JP2002003801A - 段ボール用接着剤 - Google Patents

段ボール用接着剤

Info

Publication number
JP2002003801A
JP2002003801A JP2000182770A JP2000182770A JP2002003801A JP 2002003801 A JP2002003801 A JP 2002003801A JP 2000182770 A JP2000182770 A JP 2000182770A JP 2000182770 A JP2000182770 A JP 2000182770A JP 2002003801 A JP2002003801 A JP 2002003801A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
starch
adhesive
cardboard
main
carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000182770A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuo Sato
惇夫 佐藤
Kunihiko Watanabe
邦彦 渡辺
Koji Ogiso
宏治 小木曽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Paper Co Ltd filed Critical Oji Paper Co Ltd
Priority to JP2000182770A priority Critical patent/JP2002003801A/ja
Publication of JP2002003801A publication Critical patent/JP2002003801A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常使用される安価な生澱粉が100%原料
澱粉として使用可能であり、現状の製糊装置を用いて製
造可能な、粘度安定性を損なわず初期接着性を向上させ
た段ボール用接着剤を提供する。 【解決手段】乾式粉砕された澱粉をメイン澱粉として使
用したことを特徴とする段ボール用接着剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ライナーと中芯を
貼合機で貼合し、段ボールを製造する際に使用する段ボ
ール用接着剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、段ボール用接着剤としては、生澱
粉を主成分(メイン澱粉)とし、化工澱粉をアルカリと
熱により完全糊化したキャリア成分(キャリア澱粉)と
し、さらに補助成分として糊化温度を下げる苛性ソーダ
と、糊化澱粉を擬似的に架橋して初期接着力を発現させ
る硼砂を配合した澱粉系接着剤が用いられている。
【0003】メイン澱粉として用いられる澱粉として
は、とうもろこし澱粉、小麦澱粉、ポテト澱粉、タピオ
カ澱粉等の各種生澱粉や、アニオン化澱粉、カチオン化
澱粉、酸加水分解澱粉、酵素変性澱粉等の各種化工澱
粉、また、遺伝的に操作したとうもろこし等より採取さ
れるハイアミロース澱粉が知られている。
【0004】これらの澱粉は、その種類によって段ボー
ル用接着剤としたときの物性に違いが出るため、段ボー
ル製造装置(以下コルゲータ)における接着速度、ロー
ルコータに対するアプリケーション適性、コスト等を考
慮して選定されているが、各種化工澱粉やハイアミロー
ス澱粉は生澱粉に比べ非常に高価であるため、一般的な
段ボール用接着剤のメイン成分としては採用されていな
い。
【0005】生澱粉の中でも馬鈴薯澱粉、甘藷澱粉等の
地下系澱粉は均質性や供給量に問題があるため、段ボー
ル用接着剤のメイン成分としての使用量は少ない。現
在、段ボール用接着剤のメイン成分としては、地上系澱
