JP2002011285A - 電気洗濯機 - Google Patents

電気洗濯機

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JP2002011285A
JP2002011285A JP2000193776A JP2000193776A JP2002011285A JP 2002011285 A JP2002011285 A JP 2002011285A JP 2000193776 A JP2000193776 A JP 2000193776A JP 2000193776 A JP2000193776 A JP 2000193776A JP 2002011285 A JP2002011285 A JP 2002011285A
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ion
washing
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JP2000193776A
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Yoshihiro Suzuki
好博 鈴木
Toshiyasu Kamano
年恭 釜野
Takami Koyama
高見 小山
Hajime Kikuchi
元 菊池
Toshifumi Koike
敏文 小池
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型のイオン除去給水装置を使用して好ましい
水質の洗濯水を給水する。 【解決手段】洗濯工程の途中でイオン交換樹脂37を再
生する処理を行うことにより、イオン除去能力を回復さ
せながら給水するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気洗濯機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電気洗濯機で洗濯(洗いおよび濯ぎ)に
使用する洗濯水は、水道に代表される水源からホース等
で電気洗濯機に供給し、使用者の指示によって洗濯槽内
に給水して衣類の洗濯に用いている。
【0003】しかし、例えば水道水中には、雑菌の殺菌
を目的とした次亜塩素酸イオン等の陰イオン、水源に含
まれるカルシウムイオン、マグネシウムイオン、鉄イオ
ン等の陽イオンが含まれている。これらのイオンは、洗
濯に関しては、洗浄力の低下や衣類の着色などの種々の
悪影響を及ぼす。
【0004】洗剤の洗浄力に大きな影響を及ぼすのは、
硬度成分として含まれるカルシウムイオンやマグネシウ
ムイオンという2価の陽イオンである。これらは、洗剤
中の界面活性剤と反応して水不溶性の金属石けんを生成
するために、洗浄に寄与する界面活性剤の量が減少して
洗浄力を低下させる。また、生成された金属石けんは、
水不溶性であり、濯ぎが不十分な場合には衣類に残留し
白い斑点となって見えたり、黄ばみや異臭の原因とな
る。更に、洗濯槽の外壁等に付着して堆積した場合に
は、そこにカビ等が繁殖する場合もある。
【0005】これらの悪影響は、洗剤として石けんを使
用する場合に特に顕著であり、水の硬度が高い地域で
は、石けんの使用は不適切である。
【0006】これらのイオンの弊害を除去する方法とし
て、特開平4−20395号公報に記載された洗濯機
は、供給される洗濯用水からイオンを除去(軟水化)し
た後に、洗剤が投入されている洗濯槽に給水して洗濯を
行うものである。
【0007】この特開平4−20395号公報に記載さ
れた洗濯機は、衣類の洗濯を行う洗濯槽と、この洗濯槽
内に給水する給水手段とを備えており、この給水手段の
給水経路途中にイオン除去手段を設けている。また、こ
のイオン除去手段として、イオン交換樹脂や活性炭を用
いている。
【0008】イオン交換樹脂は一定量のイオンを吸着し
た後はそのイオン除去効果がなくなるために、一定量の
洗濯水を処理した後には再生する必要がある。この再生
は、イオンを吸着したイオン交換樹脂に塩水を作用させ
ることによって実現することができる。塩水をイオン交
換樹脂に作用させて該イオン交換樹脂を再生する再生手
段は、給水配管系を合理化するために、イオン除去手段
と一体化すると共に電気洗濯機のトップカバーの内側に
形成した後部収納箱内に設置している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】イオン除去手段は、1
回の洗濯で使用する洗濯水を好ましい水質にイオン除去
(軟水化)処理する処理能力を備えることが望ましい
が、そのためには多量のイオン交換樹脂が必要になり、
高価になると共に大型化する問題がある。
【0010】本発明の1つの目的は、小型のイオン除去
手段を有効に使用して軟水化した好ましい水質の洗濯水
を生成して洗濯することができる電気洗濯機を提供する
ことにある。
【0011】本発明の他の目的は、更に、イオン除去手
段を再生する塩を合理的に使用して該塩の消費量を節減
することができる電気洗濯機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、水道水からイ
オンを除去して槽内に給水するイオン除去手段と該イオ
