JP2002005081A - 扇風機 - Google Patents

扇風機

Info

Publication number
JP2002005081A
JP2002005081A JP2000190777A JP2000190777A JP2002005081A JP 2002005081 A JP2002005081 A JP 2002005081A JP 2000190777 A JP2000190777 A JP 2000190777A JP 2000190777 A JP2000190777 A JP 2000190777A JP 2002005081 A JP2002005081 A JP 2002005081A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
locking
support
locking piece
side wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000190777A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Morimoto
正雄 森本
Hideyoshi Inazumi
秀吉 稲積
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2000190777A priority Critical patent/JP2002005081A/ja
Publication of JP2002005081A publication Critical patent/JP2002005081A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】台部と基台との着脱を容易に行えると共に、支
柱部が転倒するおそれを低減する。 【解決手段】ファン2を駆動する送風部4を支持して立
設する支柱部6の下端に台部5を設け、この台部5の底
面積より大きな底面積を有する基台7に、台部5が着脱
自在に係止される保持部としての凹部8を形成し、台部
5を基台7に係止して扇風機本体1を設置した際、台部
5に、基台7の底面が当接する設置面Aに当接可能な支
持部としての係止片16や突片17を形成したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送風部を支持する
支柱部の台部と基台とが分離可能な扇風機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の扇風機として、特開平7−
253098号公報(F04D25/10)に、送風機
を有する支柱部の下端に台部を設け、この台部の底面積
より大きな基台に、前記台部が嵌合されてネジにて着脱
自在に取り付ける保持部を形成したものが知られている
が、ネジにて取り付けているので、着脱が面倒なもので
あった。
【0003】そこで、この点を解消して着脱作業を簡略
化するものとして、基台の保持部の側面に係止穴を設け
ると共に、台部に係止穴に係止される係止片を形成し、
ネジ止めすることなく容易に取り付けられるようにした
ものが提案されている。
【0004】しかしながら、支柱部の台部と基台間には
隙間が生じ、強固に固定できないので、首振り動作中の
特に伴い首振り動作を変更する際に送風部の慣性力によ
り支柱部がぐらつき、係止片の精度が悪いなど著しい場
合には転倒するおそれがあった。
【0005】また、支柱部の転倒等を防止するために、
係止片の強度を向上させ、係止穴に強固に係止できるよ
うにした場合、係止片を係止穴から取り外す際に係止片
を変形させ難くなり、支柱部と基台との分解作業が悪く
なるものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、台部と基台
との着脱を容易に行え、且つ、支柱部の転倒のおそれを
低減できる扇風機を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
の手段は、ファンを駆動する送風部を支持して立設する
支柱部の下端に台部を設け、この台部の底面積より大き
な底面積を有する基台に、前記台部が着脱自在に係止さ
れる保持部を形成した扇風機において、前記台部を前記
基台に係止して前記扇風機を設置した際、前記台部の少
なくとも一部に、前記基台の底面が当接する設置面に当
接可能な支持部を形成したものである。
【0008】上記構成において、詳述すれば、前記保持
部を、前記台部の側壁及び下部が当接する凹部で構成
し、この凹部の側壁に係止穴を形成すると共に、前記台
部側壁に前記係止穴に係止される係止片を形成したもの
である。
【0009】そして、前記係止片の端部を前記設置面ま
で延設させ、前記支持部を構成することが望ましい。
【0010】更に、前記係止穴に連なって、前記係止片
を前記設置面まで延設可能とする貫通穴を形成すること
が望ましい。
【0011】また、前記保持部を、前記台部の側壁が当
接される開口部で構成し、この開口部側壁に係止片を形
成すると共に、前記台部の側壁に前記係止片が係止され
る被係止部を形成してもよい。
【0012】前記支持部を複数箇所に分散して形成する
ことが望ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】図1乃至図5に本発明の扇風機に
おける第1の実施の形態を示し、以下、これらの図に基
づき説明する。
【0014】1は扇風機本体で、上部に、ファン2と、
ファン2を駆動する図示しないモータと、ファン2を覆
うガード3とからなる送風部4が設けられている。この
送風部4はモータの後方に設けられた図示しない首振り
機構により左右に首振り可能となっている。
【0015】この扇風機本体1は、前記送風部4を支持
して立設し、下端に台部5が設けられた支柱部6と、台
部5の底面積より大きな底面積を有し、底面を扇風機本
体1を設置する設置面Aに当接される基台7とから構成
され、台部5を基台7に着脱自在に係止して取り付けら
れるようになっている。
【0016】前記基台7には台部5の側壁5aと下部5
bが当接する保持部としての凹部8が形成されている。
この凹部8の側壁8aには、複数の係止穴9が形成され
ると共に、この係止穴9に連なって貫通穴10が形成さ
れている。また、凹部8の底壁8bには、係止穴9間に
位置して逃がし穴11が形成されている。
【0017】一方、前記台部5内には、モータを操作す
る操作ボタン12と、運転状態を表示するLED13と
を備えた基板14が配設されており、この基板14の下
方に、台部5の下部開口を覆うカバー15が設けられて
いる。
【0018】また、この台部5の側壁5aには前記係止
穴9に係止され、貫通穴10を貫通する係止片16と、
逃がし穴11を貫通する突片17とが、台部5を基台7
に係止して取り付けた際に、前記設置面Aに当接可能と
なるまで台部5の下部から延設されて形成されている。
これらの係止片16と突片17はほぼ等間隔に分散して
設けられており、ほぼ等間隔で設置面Aに当接するよう
になっている。
【0019】上記構成の扇風機本体1は、扇風機本体1
の設置面Aに底面を当接させた基台7の上方から、基台
7の凹部8に台部5を挿入することで、係止片16が係
止穴9に係止され取り付けられる。これにより、ネジ等
で固定することなく容易に取り付けることができる。
【0020】このようにして取り付けられた扇風機本体
1は、上述の如く、係止片16と突片17を設置面Aに
当接可能に延設して形成されていることから、係止片1
6の強度を極端に強くしなくても、首振り動作をする際
に、支柱部6が慣性力によりぐらつくのを防止すること
ができる。これにより、係止片16の変形を容易にして
支柱部6の台部5を基台7に容易に着脱できると共に、
支柱部6のぐらつきを係止片16と突片17で防止し
て、支柱部6が転倒するおそれを低減できる。
【0021】また、支柱部6を前記係止片16や突片1
7で支持するようにしたことで、基台7に掛かる力を軽
減することができ、従来のものより基台7の強度を弱く
しても十分に支柱部6を支持することができる。したが
って、従来基台7の底面に設けていた裏蓋により基台の
