JP2002006971A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び記憶媒体

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JP2002006971A
JP2002006971A JP2000183537A JP2000183537A JP2002006971A JP 2002006971 A JP2002006971 A JP 2002006971A JP 2000183537 A JP2000183537 A JP 2000183537A JP 2000183537 A JP2000183537 A JP 2000183537A JP 2002006971 A JP2002006971 A JP 2002006971A
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Fumiyoshi Yamaguchi
文義 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像処理装置或いはシステムの付加価値を確
実に保護できる共に、ユーザ自身が画像処理装置或いは
システムの機能変更を容易にできる情報処理装置を提供
する。 【解決手段】 機能制限手段110Hは、接続手段11
0Mへ接続された所定の外部記憶手段113の記憶情報
に基づいて、任意のソフトウェアの起動により実施され
る情報処理機能(画像処理機能等)に対して制限を与え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、印刷関係
やアパレル関係、或いはプリントショップ等で使用され
る画像処理装置やシステムに用いられる、情報処理装
置、情報処理システム、情報処理方法、及びそれを実施
するための処理ステップをコンピュータが読出可能に格
納した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年では、画像処理装置においては、開
発期間の短縮、開発リソースの有効活用、開発コストの
低減、共通化という観点から、汎用のソフトウエア、フ
ァームウエア、オペレーションシステム(OS)、ハー
ドウエアを最大限に活用して、システムを構築する方法
が取られるようになってきている。特に、スクラッチか
らシステム開発やシステム設計を行うケースは少なくな
ってきている。
【0003】例えば、汎用のパーソナルコンピュータ
(CPUやメモリ等から構成され、ハードウェア、ソフ
トウェア、及びOS等により動作するコンピュータ、以
下、単に「パソコン」と言う)の構成を基本構成とする
画像処理装置では、当該装置に接続されるエンジンに依
存する構成部分ついてはカスタムで開発し、それ以外の
構成部分については汎用のソフトウェア及びハードウェ
アを使用する場合が多い。また、汎用のパソコン上で起
動するユーティリティソフトウェアを準備して、当該パ
ソコンを所持しているユーザへ提供して行くという方法
が取られる場合もある。したがって、画像処理装置の機
能アップを行うための方法としては、画像処理を実施す
るためのソフトウエアをアップグレードアップする方法
が一般的に用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の画像処理装置では、その付加価値が汎用
技術を最大限に生かした上に構築されるため、すなわち
画像処理装置を動作させるためのハードウエア及びソフ
トウエアとして汎用性を有するものが採用されることに
なるため、当該ソフトウエアを無断で複製すること(以
下、「クーロン作成」とも言う)が容易に可能であっ
た。
【0005】したがって、汎用のハードウエア及びソフ
トウエアによって動作する画像処理装置の付加価値(著
作権等)を、どのようにして、クーロン作成やその使用
(不正使用)から保護して行くかが、今後の画像処理装
置の製品化の上でも重要になって行くと考えられる。
【0006】また、画像処理装置の機能アップ(機能変
更)を行うための方法としては、上述したように、画像
処理を実施するためのソフトウエアをアップグレードア
ップする方法が一般的に用いられていたが、この方法で
は、画像処理装置のハードウエアの追加を伴う場合があ
り、また、機能アップを行う都度にシステムソフトウェ
アが記憶されたCD−ROMを当該装置のCD−ROM
ドライブへ挿入し、システムソフトウェアのインストー
ル(当該装置内のハードディスク上へのデータ書き込
み)から行う必要があった。特に、システムソフトウェ
アのインストール作業は、ユーザ個人では実施できなか
ったので、ユーザは、画像処理装置の機能アップのため
にサービスマンへシステムソフトウェアのインストール
を依頼する必要があった。
【0007】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、画像処理装置或いはシステムの
付加価値を確実に保護できる共に、ユーザ自身が画像処
理装置或いはシステムの機能変更を容易にできる、情報
処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びそれ
を実施するための処理ステップをコンピュータが読出可
能に格納した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、任意のソフトウェアの起動により任意の
情報処理機能を実施する情報処理装置であって、 所定
の外部記憶手段を接続するための接続手段と、上記接続
手段へ接続された上記外部記憶手段の記憶情報に基づい
て、上記情報処理機能に対して制限を与える機能制限手
段とを備えることを特徴とする。
【0009】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記情報処理機能は、画像処理機能を含むことを特徴と
する。
【0010】第3の発明は、上記第1の発明において、
上記ソフトウェアを起動可能なように記憶する記憶手段
と、上記記憶手段へ記憶されたソフトウェアを構成する
命令を読み出して実行する実行手段とを備え、上記機能
制限手段は、上記実行手段における読出可能な命令を制
限することを特徴とする。
【0011】第4の発明は、上記第1の発明において、
上記ソフトウェアを起動可能なように記憶する記憶手段
を備え、上記機能制限手段は、上記記憶手段へ記憶可能
な上記ソフトウェアを構成する命令を制限するステップ
を含むことを特徴とする。
【0012】第5の発明は、上記第1の発明において、
上記接続手段における上記外部記憶手段の接続の有無を
検知する接続検知手段と、上記ソフトウェアを起動可能
なように記憶する記憶手段とを備え、上記機能制限手段
は、上記接続検知手段での検知結果、及び上記外部記憶
手段の記憶情報の少なくとも何れかに基づいて、上記記
憶手段への上記ソフトウェアの記憶を禁止することを特
徴とする。
【0013】第6の発明は、上記第1の発明において、
上記情報処理機能の制限は、使用可能な書体数、処理ス
ピード、及び使用可能なユーザ数の少なくとも何れかの
制限を含むことを特徴とする。
【0014】第7の発明は、複数の機器が互いに通信可
能に接続されてなる情報処理システムであって、上記複
数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項1〜6
の何れかに記載の情報処理装置の機能を有することを特
徴とする。
【0015】第8の発明は、複数の機器が互いに通信可
能に接続されてなる情報処理システムであって、上記複
数の機器のうち少なくとも1つの機器は、任意のソフト
ウェアの起動により任意の情報処理機能を実施する装置
をネットワークを介して操作可能な装置を含み、所定の
外部記憶手段を接続するための接続手段と、当該接続手
段へ接続された上記外部記憶手段の記憶情報に基づき上
