JP2002004923A - 燃料噴射を制御するための方法および装置 - Google Patents
燃料噴射を制御するための方法および装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 内燃機関の所定の動作状態において燃料噴射
が制御不能とならず、内燃機関が損傷を受けることがな
いように、公知の方法または公知の装置を改良するこ
と。 【解決手段】 内燃機関の少なくとも１つの動作パラメ
ータに依存して、燃料供給圧力を所定の動作値以下に低
減することを特徴とする、内燃機関への燃料噴射を少な
くとも１つの磁性弁を使用して制御するための方法。
が制御不能とならず、内燃機関が損傷を受けることがな
いように、公知の方法または公知の装置を改良するこ
と。 【解決手段】 内燃機関の少なくとも１つの動作パラメ
ータに依存して、燃料供給圧力を所定の動作値以下に低
減することを特徴とする、内燃機関への燃料噴射を少な
くとも１つの磁性弁を使用して制御するための方法。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁性弁にエネルギ
ー供給装置と電荷を蓄積する素子とから給電することが
でき、電荷を蓄積する素子を前記磁性弁の電磁的負荷を
介して再充電し、その際に、内燃機関の少なくとも１つ
の動作パラメータを考慮する形式の、内燃機関への燃料
噴射を制御する方法、および内燃機関の少なくとも１つ
の動作パラメータを考慮する装置を備えており、前記磁
性弁が、エネルギー供給装置と電荷を蓄積する素子とか
ら給電可能であり、前記素子が、前記磁性弁の電磁的負
荷を介して再充電される形式の、内燃機関への燃料噴射
を制御する装置に関する。
ー供給装置と電荷を蓄積する素子とから給電することが
でき、電荷を蓄積する素子を前記磁性弁の電磁的負荷を
介して再充電し、その際に、内燃機関の少なくとも１つ
の動作パラメータを考慮する形式の、内燃機関への燃料
噴射を制御する方法、および内燃機関の少なくとも１つ
の動作パラメータを考慮する装置を備えており、前記磁
性弁が、エネルギー供給装置と電荷を蓄積する素子とか
ら給電可能であり、前記素子が、前記磁性弁の電磁的負
荷を介して再充電される形式の、内燃機関への燃料噴射
を制御する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】内燃機関への燃料噴射を制御する方法お
よび装置は公知である。燃料噴射は、少なくとも１つの
磁性弁を使用して行われ、この磁性弁は、出力段を介し
て制御ユニットにより制御可能である。この磁性弁の給
電のために、エネルギー供給装置、とりわけ自動車の搭
載バッテリが設けられている。さらに、エネルギー供給
は、電荷を蓄積する素子を介して行うこともできる。磁
性弁のエネルギー供給は、有利には、エネルギー供給装
置と前記素子から交互に行われる。この素子は、コンデ
ンサであってもよく、磁性弁の電磁的負荷を介して再び
充電される。磁性弁の制御は、弁が開いている間に、少
なくとも１つの動作パラメータに依存して行われる。こ
の動作パラメータは、例えば内燃機関の回転数であって
もよい。
よび装置は公知である。燃料噴射は、少なくとも１つの
磁性弁を使用して行われ、この磁性弁は、出力段を介し
て制御ユニットにより制御可能である。この磁性弁の給
電のために、エネルギー供給装置、とりわけ自動車の搭
載バッテリが設けられている。さらに、エネルギー供給
は、電荷を蓄積する素子を介して行うこともできる。磁
性弁のエネルギー供給は、有利には、エネルギー供給装
置と前記素子から交互に行われる。この素子は、コンデ
ンサであってもよく、磁性弁の電磁的負荷を介して再び
充電される。磁性弁の制御は、弁が開いている間に、少
なくとも１つの動作パラメータに依存して行われる。こ
の動作パラメータは、例えば内燃機関の回転数であって
もよい。
【０００３】公知の方法または公知の装置における欠点
は、内燃機関の所定の動作状態では、燃料噴射が制御不
能となってしまい、これにより内燃機関が損傷を受ける
ことがあるということである。
は、内燃機関の所定の動作状態では、燃料噴射が制御不
能となってしまい、これにより内燃機関が損傷を受ける
ことがあるということである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、内燃
機関の所定の動作状態において燃料噴射が制御不能とな
らず、内燃機関が損傷を受けることがないように、公知
の方法または公知の装置を改良することである。
機関の所定の動作状態において燃料噴射が制御不能とな
らず、内燃機関が損傷を受けることがないように、公知
の方法または公知の装置を改良することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明によ
り、内燃機関の少なくとも１つの動作パラメータに依存
して、燃料供給圧力を所定の動作値以下に低減するよう
にして解決される。
り、内燃機関の少なくとも１つの動作パラメータに依存
して、燃料供給圧力を所定の動作値以下に低減するよう
にして解決される。
【０００６】同様に、上記課題は、本発明により、燃料
供給圧力を前記動作パラメータに依存して所定の動作値
以下に低減するための手段を有する構成により解決され
る。
供給圧力を前記動作パラメータに依存して所定の動作値
以下に低減するための手段を有する構成により解決され
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】請求項１に記載の特徴を有する方
法、および請求項７による装置は、従来の方法および装
置と比較して、次の利点を有する。すなわち、一方で
