JP2002011578A - アーク溶接用コンタクトチップおよびガイドブッシュ - Google Patents

アーク溶接用コンタクトチップおよびガイドブッシュ

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JP2002011578A
JP2002011578A JP2000192636A JP2000192636A JP2002011578A JP 2002011578 A JP2002011578 A JP 2002011578A JP 2000192636 A JP2000192636 A JP 2000192636A JP 2000192636 A JP2000192636 A JP 2000192636A JP 2002011578 A JP2002011578 A JP 2002011578A
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guide bush
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arc welding
peripheral surface
inner peripheral
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JP2000192636A
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English (en)
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Koki Aoyama
弘毅 青山
Toshio Kamiide
俊雄 上出
Hiroshi Takagi
博司 高木
Yukio Watabe
幸雄 渡部
Masaaki Matsumoto
昌昭 松本
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TAKAGI SEISAKUSHO KK
Kyocera Corp
Toyota Motor Corp
Takagi Manufacturing Co Ltd
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TAKAGI SEISAKUSHO KK
Kyocera Corp
Toyota Motor Corp
Takagi Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 母材間距離の増大を許容値以内にでき、かつ
溶接ワイヤーのかすが溜まらない、アーク溶接用コンタ
クトチップおよびガイドブッシュの提供。 【解決手段】 コンタクトチップ本体12と、ガイドブ
ッシュ13と、からなるアーク溶接用コンタクトチップ
11。ガイドブッシュ13は、セラミックの環状部材か
らなり、テーパ面14とストレート面15をもつ内周面
16と、外周面17と、挿入側端の第1の端面18と、
それと反対側端の第2の端面19と、を有する。テーパ
面14は第1の端面18に近づくにつれて拡径するテー
パからなり、テーパ面14にはコンタクトチップ本体1
2のテーパ対応部23が密着している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アーク溶接用コン
タクトチップおよびガイドブッシュに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアーク溶接用コンタクトチップ
は、銅、クロム銅合金などからなり、溶接用ワイヤーを
押し出すための中心孔を有している。そして、溶接用ワ
イヤーを押し出す時の摩擦により、アーク溶接用コンタ
クトチップの中心孔部および先端部が摩耗して拡大し、
自動溶接工程では溶接の芯ズレを発生する。このため、
アーク溶接用コンタクトチップを数時間使用する度に交
換している。溶接ワイヤーによるコンタクトチップの中
心孔の摩耗拡大を抑制するために、実開平4−1131
72号公報、実開昭62−146576号公報等に、図
5に示すように、コンタクトチップ本体2の先端に耐摩
