JP2002010608A - 永久磁石形モータおよびct装置 - Google Patents

永久磁石形モータおよびct装置

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JP2002010608A
JP2002010608A JP2000188359A JP2000188359A JP2002010608A JP 2002010608 A JP2002010608 A JP 2002010608A JP 2000188359 A JP2000188359 A JP 2000188359A JP 2000188359 A JP2000188359 A JP 2000188359A JP 2002010608 A JP2002010608 A JP 2002010608A
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rotor
permanent magnet
rotational position
poles
outer peripheral
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JP2000188359A
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Tadahiro Nakayama
忠弘 中山
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転位置検出素子が外力からの影響を受けにく
く、実装が容易で作業性が良く、工程不良が最小に抑え
られる永久磁石形モータを提供する。 【解決手段】回転子本体21の外周面にN極とS極が交
互でかつ極数が20極以上であって各々が電気角で12
0度又は60度間隔となるように配設された永久磁石2
2と、22の外周面の一部に対して所定空隙を存すると
共に、回転子20と所定の同心円上にその中央部が位置
し、かつその中央部を除く両端部は該同心円上とははず
れた位置になるように固定子30に固定したプリント基
板49と、49上であって、22の軸方向の一端部と対
向し、一直線上に配設され、22の回転位置を検出する
複数の回転位置検出素子41Aと、41Aで検出された
回転位置検出信号が信号線を介して入力され、固定子巻
線32の通電相の順序を決定する制御回路42を具備し
たもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転子本体の外周
面に複数個の永久磁石を組み込んで構成される回転子と
前記回転子の極の回転位置を検出する回転位置検出素子
を備えた永久磁石形モータ、および被検体にX線などの
放射線を照射して得られるデータから、当該被検体の断
層像を再構成するCT装置において、該CT装置の撮影
系を回転させる駆動系に前記永久磁石形モータを用いた
CT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、X線CT装置に使用されている永
久磁石形モータについて、図11〜図14を参照して説
明する。図11は、永久磁石形モータの電気回路を説明
するための図であり、固定子巻線である三相巻線(U巻
線、V巻線、W巻線)32には、直流電源43からの直
流電力を以下に述べるインバータ(スイッチング電源主
回路)44により電力変換した交流電力が供給されるよ
うになっている。
【0003】インバータ(スイッチング電源主回路)4
4は、例えばトランジスタT1〜T6及び還流ダイオー
ドD1〜D6からなり、各トランジスタT1〜T6のエ
ミッタとコレクタ間には還流ダイオードD1〜D6が夫
々接続されたものである。
【0004】各トランジスタT1〜T6のベースには、
制御回路42から得られるベース信号が順次与えられ
る。制御回路42には、後述する回転子20の永久磁石
22の回転位置を検出する例えば3個の回転位置検出素
子41からの検出信号が入力され、この検出信号を基に
してベース信号が得られるようになっている。
【0005】図12は従来の永久磁石形モータの正面図
であり、図13は図12の永久磁石形モータの拡大縦断
面図である。永久磁石形モータは、回転子本体21と永
久磁石22とからなる回転子20と、固定子鉄心31と
