JP2002006171A - 光ファイバのフェルール取付け方法 - Google Patents
光ファイバのフェルール取付け方法Info
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- JP2002006171A JP2002006171A JP2000192676A JP2000192676A JP2002006171A JP 2002006171 A JP2002006171 A JP 2002006171A JP 2000192676 A JP2000192676 A JP 2000192676A JP 2000192676 A JP2000192676 A JP 2000192676A JP 2002006171 A JP2002006171 A JP 2002006171A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ferrule
- adhesive
- optical fiber
- core wire
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- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の光ケーブルのフェルール取付けは、吸引
機等の治具を用いた手作業となっており、ファイバを折
らずに接着剤をフェルールに完全充填させて取付けるの
に困難で熟練作業を必要とし多大な時間を要していた。
また接着剤の粘度変化に対応出来ず品質が悪かった。 【解決手段】フェルール1をヒータ2により一定温度に
上昇させた後、フェルールハンド3で位置決めを行い、
ディスペンサ4により接着剤5を供給し接着剤5を流動
化させた状態でフェルール1先端から接着剤5を吸引機
構6により吸引し、ロボットハンド8で位置決めを行っ
た芯線7をフェルール1に挿入する方法をとる方式とし
た。 【効果】光ケーブルのフェルール取付けを容易に行うこ
とが可能となる為作業時間の短縮が図れる。また自動化
により省人化が可能となる。さらに品質向上が図れる。
機等の治具を用いた手作業となっており、ファイバを折
らずに接着剤をフェルールに完全充填させて取付けるの
に困難で熟練作業を必要とし多大な時間を要していた。
また接着剤の粘度変化に対応出来ず品質が悪かった。 【解決手段】フェルール1をヒータ2により一定温度に
上昇させた後、フェルールハンド3で位置決めを行い、
ディスペンサ4により接着剤5を供給し接着剤5を流動
化させた状態でフェルール1先端から接着剤5を吸引機
構6により吸引し、ロボットハンド8で位置決めを行っ
た芯線7をフェルール1に挿入する方法をとる方式とし
た。 【効果】光ケーブルのフェルール取付けを容易に行うこ
とが可能となる為作業時間の短縮が図れる。また自動化
により省人化が可能となる。さらに品質向上が図れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気製品及びコン
ピュータ等に用いられる光ファイバの組立に係わり、特
に光ファイバのフェルール取付け方法に関する。
ピュータ等に用いられる光ファイバの組立に係わり、特
に光ファイバのフェルール取付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバのフェルール取付け作業は、
従来手作業で行なっていた。
従来手作業で行なっていた。
【0003】フェルール内に接着剤を供給するために、
フェルール先端にエアポンプを取付け吸引して充填する
方法と、供給装置によりフェルール内に一定量の接着剤
を供給する2つの方法が有り、供給されたフェルールを
手作業でファイバに取付けを行なっていた。
フェルール先端にエアポンプを取付け吸引して充填する
方法と、供給装置によりフェルール内に一定量の接着剤
を供給する2つの方法が有り、供給されたフェルールを
手作業でファイバに取付けを行なっていた。
【0004】また、特開平7−140353号公報に記
載のように、接着剤供給量の安定化を図るべくフェルー
ルに接着剤を供給し芯線を挿入後、温風を吹き付け接着
剤の粘度を低下させ微細孔に充填させるといった方法が
知られている。
載のように、接着剤供給量の安定化を図るべくフェルー
ルに接着剤を供給し芯線を挿入後、温風を吹き付け接着
剤の粘度を低下させ微細孔に充填させるといった方法が
知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術は、接着剤の粘度変化に対して配慮がなされてな
く、粘度が高い時、供給又は吸引時間を長くしただけで
はフェルールの微細孔への充填が不十分であり、仮に充
填出来たとしても芯線を挿入する時に接着剤が抵抗とな
りファイバ折損などが発生しやすくなる。また、芯線挿
入後温風で熱しただけでは、粘度が高くなった接着剤は
流動化が少なく、温度が上がりすぎると気泡発生といっ
た2次的な問題発生となりうる。
来技術は、接着剤の粘度変化に対して配慮がなされてな
く、粘度が高い時、供給又は吸引時間を長くしただけで
はフェルールの微細孔への充填が不十分であり、仮に充
填出来たとしても芯線を挿入する時に接着剤が抵抗とな
りファイバ折損などが発生しやすくなる。また、芯線挿