記情報処理機能に対して制限を与える機能制限手段とを
備えることを特徴とする。
【0016】第9の発明は、任意のソフトウェアの起動
により任意の情報処理機能を実施するため処理ステップ
を含む情報処理方法であって、上記処理ステップは、上
記情報処理機能を実施する第1の装置或いはシステムへ
接続された所定の外部記憶手段の記憶内容に基づいて、
上記情報処理機能に対して制限を与える機能制限ステッ
プを含むことを特徴とする。
【0017】第10の発明は、任意のソフトウェアの起
動により任意の情報処理機能を実施するため処理ステッ
プを含む情報処理方法であって、上記処理ステップは、
ネットワークを介して上記情報処理機能を実施する第1
の装置或いはシステムの操作が可能な第2の装置或いは
システムへ接続された所定の外部記憶手段の記憶内容に
基づいて、上記情報処理機能に対して制限を与える機能
制限ステップを含むことを特徴とする。
【0018】第11の発明は、上記第9又は10の発明
において、上記情報処理機能は、画像処理機能を含むこ
とを特徴とする。
【0019】第12の発明は、上記第9又は10の発明
において、上記処理ステップは、上記ソフトウェアを起
動可能なように上記第1の装置或いはシステムへインス
トールするインストールステップと、上記第1の装置或
いはシステムにおいて上記インストールステップにより
インストールされたソフトウェアを構成する命令を読み
出して実行する実行ステップとを含み、上記機能制限ス
テップは、上記実行ステップにおける読出可能な命令を
制限するステップを含むことを特徴とする。
【0020】第13の発明は、上記第9又は10の発明
において、上記処理ステップは、上記ソフトウェアを起
動可能なように上記第1の装置或いはシステムへインス
トールするインストールステップを含み、上記機能制限
ステップは、上記インストールステップにおけるインス
トール可能な上記ソフトウェアを構成する命令を制限す
るステップを含むことを特徴とする。
【0021】第14の発明は、上記第9又は10の発明
において、上記処理ステップは、上記外部記憶手段の接
続の有無を検知する接続検知ステップと、上記ソフトウ
ェアを起動可能なように上記第1の装置或いはシステム
へインストールするインストールステップとを含み、上
記機能制限ステップは、上記接続検知ステップでの検知
結果、及び上記外部記憶手段の記憶内容の少なくとも何
れかに基づいて、上記ソフトウェアのインストールを禁
止するステップを含むことを特徴とする。
【0022】第15の発明は、上記第9又は10の発明
において、上記機能制限ステップは、上記第1の装置或
いはシステム内に登録されたフォントの使用可能量体数
を変更するステップを含むことを特徴とする。
【0023】第16の発明は、上記第9又は10の発明
において、上記機能制限ステップは、上記第1の装置或
いはシステム内に登録された演算処理のクロックスピー
ドを変更するステップを含むことを特徴とする。
【0024】第17の発明は、上記第9又は10の発明
において、上記機能制限ステップは、上記第1の装置或
いはシステム内に登録された使用可能なユーザ数を変更
するステップを含むことを特徴とする。
【0025】第18の発明は、請求項1〜6の何れかに
記載の情報処理装置の機能、又は請求項7、8の何れか
に記載の情報処理システムの機能を実施するための処理
プログラムを、コンピュータが読出可能に格納した記憶
媒体であることを特徴とする。
【0026】第19の発明は、請求項9〜17の何れか
に記載の情報処理方法の処理ステップを、コンピュータ
が読出可能に格納した記憶媒体であることを特徴とす
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0028】本発明は、例えば、図1に示すような画像
処理システム100に適用される。本実施の形態での画
像処理システム100は、上記図1に示すように、ディ
ジタル複写機130が専用インターフェースを介して接
続された画像処理装置110と、汎用のホストコンピュ
ータ120とが、イーサネット(登録商標)等の汎用の
ネットワーク140上へ接続された構成としている。
【0029】画像処理装置110は、詳細は後述する
が、ホストコンピュータ120やディジタル複写機13
0とのインターフェース機能、プリントキュー機能、ス
プール機能、ぺ一ジ記述言語(PDL)に寄るベクタ画
像のラスタ画像への展開機能、画像処理機能、及びディ
ジタル複写機130の制御機能等を有するものである。
【0030】ホストコンピュータ120は、画像処理装
置120及びディジタル複写機130を制御するための
制御用アプリケーションソフトウエアが起動可能なよう
になされている。また、ホストコンピュータ120は、
画像処理装置110へ装着されるデータ記憶装置113
との汎用入出力ポートを備えている。
【0031】ホストコンピュータ120とディジタル複
写機130の間のデータ転送(イメージデータやテキス
トデータ、或いはコンピュータグラフィクステータ等の
転送)、及びホストコンピュータ120からディジタル
複写機130への各種動作の指示は、画像処理装置11
0を介して行われるようになされている。
【0032】ディジタル複写機130は、各種コピー機
能(フルカラーコピー機能、モノクロカラーコピー機
能、三色コピー機能、ツインカラーコピー機能等)、拡
大率/縮小率設定機能、輝度調整機能、CRD選択機
能、カラーモード(4色、モノクロ等)選択機能、画像
モード/文字モード選択機能、シャープネス設定機能、
トナー量調整機能、及び枚数指定機能と共に、両面印刷
機能、ソート機能、ステープル機能、ペーパーデッキか
らの給紙機能、プレビュー機能、原稿台からのスキャン
機能、及びコピーモード領域指定機能等の各種拡張機能
を有しており、これらの機能による動作の指示は、画像
処理装置110からもホストコンピュータ120からも
可能なようになされている。
【0033】プレビュー機能とは、ディジタル複写機1
30でプリントアウトする前に、ホストコンピュータ1
20のモニタや、画像処理装置101に接続されたモニ
タ(プレビユーア)111へプリントアウトする予想画
像を表示して、色調整や編集、或いはレイアウト等を行
うための機能であり、コピーモード領域指定機能とは、
プリントアウトする原稿上における領域毎に、カラープ
リントにするのかツインカラープリントにするのか、或
いはモノクロプリントにするか等の印刷モードを任意に
指定するための機能である。
【0034】上述のような画像処理システム100は、
特に、画像処理装置110へソフトウエア(システムソ
フトウェアやユーティリティソフトウェア等)をインス
トールする際の、また、画像処理装置110をソフトウ
ェアの起動によって動作させる際の、ソフトウェアの不
正コピー(クーロン作成)の禁止及びその使用(不正使
用)の禁止を行えると共に、ユーザ自身が画像処理装置
110の機能変更を容易に行えるように構成されてい
る。以下、本実施の形態での画像処理システム100の
最も特徴とする構成について具体的に説明する。
【0035】<画像処理装置110の構成>画像処理装
置110は、操作部114と、書き込み可能な基本実行
命令格納領域(PRROM)、作業領域(RAM)、作
業命令の格納用領域(HDD−C)、及びデータ格納領
域(HDD−D)等を有する内部メモリ116と、HD
D−Cへに命令等を書き込むための読込装置(CD−R
OMドライブ)115とを備えている。
【0036】例えば、画像処理を実施するための制御命
令の一連のプログラムコード(アップグレードされたソ
フトウェア)が格納された外部メディア(CD−RO
M)をCD−ROMドライブ115へ挿入することで、
所定の基本実行命令に従ってCD−ROMの制御命令が
HD−C上へ書き込まれる。これにより、画像処理装置
110の機能アップが可能となる。
【0037】また、画像処理装置110の機能アップ
