JP2002007187A - 分散データ記憶環境で関連するデータ・オブジェクトを転送するシステムおよび方法 - Google Patents

分散データ記憶環境で関連するデータ・オブジェクトを転送するシステムおよび方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分散データ記憶環境で、データ・オブジェク
トのグループ化を維持しながら、共通のグループに属す
るデータ・オブジェクトを転送する。 【解決手段】 データ・オブジェクトを、グループ化の
順序ではなく、データ・オブジェクトが保管された順序
で転送することができる。データ・オブジェクトは、ソ
ース・サイトからターゲット・サイトに転送される時
に、一意のグループ識別子を含む属性情報を関連付けら
れる。ターゲット・サイトでは、各データ・オブジェク
トの属性情報が、受信され、分析される。データ・オブ
ジェクトのグループをリストしたインポート・グループ
表を使用して、受信時に各データ・オブジェクトをその
グループと関連付ける。メンバが受信されていないグル
ープのデータ・オブジェクトは、未解決オブジェクト表
にもリストされる。グループが完了した時に、グループ
のすべてのデータ・オブジェクトが、未解決オブジェク
ト表から除去される。データ転送セッションの終りに、
まだ未解決オブジェクト表にリストされているすべての
データ・オブジェクトが、削除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散データ記憶環
境にまたがって関連するデータ・オブジェクトを転送す
るシステムおよび方法に関する。具体的に言うと、本発
明は、データ・オブジェクトのグループに固有の識別子
を使用し、ターゲット保管場所内のリストを用いてデー
タ・オブジェクトのグループを追跡することによって、
ソース保管場所とターゲット保管場所の間でデータ・オ
ブジェクトのグループを転送し、その結果、完全なグル
ープだけが転送され、ターゲットで保存されるようにす
るシステムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】データ処理システムでは、通常はバック
アップ・サブシステムと称するバックアップ/復元サブ
システムが、通常は、ファイルの最近のコピーまたはバ
ージョンと、同一のファイルの以前のバージョンのいく
つかを、磁気ディスク・ドライブ、テープ、光ディスク
記憶装置などの何らかの形のバックアップ記憶装置に保
管する手段として使用される。バックアップ・サブシス
テムは、所与のデータ処理システムでのデータの損失に
対する保護の手段として使用される。たとえば、ファイ
ルのオンライン版が、停電、ハードウェア・エラー、ソ
フトウェア・エラー、ユーザの誤り、または他のタイプ
の問題が原因で破壊されるか破損した場合に、バックア
ップ・サブシステムに保管されたそのファイルの最新版
を復元することができ、したがって、データ損失の危険
性が最小になる。バックアップ・サブシステムのもう1
つの重要な用途が、障害が発生しないが、ファイルまた
はデータが削除または変更された(事故または故意のい
ずれかで)場合であっても、これらのファイルまたはデ
ータを、以前の状態に復元でき、したがって、データの
損失が最小になることである。
【0003】バックアップ・サブシステムに密接に関連
する概念が、通常はアーカイブ・サブシステムと称する
アーカイブ/リトリーブ・システムである。アーカイブ
は、テープなどの低コスト・ストレージにファイルのコ
ピーを作り、その結果、ディスク装置などの高価な技術
からファイルを削除できるようにすることを指す。ディ
スク装置は、頻繁に更新されているので、アーカイブ・
コピーは、特定の時点でのデータの集合の状態を保存す
るのにも役立つ。本明細書で開示するグループ化された
データ・オブジェクトを転送する改良された方法は、主
にバックアップ・システムについて説明されるが、本明
細書に記載のシステムおよび方法が、アーカイブ・シス
テムまたは他の関連するデータ記憶システムおよび記憶
管理システムにも適用可能であることが、データ処理の
当業者には明白であろう。
【0004】現時点で、バックアップ・システムの大多
数が、データ処理環境内に配置されたホスト・システム
上で稼動する。通常、ファイルの新しいバージョン(変
更されたバージョンとも称する)は、毎日の終りなどの
所定のスケジュールに基づいて、またはファイルが更新
され保管されるたびにその後に、バック・アップされ
る。
【0005】最近、低コスト・ローカル・エリア・ネッ
トワーキング、パーソナル・コンピュータ、およびワー
クステーション技術の出現によって、「クライアント/
サーバ」システムまたは環境と称する新しいタイプのデ
ータ処理アーキテクチャが促進された。図1に示された
クライアント/サーバ・システム10は、通常は、パー
ソナル・コンピュータまたはワークステーションなどの
複数のクライアント・コンピュータ11(クライアント
とも称する)からなる。クライアント・コンピュータ1
1は、ディスク装置などのローカル記憶媒体12を備え
ることが好ましい。クライアント・コンピュータ11
は、イーサネット(R)またはトークン・リングなどのネ
ットワーク13を介して通信し、ネットワーク13は、
クライアント・コンピュータ11を1つまたは複数のネ
ットワーク・サーバ・コンピュータ14にリンクする。
【0006】ネットワーク・サーバ・コンピュータ14
は、一般に、メインフレーム・コンピュータ、ワークス
テーション、または他のハイ・エンド・コンピュータで
あり、通常は、ディスク装置、テープ記憶装置、光ディ
スク記憶装置などの1つまたは複数のローカル記憶媒体
15を備える。ネットワーク・サーバ・コンピュータ1
4には、通常は、クライアント・コンピュータ11によ
って共用されるか他の形でアクセス可能なさまざまなプ
ログラムまたはデータが含まれる。ネットワークを介し
て通信するそのようなクライアント/サーバ・システム
を、しばしば「分散」システムと称する。
【0007】分散クライアント/サーバ環境は、データ
処理、保全性、およびそのようなデータのバックアップ
に関する多数の大きな問題を提示する。クライアント/
サーバ環境での大きな懸念の1つは、かなりの量のクリ
ティカルなデータが、通常はサーバ・コンピュータに適
用されるセキュリティ、信頼性、または管理の世話が欠
けているクライアント・サブシステムに配置される可能
性があることである。もう1つの懸念は、クライアント
・コンピュータのユーザが、規則的にデータをバックア
ップするのに必要な時間を設け、世話をすることをしな
いことがしばしばなので、クライアント・コンピュータ
から偶然にデータが失われる場合があることである。も
う1つの懸念は、クライアントから大量のデータをバッ
ク・アップすることが、大量のネットワーク帯域幅およ
びサーバ記憶スペースを必要とする可能性があることで
ある。
【0008】最近、複数のクライアント/サーバ・バッ
クアップ・システムが、上に列挙した懸念の一部を軽減
するために開発された。その一例が、以前はADSM
(ADSTAR Distributed Storage Manager)と称したIB
M社のTivoli Storage Manager(TSM)である。この
技術は、クライアント・データのバックアップ・コピー
をバックアップ・サーバ上で作成することによって、上
で述べた欠陥の一部を克服する。クライアント・コピー
は、ユーザのかかわりなしに自動的に作られ、バックア
ップ・サーバによって管理される記憶装置に保管され
る。
【0009】TSMなどの通常のクライアント/サーバ
・バックアップ・システムは、通常は、クライアント・
コンピュータ11内で動作するクライアント・アプリケ
ーションおよびネットワーク・サーバ・コンピュータ1
4内で動作するサーバ・アプリケーションと共に動作す
る。クライアント・バックアップ・プログラムとも称す
るクライアント・アプリケーションが、事前に指定され
た時刻または定期的な時刻に活動化され、サーバ・バッ
クアップ・プログラムとも称するサーバ・アプリケーシ
ョンと連絡をとる。連絡を確立し、認証を実行した後
に、クライアント・アプリケーションは、どの種類のバ
ックアップ動作を行う必要があり、クライアント・コン
ピュータのどのファイルが現在のバックアップの対象に
なるかに関してクライアント・アプリケーションに指示
する、ユーザが構成可能なポリシを調べる。その後、ク
ライアント・アプリケーションは、クライアント・コン
ピュータ上のファイルのすべてまたはサブセットを検索
し、どのファイルをバック・アップしなければならない
かを判定する。
【0010】たとえば、最後のバックアップが行われた
後に変更されたデータ・ファイルを、バックアップ動作
のために選択することができる。バック・アップするフ
ァイルを選択した後に、クライアント・アプリケーショ
ンは、ネットワークを介してサーバ・アプリケーション
にこれらのファイルを送信する。サーバ・アプリケーシ
ョンは、受信したファイルごとに、バックアップ・カタ
ログなどのリスト内に項目を作成し、これらのファイル
を、バックアップ・サーバに接続された記憶装置に保管
する。
【0011】バックアップは、増分バックアップとして
行うことができ、差分化を使用することができる。増分
バックアップを使用するシステムでは、バックアップ
は、前の増分バックアップまたは全バックアップの後に
変更されたファイルだけについて実行される。差分化
は、同一のファイルの2つのバージョンの間の比較に頼
り、複数のバージョンが、「基本ファイル」として、基
本ファイルに対する変更だけを表すいくつかの「サブフ
ァイル」と共に保管される。これらの小さいファイル
