JP2002004048A - 成膜方法及び装置 - Google Patents

成膜方法及び装置

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JP2002004048A
JP2002004048A JP2000185161A JP2000185161A JP2002004048A JP 2002004048 A JP2002004048 A JP 2002004048A JP 2000185161 A JP2000185161 A JP 2000185161A JP 2000185161 A JP2000185161 A JP 2000185161A JP 2002004048 A JP2002004048 A JP 2002004048A
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Kuniaki Horie
邦明 堀江
Yuji Araki
裕二 荒木
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Ebara Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 銅等の成膜材料を基板の表面で凝集すること
なく、基板表面に均一に析出させるようにした成膜方法
及び装置を提供する。 【解決手段】 処理室16内で基板Wを冷却しながら保
持する基板台座部18と、基板台座部18で保持した基
板Wの表面に沿って気相の有機金属化合物原料ガスを流
す原料ガス流路46と、基板台座部18で保持した基板
Wに対面するように配置され、有機金属化合物原料ガス
が気相中または基板の最表面で活性化するか、或いは熱
分解を促進するよう該有機金属化合物原料ガスを輻射加
熱するか、或いは紫外線により活性化させる活性化部6
6とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学気相成長によ
る成膜方法及び装置に係り、特に半導体基板に形成され
た配線用の窪みに銅等の金属を充填する際の銅シード層
等を形成するのに使用される成膜方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体基板上に配線回路を形成するため
の材料としては、アルミニウムまたはアルミニウムを主
成分とした合金が一般に用いられているが、集積度の向
上に伴い、より電気伝導度の高い材料を配線材料に採用
することが要求されている。このため、基板にめっき処
理を施して、基板に形成された配線パターンに銅または
その合金を充填する方法が提案されている。
【0003】図10は、このような銅配線の作製例を工
程順に示すもので、半導体基板Wには、図10(a)に
示すように、Low−K材からなる絶縁膜1上に形成さ
れた配線1aの上にLow−K材からなる絶縁膜2が堆
積され、リソグラフィ・エッチング技術によりコンタク
トホール3が形成され、その上にTiN,TaN等から
なるバリア層5、更にその上に電解めっきの給電層とし
ての銅シード層7がCVD(化学的蒸着)やスパッタリ
ング等により形成される。
【0004】そして、図10(b)に示すように、前記
半導体基板Wの表面に銅めっきを施すことで、コンタク
トホール3内に銅を充填させるとともに、絶縁膜2上に
銅層6を堆積させる。その後、化学的機械的研磨(CM
P)により、絶縁膜2上の銅層6を除去して、コンタク
トホール3に充填させた銅層6の表面と絶縁膜2の表面
とをほぼ同一平面にする。これにより、図10(c)に
示すように銅層6からなる配線が形成される。同様の工
程が、配線溝やコンタクトホールのみの場合やコンタク
トホールと配線溝を同時に形成するデュアルダマシン構
造でも採用されようとしている。
【0005】図11は、このような銅シード層7の成膜
を行う従来の一般的な気相成長装置の全体構成を示す図
であり、液体原料を気化させる気化器(ガス発生装置)
110の下流側に原料ガス搬送流路112を介して密閉
可能な成膜室114が設けられ、さらにその下流側の排
気流路118に真空ポンプ116が配置されている。成
膜室114には、例えば酸素や水素等の添加ガス等を供
給する添加ガス配管120が接続されている。
【0006】このような構成により、基板Wを基板保持
・加熱台124上に載置し、基板Wを所定温度に維持し
つつガス噴射ヘッド128のノズル穴126から原料ガ
