JP2002005978A - 検査装置、及び検査装置の給電装置 - Google Patents

検査装置、及び検査装置の給電装置

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JP2002005978A
JP2002005978A JP2000187535A JP2000187535A JP2002005978A JP 2002005978 A JP2002005978 A JP 2002005978A JP 2000187535 A JP2000187535 A JP 2000187535A JP 2000187535 A JP2000187535 A JP 2000187535A JP 2002005978 A JP2002005978 A JP 2002005978A
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voltage
power supply
line
branch
tuner
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JP2000187535A
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Nao Maeda
奈央 前田
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出荷検査において複数の被検査機器に安定し
た駆動電圧を簡単な構成で供給できるようにすること。 【解決手段】 チューナの検査装置において、電源装置
1から複数のチューナに対して駆動電圧を供給する電圧
供給ライン及びグランドラインにおける電圧降下が、定
格電圧の許容範囲内となるように、電圧供給ライン及び
グランドラインを配線すると共に、電源装置1の出力電
圧をコントロールするための第1の検出点と第2の検出
点を電圧供給ライン及びグランドラインにそれぞれ配置
することで、電源装置1から複数のチューナ20−1〜
20−nに対して適正な検査用直流電圧を供給できるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複数の電子
機器の検査を行うのに好適な検査装置、及びそのような
検査装置に好適な給電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から例えばテレビジョン受像機に備
えられるチューナの製造工程では、その出荷前にチュー
ナ単体で周波数特性などの各種測定を行う出荷検査が行
われている。
【0003】図16にチューナの出荷検査を行うことが
できる検査装置の概略構成を示す。この図16に示す検
査装置は、破線で囲って示した電源装置100、パーソ
ナルコンピュータ104、測定器105、スイッチユニ
ット110、及びシールドボックス120により構成さ
れ、被検査機器とされる複数のチューナ130−1,1
30−2・・・130−nを、例えば外部の影響を受け
ないシールドボックス120内にセットして出荷検査が
行われる。
【0004】電源装置100は、センシング部101、
コントローラ102、及び電圧供給部103から構成さ
れ、シールドボックス120内にセットされた複数のチ
ューナ130−1,130−2・・・130−nに検査
用の駆動電圧を供給するものとされる。センシング部1
01は、電圧供給ライン及びグランドラインの所要位置
にて検出された検出電圧+S,−Sのセンシングを行っ
ており、そのセンシング結果をコントローラ102に出
力する。コントローラ102は、センシング部101の
出力に基づいて、電圧供給部103から出力される直流
出力電圧+Vの電圧レベルをコントロールするようにさ
れる。
【0005】この場合、電圧供給部103からの電圧供
給ラインはスイッチユニット110のスイッチ110−
1を介して各チューナ130−1〜130−nの電圧入
力端子に接続されると共に、そのグランドラインはスイ
ッチ110−2を介して各チューナ130−1〜130
−nのグランド端子に接続される。また各電圧供給ライ
ン及びグランドラインには、それぞれ破線で示すような
電圧検出ラインが接続されており、これらの電圧検出ラ
インがそれぞれスイッチユニット110のスイッチ11
0−3、及び110−4を介してセンシング部101に
接続されている。
【0006】パーソナルコンピュータ104は、シール
ドボックス120内にセットされたチューナ130−1
〜130−nの検査に必要な各種測定器105を制御す
るために設けられている。また、パーソナルコンピュー
タ104は、電源装置100から出力される直流出力電
圧+Vの電圧レベルを設定できると共に、スイッチユニ
ット110の4つのスイッチ110−1〜110−4を
連動させて切替制御することが可能とされる。