は、電荷を蓄積する素子をこの素子の最大許容充電電流
で充電することができ、他方では、それにもかかわら
ず、制御不能な燃料噴射を確実に回避することができ
る。本発明は、とりわけ、内燃機関の少なくとも１つの
動作パラメータに依存して、燃料供給圧力を所定の動作
値以下に低減するという点で傑出している。
法、および請求項７による装置は、従来の方法および装
置と比較して、次の利点を有する。すなわち、一方で
は、電荷を蓄積する素子をこの素子の最大許容充電電流
で充電することができ、他方では、それにもかかわら
ず、制御不能な燃料噴射を確実に回避することができ
る。本発明は、とりわけ、内燃機関の少なくとも１つの
動作パラメータに依存して、燃料供給圧力を所定の動作
値以下に低減するという点で傑出している。
【０００８】電荷を蓄積する素子の再充電は、磁性弁の
電磁的負荷の制御により行われる。しかしその際に、充
電電流は、磁性弁がまだ開かないように選択される。と
りわけエネルギー供給装置の電圧が低い場合には、高い
燃料供給圧力と相俟って、磁性弁の開放が制御不能とな
ることがある。本発明による方法または本発明による装
置は、このような事態を防ぐ。というのも、燃料供給圧
力は所定の動作値以下に低減されるからである。つま
り、燃料供給圧力は、内燃機関の作動ポイントまたは動
作状態にとって本来は必要であろう値以下に低減され
る。したがって、燃料供給圧力の低減により、前記素子
に対する充電電流は、燃料噴射の制御ユニットの許容評
価範囲内にあるように調節または選択することができ
る。
電磁的負荷の制御により行われる。しかしその際に、充
電電流は、磁性弁がまだ開かないように選択される。と
りわけエネルギー供給装置の電圧が低い場合には、高い
燃料供給圧力と相俟って、磁性弁の開放が制御不能とな
ることがある。本発明による方法または本発明による装
置は、このような事態を防ぐ。というのも、燃料供給圧
力は所定の動作値以下に低減されるからである。つま
り、燃料供給圧力は、内燃機関の作動ポイントまたは動
作状態にとって本来は必要であろう値以下に低減され
る。したがって、燃料供給圧力の低減により、前記素子
に対する充電電流は、燃料噴射の制御ユニットの許容評
価範囲内にあるように調節または選択することができ
る。
【０００９】特に有利な実施例では、燃料供給圧力の低
減のための動作パラメータが、エネルギー供給装置の電
圧の高さである。とりわけ、バッテリ電圧が低い場合に
は、素子を迅速に充電することができるように、最大の
許容充電電流が設定される。それにもかかわらず、磁性
弁が素子の再充電の際に制御不能となって開いてしまう
事態は、燃料供給圧力の低減により防がれる。特に有利
な実施形態では、付加的に、エネルギー供給装置の電圧
の高さの評価以外に、燃料供給圧力が内燃機関の回転数
に依存して低減される。とりわけ、内燃機関の回転数が
低い場合には、これにより燃料供給圧力が高められる
が、この際に、素子の再充電は副次的な役割しか果たさ
ない。というのも、非常に迅速な再充電は、必ずしも必
要という訳ではないからである。これにより、充電電流
が低減され、内燃機関の始動に必要な燃料供給圧力を提
供することができる。
減のための動作パラメータが、エネルギー供給装置の電
圧の高さである。とりわけ、バッテリ電圧が低い場合に
は、素子を迅速に充電することができるように、最大の
許容充電電流が設定される。それにもかかわらず、磁性
弁が素子の再充電の際に制御不能となって開いてしまう
事態は、燃料供給圧力の低減により防がれる。特に有利
な実施形態では、付加的に、エネルギー供給装置の電圧
の高さの評価以外に、燃料供給圧力が内燃機関の回転数
に依存して低減される。とりわけ、内燃機関の回転数が
低い場合には、これにより燃料供給圧力が高められる
が、この際に、素子の再充電は副次的な役割しか果たさ
ない。というのも、非常に迅速な再充電は、必ずしも必
要という訳ではないからである。これにより、充電電流
が低減され、内燃機関の始動に必要な燃料供給圧力を提
供することができる。
【００１０】本発明の１つの変更例では、燃料噴射の際
の燃料量は、内燃機関の動作パラメータに依存して、目
標燃料噴射量に比べて低減されている。内燃機関のそれ
ぞれの動作状態またはそれぞれの作動ポイントは、所定
量の燃料を必要とする。この所定量は、例えば、磁性弁
の開放持続時間により調節される。同じ開放持続時間の
もとでは、燃料供給圧力の低減によって、比較的少ない
量の燃料しか配分されないので、制御装置は、必要な量
の燃料を提供できるように、磁性弁の開放持続時間を延
ばす。このため、燃料噴射は、クランクシャフト位置に
より定められる時間範囲外で行われ兼ねない。しかしな
がら、本発明による燃料量制限は、これを防ぐが信頼性
は失わない。というのも、磁性弁の開放制御持続時間の
短縮を介して、燃料量の制限が達成されるからである。
の燃料量は、内燃機関の動作パラメータに依存して、目
標燃料噴射量に比べて低減されている。内燃機関のそれ
ぞれの動作状態またはそれぞれの作動ポイントは、所定
量の燃料を必要とする。この所定量は、例えば、磁性弁
の開放持続時間により調節される。同じ開放持続時間の
もとでは、燃料供給圧力の低減によって、比較的少ない
量の燃料しか配分されないので、制御装置は、必要な量
の燃料を提供できるように、磁性弁の開放持続時間を延
ばす。このため、燃料噴射は、クランクシャフト位置に
より定められる時間範囲外で行われ兼ねない。しかしな
がら、本発明による燃料量制限は、これを防ぐが信頼性
は失わない。というのも、磁性弁の開放制御持続時間の
短縮を介して、燃料量の制限が達成されるからである。
【００１１】磁性弁の短縮された開放制御持続時間を実