スと添加ガスとの混合ガスを基板Wに向けて噴射して、
基板Wの表面に薄膜を成長させる。この場合、原料ガス
を成膜室内の被成膜基板に向けて安定的に供給する必要
がある。原料ガスは、Cu(hfac)tmvs等の液体原料を気
化器で加熱して気化させることによって生成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように、基板を加熱しながら基板表面にCVDで銅
を成膜する際、図12に示すように、銅自体が凝集し銅
膜が部分的に薄くなったところが存在すると、めっき処
理時にその部分が溶解してしまい、その2次側へのめっ
き電流の供給が不十分あるいは不可能となって、最終的
に埋込み部分に空洞などのめっき欠陥を生じることがあ
るといった問題があった。これは、純度の高いCu自体
が100℃以上の高温では成膜初期時の核成長の時に凝
集してしまうという性質を持つために生じる問題であ
る。即ち、CVDの場合、基板加熱による成膜ガスの基
板の表面での反応により成膜を促進させるため、基板の
加熱が必須となり、銅が凝集するためであると考えられ
る。
【0008】なお、スパッタリングで銅を成膜する場合
は、スパッタされた銅粒子が基板に衝突して、物理的に
銅が基板に結合するため、基板を加熱して成膜を促進さ
せる必要はない。そのため、基板を冷却することで銅の
凝集を抑えることができる。しかし上記の様に、銅をC
VDで成膜する場合には、基板を冷却すると反応が生じ
なくなって成膜不能となってしまうので、銅の凝集に対
する対策が困難であった。
【0009】また、上記のように、純粋な銅は加熱状態
で成膜すると凝集するという特性を有しているため、銅
のCVDで凝集が問題とならない場合は、成膜中に銅の
中に不純物が混入し、それが凝集を防ぐ役割を果たして
いる場合が多いと考えられる。従って、これでは銅の電
気特性の劣化の原因となって、本質的な解決策とはなっ
ていない。
【0010】本発明は上記事情に鑑みて為されたもの
で、銅等の成膜材料を基板の表面で凝集することなく、
基板表面に均一に析出させるようにした成膜方法及び装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、銅の薄膜を形成するためのCVDのプロセスにおい
て、処理室内に搬入した基板を冷却しつつ、有機金属化
合物原料ガスを気相中、送気中または基板最表面で活性
化或いは熱分解して基板に付着させ銅の薄膜を基板表面
に析出させることを特徴とする成膜方法である。
【0012】これにより、例えば原料ガスの供給速度が
小さかったり、原料ガスの供給速度は成膜には十分であ
るが、あまり活性化されておらず、従って、核の発生速
度が遅い場合であっても、基板を、例えば100℃以下
程度に冷却して保持することで、銅が基板表面に析出し
て成長する際に核が移動して凝集してしまうことを防止
することができる。
【0013】請求項2に記載の発明は、銅の薄膜を形成
するためのCVDのプロセスにおいて、有機金属化合物
原料ガスを気相中、送気中または基板最表面で活性化或
いは熱分解して処理室内に搬入した基板に付着させ銅の
薄膜を基板表面に析出させることを特徴とする成膜方法
である。
【0014】これにより、例えば原料ガスの供給速度が
十分速く、原料ガスが十分に活性化されている場合、つ
まり核の発生速度が十分速い場合に、銅が基板表面で直
ちに成膜することで、核が移動するよりも速く成膜する
ことが可能となり、凝集を伴うことなく、凹凸のない均
一な銅皮膜を得ることができる。
【0015】請求項3に記載の発明は、処理室内で基板
を冷却しながら保持する基板台座部と、該基板台座部で
保持した基板の表面に沿って気相の有機金属化合物原料
ガスを流す原料ガス流路と、前記基板台座部で保持した
基板に対面するように配置され、前記有機金属化合物原
料ガスが気相中または基板最表面で活性化するか、或い
は熱分解を促進するよう該有機金属化合物原料ガスを輻
射加熱するか、或いは紫外線により活性化させる活性化
部とを有することを特徴とする銅の薄膜を形成する成膜
装置である。
【0016】これにより、例えば有機金属化合物原料ガ
スとして、1価の銅原料であるCu(hfac) tmvs や2価
の銅原料であるCu(htac)を使用して銅を成膜する
場合に、銅の原料ガスを、例えば140℃以上になるよ
うに輻射加熱して気相中或いは基板Wの最表面で予め活
性化(原料分子の分子振動を激しくする)しておくこと
で、例えば100℃以下程度に冷却された基板であって
