JP2002009809A - 通信制御装置、方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

通信制御装置、方法、プログラム、及び記憶媒体

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JP2002009809A
JP2002009809A JP2001122944A JP2001122944A JP2002009809A JP 2002009809 A JP2002009809 A JP 2002009809A JP 2001122944 A JP2001122944 A JP 2001122944A JP 2001122944 A JP2001122944 A JP 2001122944A JP 2002009809 A JP2002009809 A JP 2002009809A
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isochronous packet
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communication control
control device
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Katahide Hirasawa
方秀 平沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイソクロナス転送方式に従って送信される
データの安全性や秘匿性を高める。 【解決手段】 通信制御装置100は、IEEE139
4−1995規格に準拠したネットワークをセグメント
AとセグメントBに分割し、セグメントAに属するノー
ドからAVプロトコルに従って送信されたアイソクロナ
スパケットの中継を制御する。全禁止モードが設定され
ている場合、通信制御装置100は、セグメントAに属
する全てのノードから送信されたアイソクロナスパケッ
トの中継を禁止する。一方、全禁止モードが設定されて
いない場合、通信制御装置100は、セグメントAに属
する所定のノードからAVプロトコルに従って送信され
たアイソクロナスパケットの中継を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アイソクロナス転
送方式に従って送信されるデータの安全性や秘匿性を高
める通信制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複数の電子機器間でディジタルビ
デオデータ及び/又はディジタルオーディオデータを送
受信するディジタルインターフェースを実現する技術の
一つとして、IEEE1394−1995規格が知られ
ている。
【0003】IEEE1394−1995規格は、高機
能なシリアルバスを実現する規格の一つであり、アイソ
クロナス転送方式と呼ばれる転送方式を備えている。ア
イソクロナス転送方式は、1通信サイクル(1通信サイ
クルは、略125μsec)ごとに、所定サイズのデー
タの転送を保証する転送方式であり、ビデオデータやオ
ーディオデータのようにリアルタイム性が重要視される
データの送受信に適している。また、アイソクロナス転
送方式は、宛先を特定しない転送方式でもあり、あるノ
ードからアイソクロナス転送方式により送信されたデー
タは、ネットワーク上の全てのノードにブロードキャス
トされる。
【0004】また、近年、IEEE1394−1995
規格のアイソクロナス転送方式を用いた通信プロトコル
の一つとして、IEC61883規格が知られている。
IEC61883規格は、ディジタルビデオデータ及び
/又はディジタルオーディオデータ(以下、ディジタル
AVデータ)を送受信するための通信プロトコル(以
下、AVプロトコル)である。
【0005】AVプロトコルで規定されたアイソクロナ
スパケットの構成を図10に示す。1001は、チャン
ネル番号等を格納するヘッダである。1002は、ヘッ
ダ1001の誤りをチェックするためのCRC(ヘッダ
CRC)である。1003は、データフィールドであ
る。1004は、データフィールド1003の誤りをチ
ェックするためのCRC(データCRC)である。10
05は、IEC61883規格で規定されたCIP(Co
mmon Isochronous Packet)ヘッダである。1006
は、送信元のノードIDを格納するフィールドである。
1007は、所定のデータフォーマット(例えば、DV
規格のSDフォーマット、MPEG規格のMPEG−2
TS(トランスポートストリーム))に準拠したAV
データである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アイソ
クロナス転送方式に従ってデータを送信する場合、ネッ
トワーク上の全てのノードにデータがブロードキャスト
されてしまうため、データの安全性や秘匿性が確保でき
ないという問題があった。上述のAVプロトコルに従っ
てディジタルAVデータを送信する場合も同様に、ネッ
トワーク上の全てのノードにディジタルAVデータがブ
ロードキャストされてしまうため、ディジタルAVデー
