JP2002007829A - 管理システムおよび端末装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のインターネットを通じての物品の販売
では、販売個数が増加しない可能性があるという課題が
ある。 【解決手段】 予約販売対象物品の価格に関する価格情
報を蓄積する蓄積手段４と、ユーザ側端末装置３からイ
ンターネットを通じて価格情報に対してアクセスされた
場合、価格情報をユーザ側端末装置３に送信する送信手
段５と、ユーザ側端末装置３からの物品の購入申し込み
を受け付ける購入受付手段６とを備えたサーバ２を用い
てインターネットを通じて物品の販売を行う。価格情報
は、物品の価格が、時間の経過とともにまたは予約販売
成立の数の増加とともに、連続的にまたは不連続的に上
昇することを示す情報であり、ユーザが物品の購入に対
して支払う金額は、価格情報と、購入受付手段６が購入
申し込みを受け付けたタイミングとによって決定され
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
の情報通信手段を通じて物品を販売するための管理シス
テムと、インターネット等の情報通信手段を通じて物品
を購入するための端末装置とに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】一般に、製品の販売価格は、その製品が
普及するにつれて下がってくる傾向にあるため、一般の
消費者は、新製品が販売されても、その新製品の価格が
そのうち下がるであろうと考え、製品の購入を「もう少
し待とう」とする。つまり、消費者には買い控えの心理
が働く。

【０００３】一方、近年、インターネット等の情報通信
手段を通じた物品の販売が行われており、例えばメーカ
ーは、新製品を開発すると、店頭販売とともにまたは店
頭販売に先駆けて、インターネットを通じて新製品の予
約販売を行っている。そのインターネットでの販売対象
となる商品としては、音楽ＣＤやゲームソフト（ゲーム
ＣＤ）などが例示される。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上述したように、メー
カーが、新製品を開発し、それをインターネットを通じ
て予約販売を行っても、その新製品に特に関心を示す、
いわゆる熱狂的な初期購入者層以外の消費者は、上記の
買い控えの心理によって、新製品の購入を待とうとす
る。つまり、一般の消費者が「そのうちもっと質の良い
ものが開発される」と考えたり、「もっと安くなるであ
ろう」と考えることが予想され、インターネットを通じ
ての販売個数が増加しない可能性がでてくる。そのよう
な状況では、メーカーは、新製品の予約販売の成立件数
を予測するのは困難である。

【０００５】特に、新規分野や特定用途向けの製品につ
いては、販売個数の予測は難しい。したがって、メーカ
ーは、新製品の生産個数の見積もりとともに、価格の設
定をすることが困難となる。生産個数の見積もりが難し
いと、新製品を製造するための部品の発注も的確にでき
なくなるという問題も生じてくる。

【０００６】そこで、本発明は、従来のインターネット
等の情報通信手段を通じての物品の販売では、販売個数
が増加しない可能性があるという課題を考慮し、情報通
信手段を通じて販売する物品の販売成立件数を増加させ
るための、管理システムと端末装置とを提供することを
目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】第１の本発明（請求項１
に対応）は、予約販売対象物品の価格に関する価格情報
を蓄積する蓄積手段と、ユーザの端末装置から情報通信
手段を通じて前記価格情報に対してアクセスされた場
合、前記価格情報を、前記情報通信手段を通じて前記ユ
ーザの端末装置に送信する送信手段と、前記ユーザの端
末装置からの前記情報通信手段を通じての前記物品の購
入申し込みを受け付ける購入受付手段とを備え、前記価
格情報は、前記物品の価格が、時間の経過とともにまた
は予約販売成立の数の増加とともに、連続的にまたは不
連続的に上昇することを示す情報であり、前記ユーザが
前記物品の購入に対して支払う金額が、前記価格情報
と、前記購入受付手段が前記購入申し込みを受け付けた
タイミングまたは受け付けたタイミングまでに成立した
予約販売成立の数とによって決定されることを特徴とす
る管理システムである。

【０００８】第２の本発明（請求項２に対応）は、販売
対象物品の販売後のキャッシュバックに関するキャッシ
ュバック情報を蓄積する蓄積手段と、ユーザの端末装置
から情報通信手段を通じて前記キャッシュバック情報に
対してアクセスされた場合、前記キャッシュバック情報
を、前記情報通信手段を通じて前記ユーザの端末装置に
送信する送信手段と、前記ユーザの端末装置からの前記
情報通信手段を通じての前記物品の購入申し込みを受け
付ける購入受付手段とを備え、前記キャッシュバック情
報は、前記キャッシュバックの大きさが、時間の経過と
ともにまたは販売成立の数の増加とともに、連続的にま
たは不連続的に下降することを示す情報であり、前記キ
ャッシュバックの大きさが、前記キャッシュバック情報
と、前記購入受付手段が前記購入申し込みを受け付けた
タイミングまたは受け付けたタイミングまでに成立した
販売成立の数とによって決定されることを特徴とする管
理システムである。

【０００９】第３の本発明（請求項３に対応）は、前記
購入受付手段が受け付けた前記購入申し込みに基づい
て、前記物品の販売に対する課金を行う課金手段をさら
に備えたことを特徴とする第１または第２の本発明に記
載の管理システムである。