ン除去手段のイオン交換樹脂に再生塩水を接触させて該
イオン交換樹脂を再生する再生手段を有するイオン除去
給水装置と、槽内の洗濯物を洗濯および脱水する洗濯兼
脱水槽と撹拌翼と、洗濯兼脱水槽と撹拌翼を駆動する電
動駆動装置と、槽内の洗濯水を排水口から排水ホースに
排水する排水電磁弁と、これらを制御する制御装置を備
えた電気洗濯機において、前記制御装置は、洗い水の給
水を中断してイオン交換樹脂を再生する給水再生を行
い、その後に再度給水するように前記イオン除去給水装
置を制御するようにしたことを特徴とする。
【0013】そして、前記イオン除去給水装置は、給水
時には閉じ、前記給水再生時には開いて再生塩水および
クリーニング水を再生水排水管を介して排水ホースに排
水する再生水排出弁を備えたことを特徴とする。
【0014】また、前記再生水排出弁は、流入する水勢
に応じて開または閉じる自動開閉弁としたことを特徴と
する。
【0015】また、前記イオン除去給水装置は、再生塩
水およびクリーニング水を槽内の排水口の近傍に排出す
る再生水排水管を備え、前記制御装置は、排水口の近く
に溜った再生塩水およびクリーニング水を排水ホースに
排水するように排水電磁弁を開くようにしたことを特徴
とする。
【0016】また、前記排水口は、槽の底に形成した排
水凹部内に設け、前記再生水排水管は、再生塩水および
クリーニング水を前記排水凹部内に排出するようにした
ことを特徴とする。
【0017】また、本発明は、水道水からイオンを除去
して槽内に給水するイオン除去手段と該イオン除去手段
のイオン交換樹脂に再生塩水を接触させて該イオン交換
樹脂を再生する再生手段を有するイオン除去給水装置
と、槽内の洗濯物を洗濯および脱水する洗濯兼脱水槽と
撹拌翼と、洗濯兼脱水槽と撹拌翼を駆動する電動駆動装
置と、槽内の洗濯水を排水ホースに排水する排水電磁弁
と、これらを制御する制御装置を備えた電気洗濯機にお
いて、前記制御装置は、濯ぎ水を給水する前にイオン交
換樹脂を再生する濯ぎ再生を行うように前記イオン除去
給水装置を制御するようにしたことを特徴とする。
【0018】そして、前記イオン除去給水装置は、給水
時には閉じ、前記濯ぎ再生時には開いて再生塩水および
クリーニング水を再生水排水管を介して排水ホースに排
水する再生水排出弁を備えたことを特徴とする。
【0019】また、前記再生水排出弁は、流入する水勢
に応じて開または閉じる自動開閉弁としたことを特徴と
する。
【0020】また、前記イオン除去給水装置は、再生塩
水およびクリーニング水を槽内の排水口の近傍に排出す
る再生水排水管を備え、前記制御装置は、洗い水排水時
に濯ぎ再生を行って再生塩水およびクリーニング水を洗
い水と共に排水ホースに排水するように前記イオン除去
給水装置を制御するようにしたことを特徴とする。
【0021】また、本発明は、水道水からイオンを除去
して槽内に給水するイオン除去手段と該イオン除去手段
のイオン交換樹脂に再生塩水を接触させて該イオン交換
樹脂を再生する再生手段を有するイオン除去給水装置
と、槽内の洗濯物を洗濯および脱水する洗濯兼脱水槽と
撹拌翼と、洗濯兼脱水槽と撹拌翼を駆動する電動駆動装
置と、槽内の洗濯水を排水口から排水ホースに排水する
排水電磁弁と、これらを制御する制御装置を備えた電気
洗濯機において、濯ぎ水を給水した後にイオン交換樹脂
を再生する最終再生は、塩水容器に飽和塩水を生成した
後に希釈して再生塩水を生成してイオン交換樹脂に供給
する再生と再生塩水を生成しながなイオン交換樹脂に供
給する再生を順次に行うようにしたことを特徴とする。
【0022】そして、前記最終再生は、槽内の濯ぎ水を
排水するときに行うようにしたことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。
【0024】図1は、本発明になる電気洗濯機の第1の
実施の形態を示す縦断側面図である。 この電気洗濯機
において、1は、内部機構の周囲を包囲する枠体であ
る。2は、洗濯兼脱水槽であり、その上縁部に流体バラ
ンサー3を備え、底部の内側には回転自在に撹拌翼4を
備える。5は、前記洗濯兼脱水槽2を回転自在に内包す
る外槽であり、その底部の外側には前記洗濯兼脱水槽2
および撹拌翼4を駆動する電動駆動装置6を鋼板製の取
り付けベース7を介して取り付け、外枠1の上端四隅か
ら防振支持装置8によって懸垂支持している。
【0025】衣類投入開口9aを形成した上カバー9
は、枠体1の上部開口を覆うように該枠体1の開口端縁
に嵌め込み、フロントパネル10およびバックパネル1
1と共に取り付けねじ(図示省略)によって枠体1に取
り付ける。
【0026】上カバー9とフロントパネル10の間に形
成されるフロントパネルボックス12には、電源スイッ
チ13と、入力スイッチ群と表示素子群を備えた操作パ
ネル14と、外槽5内の水位に応じた水位検出信号を発
生する水位センサー15と、第1の制御装置16とを内
蔵する。
【0027】上カバー9とバックパネル11の間に形成
されるバックパネルボックス17には、入水側を水道接
続口18に接続し、軟水出水側を給水口19に接続し、
使用済みの再生塩水およびクリーニング水を再生水排出
弁20を介して排水する再生水排水管21を備えたイオ
ン除去給水装置22を内蔵する。
