JP2002010470A - 電流監視装置 - Google Patents

電流監視装置

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JP2002010470A
JP2002010470A JP2000183569A JP2000183569A JP2002010470A JP 2002010470 A JP2002010470 A JP 2002010470A JP 2000183569 A JP2000183569 A JP 2000183569A JP 2000183569 A JP2000183569 A JP 2000183569A JP 2002010470 A JP2002010470 A JP 2002010470A
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Hiromichi Inoue
浩道 井上
Takeshi Tanaka
毅 田中
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主幹開閉器または電流制限器の通電電流がそ
の定格電流より小さいときでもどの位の電流が流れてい
るのかを容易に判別することができるようにする。 【解決手段】 主幹漏電ブレーカの2次側に複数の分岐
ブレーカを接続した単相3線式の分電盤内に電流監視装
置1を配設する。この電流監視装置1は、一対の変流器
11aなどで構成され主幹漏電ブレーカの2次側の通電
電流を検出する電流検出部と、定格電流設定つまみ13
aの回動位置に応じて電流制限器または主幹漏電ブレー
カの定格電流値を設定するための定格電流設定部と、定
格電流値の0%から100%を越える所定値までを複数
の電流領域に分割し、各電流領域に応じたデューティ比
信号をデータ出力部経由で出力する制御部とを備えた。
また、表示窓14a下に配列される複数のLEDなどで
構成され、定格電流設定部で設定された定格電流値に対
する使用電流の比率を示すための表示部を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単層3線式分電盤
内に配設されて主幹開閉器の通電電流を表示するととも
に通電電流が主幹開閉器の定格電流を越えたときに警報
を出力する電流監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、主幹開閉器または電流制限器
の通電電流がその定格電流よりも大きくなったときに警
報出力を行った後、複数の分岐開閉器のうちの優先度の
低いものから順に強制開極するものが存在する(特開平
8−205380号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したものにあって
は、主幹開閉器または電流制限器の通電電流がその定格
電流よりも大きくなったときに初めて警報が出る構成で
あり、定格電流未満ではどの位の電流が流れているのか
を判別することができなかった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、主幹開閉器または電流制限器の通電電流がその
定格電流より小さいときでもどの位の電流が流れている
のかを容易に判別することができる電流監視装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の発明の電流監視装置は、主幹開閉器の
2次側に複数の分岐開閉器を接続した単相3線式分電盤
内に配設され、主幹開閉器の2次側の通電電流を検出す
る電流検出部および予め感度電流を設定する感度電流設
定部を有し、感度電流の0%から100%を越える所定
値までを複数の電流領域に分割し、各電流領域に応じた
デューティ比信号を出力する制御手段を備えたことを特
徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の電
流監視装置において、前記制御手段は、フォトカプラを
介して外部へデューティ比信号を出力することを特徴と
する。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の電流監視装置において、前記制御手段は、各電流
領域に応じて器体から突出する複数の発光素子の発光数
を可変させることを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項3記載の電
流監視装置において、前記各発光素子を、互いに異なる
色で発光させることを特徴とする。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4記
載の電流監視装置において、前記制御手段は、通電電流
が感度電流近傍となったときから感度電流の100%を
越えた所定値までを複数の電流領域に分割し、各電流領