を、「デルタ・ファイル」または「差分ファイル」と称
する場合もあるが、これらのファイルには、通常は基本
ファイルから変更されたバイトまたはブロックである変
更された部分だけが含まれる。デルタ・ファイルは、フ
ァイルの現行バージョンと、基本ファイルと称する、同
一のファイルの以前のバージョンとの比較の結果として
生成される。したがって、差分化では、記憶スペースお
よびネットワーク・トラフィックの削減を達成するため
に、ファイル・バージョン間の冗長性が活用される。
【0012】バックアップ・システムは、データ記憶を
効率的に管理するために、記憶階層に編成された記憶装
置にデータを保管することができる。記憶階層は、最上
位レベルのデバイスへのデータ記憶が、高価であるがよ
り短いアクセス時間を有する、複数のレベルの記憶装置
を提供する。階層を下に移動するにつれて、データ記憶
が安価になるが、アクセス時間が長くなる。したがっ
て、頻繁にアクセスされるデータは、上位レベルに保管
され、下位レベルは、長期データ記憶に適する。階層の
レベルの中で、データは、記憶プールに保管される。記
憶プールは、類似するジオメトリを有する記憶ボリュー
ムの集合である。プールは、特定のデバイス上で使用す
ることができるボリュームの集合である。プールに保管
される媒体の例には、テープ、光ディスク、磁気ディス
ク、および同一のフォーマットを有する他の媒体が含ま
れる。
【0013】バックアップ・システムは、複数の他の重
要な動作も実行する。たとえば、前に作られたファイル
のバックアップ・コピーを、ストレージ・コストを減ら
すためにディスク装置から磁気テープ記憶装置に移動す
ることができる。クライアント/サーバ・バックアップ
・システムのもう1つの重要な機能は、ユーザがファイ
ルの復元を要求する時に行われる。クライアント・アプ
リケーションが、サーバ・アプリケーションに連絡し、
サーバ・アプリケーションが、そのバックアップ・カタ
ログを調べて、ファイルのバックアップ・コピーの位置
を確立する。その後、サーバは、ネットワークを介して
クライアント・コンピュータにそのファイルを返し、ク
ライアント・コンピュータは、そのファイルをユーザに
使用可能にする。
【0014】分散クライアント/サーバ環境でバックア
ップ・システム内で使用することができるハードウェア
の例には、メインフレーム、ワークステーション、およ
び他のハイ・エンド・コンピュータなどの1つまたは複
数のサーバ・コンピュータと、IBM 3390磁気記
憶システム、IBM 3494磁気テープ記憶ライブラ
リ、またはIBM 3595光ディスク・ライブラリな
どの記憶媒体が含まれる。光ディスク・ライブラリおよ
び磁気テープ記憶ライブラリは、通常は、読取/書込ド
ライブへのテープ・カートリッジまたは光ディスク・カ
ートリッジの自動化された機械的なマウントおよびデマ
ウントを提供する。そのような装置が複数存在する時に
は、サーバ・アプリケーションは、最もアクセスされる
可能性が高いバックアップ・ファイルがローカル不揮発
性メモリなどのアクセスがより高速のデバイスに保存さ
れ、アクセスされる可能性が低いファイルが、テープま
たは光ディスクなどの安価だがアクセスの遅いデバイス
に保存される、記憶階層内のデバイスを使用するように
構成されることがしばしばである。
【0015】そのような分散バックアップ・システムの
課題の1つが、バックアップ・サーバが時代遅れまたは
容量不足になる可能性があることである。これおよび他
の理由から、サーバに保管されたファイルおよび他のデ
ータ・オブジェクトを別のサーバに転送することが必要
になる場合がある。このデータ・オブジェクトの転送
は、データ・オブジェクトが保管される記憶階層の性質
のゆえに、課題になる。データ・オブジェクトは、記憶
階層の多数の異なるボリュームおよび異なる媒体タイプ
にまたがって分散される可能性がある。データ・オブジ
ェクトの一部が、グループ内で関連するが、記憶媒体上
で連続的に保管されていない場合があるという事実によ
って、データ転送がさらに複雑になる。たとえば、差分
化バックアップ・システムでは、基本ファイルおよびそ
の基本ファイルに対する変更を反映したサブファイルを
含むファイルのグループが、クライアントへの復元のた
めに使用可能になっていなければならない。これらのグ
ループ化されたファイルの転送では、これらのファイル
の関係を追跡しなければならない。
【0016】したがって、分散バックアップ・システム
の間での関連するデータ・オブジェクトのグループの転
送が、ジレンマを提示する。グループ化された順序での
ファイルの転送は、それを行うために記憶プール・ボリ
ュームの過度のマウントと位置決めが必要になるので、
過度の時間を消費する。さらに、ファイルが保管された
順序(ファイルを受信した順序に基づく可能性がある)
でファイルを転送すると、グループ内のファイルの間の
関係を追跡するのが困難になる。したがって、分散デー
タ記憶システム内で関連するファイルのグループを効率
的に転送できると同時に、グループ化されたファイルの
関係を追跡し、その結果、グループ化されたファイルを
ターゲット保管場所で関連付けることができるようにす
るシステムおよび方法の必要が、当技術分野に存在す
る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明のデータ記憶管
理のシステムおよび方法は、現在の最新技術に応じて、
具体的には、現在使用可能な記憶管理システムによって
完全には解決されていない当技術分野の問題および必要
に応じて、開発された。したがって、本発明の総合的な
目的は、上で述べた当技術分野の短所の多数またはすべ
てを克服する、データ記憶管理システムおよびデータ記
憶管理方法を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、本明細書で好ましい実施形態で実施され、広義に説
明される本発明に従って、データ・オブジェクトのグル
ープ化を維持しながら分散データ記憶システムにまたが
ってデータ・オブジェクトのグループを転送する、改良
されたシステムを提供する。一実施形態では、このシス
テムに、ソース・サイトに配置され、ソース・サイトの
データ・オブジェクトのグループにグループ識別子を割
り当てるように構成された、識別子割当モジュールが含
まれる。
【0019】オブジェクト・ロケータ・モジュールも、
ソース・サイト内に設けることができる。一実施形態で
は、オブジェクト・ロケータ・モジュールが、ソース・
サイトの別々の記憶装置にまたがって分散したデータ・
オブジェクトのグループのデータ・オブジェクトを突き
とめるように構成される。データ・オブジェクトのグル
ープは、ソース・サイトの記憶ボリューム上で他のデー
タ・オブジェクトと共に散在させることができる。
【0020】送信モジュールも、ソース・サイトに設け
られることが好ましく、送信モジュールは、データ・オ
ブジェクトが記憶装置内でアクセスされる順序でターゲ
ット・サイトにデータ・オブジェクトを転送するように
構成することができる。送信モジュールは、さらに、デ
ータ・オブジェクトのグループ内にない他のデータ・オ
ブジェクトを転送し、すべてのデータ・オブジェクトを
記憶装置に保管された順序で転送するように構成される
ことが好ましい。これには、他のデータ・オブジェクト
を、グループのデータ・オブジェクトの転送の中に散在
させることを含めることができる。転送モジュールは、
実質的にデータ・オブジェクトのグループの各データ・
オブジェクトと共に、グループ識別子を転送することが
好ましい。
【0021】第1リストは、ターゲット・サイト内に設
けられることが好ましく、ソース・サイトからターゲッ
ト・サイトに転送されるデータ・オブジェクトのグルー
プに関する情報を追跡するように構成されることが好ま
しい。第2リストも、ターゲット・サイトに設けること
ができ、どのデータ・オブジェクトが、グループのメン
バのすべてが受信されてはいないグループのメンバであ
るかを追跡するように構成されることが好ましい。
【0022】追跡モジュールが、ターゲット・サイトに
設けられることが好ましく、一実施形態では、グループ
識別子を使用して、ターゲット・サイトのデータ・オブ
ジェクトのグループを追跡するように構成される。追跡
モジュールは、転送セッション中にデータ・オブジェク
トのグループのすべてのデータ・オブジェクトが転送さ
れたかどうかを判定するように構成することもできる。
パージ・モジュールを設けることができ、パージ・モジ
ュールは、グループのすべてのメンバが転送されずに転
送セッションが終了した場合に、転送されたデータ・オ
ブジェクトのすべてをデータ・オブジェクトのグループ
から削除するように構成することができる。
【0023】グループ化モジュールが、ターゲット・サ
イトに配置されることが好ましい。一実施形態では、グ
ループ化モジュールが、各データ・オブジェクトと共に
転送されるグループ識別子を、リスト内のグループのグ
ループ識別子に対して検査して、グループへのメンバシ
ップを判定するように構成される。
【0024】データベース入力モジュールを、ターゲッ
ト・サイト内に設けることができる。一実施形態では、
データベース入力モジュールは、グループ化されたデー
タ・オブジェクトごとに、リスト内に項目を作るように
構成される。項目は、データ・オブジェクトの属性と、
そのデータ・オブジェクトが属するグループを識別する
グループ識別子を示すことが好ましい。
【0025】一実施形態では、ソース・サイトに、バッ
クアップ・サーバ・コンピュータと、基本ファイルおよ
び、ソース・ファイルを回復するために基本ファイルと
組み合わされるように構成された1つまたは複数のサブ
ファイルを含むデータ・オブジェクトのグループとが含
