JP2002009303A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2002009303A
JP2002009303A JP2000183421A JP2000183421A JP2002009303A JP 2002009303 A JP2002009303 A JP 2002009303A JP 2000183421 A JP2000183421 A JP 2000183421A JP 2000183421 A JP2000183421 A JP 2000183421A JP 2002009303 A JP2002009303 A JP 2002009303A
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concentration
distribution
epitaxial layer
impurity concentration
equation
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Application number
JP2000183421A
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English (en)
Inventor
Shinji Fujimoto
慎治 藤本
Yoshiya Asakura
嘉哉 浅倉
Takao Senda
孝雄 仙田
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Nihon Inter Electronics Corp
Original Assignee
Nihon Inter Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ショットキーバリアダイオードにおいて、順
方向特性を犠牲にすることなく、逆方向特性を向上を図
ることにある。 【解決手段】 シリコン基板2上にエピ層3及び金属層
4が順に設けられているショットキーバリアダイオード
1において、エピ層3の不純物の濃度NSBD(x)は、
エピ層3表面からシリコン基板2に向かって、式(1−
1)に従って大きくなる。 【数1】 (WNSBDは式(1―1)に従った濃度分布範囲の厚さ
であり、x(0<x≦WNSBD)は前記範囲内で深さを
示し、NSBD(x)は任意のxにおける不純物濃度、NL
は最も金属層4側の濃度、NHは最もシリコン基板2側
の濃度である。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ショットキー接
合を有する半導体装置及びPN接合を有する半導体装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体層と金属層間に形成されるショッ
トキー接合を利用したショットキーバリアダイオード
(SBD)や、半導体層のPN接合を利用した高速ダイ
オード(ファーストリカバリーダイオード、FRD)な
どの半導体装置は、優れた逆回復特性と順方向電圧の低
さという利点を有し各種デバイスに用いられている。こ
れらSBDやFRDでは、シリコンウェハなどからなる
半導体基板上に、シリコンのエピタキシャル層が設けら
れており、エピタキシャル層の不純物濃度は半導体基板
より小さい。図13には、従来のショットキーバリアダ
イオードにおける不純物濃度分布の例を示した。図13
中、縦軸は不純物濃度であり、横軸はショットキー接合
面(エピタキシャル層と金属層との境界面)を0(ゼ
ロ)としたときの基板深さを示したものである。図13
に示すように、半導体基板(N+)は濃度が高く、エピ
タキシャル層(N−)は濃度が低く、それぞれの濃度は
一定である。
【0003】ショットキー接合構造において逆方向特性
を良好なものとする、つまり逆方向電圧により発生する
電流を減少させたり、アバランシェ耐量を向上させるた
めには、逆方向電圧を印加したときに、エピタキシャル
層と金属層との境界部分に生じる電界強度をなるべく下
げることが重要である。この電界強度を下げるために
は、エピタキシャル層の不純物濃度を下げることが有効
であることが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図13
のような不純物濃度分布を有するエピタキシャル層の不
純物の濃度を下げると、当然抵抗が上がり、順方向電圧
が上がり順方向特性が低下する。以上のように、従来の
不純物濃度分布では、逆方向特性を向上させるために
は、順方向特性を犠牲にしなければならなかった。上記
のトレードオフ関係は、FRDにおけるエピタキシャル
層のPN接合の電界強度を下げる場合にも言えることで