タの安全性や秘匿性が確保できないという問題があっ
た。
【0007】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、アイソクロナス転送方式に従って送信され
るデータの安全性や秘匿性を高めることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、本発明の通信制御装置について述べれ
ば、1つのネットワークを第1のセグメントと第2のセ
グメントとに分割する通信制御装置であって、前記第1
のセグメントに接続された第1のポートと、前記第2の
セグメントに接続された第2のポートと、所定の条件を
満たす場合、前記第1のポートが受信したアイソクロナ
スパケットを前記第2のポートに中継しないように制御
する制御手段を備えた点に特徴を有する。
【0009】また、本発明の通信制御装置の他の特徴と
するところは、前記第1のポートが受信したアイソクロ
ナスパケットを前記第2のポートに中継しないように制
御する場合、前記制御手段は、前記第1のポートが受信
したアイソクロナスパケットを別のアイソクロナスパケ
ットに置き換え、前記別のアイソクロナスパケットを前
記第2のポートに中継するように制御する点にある。ま
た、前記別のアイソクロナスパケットは、ダミーデータ
又はヌルデータを含むアイソクロナスパケットである点
にある。
【0010】また、本発明の通信制御装置の他の特徴と
するところは、前記第1のポートが受信したアイソクロ
ナスパケットが所定のノードからAVプロトコルに従っ
て送信されたアイソクロナスパケットである場合、前記
制御手段は、前記第1のポートが受信したアイソクロナ
スパケットを前記第2のポートに中継しないように制御
する点にある。また、前記第1のポートが受信したアイ
ソクロナスパケットを前記第2のポートに中継しないよ
うに制御する場合、前記制御手段は、前記第1のポート
が受信したアイソクロナスパケットを別のアイソクロナ
スパケットに置き換え、前記別のアイソクロナスパケッ
トを前記第2のポートに中継するように制御する点にあ
る。また、前記別のアイソクロナスパケットは、ダミー
データ又はヌルデータを含むアイソクロナスパケットで
ある点にある。
【0011】また、本発明の通信制御装置の他の特徴と
するところは、前記第1のセグメントに属する全てのノ
ードから送信されたアイソクロナスパケットを前記第2
のセグメントに中継しないモードが設定されている場
合、前記制御手段は、前記第1のポートが受信したアイ
ソクロナスパケットを前記第2のポートに中継しないよ
うに制御する点にある。また、前記第1のポートが受信
したアイソクロナスパケットを前記第2のポートに中継
しないように制御する場合、前記制御手段は、前記第1
のポートが受信したアイソクロナスパケットを別のアイ
ソクロナスパケットに置き換え、前記別のアイソクロナ
スパケットを前記第2のポートに中継するように制御す
る点にある。また、前記別のアイソクロナスパケット
は、ダミーデータ又はヌルデータを含むアイソクロナス
パケットである点にある。
【0012】また、本発明の通信制御装置の他の特徴と
するところは、前記ネットワークは、IEEE1394
−1995規格に準拠したネットワークである点にあ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
好適な実施の形態について説明する。図1は、IEEE
1394−1995規格に準拠した通信ネットワークの
一構成例を示す。同図において、100は、1つの通信
ネットワークを互いに独立した複数のセグメントに分割
する通信制御装置である。
【0014】第1のセグメント(以下、セグメントA)
には、ノード111〜115が接続されている。また、
第2のセグメント(以下、セグメントB)には、ノード
116〜120が接続されている。
【0015】セグメントAにおいて、ノード111は、
カメラ一体型ディジタルビデオレコーダ(以下、ビデオ
カメラ)である。ノード112及び114は、ディジタ
ルビデオレコーダ(以下、ビデオレコーダ)である。ノ
ード113は、所定のチャンネル番号に対応するディジ
タルテレビジョン放送を受信し、それを表示するディジ
タルテレビジョン装置(以下、TV)である。ノード1
15は、ディジタルAVデータが記録されたDVD(Di
gital Versatile Disc)を再生するDVDプレーヤであ
る。
【0016】また、セグメントBにおいて、ノード11
6は、カメラ一体型ディジタルビデオレコーダ(以下、
ビデオカメラ)である。ノード117及び119は、デ
ィジタルビデオレコーダ(以下、ビデオレコーダ)であ
る。ノード118は、所定のチャンネル番号に対応する
ディジタルテレビジョン放送を受信し、それを表示する
ディジタルテレビジョン装置(以下、TV)である。ノ
ード120は、ディジタルAVデータが記録されたDV
D(Digital Versatile Disc)を再生するDVDプレー
ヤである。
【0017】各ノード111〜120は、IEC618
83規格に準拠した通信プロトコル(即ち、AVプロト
コル)に従って、所定のデータフォーマット(DV規格
のSDフォーマット、同規格のSDLフォーマット、同