【0028】上カバー9に形成した衣類投入開口9a
は、蓋23によって開閉自在に覆うようにする。
【0029】外槽5の底壁に局部的に形成した排水凹部
5a内に設けた排水口5bは、排水電磁弁24を介して
排水ホース25に接続する。前記再生水排水管21の先
端も前記排水ホース25に接続する。また、エアートラ
ップ5cは、エアーチューブ26を介して前記水位セン
サー15に接続する。
【0030】枠体1の下端縁には、四隅に脚27を取り
付けた合成樹脂製のベース28を装着する。
【0031】また、前記電動駆動装置6はカバー29に
より覆って防水する。この電動駆動装置6の電動機への
給電は、前記第1の制御装置16からの指示に従って制
御する電力制御回路である第2の制御装置30によって
行うように構成し、この第2の制御装置30は、ベース
28に形成した取付け台28a上に設置する。
【0032】この実施の形態においては、制御装置を第
1の制御装置16と第2の制御装置30に分けたが、こ
れらを一緒にした1つの制御装置として構成することも
できる。
【0033】次に、前記イオン除去給水装置22につい
て説明する。
【0034】図2は、イオン除去給水装置22の縦断側
面図である。このイオン除去給水装置22は、水道接続
口18から第1の給水電磁弁31を介して供給された水
道水からイオンを除去して軟水化した洗濯水として給水
口19から洗濯兼脱水槽2に給水するイオン除去手段3
2と、第2の給水電磁弁33と定流量供給器34を介し
て塩水生成手段35に供給した水道水で塩を溶かすこと
により再生塩水を生成して前記イオン除去手段32に供
給する再生手段を備える。
【0035】イオン除去手段32は、上側を開口した有
底の筒状の容器36の内側にイオン交換樹脂37を充填
した筒状のイオン交換樹脂容器38を水密状態に嵌着
し、その上端に嵌着した上蓋39と上側壁38aの間に
周囲の吐出口38bから前記給水口19に連なる上部室
40aを形成し、下側壁38cと容器36の底部との間
には給水電磁弁31および再生水排出弁20を介して再
生水排水管21に連なる下部室40bを形成した構成で
ある。イオン交換樹脂容器38は、上側壁38aと下側
壁38cに多数の通水穴を形成して上下の前記室40
a,40bの方向にイオン交換樹脂37の層を通して通
水性に構成する。
【0036】そして、上蓋39には、再生手段の塩水生
成手段35から再生塩水の供給を受ける塩水受け口39
aを備え、この塩水受け口39aは前記上側壁38aと
の間に設けた浮子式の逆止弁41を備える。
【0037】塩水生成手段35は、上側を開口した四角
の箱型の塩水容器42内に通水性の塩容器43を着脱自
在に設置し、前記定流量供給器34から供給された所定
量の水道水に内部の塩を浸して溶かし出すことにより飽
和濃度の塩水を作り、その後に供給される所定量の水道
水で所定の濃度に希釈すると共に塩水容器42の底に設
けたサイフォン部44によってイオン除去手段32の塩
水受け口39aに供給して該イオン除去手段32内のイ
オン交換樹脂37に作用させることにより低下したイオ
ン除去(軟水化)能力を回復させる構成である。
【0038】イオン除去手段32のイオン交換樹脂37
のイオン除去能力を効率良く回復させるためには、所定
濃度の再生塩水を所定量だけ供給することが必要であ
る。そのためには、所定量の飽和濃度塩水を作り、この
飽和濃度塩水を所定量の水道水で希釈する方法が実用的
である。塩水容器42に対する水道水の供給量は、第2
の給水電磁弁33の開弁(開放)時間によって制御す
る。しかしながら、水道接続口18から供給される水道
水の水圧は、設置場所や使用時刻によって変化し、ま
た、第2の給水電磁弁33の通水特性にもバラツキがあ
るために、この第2の給水電磁弁33の開弁時間を制御
するだけで所定量の水道水を塩水容器に供給することが
困難である。定流量供給器34は、塩水容器42の横に
並設し、水道水圧の変化や給水電磁弁33の通水特性の
バラツキによる給水流量の変化を抑制して所定量の給水
を実現し、所定量の飽和濃度塩水を作り、所定の濃度に
希釈してイオン除去手段32に供給するように支援す
る。
【0039】この塩水容器42は、側壁に前記定流量供
給器34の流出口からの給水を受け入れる流入口42a
と容器内に異常水位が発生したときに溢流させる溢流口
を備え、底壁に前記塩水受け口39aに嵌合するサイフ
ォン部44を備える。
【0040】サイフォン部44は、塩水容器42の底壁
の中央部分の一部に凹部を形成して該凹部の底壁を貫通
して立ち上がる流出筒42bを形成し、この流出筒42
bの上側の先端部を隙間を介在させて包囲するようにキ
ャップ44aを被せた構成である。流出筒42bの下側
の突出部は、イオン除去手段32の塩水受け口39a内
に嵌着する。
【0041】次に、塩容器43について説明する。塩容
器本体43aは、樹脂成型により骨格43bと細かい目
の網目部材43cをインサート成型により一体化して上
側開口形態に構成した略四角形の通水性の箱型容器であ
り、約500グラムの食塩を収容できる容積に構成す
る。網目部材43cは、この実施の形態では、繊維部材
(綿または綿と化繊の混紡素材)を使用して135メッ
シュに形成した布を使用し、骨格43bの内側に、四方
の側面および底面を囲うようにインサート成型によって