【0007】このような構成とされる検査装置におい
て、シールドボックス120内にセットした複数のチュ
ーナ130−1〜130−nの内、例えばチューナ13
0−1の検査を行う時は、パーソナルコンピュータ10
4によりスイッチユニット110の各スイッチ110−
1〜110−4がチューナ130−1に接続されるよう
に制御される。これにより、電源装置100の給電線路
(電圧供給ラインとグランドライン)がチューナ130
−1に接続され、チューナ130に検査用の駆動電圧
(チューナ駆動電圧)が供給される。
【0008】またこの時、チューナ130−1に供給さ
れているチューナ駆動電圧は、電源装置100のセンシ
ング部101に検出電圧+S,−Sとしてフィードバッ
クされており、センシング部101にて検出された検出
結果に基づいて、コントローラ102が電圧供給部10
3から出力される直流出力電圧+Vの電圧レベルが設定
電圧値となるようにコントロールすることから、チュー
ナ130−1には、所定の設定電圧が供給されている状
態のもとで各種検査を行うことができるものとされる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うにチューナ単体で各種検査を行う場合は、1つのチュ
ーナ(例えばチューナ130−1)に対して、複数の異
なるレベルの駆動電圧を供給する必要があるため、多数
のチューナを同時にセットして検査を行うことができる
検査装置を実際に構成する場合は、例えばチューナ13
0に入力すべき検駆動電圧に対応した数(例えば5個)
のスイッチユニット110を設ける必要があった。
【0010】しかしながら、スイッチユニット110は
比較的高価とされるため、複数のスイッチユニット11
0を用いる従来の検査装置では、コストがかかるという
欠点があった。また、スイッチユニット110を用いた
場合は、スイッチの接点不良等による故障が発生し易
く、その信頼性が低下するという欠点もあった。
【0011】また、上記したような従来の検査装置で
は、各チューナ130−1〜130−nに対して入力す
べき検査用の駆動電圧の許容範囲を定格電圧の±5%以
内とする必要がある。このため、電源装置100から各
チューナ130−1〜130−nに駆動電圧を供給する
際には、給電線路の線路抵抗により発生する電圧降下に
よって、各チューナ130−1〜130−nに供給され
る駆動電圧が許容範囲から外れないように給電線路を引
き回す必要があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記したような
点を鑑みてなされたものであり、本発明の検査装置は、
複数の被検査機器に対して所定の直流電圧を給電するこ
とができる直流電圧供給手段と、直流電圧供給手段の正
極側と複数の被検査機器の正極側とを並列に接続する第
1の給電線路と、直流電圧供給手段の負極側と複数の被
検査機器の負極側とを並列に接続する第2の給電線路
と、第1の給電線路の所要位置に設けられる第1の検出
点の電位と、第2の給電線路の所要位置に設けられる第
2の検出点の電位から得られる検出電圧に基づいて、直
流電圧供給手段の出力電圧レベルを制御する制御手段
と、第1の給電線路及び第2の給電線路における電圧降
下が所定の電圧レベル範囲内となるように、第1及び第
2の給電線路と、第1及び第2の検出点にそれぞれ接続
される第1の検出線路及び第2の検出線路を分岐するこ
とができる分岐盤とを備えて構成するようにした。
【0013】また、本発明の検査装置の給電装置は、複
数の被検査機器に対して所定の直流電圧を給電すること
ができる電圧供給手段と、電圧供給手段の正極側と複数
の被検査機器の正極側とを並列に接続する第1の給電線
路と、直流電圧供給手段の負極側と複数の被検査機器の
負極側とを並列に接続する第2の給電線路と、第1の給
電線路の所要位置に設けられる第1の検出点と、第2の
給電線路の所要位置に設けられる第2の検出点から検出
される検出電圧に基づいて、直流電圧供給手段の出力電
圧レベルを制御する制御手段と、第1及び第2の給電線
路における電圧降下が所定の電圧レベル範囲内となるよ
うに、第1及び第2の給電線路と、第1及び上記第2の
検出点に接続される第1及び第2の検出線路を分岐する
ことができる分岐盤とを備えるようにした。
【0014】本発明によれば、直流電圧供給手段から複
数の被検査機器に対して駆動電圧を供給する第1及び第
2の給電線路における電圧降下が、所定の電圧レベル範
囲内となるように、分岐盤により第1及び第2の給電線
路と、第1及び第2の検出線路をそれぞれ分岐すること
で、直流電圧供給手段から複数の被検査機器に対して適
正な検査用の直流電圧を供給することが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態とされ
るチューナの出荷検査を行う検査装置の概略構成を示し
た図である。この図1に示す本実施の形態とされる検査