【００１０】第４の本発明（請求項４に対応）は、前記
価格情報または前記キャッシュバック情報には、前記物
品の価格または前記キャッシュバックの大きさが、所定
の期間終了時点での前記販売成立の数に基づいて最終的
に決定されることを示す情報が含まれており、前記物品
の価格または前記キャッシュバックの大きさが、前記期
間終了時点での前記販売成立の数に基づいて最終的に決
定されることを特徴とする第１から第３のいずれかの本
発明に記載の管理システムである。

【００１１】第５の本発明（請求項５に対応）は、第
１、第３、第４のいずれかの本発明に記載の管理システ
ムと前記情報通信手段で接続可能であり、前記管理シス
テムに対してアクセス可能な端末装置であって、前記管
理システムの前記蓄積手段が蓄積している前記価格情報
に対して、前記情報通信手段を通じてアクセスするアク
セス手段と、前記アクセス手段の前記アクセスに対して
の、前記管理システムの前記送信手段からの、前記情報
通信手段を通じて送信されてきた前記価格情報を受信す
る受信手段と、前記受信手段が受信した前記価格情報を
表示する表示手段と、前記価格情報に対応した物品の購
入申し込みを、前記情報通信手段を通じて行う購入申込
手段とを備えたことを特徴とする端末装置である。

【００１２】第６の本発明（請求項６に対応）は、第２
から第４のいずれかの本発明に記載の管理システムと前
記情報通信手段で接続可能であり、前記管理システムに
対してアクセス可能な端末装置であって、前記管理シス
テムの前記蓄積手段が蓄積している前記キャッシュバッ
ク情報に対して、前記情報通信手段を通じてアクセスす
るアクセス手段と、前記アクセス手段の前記アクセスに
対しての、前記管理システムの前記送信手段からの、前
記情報通信手段を通じて送信されてきた前記キャッシュ
バック情報を受信する受信手段と、前記受信手段が受信
した前記キャッシュバック情報を表示する表示手段と、
前記キャッシュバック情報に対応した物品の購入申し込
みを、前記情報通信手段を通じて行う購入申込手段とを
備えたことを特徴とする端末装置である。

【００１３】第７の本発明（請求項７に対応）は、第１
から第４のいずれかの本発明に記載の管理システムの全
部または一部の手段の全部または一部の機能をコンピュ
ータにより実行させるためのプログラムおよび／または
データを担持した媒体であって、コンピュータにより処
理可能なことを特徴とする媒体である。

【００１４】第８の本発明（請求項８に対応）は、第１
から第４のいずれかの本発明に記載の管理システムの全
部または一部の手段の全部または一部の機能をコンピュ
ータにより実行させるためのプログラムおよび／または
データであることを特徴とする情報集合体である。

【００１５】第９の本発明（請求項９に対応）は、第５
または第６の本発明に記載の端末装置の全部または一部
の手段の全部または一部の機能をコンピュータにより実
行させるためのプログラムおよび／またはデータを担持
した媒体であって、コンピュータにより処理可能なこと
を特徴とする媒体である。

【００１６】第１０の本発明（請求項１０に対応）は、
第５または第６の本発明に記載の端末装置の全部または
一部の手段の全部または一部の機能をコンピュータによ
り実行させるためのプログラムおよび／またはデータで
あることを特徴とする情報集合体である。

【００１７】

【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。

【００１８】（実施の形態１）先ず、本発明の実施の形
態１の、インターネットを通じての物品の予約販売を行
うための予約販売システムの構成を述べる。なお、実施
の形態１では、説明の便宜上、インターネットで予約販
売される物品として限定デザインの携帯型プレーヤーを
例にとって、上記予約販売システムを説明する。

【００１９】図１に、本発明の実施の形態１の予約販売
システムのブロック図を示す。図１に示すように、本発
明の実施の形態１の予約販売システムは、販売者側端末
装置１と、サーバ２と、ユーザ側端末装置３とで構成さ
れる。販売者側端末装置１とサーバ２とは接続されてお
り、またサーバ２とユーザ側端末装置３とはインターネ
ット接続可能となっている。なお、説明の便宜上、図１
では、ユーザ側端末装置３は１台しか表示していない
が、現実には複数のユーザ側端末装置３がインターネッ
トでサーバ２と接続可能となる。また、サーバ２は本発
明の管理システムの一例である。

【００２０】さて、販売者側端末装置１は、携帯型プレ
ーヤーの販売者によって操作される端末装置であって、
サーバ２に蓄積させるための情報をサーバ２に送信した
り、サーバ２に入力された情報を取り出すなど、サーバ
２に対してアクセスする装置である。

【００２１】サーバ２は、蓄積手段４と、送信手段５
と、購入受付手段６とで構成されている。蓄積手段４
は、販売者側端末装置１から送信されてきた、限定デザ
インの携帯型プレーヤーの価格に関する価格情報等を蓄
積する手段であり、送信手段５は、ユーザ側端末装置３
からインターネットを通じて、蓄積手段４が蓄積してい
る情報に対してアクセスされた場合、その情報をインタ
ーネットを通じてユーザ側端末装置３に送信する手段で
ある。また、購入受付手段６は、ユーザ側端末装置３か
らのインターネットを通じての限定デザインの携帯型プ
レーヤーの購入申し込みを受け付ける手段である。