ある。
【0005】本発明の課題は、ショットキー接合あるい
はPN接合を有する半導体装置において、順方向特性を
犠牲にすることなく、逆方向特性の向上を図ることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、例えば図1、図2に示す
ように、半導体基板(シリコン基板2)上に不純物を含
有するエピタキシャル層(エピ層3)が形成され、この
エピタキシャル層上に金属層(4)が設けられ、エピタ
キシャル層と金属層間でショットキー接合が形成されて
いる半導体装置(ショットキーバリアダイオード1)に
おいて、エピタキシャル層の不純物の濃度は、エピタキ
シャル層表面から前記半導体基板に向かって、主に式
(1−1)に従って大きくなることを特徴とする。
【数4】 式(1−1)で、WNSBDは式(1―1)に従った濃度
分布範囲の厚さであり、x(0<x≦WNSBD)は前記
範囲内で上からの深さを示し、NSBD(x)は任意のx
における不純物濃度、NLは前記範囲内で最も金属層側
の濃度、NHは前記範囲内で最も半導体基板側の濃度で
ある。
【0007】請求項1に記載の発明によれば、エピタキ
シャル層の不純物濃度は、金属層側から半導体基板に向
かって、主に式(1−1)の二次関数に従って大きくな
ることから、金属層側が小さく、金属層から離れるほど
大きくなる。逆電圧を印加した場合のショットキー接合
面の電界強度には、エピタキシャル層全体の不純物濃度
が影響するものであるが、請求項1のように接合面に近
いほど濃度を下げることによって、この部分の電界強度
を抑制することができ、逆方向特性が良好なものとな
る。また、前記接合面の濃度を抑えても半導体基板に向
かって深さ方向の二乗に比例して濃度は大きくなってい
き、エピタキシャル層全体としては十分な不純物量を含
有することになるので、順方向特性を犠牲にすることは
ない。
【0008】請求項2に記載の発明は、図8に示すよう
に、P型あるいはN型の導電型を有する半導体基板(シ
リコン基板12)上に、同じ導電型であり不純物を含有
するエピタキシャル層(エピ層13)が形成され、この
エピタキシャル層の上部に、エピタキシャル層とは異な
るP型あるいはN型の導電型を有する半導体領域(P型
領域11)が設けられ、エピタキシャル層と前記半導体
領域間でPN接合が形成されている半導体装置(ファー
ストリカバリーダイオード10)において、PN接合よ
り下のエピタキシャル層の不純物の濃度は、前記半導体
基板に向かって、主に式(1−2)に従って大きくなる
ことを特徴とする。
【数5】 式(1−2)で、WNPNは式(1−2)に従った濃度分
布範囲の厚さであり、x(0<x≦WNPN)は前記範囲
内で上からの深さを示し、NPN(x)は任意のxにおけ
る不純物濃度、NLは前記範囲内で最もPN接合側の濃
度、NHは前記範囲内で最も半導体基板側の濃度であ
る。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、エピタキ
シャル層の不純物濃度は、PN接合側から半導体基板に
向かって、主に式(1−2)の二次関数に従って大きく
なることから、PN接合側が小さく、PN接合部分から
離れるほど大きくなる。逆電圧を印加した場合の前記P
N接合部分の電界強度には、エピタキシャル層全体の不
純物濃度が影響するものであるが、請求項2のようにP
N接合部分に近いほど濃度を下げることによって、この
部分の電界強度を抑制することができ、逆方向特性が良
好なものとなる。また、PN接合部分の濃度を抑えても
半導体基板に向かって深さ方向の二乗に比例して濃度は
大きくなっていき、エピタキシャル層全体としては十分
な不純物量を含有することになるので、順方向特性を犠
牲にすることはない。
【0010】請求項1及び請求項2で、「主に式(1−
1)、式(1−2)に従って大きくなる」であるから、
エピタキシャル層の不純物濃度分布においてこれらの式
に従わない部分があってもよく、濃度が深さに対して変
化しない領域や、式(1−1)、式(1−2)では表せ
ない直線や曲線に従う部分があってもよい。
【0011】請求項1または2に記載の半導体装置にお
いて、NLが1×1013よりも小さい場合には実際の工
程上制御が難しい。一方、6.0×1014よりも大きい
と所望の低い電解強度が得られない。また、NHが2×
1015よりも小さい場合にはエピタキシャル層全体の抵
抗値が上がり順方向特性が低下し、1×1017よりも大
きいと所望の低い電解強度が得られない。よって、請求
項3に記載の発明のように、式(1−1)、式(1−
2)のNL、NHは、それぞれ1×1013(1/cm3)≦
NL≦6.0×1014(1/cm3)、2×1015(1/c