まれる。
【0026】本発明のシステムには、関連するデータ・
オブジェクトのグループ化を維持しながら、データ記憶
システムの間で関連するデータのグループを転送する、
本発明の方法が付随する。一実施形態では、この方法
に、ソース・サイトでデータ・オブジェクトのグループ
にグループ識別子を割り当てるステップと、ソース・サ
イトからターゲット・サイトにデータ・オブジェクトの
グループを転送するステップであって、データ・オブジ
ェクトのグループの各データ・オブジェクトと実質的に
一緒にグループ識別子を並列に転送することを含む、転
送するステップと、グループ識別子を用いて、ターゲッ
ト・サイトでデータ・オブジェクトのグループを追跡す
るステップとが含まれる。この方法には、さらに、ター
ゲット・サイトのリスト内で、データ・オブジェクトの
グループの受信されたデータ・オブジェクトのそれぞれ
に関する情報を入力するステップを含めることもでき
る。
【0027】一実施形態では、ターゲット・サイトでデ
ータ・オブジェクトのグループを追跡する形に、データ
・オブジェクトのインポートされたグループごとに、リ
スト内に項目を作るステップが含まれる。この項目は、
そのグループの他の後に転送されるデータ・オブジェク
トを関連付けるのに使用される。オブジェクトのグルー
プ識別子を、リスト内に入力された他のデータ・オブジ
ェクトのグループ識別子と比較することができる。グル
ープへのメンバシップは、グループ識別子の間の一致を
見つけることによって判定される。
【0028】もう1つのステップに、転送セッションの
終りまでにグループのすべてのデータ・オブジェクトが
転送されたかどうかの判定を含めることができる。グル
ープのデータ・オブジェクトのどれかが転送されていな
い場合には、転送されたグループのオブジェクトを、タ
ーゲット・サイトから削除する。
【0029】本発明の長所および目的が得られる形が、
簡単に理解されるようにするために、上で簡単に述べた
本発明のより具体的な説明を、添付図面に示された本発
明の特定の実施形態を参照することによって示す。これ
らの図面が、本発明の典型的な実施形態だけを示し、し
たがって、その範囲の制限とみなされてはならないこと
を理解して、本発明を、添付図面の使用を介してさらに
具体的かつ詳細に記述し、説明する。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明を、図2のシステム20に
関して説明する。本発明は、図1のシステム10などの
分散システムと共に使用するのに有利であり、特に図2
のシステム20などの分散環境内で動作するバックアッ
プ・システムでの使用に有利であると思われるが、本発
明の範囲は、そのようなシステムに制限されない。実
際、本発明は、分散環境内の2つの異なるデータ・オブ
ジェクト・リポジトリの間で関連するデータ・オブジェ
クトのグループを転送しなければならない情況のすべて
に有用であると思われる。本明細書で使用する用語「デ
ータ・オブジェクト」は、ディジタル・ファイル、ディ
レクトリ、データベース表スペース、およびコンピュー
タまたはディジタル記憶システムに保管することができ
る他のタイプの別個のディジタル・データ・ブロックを
指すことが企図されている。
【0031】図2を参照すると、それぞれがディスク装
置などのそれ自体のローカル記憶媒体22を有する複数
のクライアント・コンピュータ21を含むシステム20
が示されている。クライアント・コンピュータ21は、
通常は、中央処理装置(CPU)、入出力制御、半導体
メモリ、磁気メモリ、およびWindows(R)またはMacintos
hオペレーティング・システムなどのオペレーティング
・システムを含むシステム・ユニット(図示せず)を有
するタイプのパーソナル・コンピュータである。さら
に、クライアント・コンピュータ21は、AIX、UN
IX(R)、または同等のオペレーティング・システムを
有するタイプのワークステーションとすることができ
る。
【0032】システム20は、さらに、イーサネット
(R)・ネットワークまたはトークン・リング・ネットワ
ークなどのネットワーク23を含むものとして図示され
ており、このネットワーク23が、クライアント・コン
ピュータ21とソース・サーバ25の間の通信リンクを
提供する。ソース・サーバ25(本明細書ではソース・
サーバまたはソース・サイトと呼称する)は、中央処理
装置(CPU)、入出力制御、半導体メモリ、磁気メモ
リ、およびWindows(R)オペレーティング・システムなど
のオペレーティング・システムを含むシステム・ユニッ
ト(図示せず)を有するタイプのIBM PC互換コン
ピュータとすることができる。ソース・サーバ25は、
AIX、UNIX(R)、または同等のオペレーティング
・システムの下で動作するタイプのシステム・ユニット
を有するワークステーションとすることもできる。その
代わりに、ソース・サーバ25を、AS/400、V
M、またはMVSオペレーティング・システムの下で動
作する大型システムとすることもできる。ソース・サー
バ25は、ディスク装置27、光ディスク・ライブラリ
記憶装置28、またはテープ・ライブラリ記憶装置29
あるいはこれらの組合せなどの、接続された記憶媒体の
記憶階層26を備えるものとして図示されている。
【0033】図2に示されたクライアント/サーバ・シ
ステムなどのシステム20では、バックアップ・システ
ムの構成要素が、ソース・サーバ25に存在することが
でき、クライアント側プログラム(クライアント・アプ
リケーション)などの他の構成要素が、クライアント・
コンピュータ21に存在することができる。クライアン
トおよびサーバにまたがって分散される通常のバックア
ップ・システムの例に、IBM社のTivoli Storage Man
ager(TSM)が含まれ、その基本動作を、上の従来の
技術の節で簡単に説明した。パーソナル・コンピュー
タ、ワークステーション、ディスク装置、光ディスク・
ライブラリ、テープ・ライブラリ、およびそれらの構成
要素の動作および物理的実施形態は、データ処理の当業
者に周知であり、これ以上説明する必要はない。
【0034】図2には、ターゲット・サーバ30として
示された、第2のディジタル装置または保管場所も示さ
れている。ターゲット・サーバ30(本明細書ではター
ゲット・サーバまたはターゲット・サイトと称する)
は、ソース・サーバ25の記憶階層26のデータ・オブ
ジェクトが転送される先の第2のバックアップ・サーバ
とすることができる。たとえば、ターゲット・サーバ3
0は、ソース・サーバ25のアップグレードとすること
ができる。その代わりに、もう1つの例として、ソース
・サーバ25が、ますます多数になるクライアント・コ
ンピュータ21をサービスすることができなくなる場合
があり、ターゲット・サーバ30が、ソース・サーバ2
5の責任を分散し、共用するためにオンラインにされな
ければならない。これらの情況は、データ・オブジェク
トがソース・サーバ25などの第1ディジタル装置とタ
ーゲット・サーバ30などの第2ディジタル装置の間で
転送される可能性がある、存在する情況の例にすぎな
い。
【0035】ターゲット・サーバ30は、接続31によ
って示されているように、ネットワーク23を介してソ
ース・サーバ25と通信することができるが、そのよう
な通信状態である必要はない。本発明の下で、データお
よび対応する属性をソース・サーバ25の1つまたは複
数の記憶ボリュームに保管し、これらの記憶ボリューム
を、ターゲット・サーバ30に接続された記憶装置にマ
ウントし、データおよび属性をターゲット・サーバ30
に転送することによって、破線によって表されるデータ
・オブジェクトの転送24を行うことができる。ターゲ
ット・サーバ30の記憶装置は、図2では、記憶階層2
6として表されているが、ソース・サーバ25の記憶階
層26について上で説明したように、記憶装置の任意の
組合せを含めることができる。
【0036】図3に、2つの保管場所の間で関連するデ
ータ・オブジェクトのグループを転送する、本発明のシ
ステム40の一実施形態を示す。システム40内には、
図2のソース・サーバ25の形の第1データ・オブジェ
クト保管場所と、図2のターゲット・サーバ30に示さ
れた第2データ・オブジェクト保管場所が図示されてい
る。ソース・サーバ25およびターゲット・サーバ30
は、関連するデータ・オブジェクトがソース・サーバ2
5からターゲット・サーバ30に転送24される配置で
図示されている。
【0037】ソース・サーバ25は、エクスポート・ア
プリケーション42、記憶階層26、およびデータベー
ス46を備えるものとして図示されている。エクスポー
ト・アプリケーション42内に、識別子割当モジュール
50、オブジェクト・ロケータ・モジュール45、およ
び送信モジュール52が図示されている。データベース
46内に、複数のデータベース・リストまたはデータベ
ース表すなわち、オブジェクト属性表54、オブジェク
ト転送表55、およびボリューム・リスト表57が図示
されている。オブジェクト属性表54には、記憶階層2
6内に保管されたデータ・オブジェクト62に関する情
報がリストされ、一実施形態では、属性56フィールド
に、ソース・グループ識別子フィールド60が含まれ
る。属性フィールドでは、記憶階層26内のデータ・オ
ブジェクト62の名前、データ・オブジェクト62の所
有者、データ・オブジェクト62の日付、および類似物
などのメタデータをリストすることができる。ソース・
グループ識別子61によって、データ・オブジェクト6
2が属するグループ65が一意に識別されることが好ま
しく、ソース・グループ識別子61は、一意の数、文字
列、タイム・スタンプ、または類似物とすることができ