規格のHDフォーマット、又は、MPEG規格のMPE
G−2 TS(トランスポートストリーム))に準拠し
たディジタルAVデータを他のノードに送信することが
できる。
【0018】次に、図2を参照して、通信制御装置10
0の主要な構成を説明する。同図において、201及び
209は、IEEE1394−1995規格に準拠した
ディジタルインターフェース(以下、IEEE1394
インターフェース)である。IEEE1394インター
フェース201は、ポートp1を備え、IEEE139
4インターフェース209は、ポートp2を備えてい
る。セグメントAは、図2に示すように、ポートp1に
接続されている。また、セグメントBは、図2に示すよ
うに、ポートp2に接続されている。
【0019】202は、ポートp1が受信したアイソク
ロナスパケットからIEC61883規格で規定された
CIP(Common Isochronous Packet)ヘッダを検出す
るCIPヘッダ検出部である。205は、マイクロコン
ピュータとメモリとを備えた制御部である。203は、
ダミーデータ(ダミーデータの替わりに、空データ又は
ヌルデータとしてもよい)を含むアイソクロナスパケッ
ト(以下、ダミーパケット)を生成するダミーパケット
生成部である。204は、制御部205からの指示に従
い、ポートp1が受信したアイソクロナスパケット、又
は、ダミーパケット生成部203が生成したダミーパケ
ットを選択して出力する選択部である。
【0020】206は、ノード111〜115のユニー
クID、ノードID、機器名及び中継の許可/禁止、所
属するセグメント等を格納したリストを保持するメモリ
である。メモリ206が保持するリストの一例を図6
(A)、(B)に示す。207は、操作部である。20
8は、表示部である。
【0021】次に、図3を参照して、セグメントAから
セグメントBに中継して欲しくないアイソクロナスパケ
ットを送信するノードを登録する手順を説明する。ステ
ップS301において、制御部205は、セグメントA
に属する各ノードのノードID(6ビット)及びユニー
クID(64ビット)を取得し、図6(A)に示すよう
なリストを作成する。
【0022】ステップS302において、制御部205
は、セグメントAのトポロジマップを作成し、それを表
示部208に表示する。トポロジマップの一例を図7に
示す。図7において、700は、通信制御装置100を
表す表示情報(以下、アイコン)である。711〜71
5は、セグメントAに属するノード111〜115を表
す表示情報(以下、アイコン)である。各アイコン71
1〜715には、図7に示すように、ユニークID、機
器名、中継の許可/禁止が表示される。なお、機器名
は、登録された後、アイコン上に表示される。また、中
継の許可/禁止は、デフォルトでは「許可」が選択され
ているので、「許可」と表示する。
【0023】ユーザは、操作部207を介してカーソル
750を操作し、アイコン711〜715の中から所望
のノードに対応するアイコンを選択する。アイコンが選
択された場合、本フローチャートは、ステップS303
に進む。ステップS303において、制御部205は、
図8に示すようなウィンドウ800を表示部208に表
示する。
【0024】ウィンドウ800が表示された後、ユーザ
は、操作部207を介し、所望のノードの機器名を入力
する。例えば、セグメントAに属するDVDプレーヤ1
15の機器名「DVDプレーヤ1」を登録したい場合、
ユーザは、ステップS303でアイコン715を選択
し、「DVDプレーヤ1」と入力すればよい。
【0025】次に、ユーザは、操作部207を介し、A
Vプロトコルに従って送信されたアイソクロナスパケッ
トを他のセグメントに中継することを許可するか、それ
とも禁止するかを選択する。中継を許可する場合には、
「中継」の項目をチェックし、中継を禁止する場合に
は、「禁止」の項目をチェックする。例えば、セグメン
トAに属するDVDプレーヤ115から出力されるアイ
ソクロナスパケットをセグメントBに中継して欲しくな
い場合、ユーザは、ステップS303でアイコン715
を選択し、「禁止」の項目をチェックすればよい。
【0026】所望のノードの機器名を入力し、中継の許
可/禁止を選択した後、ユーザは、「OK」ボタンを押
下し、これらの情報を登録する。「OK」ボタンが押下
された場合、本フローチャートは、ステップS304に
進む。ステップS304において、制御部205は、機
器名と中継の許可/禁止とを図6(A)に示すリストに
登録するとともに、登録した情報をトポロジマップ上に
表示する。
【0027】ステップS305において、制御部205
は、全てのノード111〜115の機器名と中継の許可
/禁止とが登録されたか否かを判別する。全てのノード
111〜115の機器名と中継の許可/禁止とが登録さ
れた場合、制御部205は、登録作業を終了するかをユ
ーザに問い合せる。登録作業を終了する場合、本フロー
チャートは終了する。
【0028】全てのノード111〜115の機器名と中
継の許可/禁止とが登録された後のリストの一例を図6
(B)に示し、トポロジマップの一例を図9に示す。図
6(B)及び図9に示すように、本実施の形態では、ノ
