JP2002007297A - 電子広告提供方法、及び電子広告提供システム - Google Patents

電子広告提供方法、及び電子広告提供システム

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JP2002007297A
JP2002007297A JP2000190033A JP2000190033A JP2002007297A JP 2002007297 A JP2002007297 A JP 2002007297A JP 2000190033 A JP2000190033 A JP 2000190033A JP 2000190033 A JP2000190033 A JP 2000190033A JP 2002007297 A JP2002007297 A JP 2002007297A
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JP2000190033A
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Kunio Numabe
国夫 沼辺
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Fuji Television Network Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリックスルー率の飛躍的な向上に資するこ
とができる電子広告提供方法、及び電子広告提供システ
ムを提供すること。 【解決手段】 アドサーバシステム13は、電子掲示板
やチャットを含むウェブ上のコミュニケーション・ツー
ルを用いた発言ページ上に、ユーザのアクションに呼応
したタイミングをもって、電子広告を掲載させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子掲示板やチャ
ットを含むウェブ上のコミュニケーション・ツールを用
いて作成される発言ページ上に、電子広告を提供する際
に用いられる電子広告の提供技術に係り、特に、ユーザ
のアクションに呼応したタイミングをもって、発言ペー
ジ上に電子広告を掲載させるといった新規な仕組みを整
備することにより、クリックスルー率の飛躍的な向上に
資することができる電子広告提供方法、及び電子広告提
供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】昨今のインターネットブームには目を見
張るものがある。こうしたブームを支えているのは、イ
ンターネットを介して提供される、例えば、電子メー
ル、ネットニュース、ファイル転送(FTP)、または
WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)などの情報検索サ
ービスなどを含む各種サービスの充実ぶりである。特
に、WWWサーバ等から提供されるウェブページ情報サ
ービスは、急速に我々の生活のなかに深くはいり込み、
もはやなくてはならないツールとして位置付けられるに
いたっている。
【0003】こうしたウェブページの普及ぶりに着目し
て考案されたのが、インターネット広告である。インタ
ーネット広告のうち、いま最も普及しているバナー広告
について述べると、バナー広告 (banner advertising)
とは、ブラウザで閲覧可能なウェブページ上に、文字や
画像などの様々な情報とともに掲載される旗状の広告画
像のことをいい、このバナー広告は広告主のウェブサイ
トにリンクしてある。これにより、ユーザがバナー広告
をクリック操作すると、広告主のウェブページへとブラ
ウザ画面が切り替わり、広告主が見て欲しい商品の紹介
などがユーザへ向けて繰り広げられることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のウェブページ上に掲載されるバナー広告にあっ
ては、ユーザのアクションとは無関係にページ上にただ
漫然と配置されているに過ぎず、いわば道路脇の看板広
告のようなものであって、ドライバであるユーザの注意
を向けさせる訴求力が乏しい傾向があるという解決すべ
き課題を内在していた。
【0005】そこで、訴求力レベルと相関関係があるク
リックスルー率−ユーザがページビューあたりバナー広
告をクリックする割合−を、従来に比して飛躍的に向上