取り付けた。また、この塩容器本体43aの底部には、
下向きに開口してサイフォン部44を包囲する気密性の
覆い部43dを形成する。
【0042】また、この塩容器本体43aの骨格43b
には底面の網目部材43cと塩水容器42の底面の間に
所定の隙間を形成するように複数個の脚部43eを設け
る。
【0043】取っ手43fは、この塩容器本体43aの
上縁部に手前側に転角して起伏可能に取り付ける。
【0044】このように構成した塩容器43は、バック
パネル11の一部に形成したカバーを開いて取っ手33
fを起立させて塩水容器42から取り出し、約500グ
ラムの市販の食塩(精製塩が好適)を投入(補充)して
再び塩水容器42内に収納して取っ手43fを手前側に
転角して伏せた後にカバーを閉じるようにして脱着す
る。
【0045】図3は、再生水排出弁20の縦断側面図で
ある。この再生水排出弁20は、洗濯水を給水するとき
に閉じ、再生水排出時に開いて再生水を排水ホース25
に排出するように動作する自動開閉弁であり、洗濯水給
水時に水道水の一部が再生水排水管21を通って排出さ
れてしまうのを防止するように機能する。
【0046】この再生水排出弁20は、入水穴20aが
イオン除去手段32の容器36の下部室40bに連なる
ように該容器36に嵌着されるボール弁容器20bと、
再生水排水管21に連なる排水穴20cを有し、前記ボ
ール弁容器20bに嵌着される排水弁座20dと、ボー
ル弁容器20bと排水弁座20dによって形成されるボ
ール弁室20e内に収納され、前記入水穴20aから流
入する水の勢いが弱いときには自重によってボール部室
20eの下部に位置して排水穴20cを開放し、前記入
水穴20aから流入する水の勢いが強いときに該水勢に
よって押し上げられて排水穴20cを閉じるように移動
するボール20fを備える。
【0047】この再生水排出弁20は、発条と水圧によ
って栓を開閉する形態の弁や電磁弁を使用することもで
きる。
【0048】図4は、電気洗濯機の制御系のブロック図
であり、第2の制御装置30を第1の制御装置16に一
体化した構成で示している。
【0049】第1の制御装置16は、マイクロコンピュ
ータ16aと負荷駆動装置16bを備える。マイクロコ
ンピュータ16aは、洗濯,脱水およびイオン交換樹脂
再生工程を制御する制御プログラムを内蔵し、操作パネ
ル14に設けた入力スイッチ群14a,水位センサ15
からの信号を入力し、洗濯,脱水およびイオン交換樹脂
再生制御プログラムを実行することにより、第1および
第2の給水電磁弁31,33と排水電磁弁24と電動駆
動装置6を制御して洗濯,脱水およびイオン交換樹脂再
生工程を実行し、操作パネル14に設けた表示素子群1
4bを点灯/消灯制御することによって制御状態を報知
する。
【0050】以上の構成において、第1の制御装置16
のマイクロコンピュータ16aは、図5に示すタイムチ
ャートのように、洗い工程,濯ぎ工程および脱水工程を
順次に実行し、その合間に複数回のイオン交換樹脂再生
工程を実行する制御処理を行う。
【0051】洗い工程においては、洗い水の給水と、給
水中断と給水再生と、再度の洗い水給水と、洗い撹拌を
行う。小型のイオン除去手段32を連続的に使用して洗
い水の総てを一度に十分に軟水化(イオン除去)するこ
とは困難である。そこで、この実施の形態においては、
洗い水の給水の途中で該給水を中断してイオン交換樹脂
37の給水再生を行うようにしている。
【0052】洗い水の給水は、第1の給水電磁弁31を
開くことにより、水道接続口18から流入する水道水を
イオン除去手段32における容器36の下部室40bに
送り込む。このときの下部室40bへの給水は水勢が強
いので、この下部室40bに連なる再生水排出弁20は
閉じた状態になり、供給される水道水の一部が再生水排
水管21から排出されてしまうのを防止する。そして、
下部室40bの水道水は、イオン交換樹脂37の層を通
してイオン除去(軟水化)されながら上部室40aに進
入し、吐出口38bから給水口19を経て軟水化された
洗い水として槽内に給水される。逆止弁41は、上部室
40a内の水が塩水容器42内に進入するのを阻止す
る。
【0053】給水中は水位センサ15から出力される水
位検出信号を監視し、所定の水位になったときに第1の
給水電磁弁31を閉じて給水を中断し、イオン交換樹脂
37を再生する給水再生を行う。この所定の水位までの
給水時間は水道水圧に比例するので、給水開始から所定
の水位に達するまでの時間を計測して水道水圧を検出
し、この水道水圧に基づいて単位時間当りの給水量を演
算し、その後に所定量の給水を行うときの開弁時間の制
御に利用する。
【0054】この給水再生は、給水中断以前に第2の給
水電磁弁33を開いて塩水生成手段32の塩水容器42
内に給水して飽和濃度の塩水を生成しておく。このとき
の給水量は、塩水容器42内の水がサイフォン部44の
サイフォン動作開始レベル以下となるようにする。そし
て、給水を中断した後に、再生水排出弁20が閉じない
程度に第1の給水電磁弁31を短時間開いて給水してエ
ア抜きをおこなう。次いで、第2の給水電磁弁33を開
いて塩水容器42に給水することにより該塩水容器42
内の塩水を希釈して所定濃度の再生塩水にすると共にサ