現するために、開放持続時間は、とりわけ内燃機関の回
転数に依存して調節される。回転数が非常に高い場合に
は、燃料噴射のための時間範囲は、比較的短く割当てら
れる。というのも、内燃機関のクランクシャフトの回転
数が高いため、燃料を噴射することができるピストン位
置が、短い期間しか存在しないからである。したがっ
て、燃料がシリンダ壁に向かって噴射され、これによ
り、もはや完全な燃焼が行われず、エンジンが損傷を受
けるという事態は、燃料量の制限または開放持続時間の
制限によって防がれる。
現するために、開放持続時間は、とりわけ内燃機関の回
転数に依存して調節される。回転数が非常に高い場合に
は、燃料噴射のための時間範囲は、比較的短く割当てら
れる。というのも、内燃機関のクランクシャフトの回転
数が高いため、燃料を噴射することができるピストン位
置が、短い期間しか存在しないからである。したがっ
て、燃料がシリンダ壁に向かって噴射され、これによ
り、もはや完全な燃焼が行われず、エンジンが損傷を受
けるという事態は、燃料量の制限または開放持続時間の
制限によって防がれる。
【００１２】特に有利な実施形態では、燃料量は、低減
された燃料供給圧力、および内燃機関の回転数に依存し
て調節される。しかし代替的には、エネルギー供給装置
の電圧の高さ、および内燃機関の回転数に依存して、燃
料量を制限することも可能である。
された燃料供給圧力、および内燃機関の回転数に依存し
て調節される。しかし代替的には、エネルギー供給装置
の電圧の高さ、および内燃機関の回転数に依存して、燃
料量を制限することも可能である。
【００１３】さらなる実施形態は、従属請求項から明ら
かである。
かである。
【００１４】
【実施例】本発明を以下の明細書において実施例を用い
て、図を参照しつつより詳細に説明する。
て、図を参照しつつより詳細に説明する。
【００１５】以下の明細書は、単なる例として、４気筒
内燃機関を基礎としている。もちろん、それより少ない
シリンダ数、またはそれより多いシリンダ数も可能であ
る。それぞれのシリンダは、少なくとも１つの磁性弁を
備えている。内燃機関は、とりわけ自己点火式として構
成されており、燃料供給は、有利には、いわゆるコモン
レール技術を使用して行われる。
内燃機関を基礎としている。もちろん、それより少ない
シリンダ数、またはそれより多いシリンダ数も可能であ
る。それぞれのシリンダは、少なくとも１つの磁性弁を
備えている。内燃機関は、とりわけ自己点火式として構
成されており、燃料供給は、有利には、いわゆるコモン
レール技術を使用して行われる。
【００１６】図１は、ここには図示していない内燃機関
への燃料噴射の制御のための装置１を示している。この
装置１は、電力出力段３を制御する制御ユニット２を有
しており、前記電力出力段３は、磁性弁５の電磁的負荷
４の負荷電流ＩＶ（図２）をそれぞれ切換える。磁性弁
５を使用して、内燃機関のシリンダ内への燃料噴射が行
われる。
への燃料噴射の制御のための装置１を示している。この
装置１は、電力出力段３を制御する制御ユニット２を有
しており、前記電力出力段３は、磁性弁５の電磁的負荷
４の負荷電流ＩＶ（図２）をそれぞれ切換える。磁性弁
５を使用して、内燃機関のシリンダ内への燃料噴射が行
われる。
【００１７】燃料供給または燃料補給のために、ポンプ
６が設けられており、このポンプ６は、燃料タンク７か
ら共通の供給ライン８へ燃料補給する。共通の供給ライ
ン８には、磁性弁５のそれぞれが接続されている。燃料
圧力を供給ライン８内で調節できるように、圧力調節手
段９が設けられている。この圧力調節手段９は、供給ラ
イン８に配置することができ、制御ユニット２を介し
て、所望の燃料供給圧力に応じて制御および調節され
る。圧力調節手段９として、例えば、圧力低減装置また
は圧力制限装置を使用することができる。代替的または
付加的に、ポンプ能力を変化させることもできる。
６が設けられており、このポンプ６は、燃料タンク７か
ら共通の供給ライン８へ燃料補給する。共通の供給ライ
ン８には、磁性弁５のそれぞれが接続されている。燃料
圧力を供給ライン８内で調節できるように、圧力調節手
段９が設けられている。この圧力調節手段９は、供給ラ
イン８に配置することができ、制御ユニット２を介し
て、所望の燃料供給圧力に応じて制御および調節され
る。圧力調節手段９として、例えば、圧力低減装置また
は圧力制限装置を使用することができる。代替的または
付加的に、ポンプ能力を変化させることもできる。
【００１８】電磁的負荷４は、一方では、エネルギー供
給装置１０を介して給電可能であり、エネルギー供給装
置１０は、とりわけ自動車の搭載バッテリである。さら
に、電磁的負荷４は、電荷を蓄積する素子１１を介して
も供給可能であり、電荷を蓄積する素子１１は、とりわ
けコンデンサ１２として構成されている。電磁的負荷４
のエネルギー供給は、有利には、エネルギー供給装置１
０と電荷を蓄積する素子１１から交互に行われる。
給装置１０を介して給電可能であり、エネルギー供給装
置１０は、とりわけ自動車の搭載バッテリである。さら
に、電磁的負荷４は、電荷を蓄積する素子１１を介して
も供給可能であり、電荷を蓄積する素子１１は、とりわ
けコンデンサ１２として構成されている。電磁的負荷４
のエネルギー供給は、有利には、エネルギー供給装置１
０と電荷を蓄積する素子１１から交互に行われる。
【００１９】素子１１は、負荷回路１３を介して電磁的
負荷４を介して充電される。このために、負荷電流ＩＶ
の低減または遮断の際に、電磁的負荷４を通して、解放
されたエネルギーがコンデンサ１２に充電されるように
定められている。しかし、電気的な制御ラインおよび出
力段３または負荷回路１３における損失のゆえに、磁性