も、銅が基板表面に到達した時点で直ちに成膜反応を起
こすことが可能となる。従って、基板上で核の発生ポイ
ントの数も充分に増加した成膜が可能となり、そのこと
により、基板表面のいたる所から成膜が進行していくの
で、凹凸のない薄い成膜が可能となり、凝集を起こすこ
となく均一に成膜することができることになる。しか
も、基板の最表面を輻射加熱しながら成膜することで、
銅自体をアニールしながら成膜することになり、精度の
良い銅皮膜を得ることができる。なお、ここで、原料ガ
スが140℃以上となるとは、原料ガスが140℃の分
子振動を行っている状態になっていることをいう。
【0017】請求項4に記載の発明は、処理室内で基板
を冷却しながら保持する基板台座部と、気相の有機金属
化合物原料ガスを前記処理室内に導入する原料ガス導入
路と、前記処理室及び/または原料ガス導入路内に配置
され前記有機金属化合物原料ガスが送気中に接触して活
性化するか、或いは熱分解を促進するよう該有機金属化
合物原料ガスを加熱する電熱線とを有することを特徴と
する銅の薄膜を形成する成膜装置である。
【0018】これにより、例えば有機金属化合物原料ガ
スとして、1価の銅原料であるCu(hfac) tmvs や2価
の銅原料であるCu(htac)を使用して銅を成膜する
場合に、例えば200℃以上に加熱した電熱線(ホット
ワイヤ)を使用し該電熱線に原料ガスを接触させて活性
化(原料分子の分子振動を激しくする)しておくこと
で、例えば100℃以下程度に冷却された基板であって
も、銅が基板表面に到達した時点で直ちに成膜反応を起
こすことが可能となる。
【0019】ただし、Cu(htac)やCu(hfac) tmvs
は、200℃で活性化のみならず熱分解を起こすこと
も可能だが、熱分解すると、電熱線にCuが付着してし
まう問題が生じる。そこで、電熱線の温度を1800℃
程度まで加熱すれば、5Torr以下の成膜圧力であれ
ばCuは蒸気として揮発するので、付着の問題もなくし
かも原料ガスの分解を瞬時に行うこともできる。
【0020】請求項5に記載の発明は、処理室内で基板
を保持する基板台座部と、気相の有機金属化合物原料ガ
スを前記処理室内に導入する原料ガス導入路と、有機金
属化合物原料ガスを気相中、送気中または基板最表面で
活性化或いは熱分解して処理室内に搬入した基板に付着
させる活性化手段とを有することを特徴とする銅の薄膜
を形成する成膜装置である。
【0021】これにより、例えば原料ガスの供給速度が
十分大きく、且つ原料ガスが十分に活性化されている場
合、つまり核の発生速度が速い場合に、原料ガスが基板
に到達した時点で直ちに成膜して、成膜初期時に核の発
生ポイントの非常に多い成膜を行うことが可能となる。
従って、核の移動や凝集を伴うことなく、凹凸のない均
一な銅皮膜を得ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図9を参照して、
本発明の実施の形態を説明する。図1は、例えば、還元
ガス雰囲気で、銅配線用の銅シード層7(図10参照)
を基板Wの表面に成長させる気相成長装置の全体構成を
示すもので、これは、例えば、1価の銅原料であるCu
(hfac(ヘキサフルオルアセチルアセトン))tmvs(ト
リメチルビニシラン),tmvs(5%)及びH(hfac)を混
合した液体原料10を貯蔵する容器12と、液体原料1
0を、例えば50〜70℃に加熱し気化させて原料ガス
を生成する気化器14と、成膜室(処理室)16の内部
に搬入して基板台座部18上に載置保持した基板Wの表
面に銅を成膜する成膜装置20とを備えている。
【0023】これにより、例えばHe等で液面を加圧し
て液用流量調整器22から気化器14に液体原料10を
送り、同時にHe,HまたはAr等のキャリアガスを
ガス用流量調整器24から気化器14に送り、この気化
器14で原料ガスを生成し、この原料ガスとH(hfa
c)、H,Ar,N,He等の添加ガスとを成膜室
16の内部に送って、基板台座部18で保持した基板W
の表面に下記の反応式(1)及び(2)により銅を成膜
するようになっている。 Cu(hfac)tmvs→Cu(hfac)+tmvs (1) 2Cu(hfac)→Cu(hfac)+Cu↓ (2)
【0024】ここで、反応式(1)は、図2に示すCu
(hfac)と tmvs とが繋がっている部分Cを切る吸熱
反応であり、あまり大きなエネルギを必要とせず、一般
的にも気相で反応させるのが良いと言われている。反応