イフォン部44をサイフォン動作させて該再生塩水を塩
水受け口39aを介して上部室40aに流下させる。上
部室40aに流下した再生塩水は、上側壁38aに形成
された多数の通水穴からイオン交換樹脂容器38内に進
入してイオン交換樹脂37に接触しながら流下すること
により該イオン交換樹脂37を再生し、下側壁38cに
形成された多数の通水穴から下部室40b内に流出す
る。
【0055】下部室40bに流出する再生塩水の水勢
は、比較的弱いので、再生水排出弁20は開いたままの
状態となり、従って、下部室40b内に流出した再生塩
水は、再生水排出弁20,再生水排水管21を介して排
水ホース25に排水される。
【0056】再生塩水によるイオン交換樹脂37の再生
が終了した後に、第1の給水電磁弁31を短時間開いて
給水することによりイオン除去手段32のクリーニング
を行う。このときのクリーニング給水量は、クリーニン
グ水がイオン交換樹脂容器38の上部室40aまで進入
し、吐出口38bからは溢れ出ない量となるようにす
る。このときも再生水排出弁20は開いたままの状態と
なり、従って、クリーニング水は、再生水排出弁20,
再生水排水管21を介して排水ホース25に排水され
る。このクリーニングは、3回行う。
【0057】このようにして給水再生を行った後に、再
び第1の給水電磁弁31を開いて洗い水の給水を再開
し、イオン除去能力を回復したイオン交換樹脂37によ
り軟水化した水道水を給水する。
【0058】所定の洗い水位まで給水すると、第1の給
水電磁弁31を閉じて洗い水給水を終了し、電動駆動装
置6に給電して撹拌翼4を正回転,停止,逆回転させる
ことにより洗い撹拌を実行する。
【0059】洗い工程が終了すると濯ぎ工程に移るが、
この濯ぎ工程は、濯ぎ(1)と濯ぎ(2)の2回の濯ぎ
に分けて行う。濯ぎ(1)においては、洗い水排水と濯
ぎ再生,濯ぎ脱水,濯ぎ水の給水,濯ぎ撹拌,濯ぎ水排
水を行い、濯ぎ(2)においては、濯ぎ脱水,濯ぎ水の
給水,濯ぎ撹拌,濯ぎ水の排水と最終再生を行う。
【0060】濯ぎ(1)においては、先ず、排水電磁弁
24を開いて外槽5内の洗い水を排水すると共に第2の
給水電磁弁33を開いて塩水生成手段32の塩水容器4
2内に給水する。このときの給水量は、塩水容器42内
の水がサイフォン部44のサイフォン動作開始レベル以
上となるようにすることにより、塩水を生成すると共に
サイフォン部44をサイフォン動作させて生成した塩水
を再生塩水として塩水受け口39aを介して上部室40
aに流下させる。このとき生成される再生塩水は、生成
時間が短いために低濃度のものとなる。
【0061】上部室40aに流下した再生塩水は、前記
給水再生と同様に、上側壁38aに形成された多数の通
水穴からイオン交換樹脂容器38内に進入してイオン交
換樹脂37に接触することにより該イオン交換樹脂37
を再生し、下側壁38cに形成された多数の通水穴から
下部室40b内に流出する。
【0062】下部室40bに流出する再生塩水の水勢
は、比較的弱いので、再生水排出弁20は開いたままの
状態となり、従って、下部室40b内に流出した再生塩
水は、再生水排出弁20,再生水排水管21を介して排
水ホース25に排水される。
【0063】再生塩水によるイオン交換樹脂37の再生
が終了した後に、給水再生と同様に、第1の給水電磁弁
31を短時間開いて給水することによりイオン除去手段
32のクリーニングを行う。このときのクリーニング給
水量は、クリーニング水がイオン交換樹脂容器38の上
部室40aまで進入し、吐出口38bからは溢れ出ない
量となるようにする。このときも再生水排出弁20は開
いたままの状態となり、従って、クリーニング水は、再
生水排出弁20,再生水排水管21を介して排水ホース
25に排水される。このときのクリーニングは、1回と
する。
【0064】次いで、電動駆動装置6に給電して洗濯兼
脱水槽2を一方向に回転させて洗い水を脱水する濯ぎ脱
水を行う。この濯ぎ脱水は、比較的低い回転速度で行
う。
【0065】その後、第1の給水電磁弁31を開いて濯
ぎ水の給水を行う。この濯ぎ水の給水もイオン除去能力
を回復したイオン交換樹脂37を介して行うので、大幅
に軟水化した濯ぎ水を給水することができる。そして、
所定の濯ぎ水位まで給水した後に第1の給水電磁弁31
を閉じて給水を終了し、電動駆動装置6に給電して撹拌
翼4を正回転,停止,逆回転させる濯ぎ撹拌を実行し、
その後、濯ぎ水を排水する。
【0066】濯ぎ(2)においては、濯ぎ(1)と同様
に、濯ぎ脱水,濯ぎ水の給水,濯ぎ撹拌を行い、濯ぎ水
の排水のときに最終再生を行う。この最終再生は、イオ
ン交換樹脂37のイオン除去能力を初期の状態に回復さ
せる再生処理である。
【0067】この最終再生では、濯ぎ(2)における濯
ぎ撹拌中に第2の給水電磁弁33を開いて塩水生成手段
35の塩水容器42に給水して飽和濃度の塩水を生成し
ておく。そして、濯ぎ水の排水のときに第2の給水電磁
弁33を開いて塩水容器42に給水することにより該塩
水容器42内の塩水を希釈して所定濃度の再生塩水にす
ると共にサイフォン部44をサイフォン動作させて該再
生塩水を塩水受け口39aを介して上部室40aに流下
させる。上部室40aに流下した再生塩水は、上側壁3
8aに形成された多数の通水穴からイオン交換樹脂容器