強度を補う必要がなくなり、裏蓋を上述の如く廃止する
こともできる。
【0022】また、係止片16と突片17を複数分散し
て配設したことで、係止片16と突片17によりバラン
スよく支柱部6を支持することができる。
【0023】また、係止片16を設置面Aに当接するま
で延設可能とする貫通穴10を、前記係止穴9に連なっ
て形成したことで、係止穴9と貫通穴10とを別々に形
成する必要がなく、支柱部6を形成する金型を単純化で
き、コストを低減できる。
【0024】尚、上記第1の実施の形態では、係止片1
6と突片17を設置面Aに当接可能としたが、どちらか
一方のみを設置面Aに当接可能としてもよい。
【0025】図6乃至図9に第2の実施の形態を示し、
これらの図に基づき説明する。尚、第1の実施の形態と
は、台部21と基台22との係止部分が異なるのみで、
その他は同じなので同一符号を伏して説明を省略する。
【0026】基台22には台部21の側壁21aが当接
される保持部としての開口部23が形成されている。こ
の開口部23の側壁23aには複数の係止片24がほぼ
等間隔で形成されている。また、開口部23の上端には
開口部23の中心側に突出して押さえ部25が形成され
ている。
【0027】一方、台部21には、側壁21aに切り欠
きにより前記係止片24が係止される被係止部26が複
数箇所に形成されると共に、下部に前記設置面Aに当接
可能となるまで延設された突片27が分散して複数形成
されている。また、台部21の上面には前記押さえ部2
5に係合する溝28が形成されている。
【0028】上記第2の実施の形態の扇風機本体1は、
基台22の開口部23に支柱部6の送風部4側から挿入
し、支柱部6の台部21に前記基台22の開口部23を
遊嵌する。そして、係止片24を被係止部26に係止す
ると共に押さえ部25を溝28に係合させ、係止片24
と押さえ部25との間に台部21の被係止部26と台部
21の溝28との間を挟持して取り付けられる。
【0029】このようにして取り付けられた扇風機本体
1は、上述の第2の実施の形態に示す如く、突片27を
設置面Aに当接可能に延設して形成されていることか
ら、係止片24の強度を極端に強くしなくても、首振り
動作をする際に、支柱部6が慣性力によりぐらつくのを
防止することができる。これにより、係止片24の変形
を容易にして支柱部6の台部21を基台22に容易に着
脱できると共に、支柱部6のぐらつきを突片27で防止
して支柱部6が転倒するおそれを低減できる。
【0030】また、支柱部6を前記突片27で支持する
ようにしたことで、上記第1の実施の形態と同様に基台
22に掛かる力を軽減することができ、従来のものより
基台22の強度を弱くしても十分に支柱部6を支持する
ことができる。
【0031】また、突片27を複数分散して配設したこ
とで、上記第1の実施の形態と同様に突片27によりバ
ランスよく支柱部6を支持することができる。
【0032】尚、上記第2の実施の形態において、台部
21の下部に設置面Aに当接可能な複数の突片27を形
成し、この突片27により支柱部6を支持できるように
したが、台部21の下部全体を設置面Aに当接可能とな
るまで延設して、支柱部6を台部21の下部全体で支持
可能としてもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、基台と台部
との係止を極端に強固に行う必要がなく、支柱部の台部
を基台から容易に着脱できると共に、首振り動作中に慣
性力によりぐらつくのを支持部により防止でき、支柱部
が転倒するおそれを低減できる。
【0034】本発明の請求項2によれば、凹部側壁の係
止穴に台部の係止片を係止することで、ネジ止めをする
ことなく、支柱部を基台に取り付けることができ、取付
を容易に行うことができる。
【0035】本発明の請求項3によれば、基台と支柱部
との係止を行う係止片を利用して支柱部を支持すること
ができるので、別途支持部を設ける必要がなく、支柱部
の構造を簡略化できる。したがって、支柱部を形成する
金型のコストを低減できる。
【0036】本発明の請求項4によれば、係止片が係止
される係止穴と係止片が貫通する貫通穴とを一つの穴で
形成できるので、基台に係止穴と貫通穴とを別々に設け
る必要がなく、基台を形成する金型のコストを低減でき
る。
【0037】本発明の請求項5によれば、開口部に形成
された係止片を台部に形成された被係止部に係止するこ
とで、ネジ止めを行う必要がなく、支柱部を基台に取り
付けることができ、取付作業を容易に行うことができ
る。
【0038】本発明の請求項6によれば、支持部により
支柱部をバランスよく支持でき、支柱部が転倒するおそ
れをより低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す扇風機の斜視
図である。
【図2】図1におけるX−X断面図である。
【図3】図1におけるY−Y断面図である。
【図4】同扇風機の台部付近の詳細図である。
【図5】同扇風機の基台の平面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示す扇風機の図1
と同じ断面での断面図である。
【図7】同扇風機の図2と同じ断面での断面図である。
【図8】同扇風機の台部近傍の詳細図である。
【図9】同扇風機の基台の平面図である。
【符号の説明】
2 ファン 4 送風部 5、21 台部 5a、21a 台部の側壁 6 支柱部 7、22 基台 8 凹部 8a 凹部の側壁 9 係止穴 10 貫通穴 16 係止片 23 開口部 23a 開口部の側壁 26 被係止部 A 設置面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンを駆動する送風部を支持して立設
    する支柱部の下端に台部を設け、該台部の底面積より大
    きな底面積を有する基台に、前記台部が着脱自在に係止
    される保持部を形成した扇風機において、前記台部を前
    記基台に係止して前記扇風機を設置した際、前記台部の
    少なくとも一部に、前記基台の底面が当接する設置面に
    当接可能な支持部を形成したことを特徴とする扇風機。
  2. 【請求項2】 前記保持部を、前記台部の側壁及び下部
    が当接する凹部で構成し、該凹部の側壁に係止穴を形成
    すると共に、前記台部側壁に前記係止穴に係止される係
    止片を形成したことを特徴とする請求項1に記載の扇風
    機。
  3. 【請求項3】 前記係止片の端部を前記設置面まで延設
    させ、支持部を構成したことを特徴とする請求項2に記
    載の扇風機。
  4. 【請求項4】 前記係止穴に連なって、前記係止片を前
    記設置面まで延設可能とする貫通穴を形成したことを特
    徴とする請求項2又は請求項3に記載の扇風機。
  5. 【請求項5】前記保持部を、前記台部の側壁が当接され
    る開口部で構成し、該開口部側壁に係止片を形成すると
    共に、前記台部の側壁に前記係止片が係止される被係止
    部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の扇風
    機。
  6. 【請求項6】 前記支持部を複数箇所に分散して形成し
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに
    記載の扇風機。
JP2000190777A 2000-06-26 2000-06-26 扇風機 Pending JP2002005081A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000190777A JP2002005081A (ja) 2000-06-26 2000-06-26 扇風機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000190777A JP2002005081A (ja) 2000-06-26 2000-06-26 扇風機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002005081A true JP2002005081A (ja) 2002-01-09