域に応じて周期を可変にして過電流警報出力を行うこと
を特徴とする。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項5記載の電
流監視装置において、前記電流検出部を2つの電圧極に
挿入された2つの変流器とし、該変流器によって検出さ
れた2つの電流のベクトル和を通電電流とする第1設定
および変流器によって検出された2つの電流のうち大き
な電流を通電電流とする第2設定を切替える切替部を設
けたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る実施形態の電
流監視装置を示す図、図2は図1の電流監視装置を含む
分電盤などを示す図、図3は図1の電流監視装置のブロ
ック図、図4は図3の表示部およびデータ出力部の回路
図であり、これらの図を用いて以下に本実施形態の説明
を行う。ただし、図1(a)、(b)、(c)および
(d)はそれぞれ電流監視装置の正面図、左側面図、右
側面図および下側面図であり、図2(a)は図1の電流
監視装置を含む分電盤などを示す模式図、図2(b)は
図2(a)の結線図である。
【0012】本実施形態の電流監視装置1は、図2
(a)に示すように、単相3線式の分電盤2内に、電流
制限器3、主幹漏電ブレーカ4(主幹開閉器)および複
数の分岐ブレーカ5(分岐開閉器)と共に並設されて使
用される。図2(b)の例では、電流制限器3の下流
(2次側)に主幹漏電ブレーカ4が接続され、この主幹
漏電ブレーカ4の下流に複数の分岐ブレーカ5と電流監
視装置1とが接続されている。そして、電流監視装置1
には所定の2線のケーブルを介してインターホン6が接
続されている。なお、図2の例は、電流制限器3を備え
る電流制限器契約の場合の構成になっているが、容量契
約の場合には電流制限器3が不要となる。
【0013】電流監視装置1は、図1に示すように、ボ
ディ10aおよびカバー10bにより成る器体10を備
え、カバー10bの下側面には、先端に輪状の一対の変
流器11aが4線のケーブル11bおよびコネクタ11
cを介して接続されている。ここで、一対の変流器11
aには極性があって、図2(b)に示すように、主幹漏
電ブレーカ4のL1相の負荷側電線は、この極性に対応
する一方の変流器11aに挿通され、主幹漏電ブレーカ
4のL2相の負荷側電線は、この極性に対応する他方の
変流器11aに挿通される。
【0014】また、電流監視装置1は、カバー10bの
正面側に、当該電流監視装置1を分電盤2のAC100
V電源に接続するための一対の電源端子T1と、当該電
流監視装置1に2線のケーブルを介してインターホン6
を接続するための一対の外部警報出力端子T2とを備え
ているほか、電流制限器有無設定つまみ12aと、定格
電流設定つまみ13aと、表示窓14aと、音量切替つ
まみ16aとを備えている。
【0015】そして、上記構造の電流監視装置1は、図
3に示すように、回路構成として、電流検出部11、電
流制限器有無設定部12、定格電流設定部13(感度電
流設定部)、表示部14、音声出力部15、音量切替部
16、データ出力部17および制御部18などを備えて
いる。
【0016】電流検出部11は、上述のケーブル11b
に接続された一対の変流器11aに加えて、これら一対
の変流器11aで検出された電流を電圧にそれぞれ変換
する一対のIV変換器11dと、これら一対のIV変換
器11dの出力信号をそれぞれ増幅する一対の増幅器1
eと、これら一対の増幅器11eの出力信号を加算する
加算器11fとにより構成され、各変流器11aを通じ
て、L1相およびL2相の電流レベルを個別に検出する
とともに(図3の電流信号I1,I2参照)、L1相お
よびL2相の両電流レベルのベクトル和を検出するもの
である(図3の電流信号I3参照)。
【0017】電流制限器有無設定部12は、電流制限器
有無設定つまみ12aの操作に応じて切り替わるスイッ
チなどにより構成され、電流制限器3の有無を設定する
ためのものである。
【0018】定格電流設定部13は、例えばボリューム
式のスイッチなどにより構成され、電流制限器3または
主幹漏電ブレーカ4の定格電流値を、定格電流設定つま
み13aの回動位置に応じた20、30、40、50お
よび60[A]のいずれかで設定するためのものである。
【0019】表示部14は、図4(a)に示すように、
表示窓14aの直下に配列される3個のLED141,
142,143およびこれらをそれぞれ駆動するための
トランジスタTr141,142,143などにより構
成され、定格電流設定部13で設定された定格電流値に
対する使用電流の比率を示すためのものである。そし
て、LED141,142,143には、それぞれ例え
ば橙色、黄緑色および緑色の発光色のLEDが使用され
る。
【0020】音声出力部15は、増幅器および内蔵スピ