3)≦NH≦1×1017(1/cm3)の範囲の値であるこ
とが好ましい。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか記載の半導体装置において、 (2)、(3)で表されることを特徴とする。
【数6】 (式(2)、式(3)で、qは素電荷(電気素量)、ε
0は真空の誘電率、εsiはシリコン基板の誘電率、Vb
iはビルトイン電位、WNはWNSBDまたはWNP Nを表
す。) 式(2)は、前記式(1)から導いた下記ポアソンの方
程式(1’)の一次積分であり、式(3)は式(1’)
の二次積分である。
【数7】
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。なお、以下において、
不純物濃度の単位を省略することがあるが全て1/cm
3である。図1には、本発明の半導体装置の一例として
のショットキーバリアダイオードを示す。図1のショッ
トキーバリアダイオード1は、シリコン基板2、エピタ
キシャル層(以下、エピ層)3、金属層4、酸化膜6,
6、電極7,8とからなる。シリコン基板(半導体基
板)2は、シリコンのバルク結晶からウェハとして切り
出されたもので、数百μm程度の厚さを有する。不純物
としてリン、ヒ素あるいはアンチモン等を含有するN型
の半導体基板で、不純物濃度は、1×1018〜1×10
20cm-3である。
【0014】エピ層3は、エピタキシャル成長によって
形成した、たとえば3〜50μm膜厚のシリコン薄膜
で、シリコン基板2と同様の不純物を含有するN型半導
体である。エピ層3は本発明に特徴的な不純物濃度分布
を有し、これについては後述する。
【0015】金属層4は、例えばクロム、モリブデン、
タングステン等の金属を、真空蒸着やスパッタリングな
どの方法で薄膜に形成したもので、エピ層3と金属層4
とによりショットキー接合が形成される。酸化膜6,6
は、シリコン酸化膜からなり、絶縁膜および保護膜とし
ての役目を担う。電極7はアノード側、電極8はカソー
ド側の電極である。したがって、ショットキーバリアダ
イオード1では、図1中の上から下に電流が流れるよう
に電圧をかける場合に順方向電圧(VF)、逆に下から
上に電流が流れるように電圧をかける場合に逆方向電圧
(VR)という。なお、図1では図示しないが、金属層
4の縁部における逆方向電圧に対する耐性を高めるため
に、公知のガードリング構造やフィールドプレート構造
を設けてもよい。
【0016】前述したようにエピ層3は、本発明に特有
な不純物濃度分布を有するもので、その不純物分布は主
に式(1−1)で表す曲線に従い、エピ層3のショット
キー接合面側が小さく、シリコン基板2に向かって大き
くなる。
【数8】 式(1−1)で、WNSBDは式(1―1)に従う濃度分
布範囲の厚さであり、x(0<x≦WNSBD)は前記範
囲内で上からの深さを示し、NSBD(x)は任意のxに
おける不純物濃度、NLは前記範囲内で最も金属層4側
の濃度、NHは前記範囲内で最もシリコン基板2側の濃
度である。
【0017】図2には、式(1−1)に従った不純物濃
度のグラフの一例を示した。図2で、縦軸が不純物濃度
を、横軸がxを示し、x=WNSBDを超えたN+部分は
シリコン基板2の不純物濃度を示している。このような
不純物濃度分布を採るときのエピ層3の電界E(x)、
および逆方向電圧を印加したときの電位V(x)は、以
下の式(2)、(3)で表すことができる。
【数9】 式(2)、式(3)で、qは素電荷(電気素量)、ε0
は真空の誘電率、εsiはシリコン基板2の誘電率、Vb
iはショットキー接合面における電位障壁(ビルトイン
電位)、WN=WNSBDである。
【0018】ところで、逆方向電圧を印加するとエピ層
3のショットキー接合面から深さ方向に空乏層が形成さ
れる。そして、式(2)、式(3)で表される電界強度
分布や電位分布は、エピ層3のショットキー接合面から
空乏層の範囲で生じるものである。
【0019】次に、図2のように表され式(1−1)に
従う不純物濃度分布の具体例を図3(a)に示し、この
図3(a)のときのエピ層3の電界強度分布や電位分布
を、式(2)、式(3)から求め図3(b)、(c)に
示した。まず、図3(a)では、式(1−1)のNH、
NLについて、NH=3.3×1015、NL=1×1014
として求めた本発明の不純物濃度分布を白丸○で示し
た。なお、図3(a)では、議論を空乏層に限って行う
ため便宜的に、逆方向電圧110Vの場合に、以下の式
(4)で求めた空乏層の厚さS2(=9.10μm)を
式(1−1)のWNSBDとして用い計算している。
【数10】
【0020】さらに、図3(a)では、比較として図1
3で示したような均一分布の濃度分布を▲で、および一
次関数(一次分布)に従うグラフを●で示した。ここで
