ104からの圧力信号に基
づく圧力値が制御部106に予め設定された圧力値より
も小さくなる。このため、制御部106はドライバ10
8へ駆動信号を送り、ウエビングベルト26を引き出す
引出方向へスプール24を回転させるべく、モータ60
を駆動させる。
【0039】この駆動信号をモータ60が受けてスプー
ル24が引出方向へ回転することでウエビングベルト2
6は自らの張力でウエビングベルト26を引き出し、こ
れによりウエビングベルト26の張力が弱まる。さら
に、ウエビングベルト26の張力が弱まるにつれてピス
トン102はシリンダ100内へ引き込まれる。
【0040】ウエビングベルト26の張力が適度な値に
なるまでスプール24が引出方向へ回転させられ、これ
に応じてピストン102がシリンダ100内に引き込ま
れると、このときのシリンダ100の内圧に対応した圧
力センサ104からの圧力信号に基づく圧力値と、制御
部106に予め設定された圧力値とが等しくなり、これ
に伴い、制御部106がドライバ108へ駆動停止信号
を送り、モータ60を停止させる。これにより、適度な
張力でウエビングベルト26が乗員の身体を拘束でき、
過大な圧迫感を乗員に与えることがなくなる。
【0041】<第2の実施の形態の構成>次に、本発明
のその他の実施の形態について説明する。なお、以下の
実施の形態において、前記第1の実施の形態を含めて説
明している実施の形態よりも前出の実施の形態と基本的
に同一の部位に関しては、同一の符号を付与してその説
明を省略する。
【0042】図7には、本発明の第2の実施の形態に係
るシートベルト装置140の要部の構成が断面図によっ
て示されている。この図に示されるように、本シートベ
ルト装置10は、前記第1の実施の形態におけるシリン
ダ100及びピストン102に代わり、互いに張力検出
手段を構成するシリンダ142及びピストン144を備
えている。シリンダ142は開口方向がシリンダ100
とは異なり略車両上方とされて連結プレート92の他端
に固定されている。一方、ピストン144はシリンダ1
42の内部に摺動自在に収容されている。このピストン
144の略車両上方側の端部(すなわち、シリンダ14
2の開口端側の端部)には略U字状に湾曲した連結プレ
ート146の一端が固定されている。連結プレート14
6の他端はアンカプレート28へ固定されており、ピス
トン144は連結プレート146を介してアンカプレー
ト28へ一体的に連結されている。
【0043】<第2の実施の形態の作用、効果>上述し
た構成の本実施の形態では、ウエビングベルト26の装
着状態において、ウエビングベルト26による拘束力が
緩いと(すなわち、所謂スラックが形成されている状態
では)、ウエビングベルト26がタングプレート30を
介してピストン144をシリンダ142内へ押し込む力
がないか或いはこの押込力が極めて小さいため、シリン
ダ142内の内圧によりピストン144がシリンダ14
2の外部へ押し出される。したがって、この状態では、
スラックが形成されていない状態に比べてシリンダ14
2の内圧が低い。
【0044】このため、圧力センサ104が検出したシ
リンダ142の内圧に対応した圧力信号に基づく圧力値
は、制御部106に予め記憶(設定)された圧力値、す
なわち、スラックが形成されていない状態での圧力値よ
りも低い。したがって、制御部106はドライバ108
へ駆動信号を送り、ウエビングベルト26を巻き取る巻
取方向へスプール24を回転させるべく、モータ60を
駆動させる。
【0045】この駆動信号をモータ60が受けてスプー
ル24が巻取方向へ回転することでウエビングベルト2
6の基端側がスプール24へ巻き取られる。ウエビング
ベルト26に張力が付与されるにつれてウエビングベル
ト26がアンカプレート28を介してピストン144を
シリンダ142内へ押し込む押込力が大きくなるため、
ピストン144はこの押込力によってシリンダ142内
へ押し込まれる。
【0046】さらに、スラックが解消される程度の適度
な張力がウエビングベルト26に付与されるまでスプー
ル24にウエビングベルト26が巻き取られ、これに応
じてウエビングベルト26がアンカプレート28を介し
てピストン144をシリンダ142内へ押し込むと、こ
のときのシリンダ142の内圧に対応した圧力センサ1
04からの圧力信号に基づく圧力値と、制御部106に
予め設定された圧力値とが等しくなり、これに伴い、制
御部106がドライバ108へ駆動停止信号を送り、モ
ータ60を停止させる。これにより、スラックが解消さ
れ、しかも、適度な張力でウエビングベルト26が乗員
の身体を拘束する。
【0047】一方、仮に、ウエビングベルト26による
乗員の拘束力が過大である場合、すなわち、ウエビング
ベルト26の張力が過大である場合には、ウエビングベ
ルト26がアンカプレート28を介してピストン144