式(2)は、銅元素と酸素元素とが繋がっている部分C
を切る反応である。
【0025】なお、成膜後の hfac や tmvs を含む排
ガス及び原料ガスの一部は、トラップ26a,26bに
より一部の成分がトラップされ、真空ポンプ28を経て
除害装置30から外部に排気される。
【0026】図3乃至図5は、図1に示す気相成長装置
に使用されている成膜装置20を示すもので、この成膜
装置20の成膜室16内には、内部に冷媒流路32aを
有し冷却部として機能する基板台32と該基板台32の
上面に載置保持される基板ホルダ34とからなる基板台
座部18が上下動及び回転自在な軸36の上端に固定さ
れて配置されている。基板ホルダ34の上方は、例え
ば、透明な石英ガラス等からなり、下面に、例えば3本
の支持ピン38を垂設したホルダカバー40で覆われる
ようになっている。この基板台32は、この内部の冷媒
流路32aに冷媒を流すことで、基板ホルダ34上に載
置した基板Wを、成膜中に、例えば100℃以下、−3
0℃程度まで冷却できる性能を有している。
【0027】ここで、図3は、基板台座部18が成膜位
置にある時の状態を示しているが、この時に原料ガス供
給口42から基板ホルダ34とホルダカバー40との間
を流れて排ガス排出口44に繋がる基板ホルダ34に載
置された基板Wの表面に沿った原料ガス流路46が形成
され、これによって、成膜室16に原料ガス供給口42
から導入された原料ガスが原料ガス流路46内を均一に
流れて排ガス排出口44から排出されるようになってい
る。
【0028】この原料ガス流路46内には、図5に示す
ように、原料ガス供給口42の下流側に位置して原料ガ
ス流路46の幅を拡大する整流板48aが、排ガス排出
口44の上流側に位置して原料ガス流路46の幅を縮小
する整流板48bがそれぞれ配置されている。
【0029】ここで、一般に気相成長における成膜速度
は拡散律速の時、拡散速度に相関し、 拡散速度=D/δ(Pb−Ps) 但し、D:拡散係数 δ:境界層厚さ Pb:主流の処理ガス分圧 Ps:基板表面の処理ガス分圧 の関係がある。
【0030】上式によれば、境界層厚さδが薄くなると
拡散速度(成膜速度)は速くなり、従って、流路幅Aを
狭くすると主流の流速は速くなって境界層厚さδが小さ
くなる。しかしながら、流路幅Aを狭くするにも限界が
ある。即ち、装置の構造上の段差が問題となり流れに乱
れが生じる時、基板中央と外周部とでの圧力差が大きく
なり、あるいは変化が直線的でなくなり、基板を回転し
ても均一性が得られなくなる時などである。このような
場合に、最適条件が得られるように流路幅Aは調整可能
であることが好ましい。
【0031】基板台32の内部には、上下に貫通して該
基板台32に保持した基板ホルダ34の下面で開口する
第1貫通孔32bと、基板ホルダ34に設けられた貫通
孔に連通する第2貫通孔32cがそれぞれ設けられてい
る。そして、基板台32の下方に支持台50が上下動自
在に配置され、この支持台50の前記第1貫通孔32b
に対向する位置に基板ホルダ突上げピン52が、第2貫
通孔32cに対向する位置に前記基板ホルダ突上げピン
52より長尺の基板突上げピン54がそれぞれ突設され
ている。
【0032】これにより、基板台32に対して支持台5
0が相対的に上昇した時、先ず基板突上げピン54が基
板ホルダ34上に載置した基板Wの下面に当接してこれ
を持上げ、これにより、図4(a)に示すように、基板
Wを基板ホルダ34から離隔した(浮いた)位置に保持
することができ、支持台50が更に上昇した時、基板ホ
ルダ突上げピン52が基板台32上に保持した基板ホル
ダ34と当接してこれをホルダカバー40と共に持上げ
るようになっている。
【0033】一方、成膜室16の下方には、ロボットハ
ンド56を介して基板Wの搬出入、及び基板ホルダ34
のホルダカバー40を伴った搬出入を行うゲートバルブ
58を備えた搬出入口60が設けられている。そして、
この搬出入口60に対向する位置で、基板ホルダ34上
に載置した基板Wを基板突上げピン54で持ち上げた状
態で該基板Wのロボットハンド56との受渡しを行い、
また、図4(b)に示すように、基板台32上に保持し
た基板ホルダ34を基板ホルダ突上げピン52で持上げ
た状態で基板ホルダ34のホルダカバー40を伴ったロ
ボットハンド56との受渡しを行うようになっている。
基板ホルダ34及びホルダカバー40の搬出入は、別々
に行うようにしても良い。