ーカ(図示せず)などにより構成され、制御部18から
の音声信号制御および音声信号に従って音声を出力する
ものである。
【0021】音量切替部16は、例えばスライド式のス
イッチなどにより構成され、音声出力部15の音量を、
音量切替つまみ16aのスライド位置に応じた大、小お
よび切のいずれかに切り替えるためのものである。
【0022】データ出力部17は、図4(b)に示すよ
うに、トランジスタTr171,Tr172およびフォ
トカプラPC17などにより構成され、制御部18から
の信号に応じてデューティ比信号を出力するものであ
る。なお、そのデューティ比信号については後述する。
【0023】制御部18は、例えばCPUなどを含むI
Cにより構成され、本電流監視装置全般の制御などを処
理を行うもので、例えば、電流制限器有無設定部12で
設定された電流制限器3の有無情報を読み込む(取り込
む)処理を行う。このとき、その有無情報は、電流制限
器有無設定部12のスイッチのオン/オフ状態に応じて
読み込まれるのは言うまでもない。
【0024】また、制御部18は、定格電流設定部13
で設定された電流制限器3または主幹漏電ブレーカ4の
定格電流値を読み込む処理と、音量切替部16で切り替
えられた大、小および切のいずれかの音量レベルの情報
を読み込む処理とを行う。
【0025】さらに、制御部18は、読み込んだ上記有
無情報、定格電流値および音量レベルの設定条件下で、
電流検出部11による検出結果に応じて、表示部14に
対する表示制御、音声出力部15に対する音声出力制御
およびデータ出力部17に対するデューティ比信号の出
力制御などの処理をを行う。この処理については以下の
図面を用いて詳述する。
【0026】図5は制御部18により実行される処理の
手順を示す流れ図、図6は電流制限器有無設定部12で
の設定が有である場合にデータ出力部17から出力され
るデューティ比信号を示す図、図7は電流制限器有無設
定部12での設定が無である場合にデータ出力部17か
ら出力されるデューティ比信号を示す図である。
【0027】図5において、まず、電流制限器有無設定
部12で設定された電流制限器3の有無情報を読み込む
処理が行われる(S10)。
【0028】そして、電流制限器有無設定部12での設
定が有である場合(S10で有)、電流検出部11から
L1相およびL2相の両電流レベルのベクトル和である
電流信号I3のレベルを読み込み(S11)、定格電流
設定部13で設定された定格電流値を読み込み(S1
2)、続いて、読み込んだ定格電流値に対する電流信号
I3レベルの比率を演算する処理が実行される(S1
3)。
【0029】この後、電流検出部11による検出結果に
応じて、つまり上記比率に応じて、表示部14に対する
表示制御としてのLEDデータ出力(S14)、音声出
力部15に対する音声出力制御としての音声データ出力
(S15)、およびデータ出力部17に対するデューテ
ィ比信号の出力制御としての外部出力データ出力(S1
6)の処理が順次実行される。
【0030】このとき、ステップS14では、比率が0
〜20%以上であればLED143を発光させ、比率が
20〜80%以上であればLED142を発光させ、比
率が80%以上であればLED141を発光させる制御
が行われる。なお、これに限らず、比率が20%以下で
あればLED143を発光させ、比率が20%を越え8
0%以下であればLED142を発光させ、比率が80
%を越えればLED141を発光させる制御が行われる
ようにしてもよい。
【0031】ステップS15では、音声出力部15か
ら、例えば「ピッピッピッ、電気を使いすぎています」
という音声メッセージを、比率が100%を越え110
%以下であれば3分間隔で18分間出力し、110%を
越え120%以下であれば10秒間隔で出力し、120
%を越えれば5秒間隔で出力する制御が行われる。ここ
で、音量切替部16での音量が「大」に切り替えられて
いれば「大」で音声メッセージが出力され、「小」に切
り替えられていれば「小」で音声メッセージが出力さ
れ、「切」に切り替えられていれば音声メッセージは出
力されない。
【0032】ステップS16では、図6に示すように、
データ出力部17から、比率(図6では電流使用量)が
0〜20%であればキャリア周波数5Hzに対して矩形
波のパルス幅が28msのデューティ比信号を出力し、
20%〜80%であれば56msのデューティ比信号を
出力し、80〜100%であれば84msのデューティ
比信号を出力し、100〜110%であれば112ms
のデューティ比信号を出力し、110〜120%であれ
ば140msのデューティ比信号を出力し、そして12
0%以上であれば168msのデューティ比信号を出力
する制御が行われる。
【0033】続いて、これらステップS15〜S16の
後、ステップS10に戻る。
【0034】電流制限器有無設定部12での設定が無で