し得る電子広告提供のための新規な技術の開発が関係者
の間で待望されていたのである。
【0006】本発明は、上述した実情に鑑みてなされた
ものであり、電子掲示板やチャットを含むウェブ上のコ
ミュニケーション・ツールを用いた発言ページ上に、ユ
ーザのアクションに呼応したタイミングをもって、電子
広告を掲載させるといった新規な仕組みを整備すること
により、クリックスルー率の飛躍的な向上に資すること
ができる電子広告提供方法、及び電子広告提供システム
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、ウェブ上のコミュニケーシ
ョン・ツールを用いて作成される発言ページ上に、電子
広告を提供する際に用いられる電子広告提供方法であっ
て、ユーザのアクションに呼応したタイミングをもっ
て、前記発言ページ上に電子広告を掲載させることによ
り、前記発言ページ上に電子広告を提供することを要旨
とする。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の電子広告提供方法において、前記ユーザのアクション
に呼応したタイミングとは、ユーザが発言内容を前記発
言ページ上にサブミットするためにおこなうアクション
に呼応したタイミングであることを要旨とする。
【0009】さらに、請求項3の発明は、請求項1また
は2のいずれか一項に記載の電子広告提供方法におい
て、前記発言ページ上に掲載される電子広告を、最新の
発言欄近傍に配置することを要旨とする。
【0010】請求項1の発明では、ユーザのアクション
に呼応したタイミングをもって、発言ページ上に電子広
告を掲載させることにより、発言ページ上に電子広告を
提供するようにしている。ここで、ユーザのアクション
に呼応したタイミングとは、例えば請求項2に記載した
ように、ユーザが発言内容を前記発言ページ上にサブミ
ットする−投稿ないしは発言など、発言内容を送信する
−ためにおこなうアクションに呼応したタイミングを採
用することができる。このタイミングを採用した場合に
は、例えば、WWWサーバ側は、ユーザからのアクショ
ンを受信したタイミングをもって、アドサーバに蓄積さ
れている複数の電子広告のなかから適宜のスポンサの広
告を選択し、選択した電子広告を発言ページ上に掲載さ
せることにより、発言ページ上に電子広告を提供するこ
とになる。ただし、上述した適宜のスポンサの広告を選
択する際における選択肢のなかには、いずれのスポンサ
の広告をも選択しないという態様も含まれる。この場合
には、選択した電子広告がそもそも存在しないので、こ
のときのユーザからのアクションを受信したタイミング
では、発言ページ上に電子広告が掲載されることはな
い。説明を続けると、このとき、例えばユーザが発言ペ
ージを読み込むために、この発言ページのURLを入力
するか、または、ブラウザの「再読込み」ボタンを押す
などの操作をおこなうことで該当するWWWサーバへア
クセスすると、そのユーザのブラウザ画面上に、例えば
請求項3に記載したように、最新の発言欄の近傍に電子
広告(バナー広告)を配置した態様で発言ページが提示
される。なお、ここでいう最新の発言欄の近傍とは、最
新の発言欄に対して上下左右などの全周囲を含む趣旨で
ある。このように最新発言欄の近傍に電子広告を配置し
たのは、最新発言欄の発言内容にユーザの注目が最も集
まるであろうという推定に由来している。しかし、本発
明の技術的範囲は、ユーザのアクションに呼応したタイ
ミングをもって、発言ページ上に電子広告を掲載させる
ことにより、発言ページ上に電子広告を提供する技術全
般に及ぶのであって、最新発言欄の近傍に電子広告を配
置する構成要素は、あくまで副次的なものに過ぎず、本
発明の技術的範囲を、上記構成要素を含むように限定解
釈すべきではないことを付言しておく。
【0011】請求項1に記載の電子広告提供方法によれ
ば、ユーザのアクションに呼応したタイミングをもっ
て、発言ページ上に電子広告を掲載させることにより、
発言ページ上に電子広告を提供するようにしたので、ク
リックスルー率の飛躍的な向上に資することができる。
【0012】また、請求項2に記載の電子広告提供方法
によれば、ユーザのアクションに呼応したタイミングと
して、ユーザが発言内容を発言ページ上にサブミットす
るためにおこなうアクションに呼応したタイミングを採