一次関数の濃度分布は、次の式(5)に従う。
【数11】 式(5)で、NL、NHは式(1−1)と全く同じ値を用
いた。WNSBDは下記式(6)で求めた空乏層の厚さS1
(=8.05μm)を用いている。
【数12】
【0021】また、均一分布の不純物濃度Ndは、Nd=
1/2(NH+NL)である1.7×1015としている。
このNd値は従来の耐圧100V系のSBDとして妥当
な値である。なお図3(a)でNHはNdの約2倍、NL
はNdの約6/100倍である。ここで均一分布の空乏
層の厚みをS0とすると、次式(7)で表すことができ
る。
【数13】 式(6)、式(7)において、q、ε0、εsi、Vbi
は前記式(2)、(3)同様である。式(7)でS0=
9.23μmとなる。
【0022】図3(b)には、二次分布(本発明)、一
次分布、均一分布それぞれについて、図3(a)の不純
物濃度分布を用い、式(2)から求めた深さ方向に対す
る電界強度を示した。図3(c)には、式(3)から求
めた深さ方向に対する110V印加時の電位分布を示し
た。均一分布及び一次分布の場合の電界強度、電位分布
の求め方は周知であるのでここでは省略する。
【0023】図3(b)から分かるように、x=0、つ
まりショットキー接合面における最大電界強度は、均一
分布が2.40×105、一次分布が2.09×105
あるのに対し、本発明の二次分布では1.67×105
となり、均一分布に対して約30%、一次分布に対して
約20%低下し、エピ層3表面の電界強度の低減に極め
て効果的で、逆方向特性を向上させることができる。ま
た図3(c)から分かるように、逆方向電圧を印加した
ときのエピ層3の深さ方向の電位分布は均一分布、一次
分布、二次分布いずれもほとんど変わらない。本発明の
二次分布では、エピ層3表面の電界強度が低下しても、
エピ層3全体の電位は均一分布、一次分布同様に稼ぐこ
とができるので、実デバイスの耐圧が低下してしまう等
の点で問題はない。
【0024】加えて、二次分布であれば、シリコン基板
2に向かうほど不純物濃度が大きくなるので、エピ層3
全体の不純物量としてある程度含有させることが可能と
なり、その分抵抗を下げることができ、順方向特性を犠
牲にすることはない。逆に言えば、エピ層3全体として
不純物をある程度含有させても、本発明のように表面側
の不純物濃度をシリコン基板2側に比べてかなり下げれ
ば、表面側の電界強度を十分抑制することができる。
【0025】ところで前述のように、図3で議論した均
一分布、一次分布、二次分布の空乏層の厚みは、S0=
9.23μm、S1=8.05μm、S2=9.10μm
となり、均一分布に比較すると、一次分布が最も空乏層
が薄くなり、二次分布も多少薄くなる。このように空乏
層の厚みが薄くなれば、その分エピタキシャル層を薄く
することができ、より薄型のショットキーバリアダイオ
ードを作製することができ、エピ層全体としての抵抗を
小さくでき順方向特性を上げることもできる。
【0026】一方、均一分布に比較して二次分布の空乏
層が薄くなるという利点を、エピ層3を薄くするのでは
なく、逆に薄くなる分(ここでは、9.23−9.10
=0.13μm)をエピ層に上乗せし、図4に示すよう
な濃度分布としてもよい。図4は、図2の濃度分布グラ
フの横軸にΔWN(0.13μm)分エピ層に厚みを加
えたグラフである。ΔWN部分の不純物濃度は、深さ
(x)に無関係にNL値で一定とする。電界強度はエピ
層の厚みに反比例することから、エピ層の厚みが大きく
なることによって、逆方向特性に関わる前記電界強度が
より小さくなる。本発明の二次分布では後述するように
NL値を下げることで電界強度を下げることができる
が、電界強度をより一層下げたいが、工程の都合上NL
値を下げることに限界があるような場合には、図4のよ
うにエピ層を厚くすることは特に有効である。
【0027】次に、本発明で好ましいNL、NHの具体的
な値について検討してみる。図5の白丸○は図3(b)
と全く同じグラフ、つまり、NH=3.3×1015、NL
=1×1014で、逆電圧として110Vを想定した系の
電界強度である。一方、図5の黒丸●は、耐圧110V
で、NH=3.3×1015、NL=1×10 13のときの電
界強度である。図5において、NL値が1×1014から
1×1013という1/10に下がることで、最大電界強
度(x=0時)は、1.67×10 5から1.58×1
5に下がり、5.4%下がり、NL値を下げることが最
大電界強度を下げることに有効であることが分かる。
【0028】なお、同様の計算を均一分布や一次分布で
行ったところ、均一分布で不純物濃度(Nd)を1×1
14から1×1013に下げたときは最大電界強度の下が
り幅は1.7%であった。また、一次分布(NH=3.