弁５の作動後に、素子１１を再充電する必要がある。こ
の場合、電磁的負荷４には、充電電流ＩＬが供給され
る。この充電電流ＩＬは、磁性弁が開き且つ燃料が内燃
機関の燃焼室へ噴射される許容可能な最大の開放電流以
下である。充電電流ＩＬの取り消しまたは遮断により、
コンデンサ１２は再び充電される。というのも、電磁的
負荷４に蓄積されたエネルギーが解放され、コンデンサ
１２に充電されるからである。
負荷４を介して充電される。このために、負荷電流ＩＶ
の低減または遮断の際に、電磁的負荷４を通して、解放
されたエネルギーがコンデンサ１２に充電されるように
定められている。しかし、電気的な制御ラインおよび出
力段３または負荷回路１３における損失のゆえに、磁性
弁５の作動後に、素子１１を再充電する必要がある。こ
の場合、電磁的負荷４には、充電電流ＩＬが供給され
る。この充電電流ＩＬは、磁性弁が開き且つ燃料が内燃
機関の燃焼室へ噴射される許容可能な最大の開放電流以
下である。充電電流ＩＬの取り消しまたは遮断により、
コンデンサ１２は再び充電される。というのも、電磁的
負荷４に蓄積されたエネルギーが解放され、コンデンサ
１２に充電されるからである。
【００２０】図２を用いて、以下の明細書において、電
磁的負荷４のうちの１つに対する、噴射プロセスの間の
制御サイクルを説明する。スイッチオンフェーズＥの
間、電磁的負荷４は、素子１１から電気エネルギーを供
給される。コンデンサ１２の電圧ＵＣは、エネルギー供
給装置１０の電圧ＵＢＡＴに比べて実質的に高く、例え
ば７０Ｖであることができる。この高い電圧ＵＣによ
り、スイッチオンフェーズＥの間に、大きく迅速な電流
変化が生じる。この電流変化において、負荷電流Ｉ
Ｖは、磁性弁５を迅速に開くことができるように、引上
げ値ＩＡまで上昇する。スイッチオンフェーズＥの終了
時または引上げフェーズＡの開始時において、負荷のエ
ネルギー供給は、エネルギー供給装置１０を介して行わ
れる。負荷電流Ｉ Ｖは、引上げフェーズＡの間、出力段
３の開閉により、低下して再び値ＩＡまで上昇するよう
制御される。引上げフェーズＡの終了時には、第１の急
速消去フェーズＳが活性化され、このフェーズでは、負
荷電流ＩＶは保持値ＩＨまで戻される。急速消去フェー
ズＳの間に、電磁的負荷４に蓄積されたエネルギーは素
子１１に再供給される。この急速消去フェーズＳには、
保持フェーズＨが隣接しており、この保持フェーズの間
は、負荷電流ＩＶは、出力段３のスイッチオンおよびス
イッチオフにより、実質的に保持値ＩＨに一定に維持さ
れる。噴射プロセスが終了すると、出力段３は遮断され
る。隣接する第２の急速消去フェーズＳでは、負荷電流
ＩＶは実質的にゼロまで低下する。そして、負荷４に蓄
積されたエネルギーは、再び素子１１へ供給される。し
かし、電気的損失のゆえに、素子１１は、スイッチオン
フェーズＥの開始時と同じ充電状態は有していない。そ
れゆえ、素子１１を再びフルに充電しなければならない
ことがある。このために、充電フェーズＬの間に、負荷
４には充電電流ＩＬが供給される。しかし、この充電電
流ＩＬは、磁性弁５が開かないように選択されている。
充電電流ＩＬは、素子１１の所望の充電状態が得られる
まで、したがって所望のコンデンサ電圧ＵＣが生じるま
で、充電フェーズＬの間、頻繁にスイッチオンおよびス
イッチオフされる。
磁的負荷４のうちの１つに対する、噴射プロセスの間の
制御サイクルを説明する。スイッチオンフェーズＥの
間、電磁的負荷４は、素子１１から電気エネルギーを供
給される。コンデンサ１２の電圧ＵＣは、エネルギー供
給装置１０の電圧ＵＢＡＴに比べて実質的に高く、例え
ば７０Ｖであることができる。この高い電圧ＵＣによ
り、スイッチオンフェーズＥの間に、大きく迅速な電流
変化が生じる。この電流変化において、負荷電流Ｉ
Ｖは、磁性弁５を迅速に開くことができるように、引上
げ値ＩＡまで上昇する。スイッチオンフェーズＥの終了
時または引上げフェーズＡの開始時において、負荷のエ
ネルギー供給は、エネルギー供給装置１０を介して行わ
れる。負荷電流Ｉ Ｖは、引上げフェーズＡの間、出力段
３の開閉により、低下して再び値ＩＡまで上昇するよう
制御される。引上げフェーズＡの終了時には、第１の急
速消去フェーズＳが活性化され、このフェーズでは、負
荷電流ＩＶは保持値ＩＨまで戻される。急速消去フェー
ズＳの間に、電磁的負荷４に蓄積されたエネルギーは素
子１１に再供給される。この急速消去フェーズＳには、
保持フェーズＨが隣接しており、この保持フェーズの間
は、負荷電流ＩＶは、出力段３のスイッチオンおよびス
イッチオフにより、実質的に保持値ＩＨに一定に維持さ
れる。噴射プロセスが終了すると、出力段３は遮断され
る。隣接する第２の急速消去フェーズＳでは、負荷電流
ＩＶは実質的にゼロまで低下する。そして、負荷４に蓄
積されたエネルギーは、再び素子１１へ供給される。し
かし、電気的損失のゆえに、素子１１は、スイッチオン
フェーズＥの開始時と同じ充電状態は有していない。そ
れゆえ、素子１１を再びフルに充電しなければならない
ことがある。このために、充電フェーズＬの間に、負荷
４には充電電流ＩＬが供給される。しかし、この充電電
流ＩＬは、磁性弁５が開かないように選択されている。
充電電流ＩＬは、素子１１の所望の充電状態が得られる
まで、したがって所望のコンデンサ電圧ＵＣが生じるま
で、充電フェーズＬの間、頻繁にスイッチオンおよびス
イッチオフされる。
【００２１】とりわけ、内燃機関の回転数ｎが高い場
合、または燃料分配サイクルの間に、複数の噴射プロセ
スが（例えば、三元触媒の加熱手段のために）設けられ
ている場合には、素子１１が別の負荷４の制御の際に必