(ソフトウエアのアップグレードによる機能アップ)、
及び画像処理装置110の動作を保証するために、画像
処理装置110には、入出力ポートと当該ポートに装着
されたデータ記憶装置113が設けられている。
【0038】本実施の形態では、データ記憶装置113
として、データの書き換え不可能なドングルを使用す
る。データ記憶装置113には、画像処理装置110の
工場出荷時に決められた、個々の画像処理装置固有の番
号情報が記憶されている。また、画像処理装置110内
部にも、データ記憶装置113に記憶された番号情報と
1対1で対の関係の番号情報が保持されている。
【0039】そこで、画像処理装置110において、シ
ステムソフトウェアのインストールや、システムソフト
ウェアのアップグレード等の後の動作を実行する際に
は、画像処理装置110に接続されたデータ記憶装置1
16の有無によって、当該装置110が提供する機能に
制限を持たせる。すなわち、画像処理装置110におい
て、ドンクル113が設けられていなかったり、誤った
ドンクル113が設けられている場合には、ソフトウェ
アのインストールもその起動もできない。
【0040】例えば、画像処理装置110が始めて設置
される時のシステムソフトウェアのインストール時に、
画像処理装置110に装着されたドンクル113に書き
込まれている情報に従って、CD−ROMから必要な機
能を提供できるソフトウェアを、画像処理装置110内
のハードディスク(HD−C)へ書き込む。また、全機
能を提供できるソフトウエアが画像処理装置110内の
ハードディスク(HD−C)へ既に書き込まれていたと
しても、ドンクル113に書き込まれている情報に従っ
て、画像処理装置110で動作可能な機能を制限或いは
許可する。
【0041】したがって、画像処理装置110を機能ア
ップさせるためには、従来では、サービスマンに依頼し
てアップデートされたソフトウェアを画像処理装置11
0へインストールする必要があったが、本実施の形態で
は、この必要はなく、ユーザ自身が、所望する機能を動
作可能とする情報が書き込まれたドングル113を購入
して、画像処理装置110の汎用入出力インタフェース
へ当該ドングル113を装着すればよい。
【0042】尚、画像処理装置110とネットワーク1
40を介して接続されたクライアント側のワークステー
ション(W.S)にもドンクルを装着することで、クラ
イアント毎に、動作可能であるが画像処理装置の機能に
制限を加えることもできる。
【0043】本実施の形態では、上述のような構成によ
り、画像処理装置110のソフトウエアの複製(クーロ
ン作成)やその不正使用を禁止し、更にユーザ自身が簡
単に画像処理装置110の機能アップを行えることを実
現している。
【0044】図2は、上述のような画像処理装置110
の内部構成の詳細を示したものである。画像処理装置1
10は、上記図2に示すように、ネットワーク140を
介してホストコンピュータ120とデータ授受を行うた
めのインターフェース110Aと、専用線を介してディ
ジタル複写機130とデータ授受を行うためのインタフ
ェース110Bと、PDLデータの展開及び変換処理を
行うPDL処理部/ラスタライザ110Cと、ビットマ
ップイメージデータへγ処理及ぶ色変換処理を行う画像
処理部110Dと、画像処理装置110内での一連の動
作時間を管理するタイマ部110Eと、ホストコンピュ
ータ120から送られてきたPDLデータを処理開始前
に一時的に蓄積すると共に当該処理後のデータを蓄積す
るスプーラ110Fと、ディジタル複写機130との通
信によりプリント枚数を計測管理するCVソフトカウン
タ110Gと、画像処理装置110の全体動作制御を司
る制御部(CPU)110Hと、画像のフィニッシング
を行うためのフィニッシングメモリ110Iと、画像処
理装置110での一連の動作の来歴を残すためのジョブ
ログメモリ110Jと、画像処理装置110の各種動作
に必要な制御命令(制御部110Hにより実行されるソ
フトウェア等)を格納するためのプログラムメモリ11
0Kと、プログラムメモリ110Kへ格納する制御命令
を任意の記憶媒体(メディア、ここでは、CD−RO
M)から読み出すための外部メディア読取装置(上記図
1に示したCD−ROMドライブ115に対応)110
Lと、データ記憶装置(ドングル)113との汎用入出
力ポート110Mと、外部モニタとしてのモニタ111
の接続用の入出力ポート110Nと、外部操作部として
の操作部112の接続用の入出力ポート110Oと、画
像処理装置110本体に設けられたローカル操作部11
0Pと、画像処理装置110本体に設けられたローカル
表示部110Qと、制御部110Hの作業用領域及び揮
発性データ保存領域等を含むRAM110Rと、イニシ
ャルブートローダ等が記憶されたEEPROM110S
とを備えている。
【0045】スプーラ110F、フィニッシングメモリ
110I、ジョブログメモリ110J、プログラムメモ
リ110K、及びEEPROM110Sは、上記図1に
示した内部メモリ116に対応するものである。
【0046】ジョブログメモリ110Jは、ホストコン
ピュータ120から指定された各種機能をディジタル複
写機130へ実行させ、当該機能に基づくジョブ及び画
像処理装置110自体へ指定されジョブの記録(lo
g)を残すためのメモリである。
【0047】スプーラ110Fは、印刷キュー、待機
(Hold)キュー、及び処理済みキュー等の機能を有
する。印刷キュー及び待機キューは、ホストコンピュー
タ120から接続が可能であり、印刷キューに送られた
ジョブは、印刷待ちのキューに入って、順番が来たら処
理される。一方、待機キューに送られるジョブは、画像
処理装置110で受信されるジョブを貯えるのみで特別
な処理は行わない。待機キューに入ったジョブは、画像
処理装置110の管理者がプリントキューへ移動する
か、或いは展開の指示が出されるまでは具体的な処理は
施されない。
【0048】<画像処理装置110の動作>ここでは、
画像処理装置110において、(1)ソフトウェアのイ
ンストール時の動作、(2)初期設定時の動作、及び
(3)通常動作について説明する。
【0049】(1)ソフトウェアのインストール時の動
作 まず、画像処理装置110へシステムソフトウェア等の
ソフトウェアをインストールする場合、画像処理装置1
10の汎用入出カポート110Mへドンクル113が接
続されている必要がある。
【0050】ドンクル113は、例えば、図3に示すよ
うに、アドレスバス113b、データバス113c、及
び制御バス113dを有するEEPROM113aから
構成されている。
【0051】ドンクル113には、上述したように、工
場出荷時に任意の画像処理装置(ここでは、画像処理装
置110)MACアドレス(実装されているネットワー
クのハードウェアに依存する唯一無二の12桁の16進
数と1桁の16進数からなるアドレス)が書き込まれ、
画像処理装置110に同梱されて出荷される。
【0052】したがって、上記図3の右部分に示すよう
に、EEPROM113aにおいて、アドレス(n)〜
(n+7)の領域がMACアドレス201の書込領域
(以下、「MACアドレス領域201」とも言う)とし
て使用される。
【0053】また、EEPROM113aにおいて、ア
ドレス(n+8)の8ビット領域は、機能拡張202用
として使用される。この領域(以下、「機能拡張領域2
02」とも言う)には、装着されるドンクルに依って機
能制限や許可を現す情報が書き込まれる。具体的には、
図4に示すように、機能拡張領域202は、メモリ情報
用の2ビットD7,D6と、ネットワークユーザ数情報
用の2ビットD5,D4と、クロック情報用の2ビット
D3,D2と、フォント情報用の2ビットD1,D0と
の、8ビットD0〜D7から構成される。
【0054】尚、画像処理装置110の汎用入出カポー
ト110Mは、ドンクル113が接続されていても、汎
用の入出力入出カポートとして使用が可能である。