3×1015)においてNL値を1×1014から1×10
13に下げたときの下がり幅は1.9%であり、この点か
らも本発明においては、NL値を下げることが効果的で
あることが分かる。しかしながら、NL値の下限値につ
いては、工程上の実際の限界によってほぼ決まってしま
い、1×1013未満の濃度は現実的ではない。
【0029】NLの上限値については、現実的には、従
来用いられている均一分布の濃度を基準に考えることが
有用である。図6に、耐圧110Vを想定し、Nd=
1.7×1015、NL=1.7×1014、NH=7.0×
1015とし、図3同様に均一分布、一次分布、二次分布
(本発明)の不純物濃度分布を採った場合の電界強度を
計算し、示した。耐圧110Vの場合、均一分布の不純
物濃度(Nd)について、1015程度の濃度とするのは
工業的に妥当である。ここではNLはNdの1/10で、
NHはNdの4.2倍である。
【0030】図6から分かるように、エピ層3の最大電
界強度について、二次分布の場合、均一分布とほぼ同じ
値である。一次分布に至っては均一分布よりも大きくな
ってしまっている。この図6からも一次分布よりも二次
分布の方がより好ましいことが言える。一方、本発明の
二次分布であっても従来の均一分布濃度Ndの1/10
程度のNL、4.2倍のNHであると、均一分布に比べて
電界強度の点で同程度であり特に有利であるとは言えな
い。
【0031】さらに、図7には、耐圧35Vを想定した
場合であって、NL=5.0×101 4、NH=4.3×1
16、Nd=1.0×1016として、図6同様に均一分
布、一次分布、二次分布(本発明)の不純物濃度分布を
採ったときの電界強度を計算し、示した。Nd=1.0
×1016は35V系のショットキーバリアダイオードと
しては工業的に妥当な値であり、NH値はNd値の4.3
倍であり、NL値はNd値の5/100倍に設定されてい
る。図7から分かるように、エピ層3の表面側の最大電
界強度について、二次分布の場合、均一分布とほぼ同じ
値である。一次分布に至っては均一分布よりも大きくな
ってしまっている。この図7からも一次分布よりも二次
分布の方がより好ましいことが言える。一方、本発明の
二次分布であっても均一分布に比べて電界強度の点で同
程度であり特に有利であるとは言えない。
【0032】図6、図7から言えるのは、目的とする耐
逆電圧も考慮しながら、従来工業的に用いられている均
一分布における不純物濃度Ndを基準とすると、NL値の
上限値はNd値の数%〜10%程度の大きさまでであ
る。具体的には、NL値の上限値としては、どの程度の
耐圧のショットキーバリアダイオードとするかにより異
なるが6.0×1014が限界であると考える。すなわ
ち、本発明では、NL値の範囲は、1×1013≦NL≦
6.0×1014であることが好ましい。
【0033】さらに、NH値の上限はNd値の数倍程度で
あることが、本発明の二次分布が従来のショットキーバ
リアダイオードに比して低い最大電界強度となる条件で
あると言える。また、下げ過ぎるとエピ層の抵抗値があ
がり順方向特性が低下する。よって、本発明のNH値の
範囲は2×1015〜1×1017が好ましい。
【0034】なお、図6及び図7において、一次分布の
場合、xが大きくなるに連れ電界強度は小さくなるが、
下限値を示した後再上昇している。このような電界分布
がダイオード中に存在することは不安定要因となり好ま
しくない。また、図6及び図7において、本発明の二次
分布と均一分布について空乏層の厚みを比較すると、図
6では均一分布が9.34μm、二次分布が6.29μ
mであり、図7では均一分布が2.16μm、二次分布
が1.46μmであり、いずれも二次分布の方が薄くな
り、前述のように空乏層の厚みの点でも本発明が有用で
あることが更に示されている。
【0035】以上の本発明のショットキーバリアダイオ
ード1によれば、エピ層3の不純物濃度分布が式(1−
1)の二次関数に従って、ショットキー接合面側からシ
リコン基板2に向かって大きくなることから、ショット
キー接合面に生じる最大電界強度が、従来の均一分布に
比較して飛躍的に小さくなり、逆方向特性が向上する。
また、不純物濃度はシリコン基板2に向かって深さの二
乗に比例して大きくなるので、エピ層3全体の不純物量
についてある程度含有させることが可能となり、その分
抵抗を下げることができ、順方向特性を犠牲にすること