に付与する押込力が過大になるため、シリンダ142の
内圧に対応した圧力センサ104からの圧力信号に基づ
く圧力値が制御部106に予め設定された圧力値よりも
高い。このため、制御部106はドライバ108へ駆動
信号を送り、ウエビングベルト26を引き出す引出方向
へスプール24を回転させるべく、モータ60を駆動さ
せる。
【0048】この駆動信号をモータ60が受けてスプー
ル24が引出方向へ回転することでウエビングベルト2
6は自らの張力でウエビングベルト26を引き出し、こ
れによりウエビングベルト26の張力が弱まり、これに
伴い、ウエビングベルト26がピストン144に付与す
る押込力が弱まり、ピストン144はシリンダ142の
内圧によりシリンダ142から押し出される。
【0049】ウエビングベルト26の張力が適度な値に
なるまでスプール24が引出方向へ回転させられ、これ
に応じてピストン144がシリンダ142から押し出さ
れると、このときのシリンダ142の内圧に対応した圧
力センサ104からの圧力信号に基づく圧力値と、制御
部106に予め設定された圧力値とが等しくなり、これ
に伴い、制御部106がドライバ108へ駆動停止信号
を送り、モータ60を停止させる。これにより、適度な
張力でウエビングベルト26が乗員の身体を拘束でき、
過大な圧迫感を乗員に与えることがなくなる。
【0050】<第3の実施の形態の構成>次に、本発明
の第3の実施の形態について説明する。
【0051】図8には本発明の第3の実施の形態に係る
シートベルト装置160の要部の構成が側面図により示
されている。
【0052】この図に示されるように、本シートベルト
装置160は、バックル装置70のフレーム74には、
タングプレート30挿入用の開口端と反対側に連結プレ
ート162の一端が固定されている。この連結プレート
162の他端には張力検出手段を構成するピストン16
4が固定されている。
【0053】一方、連結プレート86はフレーム74に
固定されておらず、代わりに、ピストン164と共に張
力検出手段を構成するシリンダ166の底部に固定され
ている。このシリンダ166にはピストン164が摺動
自在に収容されていると共に、圧力センサ104が収容
されている。
【0054】なお、特に図示はしないが、本シートベル
ト装置160では、ショルダアンカ90にシリンダ10
0、142やピストン102、144は設けられておら
ず、アンカプレート28に連結プレート92の他端部が
固定されている。
【0055】<第3の実施の形態の作用、効果>第1の
実施の形態で説明したように、タングプレート30はフ
レーム74に挿入されて、ロック孔80にフレーム74
内に設けられたロック片等のロック部が貫通することで
ロック状態となり、フレーム74とタングプレート30
とが一体的に連結されてウエビングベルト26の装着状
態となる。
【0056】ここで、この装着状態において、ウエビン
グベルト26による拘束力が緩いと(すなわち、所謂ス
ラックが形成されている状態では)、ウエビングベルト
26がタングプレート30を介してフレーム74を引っ
張る力が小さいか或いはこの引張力がないため、シリン
ダ166からピストン164を引き出す力がないか或い
はこの引出力が極めて小さくなる。このため、シリンダ
166内の内圧によりピストン164がシリンダ166
の内部に引き込まれ、したがって、この状態では、圧力
センサ104から送られたシリンダ166の内圧に対応
した圧力信号に基づく圧力値は、制御部106に予め記
憶(設定)された圧力値、すなわち、スラックが形成さ
れていない状態での圧力値よりも高い。このため、制御
部106はドライバ108へ駆動信号を送り、ウエビン
グベルト26を巻き取る巻取方向へスプール24を回転
させるべく、モータ60を駆動させる。
【0057】この駆動信号をモータ60が受けてスプー
ル24が巻取方向へ回転することでウエビングベルト2
6の基端側がスプール24へ巻き取られる。これによ
り、タングプレート30及びフレーム74を介してピス
トン164がシリンダ166から引き出される。
【0058】さらに、スラックが解消される程度の適度
な張力がウエビングベルト26に付与されるまでスプー
ル24にウエビングベルト26が巻き取られ、これに応
じてピストン164がシリンダ166から抜け出ると、
このときのシリンダ166の内圧に対応した圧力センサ
104からの圧力信号に基づく圧力値と、制御部106
に予め設定された圧力値とが等しくなり、これに伴い、
制御部106がドライバ108へ駆動停止信号を送り、
モータ60を停止させる。これにより、スラックが解消
され、しかも、適度な張力でウエビングベルト26が乗
員の身体を拘束する。
【0059】一方、仮に、ウエビングベルト26による
乗員の拘束力が過大である場合、すなわち、ウエビング
ベルト26の張力が過大である場合には、ウエビングベ
