JP2002009654A - ワイヤレスマイク通信システム - Google Patents

ワイヤレスマイク通信システム

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JP2002009654A JP2000185059A JP2000185059A JP2002009654A JP 2002009654 A JP2002009654 A JP 2002009654A JP 2000185059 A JP2000185059 A JP 2000185059A JP 2000185059 A JP2000185059 A JP 2000185059A JP 2002009654 A JP2002009654 A JP 2002009654A
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    • H04B1/02Transmitters
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、複数の異なるビット長を設定する
ことによって、マンマシンインターフェースを向上させ
たワイヤレスマイク通信システムを提供とすること。 【解決手段】 ワイヤレスマイク通信システム100は、
一定レベルを有し、かつ、所定の時間間隔により間欠的
に生成されるトーン信号の時間間隔を制御することによ
って、スタートビット、HiデータおよびLowデータ
を設定し、データを送信するワイヤレスマイク101と、
トーン信号を受信したとき、トーン信号の信号レベルを
所定時間毎に積分演算するとともに、算出された積分値
の変化量に基づいて、送信されたデータを検出するワイ
ヤレスマイク受信装置102とを備え、ワイヤレスマイク1
01からワイヤレスマイク受信装置102にデータを伝送す
るようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】トーン信号を用いてデータを
伝送するワイヤレスマイク通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤレスマイク通信システムは、入力
された音声を音声信号に変換し、変調して送信するワイ
ヤレスマイクと、変調された音声信号を受信し、復調し
て音声出力を行うワイヤレスマイク受信装置とから構成
され、ワイヤレスマイクとワイヤレスマイク受信装置と
の間に有線コードを接続すること無く、ワイヤレスマイ
ク受信装置から音声信号を出力できるようになってい
る。
【0003】このようなワイヤレスマイク通信システム
は、ワイヤレスマイク受信装置に、スケルチ回路を設
け、ワイヤレスマイクが電源を切り、電波を送信しない
とき、ワイヤレスマイク受信装置は、このスケルチ回路
を制御してワイヤレスマイク受信装置からの雑音を出力
させないようになっている。
【0004】スケルチ回路制御には、受信した信号の雑
音成分に基づいてスケルチ動作を行うノイズスケルチ
と、フィルタなどで選択された中間周波数信号に基づい
てスケルチ動作を行うキャリアスケルチと、ワイヤレス
マイクが送信したトーン信号に基づいてスケルチ動作を
行うトーンスケルチとがある。
【0005】通常、ワイヤレスマイク受信装置は、ノイ
ズスケルチ、または、キャリアスケルチの動作により、
スケルチ制御を行うようになっているが、これらノイズ
スケルチ、または、キャリアスケルチのみでは、パソコ
ン、パチンコ台および空気清浄機などの機器からの不要
輻射などのノイズにより、スケルチ回路が誤動作するた
め、トーンスケルチを併用し、誤動作を防止している。
【0006】また、このトーンスケルチは、ワイヤレス
マイクの電源スイッチがONになると、一定時間経過後
にトーン信号の送信を開始し、電源スイッチがOFFに
なると、トーン信号の送信を停止し、一定時間経過後に
ワイヤレスマイクの電源を遮断するようになっており、
ワイヤレスマイクの電源スイッチのON/OFF時に発
生するノイズも除去するようになっている。
【0007】従来、トーンスケルチ制御を行うワイヤレ
スマイク通信システムは、ワイヤレスマイクからトーン
信号を送信させ、ワイヤレスマイク受信装置に、上述し
た音声信号の出力を制御するスケルチ回路を設け、電波
が無いとき、すなわち、トーン信号が無いときには、音
声信号を出力しないようになっている。また、ワイヤレ
スマイクの電源がONのとき、トーン信号によって、電
波を擬似的に検出させ、スケルチ回路の制御を行うよう
になっており、このワイヤレスマイク通信システムの代
表的なものを図21、22、23、に示す。
【0008】図21に示すように、ワイヤレスマイク1
は、音声を音声信号に変換する音声入力部2と、トーン
信号生成部3と、音声信号とトーン信号を混合する信号
混合部4と、搬送波を生成する発振部5と、発振部5に
おいて生成された搬送波に基づいて混合された信号を変
調する変調部6と、変調部6によって変調された信号を
増幅する高周波増幅部7と、送信アンテナ8とを備え、
音声信号とトーン信号を混合した信号をワイヤレスマイ
ク受信装置10に送信するようになっている。
【0009】また、図22に示すように、ワイヤレスマイ
ク受信装置10は、受信アンテナ11と、受信した信号を増
幅する高周波増幅部12と、選局された周波数信号を中間
周波数に変換する周波数変換部13と、この変換された信
号を増幅する中間周波数増幅部14と、この増幅された中
間周波数の信号から音声信号およびトーン信号を取り出
す復調部15と、音声信号を通過させるバンドパスフィル
タ(以下、BPFという)16と、スケルチ回路部17と、
音声信号を増幅させる低周波増幅部18と、トーン信号を
検出する水晶フィルタ19と、トーン信号によってスケル
チ回路部17を制御するスケルチ回路制御部20とを備えて
おり、受信した信号から音声信号とトーン信号を復調し
て、それぞれ分離して音声を出力するようになってい
る。
【0010】また、このワイヤレスマイク受信装置10
は、スケルチ回路制御部20において、トーン信号が検出
されたとき、スケルチ回路部17を制御して、音声信号を
出力するようになっているが、トーン信号が検出されな
いときは、スケルチ回路部17を制御して、BPF16と低
周波増幅部18との接続を電気的に遮断するようになって
いる。
【0011】図23は、音声信号とトーン信号とが混合さ
れた信号を説明するための図であり、通常、トーン信号
は、音声帯域外の信号を用いるようになっている。
【0012】一方、ワイヤレスマイク通信システムは、
音声を伝送することが主目的であるが、最近では、プレ
ゼンテーションなどでワイヤレスマイクを使用しなが
ら、ワイヤレスマイクによって録音装置の制御、VTR
の再生および音量の調節など、さまざまな制御を行いた
いという要望が強くなってきており、このような通信を
行うものに、トーン信号に制御データを搬送させたワイ