る。オブジェクト属性表54内には、記憶階層26内の
データ・オブジェクト62のアドレスまたは位置を含む
1つまたは複数のフィールド58も保管されることが好
ましい。
【0038】図示の実施形態では、データ・オブジェク
ト62が、グループ65に編成される。もちろん、デー
タ・オブジェクト62のすべてが、特定のグループのメ
ンバになる必要はないが、本発明の下では、データ・オ
ブジェクト62のうちの少なくともいくつかが、グルー
プ65に編成される。図示の実施形態では、ソース・サ
ーバ25が、上で述べた差分化を使用する増分バックア
ップ方式の下で動作するバックアップ・サーバである。
図示の実施形態では、グループ65に、関連するファイ
ルが含まれ、一実施形態では、これらの関連するファイ
ルが、差分化技術を使用して生成される基本ファイル6
4および1つまたは複数のサブファイル66として関連
する。サブファイル66は、ソース・サーバ25によっ
てサービスされるクライアント・コンピュータのソース
・ファイルを、サブファイル66の作成の時の元の状態
に復元するために、グループの基本ファイル64と組み
合わされるように構成されることが好ましい。
【0039】システム40および本発明の方法を用いて
転送することができる他のタイプのグループ65には、
対等関係を有する対等グループであるグループ65が含
まれる。たとえば、対等グループでは、すべてのメンバ
が存在しなければならず、そうでなければ、グループ全
体が無効になる。たとえば、グループは、Windows(R)20
00(商標)などのプログラムのActiveDirectory(商
標)のファイルとすることができる。ActiveDirectory
内のファイルは、互いに頼り、すべてのファイルが一緒
の場合に限って有用である。さらに、実行可能ファイル
およびdllファイルなど、複数の対等ファイルのグル
ープからなるアプリケーションを、インストールまたは
他の形で転送するためには、対等グループのすべてのフ
ァイルを、インストールするか他の形で一緒に転送しな
ければならない。対等グループのすべてのファイルがな
ければ、アプリケーションは、所期の形で実行されなく
なる。そのようなグループをバックアップまたは他の形
で転送する時には、グループのメンバを、ターゲット・
サーバまたは他の保管場所で関連付けなければならな
い。
【0040】ソース・サーバ25の動作を、図5の方法
に関して詳細に説明するが、手短に言うと、識別子割当
モジュール50は、ターゲット・サーバ30へのデータ
・オブジェクト62の転送の要求を受信し、それに応答
して、その要求で識別されるデータ・オブジェクト62
を識別するように構成される。オブジェクト・ロケータ
・モジュール45は、記憶階層26の異なる論理レベル
で記憶装置の異なるプールの異なるボリュームにまたが
って分散することができるデータ・オブジェクト62を
突きとめるように構成される。ソース・グループ識別子
61を含む属性情報が、ソース・サーバ25内に保管さ
れることが好ましく、一実施形態では、オブジェクト属
性表54内に保管される。
【0041】送信モジュール52は、要求されたデータ
・オブジェクト62をそれに対応する属性56と一緒に
ターゲット・サーバに転送するか、その転送24を援助
するようにプログラムまたは他の形で構成されることが
好ましい。たとえば、送信モジュール52を、図2のネ
ットワーク23などのネットワークを介してデータ・オ
ブジェクト62を転送するようにプログラムすることが
できる。その代わりに、送信モジュール52に、データ
・オブジェクト62またはデータ・オブジェクト62の
一部が保管されるテープ装置または光ディスク装置など
の記憶媒体への接続を含めることができる。記憶媒体に
保管された後に、その記憶媒体を、その記憶媒体との互
換性を有し、ターゲット・サーバ30への転送のために
ターゲット・サーバ30に接続される記憶装置に移送
し、マウントすることができる。
【0042】ターゲット・サーバ30は、インポート・
アプリケーション44、記憶階層26、データベース4
8、およびRAMバッファ76を備えるものとして図示
されている。インポート・アプリケーション44内に、
受信モジュール67、検査モジュール68、グループ化
モジュール83、ポリシ70を有するポリシ・モジュー
ル69、追跡モジュール71、グループ・カウント・モ
ジュール72、データベース入力モジュール73、クロ
スリンク・モジュール74、およびパージ・モジュール
75が図示されている。データベース48は、3つのリ
ストまたは表すなわち、インポート・グループ表77、
未解決オブジェクト表78、およびオブジェクト属性表
81を備えるものとして図示されている。記憶階層は、
ソース・サーバ25について述べたように、基本ファイ
ル64およびサブファイル66のグループ65として配
置されたデータ・オブジェクト62を含むものとして図
示されている。
【0043】グループ化されたデータ・オブジェクト6
2の転送を受信する際のターゲット・サーバ30の動作
の1つの形を、図6の説明に関して詳細に述べるが、手
短に言うと、受信モジュール67は、ソース・サーバ2
5からターゲット・サーバ30に転送されるデータ・オ
ブジェクト62を受信するように構成される。一実施形
態では、これに、データ・オブジェクト62をRAMバ
ッファ76に向けることが含まれる。RAMバッファ7
6は、ターゲット・サーバ30のRAMメモリとするこ
とができる。
【0044】検査モジュール68は、データ・オブジェ
クト62と共に送信される属性56を検査するようにプ
ログラムまたは他の形で構成されることが好ましい。グ
ループ化モジュール83は、その情報を使用して、ソー
ス・グループ識別子61をインポート・グループ表77
内でリストされたグループ65のソース・グループ識別
子と比較することによって、グループ65への各データ
・オブジェクト62のメンバシップを判定する。ポリシ
・モジュール69には、デフォルトまたはユーザ選択に
よって構成され、グループ65が完了または「解決」さ
れる時を判定するポリシ70が含まれる。たとえば、い
くつかの場合に、グループ65は、基本ファイル64が
存在するが1つまたは複数のサブファイルが欠けている
場合に完了することができ、それ以外の場合には、完全
であるためにグループ65のすべてのファイルが存在し
なければならない。
【0045】追跡モジュール71は、データ・オブジェ
クト62のグループ65を追跡するようにプログラムま
たは他の形で構成される。追跡モジュール71は、グル
ープ65が完了する時を判定することが好ましい。それ
を行う際に、追跡モジュール71は、適用される特定の
ポリシ70についてポリシ・モジュール69に相談する
ことが好ましい。追跡モジュール71を援助するのが、
受信されたグループ65のメンバの数を示すgroup-memb
ers-received-count(受信されたグループ・メンバのカ
ウント)を継続的に更新するグループ・カウント・モジ
ュール72である。データベース入力モジュール73
は、インポート・グループ表77内に、新しいグループ
を入力し、グループ65の現行リストを更新する。
【0046】一実施形態では、データベース入力モジュ
ール73は、メンバがまだ受信されていないグループ6
5のメンバである受信されたデータ・オブジェクト62
のそれぞれについても、未解決オブジェクト表78に項
目を作成する。データベース入力モジュール73は、グ
ループが解決された後に、グループ65のすべてのメン
バについて、未解決オブジェクト表78の項目を除去す
るようにプログラムすることもできる。インポート・グ
ループ表77内のグループ65の項目も、この時に除去
されることが好ましい。グループ65が解決されるの
は、グループ65のすべてのメンバが受信されたと追跡
モジュール71が判定する時、または十分な数のメンバ
が受信されたとポリシ・モジュール69が判定する時で
ある。
【0047】クロスリンク・モジュール74は、受信さ
れたグループ65の各メンバをクロスリンクするように
プログラムまたは他の形で構成される。これは、ターゲ
ット・グループ番号を割り当てることによって行われる
ことが好ましい。クロスリンクされた後に、基本ファイ
ル64およびサブファイル66を含む復元がクライアン
トによって要求された時など、必要であれば、一緒にグ
ループ65のメンバにアクセスすることができる。パー
ジ・モジュール75は、データ・オブジェクト転送セッ
ションの終りに、まだ未解決オブジェクト表78内にリ
ストされているすべてのデータ・オブジェクト62を削
除するようにプログラムまたは他の形で構成される。
【0048】図4は、本発明の一実施形態の下でのター
ゲット・サーバ30のデータベース48の内容を示す概
略ブロック図である。データベース48は、その中に、
一実施形態ではインポート・グループ表77を含む、第
1のリストと、一実施形態では未解決オブジェクト表7
8を含む、第2のリストとを有するものとして図示され
ている。オブジェクト属性表81を含む第3のリスト
も、図示されている。インポート・グループ表77の1
つの項目79が、めいめいのフィールドに分解されて図
示されている。フィールドには、ソース・グループ識別
子61を受け取るフィールド84が含まれる。ソース・
グループ識別子61は、グループ化されたデータ・オブ
ジェクト62のそれぞれについて属性56と共に送信さ
れる元のソース・グループ識別子61であることが好ま
しく、データ・オブジェクト62が受信された時にデー
タベース入力モジュール73によって保管されることが
好ましい。
【0049】フィールド85には、グループ65に属す
るメンバの数が保管される。フィールド86には、グル