用したので、例えば発言ページ上における最新の発言欄
近傍に電子広告を配置する態様を採る場合において、新
規の発言がサブミットされる毎に、発言ページ上に掲載
すべき電子広告の配置位置を容易に更新することができ
る。
【0013】ところで、新規の発言がサブミットされる
毎に、その発言欄近傍に電子広告を配置するようにして
掲載する一方で、過去の発言欄近傍に配置されている電
子広告をそのまま残していたのでは、発言ページ上のス
ペースを電子広告に占拠されてしまう結果として、発言
ページの見やすさが損なわれてしまう。そこで、請求項
2に記載の構成に加えて、新規の電子広告が発言ページ
上に掲載される毎に、過去の発言欄近傍に配置されてい
る電子広告を除く構成を採用すればよい。このようにす
れば、発言ページ上のスペースを電子広告に占拠されて
しまう事態は未然に回避できるので、発言ページの見や
すさを担保することができる。
【0014】さらに、請求項3に記載の電子広告提供方
法によれば、発言ページ上に掲載される電子広告を、発
言ページ上における最新の発言欄近傍に配置するように
したので、最新発言欄の発言内容にユーザの注目が最も
集まるであろうという推定のもとに、好ましい配置位置
に電子広告を掲載できる結果として、クリックスルー率
の飛躍的な向上に資することができる。
【0015】一方、請求項4の発明は、ウェブ上のコミ
ュニケーション・ツールを用いて作成される発言ページ
上に、電子広告を提供する仕組みを備えた電子広告提供
システムであって、ユーザからのアクションを受信する
受信手段と、この受信手段で受信したユーザからのアク
ションに呼応したタイミングをもって、ユーザからの発
言内容および掲載すべき電子広告を含む発言ページを作
成するページ作成手段と、を備えて構成されることを要
旨とする。
【0016】また、請求項5の発明は、請求項4に記載
の電子広告提供システムにおいて、前記ユーザのアクシ
ョンに呼応したタイミングとは、ユーザが発言内容を前
記発言ページ上にサブミットするためにおこなうアクシ
ョンに呼応したタイミングであることを要旨とする。
【0017】そして、請求項6の発明は、請求項4また
は5のいずれか一項に記載の電子広告提供システムにお
いて、前記ページ作成手段は、最新の発言欄近傍に電子
広告を配置した発言ページを作成することを要旨とす
る。
【0018】請求項4の発明では、ページ作成手段は、
受信手段で受信したユーザからのアクションに呼応した
タイミングをもって、ユーザからの発言内容および掲載
すべき電子広告を含む発言ページを作成することによ
り、発言ページ上に電子広告を提供するようにしてい
る。
【0019】請求項4に記載の電子広告提供システムに
よれば、ユーザのアクションに呼応したタイミングをも
って、ユーザからの発言内容および掲載すべき電子広告
を含む発言ページを作成することにより、発言ページ上
に電子広告を提供するようにしたので、クリックスルー
率の飛躍的な向上に資することができる。
【0020】また、請求項5に記載の電子広告提供シス
テムでは、ユーザのアクションに呼応したタイミングと
して、ユーザが発言内容を発言ページ上にサブミットす
るためにおこなうアクションに呼応したタイミングを採
用している。
【0021】請求項5に記載の電子広告提供システムに
よれば、ユーザのアクションに呼応したタイミングとし
て、ユーザが発言内容を発言ページ上にサブミットする
ためにおこなうアクションに呼応したタイミングを採用
したので、例えば発言ページ上における最新の発言欄近
傍に電子広告を配置する態様を採る場合において、新規
の発言がサブミットされる毎に、発言ページ上に掲載す
べき電子広告の配置位置を容易に更新することができ
る。
【0022】ところで、新規の発言がサブミットされる
毎に、その発言欄近傍に電子広告を配置するようにして
掲載する一方で、過去の発言欄近傍に配置されている電
子広告をそのまま残していたのでは、発言ページ上のス
ペースを電子広告に占拠されてしまう結果として、発言
ページの見やすさが損なわれてしまう。そこで、請求項
5に記載の構成に加えて、新規の電子広告が発言ページ
上に掲載される毎に、過去の発言欄近傍に配置されてい
る電子広告を除く構成を採用すればよい。このようにす
れば、発言ページ上のスペースを電子広告に占拠されて
しまう事態は未然に回避できるので、発言ページの見や
すさを担保することができる。