耗性のある、たとえばセラミックの環状部材3を装着し
たアーク溶接用コンタクトチップ1が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の銅、銅
合金のみからなるアーク溶接用コンタクトチップにはつ
ぎの問題がある。 溶接用コンタクトチップの消費量が大で、経済的で
ない。また、溶接用コンタクトチップ交換時にアーク溶
接作業を中断するので、作業効率が悪い。また、従来の
セラミック環状部材装着アーク溶接用コンタクトチップ
にはつぎの問題がある。 母材間距離(コンタクトチップ本体のワイヤーへの
通電部のうち最も母材側に近い部分と母材との間の距
離、図5の寸法L)がセラミック環状部材の長さ(図5
の寸法C)だけ長くなって、許容値(たとえば、15m
m±2mm)内に収まらなくなり、給電量(供給エネル
ギー)を大にしなければならない、したがって、溶接条
件の調整が必要となる。 セラミック環状部材とコンタクトチップ本体との間
に製作誤差や熱膨張吸収のための軸方向隙間(図5の
S)があり、この隙間に溶接ワイヤーのかすが溜まって
コンタクトチップ本体と溶接用ワイヤーの溶着の原因と
なる。本発明の目的は、セラミック環状部材装着タイプ
で、母材間距離の増大を許容値以内にでき、かつ溶接ワ
イヤーのかすが溜まらない、アーク溶接用コンタクトチ
ップおよびガイドブッシュを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明はつぎの通りである。 (1) コンタクトチップ本体と、該コンタクトチップ
本体の先端部に装着されたガイドブッシュと、からな
り、前記ガイドブッシュは、セラミックの環状部材から
なり、テーパ面と該テーパ面に連なるストレート面をも
つ内周面と、外周面と、コンタクトチップ本体への挿入
側の軸方向一端の第1の端面と、軸方向他端の第2の端
面とを有し、前記テーパ面は前記第1の端面に近づくに
つれて拡径しており、前記テーパ面で前記コンタクトチ
ップ本体と密着しており、母材間距離が前記ガイドブッ
シュの第1の端面と母材との間の距離より小である、ア
ーク溶接用コンタクトチップ。 (2) 前記ガイドブッシュの内周面のストレート面の
軸方向長さが0.1〜1.9mmである(1)記載のア
ーク溶接用コンタクトチップ。 (3) 前記ガイドブッシュの内周面のストレート面の
軸方向長さが0.5〜1.5mmである請求項1記載の
アーク溶接用コンタクトチップ。 (4) 前記ガイドブッシュの内周面のテーパ面のガイ
ドブッシュ軸芯となす角度が10〜60°である(1)
記載のアーク溶接用コンタクトチップ。 (5) 前記ガイドブッシュの内周面のテーパ面のガイ
ドブッシュ軸芯となす角度が27〜33°である(1)
記載のアーク溶接用コンタクトチップ。 (6) 前記ガイドブッシュの軸方向長さが0.1〜
3.5mmである(1)記載のアーク溶接用コンタクト
チップ。 (7) 前記ガイドブッシュの軸方向長さが1.8〜
2.2mmである(1)記載のアーク溶接用コンタクト
チップ。 (8) 前記ガイドブッシュの内周面のストレート面の
内径が溶接用ワイヤーの外径+0.01〜0.2mmで
ある(1)記載のアーク溶接用コンタクトチップ。 (9) 前記ガイドブッシュの内周面のストレート面の
内径が溶接用ワイヤーの外径+0.09〜0.11mm
である(1)記載のアーク溶接用コンタクトチップ。 (10) 前記ガイドブッシュの内周面のストレート面
とテーパ面との移行部がR形状とされている(1)記載
のアーク溶接用コンタクトチップ。 (11) 前記ガイドブッシュの内周面のストレート面
の内径は前記コンタクトチップ本体の内径以上である
(1)記載のアーク溶接用コンタクトチップ。 (12) 前記ガイドブッシュの外径は前記コンタクト
チップ本体の先端部の外径以下である(1)記載のアー
ク溶接用コンタクトチップ。 (13) 前記ガイドブッシュの外周面と第2の端面の
角が面取りされており、該面取り部に前記コンタクトチ
ップ本体の先端部がかしめられている(1)記載のアー
ク溶接用コンタクトチップ。 (14) 前記ガイドブッシュのセラミックは窒化珪素