ード111、112、及び114(カメラ一体型ディジ
タルビデオレコーダ111、ディジタルビデオレコーダ
112、114)は、中継を禁止するノードとして登録
し、ノード113及び115(ディジタルテレビジョン
装置113及びDVDプレーヤ115)は、中継を許可
するノードとして登録する。
【0029】以上の手順により、セグメントAからセグ
メントBに中継して欲しくないノードを簡単に登録する
ことできる。また、各ノード111〜115のノードI
D、機器名、中継の許可/禁止をユニークIDに対応付
けてリストに登録することもできる。
【0030】IEEE1394−1995規格では、バ
スリセットが発生した場合、各ノードのユニークIDは
変化しないが、各ノードに割り当てられたノードIDは
変化してしまう。そのため、バスリセットが発生した場
合、図6(B)のリストに登録されたノードIDを更新
しなければならない。以下、図4のフローチャートを参
照して、本実施の形態の通信制御装置100が図6
(B)のリストに登録されたノードIDを自動的に更新
する手順を説明する。
【0031】ステップS401において、制御部205
は、バスリセットが発生したか否かを判別する。バスリ
セットが発生した場合、全てのノード111〜115
は、ノードIDとネットワークのトポロジに関する情報
(以下、トポロジ情報)とを初期化し、IEEE139
4−1995規格で規定された手順に従って新しいノー
ドIDと新しいトポロジ情報とを取得する。バスリセッ
トの発生を検出した場合、本フローチャートは、ステッ
プS402に進む。
【0032】ステップS402において、制御部205
は、ノードIDごとに、全てのノード111〜115の
ユニークIDを取得する。ステップS403において、
制御部205は、各ノード111〜115の新しいノー
ドIDを検出し、それを図6(B)に示すリストに登録
する。ここで、リストに登録されていないユニークID
が検出された場合、通信制御装置100は、そのユニー
クIDと、そのユニークIDに対応するノードの属する
セグメントとをリストに登録する。なお、中継の許可/
禁止については、「許可」を選択して登録する。
【0033】以上の手順により、通信制御装置100
は、バスリセットが発生した場合、各ノードの新しいノ
ードIDを自動的に検出し、それらをリストに登録する
ことができるので、バスリセットごとに、ユーザにリス
トの作成を要求する必要がなくなり、ユーザの負担を削
減することができる。
【0034】次に、図5を参照して、セグメントAに属
するノードからAVプロトコルに従って送信されたアイ
ソクロナスパケットの中継を制御する手順を説明する。
ステップS501において、ポートp1は、セグメント
Aに属するノードから送信されたパケットを受信する。
【0035】ステップS502において、IEEE13
94インターフェース201は、ステップS501で受
信したパケットがアイソクロナスパケットであるか否か
を判別する。なお、ポートp1が受信したパケットがア
イソクロナスパケットであるか否かは、例えば、ギャッ
プ(詳細については、IEEE1394−1995規格
に規定されている)の長さにより判別する。アイソクロ
ナスパケットでなく、アシンクロナスパケットである場
合、本フローチャートはステップS503に進む。一
方、アイソクロナスパケットである場合、本フローチャ
ートはステップS504に進む。
【0036】ステップS503において、制御部205
は、中継を許可し、ポートp1が受信したアシンクロナ
スパケットをポートp2に中継するように選択部204
を制御する。つまり、通信制御装置100は、アシンク
ロナスパケットについては、セグメントAからセグメン
トBに中継することができる。
【0037】ステップS504において、制御部205
は、全禁止モード(セグメントAに属する全てのノード
から送信されたアイソクロナスパケットの中継を禁止す
るモード)が設定されているか否かを判別する。全禁止
モードが設定されていない場合、本フローチャートは、
ステップS505に進む。一方、全禁止モードが設定さ
れている場合、本フローチャートは、ステップS508
に進む。
【0038】ステップS508において、制御部205
は、アイソクロナスパケットの中継を禁止する。このと
き、制御部205は、選択部204を制御し、ダミーパ
ケット生成部203で生成されたダミーパケットをポー
トp2に供給するようにする。つまり、全禁止モードが
設定されている場合、通信制御装置100は、アイソク
ロナスパケットをダミーパケットに置き換え、ダミーパ
ケットをセグメントBに中継することができる。なお、
全禁止モードは、操作部207を介してユーザが設定す
るものとする。
【0039】ステップS505において、CIPヘッダ
検出部202は、ステップS501で受信したアイソク
ロナスパケットからCIPヘッダを検出する。AVプロ
トコルに従って送信されたアイソクロナスパケットは、
図10に示すように、CIPヘッダを含む。従って、C
IPヘッダの有無を検出することにより、通信制御装置
100は、ポートp1が受信したアイソクロナスパケッ
トがAVプロトコルに従って送信されたアイソクロナス
パケットであるか否かを判定することができる。CIP
