JP2002004247A - 木工沈床 - Google Patents

木工沈床

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JP2002004247A
JP2002004247A JP2000180950A JP2000180950A JP2002004247A JP 2002004247 A JP2002004247 A JP 2002004247A JP 2000180950 A JP2000180950 A JP 2000180950A JP 2000180950 A JP2000180950 A JP 2000180950A JP 2002004247 A JP2002004247 A JP 2002004247A
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JP
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type
frame
sides
frame body
fences
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JP2000180950A
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Masahiko Konno
正彦 今野
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TOO GIKEN KK
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TOO GIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 木工沈床を少ない木材で作ると共に、中にた
くさんの石が詰められるようにする。 【解決手段】 4種類の枠体を用いる。Aタイプの枠体
は、基礎枠の4辺に柵を備えている。Bタイプは、基礎
枠の3辺のみに柵があり、1辺は開放している。Cタイ
プの枠体は、連続する2辺に柵があり、残り2辺は開放
している。Dタイプは、3辺だけに柵があり、1辺は開
放している。川底に配置するときは、一番端にAタイプ
の枠体A1を置き、その隣にBタイプの枠体B1を、開
放辺をA1に向けて配置する。その隣には、同タイプの
枠体B2を配置する。順次、Bタイプの枠体B3、B
4...を置いていけば1列目ができる。2列目は、A
1の隣に、Dタイプの枠体D1を配置する。次いで、D
1とB1に接するよう、Cタイプの枠体C1を置く。さ
らに、C1とB2に接するようにCタイプの枠体C2を
置く。同様に、C3、C4...と置いていく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、河川の護岸前面
の洗掘を防止するための木工沈床に関する。
【0002】
【従来の技術】根固工として古くから木工沈床が知られ
ており、これは河底に木材で枠を形成し、その中に玉石
を詰めるようにしたものである。最近、この木工沈床
が、コンクリートを使わないで済むことから、見直され
ている。しかし、旧来の木工沈床は、針金やかすがいを
使って現場で丸太を組み立てるので、組立てに多くの時
間と労力を要していた。
【0003】このような欠点を解消したものとして、特
開平10−317350号公報記載の木工沈床がある。
この木工沈床は、図1に示すように、4角形のすのこ状
の基礎枠1とその周囲に巡らした柵3から構成される。
基礎枠は、互いに平行な2本の木杆5aの上に直角に2
本の木杆5bを渡し、互いに連結する。図2は、木杆同
士の連結部を断面で示したもので、上下の木杆5に互い
に連続する孔6をそれぞれあけ、上側の木杆5bの孔に
は、内面に雌ねじを刻んだねじ筒7を納め、ねじ筒の上
部のつば8を釘で木杆に固定する。下側の木杆5aの孔
に下からボルト10を差し、ボルトの先をねじ筒7に螺
合して、締め付ける。これだけでは基礎枠1が菱形に変
形しやすいので、図1に示すように、交差部にL字形の
金具12を取り付けて補強する。下側の木杆5a同士の
間に等間隔で桟木2を渡して釘で止める。
【0004】このように木2を取り付けた基礎枠1を、
護岸前面の河底に並べる。人力だけでも運べるよう、基
礎枠の1辺は2m前後に作られる。基礎枠1同士は、L字
金具12にあけた孔を利用してシャックル15などの連
結具で結ぶ(図3)。
【0005】基礎枠を設置したら、四隅のねじ筒7にタ
イボルト17をねじこんで立て、これらのタイボルト1
7に、図1に示すように、木杆19を一本一本、互い違
いに串通し、最後にナット20で締め付けて基礎枠の周
りに柵3を形成する。こうすると、上下の木杆19の間
に隙間ができ、魚などが通れる。こうして枠体Aができ
たら、図3、図4に示すように、各枠体の中に石塊(玉
石)21をぎっしり詰める。この詰石21が流れの勢い
を緩和し、護岸前面の洗掘を防止する。周りの柵は詰石
が流失しないようこれを保持する。
【0006】ところで、このものでは、各基礎枠1の周
囲全部に柵3を設けてあるので、図4でよく分かるよう
に、各枠体Aが柵3を背中合わせにして隣のものと接し
ており、隣接部で柵1が二重になっている。しかし、柵
は2重である必要はなく、木材が無駄に使われている。
また、石の収納スペースがそれだけ少なくなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、従来の木