ルト26がタングプレート30及びフレーム74を介し
てピストン164を過大な力で引っ張ってシリンダ16
6から引き出しているため、シリンダ166の内圧に対
応した圧力センサ104からの圧力信号に基づく圧力値
が制御部106に予め設定された圧力値よりも小さくな
る。これにより、制御部106はドライバ108へ駆動
信号を送り、ウエビングベルト26を引き出す引出方向
へスプール24を回転させるべく、モータ60を駆動さ
せる。
【0060】この駆動信号をモータ60が受けてスプー
ル24が引出方向へ回転することでウエビングベルト2
6は自らの張力でウエビングベルト26を引き出し、こ
れによりウエビングベルト26の張力が弱まる。さら
に、ウエビングベルト26の張力が弱まることでタング
プレート30及びフレーム74を介してピストン164
に付与される引張力が弱まるため、シリンダ166の内
圧によりピストン164がシリンダ166内に引き込ま
れる。
【0061】ウエビングベルト26の張力が適度な値に
なるまでスプール24が引出方向へ回転させられ、これ
に応じてピストン164がシリンダ166内に引き込ま
れると、このときのシリンダ166の内圧に対応した圧
力センサ104からの圧力信号に基づく圧力値と、制御
部106に予め設定された圧力値とが等しくなり、これ
に伴い、制御部106がドライバ108へ駆動停止信号
を送り、モータ60を停止させる。これにより、適度な
張力でウエビングベルト26が乗員の身体を拘束でき、
過大な圧迫感を乗員に与えることがなくなる。
【0062】<第4の実施の形態の構成>次に、本発明
の第4の実施の形態について説明する。
【0063】図9には本発明の第4の実施の形態に係る
シートベルト装置180の要部の構成が側面図により示
されている。
【0064】この図に示されるように、本シートベルト
装置180では、連結プレート162及び連結プレート
86が略U字形状に湾曲している。連結プレート86に
はシリンダ166に代わり反対方向に開口したシリンダ
182が設けられ、連結プレート162にはピストン1
64に代わりピストン184が設けられている。
【0065】<第4の実施の形態の作用、効果>本シー
トベルト装置180では、ウエビングベルト26の装着
状態においてウエビングベルト26による拘束力が緩い
と(すなわち、所謂スラックが形成されている状態で
は)、ウエビングベルト26がタングプレート30を介
してフレーム74を引っ張る力が小さいか或いはこの引
張力がないため、シリンダ182からピストン184を
押し込む力がないか或いはこの押込力が極めて小さくな
る。このため、シリンダ182内の内圧によりピストン
184がシリンダ182から押し出される。したがっ
て、この状態で圧力センサ104から送られたシリンダ
182の内圧に対応した圧力信号に基づく圧力値は、制
御部106に予め記憶(設定)された圧力値、すなわ
ち、スラックが形成されていない状態での圧力値よりも
低い。このため、制御部106はドライバ108へ駆動
信号を送り、ウエビングベルト26を巻き取る巻取方向
へスプール24を回転させるべく、モータ60を駆動さ
せる。
【0066】この駆動信号をモータ60が受けてスプー
ル24が巻取方向へ回転することでウエビングベルト2
6の基端側がスプール24へ巻き取られる。これによ
り、ウエビングベルト26の張力がタングプレート30
及びフレーム74を介してピストン184をシリンダ1
82内へ押し込む。
【0067】さらに、スラックが解消される程度の適度
な張力がウエビングベルト26に付与されるまでスプー
ル24にウエビングベルト26が巻き取られ、これに応
じてピストン184がシリンダ182内へ押し込まれる
と、このときのシリンダ182の内圧に対応した圧力セ
ンサ104からの圧力信号に基づく圧力値と、制御部1
06に予め設定された圧力値とが等しくなり、これに伴
い、制御部106がドライバ108へ駆動停止信号を送
り、モータ60を停止させる。これにより、スラックが
解消され、しかも、適度な張力でウエビングベルト26
が乗員の身体を拘束する。
【0068】一方、仮に、ウエビングベルト26による
乗員の拘束力が過大である場合、すなわち、ウエビング
ベルト26の張力が過大である場合には、ウエビングベ
ルト26がタングプレート30及びフレーム74を介し
てピストン184を過大な力で引っ張ってシリンダ18
2内へ押し込んでいるため、シリンダ182の内圧に対
応した圧力センサ104からの圧力信号に基づく圧力値
が制御部106に予め設定された圧力値よりも大きく。
これにより、制御部106はドライバ108へ駆動信号
を送り、ウエビングベルト26を引き出す引出方向へス
プール24を回転させるべく、モータ60を駆動させ
る。
【0069】この駆動信号をモータ60が受けてスプー
ル24が引出方向へ回転することでウエビングベルト2