【００２２】ユーザ側端末装置３は、サーバ２とインタ
ーネットで接続可能であり、サーバ２に対してアクセス
可能な端末装置であって、アクセス手段７と、受信手段
８と、表示手段９と、購入申込手段１０とで構成されて
いる。

【００２３】アクセス手段７は、サーバ２の蓄積手段４
が蓄積している情報に対して、インターネットを通じて
アクセスする手段であり、受信手段８は、サーバ２の送
信手段５からの、インターネットを通じて送信されてき
た情報を受信する手段であり、表示手段９は、受信手段
８が受信した情報を表示する手段であり、購入申込手段
１０は、限定デザインの携帯型プレーヤーの購入申し込
みをインターネットを通じて行う手段である。

【００２４】ここで、サーバ２の蓄積手段４に蓄積され
る、限定デザインの携帯型プレーヤーの価格に関する価
格情報について図２を用いて説明する。価格情報は、図
２に示すように、限定デザインの携帯型プレーヤーの予
約受付期間が３１日間であるとし、予約受付開始日の携
帯型プレーヤーの価格が１２万円であって、以後１日毎
に１０００円づつ連続的に価格が高くなり、予約受付最
終日の携帯型プレーヤーの価格が１５万円となるという
情報である。

【００２５】また、価格情報には、ユーザが携帯型プレ
ーヤーの購入に対して支払う金額は、購入受付手段６が
ユーザ側端末装置３から携帯型プレーヤーの購入申し込
みを最終的に受け付けた日の価格であるという情報も含
まれているものとする。

【００２６】次に、本発明の実施の形態１の予約販売シ
ステムの動作を述べる。

【００２７】先ず、限定デザインの携帯型プレーヤーの
販売者が、限定デザインの携帯型プレーヤーのデザイン
情報と、その携帯型プレーヤーをインターネットを通じ
て予約販売するという情報と、図２を用いて説明した価
格情報とを、サーバ２の蓄積手段４に蓄積させるための
操作を、販売者側端末装置１に対して行う。その操作に
よって、販売者側端末装置１がサーバ２に対してアクセ
スし、サーバ２の蓄積手段４には、上記の限定デザイン
の携帯型プレーヤーのデザイン情報と、その携帯型プレ
ーヤーをインターネットを通じて予約販売するという情
報と、価格情報とが蓄積される。

【００２８】次に、ユーザがユーザ側端末装置３とサー
バ２とをインターネット接続し、サーバ２に蓄積されて
いる情報を取り出したいと考えてユーザ側端末装置３を
操作すると、アクセス手段７は、サーバ２の蓄積手段４
が蓄積している情報に対して、インターネットを通じて
アクセスする。そのアクセスがあった場合、サーバ２の
送信手段５は、蓄積手段４が蓄積している情報をインタ
ーネットを通じてユーザ側端末装置３に送信する。

【００２９】そうすると、ユーザ側端末装置３の受信手
段８は、送信されてきた情報を受信し、表示手段９は、
受信手段８が受信した情報を表示する。ここで、ユーザ
が表示手段９に表示された情報を見て、限定デザインの
携帯型プレーヤーを購入したいと考え、ユーザ側端末装
置３を操作すると、購入申込手段１０は、限定デザイン
の携帯型プレーヤーの購入申し込みをインターネットを
通じて行う。その購入申し込みは、サーバ２の購入受付
手段６によって受け付けられる。

【００３０】そして、購入受付手段６は、ユーザ側端末
装置３に対して、ユーザが支払う金額の情報をインター
ネットを通じて送信するとともに、住所やクレジットカ
ード番号等の情報をサーバ２に送信するように要求し、
さらに携帯型プレーヤー購入の意思を最終的に確認する
ための情報を送信する。それに対して、ユーザ側端末装
置３の購入申込手段１０が、ユーザ側端末装置３のユー
ザの操作に基づいて、携帯型プレーヤー購入の意思を最
終的に示す情報と、住所やクレジットカード番号等の情
報をサーバ２に送信し、サーバ２の購入受付手段６が購
入申込手段１０からの最終的な携帯型プレーヤー購入の
意思表示と、住所やクレジットカード番号等の情報を受
信すると、予約販売は成立する。この時点で予約販売価
格は最終的に決定する。

【００３１】予約販売が成立すると、従来からのインタ
ーネットを通じての予約販売と同様に、販売者は、ユー
ザに限定デザインの携帯型プレーヤーを郵送等で配送す
るとともに、クレジット会社や銀行を通じてユーザから
料金を徴収する。

【００３２】さて、図２を用いて説明したように、実施
の形態１の予約販売システムでは、ユーザは、予約販売
の成立を早くすればするほど、限定デザインの携帯型プ
レーヤーを低価格で購入することができるというメリッ
トがある。その結果、買い控えの消費者に対して購買意
欲を向上させることになる。また、販売者にとっても、
限定デザインの携帯型プレーヤーの販売の増加が見込ま
れるとともに、限定デザインの携帯型プレーヤーの生産
個数を決めやすいという効果がある。また、販売者は、
必要個数のみを製造することができるというメリットも
ある。このように、実施の形態１の予約販売システムで
は、従来の販売形態では販売が難しい限定製品の販売に
有効であると考えられる。