【0023】さらに、請求項6に記載の電子広告提供シ
ステムによれば、ページ作成手段は、最新の発言欄近傍
に電子広告を配置した発言ページを作成するようにした
ので、最新発言欄の発言内容にユーザの注目が最も集ま
るであろうという推定のもとに、好ましい配置位置に電
子広告を掲載できる結果として、クリックスルー率の飛
躍的な向上に資することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る電子広告提
供方法、及び電子広告提供システムの一実施形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0025】図1は、本発明に係る電子広告提供システ
ムの全体構成を表す概略ブロック図、図2ないし図3
は、本電子広告提供システムの主要部を表すブロック
図、図4は、本電子広告提供システムの動作を表すフロ
ーチャート図、図5は、本電子広告提供方法を適用した
際の、ユーザのブラウザ画面上における発言ページのイ
メージを表す図、図6は、本電子広告提供システムにお
いて管理者が設定変更可能な管理画面のイメージを表す
図である。なお、広告業界では広告主のことをクライア
ントと呼び慣わしているが、コンピュータ用語としての
クライアント/サーバと混同し誤解を招きかねないの
で、ここではスポンサと称することにする。
【0026】はじめに、本発明に係る電子広告提供方法
の概要について述べると、本電子広告提供方法は、ウェ
ブ上のコミュニケーション・ツールを用いて作成される
発言ページ上に、電子広告を提供する際に用いられる電
子広告提供方法であって、ユーザのアクションに呼応し
たタイミングをもって、前記発言ページ上に電子広告を
掲載させることにより、該発言ページ上に電子広告を提
供することを特徴としている。
【0027】こうした電子広告提供方法によれば、ユー
ザのアクションに呼応したタイミングをもって、発言ペ
ージ上に電子広告を掲載させることにより、発言ページ
上に電子広告を提供するようにしたので、クリックスル
ー率の飛躍的な向上に資することができる。ここで、ユ
ーザのアクションに呼応したタイミングとは、ユーザが
発言内容を発言ページ上にサブミットするためにおこな
うアクションに呼応したタイミングを採用することもで
きるし、または、ユーザ側のブラウザから手動もしくは
自動(読み込み間隔の設定による)で読み込みをおこな
うアクションに呼応したタイミングを採用することもで
きる。
【0028】上述した電子広告提供方法が適用される、
本発明に係る電子広告提供システム11は、ユーザ側プ
ログラムと、管理者側プログラムと、の二大機能ブロッ
クを含んで構成されている。ここでは、プログラム言語
としてPerlを用いて実装されたシステムを想定して説明
する。PerlはUNIX(登録商標)並びにUNIXクローン
OSで運用されるウェブサーバ上にCGI(Common Gateway
Interface) プログラムを作成する際に最も多用されて
いる言語である。各ユーザが自身のサーバ環境に実装す
る場合には、各自のサーバ環境で動作するプログラムで
あればどのような言語でも実現可能である。なお、以後
の説明において、便宜上、チャットページを例示して説
明を進めるが、掲示板ページでもその仕組みはほぼ同じ
である。また、CGI とは、WWWクライアント/サーバ
システムにおいて、HTMLから外部のプログラムを起動し
て、その結果をWWWクライアントへ返すための仕組み
である。具体的には、例えば、ユーザが入力したフォー
ムのデータをサーバ側へ読み込んだり、ユーザーからの
指令に従って表示内容やその応答を変えたりするため
に、CGI は使用される。このCGI によれば、HTMLだけで
は記述できないような動的なページを作成することが可
能となる。
【0029】本発明に係る電子広告提供システム11
は、図1に示すように、電子掲示板やチャットを含むウ
ェブ上のコミュニケーション・ツールを用いて作成され
る発言ページ上に、電子広告を提供する機能を有するア
ドサーバシステム13と、コミュニケーション・ツール
のユーザが使用するユーザ側端末15a,15b,15
c,…(以下、符号「15」を統一して用いる。)と、
アドサーバシステム13における各種設定項目の設定変
更をおこなう際などに用いられる管理者端末17と、を
含んで構成されている。なお、符号19は管理・運用ペ