要な電荷を放出することができる程度に、充電フェーズ
Ｌは十分に短く選択されなければならない。したがっ
て、素子１１の充電を速めるために、充電電流ＩＬをで
きるだけ大きく選択することが試される。しかし、この
場合に、エネルギー供給装置１０の電圧の高さが目標値
以下に低下しているならば、電流の上昇は、充電フェー
ズＬの間、緩慢になる。これに伴って、充電時間も延び
る。ところが、部分充電サイクルＺを充電フェーズＬの
間できるだけ少なく作動させるために、同時に非常に大
きな充電電流ＩＬが選択された場合に、燃料噴射が行わ
れるべきでないにもかかわらず、磁性弁５が開いてしま
う危険がある。この事態を避けるために、有利には、供
給ライン８内の燃料供給圧力が低減される。
合、または燃料分配サイクルの間に、複数の噴射プロセ
スが（例えば、三元触媒の加熱手段のために）設けられ
ている場合には、素子１１が別の負荷４の制御の際に必
要な電荷を放出することができる程度に、充電フェーズ
Ｌは十分に短く選択されなければならない。したがっ
て、素子１１の充電を速めるために、充電電流ＩＬをで
きるだけ大きく選択することが試される。しかし、この
場合に、エネルギー供給装置１０の電圧の高さが目標値
以下に低下しているならば、電流の上昇は、充電フェー
ズＬの間、緩慢になる。これに伴って、充電時間も延び
る。ところが、部分充電サイクルＺを充電フェーズＬの
間できるだけ少なく作動させるために、同時に非常に大
きな充電電流ＩＬが選択された場合に、燃料噴射が行わ
れるべきでないにもかかわらず、磁性弁５が開いてしま
う危険がある。この事態を避けるために、有利には、供
給ライン８内の燃料供給圧力が低減される。
【００２２】これを可能にするために、装置１は第１の
評価装置１４を有している。この評価装置１４には、入
力量として、回転数ｎ、およびエネルギー供給装置１０
の電圧ＵＢＡＴの高さが供給される。回転数信号ｎは、
１つの時間間隔に亘って求められた内燃機関の回転数を
表すこともできる。回転数ｎ、およびエネルギー供給装
置の電圧の高さに依存して、第１の評価装置１４は、特
性曲線マップから燃料供給圧力のための値を選択する。
燃料供給圧力は、圧力調節手段を使用してこの値にまで
低減することができる。圧力調節手段９は、供給ライン
８内で低減された燃料供給圧力を調節することができる
ように、制御ユニット２を介して相応に制御される。内
燃機関の所定の動作状態または作動ポイントには、所定
の燃料量が割当てられるので、必要な燃料量を提供でき
るように、低減された燃料供給圧力の下では、磁性弁５
の開放持続時間は制御ユニット２によって延ばされる。
この事態を避けるために、第２の評価装置１５が設けら
れており、この第２の評価装置１５は、内燃機関の回転
数ｎとエネルギー供給装置１０の電圧の高さＵＢＡ Ｔに
依存して、特性曲線マップから磁性弁５のための最大許
容制御持続時間を求める。これにより、所定のクランク
シャフト回転角度を超えて燃料が内燃機関へ噴射される
事態が防がれる。したがって、制御ユニット２は、第２
の評価装置１５により求められた値に依存して、磁性弁
５の開放持続時間を制限する。つまり、内燃機関のこの
動作状態に対する引上げフェーズＡと保持フェーズＨの
持続時間は、最大の許容値に制限される。したがって、
保持フェーズおよび／または引上げフェーズは、図２に
よるダイアグラムにおいて描写されているものよりも短
くすることができる。
評価装置１４を有している。この評価装置１４には、入
力量として、回転数ｎ、およびエネルギー供給装置１０
の電圧ＵＢＡＴの高さが供給される。回転数信号ｎは、
１つの時間間隔に亘って求められた内燃機関の回転数を
表すこともできる。回転数ｎ、およびエネルギー供給装
置の電圧の高さに依存して、第１の評価装置１４は、特
性曲線マップから燃料供給圧力のための値を選択する。
燃料供給圧力は、圧力調節手段を使用してこの値にまで
低減することができる。圧力調節手段９は、供給ライン
８内で低減された燃料供給圧力を調節することができる
ように、制御ユニット２を介して相応に制御される。内
燃機関の所定の動作状態または作動ポイントには、所定
の燃料量が割当てられるので、必要な燃料量を提供でき
るように、低減された燃料供給圧力の下では、磁性弁５
の開放持続時間は制御ユニット２によって延ばされる。
この事態を避けるために、第２の評価装置１５が設けら
れており、この第２の評価装置１５は、内燃機関の回転
数ｎとエネルギー供給装置１０の電圧の高さＵＢＡ Ｔに
依存して、特性曲線マップから磁性弁５のための最大許
容制御持続時間を求める。これにより、所定のクランク
シャフト回転角度を超えて燃料が内燃機関へ噴射される
事態が防がれる。したがって、制御ユニット２は、第２
の評価装置１５により求められた値に依存して、磁性弁
５の開放持続時間を制限する。つまり、内燃機関のこの
動作状態に対する引上げフェーズＡと保持フェーズＨの
持続時間は、最大の許容値に制限される。したがって、
保持フェーズおよび／または引上げフェーズは、図２に
よるダイアグラムにおいて描写されているものよりも短
くすることができる。
【００２３】エネルギー供給装置１０が再び回復し、し
たがって電圧ＵＢＡＴが上昇すると、第１および第２の
評価装置１４と１５がこれを検出する。制御ユニット２
には、これにより再び次のことが伝達される。すなわ
ち、通常の動作条件またはパラメータが現れており、燃
料供給圧力を再び内燃機関の作動ポイントまたは充電状
態のための目標値まで上昇させ、磁性弁５の開放持続時
間の制限を解除することができるということが伝達され
る。圧力調節手段９の相応の制御により、供給ライン８
における目標燃料供給圧力を再設定することができる。