を主成分とする(1)記載のアーク溶接用コンタクトチ
ップ。 (15) セラミックの環状部材からなり、テーパ面と
該テーパ面に連なるストレート面をもつ内周面と、外周
面と、軸方向一端の第1の端面と、軸方向他端の第2の
端面とを有し、前記テーパ面は前記第1の端面に近づく
につれて拡径している、ガイドブッシュ。
【0005】上記(1)〜(14)のアーク溶接用コン
タクトチップおよび上記(15)のガイドブッシュで
は、ガイドブッシュ内周面にテーパ面を設け、該テーパ
面にコンタクトチップ本体を密着させたので、母材間距
離の増大がガイドブッシュ内周面のストレート面の長さ
だけとなり、母材間距離の増大を許容値内に収めること
ができる。また、テーパ面とコンタクトチップ本体が密
着しているので、ガイドブッシュとコンタクトチップ本
体との間に隙間ができず、したがって溶接用ワイヤーの
かすが溜まらず、コンタクトチップ本体と溶接用ワイヤ
ーとの溶着も生じない。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明実施例のアーク溶接用コン
タクトチップおよびガイドブッシュを、図1〜図4を参
照して、説明する。本発明実施例のアーク溶接用コンタ
クトチップ11は、コンタクトチップ本体12と、コン
タクトチップ本体12の先端部に装着されたガイドブッ
シュ13と、からなる。
【0007】コンタクトチップ本体12は電気良導体、
たとえば銅または銅合金、からなり、中心に溶接用ワイ
ヤー20を供給する孔を有し、先端部にガイドブッシュ
13が装着される円形の溝を有する。アーク溶接用コン
タクトチップ11のガイドブッシュ13、または本発明
実施例のガイドブッシュ13は、セラミック(したがっ
て、電気絶縁体)の環状部材からなる。
【0008】ガイドブッシュ13は、テーパ面14と該
テーパ面14に連なるストレート面15をもつ内周面1
6と、外周面17と、コンタクトチップ本体への挿入側
の軸方向一端の第1の端面18と、軸方向他端の第2の
端面19とを有する。テーパ面14は第1の端面18に
近づくにつれて拡径している。ガイドブッシュ13の断
面は、ほぼ五角形である。ガイドブッシュ13は、テー
パ面14でコンタクトチップ本体12と密着している。
母材間距離(コンタクトチップ本体12の溶接用ワイヤ
ー20への通電部のうち最も母材21側に近い部分と母
材21との間の距離、図4の寸法L)は、ガイドブッシ
ュ13の第1の端面18と母材21との間の距離より小
である。
【0009】ガイドブッシュ13の内周面16のストレ
ート面15の軸方向長さは、望ましくは、0.1〜1.
9mmである。0.1〜1.9mmとする理由は、0.
1mmより小であるとストレート面15と第2の端面1
9の角が欠けるおそれがあるからであり、また、1.9
mmより大であると、製作誤差を考慮すると母材間距離
が許容値以上になるおそれがあるからである。ただし、
母材間距離は15mm±2mmとしている。さらに望ま
しくは、ガイドブッシュ13の内周面16のストレート
面15の軸方向長さは、望ましくは、0.5〜1.5m
m、すなわち1mm±0.5mmである。1mm±0.
5mmとすることにより、母材間距離を確実に許容値内
に収めることができ、かつ適切な大きさのテーパ面14
を確保することができる。
【0010】ガイドブッシュ13の内周面16のテーパ
面14のガイドブッシュ軸芯となす角度は、望ましくは
10〜60°である。10〜60°とする理由は、10
°より小であるとテーパ面に密着するコンタクトチップ
本体部分がナイフエッジになって加工が難しくなるから
であり、また60°より大であるとテーパの効果が薄れ
るからである。さらに望ましくは、ガイドブッシュ13
の内周面16のテーパ面14のガイドブッシュ軸芯とな
す角度は、27〜33°、すなわち30°±3°であ
る。テーパを30°程度にすると、テーパ面14の大き
さもストレート面15の長さも最適かまたは最適に近く
なる。
【0011】ガイドブッシュ13の軸方向長さは、望ま
しくは0.1〜3.5mmである(ただし、ガイドブッ
シュ13の軸方向長さは、ガイドブッシュ13の内周面
16のストレート面15の軸方向長さより長い)。0.