はない。逆に言えば、本発明のようにエピ層3全体とし
ては不純物をある程度含有させても、表面側の不純物濃
度をシリコン基板2側に比べてかなり下げれば、表面側
の電界強度を十分抑制することができる。
【0036】本発明は、SBDだけでなく高速ダイオー
ド(FRD=fast recovery diode)にも適用できる。
図8(a)には、高速ダイオード10の断面構造を示し
た。高速ダイオード10は、シリコン基板12上にエピ
タキシャル層(エピ層)13を設け、このエピ層13の
上部にP型領域11を形成したものである。図8(a)
において、符号16はシリコン酸化膜、17、18は電
極である。図8(b)には、FRD10の不純物濃度分
布を示した。図8(b)では、横軸においてPN接合面
を0(ゼロ)としてエピ層13の深さを示し、縦軸は濃
度である。PN接合面からシリコン基板12までのエピ
層の不純物分布は式(1−2)で表される。
【数14】 式(1−2)で、WNPNは式(1−2)に従った濃度分
布範囲の厚さであり、x(0<x≦WNPN)は前記範囲
内で上からの深さを示し、NPN(x)は任意のxにおけ
る不純物濃度、NLは前記範囲内で最もPN接合側の濃
度、NHは前記範囲内で最もシリコン基板12側の濃度
である。
【0037】また、式(1−2)の濃度分布を有するエ
ピ層13に生じる逆電圧を印加したときの電界強度は前
記式(2)に従い、電位分布は前記式(3)に従う。こ
の場合、WN=WNPNである。FRD10では、図8
(b)のような不純物濃度分布とすることで、上記のS
BD1同様に、順方向特性を犠牲にすることなく、エピ
タキシャル層のPN接合面(x=0)の電界強度を下げ
ることができる。
【0038】
【実施例】以下では、本発明の具体例について述べる
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0039】(実施例1)図9には、耐圧(逆電圧)1
10Vのショットキーバリアダイオードの製造方法を示
した。図9において、各層の厚さは相対的に正確ではな
く、説明の都合上便宜的に示している。まず、N型のシ
リコン基板(厚さ440μm、不純物濃度1018〜10
19cm -3)28上に、エピタキシャル成長により厚さ約
10μmのエピ層21を形成した。エピタキシャル成長
時、エピ層21が前述の図3の不純物濃度分布を有する
ように不純物濃度が制御される。
【0040】次いで、温度1000℃、O2雰囲気(we
t)下、約1〜1.5時間熱処理を行い、図9(a)に
示すように、約0.5μmの酸化膜(SiO2)22,
23を形成した。次いで、酸化膜22上に所定のパター
ンを有するようにフォトレジスト膜(図示せず)を形成
し、フォトレジスト膜で被われていない酸化膜22の端
部と酸化膜23をエッチングにより除去し、フォトレジ
スト膜を洗浄除去した。さらにシリコン基板28の裏面
側と表面の両端部からリンを拡散によりドープし、N+
+領域21a、21a、28aを形成した(図9
(b))。このとき、表面側の酸化膜22にもリン原子
が取り込まれ、ナトリウムイオン等の可動イオンをゲッ
タリング固定する効果がある。
【0041】さらに図9(c)に示すように、酸化膜2
2の中央部を公知のフォトリソグラフィ技術を利用して
開口を形成し、中央部及び端部にモリブデン等の金属層
25を形成した。中央部の金属層25とエピ層21によ
りショットキー接合が形成される。さらに、図9(d)
に示すように上下面に電極26、27を設け、図10に
示す不純物濃度分布を有するショットキーバリアダイオ
ード(SBD)20を得た。前述の図3と同様に、1×
1014から3.3×1015まで徐々に大きくなる不純物
濃度分布を有する。ショットキー接合部(x=0)の最
大電界強度は前述のごとく、約1.67×105(V/
cm)と見積もられ、理論値に近い良好な値であった。
【0042】(実施例2)図11には、耐厚400V用
のファーストリカバリーダイオードの製造方法を示し
た。図11において、各層の厚さは相対的に正確ではな
く、便宜的に示したものである。まず、N型のシリコン
基板(厚さ440μm、不純物濃度1×1019)31上
に、エピタキシャル成長により厚さ40μmの主エピ層
32を形成した。主エピ層32のうち上部はP型半導体
を形成する接合部32bであり、接合部32bの下が本
発明におけるエピ層32aとなる。エピタキシャル成長