【0055】図5及び図6は、画像処理装置110へソ
フトウェアをインストールする時の画像処理装置110
にて実行される処理を示したものである。上記図5及び
図6のフローチャートに従った処理プログラムが、制御
部110Hにより実行されることで、次のような画像処
理装置110の動作が実施される。
【0056】ステップS301、ステップS302:上
記図5参照 画像処理装置110が電源ON状態となると、EEPR
OM110S(不揮発メモリ)に格納されたイニシャル
ブートローダが起動する。これにより、EEPROM1
10Sに格納された一連の制御命令のコードからなる処
理プログラムがROM110R(揮発性メモリ)上にロ
ードされる。ROM110R上にロードされた処理プロ
グラムは、制御部110Hにより読み出され実行され
る。これにより、次のステップ302からの動作が実施
される。
【0057】ステップS303、ステップS304:す
なわち、制御部110Hは、外部モニタ接続用の入出力
ポート110Mに対してポーリングを行い(ステップS
303)、このポーリング結果により、外部モニタ11
1の接続の検知を行う(ステップS304)。
【0058】ステップS305、ステップS306:ス
テップS304にて外部モニタ111の接続が検知でき
ない場合、制御部110Hは、情報表示用のモニタとし
てローカル表示部110Qへ自動的に切り替える(ステ
ップS306)。また、ステップS304にて外部モニ
タ111の接続が検知できた場合、制御部110Hは、
情報表示用のモニタとして外部モニタ111へ自動的に
切り替える(ステップS305)。
【0059】ステップS307、ステップS308:制
御部110Hは、外部操作部接続用の入出力ポート11
0Oに対してポーリングを行い(ステップS307)、
このポーリング結果により、外部操作部112の接続の
検知を行う(ステップS308)。
【0060】ステップS309、ステップS310:ス
テップS308にて外部接続部112の接続が検知でき
ない場合、制御部110Hは、操作用の操作部としてロ
ーカル操作部110Pへ自動的に切り替える(ステップ
S310)。これにより、ローカル操作部110Pから
の入力が自動的に有効となる。また、ステップS308
にて外部接続部112の接続が検知できた場合、制御部
110Hは、操作用の操作部として外部操作部112へ
自動的に切り替える(ステップS309)。これによ
り、外部操作部112からの入力が自動的に有効とな
る。
【0061】尚、ここでは一例として、ステップS30
4及びS308での検知の結果、外部モニタ111及び
外部操作部112が検知されたものとする。
【0062】ステップS311、ステップS312:制
御部110Hは、自己診断機能(画像処理装置110の
状態を診断する機能)を実行し(ステップS311)、
その結果がOKであるか否かを判別する(ステップS3
12)。
【0063】ステップS313、ステップS314:ス
テップS312の判別により、画像処理装置110に異
常が認められた場合、制御部110Hは、当該異常を示
すエラーコード(自己診断エラーコード)を外部モニタ
111へ表示し(ステップS313)、画像処理装置1
10が電源OFFされるまで待機する(ステップS31
4)。したがって、画像処理装置110が電源OFFさ
れると共に、本処理終了となる。
【0064】ステップS315、ステップS316:ス
テップS312の判別により、画像処理装置110に異
常が認められなかった場合、制御部110Hは、ドング
ル用の入出力ポート110Mに対してポーリングを行い
(ステップS315)、このポーリング結果により、ド
ングル113の接続の検知を行う(ステップS31
6)。
【0065】ステップS317、ステップS318:ス
テップS316にてドングル113の接続が検知できな
い場合、制御部110Hは、“正しいドンクルを接続し
て下さい。”等のメッセージを外部モニタ111へ表示
し(ステップS317)、画像処理装置110が電源O
FFされるまで待機する(ステップS318)。したが
って、画像処理装置110が電源OFFされると共に、
本処理終了となる。
【0066】ステップS319〜ステップS321:ス
テップS316にてドングル113の接続が検知できた
場合、制御部110Hは、ドンクル113のEEPRO
M103aへ書き込まれたMACアドレス(上記図3参
照)を読み出し(ステップS319)、このMACアド
レスと、ホストコンピュータ120とのデータ授受のた
めのインターフェース110A上のハードウエア情報と
して記憶されているMACアドレスとを照合比較し(ス
テップS320)、これらのアドレスが一致するか否か
を判別する(ステップS321)。
【0067】ステップS322、ステップS323:ス
テップS321にてアドレスの一致が確認できない場
合、制御部110Hは、 “正しいドンクルを接続して
下さい。”等のメッセージを外部モニタ111へ表示し
(ステップS322)、画像処理装置110が電源OF
Fされるまで待機する(ステップS323)。したがっ
て、画像処理装置110が電源OFFされると共に、本
処理終了となる。
【0068】ステップS324:上記図6参照 ステップS321にてアドレスの一致が確認できた場
合、すなわちドンクル113が汎用入出力ポート110
Mに接続され、且つドンクル113に記憶されているM
ACアドレスと、インターフェース110Aのハードウ
ェアのMACアドレスとが一致した場合、制御部110
Hは、外部モニタ111へセットアップモードのプロン
プトを一定時間表示する。尚、本ステップS324での
“一定時間”は、予め用意された複数の中から任意に選
択設定できるものとする。
【0069】ステップS325、ステップS326:制
御部110Hは、一定時間が経過したか否かを判別する
と共に(ステップS325)、一定時間中にユーザから
外部操作部112(キーボード等)の任意のキーが操作
されたか否かを判別する(ステップS326)。この判
別の結果、一定時間中にユーザから外部操作部112の
任意のキーが操作されなかった場合、制御部110H
は、画像処理装置110を、後述する(3)通常動作へ
移行させる。
【0070】ステップS327:ステップS325及び
S326の判別により、一定時間中にユーザから外部操
作部112の任意のキーが操作された場合、制御部11
0Hは、画像処理装置110をセットアップモードヘ移
行させ、外部モニタ111へセットアップメニューを表
示させる。ここでのセットアップメニューでは、 (A)システムソフトウェアのインストール (B)初期設定 が選択可能となっている。
【0071】(A)システムソフトウェアのインストー
ルでは、さらに、 (A−1)Boot ROMの中身の書き換え (A−2)ハードディスク上のプログラムメモリ(11
0K)の初期化 (A−3)システムソフトウェアのインストール実行 の3項目が選択可能となっている。(A−3)を実行す
るためには、(A−1)及び(A−2)を実行すること
は必須ではなく、(A−3)のみを選択して実行するこ
とで、一連のシステムソフトウェア実行の処理は完了す
る。また、(A−3)を実行するためには、予め画像処
理装置110のCD−ROMドライブ110Lへ、シス
テムソフトウェアが格納された記録媒体としてのCD−
ROMが挿入された状態であることが必要である。
【0072】(B)初期設定では、さらに、 (B−1)画像処理装置(110)の通常動作時に、ド
ンクル(113)が接続されていない場合の処置につい
ての選択 (B−2)時間設定 の2項目が選択可能となっている。
【0073】したがって、制御部110Hは、上述のセ
ットアップメニューからユーザにより選択された項目
が、“(A)システムソフトウェアのインストール”で
あるか、“(B)初期設定”であるかを判別する。この
判別の結果、“(B)初期設定”が選択された場合、制