ージ画面を表す一方、符号25はチャットCGI画面を
表している。また、このチャットCGI画面(発言ペー
ジ)25上にはバナー広告(電子広告)27が掲載され
ている。
【0030】アドサーバシステム13は、広告主たるス
ポンサに関する情報を保存しているスポンサデータベー
ス(以下、「データベース」を「D/B」と略記す
る。)21と、複数種のバナー画像を異なるスポンサ毎
に対応付けて記録するアドサーバ23と、を含んで構成
されている。
【0031】次に、本発明の一部を構成する、ユーザ側
のプログラム構成について、図2を参照して説明する。
なお、図2は典型的なプログラム構成を例示している
が、本発明を実現ためには同図に記載されているプログ
ラム構成通りの種類のものが必ずしも必須ではない。同
図を上下にわける線が「背後で稼働するシステム」と
「ユーザに見えるシステム」の境界を示している。「ユ
ーザに見えるシステム」とは、サーバに置かれた実体の
あるHTMLファイルたるchat.html 31と、CGI プログラ
ムで動的に表示されたHTML情報たるOUTPUTのことをい
う。また、「背後で稼働するシステム」とは、主として
「動的に表示されたHTML情報」を表示するために稼働す
るプログラム群のことをいう。
【0032】同図に示すプログラム群は、アドサーバシ
ステム13の一部のバックエンドとなるスポンサD/B
21を除いて、原則としてウェブサーバが稼働している
コンピュータ23の図示しないハードディスク上に記録
されている。こうしたプログラム群は、ウェブサーバプ
ログラムとして例えばApacheを採用する場合には、一般
的にはcgi-bin という名称のディレクトリに設置される
ことが多い。
【0033】ここで、HTML情報が送出されるまでの流れ
について、図2を参照して説明する。同図に示すよう
に、まず、ユーザは、chat.html 31に記述されたフォ
ームに従いチャットに発言をサブミットする。フォーム
タグのactionに指定されているプログラムが、ここでは
bbssend.cgi 33であり、bbssend.cgi 33は、ユーザ
が発言をサブミット(送信)するアクションを受信する
機能を有している。
【0034】<FORM ACTION="cgi-bin/bbssend.cgi">…
この部分にチャットへ送られる具体的なフォームが記載
される… </FORM>そして、bbssend.cgi 33は、ユーザから送ら
れてきたフォームデータを適宜解析し、その結果を、発
言内容が記載される実体ページを作成する機能を有する
bbslog.cgi35へ渡す。これを受けてbbslog.cgi35
は、発言結果の出力を所定のフォーマットに整形するた
めの処理をおこなう。この際に、発言をコントロールす
るための共通ライブラリであるchat.pl 37というプロ
グラムを作成しておき、このプログラムchat.pl 37
を、bbslog.cgi35と、バナー広告を取り出す機能を有
するadcontrol.cgi 39と、で共通に使用するようにな
っている。adcontrol.cgi 39は、管理者側プログラム
の範ちゅうに属し、ユーザ側プログラムとの橋渡しを行
い、スポンサD/B21から得た情報からバナー広告を
chat.pl37へ送り、最終的に発言ページたるbbslog.cg
i35に掲載させる機能を有している。なお、請求項3
ないし6においてページ作成手段として機能するbbslo
g.cgi35は、チャットの数だけ設置される。
【0035】adcontrol.cgi 39の機能については、次
述の管理者側プログラムの構成説明で詳しく説明する
が、端的にいうとユーザが発言する代わりに、adcontro
l.cgi39がスポンサという”疑似ユーザ”として自動
的に”発言”を行うことが、この発明の核となっている
ロジックである。
【0036】次に、本発明の一部を構成する、管理者側
のプログラム構成について、図3を参照して説明する。
図3には、その上部に管理者の操作の流れが示される一
方、その下側部分に背景で稼働するアドサーバ13のシ
ステム構成が描かれている。
【0037】同図に示すように、アドサーバ13は、広
告主別D/B51、履歴D/B53、及びメイン項目5
5を蓄積して構成されるスポンサD/B21と、オプシ
ョン項目57a,57b,57c(以下、必要に応じて
符号「57」で統一して呼称する場合がある。)と、ユ