【００３３】なお、ユーザ側端末装置３の購入申込手段
１０が、携帯型プレーヤー購入の申し込みを行わなかっ
たり、最終的な購入の意思表示を行わなかった場合は、
予約販売は成立しない。

【００３４】また、上述した実施の形態１では、限定デ
ザインの携帯型プレーヤーの価格は、図２を用いて説明
したように、予約開始前に、販売者によってあらかじめ
決定されるとしたが、価格は、予約受付期間終了時での
予約販売の成立の総数に基づいて最終的に決定されても
よい。例えば、予約受付期間終了時での予約販売の成立
の総数が１００００件以上であれば、図２に示した各日
の価格を１５００円安くし、５０００件を下回ったら逆
に５００円高くするとしてもよい。さらにいうと、予約
受付期間終了時での予約販売の成立の総数に基づいて、
価格は変動してもよいということである。

【００３５】その場合、ユーザフレンドリーという観点
から、蓄積手段４が蓄積している価格情報には、予約販
売の成立総数と価格との関係があらかじめ含まれている
ことが好ましい。また、最終的に決定された価格は、ユ
ーザ側端末装置３にサーバ２から送信されることが好ま
しい。

【００３６】また、上述した実施の形態１では、限定デ
ザインの携帯型プレーヤーの価格は、図２を用いて説明
したように、連続的に上昇するとしたが、図３に示すよ
うに、不連続的に上昇してもよい。

【００３７】また、上述した実施の形態１では、限定デ
ザインの携帯型プレーヤーの価格は、日の経過とともに
上昇するとしたが、図４に示すように、最終的に購入意
思を示した時点での予約販売の成立件数とともに上昇し
てもよい。価格が予約販売の成立件数とともに上昇する
とする場合も、図５に示すように、価格は不連続的に上
昇するとしてもよく、また、価格は、所定の予約受付期
間終了時での予約販売の成立の総数に基づいて、最終的
に決定されるとしてもよい。その場合、価格情報には、
価格は、予約受付期間終了時での予約販売の成立の総数
と価格との関係があらかじめ含まれていることが好まし
い。

【００３８】要するに、価格情報は、限定デザインの携
帯型プレーヤーの価格が、時間の経過とともにまたは予
約販売成立の増加とともに、連続的にまたは不連続的に
上昇することを示す情報でありさえすればよい。

【００３９】また、上述した実施の形態１では、インタ
ーネットを通じて予約販売される物品は、限定デザイン
の携帯型プレーヤーであるとして説明してきたが、イン
ターネットを通じて予約販売される物品は、携帯型プレ
ーヤーに限定されるものではない。例えば新規デザイン
の携帯電話等であってもかまわない。要するに、インタ
ーネットでの予約販売対象物品の種類は問わないという
ことである。

【００４０】また、物品の価格についても、図２から５
を用いて説明したものは一例であって、上述した金額に
限定されるものではない。同様に、予約販売期間や予約
販売成立件数についても、図２から５を用いて説明した
ものは一例であって、上述した期間や件数に限定される
ものではない。

【００４１】また、サーバ２は、予約販売の成立にとも
なって、物品の販売に対する課金を、クレジット会社の
端末装置や、銀行の端末装置に対して、インターネット
を通じて自動的に行う課金手段を備えていてもよい。

【００４２】また、販売者は、物品の販売に対してユー
ザから徴収する料金を、物品を宅配便等で配送するさい
に着払い形式で徴収してもよいし、現金書留等で郵送し
てもらって徴収してもよい。要するに、物品の販売に対
しての料金の徴収の方法については、どのような方法で
あってもよいということである。

【００４３】さらに、上述した実施の形態１では、本発
明の管理システムの一例としてサーバ２を用いたが、本
発明の管理システムの各構成手段は、サーバ２の中に納
められているものと限定するものではない。本発明の管
理システムの各構成手段は、別個独立に存在していても
よい。その場合、本発明の管理システムの各構成手段
は、例えばインターネットで接続されるとしてもよい。

【００４４】また、上述した実施の形態１では、サーバ
２とユーザ側端末装置３との情報通信手段としてインタ
ーネットを用いたが、情報通信手段はインターネットに
限定されるものではない。携帯電話の通信を行う通信網
や通信方法も情報通信手段に該当する。例えば、ユーザ
側端末装置３が携帯電話であって、その携帯電話がサー
バ２に直接アクセスするとしても構わない。このよう
に、情報通信手段は例えばコンピュータを利用したもの
であるとすることができる。なお、情報通信手段の中に
は、口頭による情報伝達や、紙を用いた情報伝達も含ま
れる。要するに、情報通信手段は、サーバ２とユーザ側
端末装置３との間で、情報を通信する手段でありさえす
ればよい。

【００４５】（実施の形態２）次に、本発明の実施の形
態２の、インターネットを通じての物品の販売を行うた
めの販売システムの構成を述べる。なお、実施の形態２
の販売システムは、販売者が物品を販売した後のキャッ
シュバックを行うためのシステムである。また、実施の
形態２でも、説明の便宜上、インターネットで販売され
る物品として、限定デザインの携帯型プレーヤーを例に
とって、上記販売システムを説明する。