ヘッダを検出した場合(つまり、AVプロトコルに従っ
て送信されたアイソクロナスパケットであると判定され
た場合)、CIPヘッダ検出部202は、それを制御部
202に供給する。一方、CIPヘッダを検出できなか
った場合(つまり、AVプロトコル以外の通信プロトコ
ルに従って送信されたアイソクロナスパケットであると
判定された場合)、本フローチャートは、ステップS5
03に進む。
【0040】ステップS503において、制御部105
は、中継を許可する。つまり、通信制御装置100は、
AVプロトコル以外の通信プロトコルに従って送信され
たアイソクロナスパケットをセグメントBに中継するこ
とができる。
【0041】ステップS506において、制御部205
は、CIPヘッダから送信元(即ち、ソースノード)の
ノードIDを検出する。
【0042】ステップS507において、制御部205
は、図6(B)に示すリストを検索し、中継が禁止され
たノードであるか否かを判別する。中継が許可されたノ
ードである場合、本フローチャートはステップS503
に進む。
【0043】ステップS503において、制御部105
は、中継を許可する。つまり、通信制御装置100は、
ユーザが事前に中継を許可したノードからAVプロトコ
ルに従って送信されたアイソクロナスパケットをセグメ
ントBに中継することができる。
【0044】一方、中継が禁止されたノードである場
合、本フローチャートはステップS508に進む。ステ
ップS508において、制御部205は、アイソクロナ
スパケットの中継を禁止する。このとき、制御部205
は、選択部204を制御し、ダミーデータ生成部203
で生成されたダミーパケットをポートp2に供給するよ
うにする。つまり、ユーザが事前に中継を禁止したノー
ドから送信されたアイソクロナスパケットを受信した場
合、通信制御装置100は、そのアイソクロナスパケッ
トをダミーパケットに置き換え、ダミーパケットをセグ
メントBに中継することができる。
【0045】以上説明したように、本実施の形態の通信
制御装置100によれば、1つのネットワークをセグメ
ントAとセグメントBとに分割し、AVプロトコルに従
って送信されたアイソクロナスパケットについてはセグ
メントAからセグメントBへの中継を所定の条件で制限
することができるので、AVプロトコルに従って送信さ
れたアイソクロナスパケットの安全性及び秘匿性を高め
ることができる。
【0046】また、本実施の形態の通信制御装置100
によれば、全禁止モードが設定されている場合には、セ
グメントAに属する全てのノードから送信されたアイソ
クロナスパケットをセグメントAからセグメントBに中
継しないようにすることができる。
【0047】また、本実施の形態の通信制御装置100
によれば、セグメントAからセグメントBにアイソクロ
ナスパケットを中継しないときは、アイソクロナスパケ
ットの替わりにダミーパケットを送信するので、IEE
E1394−1995規格で規定された通信サイクルを
乱すことなく、簡単かつ単純な構成でアイソクロナスパ
ケットの中継を制限することができる。
【0048】なお、本実施の形態では、AVプロトコル
に従って送信されたアイソクロナスパケットをセグメン
トAからセグメントBに中継することを制限する場合を
説明したが、本発明はこれに限るものではない。本発明
は、AVプロトコルに従って送信されたアイソクロナス
パケットをセグメントBからセグメントAに中継するこ
とを制限する場合にも適用することができる。
【0049】また、本実施の形態では、1つのネットワ
ークを2つのセグメントに分割する場合を説明したが、
本発明はこれに限るものではない。本発明は、1つのネ
ットワークを2つ以上のセグメントに分割する場合にも
適用することができる。
【0050】また、本実施の形態では、IEEE139
4−1995規格に準拠したネットワークを複数のセグ
メントに分割する場合について説明したが、本発明はこ
れに限るものではない。本発明は、IEEE1394−
1995規格の拡張規格(IEEE1394a−200
0規格等、IEEEP1394.b規格)に準拠したネ
ットワークを複数のセグメントに分割する場合にも適用
することができる。
【0051】(その他の実施の形態)上述した実施の形
態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるよ
うに、該各種デバイスと接続された装置或いはシステム
内のコンピュータに対し、前記実施の形態の機能を実現
するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、
そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU或いは
MPU)に格納されたプログラムに従って前記各種デバ
イスを動作させることによって実施したものも、本発明
の範疇に含まれる。
【0052】また、この場合、前記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコード自体は本発明を構
成する。そのプログラムコードの伝送媒体としては,プ
ログラム情報を搬送波として伝搬させて供給するための
コンピュータネットワーク(LAN、インターネット等