時に少なくともエピ層32aが本発明の二次関数の不純
物濃度分布を有するように実施例1同様に制御される。
【0043】次いで、温度1100℃、O2雰囲気(we
t)下、約2時間熱処理を行い、図11(a)に示すよ
うに、約1μmの酸化膜(SiO2)33、34を形成
した。次に、公知のフォトリソグラフィ技術及びエッチ
ング方法により酸化膜33の一部を除去し、開口を形成
し、ボロンイオンを注入し、前記接合部32bにP型ア
ノード部となるP型領域35aと、ガードリング部35
b、35b…を形成した(図11(b))。P型領域3
5aの不純物濃度は、表面(最上部)で1.14×10
17である。P型領域35a等が形成された接合部35b
の厚さは約4μmである。次に、前記P型領域35aと
ガードリング部35b、35b…上に酸化膜を形成す
る。この酸化膜は前記酸化膜33と連続し一体となり、
酸化膜36となる。
【0044】続いて、酸化膜36の端部と裏面側の酸化
膜34をエッチングにより除去し、酸化膜を取り除いた
部分に不純物のリンを注入し、図11(c)に示すよう
に、N++領域31a、32c、32cを形成する。次
いで、酸化膜36の一部を除去し、P型領域35a、ガ
ードリング部35b、35b…上を開口し、この開口し
た部分に電極37、またシリコン基板31の下面に電極
38を設け、図11(d)に示すようにファーストリカ
バリーダイオード(FRD)30を得た。FRD30
は、図12に示すように、1×1014から1×1015
で本発明に係る二次関数に従って大きくなる不純物濃度
分布を有する。PN接合部(x=0)の最大電界強度
は、約2.05×105(V/cm)と見積もられ、良
好な値であった。
【0045】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、エピタ
キシャル層の不純物濃度は、金属層側から半導体基板に
向かって、主に式(1−1)の二次関数に従って大きく
なることから、金属層側が小さく、金属層から離れるほ
ど大きくなる。逆電圧を印加した場合のショットキー接
合面の電界強度には、エピタキシャル層全体の不純物濃
度が影響するものであるが、請求項1のように接合面に
近いほど濃度を下げることによって、この部分の電界強
度を抑制することができ、逆方向特性が良好なものとな
る。また、前記接合面の濃度を抑えても半導体基板に向
かって深さ方向の二乗に比例して濃度は大きくなってい
き、エピタキシャル層全体としては十分な不純物量を含
有することになるので、順方向特性を犠牲にすることは
ない。
【0046】請求項2に記載の発明によれば、エピタキ
シャル層の不純物濃度は、PN接合側から半導体基板に
向かって、主に式(1−2)の二次関数に従って大きく
なることから、PN接合側が小さく、PN接合部分から
離れるほど大きくなる。逆電圧を印加した場合の前記P
N接合部分の電界強度には、エピタキシャル層全体の不
純物濃度が影響するものであるが、請求項2のようにP
N接合部分に近いほど濃度を下げることによって、この
部分の電界強度を抑制することができ、逆方向特性が良
好なものとなる。また、PN接合部分の濃度を抑えても
半導体基板に向かって深さ方向の二乗に比例して濃度は
大きくなっていき、エピタキシャル層全体としては十分
な不純物量を含有することになるので、順方向特性を犠
牲にすることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の一例としてのショットキ
ーバリアダイオードを示す縦断面図である。
【図2】図1のショットキーバリアダイオードの不純物
濃度分布を示す図である。
【図3】(a)は本発明における不純物濃度分布の一例
を示し、(b)、(c)はそれぞれ(a)の不純物濃度
分布に基づいて求めた電界強度分布と電位分布を示す図
である。
【図4】本発明のショットキーバリアダイオードの不純
物濃度分布の他の例を示す図である。
【図5】本発明に係る不純物濃度分布で、NL値を変え
た場合の電界強度分布の変化を示す図である。
【図6】本発明の不純物濃度分布に基づいて求めた電界
強度分布を示す図である。
【図7】本発明の不純物濃度分布に基づいて求めた電界
強度分布を示す図である。
【図8】本発明の半導体装置の一例としてのファースト
リカバリーダイオードを示すもので、(a)は縦断面図
であり、(b)は不純物濃度分布を示す図である。