38内に進入してイオン交換樹脂37に接触することに
より該イオン交換樹脂37を再生し、下側壁38cに形
成された多数の通水穴から下部室40b内に流出する。
【0068】下部室40bに流出する再生塩水の水勢
は、比較的弱いので、再生水排出弁20は開いたままの
状態となり、従って、下部室40b内に流出した再生塩
水は、再生水排出弁20,再生水排水管21を介して排
水ホース25に排水される。
【0069】次に、再度、第2の給水電磁弁33を開い
て塩水生成手段32の塩水容器42内に給水する。この
ときの給水量は、塩水容器42内の水がサイフォン部4
4のサイフォン動作開始レベル以上となるようにするこ
とにより、塩水を生成すると共にサイフォン部44をサ
イフォン動作させ、生成した塩水を再生塩水として塩水
受け口39aを介して上部室40aに流下させる。この
とき生成される再生塩水は、生成時間が短いために低濃
度のものとなる。
【0070】上部室40aに流下した再生塩水は、前記
給水再生と同様に、上側壁38aに形成された多数の通
水穴からイオン交換樹脂容器38内に進入してイオン交
換樹脂37に接触することにより該イオン交換樹脂37
を再生し、下側壁38cに形成された多数の通水穴から
下部室40b内に流出する。
【0071】下部室40bに流出する再生塩水の水勢
は、比較的弱いので、再生水排出弁20は開いたままの
状態となり、従って、下部室40b内に流出した再生塩
水は、再生水排出弁20,再生水排水管21を介して排
水ホース25に排水される。
【0072】再生塩水によるイオン交換樹脂37の再生
が終了した後に、給水再生と同様に、第1の給水電磁弁
31を短時間開いて給水することによりイオン除去手段
32のクリーニングを行う。このときのクリーニング給
水量は、クリーニング水がイオン交換樹脂容器38の上
部室40aまで進入し、吐出口38bからは溢れ出ない
量となるようにする。このときも再生水排出弁20は開
いたままの状態となり、従って、クリーニング水は、再
生水排出弁20,再生水排水管21を介して排水ホース
25に排水される。このクリーニングは、3回行う。
【0073】このように2回の再生処理を行う最終再生
は、一度に多量の塩水を使用して再生するよりも効率的
にイオン交換樹脂37を再生することができる。
【0074】脱水工程は、濯ぎ(2)の濯ぎ水排水が完
了する以前の残水状態で電動駆動装置6に給電すること
により起動する。
【0075】この実施の形態において、濯ぎ再生と最終
再生は、洗濯水の排水のタイミングに同期させて実施す
るようにしているので、再生塩水およびクリーニング水
は、洗濯水に希釈されて排水ホース25に排水されるた
めに下水に高濃度の塩水が排出されることがない。しか
しながら、再生時間が長くなると洗濯および脱水工程の
進行を遅延させる恐れがある。
【0076】再生処理によって洗濯および脱水工程の進
行を遅延させないようにするためには、以上に述べた実
施の形態における濯ぎ再生および最終再生処理を、イオ
ン交換樹脂37を使用して水道水を軟水化しながら給水
した後の早い期間に実施するように変形すれば良い。
【0077】以上のようにイオン交換樹脂37を再生処
理しながら使用することにより、イオン交換樹脂37の
イオン除去能力が回復することから、図6に示す給水硬
度特性のように、給水する洗濯水の硬度を低い状態に維
持することができる。
【0078】次に、再生水排水弁20を使用しないで効
率良くイオン交換樹脂37を再生する第2の実施の形態
を説明する。
【0079】この第2の実施の形態は、再生水排出弁2
0を省略して下部室40bを再生水排水管21に接続
し、この再生水排水管21の先端を外槽5の排水凹部5
aに開口するように接続し、再生塩水排出時およびクリ
ーニング水排出時に排水電磁弁24を開いて外槽5内の
洗濯水と共に排水ホース25に排水することにより外槽
5内に再生塩水やクリーニング水が拡散および残存しな
いようにしたものである。その他の構成は、第1の実施
の形態と同様である。
【0080】図7は、この第2の実施の形態を示す電気
洗濯機の縦断側面図、図8は、イオン除去給水装置22
の縦断側面図である。第1の実施の形態における構成部
品と同一の構成部品については同一の参照符号を付して
重複する説明を省略する。また、制御系は、ハードウェ
ア的には、図4に示した制御系と同一の制御系に構成す
る。
【0081】この電気洗濯機は、前述したように、再生
水排出弁20を省略して下部室40bを再生水排水管2
1に接続し、この再生水排水管21の先端を外槽5の排
水凹部5aに開口するように接続している。
【0082】そして、第1の制御装置16のマイクロコ
ンピュータ16aは、前述した第1の実施の形態と同様
に、洗い工程,濯ぎ工程および脱水工程を順次に実行
し、その合間に複数回のイオン交換樹脂再生工程を実行
する制御処理を行う。
【0083】ここで、給水再生は、排水電磁弁24が閉
じているタイミングに行われる。このような状態で再生
塩水およびクリーニング水が再生水排水管21から外槽
5内に流入して拡散すると軟水化して給水した洗い水の
硬度が上昇してしまう。そこで、この実施の形態におい
ては、図9に示すように、再生時の再生塩水およびクリ
ーニング水を外槽5の排水口5bを設けた排水凹部5a