御部110Hは、画像処理装置110を、後述する
(2)初期設定時の動作へ移行させる。
【0074】ステップS328〜ステップS333:ス
テップS327の判別の結果、“(A)システムソフト
ウェアのインストール”が選択された場合、制御部11
0Hは、さらに、上述した(A−1)〜(A−3)のう
ちどの項目がユーザから選択されたかを判別する(ステ
ップS328、S330、S332)。そして、制御部
110Hは、“(A−1)Boot ROMの中身の書
き換え”が選択された場合には当該処理を実行し(ステ
ップS329)、“(A−2)ハードディスク上のプロ
グラムメモリ(110K)の初期化” が選択された場
合には当該処理を実行し(ステップS331)、“(A
−3)システムソフトウェアのインストール実行”が選
択された場合には当該処理を実行し(ステップS33
3)、その後本処理を終了する。
【0075】(2)初期設定時の動作 本動作は、上記図6に示したステップS327にてセッ
トアップメニューから“(B)初期設定”が選択された
場合に実施される。
【0076】ここで、“(B)初期設定”において、
“(B−1)画像処理装置(110)の通常動作時に、
ドンクル(113)が接続されていない場合の処置につ
いての選択”では、さらに、 (B1)使用出来るレジデントフォント数を制限する選
択を有効とするか否か (B2)CPU(110H)を動作させるクロックスピ
ードの選択を有効とするか否か (B3)画像処理装置(110)にネットワーク(14
0)を介して同時に接続可能なネットワークユーザ数の
選択を有効とするか否か (B4)使用可能なHDD容量に論理的に使用可能な上
限を設定することを有効とするか否か (B5)正しいドンクルが接続されている場合と同様の
動作を実行するか否か の5項目が選択設定が可能となっている。
【0077】また、“(B−2)時間設定”では、さら
に、 (B6)画像処理装置(110)の汎用入出力ポート
(110M)へドンクル(113)が接続されているか
否かを検知するためのポーリングの周期の選択 100ns:200ms:300ms(ディフオルト) (B7)画像処理装置(110)の電源投入後、セット
アップモードヘの移行を受け付ける時間の選択 1秒:3秒(ディフオルト):5秒 の2項目の各選択設定が可能となっている。
【0078】図7及び図8は、上述のような“(B)初
期設定”が選択された場合の画像処理装置110にて実
行される初期設定処理を示したものである。上記図7及
び図8のフローチャートに従った処理プログラムが、制
御部110Hにより実行されることで、次のような画像
処理装置110の動作が実施される。
【0079】ステップS401〜ステップS408:上
記図7参照 制御部110Hは、“(B)初期設定”において、(B
1)〜(B4)の項目のうち、ユーザから選択された1
つの項目或いは複数の項目を判別し(ステップS40
1、S403、S405、S407)、選択項目に基づ
く設定処理を実行する(ステップS402、S404、
S406、S408)尚、(B1)〜(B4)の項目の
うちユーザから何も選択されなかった場合、或いはドン
クル113が検知されなかった場合、制御部110は、
実行中の処理を完了後、画像処理装置110を再起動さ
せる。また、(B5)がユーザから選択された場合、制
御部110は、当該選択を認識しておき、後述する通常
動作にて当該選択情報を使用する。
【0080】ステップS409〜ステップS411:上
記図8参照 制御部110Hは、“(B)初期設定”において、(B
6)の項目がユーザから選択され、且つデフォルトでは
ない値の設定がなされたか否かを判別する(ステップS
409)。ステップS409の判別の結果、(B6)の
項目がユーザから選択され、且つデフォルトではない値
の設定がなされた場合、制御部110Hは、当該設定処
理を実行し(ステップS410)、そうでない場合には
デフォルトの設定処理を実行する(ステップS41
1)。
【0081】ステップS412〜ステップS414:制
御部110Hは、“(B)初期設定”において、(B
7)の項目がユーザから選択され、且つデフォルトでは
ない値の設定がなされたか否かを判別する(ステップS
412)。ステップS412の判別の結果、(B7)の
項目がユーザから選択され、且つデフォルトではない値
の設定がなされた場合、制御部110Hは、当該設定処
理を実行し(ステップS413)、そうでない場合には
デフォルトの設定処理を実行する(ステップS41
4)。
【0082】ステップS415:ステップS401〜S
414による一連の設定完了後、制御部110Hは、画
像処理装置110を自動的に再起動させる。これによ
り、その後、画像処理装置110では上記図5及び図6
に示した処理が再び実行されることになる。
【0083】(3)通常動作 本動作は、上記図6に示したステップS325におい
て、セットアップメニュー表示から一定時間内にユーザ
から何も操作が行なわれなかった場合に実施される。す
なわち、この場合、画像処理装置110は、通常の動作
モードに入り、制御部110Hによってモニタ(ここで
は、外部モニタ111)上に当該装置110が“待機”
状態であることを表すメッセージ等が表示され、ネット
ワーク140を介したジョブの受信準備状態に入る。そ
して、画像処理装置110は、次のように動作する。
【0084】ステップS501:上記図9参照 制御部110Hは、ドングル用の入出力ポート110M
に対してポーリングを行う。このとき、制御部110H
は、上記図8のステップS409〜S411での設定に
従ったポーリング周期に従って、当該ポーリングを行
う。
【0085】ステップS502:制御部110Hは、ス
テップS501でのポーリングの結果により、ドンクル
113の装着確認を行う。この結果、ドングル113の
装着が確認できなかった場合(ドングル113が接続さ
れていない場合)、後述するステップS516へ進む。
【0086】ステップS503:ステップS502での
確認の結果、ドングル113の装着が確認できた場合、
制御部110Hは、上記図7のステップS401及びS
402での処理において、“(B1)使用出来るレジデ
ントフォント数を制限する選択を有効とする”ことが設
定されたか否かを判別する。この判別の結果、当該設定
がなされていない場合、制御部110Hは、後述するス
テップS506からの処理を実行する。
【0087】ステップS504:ステップS503の判
別の結果、“(B1)使用出来るレジデントフォント数
を制限する選択を有効とする”ことが設定されていた場
合、制御部110Hは、ステップS501でのポーリン
グによりドングル113から取得した情報、すなわちド
ングル113に書き込まれている上記図4に示した機能
拡張領域202の情報のうちのビットD1及びD0の情
報(今回の情報)と、プログラムメモリ110K内の任
意の領域へ記憶されている前回の当該情報との比較を行
い、今回の情報が前回の情報から変化しているか否かを
判別する。この判別の結果、情報に変化無しの場合、制
御部110Hは、後述するステップS506からの処理
を実行する。
【0088】ステップS505:ステップS504の判
別の結果、情報に変化有りの場合、制御部110Hは、
ドングル113から取得したビットD1及びD0に基づ
いて、レジデントフォント数(書体数)を制限する。こ
こでのビットD1及びD0の値に対するフォント数は、 D1,D0 フォント数 0, 0 2書体 0, 1 5書体 1, 0 7書体 1, 1 12書体(ディフオルト) となっている。これに従って、フォント数が変更される
ことになる。これにより、見かけ上、実際インストール
されているフォント数よりも少ないフォント数へ制限す
ることができる。その後、制御部110Hは、後述する
ステップS516からの処理を実行する。
【0089】ステップS506:ステップS503の判
別の結果により“(B1)使用出来るレジデントフォン