【００４６】図６に、本発明の実施の形態２の販売シス
テムのブロック図を示す。図６に示すように、実施の形
態２の販売システムは、販売者側端末装置１１と、サー
バ１２と、ユーザ側端末装置１３とで構成される。販売
者側端末装置１１とサーバ１２とは接続されており、ま
たサーバ１２とユーザ側端末装置１３とはインターネッ
ト接続可能となっている。なお、説明の便宜上、図６で
は、ユーザ側端末装置１３は１台しか表示していない
が、現実には複数のユーザ側端末装置１３がインターネ
ットでサーバ１２と接続可能となる。

【００４７】販売者側端末装置１１は、実施の形態１で
説明した販売者側端末装置１と同様な装置であって、サ
ーバ１２に対してアクセスする装置である。

【００４８】サーバ１２は、実施の形態１で説明したサ
ーバ１２と同様な装置であって、蓄積手段１４と、送信
手段１５と、購入受付手段１６とで構成されている。蓄
積手段１４は、販売者側端末装置１１から送信されてき
た、限定デザインの携帯型プレーヤーの価格に関する価
格情報やキャッシュバックに関するキャッシュバック情
報等を蓄積する手段であり、送信手段１５は、ユーザ側
端末装置１３からインターネットを通じて、蓄積手段１
４が蓄積している情報に対してアクセスされた場合、そ
の情報をインターネットを通じてユーザ側端末装置１３
に送信する手段である。また、購入受付手段１６は、ユ
ーザ側端末装置１３からのインターネットを通じての限
定デザインの携帯型プレーヤーの購入申し込みを受け付
ける手段である。

【００４９】ユーザ側端末装置１３は、実施の形態１で
説明したユーザ側端末装置３と同様な装置であって、サ
ーバ１２とインターネットで接続可能で、サーバ１２に
対してアクセス可能な端末装置であり、アクセス手段１
７と、受信手段１８と、表示手段１９と、購入申込手段
２０とで構成されている。

【００５０】アクセス手段１７は、サーバ１２の蓄積手
段１４が蓄積している情報に対して、インターネットを
通じてアクセスする手段であり、受信手段１８は、サー
バ１２の送信手段１５からの情報を受信する手段であ
り、表示手段１９は、受信手段１８が受信した情報を表
示する手段であり、購入申込手段２０は、限定デザイン
の携帯型プレーヤーの購入申し込みを行う手段である。

【００５１】ここで、限定デザインの携帯型プレーヤー
の販売価格は１５万円であるとする。次に、サーバ１２
の蓄積手段１４に蓄積される、限定デザインの携帯型プ
レーヤーのキャッシュバックに関するキャッシュバック
情報について図７を用いて説明する。キャッシュバック
情報は、図７に示すように、限定デザインの携帯型プレ
ーヤーのインターネットを通じての販売受付開始日のキ
ャッシュバックの金額が３万円であって、以後１日毎に
１０００円づつ連続的に金額が低くなり、販売受付開始
日から３１日以降はキャッシュバックを行わないという
情報である。また、キャッシュバック情報には、キャッ
シュバックの金額は、購入受付手段１６がユーザ側端末
装置１３から携帯型プレーヤーの購入申し込みを最終的
に受け付けた日の金額であるという情報も含まれている
ものとする。

【００５２】次に、本発明の実施の形態２の販売システ
ムの動作を述べる。

【００５３】先ず、限定デザインの携帯型プレーヤーの
販売者が、限定デザインの携帯型プレーヤーのデザイン
情報と、その携帯型プレーヤーをインターネットを通じ
て販売販売するという情報と、その携帯型プレーヤーが
１５万円で販売されるという価格情報と、図７を用いて
説明したキャッシュバック情報とを、サーバ１２の蓄積
手段１４に蓄積させるための操作を、販売者側端末装置
１１に対して行う。その操作によって、販売者側端末装
置１１がサーバ１２に対してアクセスし、サーバ１２の
蓄積手段１４には、上記の限定デザインの携帯型プレー
ヤーのデザイン情報と、その携帯型プレーヤーをインタ
ーネットを通じて販売するという情報と、価格情報と、
キャッシュバック情報とが蓄積される。

【００５４】次に、ユーザがユーザ側端末装置１３とサ
ーバ１２とをインターネット接続し、サーバ１２に蓄積
されている情報を取り出したいと考えてユーザ側端末装
置１３を操作すると、アクセス手段１７は、サーバ１２
の蓄積手段１４が蓄積している情報に対して、インター
ネットを通じてアクセスする。

【００５５】そうすると、サーバ１２の送信手段１５
は、蓄積手段１４が蓄積している情報をインターネット
を通じてユーザ側端末装置１３に送信する。

【００５６】ユーザ側端末装置１３では、受信手段１８
が、送信されてきた情報を受信し、表示手段１９が、受
信手段１８によって受信された情報を表示する。ここ
で、ユーザが表示手段１９に表示された情報を見て、限
定デザインの携帯型プレーヤーを購入したいと考え、ユ
ーザ側端末装置１３を操作すると、購入申込手段２０
は、限定デザインの携帯型プレーヤーの購入申し込みを
インターネットを通じて行う。その購入申し込みは、サ
ーバ１２の購入受付手段１６によって受け付けられる。