工沈床を、材料である木材を無駄なく使うと共に、中に
たくさんの石が詰められるように改良することを課題と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の木工沈床は、
四角形のすのこ状の基礎枠の角にボルトを立て、それら
ボルトに木杆の両端を挿通して柵を巡らせ、内部に石を
詰めるようにしたものであって、周囲4辺全部に柵を設
けたものおよび一部の辺だけに柵を設けたものを組み合
せ、相隣接する枠体の隣り合う辺の片方にのみ柵を設
け、他方の辺には柵がないように配置したものである。
【0009】こうすれば、柵と柵が重なり合うことがな
くなるので、その分、材料(木材)を少なくすることが
でき、また、中に収納できる石の量が増大する効果があ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明では、AからDタイプま
での4種類の枠体を用いる。図5に示すのがAタイプで
あって、基礎枠1の4辺に柵3を備えている。このタイ
プは、図1に示す従来のものと同じ形状、構造である。
【0011】図6はBタイプの枠体であって、基礎枠の
3辺のみに柵があり、1辺は開放している。開放辺30
の両側のタイボルト17には、木杆19同士の間に木杆
を短く切ったスペーサ31を挿通する。
【0012】図7はCタイプであり、連続する2辺に柵
があり、残り2辺は開放している。
【0013】図8はDタイプの枠体で、3辺だけに柵が
あり、1辺は開放している。Bタイプと違うところは、
Bは桟木2に直角な辺が開放しているのに対し、このタ
イプは桟木に平行な辺が開放している。
【0014】これら4タイプの枠体を組み合わせて構成
したものを図9に示す。一番端にAタイプの枠体A1を
置き、その隣にBタイプの枠体B1を、開放辺30をA
1に向けて配置する。枠体A1とB1は、従来通り、金
具12同士をシャックルなどを用いて結合する。枠体B
1の隣には、開放辺30をB1に向けて同タイプの枠体
B2を配置する。こうして、順次、Bタイプの枠体B
3、B4...を置いていけば1列目できる。
【0015】2列目は、A1の隣に、Dタイプの枠体D
1を開放辺30をA1に向けて配置する。次いで、D1
とB1に接するよう、Cタイプの枠体C1を置く。この
とき、C1の2つの開放辺はD1とB1に向けるように
する。さらに、C1とB2に接するようにCタイプの枠
体C2を置く。同様に、C3、C4...と置いてい
く。3列目、4列目...があるときは、それぞれ2列
目と同様の配列になる。
【0016】このようにして配置したので、枠体相互の
間には柵3が一枚だけしかなく、従来のように柵が2重
になることがなく、したがって、材料に無駄がなく、ま
た、石もたくさん詰められる。
【0017】なお、タイプDの枠体はD1は、タイプB
の枠体で代用することも可能である。代用した場合、桟
木2の方向が他と異なるなど、見栄えはよくないが、実
用上問題ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の木工沈床の斜視図である。
【図2】 同じく基礎枠の角部断面図である。
【図3】 同じく河底に設置された木工沈床の断面図で
ある。
【図4】 同じく設置状態斜視図である。
【図5】 この発明の木工沈床(Aタイプ)である。
【図6】 この発明の木工沈床(Bタイプ)である。
【図7】 この発明の木工沈床(Cタイプ)である。
【図8】 この発明の木工沈床(Dタイプ)である。
【図9】 この発明の木工沈床の設置状態斜視図であ
る。。
【符号の説明】
A、B、C、D 枠体 1 基礎枠 3 柵 17 ボルト 19 木杆 21 詰石 30 開放辺

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角形のすのこ状の基礎枠(1)の角に
    ボルト(17)を立て、それらボルトに木杆(19)の
    両端を挿通して柵(3)を巡らせ、この枠体の内部に石
    を詰めるようにしたものであって、周囲4辺全部に該柵
    を設けた枠体(A)および一部の辺だけに該柵を設けた
    枠体(B、C、D)を組み合せて、相隣接する枠体の重
    なり合う辺の片方にのみ柵があり、他方の辺には柵がな
    いように構成した木工沈床。
JP2000180950A 2000-06-16 2000-06-16 木工沈床 Pending JP2002004247A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040071989A (ko) * 2003-02-07 2004-08-16 한수그린텍 주식회사 침수방틀의 시공방법
KR101435285B1 (ko) * 2012-12-14 2014-08-27 한국타이어 주식회사 타이어용 케이블 비드
JP2016108823A (ja) * 2014-12-05 2016-06-20 株式会社イーエムシー 木工沈床

Cited By (3)

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KR20040071989A (ko) * 2003-02-07 2004-08-16 한수그린텍 주식회사 침수방틀의 시공방법
KR101435285B1 (ko) * 2012-12-14 2014-08-27 한국타이어 주식회사 타이어용 케이블 비드
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