【0034】このように、成膜室16の外部にホルダカ
バー40等を搬出入できるようにすることで、原料ガス
による反応生成物がホルダカバー40の内周面に付着し
ても、洗浄により容易に除去したり、適時交換すること
を可能となし、これによって、常に基板の周囲を清浄な
環境に維持したまま処理を継続できる。それ故、パーテ
ィクル汚染の少ない装置を提供でき、或いは装置全体の
クリーニングサイクルを長くでき、装置の稼働率を高め
ることができる。
【0035】ホルダカバー40の上部には、赤外線ラン
プ或いはハロゲンランプ等の加熱源(光源または熱源)
62を有し、透明な石英ガラス等のランプカバー64で
前面を覆った活性化部としての輻射加熱部66が配置さ
れている。この輻射加熱部(活性化部)66は、成膜中
に原料ガス流路46を流れる原料ガスの温度が、例えば
140℃、つまり原料ガスが140℃の分子振動を起こ
している状態以上となるように該原料ガスを輻射加熱す
るためのもので、例えば100℃/秒程度の被照射物の
温度上昇速度が得られるハロゲンヒータランプ等の、瞬
時に高温まで昇温可能なものを利用すると基板の加熱時
間を無視できるほど短くすることも可能となる。なお、
この輻射加熱部の代わりに、紫外線を照射して原料ガス
を活性化させるようにしても良い。
【0036】そして、ホルダカバー40が上昇位置にあ
る時に該ホルダカバー40とランプカバー64との間
に、例えばN等の付着防止ガスを流すガス流路68が
区画形成されるようになっており、更に、成膜室16の
上部には、上昇位置にあるホルダカバー40の上面に沿
ってシールガスを流すシールガス流路70が設けられて
いる。
【0037】これにより、成膜室16内に原料ガスを流
して成膜を行う際に、ガス流路68に付着防止ガスを、
シールガス流路70を介してホルダカバー40の上面に
沿ってシールガスをそれぞれ流すことで、原料ガスをシ
ールガスでシールし、かつ洩れた原料ガスのランプカバ
ー64等への付着を付着防止ガスで防止して、輻射加熱
部66側を常に清浄に保つことができるようになってい
る。
【0038】次に、この実施の形態における銅の成膜動
作について説明する。先ず、成膜室16内に搬入した基
板Wを基板台座部18の基板ホルダ34で載置保持し、
これを上昇させて、図3に示すように、基板ホルダ34
に載置保持した基板Wに沿った原料ガス流路46を形成
した状態で、気化器14で気化した原料ガスと添加ガス
を成膜室16内に導入して原料ガス流路46に沿って流
す。この時、原料ガスが基板Wに沿って平行に流れる場
合に、一般的にガスの流れ方向に沿った成膜速度は均一
とならず、膜厚にばらつきが生じる。このため、基板台
32を回転させて、基板W上の膜厚分布を均一化するこ
とが好ましい。
【0039】この原料ガス流路46に沿って流れる原料
ガスに、輻射加熱部66の輻射熱により、原料ガスの温
度が、例えば140℃、つまり140℃の分子振動をし
ている状態以上となるように加熱して、原料ガスを気相
中或いは基板Wの最表面で予め活性化(原料分子が分子
振動を激しくする)しておく。一方、このように原料ガ
スを加熱すると、基板ホルダ34上に載置された基板W
も加熱されるが、基板台32の内部に設けた冷媒流路3
2aに冷媒を流すことで、基板ホルダ34に載置した基
板を100℃以下程度に保持するように冷却する。
【0040】このように、原料ガスを予め活性化してお
くことで、100℃以下程度に冷却された基板Wであっ
ても、銅が基板表面に到達した時点で直ちに成膜反応を
起こし基板上で核の発生ポイントの数が充分に増加した
成膜が可能となる。つまり、例え原料ガスの供給速度が
小さかったり、原料ガスが成膜には十分であるが、あま
り活性化されていない場合、つまり核の発生速度が遅い
場合であっても、図8(a)に示すように、核の移動や
それに伴い凝集を防止して、基板Wの表面における核N
の発生ポイント数が増加し、基板Wの表面のいたる所か
ら成膜が進行していくので、凹凸のない薄い成膜が可能
となり、凝集を起こすことなく均一に成膜することがで
きることになる。しかも、基板の最表面を輻射加熱しな
がら成膜することで、銅自体をアニールしながら成膜す
ることになり、精度の良い銅皮膜を得ることができる。
なお、図8(b)は、原料ガスを予め活性化させていな
い時の状態を示している。
【0041】つまり、前記反応式(1)及び(2)を気
相中或いは基板Wの最表面で行わせることで、図2に示
す銅原料(有機金属化合物)の部分C及びCを切離