【００５７】そして、購入受付手段１６は、ユーザ側端
末装置１３に対して、住所やクレジットカード番号等の
情報をサーバ１２に送信するように要求し、さらに携帯
型プレーヤー購入の意思を最終的に確認するための情報
を送信する。それに対して、ユーザ側端末装置１３の購
入申込手段２０が、ユーザ側端末装置１３のユーザの操
作に基づいて、携帯型プレーヤー購入の意思を最終的に
示す情報と、住所やクレジットカード番号等の情報をサ
ーバ１２に送信し、サーバ１２の購入受付手段１６が購
入申込手段２０からの最終的な携帯型プレーヤー購入の
意思表示と、住所やクレジットカード番号等の情報を受
信すると、販売契約は成立する。

【００５８】販売契約が成立すると、従来からのインタ
ーネットを通じての販売と同様に、販売者は、ユーザに
限定デザインの携帯型プレーヤーを郵送等で配送すると
ともに、クレジット会社や銀行を通じてユーザから料金
を徴収する。

【００５９】さて、実施の形態２のシステムでは、ユー
ザは、販売契約の成立を早くすると、キャッシュバック
を受けることができるシステムになっている。そこで、
販売契約が成立し、キャッシュバックの大きさが決定さ
れると、販売者は、ユーザから料金１５万円を受け取っ
た後に、キャッシュバックをうける対象ユーザに対し
て、そのユーザが受けるべき金額を返還する。そのキャ
ッシュバックは、現金書留で郵送してもよいし、ユーザ
に指示された銀行の口座に振り込むという方法を用いて
もよい。

【００６０】このように、実施の形態２のシステムで
は、消費者は、販売契約の成立を早くすればするほど、
キャッシュバックを大きく受けることができるというメ
リットがある。その結果、買い控えの消費者に対して購
買意欲を向上させることになる。

【００６１】また、販売者にとっても、限定デザインの
携帯型プレーヤーの販売の増加が見込まれるとともに、
限定デザインの携帯型プレーヤーの生産個数を決めやす
いという効果がある。また、販売者は、必要個数のみを
製造することができるというメリットもある。

【００６２】なお、ユーザ側端末装置１３の購入申込手
段２０が、携帯型プレーヤー購入の申し込みを行わなか
ったり、最終的な購入の意思表示を行わなかった場合
は、販売契約は成立しない。

【００６３】また、上述した実施の形態２では、キャッ
シュバックの金額は、図７を用いて説明したように、購
入申し込みが受け付けられる前に、販売者によってあら
かじめ決定されるとしたが、所定の購入受付期間終了時
での販売契約の成立の総数に基づいて最終的に決定され
てもよい。例えば、購入受付期間終了時での販売契約の
成立の総数が１００００件以上であれば、図７に示した
各日の価格を１５００円高くし、５０００件を下回った
ら逆に５００円低くするとしてもよい。さらにいうと、
購入受付期間終了時での販売契約の成立の総数に基づい
て、キャッシュバックの大きさは変動してもよいという
ことである。

【００６４】その場合、キャッシュバック情報には、ユ
ーザフレンドリーという観点から、キャッシュバックの
大きさは、購入受付期間終了時での販売契約の成立の総
数に基づいて最終的に決定されるという情報があらかじ
め含まれていることが好ましい。また、最終的に決定さ
れた価格は、サーバ２からユーザ側端末装置１３に送信
されることが好ましい。

【００６５】また、上述した実施の形態２では、キャッ
シュバックの大きさは、図７を用いて説明したように、
連続的に下降するとしたが、図８に示すように、不連続
的に下降してもよい。

【００６６】また、上述した実施の形態２では、キャッ
シュバックの大きさは、日の経過とともに下降するとし
たが、最終的に購入意思を示した時点での販売契約の成
立件数とともに下降するとしてもよい。その場合も、キ
ャッシュバックの大きさは、連続的に下降してもよい
し、不連続的に下降してもよい。また、キャッシュバッ
クの大きさは、所定の購入受付期間終了時での販売契約
の成立の総数に基づいて、最終的に決定されるとしても
よい。その場合、キャッシュバック情報には、キャッシ
ュバックの大きさは、所定の購入受付期間終了時での販
売契約の成立の総数に基づいて最終的に決定されるとい
う情報があらかじめ含まれていることが好ましい。

【００６７】要するに、キャッシュバック情報は、キャ
ッシュバック情報が、時間の経過とともにまたは販売契
約成立の増加とともに、連続的にまたは不連続的に下降
することを示す情報でありさえすればよい。

【００６８】また、上述した実施の形態２でも、インタ
ーネットを通じて販売される物品は、限定デザインの携
帯型プレーヤーであるとして説明してきたが、どのよう
な物品がインターネットでの販売対象となってもかまわ
ない。

【００６９】また、キャッシュバックの大きさや物品の
価格についても、上述した数値に限定されるものではな
い。同様に、購入受付期間終了時や販売契約成立件数に
ついても、上述したものは一例であって、上述した期間
や件数に限定されるものではない。