ヤレスマイク通信システムがある。
【0013】このトーン信号に制御データを搬送させる
ワイヤレスマイク通信システムは、トーン信号に振幅変
調をかけることによって、制御データのデータ伝送を行
うものと、トーン信号の有無によって制御データのデー
タ伝送を行うものとがあり、代表的なものに、特開平6
−113376号公報に記載されたものが知られてい
る。
【0014】このワイヤレスマイク通信システムは、ワ
イヤレスマイクに複数のトーン信号を発生させるトーン
発生回路を設け、この複数のトーン信号を送信する制御
データに基づき、それぞれ、所定のタイミングによって
ワイヤレスマイク受信装置に送信するようになってい
る。また、ワイヤレス受信装置では、受信した複数のト
ーン信号の有無の組合せによって、制御データを解析す
るようになっており、この結果、トーン信号によって、
制御データを伝送することができるようになっている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなトーン信号によって制御データを送信させるワイ
ヤレスマイク通信システムであっては、常に、同じビッ
ト列でデータを構成する必要があるため、データ量を少
なくできるデータであっても、決まったビット列で送信
しなければならず、非効率的であった。
【0016】また、データ量を増やすには、トーン信号
の数を増やす必要があり、ワイヤレスマイク受信装置
に、トーン信号毎にトーン信号を抽出する抽出回路を設
ける必要があった。
【0017】本発明は、このような問題を解決するため
に、マンマシンインターフェースを向上させたワイヤレ
スマイク通信システムを提供とすることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するため
に、本発明の請求項1記載のワイヤレスマイク通信シス
テムは、トーン信号にデータを搬送させることによっ
て、ワイヤレスマイクからワイヤレスマイク受信装置に
データを伝送させるワイヤレスマイク通信システムにお
いて、前記ワイヤレスマイクに、前記ワイヤレスマイク
受信装置に送信する送信データの種別毎に、異なるビッ
ト長を設定し、前記送信データに基づいて、複数のビッ
トを有するビット列データを生成するデータ生成手段を
設け、前記トーン信号に前記ビット列データを搬送さ
せ、前記送信データを前記ワイヤレスマイク受信装置に
伝送させるようにした構成を有している。
【0019】この構成により、送信データの種別によ
り、ビット長を変えたビット列データをトーン信号に搬
送させることができるので、ワイヤレスマイク受信装置
を反応よく制御するときは、ビット長の短いデータによ
ってデータを伝送させることができ、また、多くのデー
タを伝送させるときは、ビット長の長いデータによって
データを伝送させることができるので、容易に、データ
量を増やすことができるとともに、マンマシンインター
フェースを向上させることができる。
【0020】また、本発明の請求項2記載のワイヤレス
マイク通信システムは、請求項1記載の発明において、
前記データによって、少なくとも電源電圧情報を含む前
記ワイヤレスマイクの動作情報を伝送させるとともに、
前記ワイヤレスマイク受信装置に、前記データを表示す
る表示手段を設けた構成を有している。
【0021】この構成により、ワイヤレスマイクの動作
情報をワイヤレスマイク受信装置に表示することができ
るので、ワイヤレスマイクの動作をワイヤレスマイク受
信装置において管理することができる。
【0022】また、本発明の請求項3記載のワイヤレス
マイク通信システムは、請求項1記載の発明において、
前記データによって、前記ワイヤレスマイク受信装置を
制御する制御データを伝送するとともに、前記ワイヤレ
スマイク受信装置に、前記制御データによって前記ワイ
ヤレスマイク受信装置を制御する制御部を設けた構成を
有している。
【0023】この構成により、ワイヤレスマイクによっ
て、ワイヤレスマイク受信装置を制御することができ
る。
【0024】また、本発明の請求項4記載のワイヤレス
マイク通信システムは、請求項1記載の発明において、
前記ワイヤレスマイク受信装置に、前記伝送されたデー
タを出力するデータ出力手段を設けた構成を有してい
る。
【0025】この構成により、ワイヤレスマイクから伝
送されたデータをワイヤレスマイク受信装置から出力す
ることができる。
【0026】また、本発明の請求項5記載のワイヤレス
マイク通信システムは、請求項1乃至4の何れかに記載
の発明において、前記ワイヤレスマイクが、一定の信号
レベルを有し、かつ、所定の時間間隔によって間欠的に
トーン信号を生成するとともに、前記データ生成手段に
よって生成されたビット列データに基づいて、前記トー
ン信号の前記時間間隔を制御するトーン信号生成手段お
よび前記時間間隔が制御された前記トーン信号を送信す
る送信手段を有し、前記ワイヤレスマイク受信装置が、
前記トーン信号を受信する受信手段、受信した前記トー
ン信号の信号レベルを一定時間毎に積分する演算手段お
よび前記演算手段によって算出された値の一定時間毎の
変化量に基づいて、前記データを検出する検出手段を有
し、前記ワイヤレスマイクから前記ワイヤレスマイク受
信装置に前記データを伝送させるようにした構成を有し
ている。
【0027】この構成により、トーン信号によって、ワ
イヤレスマイクからワイヤレスマイク受信装置にデータ
を伝送することができる。
【0028】具体的には、一定レベルを有し、かつ、送
信時間間隔が制御された間欠的なトーン信号の信号レベ
ルを一定時間毎に積分演算すると、送信時間間隔によっ
て、図1に示すように、積分値が変化する。このため、
この積分値の変化、すなわち、この積分グラフの一定時
間間隔毎の変化量によって、送信されたデータを検出す
ることができるので、トーン信号によってデータを伝送
することできる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて説明する。
【0030】図2〜20は、本発明に係る通信システム、
通信方法、ワイヤレスマイク通信システム、ワイヤレス
マイクおよびワイヤレスマイク受信装置の一実施形態を
示す図である。
【0031】まず、構成を説明する。
【0032】図2に示すワイヤレスマイク通信システム
100は、ワイヤレスマイク101と、ワイヤレスマイク受信
装置102とから構成され、ワイヤレスマイク101において
入力された音声信号およびデータをワイヤレスマイク受
信装置102に伝送させるとともに、ワイヤレスマイク受
信装置102において、この伝送された音声信号を出力
し、かつ、後述する方法により、この伝送されたデータ
(以下、送信データという)検出するようになってお
り、ワイヤレスマイク101に入力されたデータによって
ワイヤレスマイク受信装置102を制御、または、ワイヤ
レスマイク101に入力されたデータをワイヤレスマイク