固定子巻線32からなる固定子30と、例えばホールI
Cからなる回転位置検出素子41と、制御回路42とか
ら構成されている。
【0006】固定子鉄心31は、例えば円環状であって
三相の固定子巻線32を収納するための複数のスロット
31Sが形成された珪素鋼板を複数枚積層したものであ
る。固定子鉄心31に軸方向に形成された複数個のスロ
ット31Sに、夫々U相巻線32U、V相巻線32V、
W相巻線32Wを挿入配置して構成される。
【0007】これに対し、回転子20は磁性材からなる
円環状の回転子本体(回転子鉄心)21の外周面に複数
個の永久磁石22が、N極とS極が交互であって等間隔
になるように接着固定されていて、固定子30の内部す
なわち固定子鉄心31の内周部と所定の空隙30gを有
する状態で、図示しない固定部位例えば軸受ブラケット
により回転可能に支持されている。
【0008】さらに、回転子20の外周部と所定の空隙
30gを有した状態に、永久磁石22の位置すなわち電
気的位相を検知する複数個例えば3個の例えばディスク
リートタイプ(接続端子41Lを有し表面実装ができな
いタイプのもの)のホールICからなる回転位置検出素
子41は、それぞれプリント基板46に形成されている
回路パターン(図示しない)の所定位置に例えば半田付
けにより配置されている。
【0009】この場合、プリント基板46は、ボルト4
6、ナット47、間隔筒48からなるプリント基板取付
手段により固定されている。具体的には、固定子鉄心3
1の一部に、珪素鋼板の積層方向に貫通孔が形成され、
この貫通孔が形成されている鉄心端面位置に間隔筒48
が配置され、この間隔筒48にボルト挿通孔(図示しな
い)が形成されたプリント基板50を当接させた状態
で、ボルト46をボルト挿通孔、間隔筒48の中心孔並
びに貫通孔に順次挿通させ、固定子鉄心31から突出し
たボルト46の先端に図示しない座金等を介してナット
47を螺合させたものである。
【0010】このようにすることにより、プリント基板
50は、固定子鉄心31の積層方向端面に対して平行に
固定される。プリント基板50の一端面に形成されてい
る回路パターンには、予め回転位置検出素子41の接続
端子41Lが半田付けされ、プリント基板50の他端面
に形成されている回路パターンには、制御回路42と電
気的に接続する信号線45の他端部に接続されたコネク
タ49が接離可能に構成されている。
【0011】この場合、3個の回転位置検出素子41
は、永久磁石22の外周面に沿う位置に、所定の空隙を
有して対面配置されている。回転位置検出素子41で得
られた回転位置信号を外部に配置された制御回路42へ
送信する信号線45は、巻線32および固定子鉄心31
の近くに配置されている。
【0012】以上のように構成されたモータには、図1
0のインバータ44により交流電力が供給されるように
なっている。しかして、永久磁石22の回転位置つまり
回転位置検出素子41の回転位置検出信号に応じて、固
定子巻線32U,32V,32Wに対して、インバータ
44からU,V,Wの各相に対して2相ずつ、所定の順
序で120度(電気角)通電されると、これにより発生
する磁気的な吸引力および反発力により回転子20が回
転される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の永久磁石形モータ6においては、回転位置検出素子
41が縦横の整列配置ではなく、任意の角度を有した円
弧配置のため、プリント基板50への実装が困難で作業
性が悪く、誤挿入の可能性がある。
【0014】また、回転位置検出素子41を収納するた
めの図示しないホルダーが無い場合は、位置検出の位置
がずれやすく正確な信号検知ができない。
【0015】さらに、回転位置検出素子41として接続
端子が外部突出したディスクリートタイプのものを使用
した場合には、何らかの固体が接続端子にぶっかると回
転位置検出素子41の位置が変化してしまう。
【0016】このようなことから、ディスクリートタイ
プのものをホルダーにより支持させた場合は、部品点数
増加および工数増加を招くといった問題が挙げられてい
た。
【0017】本発明は、このような問題点を除去するた
めなされたもので、ホルダーを具備すること無く、正確
な位置に半田固定が容易に行え、又回転位置検出素子が
外力からの影響を受けにくく、更に回転位置検出素子の