6は自らの張力でウエビングベルト26を引き出し、こ
れによりウエビングベルト26の張力が弱まる。さら
に、ウエビングベルト26の張力が弱まることでタング
プレート30及びフレーム74を介してウエビングベル
ト26からピストン184に付与される押込力が弱まる
ため、シリンダ182の内圧によりピストン184がシ
リンダ182から押し出される。
【0070】ウエビングベルト26の張力が適度な値に
なるまでスプール24が引出方向へ回転させられ、これ
に応じてピストン184がシリンダ182から押し出さ
れると、このときのシリンダ182の内圧に対応した圧
力センサ104からの圧力信号に基づく圧力値と、制御
部106に予め設定された圧力値とが等しくなり、これ
に伴い、制御部106がドライバ108へ駆動停止信号
を送り、モータ60を停止させる。これにより、適度な
張力でウエビングベルト26が乗員の身体を拘束でき、
過大な圧迫感を乗員に与えることがなくなる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、ウエ
ビングベルトの張力に基づいて回転力付与手段が巻取軸
を回転させてウエビングベルトの張力を変更すること
で、スラックを解消でき、しかも、乗員に過大な圧迫感
を与えることのない適度な張力に変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシートベルト
装置を適用した車両の内部を示す斜視図である。
【図2】ウエビング巻取装置の構成を示す正面断面図で
ある。
【図3】ウエビング巻取装置の部分的な構成を示す分解
斜視図である。
【図4】バックル装置の側面図である。
【図5】ショルダアンカの要部を示す側面断面図であ
る。
【図6】本シートベルト装置のシステムの概略を示すブ
ロック図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るシートベルト
装置の構成を示す図5に対応した側面断面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係るシートベルト
装置の構成を示す図4に対応した側面断面図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態に係るシートベルト
装置の構成を示す図4に対応した側面断面図である。
【符号の説明】
10 シートベルト装置 12 車両 24 スプール(巻取軸) 26 ウエビングベルト 28 アンカプレート(挿通部) 30 タングプレート(挿通部) 60 モータ(回転力付与手段) 100 シリンダ(張力検出手段) 102 ピストン(張力検出手段) 104 圧力センサ(圧力検出手段、張力検出手段) 106 制御部(制御手段) 140 シートベルト装置 142 シリンダ(張力検出手段) 144 ピストン(張力検出手段) 160 シートベルト装置 164 ピストン(張力検出手段) 166 シリンダ(張力検出手段) 180 シートベルト装置 182 シリンダ(張力検出手段) 184 ピストン(張力検出手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の座席に対応して設けられると共に
    基端が巻取軸に固定され、前記巻取軸から引き出された
    状態で前記座席に着座した乗員の身体に装着され、前記
    乗員の身体を拘束するウエビングベルトと、 前記ウエビングベルトが有する張力を検出する張力検出
    手段と、 前記ウエビングベルトを巻き取る巻取方向及び当該巻取
    方向とは反対の引出方向への回転力を前記巻取軸に付与
    する回転力付与手段と、 前記張力検出手段が検出した前記ウエビングベルトの張
    力に基づいて前記回転力付与手段を制御して、前記ウエ
    ビングベルトの張力を所定の大きさにする制御手段と、 を備えるシートベルト装置。
  2. 【請求項2】 車体の所定位置及び前記ウエビングベル
    トの長手方向中間部部が挿通されて前記ウエビングベル
    トを支持するリング状の挿通部の何れか一方に一体的に
    設けられたシリンダと、 前記車体の所定位置及び前記挿通部の何れか他方に一体
    的に設けられると共に、前記シリンダ内に摺動自在に収
    容されたピストンと、 前記制御手段へ接続され、前記シリンダ内の内圧を検出
    して当該内圧に対応する信号を前記制御手段へ送る内圧
    検出手段と、 を含めて前記張力検出手段を構成したことを特徴とする
    請求項1記載のシートベルト装置。
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Cited By (2)

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