ープ・メンバ・カウントが保管され、このフィールド8
6は、それまでに受信されたグループ65のデータ・オ
ブジェクト62の数の追跡に使用される。ターゲット・
グループ識別子フィールドであるフィールド87には、
ターゲット・サーバ30によって割り当てられるグルー
プ識別子が保管される。インポート・グループ表は、一
実施形態では、一時表または一時リストである。すなわ
ち、インポート・グループ表は、新しい転送セッション
のために作成され、その転送セッションが終了した後に
削除することができる。
【0050】未解決オブジェクト表78の項目80が、
めいめいのフィールドに分解されて図示されている。未
解決オブジェクト表78に入力することができるフィー
ルドには、ソース・グループ識別子61を受け取るソー
ス・グループ識別フィールドと、データ・オブジェクト
62に割り当てられたファイル識別子を受け取るファイ
ル識別子フィールド89が含まれる。ファイル識別子
は、クロスリンク・モジュール74によって割り当てら
れ、ターゲット・サーバ30内で一意であることが好ま
しい。インポート・グループ表77と同様に、未解決オ
ブジェクト表78を、一時的なものとすることができ
る。この実施形態の下では、未解決オブジェクト表78
が、新しい転送セッションの始めに生成され、その転送
セッションの終りの後に削除される。
【0051】オブジェクト属性表81の項目82が、め
いめいのフィールドに分解されて図示されている。示さ
れたフィールドには、グループ65のグループ識別子を
受け取るターゲット・グループ識別子フィールド90が
含まれる。グループ識別子は、クロスリンク・モジュー
ルによって割り当てることができ、グループ65のそれ
ぞれについてターゲット・サーバ30内で一意であるこ
とが好ましい。ファイル識別子フィールド91は、ファ
イル識別子フィールド89に類似し、このフィールドに
は、クロスリンク・モジュール74によってデータ・オ
ブジェクト62に割り当てられたファイル識別子が保管
される。所有者フィールド92によって、データ・オブ
ジェクト62の所有者が識別され、名前フィールド93
によって、属性56と共に送信される名前が識別され、
ディレクトリ94によって、データ・オブジェクト62
がバック・アップされた元のクライアント側のディレク
トリをリストすることができる。
【0052】日付フィールド95によって、データ・オ
ブジェクト62が作成または保管されたあるいはその両
方の日付を示すことができ、サイズ・フィールド96に
よって、データ・オブジェクト62のサイズを示すこと
ができる。位置フィールド97によって、データ・オブ
ジェクト62が保管される、プール、ボリューム、およ
びオフセットを含む位置を示すことができる。フラグ・
フィールド98は、データ・オブジェクト62が属する
グループが解決されたか否かを示すフラグを受け取るよ
うに構成することができる。もちろん、これらのフィー
ルドは、ターゲット・サーバ30の表およびリストと、
これらのフィールドに保管することができるデータ・オ
ブジェクト62の属性の表およびリストとに保管するこ
とができるフィールドの例示にすぎない。オブジェクト
属性表81は、永続的な表またはリストであることが好
ましく、転送セッションが終わった後に、前に述べた属
性データを保持することが好ましい。
【0053】図5は、ファイルの関連するグループを転
送する方法100のソース・サイト部分の一実施形態を
示す概略流れ図である。方法100は、図3のシステム
40などのシステムで実施することができる。方法10
0は、ステップ101で開始され、ステップ102に進
んで、グループ65に関連する複数のデータ・オブジェ
クト62(図3の)を、ソース・サーバ25に保管す
る。一実施形態では、データ・オブジェクト62が、上
で述べ、当技術分野で周知であるように、増分バックア
ップ・システムおよび差分化技術を使用して、バックア
ップ・サーバ内の通常のバックアップ手順の一部として
保管される。もちろん、データ・オブジェクト62を、
本発明の前のデータ・オブジェクト転送動作の結果とし
て保管することもできる。
【0054】ステップ103で、各データ・オブジェク
ト62の属性(図3の属性56など)を、データ・オブ
ジェクト62と関連付ける。一実施形態では、データ・
オブジェクト62の属性が、上で述べ、当技術分野で既
知であるように、データ・オブジェクト62を保管する
間に生成され、保管される。さらに、属性を、エクスポ
ート中にソース・サーバ25のデータベース46に保管
し、データ・オブジェクト62と関連付けることができ
る。属性の中に、各グループ化されるデータ・オブジェ
クト62に関連するソース・グループ識別子61がある
ことが好ましい。一実施形態では、ソース・サーバ25
の記憶装置または記憶階層26内にデータ・オブジェク
ト62を保管する前のクロスリンク機能として、ソース
・グループ識別子61が、ソース・サーバ25によって
データ・オブジェクト62に割り当てられる。
【0055】ステップ104で、データ・オブジェクト
62を転送する要求を受信する。この要求では、前に述
べたように、グループ65のメンバであり、ターゲット
・サーバ30でそのグループに関連付けられなければな
らないデータ・オブジェクト62が識別されることが好
ましい。ステップ105で、オブジェクト転送リストま
たはオブジェクト転送表55を生成する。オブジェクト
転送リストは、転送を要求しているユーザが入力したパ
ラメータに応答して生成されることが好ましい。たとえ
ば、ユーザは、メニューから、またはワイルドカードお
よび類似物を使用するコマンド・ラインを用いて、転送
されるデータ・オブジェクト62を選択することができ
る。ユーザは、所有者、バックアップ日付、または類似
物などの共通の属性をリストすることによって、転送さ
れるデータ・オブジェクト62を指定することができ
る。
【0056】ステップ106で、オブジェクト転送表5
5内の各データ・オブジェクト62を、好ましくはオブ
ジェクト・ロケータ・モジュール45によって、検査す
る。判断ステップ107に示されているように、データ
・オブジェクトは、まず、すばやくアクセスできる記憶
装置に存在するかどうかを判定するために検査される。
これらの記憶装置には、ハード・ディスク装置などの直
接アクセス記憶装置(DASD)と、RAMバッファな
どのRAMメモリが含まれる。そうである場合には、ス
テップ108で、データ・オブジェクト62の属性を転
送する。転送される属性は、オブジェクト属性表81に
保管されるものとして図4の説明で説明したものに類似
するものとすることができる。一実施形態では、属性
に、オブジェクト属性表54内のデータ・オブジェクト
の項目に保管された属性56が含まれる。
【0057】ステップ109で、好ましくはステップ1
08で転送された属性56に連続して、データ・オブジ
ェクト62をターゲット・サーバ30に転送する。デー
タ・オブジェクト62および属性56は、図2のネット
ワーク23などのネットワークを介してターゲット・サ
ーバ30に直接に転送することができる。その代わり
に、転送に、ソース・サーバ25に接続された記憶装置
のボリュームへのデータ・オブジェクト62のコピーま
たは移動を含めることができ、このボリュームは、その
後、ターゲット・サーバ30の記憶装置にマウントさ
れ、ターゲット・サーバ30によって読み取られる。も
ちろん、他の形のデータ転送を使用することができる。
【0058】ステップ107で、データ・オブジェクト
62が高速アクセス記憶装置上に存在せず、たとえばテ
ープ・ボリューム、光ディスク・ボリューム、もしくは
他のシーケンシャル・デバイスまたはリモート・デバイ
ス上に存在すると判定される場合には、方法100は、
ステップ110に進む。ステップ110では、ボリュー
ム・リスト表57を更新する。これには、データ・オブ
ジェクト62が保管されたボリュームをリストするよう
にソース・サーバ25のボリューム・リスト表57を更
新することが含まれることが好ましい。したがって、デ
ータ・オブジェクト62が存在する、高速アクセス・ボ
リュームとみなされないボリュームのそれぞれが、最終
的にボリューム・リスト表57に追加される。
【0059】オブジェクト転送表55のすべてのデータ
・オブジェクト62が検査され、処理された後に、この
方法は、ステップ111に進む。ステップ111では、
ボリューム・リスト表57にリストされたボリュームの
それぞれを、順次マウントし、ステップ112に示され
るように、そのボリューム内のオブジェクト転送表55
のすべてのデータ・オブジェクト62について、そのデ
ータ・オブジェクト62の属性56を転送する。この転
送は、ネットワークを介するか、ターゲット・サーバ3
0の記憶装置に後にマウントされるソース・ボリューム
の使用によるかのいずれかで、上で説明したように行わ
れることが好ましい。属性56を転送した後に、好まし
くはその属性56に連続して、データ・オブジェクトを
転送する。したがって、転送されるボリュームのデータ
・オブジェクト62のそれぞれが、保管された順序で転
送される。これによって、好ましい実施形態の下でボリ
ュームを複数回マウントする必要がなくなる。ボリュー
ム・リスト表57のボリュームのすべてがマウントさ
れ、オブジェクト転送表55のすべてのデータ・オブジ
ェクト62が転送された後に、方法100のソース・サ
ーバ部分が終了し、この方法は、符号114に示される
ように、図6に進む。
【0060】図6を参照すると、方法100のターゲッ
ト・サイト部分は、ステップ115で開始され、ステッ
プ116に進む。ステップ116で、ステップ108お
よび112でソース・サーバ25によって転送された属
性56が、ターゲット・サーバ30によって受信され