【００７０】また、サーバ１２は、販売契約の成立にと
もなって、物品の販売に対する課金を、クレジット会社
の端末装置や、銀行の端末装置に対して、インターネッ
トを通じて自動的に行う課金手段を備えていてもよい。

【００７１】また、販売者は、物品の販売に対してユー
ザから徴収する料金を、物品を宅配便等で配送するさい
に着払い形式で徴収してもよいし、現金書留等で郵送し
てもらって徴収してもよい。要するに、物品の販売に対
しての料金の徴収の方法については、どのような方法で
あってもよいということである。

【００７２】さらに、上述した実施の形態２では、本発
明の管理システムの一例としてサーバ１２を用いたが、
本発明の管理システムの各構成手段は、サーバ１２の中
に納められているものと限定するものではない。本発明
の管理システムの各構成手段は、別個独立に存在してい
てもよい。その場合、本発明の管理システムの各構成手
段は、例えばインターネットで接続されるとしてもよ
い。

【００７３】また、上述した実施の形態２では、サーバ
１２とユーザ側端末装置１３との情報通信手段として、
実施の形態１と同様にインターネットを用いたが、情報
通信手段はインターネットに限定されるものではない。
情報通信手段は、サーバ１２とユーザ側端末装置１３と
の間で、情報を通信する手段でありさえすればよい。し
たがって、携帯電話の通信を行う通信網や通信方法も情
報通信手段に含まれる。

【００７４】また、上述した各実施の形態の、サーバ
２、ユーザ側端末装置３、サーバ１２、ユーザ側端末装
置１３の各構成要素の全部または一部は、ハードウェア
であってもよいし、そのハードウェアの該当する機能と
同じ機能を有するソフトウェアであってもよい。

【００７５】また、上述した各実施の形態の、サーバ
２、ユーザ側端末装置３、サーバ１２、ユーザ側端末装
置１３の全部または一部の構成要素の全部または一部の
機能をコンピュータにより実行させるためのプログラム
および／またはデータを担持した媒体であって、コンピ
ュータにより処理可能なことを特徴とする媒体も本発明
に属する。

【００７６】媒体には、ＲＯＭ等の記録媒体、インター
ネット等の伝送媒体、光・電波・音波等の伝送媒体が含
まれる。担持した媒体には、例えば、プログラムおよび
／またはデータを記録した記録媒体や、プログラムおよ
び／またはデータを伝送する伝送媒体等が含まれる。

【００７７】したがって、上述した実施の形態の、サー
バ２、ユーザ側端末装置３、サーバ１２、ユーザ側端末
装置１３の全部または一部の構成要素の全部または一部
の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラ
ムおよび／またはデータを記録した記録媒体であって、
コンピュータにより読み取り可能であり、読み取られた
前記プログラムおよび／または前記データが前記コンピ
ュータと協動して前記機能を実行する記録媒体も本発明
に属する。

【００７８】なお、コンピュータにより処理可能とは、
例えば、ＲＯＭなどの記録媒体の場合であれば、コンピ
ュータにより読み取り可能であることを意味し、伝送媒
体の場合であれば、伝送対象となるプログラムおよび／
またはデータが伝送の結果として、コンピュータにより
取り扱えることを意味する。

【００７９】さらに、上述した各実施の形態の、サーバ
２、ユーザ側端末装置３、サーバ１２、ユーザ側端末装
置１３の全部または一部の構成要素の全部または一部の
機能をコンピュータにより実行させるためのプログラム
および／またはデータであることを特徴とする情報集合
体も本発明に属する。

【００８０】情報集合体とは、例えば、プログラムおよ
び／またはデータ等のソフトウェアを含むものである。

【００８１】なお、上述した媒体および情報集合体にお
けるデータには、データ構造、データフォーマット、デ
ータの種類などが含まれる。

【００８２】

【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、インターネット等の情報通信手段を通じ
て販売する物品の販売成立件数を増加させるための、管
理システムと端末装置とを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態１の予約販売システムのブ
ロック図

【図２】本発明の実施の形態１の予約販売における価格
情報の第１の説明図

【図３】本発明の実施の形態１の予約販売における価格
情報の第２の説明図

【図４】本発明の実施の形態１の予約販売における価格
情報の第３の説明図

【図５】本発明の実施の形態１の予約販売における価格
情報の第４の説明図

【図６】本発明の実施の形態２の販売システムのブロッ
ク図

【図７】本発明の実施の形態２の販売におけるキャッシ
ュバックの第１の説明図

【図８】本発明の実施の形態２の販売におけるキャッシ
ュバックの第２の説明図

【符号の説明】

１、１１ 販売者側端末装置 ２、１２ サーバ ３、１３ ユーザ側端末装置 ４、１４ 蓄積手段 ５、１５ 送信手段 ６、１６ 購入受付手段 ７、１７ アクセス手段 ８、１８ 受信手段 ９ １９ 表示手段 １０、２０ 購入申込手段

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 正純 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 鈴木 誠一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Ｆターム(参考） 5B049 AA02 BB11 CC06 GG02