粉であるとうもろこし澱粉、小麦澱粉、その中でも供給
量や価格の面で有利なとうもろこし澱粉が最も多く使用
されている。
【0006】また、キャリア澱粉としては、酸加水分解
澱粉、カチオン化澱粉、酵素変性澱粉等の化工澱粉やハ
イアミロース澱粉が主に使用されている。これらの澱粉
は、その種類によって段ボール用接着剤としたときの物
性に違いが出るため、コルゲータにおける接着速度、ロ
ールコータに対するアプリケーション適性、コスト等を
考慮して選定されている。
【0007】段ボールシートの接着においては、コルゲ
ータによって接着剤が波形に成形された中芯段頂部に塗
布され、加熱されることでライナと貼合される。このと
き、キャリア澱粉は濃縮及び硼砂との反応により増粘
し、初期接着強度の一部を発現する。また、メイン澱粉
は接着剤中の水分、熱及びアルカリによって、糊化、乾
燥し、初期接着強度及び永久接着強度を発現する。
【0008】近年、コルゲータのさらなる高速化による
合理化が要請されているが、律速となっているのは接着
速度である。従って、接着速度が向上するような段ボー
ル用接着剤が求められている。特にダブルフェーサ側
は、貼合直後にスリッターによるずり応力が掛かるた
め、初期接着強度の向上が重要視されている。
【0009】また、澱粉系段ボール用接着剤におけるキ
ャリア成分の役割は、メイン澱粉を接着剤中へ均一に
分散させ、沈降を防止すること、コルゲータ状の接着
剤塗布装置において、メイン澱粉を段頂部へ均一に付着
させること、塗布された接着剤液から水分が過度にラ
イナ及び中芯に吸収されないよう水分を保持すること、
といわれている。
【0010】従って、初期接着速度を上げ、高速貼合適
性を向上させる手段として、キャリア成分をできるだ
け多く配合する、加熱によるキャリア成分粘度上昇が
速くなるよう接着剤自身を高濃度化する、澱粉濃度を
上げる等が試されている。
【0011】初期接着速度向上を目指した技術として
は、キャリア澱粉に関するものとメイン澱粉に関する物
がある。キャリア澱粉に関するものとしては、特公昭5
5−35076号公報には酸処理澱粉、酸化澱粉及びデ
キストリンを生澱粉と混合してキャリア澱粉とする方法
が開示されている。また、特公昭54−26255号公
報にはキャリア澱粉としてハイアミロース澱粉を用いる
方法、特開平4−233985号公報には、化工澱粉又
はデキストリン及びポリビニルアルコールをキャリア成
分とする高速段ボール用接着剤が開示されている。
【0012】しかしながら、これらは全澱粉中に5〜2
0%程度しか配合されていないキャリア澱粉由来の初期
接着強度向上をねらったものであり、多くの部分を占
め、接着剤全体の性質に対してより大きな影響を及ぼす
メイン澱粉について考慮されたものではない。また、現
在段ボール用接着剤に使用されるキャリア澱粉として一
般的に使用されている化工澱粉単体と比べ、コスト面で
不利となる。
【0013】メイン澱粉に関する初期接着性向上技術と
しては、特開平09−235529号公報に、とうもろ
こし澱粉の接着剤液とタピオカ澱粉の接着剤液を特定割
合で混合して用いる方法が開示されている。しかしなが
ら、この方法では接着剤を仕上げるまでの工程が煩雑で
あり、タピオカ澱粉由来の接着剤液粘度がばらつくた
め、仕上がり粘度を制御しにくいという欠点を有してい
た。また、特開昭62−209180号公報には、部分
膨潤澱粉と完全糊化した陽性澱粉とからなる高速段ボー
ル用接着剤が開示されているが、硼酸を用いて反応を制
御する方法であるため硼酸投入のタイミング、及び澱粉
のロット差により仕上がり粘度が大きくばらつくという
欠点を有していた
【0014】従って、生澱粉をメイン澱粉として使用
し、なおかつ粘度安定性を維持しながら初期接着強度を
大きく向上させることができる段ボール用接着剤の開発
が求められていた。
【0015】そこで、本発明者らは、段ボール用接着剤
に用いる澱粉の粒径と初期接着強度の関係を鋭意研究し