【図9】本発明のショットキーバリアダイオードの製造
方法を示す縦断面図である。
【図10】図9の製造方法で得られたショットキーバリ
アダイオードの不純物濃度分布を示す図である。
【図11】本発明のファーストリカバリーダイオードの
製造方法を示す縦断面図である。
【図12】図11の製造方法で得られたファーストリカ
バリーダイオードの不純物濃度分布を示す図である。
【図13】従来のショットキーバリアダイオードの不純
物濃度分布を示す図である。
【符号の説明】
1、20 ショットキーバリアダイオード(半導体装
置) 2、12、28、31 シリコン基板 3、13、21、32a エピ層(エピタキシャル
層) 4、25 金属層 6、16、22、36 酸化膜 7、8、17、18、26、27、37、38 電極 10、30 ファーストリカバリーダイオード(半導
体装置) 11、35a P型領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仙田 孝雄 神奈川県秦野市曽屋1204番地 日本インタ ー株式会社内 Fターム(参考) 4M104 AA01 BB13 BB16 BB18 CC03 DD16 DD26 DD34 DD37 FF10 FF34 FF35 GG02 GG03 HH17 HH20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に不純物を含有するエピタキ
    シャル層が形成され、このエピタキシャル層上に金属層
    が設けられ、エピタキシャル層と金属層間でショットキ
    ー接合が形成されている半導体装置において、 エピタキシャル層の不純物の濃度は、エピタキシャル層
    表面から前記半導体基板に向かって、主に式(1−1)
    に従って大きくなることを特徴とする半導体装置。 【数1】 (式(1−1)で、WNSBDは式(1―1)に従った濃
    度分布範囲の厚さであり、x(0<x≦WNSBD)は前
    記範囲内で上からの深さを示し、NSBD(x)は任意の
    xにおける不純物濃度、NLは前記範囲内で最も金属層
    側の濃度、NHは前記範囲内で最も半導体基板側の濃度
    である。)
  2. 【請求項2】P型あるいはN型の導電型を有する半導体
    基板上に、同じ導電型であり不純物を含有するエピタキ
    シャル層が形成され、このエピタキシャル層の上部に、
    エピタキシャル層とは異なるP型あるいはN型の導電型
    を有する半導体領域が設けられ、エピタキシャル層と前
    記半導体領域間でPN接合が形成されている半導体装置
    において、 PN接合より下のエピタキシャル層の不純物の濃度は、
    前記半導体基板に向かって、主に式(1−2)に従って
    大きくなることを特徴とする半導体装置。 【数2】 (式(1−2)で、WNPNは式(1−2)に従った濃度
    分布範囲の厚さであり、x(0<x≦WNPN)は前記範
    囲内で上からの深さを示し、NPN(x)は任意のxにお
    ける不純物濃度、NLは前記範囲内で最もPN接合側の
    濃度、NHは前記範囲内で最も半導体基板側の濃度であ
    る。)
  3. 【請求項3】式(1−1)、式(1−2)のNL、NH
    は、それぞれ1×1013(1/cm3)≦NL≦6.0×1
    14(1/cm3)、2×1015(1/cm3) ≦NH≦1×
    101 7(1/cm3)の範囲の値であることを特徴とする
    請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】深さxに対する電界強度を│E(x)│、
    逆方向電圧Vを印加したときの深さxに対する電位をV
    (x)とすると、│E(x)│、V(x)はそれぞれ式
    (2)、(3)で表されることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか記載の半導体装置。 【数3】 (式(2)、式(3)で、qは素電荷(電気素量)、ε
    0は真空の誘電率、εsiはシリコン基板の誘電率、Vb
    iはビルトイン電位、WNはWNSBDまたはWNP Nを表
    す。)
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