ある場合(S10で無)、電流検出部11から、一方の
変流器11aで検出された電流信号I1のレベルを読み
込み(S17)、他方の変流器11aで検出された電流
信号I2のレベルを読み込み(S18)、続いて、定格
電流設定部13で設定された定格電流値を読み込む処理
が実行される(S12)。
【0035】この後、読み込んだ定格電流値に対して、
両変流器11aから得られる電流信号I1,I2のうち
の大きい方の電流信号レベルの比率を演算する処理が実
行される(S20,S21,S22)。
【0036】この後、電流検出部11による検出結果に
応じて、つまり上記比率に応じて、表示部14に対する
表示制御としてのLEDデータ出力(S23)、音声出
力部15に対する音声出力制御としての音声データ出力
(S24)、およびデータ出力部17に対するデューテ
ィ比信号の出力制御としての外部出力データ出力(S2
5)の処理が順次実行される。
【0037】このとき、ステップS23では、ステップ
S14と同様に、比率が0〜20%以上であればLED
143を発光させ、比率が20〜80%以上であればL
ED142を発光させ、比率が80%以上であればLE
D141を発光させる制御が行われる。
【0038】ステップS24では、音声出力部15か
ら、例えば「ピッピッピッ、電気を使いすぎています」
という音声メッセージを、比率が90%を越え100%
以下であれば3分間隔で18分間出力し、100%を越
え120%以下であれば10秒間隔で出力し、120%
を越えれば5秒間隔で出力する制御が行われる。
【0039】ステップS25では、図7に示すように、
データ出力部17から、比率が0〜20%であればキャ
リア周波数5Hzに対して矩形波のパルス幅が28ms
のデューティ比信号を出力し、20%〜80%であれば
56msのデューティ比信号を出力し、80〜90%で
あれば84msのデューティ比信号を出力し、90〜1
00%であれば112msのデューティ比信号を出力
し、100〜120%であれば140msのデューティ
比信号を出力し、そして120%以上であれば168m
sのデューティ比信号を出力する制御が行われる。
【0040】続いて、これらステップS23〜S25の
後、ステップS10に戻る。
【0041】ここで、図2のインターホン6は、上記デ
ューティ比信号に応じて、つまり上記比率に応じて、音
声メッセージで報知を行い、LEDやLCDで電力の使
用状態を示す表示を行うように構成される。これによ
り、現在の通電電流が電流制限器3または主幹漏電ブレ
ーカ4の定格電流の何%流れているかを容易に判別する
ことができる。
【0042】また、表示部14によるLED表示によっ
ても、電流制限器3または主幹漏電ブレーカ4の通電電
流がその定格電流よりも小さいとき、どの位の電流が流
れているのかを容易に判別することができる。
【0043】なお、図8に示すように、音声出力部15
に外付けスピーカ7を別途接続することができるように
構成してもよい。この構成によれば、音声メッセージが
聞こえる範囲を外付けスピーカ7により拡大することが
できる。
【0044】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、主幹開閉器の2次側に複数の分
岐開閉器を接続した単相3線式分電盤内に配設され、主
幹開閉器の2次側の通電電流を検出する電流検出部およ
び予め感度電流を設定する感度電流設定部を有し、感度
電流の0%から100%を越える所定値までを複数の電
流領域に分割し、各電流領域に応じたデューティ比信号
を出力する制御手段を備えたので、感度電流設定部で感
度電流を例えば主幹開閉器の定格電流として設定すると
ともに分電盤の外部にデューティ比信号に応じて音声出
力やLED表示等を行うモニタを設けておけば、現在の
通電電流が主幹開閉器の定格電流の何%流れているか容
易に判別できる。
【0045】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の電流監視装置において、前記制御手段は、フォトカ
プラを介して外部へデューティ比信号を出力するので、
高速スイッチングが可能であり、接点寿命が半永久的で
ある。
【0046】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の電流監視装置において、前記制御手段は、
各電流領域に応じて器体から突出する複数の発光素子の
発光数を可変させるので、モニタがなく単体として分電
盤内に配設した場合でも、発光する発光素子の数を見れ
ばどの位の通電電流が流れているか容易に判別できる。
また、モニタがある場合には、モニタで確認した後、分
電盤内のブレーカを切っていったときの通電電流の変位
を容易に確かめることができる。
【0047】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の電流監視装置において、前記各発光素子を、互いに