受信装置102から所定の制御信号として出力させるよう
になっている。
【0033】ワイヤレスマイク101は、図3に示すよう
に、音声を入力し、音声信号に変換する音声入力部20
と、操作部50を有し、制御データなどのデータが入力さ
れるデータ入力部21と、入力されたデータに基づいて、
送信する送信データを生成する送信データ生成部22と、
間欠的な時間間隔を有するトーン信号を生成するととも
に、この時間間隔を送信データ生成部22によって生成さ
れた送信データに基づいて、制御するトーン信号生成部
23と、音声入力部20から入力された音声信号とトーン信
号生成部23によって生成されたトーン信号とを混合する
混合部24と、搬送波を生成する発振部25と、発振部25に
おいて生成された搬送波に基づいて、混合された音声信
号とトーン信号を変調する変調部26と、変調部26におい
て、変調された信号を増幅する高周波増幅部27と、高周
波増幅部27において、増幅された混合信号を送信する送
信アンテナ28とを備えている。
【0034】送信データ生成部22およびトーン信号生成
部23、それぞれ、本発明に係るデータ生成手段およびト
ーン信号生成手段を構成し、混合部24、変調部26および
高周波増幅部は、本発明に係る送信手段を構成してい
る。
【0035】また、ワイヤレスマイク受信装置102は、
図4に示すように、受信した信号を増幅する高周波増幅
部30と、選局された周波数信号を中間周波数に変換する
周波数変換部31と、この中間周波数に変換された信号を
増幅する中間周波増幅部32と、この信号を復調する復調
部33と、復調された混合信号から音声信号を通過させる
バンドパスフィルタ(以下、BPFという)34と、BP
F34から音声信号を入力し、この音声信号の出力を制御
するスケルチ回路部35と、スケルチ回路部35から出力さ
れた音声信号の信号レベルを増幅する低周波増幅部36
と、復調された混合信号からトーン信号のみ通過させ、
このトーン信号をスケルチ回路制御部38およびデータ検
出部39に出力する水晶フィルタ37と、水晶フィルタ37か
ら出力されたトーン信号に基づいて、スケルチ回路部35
を制御するスケルチ回路制御部38と、同様にして水晶フ
ィルタ37から出力されたトーン信号に基づいて、送信デ
ータを検出するデータ検出部39と、データ検出部39にお
いて検出された送信データを解析して、各部を制御する
制御部40と、外部に制御信号を出力する制御信号出力部
41と、受信アンテナ42と、ワイヤレスマイク101の動作
情報を表示する表示部43とを備え、データ検出部39は、
積分演算部39aとデータ判定部39bにより構成されてい
る。
【0036】高周波増幅部30、周波数変換部31、中間周
波増幅部32、復調部33、BPF34および水晶フィルタ37
は、本発明に係る受信手段を構成し、データ検出部39、
制御部40および表示部43は、本発明に係る検出手段、制
御手段および表示手段を構成している。
【0037】このワイヤレスマイク受信装置102は、ワ
イヤレスマイク101から送信された信号を復調部33にお
いて復調し、復調した復調信号をBPF34および水晶フ
ィルタ37に出力するようになっている。
【0038】水晶フィルタ37では、復調部33において復
調された復調信号からトーン信号のみ通過させ、通過さ
せたトーン信号をスケルチ回路制御部38と、データ検出
部39に出力するようになっている。
【0039】スケルチ回路制御部38は、トーン信号が入
力されているとき、スケルチ回路部35と低周波増幅部36
とを電気的に接続させるようになっており(以下、スケ
ルチ回路部35を開けるという)、トーン信号が入力され
ていないときは、スケルチ回路部35と低周波増幅部36と
を電気的に遮断させるようになっている(以下、スケル
チ回路部35を閉じるという)。
【0040】データ検出部39は、後述する方法によっ
て、ワイヤレスマイク101から送信された送信データを
検出するようになっており、検出したデータを制御部40
に出力するようになっている。
【0041】制御部40は、データ検出部39から入力され
たデータに基づいて、ワイヤレスマイク受信装置102の
各部を制御するようになっている。例えば、低周波増幅
部36から出力された音声信号の信号レベルを制御するよ
うになっており、同様にして、他のワイヤレスマイク10
1から受信した音声信号の出力レベルを制御するように
なっている。他のワイヤレスマイク101の音声信号の出
力レベルを制御するときは、他のワイヤレスマイクの受
信系統、すなわち、他のチャンネルの低周波増幅部36か
ら出力される音声信号の信号レベルを制御するようにな
っている。
【0042】また、制御部40は、入力されたデータを制
御信号出力部41および表示部43に出力するようになって
いる。
【0043】表示部43は、ワイヤレスマイク101の動作
情報、例えば、各ワイヤレスマイク101の電源電圧情報
および各ワイヤレスマイク101における受信感度などを
表示するようになっており、ワイヤレスマイク101の動
作状態を表示するようになっている。ただし、通常ワイ
ヤレスマイク101は、電池によって駆動するようになっ
ているので、この電源電圧情報は、電池電圧情報を示
す。このため、表示部43は、ワイヤレスマイク101にお
ける電池の残量を表示するようになっている。
【0044】制御信号出力部41は、入力されたデータに
基づき、制御信号を出力するようになっており、本実施
形態では、無電圧メイク接点出力を行うようになってい
る。また、この制御信号出力部41は、本発明に係る制御
信号出力手段を構成している。
【0045】本実施形態のワイヤレスマイク受信装置10
2は、2本のワイヤレスマイク101a、101bを受信、す
なわち、2チャンネルの受信を行うようになっている。
したがって、ワイヤレス受信装置102は、それぞれ、高
周波増幅部30、周波数変換部31、中間周波増幅部32、復
調部33、BPF34、スケルチ回路部35、低周波増幅部3
6、水晶フィルタ37、スケルチ回路制御部38、データ検
出部39、制御部40および制御信号出力部41をチャンネル
毎に有している。
【0046】次に、トーン信号によって伝送される送信
データについて説明する。
【0047】通常、ワイヤレスマイク101の電源がON
にされているとき、トーン信号は、トーン信号生成部23
によって生成されるとともに、このトーン信号がワイヤ
レス受信装置102に送信される。
【0048】また、このトーン信号を受信したワイヤレ
ス受信装置102では、復調部33において復調した信号か
ら水晶フィルタ37によってトーン信号を通過させるよう
になっており、スケルチ回路制御部38が、水晶フィルタ
37から入力したトーン信号に基づいて、スケルチ回路部
35を制御し、ワイヤレスマイク受信装置102の音声信号
出力を制御するようになっている。
【0049】一方、ワイヤレスマイク101の電源がOF