1〜3.5mmとする理由は、0.1mmより小である
と、ガイドブッシュ13が欠けるからであり、3.5m
mより大であると、コンタクトチップ先端部に形成する
ガイドブッシュ装着用溝が深くなり過ぎて加工が困難と
なるからである。さらに望ましくは、ガイドブッシュ1
3の軸方向長さは1.8〜2.2mm、すなわち2mm
±0.2mmである。ガイドブッシュ13の軸方向長さ
を2mm程度にすると、テーパ面14を約1mm、スト
レート面15を約1mmにでき、強度上も性能上も最適
かまたは最適に近くなる。
【0012】ガイドブッシュ13の内周面16のストレ
ート面15の内径は、望ましくは溶接用ワイヤー20の
外径+0.01〜0.2mmである。+αを0.01〜
0.2mmとする理由は、0.01mmより小であると
摩擦が大きくなって溶接用ワイヤー20の孔通過抵抗が
大きくなるからであり、0.2mmより大であると溶接
用ワイヤー20がコンタクトチップ孔内でガタついて溶
接の芯ズレが生じるおそれがあるからである。さらに望
ましくは、ガイドブッシュ13の内周面16のストレー
ト面15の内径は、溶接用ワイヤー20の外径+0.0
9〜0.11mmである。溶接用ワイヤー20の外径が
1mmの場合、ストレート面15の内径を1.1mm程
度にすると、溶接用ワイヤー20のコンタクトチップ中
心孔通過抵抗も小さく、かつ、溶接の芯ずれも生じな
い。
【0013】ガイドブッシュ13の内周面16のストレ
ート面15とテーパ面14との移行部22はR形状とさ
れている。これは、ストレート面15とテーパ面14と
の移行部22を角のついた形状にすると、コンタクトチ
ップ本体12のテーパ対応部23が摩耗して、溶接用ワ
イヤー20が角状移行部22に摺動すると、溶接用ワイ
ヤー20が削られてワイヤーかすが生じるので、R形状
にしてかすの発生を抑えるためである。
【0014】ガイドブッシュ13の内周面16のストレ
ート面15の内径は、コンタクトチップ本体12の内径
(溶接用ワイヤー挿通孔内径)以上とされている。これ
は、もしもガイドブッシュ13のストレート面15の内
径がコンタクトチップ本体12の内径より小であると、
コンタクトチップ本体12より内径側に出るガイドブッ
シュ13の段差が生じ、溶接ワイヤーがその段差にこす
れてかすが出るので、それを防止するためである。
【0015】ガイドブッシュ13の外径(外周面17の
径)は、コンタクトチップ本体12の先端部の外径以下
である。これによって、ガイドブッシュ13の第2の端
面19側の端部は外側をコンタクトチップ本体12の先
端部によって囲まれる。また、ガイドブッシュ13の外
周面17と第2の端面19の角は面取りされており、該
面取り部24にコンタクトチップ本体12の先端部がか
しめられており、これによって、ガイドブッシュ13が
コンタクトチップ本体12の先端部に抜け外れ不能に固
定されている。25はかしめ部を示す。ガイドブッシュ
13のコンタクトチップ本体12の先端部への固定は、
上記かしめ以外の方法によってもよく、たとえば、接着
などによってもよい。
【0016】ガイドブッシュ13のセラミックは、成形
上、硬さ上、窒化珪素を主成分とするものであることが
望ましい。ただし、窒化珪素(Si3 4 )を主成分と
するものに限るものではなく、アルミナ系であってもよ
い。これらの形状条件を満足するガイドブッシュ13の
寸法の一例は、軸方向距離が2mm、ストレート面の長
さが1mm、テーパ角が30°である。
【0017】本発明実施例のアーク溶接用コンタクトチ
ップおよびガイドブッシュの作用を説明する。セラミッ
クのガイドブッシュ13をコンタクトチップ本体12の
先端部に装着したので、溶接用ワイヤー20はガイドブ
ッシュ13と摺動し、コンタクトチップ本体12の先端
部と摺動接触しなくなるので、コンタクトチップ本体1
2の先端部はほとんど摩耗しなくなる。これによって、
アーク溶接用コンタクトチップの交換が、ガイドブッシ
ュを装着しない従来製品に比べて約1/10以下にな
り、アーク溶接用コンタクトチップの消費量が大幅に低
減する。また、アーク溶接用コンタクトチップ交換時の