る。これには、ネットワーク23またはマウントされた
ボリュームからRAMバッファ76にデータ・ストリー
ムを受信することが含まれることが好ましい。
【0061】ステップ117で、データ・オブジェクト
62を、好ましくはステップ116の属性の受信と実質
的に一緒に、受信する。各データ・オブジェクト62と
それに関連する属性およびグループ識別子が、ネットワ
ーク・トランザクション、テープ転送、ディスク転送、
または類似物のいずれであれ、同一のトランザクション
で送信され、受信されることが好ましい。この属性56
およびデータ・オブジェクト62のデータ・ストリーム
の受信は、方法100の他のステップが実行される際に
継続する、連続的な進行中の処理であることが好まし
い。
【0062】したがって、ステップ118で、データ・
オブジェクト62とそれに対応する属性およびソース・
グループ識別子61が、RAMバッファ76に一時的に
保管され、好ましくは1時に1つのデータ・オブジェク
ト62が処理される。ステップ120によって示される
ように、保管されたデータ・オブジェクト62のそれぞ
れについて、ソース・グループ識別子61を含む関連す
る属性が検査される。これは、図3の検査モジュール6
8によって行うことができる。判断ステップ122に示
されているように、データ・オブジェクト62がグルー
プ65のメンバであるかどうかを判定することが好まし
い。これは、グループのメンバであるか否かを表す属性
(図示せず)を検査することによって行われることが好
ましい。
【0063】データ・オブジェクト62がグループ65
のメンバでない場合には、この方法は、ステップ133
に進む。検査されたデータ・オブジェクト62が、グル
ープ65のメンバであると判定される場合には、データ
・オブジェクト62が属する特定のグループ65を、ス
テップ123で判定する。この判定は、図3のグループ
化モジュール83によって行われることが好ましく、こ
のグループ化モジュール83は、データ・オブジェクト
62のソース・グループ識別子61を、図4のインポー
ト・グループ表77内に入力された各グループ65のフ
ィールド84内のソース・グループ識別子と比較する。
ソース・グループ識別子61が、インポート・グループ
表のグループ65のソース・グループ識別子と一致する
時に、そのデータ・オブジェクト62は、グループ65
に属すると判定され、ターゲット・サーバ30上でその
グループ65と関連付けることができる。
【0064】ステップ124で、インポート・グループ
表77を更新する。たとえば、ステップ123で一致が
見つからない時には、データ・オブジェクト62は、グ
ループ65の最初に受信されたメンバであると結論さ
れ、データ・オブジェクト62と共に送信された属性5
6を使用して、インポート・グループ表77に新しい項
目が作られる。これには、図4のフィールド84、8
5、86、および87の一部またはすべてが含まれるこ
とが好ましい。フィールド85のグループのメンバの数
などの他の属性を、グループ65の他のメンバと共に転
送することができる。さらに、グループ・カウント・モ
ジュール72が、図4のフィールド86のグループ・カ
ウントを更新することが好ましい。
【0065】ステップ126で、追跡モジュール71
が、グループ・カウント・モジュール72と共に、デー
タ・オブジェクト62によってグループ65が完了し、
グループ65が解決されるかどうかを判定する。この判
定の際に、グループが解決される時に関する規則につい
てポリシ・モジュール69に相談することが好ましい。
たとえば、グループ65の1つまたは複数のデータ・オ
ブジェクト62が、グループ65のメンバの数を示すフ
ィールド85と共に渡されることが好ましい。受信した
メンバのそれぞれについて、グループ・カウント・モジ
ュール72が、グループ・カウント・フィールドのカウ
ントを更新する。グループ・カウントが、グループ65
のメンバの数を示すフィールド85に対応する時に、追
跡モジュール71が、グループが解決されると判定する
ことができる。
【0066】グループが完了する場合に、ステップ12
8で、グループ65のすべてのメンバを、未解決オブジ
ェクト表78から除去する。ステップ129で、図4の
オブジェクト属性表81のフラグ・フィールド98に対
応するフラグを、グループ65のすべてのデータ・オブ
ジェクト62についてリセットして、グループ65が解
決されたことを示す。
【0067】ステップ126で、グループ65が完了し
ないと判定される場合には、方法100は、ステップ1
30に進む。ステップ130では、データ・オブジェク
ト62を、未解決オブジェクト表78にリストする。図
4のフィールド88および89のうちの1つまたは複数
に項目を作ることが好ましい。
【0068】ステップ133で、データ・オブジェクト
62を記憶階層26内に保管する。ステップ134に示
されているように、属性56の一部またはすべてを、オ
ブジェクト属性表81に保管することが好ましい。デー
タ・オブジェクト62が、まだ未解決のグループ65の
メンバである場合に、フラグ・フィールド98のフラグ
をセットすることが好ましい。このフラグによって、グ
ループ65のすべてが受信されるまで、ターゲット・サ
ーバ30またはそのクライアントによる受信されたデー
タ・オブジェクトの使用が禁止されることが好ましい。
【0069】方法100は、その後、判断ステップ13
6に進む。転送されるデータ・オブジェクト62がまだ
ある場合には、この方法は、ステップ118に進む。デ
ータ・オブジェクト62が残っていない場合には、方法
100は、ステップ138に進む。ステップ138で
は、未解決オブジェクト表78に残っているすべてのオ
ブジェクトが、パージ・モジュール75によって記憶階
層26から削除される。方法100は、ステップ140
で終了する。
【0070】本発明のシステムおよび方法を使用するこ
とによって、データ・オブジェクト62が複数のグルー
プ65にグループ化されている時であっても、多数のデ
ータ・オブジェクト62を保管場所の間で転送24する
ことができる。実際、これらのグループ65は、異なる
プール、異なるボリューム、および異なる階層レベルに
分散し、混合し、保管することができる。グループ65
が、効率的に追跡され、完全なグループ65だけが、転
送セッションの後にターゲット・サーバ30に保存され
る。転送セッションの終りにグループが未解決のまま残
されている時には、ソース・サーバまたはオペレータに
メッセージを送ることができる。
【0071】転送されるファイルのグループに、データ
記憶管理システム内の基本ファイルおよびサブファイル
が含まれる一例に関して本発明のシステムおよび方法を
説明してきたが、本発明が、より広い応用範囲を有し、
第1保管場所と第2保管場所の間で共用されるファイル
の他の種類のグループの転送にも有用であることを、当
業者は容易に諒解するであろう。本発明は、このより広
い範囲の用途を含むとみなされる。
【0072】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0073】(1)関連するデータ・オブジェクトのグ
ループをソース・サイトおよびターゲット・サイトを有
する分散データ記憶システムにまたがって転送する方法
であって、ソース・サイトに存在する所定の態様で関係
しているデータ・オブジェクトのグループにグループ識
別子を割り当てるステップと、前記ソース・サイトから
前記ターゲット・サイトへ前記データ・オブジェクトの
グループを転送し、前記データ・オブジェクトのグルー
プの各データ・オブジェクトと実質的に一緒に前記グル
ープ識別子を転送するステップと、前記ターゲット・サ
イトで前記グループ識別子を用いて前記データ・オブジ
ェクトのグループを追跡するステップとを含む方法。 (2)前記ターゲット・サイトでリスト内に各データ・
オブジェクトのグループに関する情報を入力するステッ
プをさらに含む、上記(1)に記載の方法。 (3)前記ターゲット・サイトで前記データ・オブジェ
クトのグループを追跡するステップが、さらに、グルー
プのすべてのメンバが前記ターゲット・サイトによって
受信されたかどうかを判定するステップを含む、上記
(2)に記載の方法。 (4)前記データ・オブジェクトのグループを追跡する
ステップが、各データ・オブジェクトのグループについ
て前記リスト内に前記グループ識別子を含む項目を作る
ステップと、データ・オブジェクトのグループ内での前
記データ・オブジェクトのメンバシップを判定するため
に、データ・オブジェクトと共に送信されたグループ識
別子を前記リスト内の前記項目と比較するステップとを
含む、上記(2)に記載の方法。 (5)前記ソース・サイトからターゲット・サイトへ前
記データ・オブジェクトのグループを転送するステップ
が、前記ソース・サイトの別々の記憶装置にまたがって
分散された前記データ・オブジェクトのグループのデー
タ・オブジェクトを突きとめるステップと、前記データ
・オブジェクトが前記記憶装置内でアクセスされる順序
で前記データ・オブジェクトを転送するステップとを含
む、上記(1)に記載の方法。 (6)前記データ・オブジェクトのグループ内にない他
のデータ・オブジェクトを転送するステップと、前記デ
ータ・オブジェクトのグループの前記データ・オブジェ
クトの転送内に前記他のデータ・オブジェクトを散在さ
せることを含めて、前記記憶装置に保管された前記順序
ですべてのデータ・オブジェクトを転送するステップと
をさらに含む、上記(4)に記載の方法。 (7)前記ソース・サイトが、バックアップ・サーバ・
コンピュータを含み、前記データ・オブジェクトのグル
ープが、基本ファイルと、ソース・ファイルを復元する
ために前記基本ファイルと組み合わされるように構成さ