内に流入させて拡散を抑制し、排水電磁弁24を短時間
開いて排水凹部5a内およびその周辺の水を排水するこ
とにより、排水凹部5a内およびその周辺に溜った再生
塩水およびクリーニング水を外槽5の外に排出するよう
にしている。
【0084】このようにすれば、再生水排水弁を使用す
ることなく、再生塩水およびクリーニング水が洗濯水に
拡散して洗濯水の硬度を高めてしまうのを防止すること
ができる。
【0085】なお、濯ぎ再生および最終再生は、外槽5
内の洗い水および濯ぎ水を排水するタイミングに行うよ
うにしているので、再生塩水およびクリーニング水は外
槽5内の洗濯水の排水と共に槽外に排出されることにな
り、洗濯水の硬度を上昇させるようなことがない。
【0086】この第2の実施の形態においては、洗濯水
を給水するときに、イオン除去手段32の容器36の下
部室40bからイオン交換樹脂37を通らない水道水が
再生水排水管21を介して外槽5内に流入するために洗
濯水の軟水化の程度が低下し、また、再生塩水およびク
リーニング水を排水するときに外槽5内の洗い水の一部
を排水して消費することになるが、耐食性の部材で高耐
水圧構造に構成しなければならない再生水排出弁を省略
することができる利点がある。
【0087】以上に説明した2つの実施の形態におい
て、イオン除去給水装置22は、洗濯の途中に2回のイ
オン交換樹脂再生を行うようにしたが、希望する洗濯水
硬度とイオン交換樹脂37のイオン除去(軟水化)能力
と再生能力の関係を勘案して、給水再生および濯ぎ再生
の一方を省略することができる。
【0088】
【発明の効果】本発明は、洗濯の途中でイオン交換樹脂
の再生を行うようにしたので、小型のイオン除去手段を
有効に使用して軟水化した好ましい水質の洗濯水を生成
して洗濯することができる。
【0089】特に、洗い水の給水を中断して行う再生と
濯ぎ(1)における給水の前に行う再生は、金属石けん
が生成し易い洗いおよび濯ぎ(1)における洗濯水の硬
度を低下させることができるので、金属石けんの生成を
大幅に減少させることができる。
【0090】また、濯ぎの前に行う濯ぎ再生は、塩水容
器にサイフォン動作開始レベル以上の給水を行って塩水
を生成しながら該塩水を再生塩水としてイオン交換樹脂
に注いで行うようにしたので、塩消費量を軽減すること
ができる。
【0091】また、最終再生は、飽和濃度の塩水を生成
した後に希釈して再生塩水とする再生処理と低濃度の塩
水を生成しながら該塩水をイオン交換樹脂に注ぐ再生処
理を行うようにしたので、イオン交換樹脂の再生効率を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる電気洗濯機の第1の実施の形態を
示す縦断側面図である。
【図2】図1に示した電気洗濯機におけるイオン除去給
水装置の縦断側面図である。
【図3】図1および図2に示したイオン除去給水装置に
おける再生水排出弁の縦断側面図である。
【図4】図1に示した電気洗濯機における制御系のブロ
ック図である。
【図5】図1に示した電気洗濯機の制御装置が洗い工
程,濯ぎ工程,脱水工程およびイオン交換樹脂再生工程
で実行する制御のタイムチャートである。
【図6】図1に示した電気洗濯機における給水硬度特性
図である。
【図7】本発明になる電気洗濯機の第2の実施の形態を
示す縦断側面図である。
【図8】図7に示した電気洗濯機におけるイオン除去給
水装置の縦断側面図である。
【図9】図7に示した電気洗濯機の制御装置がイオン交
換樹脂再生工程で実行する制御のタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
2…洗濯兼脱水槽、4…撹拌翼、5…外槽、6…電動駆
動装置、16…第1の制御装置、20…再生水排出弁、
21…再生水排水管、22…イオン除去給水装置、24
…排水電磁弁、25…排水ホース、32…イオン除去手
段、35…塩水生成手段、37…イオン交換樹脂。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 高見 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立多賀エレクトロニクス内 (72)発明者 菊池 元 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立多賀エレクトロニクス内 (72)発明者 小池 敏文 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Fターム(参考) 3B155 AA17 AA18 BA02 BA10 BB08 FC02 FC06 FE03 FE05 FE13 FE14 GB10 MA01 MA02 MA05 MA07 MA08

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水道水からイオンを除去して槽内に給水す
    るイオン除去手段と該イオン除去手段のイオン交換樹脂
    に再生塩水を接触させて該イオン交換樹脂を再生する再
    生手段を有するイオン除去給水装置と、槽内の洗濯物を
    洗濯および脱水する洗濯兼脱水槽と撹拌翼と、洗濯兼脱
    水槽と撹拌翼を駆動する電動駆動装置と、槽内の洗濯水