ーザ属性を利用して出稿内容を管理する際に参照される
ユーザD/B59と、を含んで構成されている。なお、
ユーザD/B59は、スポンサとユーザのニーズが合致
するページに、より相応しい広告を提供する際等にも参
照される。
【0038】同図に示す管理者側プログラムの流れにつ
いて説明すると、まず、管理者は、イントラネットまた
はエクストラネットを介してアドサーバシステム13に
アクセスし、認証システム43における暗号化された認
証手続きなどの手順を経て、管理ページたるadmin.html
41にアクセスする。その後は、ユーザが通常のCGIに
アクセスするのと同じく、adcontrol.cgi 39が表示を
司る、例えば図6に示すような管理画面19に入り、ア
ドサーバシステム13に含まれるメイン項目55とオプ
ション項目57を適宜設定することにより、発言ページ
上に掲載すべき広告素材たるバナーを運用管理する。
【0039】図6に示す管理ページ19の例では、主と
して下記に示す5要素を操作するが、基本的な数値、例
えばバナーの最大出現回数や種類は、スポンサD/B2
1に格納されている出稿料情報−各スポンサが支払って
いる広告料金に関する情報−によって、自動的または半
自動的に定められる。
【0040】(1)クライアントの新規、追加、削除 (2)クライアント毎のバナー種別 (3)バナーの差し替え (4)個々のバナーの出現頻度 (5)個々のバナーのリンク先の追加、変更 具体的には、例えば、A社の歯磨きの広告では、出稿料
金と指定期間から割り出された総掲載量があらかじめ算
出されている。そしてその値を基準値として、オプショ
ン項目57に示されるような様々な切り口のインターフ
ェースを用いて、上述した5要素を体系的に管理する。
【0041】ここで、本発明に係る電子広告提供システ
ム11において核となるプログラムは、bbslog.cgi35
と、chat.pl 37と、であり、これらのプログラムは、
adcontrol.cgi 39から送られてきた電子広告の情報
を、チャットの発言ページ上に掲載する機能を有してい
る。図3に示すOUTPUT47が、バナー広告が掲載された
発言ページに相当する。adcontrol.cgi 39は、管理者
が行った設定が書き込まれる”設定ファイル”(ここで
は仮にadcontorl.pl45と称する。)をチャット毎に作
成する。この設定ファイルたるadcontorl.pl45は外部
ライブラリとして機能し、bbslog.cgi35と、chat.pl
37と、の双方によって利用の用途に供される。
【0042】次に、本発明において主要な役割を果た
す、bbslog.cgi35と、chat.pl 37と、の基本動作フ
ローについて、図4を参照して説明する。
【0043】ステップS1ないしS3において、ユーザ
からの発言がサブミット(SEND)されると、bbslog.cgi
35は、chat.pl 37とadcontrol.cgi 39から書き出
された設定ファイルたるadcontrol.pl45を外部ライブ
ラリとして読み込む。ここで、bbslog.cgi35とadcont
rol.pl45は、各チャットの数だけ設置されるファイル
である。
【0044】ステップS5において、ユーザ発言の解析
処理が実行される。この解析処理は通常のCGI フォーム
と同様に、エラーチェックと共に渡された発言内容を解
析することで実現される。
【0045】ステップS7において、adcontrol.pl45
に記載された内容を参照しつつ各種条件判断がおこなわ
れる。そして、この各種条件判断結果は、発言ページに
掲載すべきバナー広告の種類などに反映される。ここ
で、adcontrol.pl45に記載されている典型的なパラメ
ータとしては、下記のものを挙げることができる。
【0046】(1)バナーID番号:スポンサ毎にユニー
クな番号が割り当てられている。このバナーID番号は、
アドサーバ23における保管場所IDと共に、バナー画像
を一意に特定する際などに用いられる。
【0047】(2)掲載頻度:ユーザの発言回数n回の
うち何回掲載するかを定める。これは、出稿料金などに
応じてアドサーバ23側で自動的または半自動的に割り
当てられる。
【0048】(3)掲載時間:一日のうち、どの時間帯
枠に掲載するかを定める。これは、出稿料金などに応じ
てアドサーバ23側で自動的または半自動的に割り当て
られた数値と、スポンサの個別の要望などを参照して定