Fにされているとき、トーン信号は生成されず、送信さ
れないので、ワイヤレスマイク受信装置102では、水晶
フィルタ37からトーン信号が出力されずに、スケルチ回
路部35が、低周波増幅部36に送出される音声信号の出力
を電気的に遮断されるようになっている。
【0050】このため、ワイヤレスマイク受信装置102
は、受信電波がないとき、すなわち、トーン信号を受信
しないとき、スケルチ回路部35前段より出力される雑音
を低周波増幅部36に出力しないようになっている。
【0051】このようにトーン信号を用いることによ
り、ワイヤレスマイク101の電源がOFFにされている
ときは、ワイヤレスマイク受信装置102から雑音を出力
しないようなっている。
【0052】また、ワイヤレスマイク通信システム100
では、このトーン信号に送信データを搬送させるように
なっている。このトーン信号は、一定レベルを有し、か
つ、所定の送信時間間隔によって間欠的に伝送されるよ
うになっており、40ms毎に、この送信時間間隔を切り
換え、トーン信号を生成および送信するようになってい
る。
【0053】ここで、40msは、送信データを伝送する
ときの1ビットを表す時間であり、1ビットを40ms毎
としたのは、トーン信号が無くてもスケルチ回路部35が
閉じない時間である。
【0054】また、この時間間隔が40msよりも短くな
ると、音声信号およびトーン信号の周波数変調(以下、
FMという)された信号を受信するときの受信感度が悪
い場合に、トーン信号の周波数に近い信号が混在する可
能性があり、トーン信号の誤検知が起こりやすくなる。
この結果、40msに設定することによって、40msにト
ーン信号が検出されなくても音声信号の出力は遮断する
ことなく、この40ms間のトーン信号の時間間隔を変化
させることによって、送信データを伝送することができ
るようになっている。
【0055】図5に、トーン信号に搬送される1ビット
の送信パターン(以下、ビットパターンという)の一例
を示す。
【0056】図5に示すビットパターンは、スタートビ
ット、LowデータおよびHiデータであり、スタート
ビットは、トーン信号を1ビット間OFFした信号、L
owデータは、所定の時間間隔によってトーン信号をバ
ースト状態に送信する信号、Hiデータは、トーン信号
を1ビット間ONにした信号である。
【0057】このように、送信データのスタート時およ
び各ビットデータをトーン信号に搬送させることによっ
て、送信データをワイヤレス受信装置102に送信するよ
うになっている。
【0058】また、本実施形態のワイヤレスマイク101
では、データ入力部21に入力されたデータに基づき、送
信データ生成部22において、送信データのビット列を生
成するようになっており、この生成されたビット列に基
づき、トーン信号生成部23において、トーン信号を生成
するようになっている。
【0059】次に、トーン信号によって搬送された送信
データの検出原理について説明する。
【0060】上述のようなビットパターンを有するトー
ン信号を整流するとともに、積分演算すると、例えば、
図6に示すような電圧特性を有するようになっている。
【0061】スタートビットは、トーン信号を1ビット
間OFFとしているため、整流信号波形は、急激な放電
特性を示すようになっている。Lowデータは、トーン
信号を1ビット間所定の時間間隔によって(トーン信号
をバースト状態によって)送信しているため、整流信号
波形は、スタートビット時よりも緩やかな放電特性を示
すようになっている。また、Hiデータは、トーン信号
を1ビット間ONとしているため、整流信号波形は、充
電特性を示すようになっている。
【0062】このように、受信したトーン信号を積分演
算すると、ビットデータに対応した電圧特性を得ること
ができるようになっているので、トーン信号から算出さ
れた電圧特性の変化量、すなわち、図6におけるグラフ
の傾きを求めることにより、この値からビットデータを
判定することができるようになっている。
【0063】また、Hiデータが連続し、変化量が零、
すなわち、傾きが水平になった場合、または、Lowデ
ータが連続し、変化量が零になった場合には、その値が
上限にあるのか下限にあるのかによってHiデータとL
owデータとを判定するようになっている。
【0064】次に、トーン信号の検出レベルにおけるレ
ベル補正について説明する。
【0065】通常、水晶フィルタ37から出力されたトー
ン信号の信号レベルに基づいて、ビットデータの判定を
行うようになっているが、ワイヤレスマイク受信装置10
2の受信状態、または、水晶フィルタ37の特性などによ
り、トーン信号が一定のレベルで検出することができな
い、または、トーン信号が所定のレベルを満たさないな
ど、正確にビットデータを判定することができないとい
う問題が生ずる。
【0066】具体的には、図7に示すように、ワイヤレ
スマイク受信装置102が、トーン信号のレベルを一定に
検出できないと、積分演算した値にばらつきが生ずるの
で、データ検出率が劣化する。特に、スタートビットと
Lowビットの検出が難しくなる。
【0067】この問題は、例えば、水晶フィルタ37の温
度特性により生じる。
【0068】トーン信号を32.768kHzに設定したと
き、水晶フィルタ37は、25℃で図8(a)に示すような
温度特性を示す。しかしながら、0℃では、図8(b)
のように、フィルタの特性にずれが生じ、受信した信号
レベルを正確に検出することができなくなる。また、変
調部26における調整のばらつきにおいても同様な現象に
より、受信した信号レベルを正確に検出することができ
なくなる。
【0069】そこで、ワイヤレスマイク受信装置102で
は、ビットデータを判定するための複数の判定テーブル
を用意し、一定時間毎に、トーン信号の検出レベルに基
づいて、この複数の判定テーブルの何れかを設定するよ
うになっており、設定された判定テーブルによってビッ
トデータを判定するようになっている。このため、図7
に示すように、トーン信号の検出レベルが一定に入力さ
れなくても、そのトーン信号の検出レベルに合わせて、
ビットデータを判定することができるようになってい
る。なお、この判定テーブルの設定は、一定時間毎に行
うようになっているが、スタートビットが検出された場
合、そのスタートビットを有するデータ列が受信されて
いる間は、判定テーブルを変更しないようになってい
る。
【0070】また、上述のように判定テーブルが設定さ
れるとき、トーン信号の検出レベルが、判定テーブルの
選択範囲を外れると判定テーブルの設定ができなくなる
ので、本実施形態では、テーブル選択時に検出されたト
ーン信号のレベルが、所定のレベルに満たないとき、図
9に示すように、信号レベルを整流するときの整流器に
フィードバックをかけて、検出したトーン信号のレベル
を補正するようになっており、この補正された信号レベ
ルに基づき、判定テーブルを選択するようになってい