ト数を制限する選択を有効とする”ことが設定されてい
ない場合、或いはステップS504の判別の結果により
情報の変化が無い場合、制御部110Hは、上記図7の
ステップS403及びS404での処理において、
“(B2)CPU(110H)を動作させるクロックス
ピードの選択を有効とする”ことが設定されたか否かを
判別する。この判別の結果、当該設定がなされていない
場合、制御部110Hは、後述するステップS509か
らの処理を実行する。
【0090】ステップS507:ステップS506の判
別の結果、“(B2)CPU(110H)を動作させる
クロックスピードの選択を有効とする”ことが設定され
ていた場合、制御部110Hは、ステップS501での
ポーリングによりドングル113から取得した情報(上
記図4の機能拡張領域202へ書き込まれている情報)
のうちのビットD3及びD2の情報と、プログラムメモ
リ110K内の任意の領域へ記憶されている前回の当該
情報との比較を行い、今回の情報が前回の情報から変化
しているか否かを判別する。この判別の結果、情報に変
化無しの場合、制御部110Hは、後述するステップS
509からの処理を実行する。
【0091】ステップS508:ステップS507の判
別の結果、情報に変化有りの場合、制御部110Hは、
ドングル113から取得したビットD3及びD2に基づ
いて、CPUを動作させるクロックスピードを制限す
る。ここでのビットD3及びD2の値に対するクロック
スピードは、 D5,D4 クロックスピード 0, 0 400MHz 0, 1 533MHz(デフォルト) 1, 0 Reserved 1, 1 Reserved となっている。これに従って、クロックスピードが変更
されることになる。これにより、画像処理装置100で
の生産性をコントロールできる。その後、制御部110
Hは、後述するステップS516からの処理を実行す
る。
【0092】ステップS509:ステップS506の判
別の結果により“(B2)CPU(110H)を動作さ
せるクロックスピードの選択を有効とする”ことが設定
されていない場合、或いはステップS507の判別の結
果により情報の変化が無い場合、制御部110Hは、上
記図7のステップS405及びS406での処理におい
て、“(B3)画像処理装置(110)にネットワーク
(140)を介して同時に接続可能なネットワークユー
ザ数の選択を有効とする”ことが設定されたか否かを判
別する。この判別の結果、当該設定がなされていない場
合、制御部110Hは、後述するステップS512から
の処理を実行する。
【0093】ステップS510:ステップS509の判
別の結果、“(B3)画像処理装置(110)にネット
ワーク(140)を介して同時に接続可能なネットワー
クユーザ数の選択を有効とする”ことが設定されていた
場合、制御部110Hは、ステップS501でのポーリ
ングによりドングル113から取得した情報(上記図4
の機能拡張領域202へ書き込まれている情報)のうち
のビットD5及びD4の情報(今回の情報)と、プログ
ラムメモリ110Kへ記憶されている前回の当該情報と
の比較を行い、今回の情報が前回の情報から変化してい
るか否かを判別する。この判別の結果、情報に変化無し
の場合、制御部110Hは、後述するステップS512
からの処理を実行する。
【0094】ステップS511:ステップS510の判
別の結果、情報に変化有りの場合、制御部110Hは、
ドングル113から取得したビットD5及びD4に基づ
いて、ユーザ数の上限を制限する。ここでのビットD5
及びD4の値に対するユーザ数は、 D5,D4 ユーザ数 0, 0 4人 0, 1 8人 1, 0 12人(デフォルト) 1, 1 Reserved となっている。これに従って、ユーザ数が変更されるこ
とになる。その後、制御部110Hは、後述するステッ
プS516からの処理を実行する。
【0095】ステップS512:上記図10参照 ステップS509の判別の結果により“(B3)画像処
理装置(110)にネットワーク(140)を介して同
時に接続可能なネットワークユーザ数の選択を有効とす
る”ことが設定されていない場合、或いはステップS5
10の判別の結果により情報の変化が無い場合、制御部
110Hは、上記図7のステップS407及びS408
での処理において、“(B4)使用可能なHDD容量に
論理的に使用可能な上限を設定することを有効とする”
ことが設定されたか否かを判別する。この判別の結果、
当該設定がなされていない場合、制御部110Hは、後
述するステップS522からの処理を実行する。
【0096】ステップS521:ステップS512の判
別の結果、“(B4)使用可能なHDD容量に論理的に
使用可能な上限を設定することを有効とする”ことが設
定されていた場合、制御部110Hは、ステップS50
1でのポーリングによりドングル113から取得した情
報(上記図4の機能拡張領域202へ書き込まれている
情報)のうちのビットD7及びD6の情報(今回の情
報)と、プログラムメモリ110Kへ記憶されている前
回の当該情報との比較を行い、今回の情報が前回の情報
から変化しているか否かを判別する。この判別の結果、
情報に変化無しの場合、制御部110Hは、後述するス
テップS514からの処理を実行する。
【0097】ステップS513:ステップS521の判
別の結果、情報に変化有りの場合、制御部110Hは、
ドングル113から取得したビットD7及びD6に基づ
いて、論理的に使用可能なHDD容量を設定する。ここ
でのビットD7及びD6の値に対するHDD容量は、 D7,D6 HDD容量 0, 0 4GB 0, 1 8GB 1, 0 12GB(デフォルト) 1, 1 Reserved となっている。これに従って、論理的に使用可能なHD
D容量が変更されることになる。そして、制御部110
Hは、後述するステップS516からの処理を実行す
る。
【0098】ステップS514:制御部110Hは、通
常時の一連処理を実行する。尚、当該処理には、使用可
能なレジデントフォーム、クリックスピード、ネットワ
ークユーザ数、メモリ等に制限があるときの処理も含
む。
【0099】ステップS515:ステップS514の処
理後、制御部110Hは、画像処理装置110が電源O
FFされたか否かを判別する。この判別の結果、電源O
FFされた場合には本処理終了となり、そうでない場合
には再びステップS501からの処理が実行される。
【0100】ステップS522:ステップS512の判
別の結果、“(B4)使用可能なHDD容量に論理的に
使用可能な上限を設定することを有効とする”ことが設
定されていない場合、制御部110Hは、上記図7に示
した処理において、“(B5)正しいドンクルが接続さ
れている場合と同様の動作を実行することを有効とす
る”ことが選択設定されたか否かを判別する。この判別
の結果、当該設定がなされていない場合、制御部110
Hは、後述するステップS516からの処理を実行す
る。
【0101】ステップS523:ステップS532の判
別の結果、“(B5)正しいドンクルが接続されている
場合と同様の動作を実行することを有効とする”ことが
設定されていた場合、制御部110Hは、ステップS5
01でのポーリングによりドングル113から取得した
今回の情報と、プログラムメモリ110Kへ記憶されて
いる前回の当該情報との比較を行い、今回の情報が前回
の情報から変化しているか否かを判別する。この判別の
結果、情報に変化無しの場合、制御部110Hは、上述
したステップS514からの処理を実行する。
【0102】ステップS516:ステップS502の判
別の結果によりドングル113の装着が確認できなかっ
た場合、或いはステップS505、S508、及びS5
11における変更設定(前回のポーリングでドングルか
ら取得した情報、今回のポーリングでドングル113か
ら取得した情報とが異なることによる設定の変更)の処
理後、或いはステップS513の処理後、或いはステッ