れた1つまたは複数のサブファイルとを含む、上記
(5)に記載の方法。 (8)前記グループ化されたデータ・オブジェクトが、
前記ソース・サイトの記憶ボリューム上で他のデータ・
オブジェクトと共に散在される、上記(1)に記載の方
法。 (9)第1リストを用いて、前記ソース・サイトから前
記ターゲット・サイトへ転送されるデータ・オブジェク
トのグループに関する情報を追跡するステップと、第2
リストを用いて、前記データ・オブジェクトのどれがグ
ループのメンバが受信されていない前記グループのメン
バであるかを追跡するステップとをさらに含む、上記
(1)に記載の方法。 (10)データ・オブジェクトのグループのすべてのデ
ータ・オブジェクトが、転送セッション中に転送された
かどうかを判定するステップと、そうでない場合に、前
記データ・オブジェクトのグループからのすべてのデー
タ・オブジェクトを前記ターゲット・サイトから削除す
るステップとをさらに含む、上記(1)に記載の方法。 (11)前記データ・オブジェクトのグループを転送す
るステップが、前記データ・オブジェクトのグループ
を、前記ソース・サイトで取外し可能記憶媒体にコピー
するステップと、前記取外し可能記憶媒体を前記ターゲ
ット・サイトの記憶装置にマウントするステップと、前
記データ・オブジェクトのグループを、それが前記取外
し可能記憶媒体に現れる順序で、前記ターゲット・サイ
トのRAMバッファに転送するステップとを含む、上記
(1)に記載の方法。 (12)前記ソース・サイトからターゲット・サイトへ
データ・オブジェクトのグループを転送するステップ
が、前記データ・オブジェクトのグループのデータ・オ
ブジェクトを別の記憶ボリュームから転送するステップ
を含む、上記(1)に記載の方法。 (13)ソース・サイトおよびターゲット・サイトを有
する分散データ記憶システムにまたがってデータ・オブ
ジェクトのグループを転送するシステムであって、 a.前記ソース・サイトに配置され、ソース・サイトに
存在する所定の態様で関係しているデータ・オブジェク
トのグループにグループ識別子を割り当てるように構成
された識別子割当モジュール、所定の形で関係すると、 b.前記ソース・サイトに配置され、前記データ・オブ
ジェクトのグループの各データ・オブジェクトと実質的
に一緒に前記グループ識別子を並列に転送することを含
めて、前記ソース・サイトから前記ターゲット・サイト
へ前記データ・オブジェクトのグループを転送するよう
に構成された送信モジュールと、 c.前記ターゲット・サイトに配置され、前記ターゲッ
ト・サイトで前記グループ識別子を用いて前記データ・
オブジェクトのグループを追跡するように構成された追
跡モジュールとを含むシステム。 (14)データ・オブジェクトの各グループに関する情
報を受け取るように構成される前記ターゲット・サイト
内のリストをさらに含む、上記(13)に記載のシステ
ム。 (15)前記グループへのメンバシップを判定するため
に、前記データ・オブジェクトのグループの1データ・
オブジェクトのグループ識別子を、前記リスト内に入力
されたデータ・オブジェクトのグループのそれぞれに関
する前記情報と比較するように構成される前記ターゲッ
ト・サイトに配置された比較モジュールをさらに含む、
上記(14)に記載のシステム。 (16)グループ化されたデータ・オブジェクトのそれ
ぞれについて前記リスト内に前記データ・オブジェクト
が属する前記グループを示す項目を作るように構成さ
れ、前記ターゲット・サイトに配置されたデータベース
入力モジュールをさらに含む、上記(14)に記載のシ
ステム。 (17)前記ソース・サイトの別々の記憶装置にまたが
って分散されたデータ・オブジェクトの前記グループの
データ・オブジェクトを突きとめるように構成された前
記ソース・サイト内のオブジェクト・ロケータ・モジュ
ールと、前記データ・オブジェクトが前記記憶装置内で
アクセスされる順序で前記データ・オブジェクトを前記
ターゲット・サイトへ転送するように構成された前記ソ
ース・サイトの送信モジュールとをさらに含む、上記
(13)に記載のシステム。 (18)前記送信モジュールが、さらに、データ・オブ
ジェクトの前記グループ内にない他のデータ・オブジェ
クトを転送し、データ・オブジェクトの前記グループの
前記データ・オブジェクトの前記転送内に前記他のデー
タ・オブジェクトを散在させることを含めて、前記記憶
装置に保管された前記順序ですべてのデータ・オブジェ
クトを転送するように構成される、上記(17)に記載
のシステム。 (19)前記ソース・サイトが、バックアップ・サーバ
・コンピュータを含み、データ・オブジェクトの前記グ
ループが、基本ファイルと、ソース・ファイルを復元す
るために前記基本ファイルと組み合わされるように構成
された1つまたは複数のサブファイルとを含む、上記
(13)に記載のシステム。 (20)前記グループ化されたデータ・オブジェクト
が、前記ソース・サイトの記憶ボリューム上で他のデー
タ・オブジェクトと共に散在される、上記(13)に記
載のシステム。 (21)前記ソース・サイトから前記ターゲット・サイ
トへ転送されるデータ・オブジェクトのグループに関す
る情報を追跡するように構成された第1リストと、前記
データ・オブジェクトのどれがグループのメンバが受信
されていない前記グループのメンバであるかを追跡する
ように構成された第2リストとをさらに含む、上記(1
3)に記載のシステム。 (22)データ・オブジェクトのグループのすべてのデ
ータ・オブジェクトが、転送セッション中に転送された
かどうかを判定するように構成された追跡モジュール
と、すべてのデータ・オブジェクトが転送されてはいな
いデータ・オブジェクトのグループからのすべてのデー
タ・オブジェクトを削除するように構成されたパージ・
モジュールとをさらに含む、上記(13)に記載のシス
テム。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の通常の分散クライアント/サーバ・
システムの一実施形態を示す概略ブロック図である。
【図2】本発明を実施するのに適する、バックアップ・
システムを有する分散クライアント/サーバ・システム
の一実施形態を示す概略ブロック図である。
【図3】本発明の、分散環境で関連するデータ・オブジ
ェクトのグループを転送するシステムの一実施形態を示
す概略ブロック図である。
【図4】本発明の下で、転送されるデータ・オブジェク
トのグループを関連付け、追跡するのに使用される、タ
ーゲット保管場所でのリストの一実施形態を示す概略ブ
ロック図である。
【図5】分散データ管理システムで関連するデータ・オ
ブジェクトのグループを転送する、本発明の方法のソー
ス・サイト部分の一実施形態を示す概略流れ図である。
【図6】分散データ管理システムで関連するデータ・オ
ブジェクトのグループを転送する、本発明の方法のター
ゲット・サイト部分の一実施形態を示す概略流れ図であ
る。
【符号の説明】
25 ソース・サーバ 30 ターゲット・サーバ 42 エクスポート・アプリケーション 44 インポート・アプリケーション 45 オブジェクト・ロケータ・モジュール 50 識別子割当モジュール 52 送信モジュール 54 オブジェクト属性表 55 オブジェクト転送表 56 属性 57 ボリューム・リスト表 60 ソース・グループ識別子フィールド 61 ソース・グループ識別子 62 データ・オブジェクト 64 基本ファイル 65 グループ 66 サブファイル 67 受信モジュール 68 検査モジュール 69 ポリシ・モジュール 70 ポリシ 71 追跡モジュール 72 グループ・カウント・モジュール 73 データベース入力モジュール 74 クロスリンク・モジュール 75 パージ・モジュール 76 RAMバッファ 77 インポート・グループ表 78 未解決オブジェクト表 81 オブジェクト属性表 83 グループ化モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デービッド・エム・キャノン アメリカ合衆国85749 アリゾナ州チュー ソン イースト・クレインデール・ロード 9791 (72)発明者 コリン・エス・ドーソン アメリカ合衆国85749 アリゾナ州チュー ソン イースト・ファイア・アゲート・プ レース 9884 (72)発明者 マーク・エイ・ヘイ アメリカ合衆国85710 アリゾナ州チュー ソン イースト・パーム・ツリー・ドライ ブ 9050 Fターム(参考) 5B075 KK02 KK03 KK07 NR03 NR20 5B082 DE06 GA04

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】関連するデータ・オブジェクトのグループ
    をソース・サイトおよびターゲット・サイトを有する分
    散データ記憶システムにまたがって転送する方法であっ
    て、 ソース・サイトに存在する所定の態様で関係しているデ
    ータ・オブジェクトのグループにグループ識別子を割り
    当てるステップと、 前記ソース・サイトから前記ターゲット・サイトへ前記
    データ・オブジェクトのグループを転送し、前記データ
    ・オブジェクトのグループの各データ・オブジェクトと
    実質的に一緒に前記グループ識別子を転送するステップ
    と、 前記ターゲット・サイトで前記グループ識別子を用いて
    前記データ・オブジェクトのグループを追跡するステッ
    プとを含む方法。
  2. 【請求項2】前記ターゲット・サイトでリスト内に各デ
    ータ・オブジェクトのグループに関する情報を入力する
    ステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記ターゲット・サイトで前記データ・オ