して銅元素を生成する。この時、これらの部分C及び
以外の場所での結合が切れると、膜中に不純物が混
入しやすいので、この部分C及びCのみが切れる温
度で加熱する必要があるが、図2に示す銅原料の結合に
おけるボンドストレングスは、部分C及びCが他と
較べて弱いと推定されるので、他の結合が切れずに、部
分C及びCの結合のみが切れる温度で成膜すれば、
銅のみが成膜されて、hfac や tmvs は成膜中に入らず
に排気されて、不純物の少ない銅の成膜が可能となる。
【0042】同時に、ガス流路68に付着防止ガスを、
シールガス流路70を介してホルダカバー40の上面に
沿ってシールガスをそれぞれ流すことで、原料ガスをシ
ールガスでシールし、かつ洩れた原料ガスのランプカバ
ー64等への付着を付着防止ガスで防止する。
【0043】なお、原料ガスの殆どはホルダカバー40
と基板ホルダ34との間の空間に流れ、成膜成分等の付
着物はその大部分が、基板Wの表面、基板ホルダ34の
上面及びホルダカバー40の下面に付着するが、ホルダ
カバー40及び基板ホルダ34は外部に搬出入すること
で、その洗浄が容易であり、定期的に洗浄を行うことで
常にパーティクル汚染を防止することができる程度の清
浄さを保つことができる。
【0044】そして、例えばアニール処理を行う場合等
に、必要に応じて、図4(a)に示すように、基板Wを
基板台座部18から浮いた状態とすることで、基板Wを
急速に加熱する。そして、成膜を終了した基板をロボッ
トハンド56で外部に搬出する。
【0045】なお、この例は、内部に冷媒流路32aを
有し冷却部として機能する基板台32を備え、この基板
台32を介して基板ホルダ34上に載置保持した基板W
を冷却するようにした例を示しているが、基板を冷却し
ないようにしても良い。
【0046】つまり、例えば原料ガスの供給速度が十分
大きく、且つ原料ガスが十分に活性化されている場合、
即ち核の発生速度が速い場合には、原料ガスが基板に到
達した時点で直ちに成膜して、成膜初期時に核の発生ポ
イントの非常に多い成膜を行うことが可能となり、これ
によって、凹凸のない均一な銅皮膜を得ることができ
る。つまり、このような場合には、核の移動やそれに伴
う銅の凝集という問題がないので、基板を冷却する必要
がなくなる。このことは、以下の各実施の形態にあって
も同様である。
【0047】図6は、成膜装置の第2の実施の形態を示
すもので、これは、原料ガス供給口42に原料ガス導入
路を構成する連結管72に設置し、この連結管(原料ガ
ス導入路)72の内部に、この連結管72の内部を流れ
る原料ガスを接触させることで送気中に活性化させる
か、或いは熱分解を促進させる、例えば200℃以上に
加熱する電熱線(ホットワイヤ)74を配置し、更に、
基板台座部18が図6に示す成膜位置にある時に、原料
ガス供給口42から基板ホルダ34と成膜室16の天板
16aとの間を流れて排ガス排出口44に繋がる基板ホ
ルダ34に載置された基板Wの表面に沿った原料ガス流
路46が形成されるようにしたものである。その他の構
成は、前記第1の実施の形態とほぼ同様である。
【0048】ここで、前記Cuの例のように還元性のガ
スを使用するプロセスでは、電熱線には、一般的に、タ
ングステンやタンタル線等が用いられる。しかしなが
ら、酸化性のプロセスガスを使用するプロセスの場合に
は電熱線が酸化され、劣化してしまうので、酸化物の電
熱線、または高温の酸化性雰囲気でも表面が酸化されな
い金属の電熱線、例えば金、白金、銀、レニウム、モリ
ブデン、炭化珪素、またはタングステン、あるいはタン
タル等の金属線をこれらで被覆したものを使用する必要
がある。これにより、酸化性あるいは腐食性のガス雰囲
気下においても、これらの電熱線が酸化されず触媒とし
ての機能を果たすことができると考えられる。
【0049】つまり、金は、融点が1063℃であり、
比較的融点が低いので低温での使用が可能である。ま
た、酸化性のガスに限らずハロゲン性のガスにも耐性を
有し、殆どの処理ガスに対して高温で安定に使用でき
る。白金は、金と同様に耐腐食性を有し、且つ融点が1
769℃と比較的高いので更に高温用のプロセスに使用
可能である。また、酸化タングステンは、タングステン
の酸化物であるが、タングステン自体は通常400℃以
上で酸化物を形成してしまうが、予め稠密に酸化させて
おくことで、800〜900℃でも殆どそれ以上酸化が
進行することなく使用することができる。WO2.7
WO2.9程度の酸化の度合いが好適であり、WO