アーク溶接作業の中断が少なくなり、作業効率が改善さ
れる。
【0018】また、従来のセラミック環状部材装着アー
ク溶接用コンタクトチップと比べても以下の利点があ
る。すなわち、ガイドブッシュ13の内周面16にテー
パ面14を設けてストレート面15を短縮し、テーパ面
14の内周側にコンタクトチップ本体を張り出させてテ
ーパ面14にコンタクトチップ本体12を密着させたの
で、ガイドブッシュ13装着による母材間距離Lの増大
が最小限に抑えられ、母材間距離Lが許容値内に収まる
ようになる。たとえば、母材間距離Lの設計値を15m
mとし、その許容値を±2mmとすると、ガイドブッシ
ュ13の軸方向距離(長さ)を2mmの場合、テーパ面
14を1mmとしてストレート面15を1mmとするこ
とにより、母材間距離15mmが1mm増えるだけであ
り、許容値の2mm以内に収まっている。これにより、
給電量(供給エネルギー)を大にする必要もなく、溶接
条件の調整も必要でない。
【0019】また、ガイドブッシュ13のテーパ面14
にコンタクトチップ本体12のテーパ対応部23が密着
しているので、テーパ面14とテーパ対応部23との間
に隙間が無く、そこに溶接用ワイヤー20のかすが溜ま
って放電を起こして溶接ワイヤー20とコンタクトチッ
プ本体12とが溶着することがない。溶接用ワイヤー2
0とガイドブッシュ13のストレート面15との間には
間隙があるが、この間隙に溶接用ワイヤー20のかすが
生じても、溶接用ワイヤー20の送りと共に外に排出さ
れるので、問題はない。
【0020】
【発明の効果】請求項1〜14のアーク溶接用コンタク
トチップおよび請求項15のガイドブッシュによれば、
ガイドブッシュ内周面にテーパ面を設け、該テーパ面に
コンタクトチップ本体を密着させたので、母材間距離の
増大がガイドブッシュ内周面のストレート面の長さだけ
となり、母材間距離の増大を許容値内に収めることがで
きる。また、テーパ面とコンタクトチップ本体が密着し
ているので、ガイドブッシュとコンタクトチップ本体と
の間に隙間ができず、したがって溶接用ワイヤーのかす
が溜まらず、コンタクトチップ本体と溶接用ワイヤーと
の溶着も生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のガイドブッシュを含むアーク溶
接用コンタクトチップの側面図である。
【図2】図1のガイドブッシュを含むアーク溶接用コン
タクトチップの先端部の拡大側面図である。
【図3】図2のガイドブッシュを含むアーク溶接用コン
タクトチップの先端部の拡大断面図である。
【図4】図1のガイドブッシュを含むアーク溶接用コン
タクトチップと溶接ワイヤ、母材とを示す側面図であ
る。
【図5】従来のセラミック環状部材を含むアーク溶接用
コンタクトチップの側面図である。
【符号の説明】
11 アーク溶接用コンタクトチップ 12 コンタクトチップ本体 13 ガイドブッシュ 14 テーパ面 15 ストレート面 16 内周面 17 外周面 18 第1の端面 19 第2の端面 20 溶接用ワイヤー 21 母材 22 移行部 23 テーパ対応部 24 面取り 25 かしめ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青山 弘毅 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 上出 俊雄 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 高木 博司 愛知県愛知郡東郷町大字諸輪字尼ケ根34番 地28 有限会社高木製作所内 (72)発明者 渡部 幸雄 愛知県愛知郡東郷町大字諸輪字尼ケ根34番 地28 有限会社高木製作所内 (72)発明者 松本 昌昭 京都市伏見区竹田鳥羽殿町6番地 京セラ 株式会社内 Fターム(参考) 4E001 LE09 LH03 MC10 4G001 BA32 BB32 BD12

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトチップ本体と、 該コンタクトチップ本体の先端部に装着されたガイドブ