る。
【0071】次に、送信データのビット列の構成につい
て説明する。
【0072】本実施形態では、送信データには、7ビッ
ト長と13ビット長の2種類のビット長を用いており、7
ビット長データおよび13ビット長データともに、図10、
11に示すように、「スタートビット」+「データ長判定
ビット」+「送信データ」+「BCCデータ」で構成す
るようになっている。
【0073】ここで、BCC(Block Check Code)と
は、データ誤り検出のためのデータであり、7ビット長
データでは、下位2ビット、13ビット長データでは、下
位4ビットをBCCデータに割り当てるようになってい
る。
【0074】この2種類のビット長データは、1ビット
40msと長いことから、マンマシンインターフェースを
考慮して用いるようになっており、反応よく制御を行う
ときは、送信データに、ビット長の短い7ビット長のデ
ータ(280ms)を設定し、多くのデータを送るとき
は、送信データに、ビット長の長い13ビット長のデータ
を設定するようになっている。このデータ選択は、ワイ
ヤレスマイク101のデータ入力部21において、入力され
たデータの種類に基づき、送信データ生成部22において
設定されるようになっている。
【0075】また、この2種類のデータ長の判定および
検出は、2ビット目にあるビットをHiデータにするか
Lowデータにするかによって行うようになっている。
【0076】7ビット長データは、ワイヤレスマイク受
信装置102から出力される音声信号の信号レベルを制御
する音量操作モードデータと、ワイヤレスマイク受信装
置102から出力する制御信号の出力制御を行う制御操作
モードデータとを伝送するようになっており、また、13
ビットデータは、7ビット長データと同様に、ワイヤレ
スマイク受信装置102から出力する制御信号の出力制御
を行う制御操作モードデータと、ワイヤレスマイク101
の情報を伝送するワイヤレスマイクデータとを伝送する
ようになっている。7ビット長データおよび13ビット長
データでは、両者とも制御操作モードデータを伝送する
ようになっているが、このビット長の選択は、上述した
ように、マンマシンインターフェースおよび操作の重要
度を考慮して用いるようになっている。また、13ビット
長データには、3ビット目のビットデータにおいて、制
御操作モードデータおよびワイヤレスマイクデータの送
信データの種別を判定できるようになっている。
【0077】また、制御操作モードデータは、例えば、
ワイヤレスマイク受信装置102に隣接するカセットデッ
キ、CDプレーヤなどの音響装置、ビデオデッキなどの
映像装置装置の制御、ワイヤレスマイク受信装置102が
組み込まれているAVシステムの電源制御、複数の音声
信号を調整するミキサーの音量出力パターンの切り換
え、照明スイッチの制御、スクリーンのUP/DOW
N、スライドの制御、自動放送装置、鳴動機器および表
示装置の起動を制御する制御信号の出力制御を行うよう
になっており、ワイヤレスマイクデータは、ワイヤレス
マイク101の電池電圧情報を伝送するようになってい
る。
【0078】この電池電圧情報は、例えば、ワイヤレス
マイク101の図示しない制御部が、一定時間毎にワイヤ
レスマイク101の電池電圧を測定し、この測定結果をデ
ータ入力部21に出力するようになっている。
【0079】また、ワイヤレスマイク受信装置102は、
上述したように、ワイヤレスマイク101の動作情報を表
示する表示部43を有し、この電池電圧情報のデータを検
出したとき、表示部43に、この電池電圧情報を表示する
ようになっている。ワイヤレスマイク受信装置102は、
図示しない表示部を有し、このデータを検出したとき、
この表示部に測定結果を表示するようになっている。
【0080】次に、ワイヤレスマイク101の動作につい
て説明する。
【0081】まず、ワイヤレスマイク101のデータの入
力について説明する。
【0082】上述したように、データ入力部21は、デー
タを入力する操作部50を有し、この操作部50によってデ
ータを入力するようになっており、この操作部50の一例
を図12、13に示す。ここで、図13は、操作部50の動作を
示す状態遷移図である。
【0083】この操作部50は、図12に示すように、ワイ
ヤレス受信装置102の音量出力の制御を行うモード(以
下、音量操作モード)および上述した音量制御以外の制
御を行うモード(以下、単に制御操作モードという)を
切り換える制御操作モード切換スイッチ51と、入力操作
を行う操作スイッチ52a、52b、52c、52dと、音量操
作モードのときに点灯する音量制御表示部53と、制御操
作モードのときに点灯する制御表示部54とを備え、操作
スイッチ52a、52b、52c、52dは、音量操作モード
と、制御操作モードとによって異なる制御を行うように
なっている。
【0084】ここで、図13を用いて、操作部50の動作を
説明する。
【0085】操作スイッチ52a、52b、52c、52dは、
通常、待機状態になっており、この待機状態のとき、制
御モード切換スイッチ51を押すと、音量制御表示部53が
点灯し、操作スイッチ52a、52b、52c、52dによって
音量制御データが入力可能になる。
【0086】また、この音量操作モード中に、再度、制
御モード切換スイッチ51を押すと、制御表示部54が点灯
し、操作スイッチ52a、52b、52c、52dによって制御
操作モードデータが入力可能になる。
【0087】このように、他のモード中に、制御モード
切換スイッチ51を1回押す毎に、モードが切り換わり、
また、各モードに切り換わってから、所定の時間(以
下、待ち受けモードという)を経過しても操作スイッチ
52a、52b、52c、52dからの入力がないと、待機状態
にもどるようになる。
【0088】また、各モードにおいて、待ち受けモード
のとき、操作スイッチ52a、52b、52c、52dを押す
と、待ち受けモードのタイマーは初期化される。
【0089】したがって、音量操作モード時は、音量制
御表示部53が点灯し、操作スイッチ52a、52bによっ
て、本操作を行っているワイヤレスマイク101の音量を
制御するようになっており、操作スイッチ52c、52dに
よって、他のワイヤレスマイク101の音量を制御するよ
うになっている。また、操作スイッチ52a、52cによっ
て、それぞれ、音量を増加させ、操作スイッチ52a、52
cによって、それぞれ、音量を減少させるようになって
いる。
【0090】また、制御操作モード時は、制御表示部54
が点灯するようになっており、操作スイッチ52a、52
b、52c、52dそれぞれによって、異なる制御を行うよ
うになっており、例えば、操作スイッチ52a、52b、52
c、52dを押すと、ワイヤレスマイク受信装置102の制
御信号出力部37から各無電圧メイク接点を出力するよう
になっている。
【0091】また、このようにデータがデータ入力部21