で予め酸化すると、耐熱性は更に向上するが脆くなり使
用し難くなる。炭化珪素(SiC)はそれ自体が発熱体
となるセラミックスであり、耐熱性も高く不純物も殆ど
発生しない。但し、非常に高温になるとカーボンが微量
に酸化してCOを発生して劣化してしまうという問題
点があると考えられる。
【0050】また、電熱線をガラスまたはセラミックス
等の非反応性の材料で被覆することも非還元性雰囲気で
の使用に有効である。被覆の方法としては、電熱線の素
線自体にコーティングする方法が考えられる。これは素
線とコーティング材の熱膨張率が相違すると両者は使用
時に剥離してしまうが、ほぼ同じ値であればこのような
問題を生ぜず、処理ガスを高温の被覆材に発熱材の負荷
の小さな状態で接触させ、これにより発熱材の酸化を防
止することができる。
【0051】この実施の形態は、電熱線74を、例えば
200℃以上に加熱し、連結管72内を流れる原料ガス
をこの加熱した電熱線に接触させることで活性化する
か、或いは熱分解を促進しておく。一方、このように原
料ガスを加熱すると、この原料ガスが原料ガス流路46
に沿って流れる際に基板ホルダ34上に載置された基板
Wも加熱されるが、基板台32の内部に設けた冷媒流路
32aに冷媒を流すことで、基板台32を基板ホルダ3
4上に載置した基板を100℃以下程度に保持するよう
に冷却する。これにより、100℃以下程度に冷却され
た基板Wであっても、銅が基板表面に到達した時点で直
ちに成膜反応を起こし基板上で核の発生ポイントの数が
充分に増加した成膜が可能となる。
【0052】ただし、Cu(htac)やCu(hfac) tmvs
は、200℃で活性化のみならず熱分解を起こすこと
も可能だが、熱分解すると、電熱線にCuが付着してし
まう問題が生じる。そこで、電熱線の温度を1800℃
程度まで加熱すれば、5Torr以下の成膜圧力であれ
ばCuは蒸気として揮発するので、付着の問題もなくし
かも原料ガスの分解を瞬時に行うこともできる。
【0053】なお、前記実施の形態にあっては、成膜原
料として1価の銅原料であるCu(hfac) tmvs を使用し
た例を示しているが、銅との結合形態が同一の2価の銅
原料であるCu(htac)を使用しても良い。このよう
にCu(htac)を使用すると、熱分解温度を単一化さ
せて、成膜パラメータを絞り易くすることができるとい
うメリットがある。また、電熱線を使ったプロセスで
は、電熱線にタングステンを使用すると、Cu(hfac) t
mvs の原料では、tmvs 中のSiが電熱線の温度が16
00℃以下程度でタングステンをシリサイド化してしま
うので、このような場合には、Cu(htac)を使用し
た方が良い。
【0054】図7は、成膜装置の第3の実施の形態を示
すもので、これは、第1の実施の形態と第2の実施の形
態とを組合せ、第1の実施の形態における原料ガス導入
路を構成する連結管72の内部に、この連結管72の内
部を流れる原料ガスを接触させることで送気中に活性化
させるか、或いは熱分解を促進させる、例えば200℃
以上に加熱する電熱線(ホットワイヤ)74を配置した
ものである。これにより、原料ガスを十分に活性化して
核の発生速度を高めることができる。
【0055】図8は、成膜装置の第4の実施の形態を示
すもので、これは、成膜室16の上部にこの内部に原料
ガスを導入する原料ガス導入路してのガス噴射ヘッド8
0を設置し、成膜室16内のガス噴射ヘッド80と基板
台座部18との間に電熱線(ホットワイヤ)82を配置
したものである。この基板台座部18の構成は、前記各
実施の形態と同様である。
【0056】この実施の形態によれば、原料ガスは、ガ
ス噴射ヘッド80から噴射されて基板台座部18の基板
ホルダ34上に載置保持された基板Wに達するが、この
送気中に、例えば200℃に加熱された電熱線で加熱さ
れて活性化するか、或いは熱分解が促進される。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、成膜材料としての銅を基板の表面で凝集することな
く、基板表面に均一に析出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の成膜装置をを備えた気相
成長装置の全体構成を示す図である。
【図2】図1に示す気相成長装置に使用される原料ガス
の一例(銅原料)を示す分子構造図である。
【図3】図1に使用されている成膜装置の概略を示す断
面図である。