自動化はもちろん手作業で半田固定する場合、等配置で
あり実装が容易で作業性が良く、工程不良が最小に抑え
られ、プリント基板の歩留まりも向上する永久磁石形モ
ータ及びCT装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明は、固定部位に対して回転
可能に支持された回転子本体と、前記回転子本体の外周
面にN極とS極が交互になるように配設されかつ極数が
20極以上である複数の永久磁石と、前記回転子の外周
側に配設され、断面が円環状であって複数相の固定子巻
線を収納するスロットを有する固定子鉄心と、前記永久
磁石の外周面の一部に対して所定空隙を存すると共に、
各々が互いに前記複数相に対応した所定の電気角をなす
ように配設され前記回転子の外周に対する接線方向に位
置した平板体と、前記平板体に搭載されると共に前記永
久磁石の回転位置を検出する回転位置検出素子とを有す
ることを特徴とする永久磁石形モータである。
【0019】前記目的を達成するため、請求項2に対応
する発明は、固定部位に回転可能に支持された回転子本
体と、前記回転子本体の外周面にN極とS極が交互にな
るように配設されかつ極数が20極以上である永久磁石
と、前記回転子の内周側に配設され、断面が円環状であ
って複数相の固定子巻線を収納するスロットを有する固
定子鉄心と、前記永久磁石の外周面の一部に対して所定
空隙を存すると共に、各々が互いに前記複数相に対応し
た所定の電気角をなすように配設され前記回転子の外周
に対する接線方向に位置した平板体と、前記平板体に搭
載されると共に前記永久磁石の回転位置を検出する回転
位置検出素子とを有することを特徴とする永久磁石形モ
ータである。
【0020】前記目的を達成するため、請求項3に対応
する発明は、次のようにしたものである。すなわち、前
記回転位置検出素子は、いずれも面実装タイプであるこ
とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の永久磁石
形モータである。
【0021】前記目的を達成するため、請求項4に対応
する発明は、次のようにしたものである。すなわち、前
記回転位置検出素子の数量が3個であり、中央の前記回
転位置検出素子が前記回転子と対向して配置されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つ
に記載の永久磁石形モータである。
【0022】前記目的を達成するため、請求項5に対応
する発明は、次のようにしたものである。すなわち、前
記回転位置検出素子の数量が2個であり、これらの回転
位置検出素子の間が前記回転子と対向して配置されてい
ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一
つに記載の永久磁石形モータである。
【0023】前記目的を達成するため、請求項6に対応
する発明は、放射線源と、前記放射線源に対向して配置
される放射線検出手段と、前記放射線源と前記放射線検
出手段との間に被検体を移動自在に載置するステージ
と、前記被検体を挟んで前記放射線源と前記放射線検出
手段を保持し前記ステージの周囲で回転可能に支持され
た回転架台と、前記回転架台を駆動する回転駆動手段
と、前記回転架台を回転させる間に前記ステージを移動
させて前記被検体のスキャンを行う走査手段とを有する
CT装置において、前記回転駆動手段は、固定部位に対
して回転可能に支持された回転子本体と、前記回転子本
体の外周面にN極とS極が交互になるように配設されか
つ極数が20極以上である複数の永久磁石と、前記回転
子の外周側に配設され、断面が円環状であって複数相の
固定子巻線を収納するスロットを有する固定子鉄心と、
前記永久磁石の外周面の一部に対して所定空隙を存する
と共に、各々が互いに前記複数相に対応した所定の電気
角をなすように配設され前記回転子の外周に対する接線
方向に位置した平板体と、前記平板体に搭載されると共
に前記永久磁石の回転位置を検出する回転位置検出素子
とを有することを特徴とするCT装置である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。
【0025】図1〜図4は、本発明に係る永久磁石形モ
ータの第1の実施形態を説明するための図である。図1