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 予約販売対象物品の価格に関する価格情
   報を蓄積する蓄積手段と、 ユーザの端末装置から情報通信手段を通じて前記価格情
   報に対してアクセスされた場合、前記価格情報を、前記
   情報通信手段を通じて前記ユーザの端末装置に送信する
   送信手段と、 前記ユーザの端末装置からの前記情報通信手段を通じて
   の前記物品の購入申し込みを受け付ける購入受付手段と
   を備え、 前記価格情報は、前記物品の価格が、時間の経過ととも
   にまたは予約販売成立の数の増加とともに、連続的にま
   たは不連続的に上昇することを示す情報であり、 前記ユーザが前記物品の購入に対して支払う金額は、前
   記価格情報と、前記購入受付手段が前記購入申し込みを
   受け付けたタイミングまたは受け付けたタイミングまで
   に成立した予約販売成立の数とによって決定されること
   を特徴とする管理システム。
2. 【請求項２】 販売対象物品の販売後のキャッシュバッ
   クに関するキャッシュバック情報を蓄積する蓄積手段
   と、 ユーザの端末装置から情報通信手段を通じて前記キャッ
   シュバック情報に対してアクセスされた場合、前記キャ
   ッシュバック情報を、前記情報通信手段を通じて前記ユ
   ーザの端末装置に送信する送信手段と、 前記ユーザの端末装置からの前記情報通信手段を通じて
   の前記物品の購入申し込みを受け付ける購入受付手段と
   を備え、 前記キャッシュバック情報は、前記キャッシュバックの
   大きさが、時間の経過とともにまたは販売成立の数の増
   加とともに、連続的にまたは不連続的に下降することを
   示す情報であり、 前記キャッシュバックの大きさは、前記キャッシュバッ
   ク情報と、前記購入受付手段が前記購入申し込みを受け
   付けたタイミングまたは受け付けたタイミングまでに成
   立した販売成立の数とによって決定されることを特徴と
   する管理システム。
3. 【請求項３】 前記購入受付手段が受け付けた前記購入
   申し込みに基づいて、前記物品の販売に対する課金を行
   う課金手段をさらに備えたことを特徴とする請求項１ま
   たは２に記載の管理システム。
4. 【請求項４】 前記価格情報または前記キャッシュバッ
   ク情報には、前記物品の価格または前記キャッシュバッ
   クの大きさが、所定の期間終了時点での前記販売成立の
   数に基づいて最終的に決定されることを示す情報が含ま
   れており、 前記物品の価格または前記キャッシュバックの大きさ
   は、前記期間終了時点での前記販売成立の数に基づいて
   最終的に決定されることを特徴とする請求項１または２
   に記載の管理システム。
5. 【請求項５】 請求項１に記載の管理システムと前記情
   報通信手段で接続可能であり、前記管理システムに対し
   てアクセス可能な端末装置であって、 前記管理システムの前記蓄積手段が蓄積している前記価
   格情報に対して、前記情報通信手段を通じてアクセスす
   るアクセス手段と、 前記アクセス手段の前記アクセスに対しての、前記管理
   システムの前記送信手段からの、前記情報通信手段を通
   じて送信されてきた前記価格情報を受信する受信手段
   と、 前記受信手段が受信した前記価格情報を表示する表示手
   段と、 前記価格情報に対応した物品の購入申し込みを、前記情
   報通信手段を通じて行う購入申込手段とを備えたことを
   特徴とする端末装置。
6. 【請求項６】 請求項２に記載の管理システムと前記情
   報通信手段で接続可能であり、前記管理システムに対し
   てアクセス可能な端末装置であって、 前記管理システムの前記蓄積手段が蓄積している前記キ
   ャッシュバック情報に対して、前記情報通信手段を通じ
   てアクセスするアクセス手段と、 前記アクセス手段の前記アクセスに対しての、前記管理
   システムの前記送信手段からの、前記情報通信手段を通
   じて送信されてきた前記キャッシュバック情報を受信す
   る受信手段と、 前記受信手段が受信した前記キャッシュバック情報を表
   示する表示手段と、 前記キャッシュバック情報に対応した物品の購入申し込
   みを、前記情報通信手段を通じて行う購入申込手段とを
   備えたことを特徴とする端末装置。
7. 【請求項７】 請求項１または２に記載の管理システム
   の全部または一部の手段の全部または一部の機能をコン
   ピュータにより実行させるためのプログラムおよび／ま
   たはデータを担持した媒体であって、コンピュータによ
   り処理可能なことを特徴とする媒体。
8. 【請求項８】 請求項１または２に記載の管理システム
   の全部または一部の手段の全部または一部の機能をコン
   ピュータにより実行させるためのプログラムおよび／ま
   たはデータであることを特徴とする情報集合体。
9. 【請求項９】 請求項５または６に記載の端末装置の全
   部または一部の手段の全部または一部の機能をコンピュ
   ータにより実行させるためのプログラムおよび／または
   データを担持した媒体であって、コンピュータにより処
   理可能なことを特徴とする媒体。
10. 【請求項１０】 請求項５または６に記載の端末装置の
    全部または一部の手段の全部または一部の機能をコンピ
    ュータにより実行させるためのプログラムおよび／また
    はデータであることを特徴とする情報集合体。