Family

ID=18690187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000190777A Pending JP2002005081A (ja) 2000-06-26 2000-06-26 扇風機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002005081A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006030672A (ja) 表示装置
JP2002005081A (ja) 扇風機
JP3339307B2 (ja) エレベーター乗場の表示器付き操作盤
JPH0838720A (ja) パチンコ機の前枠および外枠のヒンジ構造
JP3709962B2 (ja) 回転電機の銘板取付装置
JP2004172455A (ja) 電子機器装置の筐体構造
JPH109610A (ja) 空気調和機の室内機
JPH0236712A (ja) 配線器具用プレート枠
CN214240653U (zh) 显示屏及车辆显示屏安装结构
JP2001029142A (ja) 作業台における配線ダクト装置
JP2007160989A (ja) 自動車におけるメータクラスタ取付装置
KR200184265Y1 (ko) 차량용 거치대 고정 장치
JPH11237846A (ja) 表示装置
JP4304736B2 (ja) パチンコ機
JPH07189729A (ja) エンジン補機の取付構造
JP3134563U (ja) 手摺用ブラケットの取付構造
JP2002052158A (ja) 遊技部品
JP3055798U (ja) フロントパネルの取付構造
JP2002177568A (ja) パチンコ機
JP3782613B2 (ja) パチンコ機の遊技盤取付枠
JP2003017875A (ja) 台板の取付構造
JPH0435222Y2 (ja)
JP2005290666A (ja) 建築用ブラケットの支持構造
JP2002293244A (ja) リフトトラック
JPH1059095A (ja) 自動車のバンパ取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051226