はその縦断面図であり、図2はプリント基板と回転位置
検出素子の関係を説明するための図であり、図3は極数
と回転位置検出素子と永久磁石の関係を説明するための
図であり、図4はアンカボルトを説明するための図であ
る。
【0026】前述した従来例と異なる点は、1枚のプリ
ント基板50の固定子鉄心31への固定方法と、複数の
回転位置検出素子41Aのプリント基板50への配設方
法並びに永久磁石22の極数を特定の値以上としたもの
である。
【0027】すなわち、1枚のプリント基板50は、回
転子20の永久磁石22の外周面の一部に対して所定空
隙を存すると共に、回転子20と所定の同心円上にその
中央部が位置し、かつその中央部を除く両端部は該同心
円上とははずれた位置になるように固定子鉄心31に、
例えば次に述べるアンカボルト56並びにシールド体5
1により固定してある。
【0028】図2はこれを説明するための平面図であ
り、gapは回転位置検出素子41Aと永久磁石22の
離れている距離であって、回転子20が接触しないよう
にするためのものである。L1は回転位置検出素子41
Aのうちの中央位置にあるものと永久磁石22とが最も
接近した距離である。L2は回転位置検出素子41Aと
のうちの円周方向に配設されている位置中央位置にある
ものと、回転方向側にある配設されている永久磁石22
の進行方向の両端部側との距離である。
【0029】そして複数個の位置検出素子41Aは、永
久磁石22による磁界中において電気角で120度ある
いは60度間隔に配置されている。回転位置検出素子4
1Aの内、両端に配置されてものは、中央に配置された
ものよりL1の距離で離れた位置に配置されている。こ
の場合の永久磁石22の極数PとL1(L2)との関係
に調査した結果は、図3に示すとおりとなり、極数Pが
20以上で屈曲点を有する。つまり、極数20以上にす
ることでL1は小さくでき、中央の回転位置検出素子4
1aと両端の位置検出素子41aでは、永久磁石22か
ら磁界分布がほぼ等しく、問題なく永久磁石22の回転
位置検知が可能となる。
【0030】また、複数(ここでは3個)の回転位置検
出素子41Aはプリント基板50上であって、永久磁石
22の軸方向の一端部と対向し、一直線上に配設されさ
れている。これにより、永久磁石22の回転位置を検出
するようになってぃる。
【0031】複数の永久磁石22は、回転子本体21の
外周面にN極とS極が交互でかつ極数が20極以上であ
って各々が電気角で120度又は60度間隔となるよう
に配設されて回転子20を構成している。
【0032】なお、アンカボルト56は従来のボルト4
6、ナット47、間隔筒48からなるプリント基板取付
手段を設けない代わりに、シールド体51を固定子鉄心
31に固定するための構成であって、ナット52、外筒
53、ボルト54、間隔筒55からなるアンカボルト5
6を設けたものである。
【0033】シールド体51は導電性材料又は導電性材
料及び磁性材料を組合わせた材料で断面L字状に形成し
たものを、信号線45と固定子巻線32の間に配設し、
固定子鉄心31に以下に述べるアンカボルト56で固定
子鉄心31に固定するものである。
【0034】図4(a)に示すように、ナット52は外
形形状が軸方向に沿ってテーパ状に形成されたものであ
る。外筒53は複数の鋼板を積層したものであって固定
子鉄心31に形成されているボルト挿通孔31a内に挿
入し、ボルト挿通孔31aの開口部側に挿入し、ボルト
54をシールド体51を貫通させると共に、間隔筒55
並びに外筒53内を挿通し、ボルト54の先端にナット
52を順次螺合させることにより、外筒53の外径寸法
が押し広げられて間隔筒55の内周面に外周方向拡長し
ようとする力が加わるように構成したものである。
【0035】シールド体51の側面すなわち永久磁石2
2の軸方向の上端部側と対向する位置には、プリント基
板50が固定され、プリント基板50の一端面に形成さ
れている回路パターンに、面実装タイプの回転位置検出
素子41が半田付けされ、又回路パターンには、制御回
路42と電気的に接続する信号線45の他端部に接続さ
れたコネクタ49が接離可能に構成されている。プリン
ト基板50は、導電性金属基板で構成構成されている。
【0036】以上述べた第1の実施形態によれば、複数
個例えば3個の位置検出素子41Aは、プリント基板5