入後温風で熱しただけでは、粘度が高くなった接着剤は
流動化が少なく、温度が上がりすぎると気泡発生といっ
た2次的な問題発生となりうる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決する為
に本発明は、図1の様にフェルール1をヒータ2により
一定温度に上昇させた後、フェルールハンド3で位置決
めを行い、ディスペンサ4により接着剤5を供給し接着
剤5を流動化させた状態でフェルール1先端から接着剤
5を吸引機構6により吸引し、ロボットハンド8で位置
決めを行った芯線7をフェルール1に挿入する方法をと
る方式とした。
に本発明は、図1の様にフェルール1をヒータ2により
一定温度に上昇させた後、フェルールハンド3で位置決
めを行い、ディスペンサ4により接着剤5を供給し接着
剤5を流動化させた状態でフェルール1先端から接着剤
5を吸引機構6により吸引し、ロボットハンド8で位置
決めを行った芯線7をフェルール1に挿入する方法をと
る方式とした。
【0007】さらに時間の経過とともに接着剤吐出量及
び吸引時間を可変し常に一定の供給量となる用制御を行
う。
び吸引時間を可変し常に一定の供給量となる用制御を行
う。
【0008】また、粘度変化を緩和させる為、接着剤容
器に冷却機構を具備しさらなる、供給量安定化を図っ
た。
器に冷却機構を具備しさらなる、供給量安定化を図っ
た。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明による自動フェルール
取付け装置について説明する。
取付け装置について説明する。
【0010】図2は本発明による自動フェルール取付け
装置概略斜視図であり、図3は本発明による自動フェル
ール取付け装置正面図・側面図である。
装置概略斜視図であり、図3は本発明による自動フェル
ール取付け装置正面図・側面図である。
【0011】次に動作を説明する。まず、前準備として
マガジン10にフェル−ル1を数十個セットし、ディス
ペンサ4には接着剤5を供給しておく。そして操作パネ
ル11の起動スイッチによりヒータハンド12がシリン
ダ13により前進しマガジン10に装填されたフェルー
ル1の位置まで移動しヒータハンド12によりフェルー
ル1を把持し切り出しを行った後、元の位置に戻る。ヒ
ータハンド12の先端部にはヒータ2が具備してあり、
実験にて得られたフェルール1の温度約80度になる
様、ヒータコントローラで制御している。そして一定時
間以上経過するとフェルールハンド3がXYロボット1
5により移動し暖められたフェルール1を把持する。そ
してディスペンサ4のノズル位置まで移動し接着剤5を
所定の量約0.007gを吐出する。その後ロボットに
より吸引機構6まで移動しフェルール1先端から吸引し
接着剤5をフェルール1の微細孔に充填させ、回転機構
16の回転によりフェルールハンド3は180度回転す
る。以上の工程と平行して芯線7を把持したロボットハ
ンド8が移動し芯線7が芯線ガイド17のガイドに案内
され一定の位置に位置決めされ待機状態にする。そして
ロボットハンド8が移動し、位置決めされた芯線7にフ
ェルール1を挿入しフェルールハンド8がフェルールを
解除し取付けが完了する。その後取付けチェックとして
芯線7の突き出し量や、接着剤5のはみ出し量などをセ
ンサ等により検出良否判定を行う。
マガジン10にフェル−ル1を数十個セットし、ディス
ペンサ4には接着剤5を供給しておく。そして操作パネ
ル11の起動スイッチによりヒータハンド12がシリン
ダ13により前進しマガジン10に装填されたフェルー
ル1の位置まで移動しヒータハンド12によりフェルー
ル1を把持し切り出しを行った後、元の位置に戻る。ヒ
ータハンド12の先端部にはヒータ2が具備してあり、
実験にて得られたフェルール1の温度約80度になる
様、ヒータコントローラで制御している。そして一定時
間以上経過するとフェルールハンド3がXYロボット1
5により移動し暖められたフェルール1を把持する。そ
してディスペンサ4のノズル位置まで移動し接着剤5を
所定の量約0.007gを吐出する。その後ロボットに
より吸引機構6まで移動しフェルール1先端から吸引し
接着剤5をフェルール1の微細孔に充填させ、回転機構
16の回転によりフェルールハンド3は180度回転す
る。以上の工程と平行して芯線7を把持したロボットハ
ンド8が移動し芯線7が芯線ガイド17のガイドに案内
され一定の位置に位置決めされ待機状態にする。そして
ロボットハンド8が移動し、位置決めされた芯線7にフ
ェルール1を挿入しフェルールハンド8がフェルールを
解除し取付けが完了する。その後取付けチェックとして
芯線7の突き出し量や、接着剤5のはみ出し量などをセ
ンサ等により検出良否判定を行う。
【0012】本装置は、接着剤5の粘度の計時変化に対
応する様15分単位で接着剤5の吐出時間及び吸引時間
をディスペンスコントローラ18により変え、さらに計
時変化を緩和する様接着剤5を入れたディスペンサ容器
に冷却装置19を具備し約17になる様コントロールし
ている。
応する様15分単位で接着剤5の吐出時間及び吸引時間
をディスペンスコントローラ18により変え、さらに計
時変化を緩和する様接着剤5を入れたディスペンサ容器
に冷却装置19を具備し約17になる様コントロールし