装置は、破線で囲って示した電源装置1、パーソナルコ
ンピュータ5、測定器6、及びシールドボックス10に
よって構成され、被検査機器とされる複数のチューナ2
0−1,20−2・・・20−nが例えば外部の影響を
受けないシールドボックス10内にセットした状態で各
種検査を行えるようになっている。
【0016】電源装置1は、センシング部2、コントロ
ーラ3、及び電圧供給部4によって構成されており、シ
ールドボックス10内にセットされたチューナ20−
1,20−2・・・20−nに検査用の駆動電圧を供給
する。センシング部2は、電圧供給ライン及びグランド
ラインの所要位置にて検出された検出電圧+S,−Sの
センシングを行っており、そのセンシング結果をコント
ローラ3に出力する。コントローラ3は、センシング部
2の出力に基づいて、電圧供給部4から出力される直流
出力電圧+Vの電圧レベルをコントロールしている。
【0017】この場合、電源装置1の電圧供給ライン
(第1の給電線路)は、例えばシールドボックス10内
で分岐され、各チューナ20−1〜20−nの電圧入力
端子に対して並列に接続されると共に、そのグランドラ
イン(第2の給電線路)も例えばシールドボックス内1
0で分岐されて各チューナ20−1〜20−nのグラン
ド端子に対して並列に接続されている。
【0018】パーソナルコンピュータ5は、シールドボ
ックス10内にセットしたチューナ20−1〜20−n
の出荷検査に必要な各種測定器6の制御や、その測定結
果の管理等を行うものとされる。また、パーソナルコン
ピュータ5は、電源装置1から出力される直流出力電圧
+Vの電圧レベルの設定を行う。
【0019】なお、本実施の形態では、説明を分かりや
すくするため、電源装置1から各チューナ20−1〜2
0−nに対して1つのチューナ駆動電圧が入力されてい
る状態が示されているが、実際に検査を行う時は、1又
は複数の電源装置1から各チューナ20−1〜20−n
にそれぞれ複数の駆動電圧(例えばレベルが異なる5つ
の駆動電圧)を供給する必要がある。
【0020】測定器6は、シールドボックス10内にセ
ットしたチューナ20−1〜20−nの周波数特性等の
性能を測定するのに必要な各種測定機器、例えば複数台
の信号発生器、スペクトラムアナライザ、NFメータ、
DMM、ロックインボルトメータ、高周波リレー、SW
Rブリッジ、及び各種フィルタ等とされる。
【0021】従って、このような構成とされる検査装置
では、シールドボックス10内にセットされた全てのチ
ューナ20−1〜20−nに対して、電源装置1から所
定の直流出力電圧+Vが供給されている状態のもとで、
測定器6により各チューナ20−1〜20−nの出荷検
査が行われることになる。
【0022】ところで、図1に示したような検査装置で
は、各チューナ20−1〜20−nに実際に入力される
駆動電圧が許容範囲から外れないように構成する必要が
ある。つまり、電源装置1と、この電源装置1と各チュ
ーナ20−1〜20−nを接続する給電線路(電圧供給
ライン及びグランドライン)とを給電装置として考えた
場合は、このような給電装置から各チューナ20−1〜
20−nに供給される駆動電圧が許容範囲から外れない
ように構成する必要がある、しかしながら、実際には給
電線路において発生する電圧降下、或いは電源装置1に
フィードバックする検出電圧+S,−Sの検出位置等に
よって、各チューナ20−1〜20−nに供給される駆
動電圧にバラツキが発生することになる。
【0023】そこで、本実施の形態の検査装置には、複
数のチューナ20−1〜20−nに入力されるチューナ
駆動電圧のバラツキを許容範囲内とすることができる給
電装置を設けるようにしている。
【0024】ここで、後に説明する本実施の形態とされ
る給電装置との比較として、チューナの検査装置に一般
的な給電装置を適用した際に、各チューナに入力される
チューナ駆動電圧について説明しておく。図13は複数
のチューナに対して駆動電圧を供給する給電装置の一般
的な配線例を示した図である。なお、この図13に示す
例では4つのチューナ20−1,20−2,20−3,
20−4に対して並列に駆動電圧を供給する場合が示さ
れている。
【0025】この場合、この図には示していない電源装
置1からの太線で示した電圧供給ラインが分岐点b1で
分岐され、その一方の分岐線路がチューナ20−1に接
続される。そして、分岐点b1で分岐された他方の分岐
線路が分岐点b2で再び分岐されて、その一方の分岐線
路がチューナ20−2に接続されると共に、他方の分岐
線路がさらに分岐点b3で分岐されてチューナ20−3
及び20−4に接続されている。
【0026】また実線で示したグランドラインが分岐点
b4で分岐され、その一方の分岐線路がチューナ20−
1に接続される。そして、分岐点b4で分岐された他方
の分岐線路が分岐点b5で再び分岐されて、その一方の