た結果、以下のことを発見した。即ち、段ボール用接着
剤に用いる澱粉中に、小粒子径部分が多いほど初期接着
強度の発現が速くなることを発見した。また、小粒子径
部分を適当量配合した澱粉をメイン澱粉として用いるこ
とで、初期接着性が大幅に向上することを見出した。小
粒子径澱粉は、濃縮及び膨潤した時の単位体積あたりの
澱粉密度が大きくなる、即ち澱粉粒子により空間的に閉
じ込められる液層量が小さくなるため、澱粉粒子膨潤後
の乾燥が効率的に行われ、初期接着強度の発現が速くな
ると推定される。このような小粒子径澱粉は、予め原料
澱粉を適宜分級して得ることが可能である。しかし、原
料澱粉を分級し、小粒子径部分の澱粉をメイン澱粉とし
て用いると、使用されない澱粉が資源の無駄となるばか
りでなく、経済的にも不利になってしまう。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の問題に
鑑みてなされたものであって、通常使用される安価な生
澱粉が100%原料澱粉として使用可能であり、現状の
製糊装置を用いて製造可能な、粘度安定性を損なわず初
期接着性を向上させた段ボール用接着剤を提供すること
を課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため下記の構成をとる。即ち、本発明の第1は、乾
式粉砕された澱粉をメイン澱粉として使用した段ボール
用接着剤である。本発明の第2は、乾式粉砕により澱粉
表面に亀裂を生じさせた澱粉をメイン澱粉として使用し
た段ボール用接着剤である。本発明の第3は、澱粉が平
均体積基準粒子径14μm以下のとうもろこし澱粉又は
小麦澱粉である第1〜2発明の段ボール用接着剤であ
る。本発明の第4は、澱粉が平均体積基準粒子径17μ
m以下のタピオカ澱粉である第1〜2発明の段ボール用
接着剤である。本発明の第5は、澱粉が平均体積基準粒
子径30μm以下のジャガイモ澱粉である第1〜2発明
の段ボール用接着剤である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明の第1は、乾式粉砕された澱粉をメイン澱
粉として使用した段ボール用接着剤である。本発明に使
用可能な澱粉の原料には特に限定はないが、供給量の安
定性、初期接着強度発現までの速度等の特性より、とう
もろこし、小麦、タピオカ、ジャガイモ澱粉が特に好適
である。乾式粉砕の処理条件としては、乾式であれば特
に限定はなく、衝撃、圧壊、摩擦、せん断等の機械的手
段が用いられる。なお、本発明において澱粉を処理する
手段として、上記乾式粉砕に加えて、加熱、乾燥、焙
焼、薬品処理、酵素処理などの手段を単独、もしくは任
意に組み合わせて併用することも可能である。さらに具
体的には、乾式気流型粉砕処理装置、乾式ローター型粉
砕処理装置等の装置を任意に使用することが可能であ
る。また、従来ペイントコンディショナーとして使用さ
れている装置を分散液を用いずに使用することで流用す
ることが可能である。なお、上記装置の中で、澱粉の粒
子径を小さくする目的においては気流式粉砕処理装置を
用いることが特に好適である。ここでいう気流式粉砕処
理装置とは、空気の高速旋回渦流による粒子間の相互衝
突、相互摩擦等で粒子の粉砕を行う装置のことであり、
ジェットミル等が挙げられる。気流式粉砕処理装置を用
いることで、温度上昇に伴う澱粉粒子の糊化及び凝集を
抑制することができ、粉砕を効率的に行うことができ
る。なお、澱粉の水性スラリーをサンドグラインダーや
ボールミル等を用いて湿式粉砕する方法は、澱粉の粉砕
効率が悪く長時間の粉砕処理が必要となり、また、粉砕
時の温度上昇が大きく、澱粉の一部が糊化してしまい、
凝集物が発生するために不適である。
【0019】本発明の第2は、澱粉を乾式粉砕して表面
に亀裂を生じさせた澱粉をメイン澱粉として使用した段
ボール用接着剤である。前述の乾式粉砕により、澱粉表
面に0.01〜10μm程度の微細な亀裂を表面に有す
る澱粉を得ることが可能である。なお、本発明における