【図4】図3の成膜装置において、(a)は基板を基板
台座部から持上げた状態を示す図で、(b)は基板ホル
ダをホルダカバーと共にロボットハンドにより搬出入す
る状態を示す図である。
【図5】図3の成膜装置における原料ガス流路を示す図
である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の成膜装置の概略を
示す断面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の成膜装置の概略を
示す断面図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態の成膜装置の概略を
示す断面図である。
【図9】核発生ポイントの多少とめっき膜の膜厚の均一
性との関係の説明に付する図である。
【図10】基板の表面に銅配線を形成する例を工程順に
示す図である。
【図11】従来の気相成長蔵置の全体構成を示す図であ
る。
【図12】従来の方法で銅を成膜して銅シード層を形成
した時の問題点の説明に付する断面図である。
【符号の説明】
10 液体原料 14 気化器 16 成膜室(処理室) 18 基板台座部 20 成膜装置 32 基板台(冷却部) 32a 冷媒流路 34 基板ホルダ 38 支持ピン 40 ホルダカバー 42 原料ガス供給口 44 排ガス排出口 46 原料ガス流路 48a,48b 整流板 50 支持台 62 加熱源 64 ランプカバー 66 輻射加熱部(活性化部) 68 ガス流路 70 シールガス流路 72 連結管(原料ガス導入路) 80 ガス噴射ヘッド(原料ガス導入路) 74,82 電熱線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4K030 AA11 BA01 CA04 FA08 FA10 KA25 KA26 LA15 4M104 BB04 DD44 DD45 HH13 5F033 HH11 HH32 HH33 JJ11 JJ32 JJ33 MM12 MM13 NN06 NN07 PP02 PP09 PP27 XX02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銅の薄膜を形成するためのCVDのプロ
    セスにおいて、 処理室内に搬入した基板を冷却しつつ、有機金属化合物
    原料ガスを気相中、送気中または基板最表面で活性化或
    いは熱分解して基板に付着させ銅の薄膜を基板表面に析
    出させることを特徴とする成膜方法。
  2. 【請求項2】 銅の薄膜を形成するためのCVDのプロ
    セスにおいて、 有機金属化合物原料ガスを気相中、送気中または基板最
    表面で活性化或いは熱分解して処理室内に搬入した基板
    に付着させ銅の薄膜を基板表面に析出させることを特徴
    とする成膜方法。
  3. 【請求項3】 処理室内で基板を冷却しながら保持する
    基板台座部と、 該基板台座部で保持した基板の表面に沿って気相の有機
    金属化合物原料ガスを流す原料ガス流路と、 前記基板台座部で保持した基板に対面するように配置さ
    れ、前記有機金属化合物原料ガスが気相中または基板最
    表面で活性化するか、或いは熱分解を促進するよう該有
    機金属化合物原料ガスを輻射加熱するか、或いは紫外線
    により活性化させる活性化部とを有することを特徴とす
    る銅の薄膜を形成する成膜装置。
  4. 【請求項4】 処理室内で基板を冷却しながら保持する
    基板台座部と、 気相の有機金属化合物原料ガスを前記処理室内に導入す
    る原料ガス導入路と、 前記処理室及び/または原料ガス導入路内に配置され前
    記有機金属化合物原料ガスが送気中に接触して活性化す
    るか、或いは熱分解を促進するよう該有機金属化合物原
    料ガスを加熱する電熱線とを有することを特徴とする銅
    の薄膜を形成する成膜装置。
  5. 【請求項5】 処理室内で基板を保持する基板台座部
    と、 気相の有機金属化合物原料ガスを前記処理室内に導入す
    る原料ガス導入路と、 有機金属化合物原料ガスを気相中、送気中または基板最
    表面で活性化或いは熱分解して処理室内に搬入した基板
    に付着させる活性化手段とを有することを特徴とする銅
    の薄膜を形成する成膜装置。
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