のWAN、無線通信ネットワーク等)システムにおける
通信媒体(光ファイバ等の有線回線や無線回線等)を用
いることができる。
【0053】さらに、前記プログラムコードをコンピュ
ータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコ
ードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプ
ログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフ
レキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光
磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性の
メモリカード、ROM等を用いることができる。
【0054】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコ
ンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティン
グシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と共
同して上述の実施の形態の機能が実現される場合にもか
かるプログラムコードは本発明の実施の形態に含まれる
ことはいうまでもない。
【0055】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれること
はいうまでもない。
【0056】なお、前記実施の形態において示した各部
の形状及び構造は、何れも本発明を実施するにあたって
の具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらに
よって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはなら
ないものである。すなわち、本発明はその精神、又はそ
の主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施す
ることができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アイソクロナス転送方式に従って送信されるデータの安
全性や秘匿性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における通信ネットワークの一構
成例を示す図である。
【図2】通信制御装置100の主要な構成を説明するブ
ロック図である。
【図3】AVプロトコルに従って送信されたアイソクロ
ナスパケットの中継を禁止するノードを登録する手順を
説明するフローチャートである。
【図4】リストの内容を更新する手順を示すフローチャ
ートである。
【図5】AVプロトコルに従って送信されたアイソクロ
ナスパケットの中継を制御する手順を説明するフローチ
ャートである。
【図6】リストの一例を示す図である。
【図7】各ノードの機器名及び中継の許可/禁止を登録
する際に表示されるセグメントAのトポロジマップを示
す図である。
【図8】機器名及び中継の許可/禁止を登録するための
ウィンドウ800を示す図である。
【図9】全てのノードの機器名及び中継の許可/禁止を
登録した後に表示されるセグメントAのトポロジマップ
を示す図である。
【図10】AVプロトコルで規定されたアイソクロナス
パケットの構成を示す図である。
【符号の説明】
100 通信制御装置 111 カメラ一体型ディジタルビデオレコーダ 112 ディジタルビデオレコーダ 113 ディジタルテレビジョン装置 114 ディジタルビデオレコーダ 115 DVDプレーヤ 116 カメラ一体型ディジタルビデオレコーダ 117 ディジタルビデオレコーダ 118 ディジタルテレビジョン装置 119 ディジタルビデオレコーダ 120 DVDプレーヤ 201 IEEE1394インターフェース 202 CIPヘッダ検出部 203 ダミーパケット生成部 204 選択部 205 制御部 206 メモリ 207 操作部 208 表示部 209 IEEE1394インターフェース p1 ポート p2 ポート

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのネットワークを第1のセグメント
    と第2のセグメントとに分割する通信制御装置であっ
    て、 前記第1のセグメントに接続された第1のポートと、 前記第2のセグメントに接続された第2のポートと、 所定の条件を満たす場合、前記第1のポートが受信した
    アイソクロナスパケットを前記第2のポートに中継しな
    いように制御する制御手段を備えたことを特徴とする通
    信制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のポートが受信したアイソクロ
    ナスパケットを前記第2のポートに中継しないように制
    御する場合、前記制御手段は、前記第1のポートが受信
    したアイソクロナスパケットを別のアイソクロナスパケ
    ットに置き換え、前記別のアイソクロナスパケットを前