亀裂とは、澱粉粒表面にできた筋状のひび割れや凹みな
どの状態変化をいう。亀裂が発生したことにより表面積
の増大した澱粉を段ボール用接着剤のメイン澱粉として
使用すると、前記接着剤の初期接着性を大幅に向上させ
ることが可能である。これは、表面積の増大により、澱
粉粒子がより膨潤しやすくなり、苛性ソーダ量を増やす
ことなく糊化温度を下げることが可能になるためと推察
される。なお、澱粉粒子表面に亀裂を生じさせるために
は、ペイントコンディショナーを乾式粉砕装置として使
用することが特に好適である。
【0020】本発明の第3は、乾式粉砕により得られた
平均体積基準粒子径14μm以下のとうもろこし澱粉又
は小麦澱粉をメイン澱粉として使用した段ボール用接着
剤である。とうもろこし澱粉又は小麦澱粉は、通常、平
均体積基準粒子径で15〜22μmであるが、これを乾
式粉砕によって14μm以下とすることにより本発明の
効果が得られるものである。平均体積基準粒子径が14
μmより大きくなると、粉砕処理前の生澱粉とほぼ同じ
初期接着強度しか発現しなくなってしまう。なお、本発
明における平均体積基準粒子径とは、レーザー回折散乱
粒度分布濃度計(LA−910、堀場製作所製)におい
て、水を分散媒として超音波をかけながら5分間分散し
て測定した平均体積基準粒子径のことである。
【0021】本発明の第4は、乾式粉砕により得られた
平均体積基準粒子径17μm以下のタピオカ澱粉をメイ
ン澱粉として使用した段ボール用接着剤である。タピオ
カ澱粉は、通常、平均体積基準粒子径は20〜25μm
であるが、これを乾式粉砕によって17μm以下とする
ことによって本発明の効果が発現する。平均体積基準粒
子径が17μmより大きくなると粉砕処理前の生タピオ
カ澱粉と比べ、初期接着速度の向上はほとんど見られな
くなってしまう。
【0022】本発明の第5は、乾式粉砕により得られた
平均体積基準粒子径を30μm以下としたじゃがいも澱
粉をメイン澱粉として使用した段ボール用接着剤であ
る。じゃがいも澱粉の体積平均粒子径は40〜45μm
であるが、これを乾式粉砕によって30μm以下とする
ことによって本発明の効果が発現する。平均体積基準粒
子径が30μmより大きくなると、粉砕処理前の生じゃ
がいも澱粉と比べ、初期接着速度の向上はほとんど見ら
れなくなってしまう。
【0023】なお本発明においては、第1〜第5発明で
述べた各種澱粉を、2種以上任意に混合してメイン澱粉
として使用してもなんら差し支えない。
【0024】また、本発明の段ボール用接着剤に用いら
れるキャリア澱粉の原料については特に限定はない。例
えば、各種化工澱粉、とうもろこし、タピオカ、米、小
麦等の生澱粉、ハイアミロース澱粉等を任意に用いるこ
とができるが、安価で、曳糸性が小さく、適度に低粘度
に変性されたものが望ましい。上記の条件に合致する原
料として、中でも特に酸処理とうもろこし澱粉が好まし
い。また本発明のキャリア成分の粘度条件としては、苛
性ソーダでpHを12〜14に調整したキャリア澱粉完
全糊化液の濃度11.5重量%、50℃でのブルックフ
ィールド粘度が300〜3000cps程度のものが挙
げられる。前述の条件にてブルックフィールド粘度が高
すぎると出来上がり接着剤液の粘度が高くなりすぎ、循
環システムに必要な流動性が確保されない。ブルックフ
ィールド粘度が低すぎると接着剤液の安定性が悪くな
り、保存中に多量の沈殿が発生し、経時で濃度が不均一
になってしまう。また、接着剤のキャリア成分として
は、これらの澱粉の完全糊化液に、アルギン酸、グアー
ガム、キサンタンガム、ラムザンガム等の天然水溶性高
分子化合物、ポリビニルアルコール、カルボキシメチル
セルロース等の合成水溶性高分子化合物等の1種又は2
種以上の混合物を加えたものを任意に用いることが可能
である。
【0025】本発明の段ボール用接着剤において倍水率
は特に限定されないが、1.5〜4.0程度が好まし
い。この倍水率範囲においては永久接着強度、接着剤粘