プS522の判別の結果“(B5)”の設定がなされて
いない場合、或いはステップS523の判別の結果が前
回から情報の変化ありの場合、制御部110Hは、画像
処理装置110において実行中のジョブ処理が完了後、
直ちに当該装置110を再起動させる。このとき、上記
変更設定の処理後であれば、制御部110Hは、上記変
更設定での新たな情報をプログラムメモリ110K内の
任意の領域へ保存してから、画像処理装置110の再起
動を行う。
【0103】尚、ステップS516の処理は、ステップ
S502での処理によりドングル113の装着が確認さ
れても、そのドングル113が正しいドングルでない場
合にも実行される。この場合、画像処理装置110の再
起動後、例えば、上述した電源投入後の処理シーケンス
と同様に、外部モニタ111へ“正しいドンクルを接続
して下さい。”というメッセージを表示する。画像処理
装置110は、電源OFFされるまで当該状態を継続す
る。
【0104】また、本実施の形態では、画像処理装置1
10へ直接ドンクル113を接続するように構成した
が、これに限られることはなく、例えば、ホストコンピ
ュータ120へドンクル113を接続し、画像処理装置
110が、ホストコンピュータ120と通信すること
で、ホストコンピュータ120へドンクル113が接続
されているか否かを判別し、その結果に従って対応する
処理を実行するようにしてもよい。
【0105】また、例えば、ドンクル113が事故に依
って破損し、新しいドンクルを使用しなければなくなっ
た場合、“正しいドンクルを接続して下さい。”という
メッセージが画像処理装置110のモニタ(外部モニタ
111或いはローカル表示部110Q)へ表示されてい
る時に、画像処理装置110の操作部(外部操作部11
2或いはローカル操作部110P)から特殊なパスワー
ドを入力することで、画像処理装置110のインターフ
ェース110A(ハードウエア)上に書き込まれている
MACアドレスを、画像処理装置110の汎用入出力ポ
ート110Mを経由してドンクル113上のEEPRO
M113aの定められたMACアドレスとして書き込む
ことができるように構成してもよい。
【0106】また、本実施の形態では、通常動作時に、
ドングル113に書き込まれている情報に基づいて、イ
ンストールされているソフトウェアの起動により実施さ
れる機能に対して制限を与えるようにしたが(読み出し
可能な命令に制限を与える)、例えば、ソフトウェアの
インストールの時に、制限を与えてソフトウェアのイン
ストールを行うようにしてもよい(書き込む命令に制限
を与える)。
【0107】また、本発明の目的は、本実施の形態のホ
スト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプログラ
ムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に
供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又は
CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコ
ードを読みだして実行することによっても、達成される
ことは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出
されたプログラムコード自体が本実施の形態の機能を実
現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記
憶媒体は本発明を構成することとなる。プログラムコー
ドを供給するための記憶媒体としては、ROM、フロッ
ピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テ
ープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができ
る。また、コンピュータが読みだしたプログラムコード
を実行することにより、本実施の形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一
部又は全部を行い、その処理によって本実施の形態の機
能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコード
が、コンピュータに挿入された拡張機能ボードやコンピ
ュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに
書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づ
き、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるC
PUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理
によって本実施の形態の機能が実現される場合も含まれ
ることは言うまでもない。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、画像処
理機能等の情報処理機能をソフトウェアの起動により実
施する装置或いはシステム(第1の装置或いはシステ
ム)、又は当該装置或いはシステムをネットワークを介
して操作可能な装置或いはシステム(第2の装置或いは
システム)に対して、所定の記憶手段(ドングル等)が
接続された場合、当該記憶手段の記憶情報に基づいて、
上記情報処理機能の実施可能な機能を制限するように構
成したので、ユーザは、従来のように装置或いはシステ
ムの機能変更のためにサービスマンへソフトウェアの入
れ替えの依頼をする必要はなく、上記所定の記憶手段を
購入し、画像処理機能等の情報処理機能をソフトウェア
の起動により実施するための装置或いはシステムへ接続
することで、当該装置或いはシステムの機能変更を容易
にユーザ自身で行うことができる。また、上記所定の記
憶手段の接続の有無に基づいて、画像処理機能等の情報
処理機能をソフトウェアの起動により実施するための装
置或いはシステムへの当該ソフトウェアへの記憶(イン
ストール)を禁止するように構成すれば、ソフトウェア
の不正複製及び不正使用を確実に防ぐこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像処理システムの構成を示
すブロック図である。
【図2】上記画像処理システムの画像処理装置の内部構
成を示すブロック図である。
【図3】上記画像処理装置へ装着されるデータ記憶装置
(ドンクル)を説明するための図である。
【図4】上記データ記憶装置(ドンクル)の拡張領域へ
書き込まれる情報を説明するための図である。
【図5】上記画像処理装置へのソフトウェアのインスト
ール時の動作を説明するためのフローチャート(S30
1〜S323)である。
【図6】上記画像処理装置へのソフトウェアのインスト
ール時の動作を説明するためのフローチャート(S32
4〜S333)である。
【図7】上記画像処理装置での初期設定処理を説明する
ためのフローチャート(S401〜S408)である。
【図8】上記画像処理装置での初期設定処理を説明する
ためのフローチャート(S409〜S415)である。
【図9】上記画像処理装置の通常動作を説明するための
フローチャート(S501〜S511)である。
【図10】上記画像処理装置の通常動作を説明するため
のフローチャート(S512〜S516)である。
【符号の説明】