められる。
【0049】(4)掲載曜日:一週間のうち、どの曜日
に掲載するかを定める。これは(3)と同様、出稿料金
などに応じてアドサーバ23側で自動的または半自動的
に割り当てられた数値と、スポンサの個別の要望などを
参照して定められる。
【0050】(5)掲載期間:電子広告を発言ページ上
に掲載する期間を定める。これは、スポンサと営業部門
の取り決めに応じて定められる。
【0051】ステップS9ないしS13において、bbsl
og.cgi35は、chat.pl 37を読み込むことで、最新の
発言近傍にバナー広告を配置させた発言ページを作成し
て、バナー広告が掲載されたユーザ発言ページを表示す
る。なお、最新の発言近傍にバナー広告を配置させるに
は、発言ページを記述するために用いる言語の規定にし
たがって、最新の発言近傍にバナー広告を配置させるた
めの記述を適宜おこなえばよい。また、bbslog.cgi35
は、原則としてユーザが発言フォームに発言を行ったタ
イミングで起動される。したがって、ステップS11な
いしS13において、「バナー広告を表示」、「ユーザ
発言を表示」とという処理内容を示しているが、厳密に
言えばユーザ発言の方がバナー広告表示よりも時間的に
先に表示されることになる。
【0052】なお、上述した実施の形態は、本発明の理
解を容易にするために例示的に記載したものであって、
本発明の技術的範囲を限定するために記載したものでは
ない。すなわち、本発明は、その技術的範囲に属する全
ての実施の形態を含むことは当然として、そのいかなる
均等物をも含む趣旨である。
【0053】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1に
記載の電子広告提供方法によれば、ユーザのアクション
に呼応したタイミングをもって、発言ページ上に電子広
告を掲載させることにより、発言ページ上に電子広告を
提供するようにしたので、クリックスルー率の飛躍的な
向上に資することができる。
【0054】また、請求項2に記載の電子広告提供方法
によれば、ユーザのアクションに呼応したタイミングと
して、ユーザが発言内容を発言ページ上にサブミットす
るためにおこなうアクションに呼応したタイミングを採
用したので、例えば発言ページ上における最新の発言欄
近傍に電子広告を配置する態様を採る場合において、新
規の発言がサブミットされる毎に、発言ページ上に掲載
すべき電子広告の配置位置を容易に更新することができ
る。
【0055】さらに、請求項3に記載の電子広告提供方
法によれば、発言ページ上に掲載される電子広告を、発
言ページ上における最新の発言欄近傍に配置するように
したので、最新発言欄の発言内容にユーザの注目が最も
集まるであろうという推定のもとに、好ましい配置位置
に電子広告を掲載できる結果として、クリックスルー率
の飛躍的な向上に資することができる。
【0056】一方、請求項4に記載の電子広告提供シス
テムによれば、ユーザのアクションに呼応したタイミン
グをもって、ユーザからの発言内容および掲載すべき電
子広告を含む発言ページを作成することにより、発言ペ
ージ上に電子広告を提供するようにしたので、クリック
スルー率の飛躍的な向上に資することができる。
【0057】また、請求項5に記載の電子広告提供シス
テムによれば、ユーザのアクションに呼応したタイミン
グとして、ユーザが発言内容を発言ページ上にサブミッ
トするためにおこなうアクションに呼応したタイミング
を採用したので、例えば発言ページ上における最新の発
言欄近傍に電子広告を配置する態様を採る場合におい
て、新規の発言がサブミットされる毎に、発言ページ上
に掲載すべき電子広告の配置位置を容易に更新すること
ができる。
【0058】そして、請求項6に記載の電子広告提供シ
ステムによれば、ページ作成手段は、最新の発言欄近傍
に電子広告を配置した発言ページを作成するようにした
ので、最新発言欄の発言内容にユーザの注目が最も集ま
るであろうという推定のもとに、好ましい配置位置に電
子広告を掲載できる結果として、クリックスルー率の飛
躍的な向上に資することができるというきわめて優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子広告提供システムの全体構成
を表す概略ブロック図である。
【図2】本電子広告提供システムの主要部を表すブロッ
ク図である。