0上での配置が直線上であり、縦横の整列配置されてお
り、自動化はもちろん手作業で半田固定する場合、等間
隔に配置されており、実装が容易で作業性が良く、工程
不良が最小に抑えられる。また、プリント基板50の形
状が長方形で簡単形状のため、プリント基板50の作製
の歩留まりも向上する。
【0037】更に、回転位置検出素子41Aとして面実
装タイプを使用することで、従来のようにホルダーを具
備すること無く、正確な位置に半田固定が容易に行え
る。また、面実装タイプの回転位置検出素子41Aの高
さが低いため外力からの影響を受けにくいといった効果
がある。
【0038】なお、第1の実施形態にあっては、以下に
述べるような作用効果も得られる。
【0039】回転位置検出素子41が搭載されたプリン
ト基板50は、導電性金属基板からなり固定子巻線32
から任意の隙間を有して配置されたシールド体51を介
して固定鉄心31に固定されており、プリント基板50
からの信号線45はシールド体51上で固定子巻線32
と反対面に沿って外部へ配線されている。つまり、信号
線45と固定子巻線32はシールド体51によりシール
ドされているので、固定子巻線32による電磁ノイズの
影響を受けず回転位置検出素子41と制御回路42の間
を電気的に接続する信号線45に重畳されない。さら
に、シールド体51は、プリント基板50の取付とシー
ルドを簡単な形状で兼用化を実現できる。
【0040】この場合、シールド体51はプリント基板
50の固定子鉄心31への取付固定を簡単な形状で兼用
化を実現できるため、コスト最小でノイズ対策ができ
る。
【0041】また、回転位置検出素子41は、永久磁石
22の極の回転位置を検知して制御回路42およびイン
バータ44を通じて、対応した巻線32に順次通電を行
う。つまり、回転位置検出素子41を固定子鉄心31に
取り付けることにより、回転位置検出素子41と巻線3
2の位相関係が正確に保たれ最適な通電タイミングが保
てれるので、モータの回転精度が安定する。
【0042】シールド体51を導電性材料で構成するこ
とにより、電気的ノイズを防止でき、又シールド体51
を導電性材料及び磁性材料を組合わせた材料で構成する
ことにより、電気的ノイズ及び磁気的ノイズを防止でき
る。
【0043】プリント基板50を例えばアルミニュウム
又は鉄からなる金属基板で構成され、回転位置検出素子
41とコネクタ49間の配線パターンは巻線32と反対
の面に配線されている。この時、プリント基板50にお
いて回転位置検出素子41からコネクタ49間の配線パ
ターンに流れる回転位置検出信号に対して巻線電流から
のノイズの影響をより回避できるため、前述同様の効果
をより強固にすることができる。
【0044】さらに、図4(b)に示すように、ナット
52と外筒53が固定子鉄心31の端面からはみ出ない
ように配置し、ボルト54をナット52に螺合させるこ
とにより、ナット52がボルト54の頭部側に引き付け
られ、ナット52が移動することによって外筒53が広
がって、圧力が加わることによって固定される。
【0045】また、図4(c)に示すように外筒53
に、積層された電磁鋼板の厚み(又はその倍数)に合わ
せて凹凸を設けることで、外れにくくなる。
【0046】さらに、図4(d)に示すように取付穴と
アンカボルト56との取付位置関係から、固定子片面は
突起部が無く、相手側に座繰り加工などを必要としな
い。また、取付穴はタップ加工も不要で、そのアンカボ
ルト56を締め付けることにより、外筒53が広がり、
積層面と外筒53に設けた凹凸部が噛み合い、両者が固
定される。
【0047】また、取り外しも容易で、ボルト54とナ
ット52の締め付けを緩め、一度アンカボルト56の外
筒53を奥へ押し込み、外筒53の広がりが収まり、ア
ンカボルト56全体を容易に取外すことができ、回転位
置検出素子41の着脱が自由自在に行える。
【0048】このようにアンカボルト56を使用して、
シールド体51を固定子鉄心31の軸方向端面に固定す
ることにより、固定子鉄心31の取付面に座繰り加工や
積層鉄心へのタップ加工を必要とせず、加工費が安価と
なるばかりでなく、回転位置検出素子41の取付・取外
しが簡単となり、メンテナンスが容易となる。
【0049】第1の実施形態では、シールド体51とし
て断面L字状のものを使用したが、これに限らず平板状