分岐線路がチューナ20−2に接続されると共に、他方
の分岐線路がさらに分岐点b6で分岐されてチューナ2
0−3及び20−4に接続されている。
【0027】そして、電源装置1からの電圧供給ライン
及びグランドラインがそれぞれ最初に分岐される分岐点
b1,b4において検出される検出電圧+S,−Sを、電
源装置1のセンシング部2にて検出を行い、コントロー
ラ3の制御によって電圧供給部4から出力される直流出
力電圧+Vをコントロールすることが考えられる。
【0028】しかしながら、この場合は電源装置1と各
チューナ20−1〜20−4間の各給電線路の長さが異
なると共に、電圧検出ラインが接続された分岐点b1,
b4から各チューナ20−1〜20−4までの給電線路
の長さも異なるため、各チューナ20−1〜20−4に
供給される駆動電圧にバラツキが発生する。例えば図1
3に示すように各分岐点b1〜b6において分岐された分
岐線路の各線路抵抗をそれぞれR1〜R6、R11〜R18と
すると、図13に示す給電線路は図14のように示すこ
とができる。
【0029】ここで、各チューナ20−1〜20−4に
おいて消費される消費電流をそれぞれI1,I2,I3,
I4とすると、線路抵抗R1には各チューナ20−2〜2
0−4において消費される電流I2〜I4の合成電流I11
(I11=I2+I3+I4)が流れる。また、線路抵抗R2
には各チューナ20−3,20−4において消費される
電流I3,I4の合成電流I12(I12=I3+I4)が流
れ、線路抵抗R3及びR14には電流I13としてチューナ
20−4において消費される電流I4が流れることにな
る。
【0030】同様に、線路抵抗R4には各チューナ20
−2〜20−4を流れる電流I2〜I4の合成電流I14
(I14=I2+I3+I4)が流れ、線路抵抗R5には各チ
ューナ20−3,20−4を流れる電流I3,I4の合成
電流I15(I15=I3+I4)が流れる。また、線路抵抗
R6及びR18にはチューナ20−4を流れる電流I4が電
流I16として流れることになる。
【0031】また、図14に示すように、給電線路の各
電位をそれぞれV11〜V14、V21〜V24、V31〜V34、
V41〜V44とし、またコントローラ3の制御によって電
源装置1から出力される直流出力電圧+Vの電圧レベル
を、センシング部2にフィードバックされる検出電圧+
S,−S(分岐点b1−b4間の電圧)が所定の設定電圧
Vsとなるようにコントロールしたとする。
【0032】この場合、図14に示す給電線路の各部の
電位は、V11=Vs、V12=V11−R1×I11、V13=
V12−R2×I12、V14=V13−R3×I13、V21=0、
V22=V24+R4×I14、V23=V22+R5×I15、V24
=V23+R6×I16、V31=V11−R11×I1、V32=V
12−R12×I2、V33=V13−R13×I3、V34=V14−
R14×I4、V41=V21+R15×I1、V42=V22+R16
×I2、V43=V23+R17×I3、V44=V24+R18×I
4と求めることができる。
【0033】さらに上記設定電圧Vs=5V、各チュー
ナ20−1〜20−4の消費電流I1〜I4を0.3A、
線路抵抗R1〜R6及びR11〜R18の抵抗値をそれぞれ
0.1Ωとすると、上記図14に示した給電線路の各部
の電流値及び電圧値は図15に示すようになる。
【0034】この場合、各部の電位V11〜V14、V21〜
V24、V31〜V34、V41〜V44は、図15に示すように
なり、チューナ20−1に供給されるチューナ駆動電圧
は4.94Vとなる。従って、実際にチューナ20−1
に供給されるチューナ駆動電圧と設定電圧(5V)との
電圧差は−0.06Vとなる。また、チューナ20−2
に供給されるチューナ駆動電圧は4.76Vとなり、実
際にチューナ20−2に供給されるチューナ駆動電圧と
設定電圧との電圧差は−0.24Vとなる。同様にチュ
ーナ20−3及び20−4に供給されるチューナ駆動電
圧は、それぞれ4.64V、4.58Vとなり、実際に
チューナ20−3、20−4に供給されるチューナ駆動
電圧と設定電圧との電圧差は、それぞれ−0.36V及
び−0.42Vとなる。
【0035】従って、上記図13に示したように給電線
路が配されている給電装置からチューナ20−1〜20
−4にチューナ駆動電圧を供給した場合は、給電線路の
線路抵抗R1〜R6及びR11〜R18の電圧降下によって、
各チューナ20−1〜20−4に供給されるチューナ駆
動電圧にバラツキが生じることになる。
【0036】特に、チューナの検査装置では、チューナ
20−1〜20−nに対して入力すべき検査用の駆動電
圧の許容範囲が定格電圧の±5%の精度が要求されるた
め、上記図13に示したような給電線路の給電装置で
は、チューナ20−3及び20−4に供給されるチュー
ナ駆動電圧の許容範囲(5V±5%=4.75V〜5.