100 画像処理システム 110 画像処理装置 110A インターフェース 110B インタフェース 110C PDL処理部/ラスタライザ 110D 画像処理部 110E タイマ部 110F スプーラ 110G CVソフトカウンタ 110H 制御部(CPU) 110I フィニッシングメモリ 110J ジョブログメモリ 110K プログラムメモリ 110L 外部メディア読取装置 110M 入出力ポート 110N 入出力ポート 110O 入出力ポート 110P ローカル操作部 110Q ローカル表示部 110R RAM 110S EEPROM 111 外部モニタ 112 外部操作部 113 データ記憶装置(ドングル) 114 ローカル操作部 115 読込装置(ディスクドライブ) 116 内部メモリ 120 ホストコンピュータ 130 ディジタル複写機 140 ネットワーク

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意のソフトウェアの起動により任意の
    情報処理機能を実施する情報処理装置であって、 所定の外部記憶手段を接続するための接続手段と、 上記接続手段へ接続された上記外部記憶手段の記憶情報
    に基づいて、上記情報処理機能に対して制限を与える機
    能制限手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 上記情報処理機能は、画像処理機能を含
    むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 上記ソフトウェアを起動可能なように記
    憶する記憶手段と、上記記憶手段へ記憶されたソフトウ
    ェアを構成する命令を読み出して実行する実行手段とを
    備え、 上記機能制限手段は、上記実行手段における読出可能な
    命令を制限することを特徴とする請求項1記載の情報処
    理装置。
  4. 【請求項4】 上記ソフトウェアを起動可能なように記
    憶する記憶手段を備え、 上記機能制限手段は、上記記憶手段へ記憶可能な上記ソ
    フトウェアを構成する命令を制限するステップを含むこ
    とを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 上記接続手段における上記外部記憶手段
    の接続の有無を検知する接続検知手段と、 上記ソフトウェアを起動可能なように記憶する記憶手段
    とを備え、 上記機能制限手段は、上記接続検知手段での検知結果、
    及び上記外部記憶手段の記憶情報の少なくとも何れかに
    基づいて、上記記憶手段への上記ソフトウェアの記憶を
    禁止することを特徴とする請求項1記載の情報処理装
    置。
  6. 【請求項6】 上記情報処理機能の制限は、使用可能な
    書体数、処理スピード、及び使用可能なユーザ数の少な
    くとも何れかの制限を含むことを特徴とする請求項1記
    載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 複数の機器が互いに通信可能に接続され
    てなる情報処理システムであって、 上記複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項
    1〜6の何れかに記載の情報処理装置の機能を有するこ
    とを特徴とする情報処理システム。
  8. 【請求項8】 複数の機器が互いに通信可能に接続され
    てなる情報処理システムであって、 上記複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、任意の
    ソフトウェアの起動により任意の情報処理機能を実施す
    る装置をネットワークを介して操作可能な装置を含み、
    所定の外部記憶手段を接続するための接続手段と、当該
    接続手段へ接続された上記外部記憶手段の記憶情報に基
    づき上記情報処理機能に対して制限を与える機能制限手
    段とを備えることを特徴とする情報処理システム。
  9. 【請求項9】 任意のソフトウェアの起動により任意の
    情報処理機能を実施するため処理ステップを含む情報処
    理方法であって、 上記処理ステップは、上記情報処理機能を実施する第1
    の装置或いはシステムへ接続された所定の外部記憶手段
    の記憶内容に基づいて、上記情報処理機能に対して制限
    を与える機能制限ステップを含むことを特徴とする情報
    処理方法。
  10. 【請求項10】 任意のソフトウェアの起動により任意
    の情報処理機能を実施するため処理ステップを含む情報
    処理方法であって、 上記処理ステップは、ネットワークを介して上記情報処
    理機能を実施する第1の装置或いはシステムの操作が可
    能な第2の装置或いはシステムへ接続された所定の外部
    記憶手段の記憶内容に基づいて、上記情報処理機能に対
    して制限を与える機能制限ステップを含むことを特徴と
    する情報処理方法。
  11. 【請求項11】 上記情報処理機能は、画像処理機能を
    含むことを特徴とする請求項9又は10記載の情報処理
    方法。
  12. 【請求項12】 上記処理ステップは、上記ソフトウェ
    アを起動可能なように上記第1の装置或いはシステムへ
    インストールするインストールステップと、上記第1の
    装置或いはシステムにおいて上記インストールステップ
    によりインストールされたソフトウェアを構成する命令
    を読み出して実行する実行ステップとを含み、 上記機能制限ステップは、上記実行ステップにおける読
    出可能な命令を制限するステップを含むことを特徴とす
    る請求項9又は10記載の情報処理方法。
  13. 【請求項13】 上記処理ステップは、上記ソフトウェ
    アを起動可能なように上記第1の装置或いはシステムへ
    インストールするインストールステップを含み、 上記機能制限ステップは、上記インストールステップに
    おけるインストール可能な上記ソフトウェアを構成する
    命令を制限するステップを含むことを特徴とする請求項
    9又は10記載の情報処理方法。
  14. 【請求項14】 上記処理ステップは、上記外部記憶手
    段の接続の有無を検知する接続検知ステップと、上記ソ
    フトウェアを起動可能なように上記第1の装置或いはシ
    ステムへインストールするインストールステップとを含
    み、 上記機能制限ステップは、上記接続検知ステップでの検
    知結果、及び上記外部記憶手段の記憶内容の少なくとも
    何れかに基づいて、上記ソフトウェアのインストールを
    禁止するステップを含むことを特徴とする請求項9又は
    10記載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】 上記機能制限ステップは、上記第1の
    装置或いはシステム内に登録されたフォントの使用可能
    量体数を変更するステップを含むことを特徴とする請求
    項9又は10記載の情報処理方法。
  16. 【請求項16】 上記機能制限ステップは、上記第1の
    装置或いはシステム内に登録された演算処理のクロック
    スピードを変更するステップを含むことを特徴とする請
    求項9又は10記載の情報処理方法。
  17. 【請求項17】 上記機能制限ステップは、上記第1の
    装置或いはシステム内に登録された使用可能なユーザ数
    を変更するステップを含むことを特徴とする請求項9又
    は10記載の情報処理方法。
  18. 【請求項18】 請求項1〜6の何れかに記載の情報処
    理装置の機能、又は請求項7、8の何れかに記載の情報
    処理システムの機能を実施するための処理プログラム
    を、コンピュータが読出可能に格納したことを特徴とす
    る記憶媒体。
  19. 【請求項19】 請求項9〜17の何れかに記載の情報
    処理方法の処理ステップを、コンピュータが読出可能に
    格納したことを特徴とする記憶媒体。
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