のものであってもよい。
【0050】図5は、本発明に係る永久磁石形モータの
第2の実施形態を説明するための縦断面図である。第1
の実施形態と異なる点は回転子20の永久磁石22を、
回転子本体21の上端面に比べて上端部が突出するよう
にし、この永久磁石22の上端部側の内周面側にプリン
ト基板50を対向配置させるようにしたものである。こ
のため、シールド体51Bを変形T字状に形成したもの
である。これ以外の点は、第1の実施形態と同一であ
る。
【0051】図6は、本発明に係る永久磁石形モータの
第3の実施形態を説明するための縦断面図である。以上
述べた第1及び第2の実施形態は、固定子30の内周側
に回転子20を配置した永久磁石形モータでいわゆる内
転形(インナーロータ)であったが、図5では、固定子
30の外周面に回転子20Aを配置したいわゆる外転形
(アウターロータ)の永久磁石形モータに構成したもの
である。
【0052】以下これについて、具体的に説明する。固
定部位例えば円環状の固定子鉄心31の内周側固定され
た軸受ハウジング60内に2個の軸受け61a,61b
により回転可能に支持された回転軸62に対して一体的
に形成されたカップ状の回転子本体63と、回転子本体
63の内周面にN極とS極が交互となるように配設され
て回転子20Aを構成する複数の永久磁石64と、回転
子20Aの内周側に配設され、断面が円環状であって複
数相の固定子巻線32を収納するスロット(図示せず)
を有する固定子鉄心30と、永久磁石64の内周面の一
部に対向させて配設され、永久磁石64の回転位置を検
出するものであって1枚のプリント基板50に搭載され
た複数のディスクリートタイプの回転位置検出素子41
と、回転位置検出素子41で検出された回転位置検出信
号が信号線45を介して入力され、固定子巻線32の通
電相の順序を決定する制御回路(図示しない)と、固定
子鉄心31に図4で示したアンカボルト56により固定
され、固定子巻線31に発生するノイズが信号線45に
重畳されないように少なくとも信号線45と固定子巻線
32の間に配設されると共に、プリント基板50が固定
されるシールド体51から構成された永久磁石形モータ
である。
【0053】この場合も、第1の実施形態と同様な作用
効果が得られる。
【0054】図7は、本発明に係るCT装置の第1の実
施形態を説明するための縦断面図であり、図8はCT装
置の概略構成を示す斜視図であり、図9はCT装置の構
成を示す斜視図である。CT装置本体1内には、以下に
述べる放射線源たる例えばX線管2と、このX線管2に
対向して配置される放射線検出手段たるたとえばX線検
出装置3からなる撮影系4を備え、X線管2とX線検出
装置3との間に被検体13を天板12に配置して移動自
在に載置する寝台14と、この被検体13を挟んでX線
管2とX線検出装置3とを有して天板12の周囲で回転
を行う回転架台5と、この回転架台5の回転の間に前記
天板12を移動させて被検体13のスキャンを行う走査
手段とを有するCT装置本体1において、回転架台(回
転枠)5aを駆動する回転手段のモータ6は、前述した
実施形態の永久磁石形モータのいずれかを使用したもの
である。ここでの例では、回転位置検出素子41は、回
転架台5aと共に回転するレゾルバ7に対応すると共に
回転架台5aに対応して設けられている固定枠5bに接
して固定されている。しかし、前述したモータ構成をそ
のまま用いてもよい。
【0055】図7、図8および図9に示すCT装置本体
1の場合は、モータ6の回転子20と撮影系4は直接固
定されており、この方式はモータ6と同じ速度で撮影系
6が回転するダイレクト駆動方式である。よって、前述
の永久磁石形モータの効果を併せ持っている。すなわ
ち、表面実装タイプの回転位置検出素子41Aを用いる
ことにより、ホルダーを具備すること無く、正確な位置
に半田固定が容易に行える。また、回転位置検出素子4
1Aの高さが低いため外力からの影響を受けにくい。さ
らに、複数個の位置検出素子41Aは、プリント基板5
0の上での配置が直線上であるため、自動化はもちろん
手作業で半田固定する場合、等間隔に配置されるので実
装が容易で作業性が良く、工程不良が最小に抑えられ
る。また、プリント基板50の形状が長方形で簡単形状
のため、プリント基板50の作製の歩留まりも向上す