たがって電圧ＵＢＡＴが上昇すると、第１および第２の
評価装置１４と１５がこれを検出する。制御ユニット２
には、これにより再び次のことが伝達される。すなわ
ち、通常の動作条件またはパラメータが現れており、燃
料供給圧力を再び内燃機関の作動ポイントまたは充電状
態のための目標値まで上昇させ、磁性弁５の開放持続時
間の制限を解除することができるということが伝達され
る。圧力調節手段９の相応の制御により、供給ライン８
における目標燃料供給圧力を再設定することができる。
【００２４】図３による装置１の実施例は、図１による
実施例と以下の点においてのみ区別される。すなわち、
第２の評価装置１５が、入力パラメータとして今度は内
燃機関の回転数ｎとライン８における燃料供給圧力を有
するという点においてのみ区別される。このために、力
学的な量「圧力」を相応の電気的な量に変換する変量変
換器を設けることができる。燃料噴射の際の量制限は、
今度は内燃機関の回転数ｎと燃料供給圧力に依存して制
御される。したがって、エネルギー供給装置１０の電圧
ＵＢＡＴが低い場合には、供給ライン８における燃料供
給圧力は低下する。第２の評価装置１５がこれを検出
し、特性曲線マップから、この圧力と回転数ｎに依存し
て、磁性弁５の可能な最大開放持続時間を選択し、この
値を制御ユニット２に通知する。このため、磁性弁５の
可能な最大開放持続時間が超過されることはない。した
がって、燃料量制限は、図１による装置１の実施例と同
様に行われる。
実施例と以下の点においてのみ区別される。すなわち、
第２の評価装置１５が、入力パラメータとして今度は内
燃機関の回転数ｎとライン８における燃料供給圧力を有
するという点においてのみ区別される。このために、力
学的な量「圧力」を相応の電気的な量に変換する変量変
換器を設けることができる。燃料噴射の際の量制限は、
今度は内燃機関の回転数ｎと燃料供給圧力に依存して制
御される。したがって、エネルギー供給装置１０の電圧
ＵＢＡＴが低い場合には、供給ライン８における燃料供
給圧力は低下する。第２の評価装置１５がこれを検出
し、特性曲線マップから、この圧力と回転数ｎに依存し
て、磁性弁５の可能な最大開放持続時間を選択し、この
値を制御ユニット２に通知する。このため、磁性弁５の
可能な最大開放持続時間が超過されることはない。した
がって、燃料量制限は、図１による装置１の実施例と同
様に行われる。
【００２５】バッテリ電圧ＵＢＡＴが再び上昇した場合
には、図３による装置１、または内燃機関は、再び通常
の動作状態に移行しなければならない。特にこれを確実
とするために、第２の評価装置１５は、付加的に、バッ
テリ電圧ＵＢＡＴのための１つの評価入力側を有してい
る。しかしまた、第１の評価装置１４は第２の評価装置
１５を相応に制御するようにもできる。このために、例
えば第１の評価装置１４は、リセット信号を第２の評価
装置１５へ出力し（破線により図示）、これにより、燃
料量の制限が、したがって磁性弁５の開放制御持続時間
の制限が再び解除される。
には、図３による装置１、または内燃機関は、再び通常
の動作状態に移行しなければならない。特にこれを確実
とするために、第２の評価装置１５は、付加的に、バッ
テリ電圧ＵＢＡＴのための１つの評価入力側を有してい
る。しかしまた、第１の評価装置１４は第２の評価装置
１５を相応に制御するようにもできる。このために、例
えば第１の評価装置１４は、リセット信号を第２の評価
装置１５へ出力し（破線により図示）、これにより、燃
料量の制限が、したがって磁性弁５の開放制御持続時間
の制限が再び解除される。
【００２６】燃料供給圧力が前述のように低減される
と、これが制御ユニット２によりエラーとして検出され
る。相応の報告または通知を、自動車の使用者へ送出す
ることができる。エラー検出も必要である。というの
も、燃料供給圧力を低減することにより、内燃機関の排
気ガス特性、とりわけ排気ガスの組成が変化することが
あるからである。
と、これが制御ユニット２によりエラーとして検出され
る。相応の報告または通知を、自動車の使用者へ送出す
ることができる。エラー検出も必要である。というの
も、燃料供給圧力を低減することにより、内燃機関の排
気ガス特性、とりわけ排気ガスの組成が変化することが
あるからである。
【図１】燃料噴射を制御する装置の第１の実施例を示
す。
す。
【図２】電磁的負荷の負荷電流を経時的に示す。
【図３】燃料噴射を制御する装置の第２の実施例を示
す。
す。
１ 装置 ２ 制御ユニット ３ 出力段 ４ 電磁的負荷 ５ 磁性弁 ６ ポンプ ７ 燃料タンク ８ 供給ライン ９ 圧力調節手段 １０ エネルギー供給装置 １１ 電荷を蓄積する素子 １２ コンデンサ １３ 負荷回路 １４ 評価装置 １５ 評価装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミヒャエル シュラー ドイツ連邦共和国 フリオルツハイム ブ リュールシュトラーセ 24 Ｆターム(参考） 3G066 AA02 AA07 AB02 AC09 AD02 AD05 BA07 BA10 BA19 BA22 BA28 BA51 CC01 CC06U CD03 CE22 CE26 CE29 DA06 DC09 DC18 3G301 HA01 HA02 HA04 JA03 JA37 LB04 LB06 LB11 LB13 LB17 LC01 LC06 LC10 MA28 NE01 PB08Z PE01Z
Claims (11)
- 【請求項１】 内燃機関への燃料噴射を少なくとも１つ
の磁性弁を使用して制御するための方法であって、 前記磁性弁にエネルギー供給装置と電荷を蓄積する素子
とから給電することができ、 前記電荷を蓄積する素子を前記磁性弁の電磁的負荷を介