    を排水口から排水ホースに排水する排水電磁弁と、これ
    らを制御する制御装置を備えた電気洗濯機において、 前記制御装置は、洗い水の給水を中断してイオン交換樹
    脂を再生する給水再生を行い、その後に再度給水するよ
    うに前記イオン除去給水装置を制御するようにしたこと
    を特徴とする電気洗濯機。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記イオン除去給水装
    置は、給水時には閉じ、前記給水再生時には開いて再生
    塩水およびクリーニング水を再生水排水管を介して排水
    ホースに排水する再生水排出弁を備えたことを特徴とす
    る電気洗濯機。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記再生水排出弁は、
    流入する水勢に応じて開または閉じる自動開閉弁とした
    ことを特徴とする電気洗濯機。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記イオン除去給水装
    置は、再生塩水およびクリーニング水を槽内の排水口の
    近傍に排出する再生水排水管を備え、前記制御装置は、
    排水口の近くに溜った再生塩水およびクリーニング水を
    排水ホースに排水するように排水電磁弁を開くようにし
    たことを特徴とする電気洗濯機。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記排水口は、槽の底
    に形成した排水凹部内に設け、前記再生水排水管は、再
    生塩水およびクリーニング水を前記排水凹部内に排出す
    るようにしたことを特徴とする電気洗濯機。
  6. 【請求項6】水道水からイオンを除去して槽内に給水す
    るイオン除去手段と該イオン除去手段のイオン交換樹脂
    に再生塩水を接触させて該イオン交換樹脂を再生する再
    生手段を有するイオン除去給水装置と、槽内の洗濯物を
    洗濯および脱水する洗濯兼脱水槽と撹拌翼と、洗濯兼脱
    水槽と撹拌翼を駆動する電動駆動装置と、槽内の洗濯水
    を排水ホースに排水する排水電磁弁と、これらを制御す
    る制御装置を備えた電気洗濯機において、 前記制御装置は、濯ぎ水を給水する前にイオン交換樹脂
    を再生する濯ぎ再生を行うように前記イオン除去給水装
    置を制御するようにしたことを特徴とする電気洗濯機。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記イオン除去給水装
    置は、給水時には閉じ、前記濯ぎ再生時には開いて再生
    塩水およびクリーニング水を再生水排水管を介して排水
    ホースに排水する再生水排出弁を備えたことを特徴とす
    る電気洗濯機。
  8. 【請求項8】請求項7において、前記再生水排出弁は、
    流入する水勢に応じて開または閉じる自動開閉弁とした
    ことを特徴とする電気洗濯機。
  9. 【請求項9】請求項6において、前記イオン除去給水装
    置は、再生塩水およびクリーニング水を槽内の排水口の
    近傍に排出する再生水排水管を備え、前記制御装置は、
    洗い水排水時に濯ぎ再生を行って再生塩水およびクリー
    ニング水を洗い水と共に排水ホースに排水するように前
    記イオン除去給水装置を制御するようにしたことを特徴
    とする電気洗濯機。
  10. 【請求項10】水道水からイオンを除去して槽内に給水
    するイオン除去手段と該イオン除去手段のイオン交換樹
    脂に再生塩水を接触させて該イオン交換樹脂を再生する
    再生手段を有するイオン除去給水装置と、槽内の洗濯物
    を洗濯および脱水する洗濯兼脱水槽と撹拌翼と、洗濯兼
    脱水槽と撹拌翼を駆動する電動駆動装置と、槽内の洗濯
    水を排水口から排水ホースに排水する排水電磁弁と、こ
    れらを制御する制御装置を備えた電気洗濯機において、 濯ぎ水を給水した後にイオン交換樹脂を再生する最終再
    生は、塩水容器に飽和塩水を生成した後に希釈して再生
    塩水を生成してイオン交換樹脂に供給する再生と再生塩
    水を生成しながなイオン交換樹脂に供給する再生を順次
    に行うようにしたことを特徴とする電気洗濯機。
  11. 【請求項11】請求項10において、前記最終再生は、
    槽内の濯ぎ水を排水するときに行うようにしたことを特
    徴とする電気洗濯機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100778688B1 (ko) * 2005-12-16 2007-11-22 주식회사 대우일렉트로닉스 드럼 세탁기의 이물질 걸름 장치

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KR100778688B1 (ko) * 2005-12-16 2007-11-22 주식회사 대우일렉트로닉스 드럼 세탁기의 이물질 걸름 장치

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