る。
【0056】なお、前述のモータ6が医療機器だとえば
CT装置本体1に使用されている場合、ノイズおよびモ
ータ6の誤動作により医療機器の誤動作を防止でき、医
療事故を回避できる。医療機器の場合は人命に関わるた
めCT装置1およびモータ6の信頼性は非常に重要であ
る。なお、回転位置検出素子41Aは、複数に限らず単
数設けても良く、またプリント基板50Aも全体として
板状体であれば分割されてもよい。
【0057】以上説明したように、プリント基板50の
取付と信号線45の引き回しおよび巻線32からの電磁
波障害(EMC)対策において、シールド体51を具備
した簡単な構成で兼用できるため、コスト最小で組立工
数を最小にすることができる。
【0058】また、回転位置検出素子41Aをシールド
体51を介して直接に固定子鉄心31に取り付けている
ので、巻線32と回転位置検出素子41Aとの位相関係
が正確に保たれ、回転精度の信頼性が向上する。止め具
57で信号線45をシールド体51に固定する場合はよ
り巻線32からの電磁波障害策ができる。プリント基板
50が導電性からなる場合は、プリント基板32内の回
路パターンに対する電磁波障害対策が容易に行え、信頼
性がより向上する。モータ6が医療機器だとえばCT装
置本体1に使用されている場合、ノイズおよびモータ6
の誤動作により医療機器の誤動作を防止でき、医療事故
を回避できる。医療機器の場合は人命に関わるためCT
装置本体1およびモータ6の信頼性は非常に重要であ
る。なお、図7の構成では励磁回路8、R─Dコンバー
タ9、モータ制御装置10、画像処理装置11を備えて
いるが、これら及び他の外部からの人偽的な電磁波を更
に確実に遮蔽するため、回転架台5aと固定枠5bSと
で囲まれた空間に回転位置検出素子41を設置してい
る。またレゾルバ7によってもモータ6からの電磁波が
遮蔽できる。
【0059】一方図10は、本発明に係るCT装置の第
2の実施形態の概略構成を示す斜視図である。この場
合、モータ6はCT装置1の下部に配置されておりベル
ト15を介して撮影系4が回転するベルト駆動方式であ
り、プリント基板50およびシールド体51は、各々の
モータ6に取り付けられている。図10も図7〜図9の
実施形態と同様な作用効果が得られる。
【0060】なお、前述した実施形態のプリント基板
は、これに限らず平板体であっても良く、又一枚でなく
複数枚で構成してもよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、ホル
ダーを具備すること無く、正確な位置に半田固定が容易
に行え、又回転位置検出素子が外力からの影響を受けに
くく、更に回転位置検出素子の自動化はもちろん手作業
で半田固定する場合、等配置であり実装が容易で作業性
が良く、工程不良が最小に抑えられ、プリント基板の歩
留まりも向上する永久磁石形モータ及びCT装置を提供
することができる。
【0062】以上述べた本発明によれば、CT装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の永久磁石形モータに係る第1の実施形
態を示す縦断面図。
【図2】第1の実施形態のポイントを説明するための平
面図。
【図3】第1の実施形態のポイントを説明するための
図。
【図4】図1のアンカボルトを説明するための図。
【図5】本発明の永久磁石形モータに係る第2の実施形
態を示す縦断面図。
【図6】本発明の永久磁石形モータに係る第3の実施形
態を示す縦断面図。
【図7】本発明のCT装置に係る第1の実施形態(ダイ
レクト駆動方式)を示す概略縦断面図。
【図8】図7のCT装置の概略斜視図。
【図9】図7のCT装置の斜視図。
【図10】本発明のCT装置に係る第2の実施形態(ベ
ルト駆動方式)を示す概略斜視図。
【図11】従来及び本発明の永久磁石形モータに係る電
気的な回路構成を示す図。
【図12】従来の永久磁石形モータに係る正面図。
【図13】従来及の永久磁石形モータに係る縦断面図。
【図14】従来の永久磁石形モータの問題点を説明する
ための図。
【符号の説明】
1…CT装置本体、2…X線管、3…X線検出装置、4
…撮影系、5…回転架体、6…モータ7レゾルバ、8…
レゾルバの励磁回路、9…R−Dコンバータ、10…モ
ータ制御回路、11…画像処理回路、12…天板、13