に入力されると、このデータを送信データ生成部22に出
力するようになっている。このデータが入力されたデー
タ生成部22は、データの種別を判定し、このデータに対
応した7ビット長データ、または、13ビット長データの
ビット列データを生成してトーン信号生成部23に出力す
るようになっている。
【0092】また、基本的には、このデータが送信され
るまで、データ入力部21は、操作スイッチ52a、52b、
52c、52dからの入力を受け付けないようになってお
り、操作されたデータが正確に送信されるようになって
いる。
【0093】このように、データ入力部21および操作部
50は、動作するようになっているが、この他に、データ
入力部21には、上述したように図示しない制御部から制
御データが入力されるようになっており、この制御デー
タには、ワイヤレスマイク101の電池電圧監視するデー
タがある。このデータがデータ入力部21に入力された場
合、操作部50から操作されたデータが入力されたとき
は、図示しない制御部から入力されたデータは、操作部
50によって操作されたデータが送信されるまで待機する
ようになっている。
【0094】次に、図14を用いて、トーン信号によって
送信データを送信する動作について説明する。図14は、
ワイヤレスマイク101のトーン信号の送信動作を示すフ
ローチャートである。なお、ワイヤレスマイク101の図
示しない電源スイッチは、ONになっており、データ入
力部21に、データが入力できる状態になっているものと
する。
【0095】まず、操作部50からの操作されたデータ
を、または、図示しない制御部から所定の時間毎に出力
されたデータをデータ入力部21に入力し、データが入力
されたデータ入力部21は、このデータをデータ信号生成
部22に出力する(データ入力ステップ(ステップS
1))。このとき、図示しない制御部からのデータが、
入力されているとき、操作部50からの制御データが入力
されたときは、操作部50からの入力を優先する。
【0096】次いで、データ信号生成部22は、入力され
たデータに基づいて、7ビット長データか13ビット長デ
ータかを判断するとともに、この判断結果に基づいて、
入力されたデータを上述のように7ビット長、または、
13ビット長の送信データに変換して、トーン信号生成部
23に出力する(ステップS2)。
【0097】次いで、トーン信号生成部23は、入力され
た所定ビット長の送信データに基づいて、トーン信号を
生成し、生成したトーン信号を混合部24に出力する(ト
ーン信号生成ステップ(ステップS3))。
【0098】次いで、混合部24は、音声入力部20から入
力された音声信号とトーン信号を混合して、変調部26に
出力し(ステップS4)、次いで、変調部26において、
発振部5で生成された搬送波に基づいて、音声信号とト
ーン信号が混合された信号を変調するとともに、この変
調された信号を増幅しアンテナ26からワイヤレスマイク
受信装置102に送信する(送信ステップ(ステップS
5))。
【0099】最後に、所定の時間内のデータ入力を無視
するようにタイマーをセットする(ステップS6)。
【0100】このように、トーン信号の送信する時間間
隔によって送信データを搬送するとともに、音声信号と
混合してワイヤレスマイク受信装置102に送信するよう
になっている。
【0101】次に、ワイヤレス受信装置102の動作につ
いて説明する。
【0102】まず、図15を用いて、音声信号およびトー
ン信号の受信動作について説明する。なお、ワイヤレス
マイク101およびワイヤレスマイク受信装置102の電源
は、ONになっているとともに、ワイヤレスマイク受信
装置102では、ワイヤレスマイク101から送信されたトー
ン信号および音声信号を受信しているものとする。
【0103】まず、受信した受信信号を復調部33によっ
て復調し、BPF34および水晶フィルタ37に、それぞれ
出力するようになっている(ステップS10)。
【0104】次いで、BPF34において、音声信号のみ
通過させ、スケルチ回路部35に出力するとともに、水晶
フィルタ37において、トーン信号のみ通過させ、スケル
チ回路制御部38およびデータ検出部39に出力し(ステッ
プS11、S12)、以下のように、音声出力制御および送
信データ出力制御を行う。
【0105】まず、音声出力制御は、スケルチ回路制御
部38において、入力されたトーン信号と、このトーン信
号の信号レベルに基づいて、スケルチ回路部35を開く
(ステップS13)。なお、スケルチ回路制御部38におい
て、トーン信号が検出できないとき、または、トーン信
号の検出レベルが所定のレベルに達しないときは、スケ
ルチ回路部35は、閉じたままの状態にする。
【0106】次いで、スケルチ回路部35が開くことによ
って、音声信号が低周波増幅部36に出力され(ステップ
S14)、低周波増幅部36は、音声信号を増幅し、音声信
号を出力する(ステップS15)。
【0107】一方、送信データ出力は、まず、データ検
出部39において、受信したトーン信号から送信された送
信データを検出する(演算ステップ(ステップS1
6))。なお、この送信データ検出動作については、後
述する。
【0108】次いで、データ検出部39は、検出されたデ
ータに基づいて、送信された送信データを再現し、制御
部40に出力する(検出ステップ(ステップS17))。
【0109】最後に、制御部40は、入力された送信デー
タに基づいて、各部の処理、または、データ出力部38に
出力して外部制御を行う(ステップS18)。
【0110】このように、ワイヤレスマイク受信装置10
2は、受信した音声信号およびトーン信号を出力するよ
うになっている。
【0111】次に、図16、17を用いて、データ検出部39
の送信データ検出動作について説明する。なお、図16
は、検出動作を示すフローチャートであり、図17は、送
信データ検出を説明するための図である。
【0112】まず、水晶フィルタ37によって、トーン信
号のみを通過させ、データ検出部39に出力するととも
に、データ検出部39において、トーン信号の信号レベル
を検出する(ステップS21)。
【0113】次いで、この検出したレベルが所定の範囲
内に有るかどうか判断する(ステップS22)。所定の範
囲内に読み取った値が有るときは、ステップS26に行
く。
【0114】一方、この読み取った値が所定の範囲内に
無いときは、読み取る以前一定の時間以内にスタートビ
ットを検出したかどうか判断する(ステップS23)。ス
タートビットを検出していないときは、トーン信号の検
出レベルを所定の値に補正し(ステップS24)、ステッ
プS26に行く。
【0115】また、スタートビットを検出していたとき
は、検出したデータ長に基づいて、検出中のビット長分
補正を行わないようにする図示しないタイマーを設定し
(ステップS25)、ステップS26に行く。
【0116】なお、本実施形態では、図18に示すよう