して再充電し、その際に、内燃機関の少なくとも１つの
動作パラメータを考慮する形式の方法において、 前記内燃機関の少なくとも１つの動作パラメータに依存
して、燃料供給圧力を所定の動作値以下に低減すること
を特徴とする、内燃機関への燃料噴射を少なくとも１つ
の磁性弁を使用して制御するための方法。 - 【請求項２】 前記燃料供給圧力を、前記エネルギー供
給装置（１０）の電圧の高さ（ＵＢＡＴ）と内燃機関の
回転数（ｎ）とに依存して低減する、請求項１記載の方
法。 - 【請求項３】 燃料噴射の際の燃料量を、内燃機関の動
作パラメータに依存して、内燃機関の実際の動作状態に
割当てられた目標燃料量に比べて低減する、請求項１記
載の方法。 - 【請求項４】 前記内燃機関の回転数（ｎ）と前記低減
された燃料供給圧力とに依存して燃料量を制限する、請
求項３記載の方法。 - 【請求項５】 前記エネルギー供給装置（１０）の電圧
の高さ（ＵＢＡＴ）と内燃機関の回転数（ｎ）とに依存
して、燃料量を制限する、請求項３記載の方法。 - 【請求項６】 前記磁性弁（５）の開放制御持続時間の
短縮を介して、燃料量の制限を達成する、請求項３から
５のいずれか１項記載の方法。 - 【請求項７】 内燃機関への燃料噴射を少なくとも１つ
の磁性弁を使用して制御するための装置であって、 内燃機関の少なくとも１つの動作パラメータを考慮する
装置を備えており、 前記磁性弁が、エネルギー供給装置と電荷を蓄積する素
子とから給電可能であり、 前記素子が、前記磁性弁の電磁的負荷を介して再充電さ
れる形式の装置において、 燃料供給圧力を前記動作パラメータに依存して所定の動
作値以下に低減するための手段（２，９，１４）を有す
ることを特徴とする、内燃機関への燃料噴射を少なくと
も１つの磁性弁を使用して制御するための装置。 - 【請求項８】 前記エネルギー供給装置（１０）の電圧
の高さ（ＵＢＡＴ）のための、および内燃機関の回転数
（ｎ）のための第１の評価装置（１４）を有する、請求
項７記載の装置。 - 【請求項９】 燃料量を前記動作パラメータに依存して
制限するための手段（２，３，１５）を有する、請求項
７記載の装置。 - 【請求項１０】 内燃機関の回転数（ｎ）のための、お
よび前記エネルギー供給装置（１０）の電圧の高さ（Ｕ
ＢＡＴ）のための第２の評価装置（１５）を有する、請
求項９記載の装置。 - 【請求項１１】 内燃機関の回転数（ｎ）および燃料供
給圧力のための第２の評価装置（１５）を有する、請求
項９記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE10022953A DE10022953A1 (de) | 2000-05-11 | 2000-05-11 | Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung der Kraftstoffeinspritzung |
| DE10022953.0 | 2000-05-11 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002004923A true JP2002004923A (ja) | 2002-01-09 |
Family
ID=7641568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001139159A Pending JP2002004923A (ja) | 2000-05-11 | 2001-05-09 | 燃料噴射を制御するための方法および装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1154142B1 (ja) |
| JP (1) | JP2002004923A (ja) |
| KR (1) | KR100771290B1 (ja) |
| DE (2) | DE10022953A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10140157B4 (de) * | 2001-08-16 | 2010-07-22 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Ansteuern eines Magnetventils |
| DE102011078873A1 (de) * | 2011-07-08 | 2013-01-10 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zum Ansteuern eines elektromagnetischen Verbrauchers |
| CN115405433B (zh) * | 2022-09-29 | 2023-11-17 | 潍柴动力股份有限公司 | 一种发动机供油压力的控制方法、装置、设备及介质 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10512345A (ja) * | 1995-09-28 | 1998-11-24 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 燃料調量装置の監視方法および監視装置 |
| JPH11501768A (ja) * | 1995-03-02 | 1999-02-09 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 少なくとも１つの電磁的負荷の制御装置 |