…被検体(患者)、14…寝台、15…ベルト、20…
回転子、21…回転子本体、22…永久磁石、30…固
定子、31…固定子鉄心、32…固定子巻線、41,4
1A…回転位置検出素子、45…信号線、50,50A
…プリント基板、51,51A…シールド体、52…ナ
ット、53…外筒、54…ボルト、55…間隔筒。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部位に対して回転可能に支持された
    回転子本体と、 前記回転子本体の外周面にN極とS極が交互になるよう
    に配設されかつ極数が20極以上である複数の永久磁石
    と、 前記回転子の外周側に配設され、断面が円環状であって
    複数相の固定子巻線を収納するスロットを有する固定子
    鉄心と、 前記永久磁石の外周面の一部に対して所定空隙を存する
    と共に、各々が互いに前記複数相に対応した所定の電気
    角をなすように配設され前記回転子の外周に対する接線
    方向に位置した平板体と、 前記平板体に搭載されると共に前記永久磁石の回転位置
    を検出する回転位置検出素子とを有することを特徴とす
    る永久磁石形モータ。
  2. 【請求項2】 固定部位に回転可能に支持された回転子
    本体と、 前記回転子本体の外周面にN極とS極が交互になるよう
    に配設されかつ極数が20極以上である永久磁石と、 前記回転子の内周側に配設され、断面が円環状であって
    複数相の固定子巻線を収納するスロットを有する固定子
    鉄心と、 前記永久磁石の外周面の一部に対して所定空隙を存する
    と共に、各々が互いに前記複数相に対応した所定の電気
    角をなすように配設され前記回転子の外周に対する接線
    方向に位置した平板体と、 前記平板体に搭載されると共に前記永久磁石の回転位置
    を検出する回転位置検出素子とを有することを特徴とす
    る永久磁石形モータ。
  3. 【請求項3】 前記回転位置検出素子は、いずれも面実
    装タイプであることを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の永久磁石形モータ。
  4. 【請求項4】 前記回転位置検出素子の数量が3個であ
    り、中央の前記回転位置検出素子が前記回転子と対向し
    て配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれか一つに記載の永久磁石形モータ。
  5. 【請求項5】 前記回転位置検出素子の数量が2個であ
    り、これらの回転位置検出素子の間が前記回転子と対向
    して配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求
    項3のいずれか一つに記載の永久磁石形モータ。
  6. 【請求項6】 放射線源と、 前記放射線源に対向して配置される放射線検出手段と、 前記放射線源と前記放射線検出手段との間に被検体を移
    動自在に載置するステージと、 前記被検体を挟んで前記放射線源と前記放射線検出手段
    を保持し前記ステージの周囲で回転可能に支持された回
    転架台と、 前記回転架台を駆動する回転駆動手段と、 前記回転架台を回転させる間に前記ステージを移動させ
    て前記被検体のスキャンを行う走査手段とを有するCT
    装置において、 前記回転駆動手段は、固定部位に対して回転可能に支持
    された回転子本体と、 前記回転子本体の外周面にN極とS極が交互になるよう
    に配設されかつ極数が20極以上である複数の永久磁石
    と、 前記回転子の外周側に配設され、断面が円環状であって
    複数相の固定子巻線を収納するスロットを有する固定子
    鉄心と、 前記永久磁石の外周面の一部に対して所定空隙を存する
    と共に、各々が互いに前記複数相に対応した所定の電気
    角をなすように配設され前記回転子の外周に対する接線
    方向に位置した平板体と、 前記平板体に搭載されると共に前記永久磁石の回転位置
    を検出する回転位置検出素子とを有することを特徴とす
    るCT装置。
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