に、2ビット目のデータに基づいて、7ビット長データ
および13ビット長データを判断し、また、7ビット長デ
ータを検出中のときは、7ビット+250ms、13ビット
長データを検出中のときは、13ビット+250msに図示
しないタイマーをセットする。すなわち、一定時間前
に、2ビット目のデータを検出していたとき、ステップ
S25の動作が行われる。
【0117】次いで、データ判定を行う判定テーブルを
設定する(ステップS26)。
【0118】次いで、検出されたトーン信号を整流する
とともに、一定時間毎に、このトーン信号の電圧値の積
分演算を行う(ステップS27)。すなわち、積分された
電圧値を図示しないADコンバータによって、所定間隔
毎に読み取り、本実施形態では、積分された電圧値を5
ms毎に読み取る。
【0119】次いで、所定の時間毎に読み取った値から
所定時間毎の変換量を算出し、4つ分の変化量、すなわ
ち、20ms分のデータ毎に変化量を加算して、設定され
た判定テーブルと、読み取った値からスタートビット、
Lowデータ、Hiデータの判定を行い、さらに、判定
されたデータを4つ毎に、多数決演算をし、1ビットの
データ判定を行う(ステップS28)。なお、20ms分の
データを判定するとき、10msおきにデータ判定を行
う。また、多数決演算を行う際には、中央の判定結果、
すなわち、2番目と3番目の結果を優先して演算する。
【0120】最後に、各判定されたデータに基づいて、
ビット列データを再現して、制御部40に出力する(ステ
ップS29)。
【0121】このように、データ判定をすることによっ
て、1ビット分のデータ判定を行い、送信データを検出
するようになっている。なお、本実施形態において、ス
タートビット検出後は、40msおきに、データ判定を行
うようになっている。また、検出タイミングのずれを補
正するために、スタートビット検出直後の2ビット目の
検出は、50ms後に検出するようになっている。
【0122】また、ステップS25において、図示しない
タイマーをセットするとき、各ビット+250msのタイ
マーをセットするようになっているが、この250ms
は、スタートビットおよびLowデータによる放電特性
によって、データを連続して検出することができないた
めに、データ検出部39の電圧値が元に戻るまでの時間で
ある。
【0123】次に、図19を用いて、ワイヤレスマイク受
信装置102におけるワイヤレスマイク10の電源OFF判
定について説明する。
【0124】ユーザが電源スイッチをOFFにした場
合、トーン信号がOFFになるので、ワイヤレスマイク
受信装置102では、スタートビットが連続して2度検出
したら電源をOFFと判定するようになっている。
【0125】これは、ワイヤレスマイク101の電源を切
ってすぐ入れた場合、スタートビットの後に、Hiデー
タが続く状態と同様なビット構成を有するからである。
【0126】また、2ビット連続してスタートビットを
検出する際に、2ビット目のスタートビットの変化量
は、緩やかな変化になり、Lowビットであるのか、ス
タートビットであるのかを判定する必要が生じる。
【0127】本実施形態では、2ビット目のデータ判定
の際に、上述の方法により算出されたビットデータの他
に、1ビット目の所定のビットデータと、2ビット目の
所定のビットデータの変化量に基づいて、ビットデータ
の判定をも行うようになっており、2つの判定により、
2ビット目のビットデータを決定し、ワイヤレスマイク
101の電源がOFFされたか否かを判断するようになっ
ている。また、この判定も、各判定テーブル毎に、所定
値が設定されている。
【0128】以上説明したように、本実施形態では、ワ
イヤレスマイク101によって、スタートビット、Hiデ
ータ、Lowデータを送信することができるので、ビッ
トデータの組合せにより、ビット長を設定することがで
きる。また、ワイヤレスマイク受信装置102において、
トーン信号の送信時間間隔を制御することによって、ワ
イヤレスマイク受信装置102に送信するデータをトーン
信号に搬送させることができるとともに、ワイヤレスマ
イク受信装置102において、このトーン信号に搬送され
た送信データを検出することができる。
【0129】したがって、容易に、送信データの種別に
基づいて、ビット長の異なるデータを伝送させることが
できるので、反応よく制御を行うときは、ビット長の短
いデータによって、それ以外のときは、多くの制御デー
タを扱うことのできるビット長の長いデータによってデ
ータを伝送させることができ、マンマシンインターフェ
ースを向上させることができる。
【0130】また、ワイヤレスマイク受信装置102にお
いて、ワイヤレスマイク101の電源電圧情報を含む動作
情報を表示することができるので、ワイヤレスマイク受
信装置102によって、ワイヤレスマイク101の動作管理を
行うことができる。
【0131】なお、本実施形態では、ワイヤレスマイク
受信装置102は、2本のワイヤレスマイク101を受信する
ようになっているが、1チャンネルを有する構成にして
もよいし、さらに、多くのチャンネルを有する構成にし
てもよい。
【0132】この場合、各チャンネル毎に、それぞれ、
復調部33、BPF34、スケルチ回路部35、低周波増幅部
36、水晶フィルタ37、スケルチ回路制御部38、データ検
出部39、制御部40および制御信号出力部41を有するよう
になっている。
【0133】また、本実施形態では、ワイヤレスマイク
受信装置102は、音声信号を出力するようになっていた
が、図20に示すように、音声信号増幅部60を設け、直
接、スピーカ等の拡声出力手段に音声を出力するように
してもよい。
【0134】この場合、各制御部40は、音声増幅部60の
増幅レベル、すなわち音量を制御するようになってお
り、ワイヤレスマイク101aによって、他のワイヤレス
マイク101bの音量が調整できるようになっている。実
際には、この音声増幅部60は、音量を制御するデータを
受信し、この制御データを解析した制御部40によって制
御されるようになっている。なお、この音声増幅部60
は、本発明に係る音声信号出力手段を構成している。
【0135】また、受信部60a、60bは、それぞれ、高
周波増幅部30、周波数変換部31、中間周波数増幅部32、
復調部33、BPF34、スケルチ回路部35、低周波増幅部
36、水晶フィルタ37、スケルチ回路制御部38およびデー
タ検出部39から構成されている。
【0136】また、本実施形態では、制御信号出力部41
から所定の制御信号を出力するようになっているが、こ
の制御信号に変えて、ワイヤレスマイク101から送信さ
れたデジタルデータを出力するようにしてもよい。
【0137】また、本実施形態では、送信するデータを
7ビット長、または、13ビット長に設定するようになっ
ているが、他のビット長に設定してもよいし、また、2
種類に限らず複数のビット長を設定するようにしてもよ