    ブジェクトのグループを追跡するステップが、さらに、
    グループのすべてのメンバが前記ターゲット・サイトに
    よって受信されたかどうかを判定するステップを含む、
    請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記データ・オブジェクトのグループを追
    跡するステップが、各データ・オブジェクトのグループ
    について前記リスト内に前記グループ識別子を含む項目
    を作るステップと、データ・オブジェクトのグループ内
    での前記データ・オブジェクトのメンバシップを判定す
    るために、データ・オブジェクトと共に送信されたグル
    ープ識別子を前記リスト内の前記項目と比較するステッ
    プとを含む、請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記ソース・サイトからターゲット・サイ
    トへ前記データ・オブジェクトのグループを転送するス
    テップが、前記ソース・サイトの別々の記憶装置にまた
    がって分散された前記データ・オブジェクトのグループ
    のデータ・オブジェクトを突きとめるステップと、前記
    データ・オブジェクトが前記記憶装置内でアクセスされ
    る順序で前記データ・オブジェクトを転送するステップ
    とを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記データ・オブジェクトのグループ内に
    ない他のデータ・オブジェクトを転送するステップと、
    前記データ・オブジェクトのグループの前記データ・オ
    ブジェクトの転送内に前記他のデータ・オブジェクトを
    散在させることを含めて、前記記憶装置に保管された前
    記順序ですべてのデータ・オブジェクトを転送するステ
    ップとをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  7. 【請求項7】前記ソース・サイトが、バックアップ・サ
    ーバ・コンピュータを含み、前記データ・オブジェクト
    のグループが、基本ファイルと、ソース・ファイルを復
    元するために前記基本ファイルと組み合わされるように
    構成された1つまたは複数のサブファイルとを含む、請
    求項5に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記グループ化されたデータ・オブジェク
    トが、前記ソース・サイトの記憶ボリューム上で他のデ
    ータ・オブジェクトと共に散在される、請求項1に記載
    の方法。
  9. 【請求項9】第1リストを用いて、前記ソース・サイト
    から前記ターゲット・サイトへ転送されるデータ・オブ
    ジェクトのグループに関する情報を追跡するステップ
    と、第2リストを用いて、前記データ・オブジェクトの
    どれがグループのメンバが受信されていない前記グルー
    プのメンバであるかを追跡するステップとをさらに含
    む、請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】データ・オブジェクトのグループのすべ
    てのデータ・オブジェクトが、転送セッション中に転送
    されたかどうかを判定するステップと、そうでない場合
    に、前記データ・オブジェクトのグループからのすべて
    のデータ・オブジェクトを前記ターゲット・サイトから
    削除するステップとをさらに含む、請求項1に記載の方
    法。
  11. 【請求項11】前記データ・オブジェクトのグループを
    転送するステップが、前記データ・オブジェクトのグル
    ープを、前記ソース・サイトで取外し可能記憶媒体にコ
    ピーするステップと、前記取外し可能記憶媒体を前記タ
    ーゲット・サイトの記憶装置にマウントするステップ
    と、前記データ・オブジェクトのグループを、それが前
    記取外し可能記憶媒体に現れる順序で、前記ターゲット
    ・サイトのRAMバッファに転送するステップとを含
    む、請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】前記ソース・サイトからターゲット・サ
    イトへデータ・オブジェクトのグループを転送するステ
    ップが、前記データ・オブジェクトのグループのデータ
    ・オブジェクトを別の記憶ボリュームから転送するステ
    ップを含む、請求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】ソース・サイトおよびターゲット・サイ
    トを有する分散データ記憶システムにまたがってデータ
    ・オブジェクトのグループを転送するシステムであっ
    て、 a.前記ソース・サイトに配置され、ソース・サイトに
    存在する所定の態様で関係しているデータ・オブジェク
    トのグループにグループ識別子を割り当てるように構成
    された識別子割当モジュールと、 b.前記ソース・サイトに配置され、前記データ・オブ
    ジェクトのグループの各データ・オブジェクトと実質的
    に一緒に前記グループ識別子を並列に転送することを含
    めて、前記ソース・サイトから前記ターゲット・サイト
    へ前記データ・オブジェクトのグループを転送するよう
    に構成された送信モジュールと、 c.前記ターゲット・サイトに配置され、前記ターゲッ
    ト・サイトで前記グループ識別子を用いて前記データ・
    オブジェクトのグループを追跡するように構成された追
    跡モジュールとを含むシステム。
  14. 【請求項14】データ・オブジェクトの各グループに関
    する情報を受け取るように構成される前記ターゲット・
    サイト内のリストをさらに含む、請求項13に記載のシ
    ステム。
  15. 【請求項15】前記グループへのメンバシップを判定す
    るために、前記データ・オブジェクトのグループの1デ
    ータ・オブジェクトのグループ識別子を、前記リスト内
    に入力されたデータ・オブジェクトのグループのそれぞ
    れに関する前記情報と比較するように構成される前記タ
    ーゲット・サイトに配置された比較モジュールをさらに
    含む、請求項14に記載のシステム。
  16. 【請求項16】グループ化されたデータ・オブジェクト
    のそれぞれについて前記リスト内に前記データ・オブジ
    ェクトが属する前記グループを示す項目を作るように構
    成され、前記ターゲット・サイトに配置されたデータベ
    ース入力モジュールをさらに含む、請求項14に記載の
    システム。
  17. 【請求項17】前記ソース・サイトの別々の記憶装置に
    またがって分散されたデータ・オブジェクトの前記グル
    ープのデータ・オブジェクトを突きとめるように構成さ
    れた前記ソース・サイト内のオブジェクト・ロケータ・
    モジュールと、前記データ・オブジェクトが前記記憶装
    置内でアクセスされる順序で前記データ・オブジェクト
    を前記ターゲット・サイトへ転送するように構成された
    前記ソース・サイトの送信モジュールとをさらに含む、
    請求項13に記載のシステム。
  18. 【請求項18】前記送信モジュールが、さらに、データ
    ・オブジェクトの前記グループ内にない他のデータ・オ
    ブジェクトを転送し、データ・オブジェクトの前記グル
    ープの前記データ・オブジェクトの前記転送内に前記他
    のデータ・オブジェクトを散在させることを含めて、前
    記記憶装置に保管された前記順序ですべてのデータ・オ
    ブジェクトを転送するように構成される、請求項17に
    記載のシステム。
  19. 【請求項19】前記ソース・サイトが、バックアップ・
    サーバ・コンピュータを含み、データ・オブジェクトの
    前記グループが、基本ファイルと、ソース・ファイルを
    復元するために前記基本ファイルと組み合わされるよう
    に構成された1つまたは複数のサブファイルとを含む、
    請求項13に記載のシステム。
  20. 【請求項20】前記グループ化されたデータ・オブジェ
    クトが、前記ソース・サイトの記憶ボリューム上で他の
    データ・オブジェクトと共に散在される、請求項13に
    記載のシステム。
  21. 【請求項21】前記ソース・サイトから前記ターゲット
    ・サイトへ転送されるデータ・オブジェクトのグループ
    に関する情報を追跡するように構成された第1リスト
    と、前記データ・オブジェクトのどれがグループのメン
    バが受信されていない前記グループのメンバであるかを
    追跡するように構成された第2リストとをさらに含む、
    請求項13に記載のシステム。
  22. 【請求項22】データ・オブジェクトのグループのすべ
    てのデータ・オブジェクトが、転送セッション中に転送
    されたかどうかを判定するように構成された追跡モジュ
    ールと、すべてのデータ・オブジェクトが転送されては
    いないデータ・オブジェクトのグループからのすべての
    データ・オブジェクトを削除するように構成されたパー
    ジ・モジュールとをさらに含む、請求項13に記載のシ
    ステム。
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