【図3】本電子広告提供システムの主要部を表すブロッ
ク図である。
【図4】本電子広告提供システムの動作を表すフローチ
ャート図である。
【図5】本電子広告提供方法を適用した際の、ユーザの
ブラウザ画面上における発言ページのイメージを表す図
である。
【図6】本電子広告提供システムにおいて管理者が設定
変更可能な管理画面のイメージを表す図である。
【符号の説明】
11 電子広告提供システム 13 アドサーバシステム 15 ユーザ側端末 17 管理者端末 19 管理・運用ページ画面 21 スポンサD/B 23 アドサーバ 25 チャットCGI画面(発言ページ) 27 バナー広告(電子広告)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェブ上のコミュニケーション・ツール
    を用いて作成される発言ページ上に、電子広告を提供す
    る際に用いられる電子広告提供方法であって、 ユーザのアクションに呼応したタイミングをもって、前
    記発言ページ上に電子広告を掲載させることにより、該
    発言ページ上に電子広告を提供することを特徴とする電
    子広告提供方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子広告提供方法にお
    いて、 前記ユーザのアクションに呼応したタイミングとは、ユ
    ーザが発言内容を前記発言ページ上にサブミットするた
    めにおこなうアクションに呼応したタイミングであるこ
    とを特徴とする電子広告提供方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のいずれか一項に記載
    の電子広告提供方法において、 前記発言ページ上に掲載される電子広告を、最新の発言
    欄近傍に配置することを特徴とする電子広告提供方法。
  4. 【請求項4】 ウェブ上のコミュニケーション・ツール
    を用いて作成される発言ページ上に、電子広告を提供す
    る仕組みを備えた電子広告提供システムであって、 ユーザからのアクションを受信する受信手段と、 この受信手段で受信したユーザからのアクションに呼応
    したタイミングをもって、ユーザからの発言内容および
    掲載すべき電子広告を含む発言ページを作成するページ
    作成手段と、を備えて構成されることを特徴とする電子
    広告提供システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の電子広告提供システム
    において、 前記ユーザのアクションに呼応したタイミングとは、ユ
    ーザが発言内容を前記発言ページ上にサブミットするた
    めにおこなうアクションに呼応したタイミングであるこ
    とを特徴とする電子広告提供システム。
  6. 【請求項6】 請求項4または5のいずれか一項に記載
    の電子広告提供システムにおいて、 前記ページ作成手段は、 最新の発言欄近傍に電子広告を配置した発言ページを作
    成することを特徴とする電子広告提供システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008512735A (ja) * 2004-07-20 2008-04-24 グーグル インコーポレイテッド 広告の質に対するエンドユーザーの知覚に影響を与える要因、例えばドキュメントパフォーマンス、を用いた広告カウント数及び/又は広告ブランディングの調整又は決定

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008512735A (ja) * 2004-07-20 2008-04-24 グーグル インコーポレイテッド 広告の質に対するエンドユーザーの知覚に影響を与える要因、例えばドキュメントパフォーマンス、を用いた広告カウント数及び/又は広告ブランディングの調整又は決定
JP2011008792A (ja) * 2004-07-20 2011-01-13 Google Inc 広告の質に対するエンドユーザーの知覚に影響を与える要因、例えばドキュメントパフォーマンス、を用いた広告カウント数及び/又は広告ブランディングの調整又は決定

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