い。この場合、各ビットのビットデータの組合せによ
り、データ長の判定を行うようにする。
【0138】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のワイヤレ
スマイク通信システムは、異なるビット長を有するデー
タを伝送することができるので、マンマシンインターフ
ェースを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトーン信号の信号レベルにより送
信データ検出を行う原理を説明するための図である。
【図2】本発明に係るワイヤレスマイク通信システムの
一実施形態を示す図である。
【図3】一実施形態のワイヤレスマイクの系統図であ
る。
【図4】一実施形態のワイヤレスマイク受信装置の系統
図である。
【図5】一実施形態におけるトーン信号のビットパター
ンの一例である。
【図6】トーン信号に搬送された送信データの検出原理
を説明するための図である。
【図7】トーン信号の検出レベルのばらつきが生じたと
きの送信データの電圧特性を示す図である。
【図8】水晶フィルタの温度特性を示す図である。
【図9】一実施形態におけるトーン信号の検出レベルの
レベル補正を説明するための図である。
【図10】一実施形態における7ビット長のデータ構成の
一例である。
【図11】一実施形態における13ビット長のデータ構成の
一例である。
【図12】(a)は、一実施形態におけるワイヤレスマイ
クの構成を示す図である。(b)は、一実施形態におけ
るワイヤレスマイクの操作部の拡大図である。
【図13】一実施形態におけるワイヤレスマイクの操作部
の操作状態を示す状態遷移図である。
【図14】一実施形態におけるワイヤレスマイクの動作を
示すフローチャートである。
【図15】一実施形態におけるワイヤレスマイク受信装置
の動作を示すフローチャートである。
【図16】一実施形態におけるワイヤレスマイク受信装置
の送信データを検出する動作を示すフローチャートであ
る。
【図17】一実施形態におけるワイヤレスマイク受信装置
の送信データを検出する動作を説明するための図であ
る。
【図18】一実施形態におけるワイヤレスマイク受信装置
の送信データを検出する動作において、信号レベル補正
の時間設定を説明するための図である。
【図19】一実施形態におけるワイヤレスマイク受信装置
において、ワイヤレスマイクの電源OFF判定を説明す
るための図である。
【図20】一実施形態における音声出力を行うワイヤレス
マイク受信装置の系統図である。
【図21】従来のワイヤレスマイクの系統図である。
【図22】従来のワイヤレスマイク受信装置の系統図であ
る。
【図23】従来のトーン信号と音声信号とが混合された信
号を説明するための図である。
【符号の説明】
21 データ入力部(データ生成手段) 23 トーン信号生成部(トーン信号生成手段) 24 混合部(送信手段) 26 変調部(送信手段) 27 高周波増幅部(送信手段) 30 高周波増幅部(受信手段) 31 周波数変換部(受信手段) 32 中間周波増幅部(受信手段) 33 復調部(受信手段) 34 BPF(受信手段) 37 水晶フィルタ(受信手段) 39 データ検出部(演算手段、検出手段) 40 制御部(制御手段) 41 制御信号出力部(制御信号出力手段) 43 表示部(表示手段) 100 ワイヤレスマイク通信システム(通信システ
ム) 101 ワイヤレスマイク(送信装置) 102 ワイヤレスマイク受信装置(受信装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K004 AA01 BA02 BC00 BD00 5K011 DA15 DA27 JA00 5K060 AA11 CC04 DD07 GG04 MM06 NN01 PP01 5K067 AA41 BB12 BB21 DD02 DD27 EE02 EE12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トーン信号にデータを搬送させることに
    よって、ワイヤレスマイクからワイヤレスマイク受信装
    置にデータを伝送させるワイヤレスマイク通信システム
    において、前記ワイヤレスマイクに、前記ワイヤレスマ
    イク受信装置に送信する送信データの種別毎に、異なる
    ビット長を設定し、前記送信データに基づいて、複数の
    ビットを有するビット列データを生成するデータ生成手
    段を設け、前記トーン信号に前記ビット列データを搬送
    させ、前記送信データを前記ワイヤレスマイク受信装置
    に伝送させるようにしたことを特徴とするワイヤレスマ
    イク通信システム。
  2. 【請求項2】 前記データによって、少なくとも電源電
    圧情報を含む前記ワイヤレスマイクの動作情報を伝送さ
    せるとともに、前記ワイヤレスマイク受信装置に、前記
    データを表示する表示手段を設けたことを特徴とする請
    求項1記載のワイヤレスマイク通信システム。
  3. 【請求項3】 前記データによって、前記ワイヤレスマ
    イク受信装置を制御する制御データを伝送するととも
    に、前記ワイヤレスマイク受信装置に、前記制御データ
    によって前記ワイヤレスマイク受信装置を制御する制御
    部を設けたことを特徴とする請求項1記載のワイヤレス
    マイク通信システム。
  4. 【請求項4】 前記ワイヤレスマイク受信装置に、前記
    伝送されたデータを出力するデータ出力手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のワイヤレスマイク通信シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記ワイヤレスマイクが、所定の時間間
    隔によって間欠的にトーン信号を生成するとともに、前
    記データ生成手段によって生成されたビット列データに
    基づいて、前記トーン信号の前記時間間隔を制御するト
    ーン信号生成手段および前記時間間隔が制御された前記
    トーン信号を送信する送信手段を有し、前記ワイヤレス
    マイク受信装置が、前記トーン信号を受信する受信手
    段、受信した前記トーン信号の信号レベルを所定時間毎
    に積分する演算手段および前記演算手段によって算出さ
    れた値の所定時間毎の変化量に基づいて、前記データを
    検出する検出手段を有し、前記ワイヤレスマイクから前
    記ワイヤレスマイク受信装置に前記データを伝送させる
    ようにしたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに
    記載のワイヤレスマイク通信システム。
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