異なる色で発光させるので、何個の発光素子が発光して
いるかを色の種別で判別でき、もってどの位の電流が流
れているかを容易に判別できる。
【0048】請求項5記載の発明によれば、請求項1乃
至4記載の電流監視装置において、前記制御手段は、通
電電流が感度電流近傍となったときから感度電流の10
0%を越えた所定値までを複数の電流領域に分割し、各
電流領域に応じて周期を可変にして過電流警報出力を行
うので、感度電流を主幹開閉器の定格電流として設定し
ておけば、主幹開閉器が遮断する前に警報を出力するこ
とができる。
【0049】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の電流監視装置において、前記電流検出部を2つの電
圧極に挿入された2つの変流器とし、該変流器によって
検出された2つの電流のベクトル和を通電電流とする第
1設定および変流器によって検出された2つの電流のう
ち大きな電流を通電電流とする第2設定を切替える切替
部を設けたので、電流制限器有りの場合と無しの場合と
で過電流警報出力の仕方を容易に変えることができる。
なお、電流制限器有りの場合は、感度電流を電流制限器
の定格に合わせるようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態の電流監視装置を示す図
である。
【図2】図1の電流監視装置を含む分電盤などを示す図
である。
【図3】図1の電流監視装置のブロック図である。
【図4】図3の表示部およびデータ出力部の回路図であ
る。
【図5】制御部により実行される処理の手順を示す流れ
図である。
【図6】電流制限器有無設定部での設定が有である場合
にデータ出力部から出力されるデューティ比信号を示す
図である。
【図7】電流制限器有無設定部での設定が無である場合
にデータ出力部から出力されるデューティ比信号を示す
図である。
【図8】外付けスピーカをさらに設けた場合の構成例を
示す図である。
【符号の説明】
1 電流監視装置 10 器体 10a ボディ 10b カバー 11a 変流器 11b ケーブル 11c コネクタ T1 電源端子 T2 外部警報出力端子 12a 電流制限器有無設定つまみ 13a 定格電流設定つまみ 14a 表示窓 16a 音量切替つまみ 11 電流検出部 12 電流制限器有無設定部 13 定格電流設定部 14 表示部 15 音声出力部 16 音量切替部 17 データ出力部 18 制御部18 2 分電盤 3 電流制限器 4 主幹漏電ブレーカ 5 分岐ブレーカ 6 インターホン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主幹開閉器の2次側に複数の分岐開閉器
    を接続した単相3線式分電盤内に配設され、主幹開閉器
    の2次側の通電電流を検出する電流検出部および予め感
    度電流を設定する感度電流設定部を有し、感度電流の0
    %から100%を越える所定値までを複数の電流領域に
    分割し、各電流領域に応じたデューティ比信号を出力す
    る制御手段を備えたことを特徴とする電流監視装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、フォトカプラを介して
    外部へデューティ比信号を出力することを特徴とする請
    求項1記載の電流監視装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、各電流領域に応じて器
    体から突出する複数の発光素子の発光数を可変させるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の電流監視装置。
  4. 【請求項4】 前記各発光素子を、互いに異なる色で発
    光させることを特徴とする請求項3記載の電流監視装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、通電電流が感度電流近
    傍となったときから感度電流の100%を越えた所定値
    までを複数の電流領域に分割し、各電流領域に応じて周
    期を可変にして過電流警報出力を行うことを特徴とする
    請求項1乃至4記載の電流監視装置。
  6. 【請求項6】 前記電流検出部を2つの電圧極に挿入さ
    れた2つの変流器とし、該変流器によって検出された2
    つの電流のベクトル和を通電電流とする第1設定および
    変流器によって検出された2つの電流のうち大きな電流
    を通電電流とする第2設定を切替える切替部を設けたこ
    とを特徴とする請求項5記載の電流監視装置。
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