25V)から外れてしまうという不具合が生じることに
なる。
【0037】以下、本実施の形態とされる給電装置の配
線例について説明する。図2は、本実施の形態とされる
給電装置の給電線路一例を示した図である。なお、この
図2においても、4つのチューナ20−1,20−2,
20−3,20−4に対して並列に駆動電圧を供給する
ものとする。
【0038】この場合、この図には示していない電源装
置1からの太線で示されている電圧供給ラインが分岐点
b1において分岐されて、各チューナ20−1〜20−
4に対して並列に接続されていると共に、実線で示した
グランドラインが分岐点b2において分岐されて、各チ
ューナ20−1〜20−4に対して並列に接続されてい
る。
【0039】そして、電源装置1からの電圧供給ライン
及びグランドラインをそれぞれ分岐する分岐点b1,b2
において検出される検出電圧+S,−Sを電源装置1の
電圧供給部4にフィードバックして、電源装置1から出
力される直流出力電圧+Vをコントロールするようにし
ている。
【0040】ここで、分岐点b1において分岐された分
岐線路の線路抵抗をそれぞれR11〜R14、分岐点b2に
おいて分岐された分岐線路の線路抵抗をそれぞれR15〜
R18と仮定すると、図2に示す給電装置の給電線路は図
3のように示すことができる。
【0041】また各チューナ20−1〜20−4におい
て消費される消費電流をそれぞれI1〜I4、各部の電位
をそれぞれV31〜V34、V41〜V44とすると、図3に示
す給電線路の各部の電位は、V31=V11−R11×I1、
V32=V11−R12×I2、V33=V11−R13×I3、V34
=V11−R14×I4、V41=V21+R15×I1、V42=V
21+R16×I2、V43=V21+R17×I3、V44=V21+
R18×I4となる。
【0042】さらに上記設定電圧Vs=5V、各チュー
ナ20−1〜20−4の消費電流I1〜I4を0.3A、
線路抵抗R1〜R6及びR11〜R18の抵抗値をそれぞれ
0.1Ωとすると、上記図3に示した給電線路における
各部の電流値及び電圧値は図4に示すようになる。
【0043】この場合、各部の電位V31〜V34、V41〜
V44は図4に示すようになり、各チューナ20−1〜2
0−4に供給されるチューナ駆動電圧は4.94Vとな
る。よって、各チューナ20−1〜20−4に供給され
るチューナ駆動電圧と設定電圧(5V)との電圧差は−
0.06Vとなる。
【0044】従って、図2のように給電線路が配線され
た給電装置を、図1に示したチューナの検査装置に設け
るようにすれば、シールドボックス10内にセットされ
た各チューナ20−1〜20−4に対して、定格電圧の
許容範囲内で、しかもバラツキのないチューナ駆動電圧
を供給することができるようになる。
【0045】また、本実施の形態の給電装置では、従来
のように給電線路に対して、比較的高価なスイッチユニ
ットを設ける必要がないので、その分だけ装置の低コス
ト化を図ることができると共に、スイッチの接点不良等
による故障が発生することもなく、信頼性を向上させる
ことができる。また、スイッチユニットの制御を行う必
要がないので、パーソナルコンピュータによりスイッチ
ユニットを制御する制御プログラムを作成する必要がな
いという利点もある。
【0046】特に、本発明を複数の駆動電圧が必要とさ
れるチューナの検査装置に適用した場合は、複数個のス
イッチユニットを削減できるため、装置のコストを大幅
に低減することが可能になる。
【0047】上記図2に示したような給電装置を実現す
るには、電源装置1と各チューナ20−1〜20−nを
接続する電圧供給ラインとグランドラインを、例えばシ
ールドボックス10内に分岐盤を設けるなどして並列に
分岐する必要がある。
【0048】ここで、上記図2に示した給電装置を実現
するための分岐盤による電圧供給ラインの分岐例を図5
に示す。この図5に示す分岐盤30には、複数の分岐端
子が設けられ、分岐端子30cに電源装置1からの電圧
供給ライン31と電圧検出ライン32が接続される。ま
た、分岐端子30a,30b及び30d、30eには、
各チューナに接続される電圧供給ライン33a,33
b,33c,33dが接続される。そして、分岐端子3
0cと分岐端子30a,30b及び30d,30eとの
間を、例えば配線抵抗が無視できる程度の短い配線を用
いて接続するようにしている。なお、図示していないが
給電装置のグランドラインも分岐盤30を用いて同様に
分岐配線されている。
【0049】しかしながら、図5に示したような分岐配
線は、電源装置1からの電圧供給ライン31を、各チュ
ーナに接続される電圧供給ライン33a〜33dと接続
するために分岐端子30cにおいて全てのラインを接続
する必要がある。また、チューナの検査装置では、給電
線路(電圧供給ライン及びグランドライン)を流れるト
ータル電流が約0.6Aと比較的大きいことから、給電
線路の線径は約0.1mm程度と太めのケーブル(例えば
製品名「AWG20」)を用いる必要がある。このた
め、分岐盤30の分岐端子30cに全てのラインを接続