| DE19853823A1 (de) * | 1998-11-21 | 2000-05-25 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren zum Betreiben einer Brennkraftmaschine insbesondere eines Kraftfahrzeugs |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62142837A (ja) * | 1985-12-18 | 1987-06-26 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の吸気制御装置 |
| US4982331A (en) * | 1988-01-25 | 1991-01-01 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Fuel injector control apparatus |
| DE19539071A1 (de) * | 1995-03-02 | 1996-09-05 | Bosch Gmbh Robert | Vorrichtung zur Ansteuerung wenigstens eines elektromagnetischen Verbrauchers |
| JP3223791B2 (ja) * | 1996-04-10 | 2001-10-29 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の燃料供給装置 |
| DE19731102C2 (de) * | 1997-07-19 | 2003-02-06 | Bosch Gmbh Robert | System zum Betreiben eines Kraftstoffversorgungssystems für eine Brennkraftmaschine insbesondere eines Kraftfahrzeugs |
| DE19746980A1 (de) * | 1997-10-24 | 1999-04-29 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren und Vorrichtung zur Ansteuerung wenigstens eines elektromagnetischen Verbrauchers |
| DE19813138A1 (de) * | 1998-03-25 | 1999-09-30 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren und Vorrichtung zur Ansteuerung eines elektromagnetischen Verbrauchers |
-
2000
- 2000-05-11 DE DE10022953A patent/DE10022953A1/de not_active Withdrawn
-
2001
- 2001-03-29 EP EP01107985A patent/EP1154142B1/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-03-29 DE DE50106367T patent/DE50106367D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-05-09 JP JP2001139159A patent/JP2002004923A/ja active Pending
- 2001-05-11 KR KR1020010025674A patent/KR100771290B1/ko not_active IP Right Cessation
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11501768A (ja) * | 1995-03-02 | 1999-02-09 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 少なくとも１つの電磁的負荷の制御装置 |
| JPH10512345A (ja) * | 1995-09-28 | 1998-11-24 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 燃料調量装置の監視方法および監視装置 |
| DE19853823A1 (de) * | 1998-11-21 | 2000-05-25 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren zum Betreiben einer Brennkraftmaschine insbesondere eines Kraftfahrzeugs |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP1154142A3 (de) | 2003-04-23 |
| KR20010104663A (ko) | 2001-11-26 |
| EP1154142B1 (de) | 2005-06-01 |
| DE10022953A1 (de) | 2001-11-15 |
| DE50106367D1 (de) | 2005-07-07 |
| EP1154142A2 (de) | 2001-11-14 |
| KR100771290B1 (ko) | 2007-10-29 |
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