ている。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、光ケーブルのフェルー
ル挿入を容易に行うことが可能となる為作業時間の短縮
が図れる。また、自動化により省人化が可能となる。さ
らに品質向上が図れる。
ル挿入を容易に行うことが可能となる為作業時間の短縮
が図れる。また、自動化により省人化が可能となる。さ
らに品質向上が図れる。
【図1】本発明による自動フェルール取付け方式の概略
図である。
図である。
【図2】本発明による自動フェルール取付け装置概略斜
視図である。
視図である。
【図3】本発明による光ファイバのフェルール取付け方
法の概略工程図である。
法の概略工程図である。
1…フェルール、2…ヒータ、3…フェルールハンド、
4…ディスペンサ、5…接着剤、6…吸引機構、7…芯
線、8…ロボットハンド、10…マガジン、11…操作
パネル、12…ヒータハンド、13…シリンダ、14…
ヒータコントローラ、15…XYロボット、16…回転
機構、17…芯線ガイド、18…ディスペンスコントロ
ーラ、19…冷却装置。
4…ディスペンサ、5…接着剤、6…吸引機構、7…芯
線、8…ロボットハンド、10…マガジン、11…操作
パネル、12…ヒータハンド、13…シリンダ、14…
ヒータコントローラ、15…XYロボット、16…回転
機構、17…芯線ガイド、18…ディスペンスコントロ
ーラ、19…冷却装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 誠 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所エンタープライズサーバー事業部 内 Fターム(参考) 2H036 QA23 QA24
Claims (3)
- 【請求項1】 光ファイバの組立おける芯線をフェルー
ル内に挿入し接着剤により接着・固定させる工程に於い
て、フェルールを加熱後、接着剤を供給し、接着剤の粘
度を低下流動化させた後、フェルール先端から接着剤を
吸引し、フェルール微細孔に充填させ光ファイバ芯線を
挿入する事を特徴とした光ファイバのフェルール取付け
方法。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載の組立方法にフェル
ール内に供給する接着剤の容器に冷却機構を具備し、接
着剤の粘度変化を緩和させ安定した供給を行う事を特徴
とした光ファイバ取付け方法。 - 【請求項3】 前記請求項1及び2に記載の組立方法に
一定時間単位に接着剤吐出量と吸引時間を可変可能な機
構及び制御装置を具備し、常に一定の供給量になるよう
にした事を特徴とする光ファイバ取付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000192676A JP2002006171A (ja) | 2000-06-22 | 2000-06-22 | 光ファイバのフェルール取付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000192676A JP2002006171A (ja) | 2000-06-22 | 2000-06-22 | 光ファイバのフェルール取付け方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002006171A true JP2002006171A (ja) | 2002-01-09 |
Family
ID=18691779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000192676A Pending JP2002006171A (ja) | 2000-06-22 | 2000-06-22 | 光ファイバのフェルール取付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002006171A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3871026A4 (en) * | 2018-10-24 | 2022-07-20 | CommScope Technologies LLC | EPOXY DISTRIBUTION CONTROL IN FIBER OPTIC CONNECTORS |
-
2000
- 2000-06-22 JP JP2000192676A patent/JP2002006171A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3871026A4 (en) * | 2018-10-24 | 2022-07-20 | CommScope Technologies LLC | EPOXY DISTRIBUTION CONTROL IN FIBER OPTIC CONNECTORS |
US11525961B2 (en) | 2018-10-24 | 2022-12-13 | Commscope Technologies Llc | Control of epoxy dispensing into fiber optic connectors |
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