するような分岐配線を実際に行うのは比較的面倒である
ことが予想される。
【0050】そこで、次に分岐盤30による分岐配線が
容易とされる給電装置の配線例について説明する。図6
に、本実施の形態とされる給電装置の他の配線例を示
す。なお、この図6においても、4つのチューナ20−
1,20−2,20−3,20−4に対して並列に駆動
電圧を供給するものとする。この場合は、電源装置1か
らの電圧供給ラインが分岐点b1で分岐されて、その一
方の分岐線路がチューナ20−4に接続される。そし
て、分岐点b1で分岐された他方の分岐線路が分岐点b2
で再び分岐され、その一方の分岐線路がチューナ20−
3に接続されると共に、他方の分岐線路がさらに分岐点
b3で分岐されてチューナ20−2及び20−1に接続
される。
【0051】一方、電源装置1からのグランドライン
は、上記図13と同様に、分岐点b4で分岐され、その
一方の分岐線路がチューナ20−1に接続される。そし
て、分岐点b4で分岐された他方の分岐線路が分岐点b5
で再び分岐されて、その一方の分岐線路がチューナ20
−2に接続されると共に、他方の分岐線路がさらに分岐
点b6で分岐されてチューナ20−3及び20−4に接
続されている。
【0052】そして、電源装置1からの電圧供給ライン
及びグランドラインをそれぞれ分岐する分岐点b1,b4
において検出される検出電圧+S,−Sが電源装置1の
センシング部2に入力されており、コントローラ3を介
して電圧供給部4にフィードバックして電圧供給部4か
ら出力される直流出力電圧+Vをコントロールするよう
にしている。
【0053】この場合も、各分岐点b1〜b6において分
岐された分岐線路の線路抵抗をそれぞれR1〜R6、R11
〜R18とすると、図6に示す給電線路は図7のように示
すことができる。そして、各チューナ20−1〜20−
4を流れる電流をそれぞれI1,I2,I3,I4とする
と、線路抵抗R3にはチューナ20−1〜20−3の合
成電流I13(I13=I1+I2+I3)が流れ、線路抵抗
R2にはチューナ20−1,20−2の合成電流I12
(I12=I1+I2)が流れることになる。また、線路抵
抗R1,R11にはチューナ20−1の電流I11(I11=
I1)が流れることになる。
【0054】同様に、線路抵抗R4にはチューナ20−
2〜20−4を流れる電流I2〜I4の合成電流I14(I
14=I2+I3+I4)が流れ、線路抵抗R5にはチューナ
20−3〜20−4の合成電流I15(I15=I3+I4)
が流れる。また、線路抵抗R6,R18にはチューナ20
−4の電流I16(I16=I4)が流れることになる。
【0055】そして、図7に示すように、各部の電位を
それぞれV11〜V14、V21〜V24、V31〜V34、V41〜
V44とし、上記設定電圧Vs=5V、各チューナ20−
1〜20−4の消費電流I1〜I4を0.3A、線路抵抗
R1〜R6及びR11〜R18の抵抗値をそれぞれ0.1Ωと
すると、上記図7に示した給電線路における各部の電流
値及び電圧値は図8に示される。
【0056】この場合、各部の電位V11〜V14、V21〜
V24、V31〜V34、V41〜V44は、図のようになり、チ
ューナ20−1に供給されるチューナ駆動電圧は4.9
4Vとなる。従って、実際にチューナ20−1に供給さ
れるチューナ駆動電圧と設定電圧(5V)との電圧差は
−0.06Vとなる。また、チューナ20−2に供給さ
れるチューナ駆動電圧は4.88Vとなり、実際にチュ
ーナ20−2に供給されるチューナ駆動電圧と設定電圧
との電圧差は−0.12Vとなる。同様にチューナ20
−3及び20−4に供給されるチューナ駆動電圧は、そ
れぞれ4.88V、4.94Vとなり、実際にチューナ
20−3、20−4に供給されるチューナ駆動電圧と設
定電圧との電圧差は、それぞれ−0.12V、−0.0
6Vとなる。
【0057】従って、図6のように給電線路が配線され
た給電装置を、図1に示したチューナの検査装置に適用
した場合も、シールドボックス10内にセットされた各
チューナ20−1〜20−4に定格駆動電圧の許容範囲
内で、しかもバラツキのないチューナ駆動電圧を供給す
ることができ、上記図2に示した給電装置と同様の効果
が得られるものとされる。
【0058】ここで、上記図6に示した給電装置を実現
するための分岐盤による電圧供給ラインの分岐例を図9
に示す。この図9に示す分岐盤30においても複数の分
岐端子が設けられ、分岐端子30a〜30dには各チュ
ーナに電圧を供給するための電圧供給ライン33a〜3
3dを接続するようにされる。また、分岐端子30aに
は電源装置1からの電圧供給ライン31を接続すると共
に、分岐端子30dには電圧検出ライン32を接続す
る。そして、分岐端子30aと分岐端子30bとの間を
分岐線路34aにより接続し、分岐端子30bと分岐端
子30cの間を分岐線路34bにより接続する。さらに
分岐端子30cと分岐端子30dとの間を分岐線路34
cによって接続することになる。なお、この場合も電源
装置1のグランドラインが分岐盤30によって同様に分