    記第2のポートに中継するように制御することを特徴と
    する請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 【請求項3】 前記別のアイソクロナスパケットは、ダ
    ミーデータ又はヌルデータを含むアイソクロナスパケッ
    トであることを特徴とする請求項2に記載の通信制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1のポートが受信したアイソクロ
    ナスパケットが所定のノードからAVプロトコルに従っ
    て送信されたアイソクロナスパケットである場合、前記
    制御手段は、前記第1のポートが受信したアイソクロナ
    スパケットを前記第2のポートに中継しないように制御
    することを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のポートが受信したアイソクロ
    ナスパケットを前記第2のポートに中継しないように制
    御する場合、前記制御手段は、前記第1のポートが受信
    したアイソクロナスパケットを別のアイソクロナスパケ
    ットに置き換え、前記別のアイソクロナスパケットを前
    記第2のポートに中継するように制御することを特徴と
    する請求項4に記載の通信制御装置。
  6. 【請求項6】 前記別のアイソクロナスパケットは、ダ
    ミーデータ又はヌルデータを含むアイソクロナスパケッ
    トであることを特徴とする請求項5に記載の通信制御装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第1のセグメントに属する全てのノ
    ードから送信されたアイソクロナスパケットを前記第2
    のセグメントに中継しないモードが設定されている場
    合、前記制御手段は、前記第1のポートが受信したアイ
    ソクロナスパケットを前記第2のポートに中継しないよ
    うに制御することを特徴とする請求項1に記載の通信制
    御装置。
  8. 【請求項8】 前記第1のポートが受信したアイソクロ
    ナスパケットを前記第2のポートに中継しないように制
    御する場合、前記制御手段は、前記第1のポートが受信
    したアイソクロナスパケットを別のアイソクロナスパケ
    ットに置き換え、前記別のアイソクロナスパケットを前
    記第2のポートに中継するように制御することを特徴と
    する請求項7に記載の通信制御装置。
  9. 【請求項9】 前記別のアイソクロナスパケットは、ダ
    ミーデータ又はヌルデータを含むアイソクロナスパケッ
    トであることを特徴とする請求項8に記載の通信制御装
    置。
  10. 【請求項10】 前記ネットワークは、IEEE139
    4−1995規格に準拠したネットワークであることを
    特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の通信制御
    装置。
  11. 【請求項11】 1つのネットワークを第1のセグメン
    トと第2のセグメントとに分割する通信制御装置を用い
    た通信制御方法であって、 所定の条件を満たす場合、前記第1のセグメントに接続
    された第1のポートが受信したアイソクロナスパケット
    を前記第2のセグメントに接続された第2のポートに中
    継しないように制御することを特徴とする通信制御方
    法。
  12. 【請求項12】 1つのネットワークを第1のセグメン
    トと第2のセグメントとに分割する通信制御装置を動作
    させるためのプログラムであって、 所定の条件を満たす場合、前記第1のセグメントに接続
    された第1のポートが受信したアイソクロナスパケット
    を前記第2のセグメントに接続された第2のポートに中
    継しないように制御する処理を実行させることを特徴と
    するプログラム。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のプログラムを格納
    したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶
    媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1404084A2 (en) * 2002-09-30 2004-03-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Network relay device, communication device and network relay method
JP2008236153A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Nec Personal Products Co Ltd コンテンツ配信装置、コンテンツ配信システムおよびプログラム

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