    ッシュと、からなり、前記ガイドブッシュは、 セラミックの環状部材からなり、 テーパ面と該テーパ面に連なるストレート面をもつ内周
    面と、外周面と、コンタクトチップ本体への挿入側の軸
    方向一端の第1の端面と、軸方向他端の第2の端面とを
    有し、前記テーパ面は前記第1の端面に近づくにつれて
    拡径しており、前記テーパ面で前記コンタクトチップ本
    体と密着しており、母材間距離が前記ガイドブッシュの
    第1の端面と母材との間の距離より小である、アーク溶
    接用コンタクトチップ。
  2. 【請求項2】 前記ガイドブッシュの内周面のストレー
    ト面の軸方向長さが0.1〜1.9mmである請求項1
    記載のアーク溶接用コンタクトチップ。
  3. 【請求項3】 前記ガイドブッシュの内周面のストレー
    ト面の軸方向長さが0.5〜1.5mmである請求項1
    記載のアーク溶接用コンタクトチップ。
  4. 【請求項4】 前記ガイドブッシュの内周面のテーパ面
    のガイドブッシュ軸芯となす角度が10〜60°である
    請求項1記載のアーク溶接用コンタクトチップ。
  5. 【請求項5】 前記ガイドブッシュの内周面のテーパ面
    のガイドブッシュ軸芯となす角度が27〜33°である
    請求項1記載のアーク溶接用コンタクトチップ。
  6. 【請求項6】 前記ガイドブッシュの軸方向長さが0.
    1〜3.5mmである請求項1記載のアーク溶接用コン
    タクトチップ。
  7. 【請求項7】 前記ガイドブッシュの軸方向長さが1.
    8〜2.2mmである請求項1記載のアーク溶接用コン
    タクトチップ。
  8. 【請求項8】 前記ガイドブッシュの内周面のストレー
    ト面の内径が溶接用ワイヤーの外径+0.01〜0.2
    mmである請求項1記載のアーク溶接用コンタクトチッ
    プ。
  9. 【請求項9】 前記ガイドブッシュの内周面のストレー
    ト面の内径が溶接用ワイヤーの外径+0.09〜0.1
    1mmである請求項1記載のアーク溶接用コンタクトチ
    ップ。
  10. 【請求項10】 前記ガイドブッシュの内周面のストレ
    ート面とテーパ面との移行部がR形状とされている請求
    項1記載のアーク溶接用コンタクトチップ。
  11. 【請求項11】 前記ガイドブッシュの内周面のストレ
    ート面の内径は前記コンタクトチップ本体の内径以上で
    ある請求項1記載のアーク溶接用コンタクトチップ。
  12. 【請求項12】 前記ガイドブッシュの外径は前記コン
    タクトチップ本体の先端部の外径以下である請求項1記
    載のアーク溶接用コンタクトチップ。
  13. 【請求項13】 前記ガイドブッシュの外周面と第2の
    端面の角が面取りされており、該面取り部に前記コンタ
    クトチップ本体の先端部がかしめられている請求項1記
    載のアーク溶接用コンタクトチップ。
  14. 【請求項14】 前記ガイドブッシュのセラミックは窒
    化珪素を主成分とする請求項1記載のアーク溶接用コン
    タクトチップ。
  15. 【請求項15】 セラミックの環状部材からなり、 テーパ面と該テーパ面に連なるストレート面をもつ内周
    面と、外周面と、軸方向一端の第1の端面と、軸方向他
    端の第2の端面とを有し、前記テーパ面は前記第1の端
    面に近づくにつれて拡径している、ガイドブッシュ。
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Cited By (2)

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KR20170095560A (ko) 2016-02-15 2017-08-23 임기주 컨택트 팁 및 그 제조방법

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