岐配線されることになる。
【0059】従って、図6のように給電装置を構成すれ
ば、例えば図5に示したように分岐端子30cに各チュ
ーナへ電圧を供給するための電圧供給ライン33a〜3
3dを集中的に接続する必要がなく、電圧供給ラインと
グランドラインの分岐配線をそれだけ容易に行うことが
可能になる。即ち、図6に示すような給電装置を検査装
置に適用すれば、上述したような効果に加えて分岐盤3
0による分岐配線が容易になるという利点もある。
【0060】図10は本実施の形態とされる給電装置の
さらに他の給電線路の配線例を示した図である。なお、
この図10においても、4つのチューナ20−1,20
−2,20−3,20−4に対して並列に駆動電圧を供
給するものとする。
【0061】この場合も、この図には示していない電源
装置1からの電圧供給ラインが分岐点b1で分岐され
て、チューナ20−3,20−4に接続されると共に、
分岐線路の一部が分岐点b2で再び分岐されてチューナ
20−1及び20−2に接続される。また電源装置1か
らのグランドラインは、分岐点b3で分岐されてチュー
ナ20−1,20−2に接続されると共に、その分岐線
路の一部が分岐点b4で分岐されてチューナ20−3及
び20−4に接続される。
【0062】そして、電源装置1からの電圧供給ライン
及びグランドラインをそれぞれ分岐する分岐点b1,b3
において検出される検出電位+S,−Sがパーソナルコ
ンピュータ5にフィードバックされて、電源装置1から
出力される直流出力電圧+Vの電圧レベルがコントロー
ルされる。
【0063】この場合も各分岐点b1〜b4において分岐
された分岐線路の線路抵抗を、それぞれR1〜R6、R11
〜R18とすると、図10に示す給電線路は図11のよう
に示すことができる。そして、これまで同様に、図11
に示す各部の電位をそれぞれV11〜V14、V21〜V24、
V31〜V34、V41〜V44とし、分岐点b1,b3間の設定
電圧Vsを5V、各チューナ20−1〜20−4の消費
電流I1〜I4を0.3A、線路抵抗R1〜R6及びR11〜
R18の抵抗値をそれぞれ0.1Ωとすると、上記図11
に示した給電線路における各部の電流値及び電圧値は図
12に示される。
【0064】この場合、各部の電位V11〜V14、V21〜
V24、V31〜V34、V41〜V44は、図12のようにな
る。従って、チューナ20−1に供給されるチューナ駆
動電圧は4.82V、チューナ20−2のチューナ駆動
電圧は4.88V、チューナ20−3のチューナ駆動電
圧は4.88V、チューナ20−4のチューナ駆動電圧
は4.88Vとなり、各チューナ20−1〜20−4に
供給されるチューナ駆動電圧と設定電圧(5V)との電
圧差は−0.12V〜−0.18Vとなる。
【0065】つまり、図10のように給電線路が配線さ
れた給電装置を、図1に示した検査装置に適用した場合
も、シールドボックス10内にセットされた各チューナ
20−1〜20−4に定格駆動電圧の許容範囲内で、し
かもバラツキのないチューナ駆動電圧を供給することが
でき、これまでと同様の効果が得られるものとされる。
また、図示していないが分岐盤30による分岐も電圧検
出ライン32を接続する分岐端子の位置が異なる以外は
図9と同様とされるため、分岐盤30による分岐が容易
になるという効果もある。
【0066】なお、本実施の形態において、これまで説
明した給電装置の配線例はあくまでも一例であり、本発
明の給電装置の配線例としては、このような構成に限定
されるものでなく、例えば給電装置から各チューナに供
給されるチューナ駆動電圧が定格電圧の許容範囲内とな
るように配線であれば良いことはいうまでもない。
【0067】また、本実施の形態では、本発明の検査装
置をチューナの検査装置とした場合を例に挙げて説明し
たが、チューナ以外の各種電子機器の検査装置に適用す
ることも可能である。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は直流電圧
供給手段から複数の被検査機器に対して駆動電圧を供給
する第1の給電線路と第2の給電線路における電圧降下
が所定の電圧レベル範囲内となるように、分岐盤によっ
て第1及び第2の給電線路と第1及び第2の検出電圧線
路を分岐するようにした。これにより、直流電圧供給手
段と複数の各被検査機器とを接続する給電線路において
発生する電圧降下のバラツキを抑制して、例えば定格駆
動電圧の許容範囲内とされる適正な検査用直流電圧を供
給することが可能になる。
【0069】また、分岐盤に複数の分岐端子を設け、各
分岐端子に被検査機器からの第1及び第2の給電線路を
それぞれ接続すると共に、第1の給電線路が接続された
分岐端子間と、第2の給電線路が接続された分岐端子間
をそれぞれ分岐線路によって接続する。そして、直流電
圧供給手段からの第1及び第2の給電線路と、第1及び
第2の検出電圧線路を所定の分岐端子に接続すれば、分
岐盤による第1及び第2の給電線路と、第1及び第2の
検出線路の分岐を容易に行うことが可能になる。
【0070】また、従来の検査装置に設けられていたス
イッチユニットを削除することができるので、それだけ
検査装置のコストを削減することができると共に、スイ
ッチの接点不良に伴う故障の発生がなく検査装置の信頼
性を高めることができる。さらに、スイッチユニットの
削減に伴い、従来のようにスイッチユニットの切替制御
を行う必要がなく、スイッチユニットを制御するプログ
ラムの作成が必要ない等の利点もある。
【0071】特に、本発明を複数の異なるレベルの駆動
電圧が必要とされるチューナの検査装置に適用すれば、
複数のスイッチユニットの削減が可能になるため検査装
置の大幅なコスト削減が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態とされる検査装置の構成を
示した図である。
【図2】本実施の形態とされる給電装置の配線例を示し
た図である。
【図3】図2に示した給電線路を示した回路図である。
【図4】図3に示した回路の各部の電流値及び電圧値を
示した図である。
【図5】分岐盤に分岐の一例を示した図である。
【図6】本実施の形態とされる給電装置の給電線路の他
の配線例を示した図である
【図7】図5に示した給電線路を示した回路図である。
【図8】図6に示した回路の各部の電流値及び電圧値を
示した図である。
【図9】分岐盤による分岐例を示した図である。
【図10】本実施の形態とされる給電装置のさらに他の
給電線路の配線例を示した図である。
【図11】図10に示した給電線路を示した回路図であ
る。
【図12】図11に示した回路の各部の電流値及び電圧
値を示した図である。
【図13】一般的な給電線路の配線例を示した図であ
る。
【図14】図13に示した給電線路を示した回路図であ
る。
【図15】図14に示した回路の各部の電流値及び電圧
値を示した図である。
【図16】従来の検査装置の構成を示した図である。
【符号の説明】
1 電源装置、2 センシング部、3 コントローラ、
4 電圧供給部、5パーソナルコンピュータ、6 測定
器、10 シールドボックス、20−1〜20−n チ
ューナ、30 分岐盤、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被検査機器に対して所定の直流電
    圧を給電することができる直流電圧供給手段と、 上記直流電圧供給手段の正極側と上記複数の被検査機器
    の正極側とを並列に接続する第1の給電線路と、 上記直流電圧供給手段の負極側と上記複数の被検査機器
    の負極側とを並列に接続する第2の給電線路と、 上記第1の給電線路の所要位置に設けられる第1の検出
    点の電位と、上記第2の給電線路の所要位置に設けられ
    る第2の検出点の電位から得られる検出電圧に基づい
    て、上記直流電圧供給手段の出力電圧レベルを制御する
    制御手段と、 上記第1の給電線路及び第2の給電線路における電圧降
    下が所定の電圧レベル範囲内となるように、上記第1の
    給電線路及び第2の給電線路と、上記第1の検出点及び
    上記第2の検出点にそれぞれ接続される第1の検出線路
    及び第2の検出線路を分岐することができる分岐盤と、 を備えて構成されることを特徴とする検査装置。
  2. 【請求項2】 上記分岐盤は、複数の分岐端子を備え、 上記分岐端子に、上記被検査機器からの上記第1の給電
    線路及第2の給電線路をそれぞれ接続すると共に、 上記第1の給電線路が接続された分岐端子間、及び上記
    第2の給電線路が接続された分岐端子間を、それぞれ分
    岐線路によって並列に接続し、 上記直流電圧供給手段に接続された第1の給電線路及び
    第2の給電線路と、上記第1の検出線路及び第2の検出
    線路を、所定の分岐端子に接続することを特徴とする請
    求項1に記載の検査装置。
  3. 【請求項3】 上記被検査機器は、テレビジョン受像機
    のチューナであることを特徴とする請求項1に記載の検
    査装置。
  4. 【請求項4】 複数の被検査機器に対して所定の直流電
    圧を給電することができる直流電圧供給手段と、 上記直流電圧供給手段の正極側と上記複数の被検査機器
    の正極側とを並列に接続する第1の給電線路と、 上記直流電圧供給手段の負極側と上記複数の被検査機器
    の負極側とを並列に接続する第2の給電線路と、 上記第1の給電線路の所要位置に設けられる第1の検出
    点と、上記第2の給電線路の所要位置に設けられる第2
    の検出点から検出される検出電圧に基づいて、上記直流
    電圧供給手段の出力電圧レベルを制御する制御手段と、 上記第1の給電線路及び第2の給電線路における電圧降
    下が所定の電圧レベル範囲内となるように、上記第1の
    給電線路及び第2の給電線路と、上記第1の検出点及び
    上記第2の検出点に接続される第1の検出線路及び第2
    の検出線路を分岐することができる分岐盤と、 を備えていることを特徴とする検査装置の給電装置。
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