度及び接着剤安定性を悪化させることなく、初期接着強
度を向上させることができる。4.0倍水を超えると、
接着剤安定性は維持できるものの高速貼合適性は悪化し
てしまう。1.5倍水より低倍水率では、接着面積が小
さくなり、同一糊塗布量における永久接着強度が低下し
てしまい、また粘度安定性の維持が困難になる。
【0026】本発明の段ボール用接着剤において、メイ
ン澱粉/キャリア澱粉(以下M/C比という)比率は特
に限定されないが、好ましくは3〜10、より好ましく
は4〜6の比率が用いられる。
【0027】本発明の段ボール用接着剤において、助剤
としては通常の段ボール用接着剤で使用される苛性ソー
ダ、硼砂を用いることができる。苛性ソーダはメイン澱
粉の糊化を促進する効果を持ち、添加量としては対澱粉
1.0〜3.0重量%程度が一般的である。もちろん、
苛性ソーダ以外のアルカリを用いても良い。例えば水酸
化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、水酸化カルシウ
ム等のアルカリ土類金属水酸化物、酸化バリウム等のア
ルカリ土類金属酸化物、炭酸ナトリウム等のアルカリ金
属炭酸塩、珪酸ナトリウム等のアルカリ金属珪酸塩が挙
げられる。アルカリは水溶液又は固体で用いられる。硼
砂はそのバッファー効果により、接着剤液の安定性を増
加させるとともに、糊化澱粉と結合し初期接着力の発現
を促進する効果を持つ。添加量としては対澱粉0.2〜
5.0重量%程度が一般的である。なお、その他の助剤
として、増量剤、レベリング剤、保水剤、可塑剤、可溶
化剤、耐水化剤等を目的に応じて配合することも可能で
ある。
【0028】本発明において用いられる製造装置は、ヘ
ンリープラット社により開発された2タンク方式の接着
剤製造装置が好適であるが、1タンク方式の製造装置を
用いても問題なく接着剤製造が可能であり、特に限定さ
れるものではない。
【0029】
【実施例】以下に本発明を実施例に従ってさらに具体的
に説明する。なお、特に断りのある場合以外、例中の
「%」とはすべて「重量%」を示す。また、ここでいう
経時接着剤粘度安定性、初期接着時間、常態ピン強度は
下記方法により測定した。
【0030】[経時接着剤粘度安定性]作製した接着剤
を、40℃に保持したウオーターバス中で、スリーワン
モータ(BL−1200、新東科学製)を用いて500
〜900rpmで攪拌しながら20分保存し、製糊時に
発生した泡が消えて接着剤が安定した時点を0時間とし
た。さらに24時間、上記条件にて保存し、24時間経
過サンプルとした。B形粘度は、接着剤温度30℃、6
0rpmの条件で、B形粘度計(東京計器製造所製)を
用いて測定した。フォードカップ粘度は接着剤温度35
℃とし、フォードカップ(日本TMC製)を用いて測定
した。
【0031】[初期接着時間]作製した接着剤をPET
フィルム上にマイヤーバー#50又は#55を用いて塗
布し、SF側ライナをNRK280g/m2、中芯を強
化200g/m2とした原紙構成よりなる片面段ボール
の中芯側を接着剤塗布面に押し付け接着剤を中芯段頂部
に転写する。120℃の熱板上に貼合用ライナ(NRK
280g/m2)の裏面を上に向けて置き、同時に片面
段ボールを、段頂部がライナ裏面と接するように置く。
荷重40g/m2となる重りを載せ、静置する。指定時
間経過後に片面段ボールを両手で剥がし、その剥がれ具
合を目視判定する。判定基準は以下の表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】[常態ピン強度]常態ピン強度の測定は、
JIS−Z−0402に従う。なお、測定面はダブルフ
ェーサ側とし、ピン強度測定用サンプルは以下のとおり
調製した。測定用PETフィルム上に接着剤をマイヤー
バー#50又は#55を用いて塗布し、SF側ライナを
NRK280g/m2、中芯を強化200g/m2とした
原紙構成よりなる片面段ボールの中芯側を接着剤塗布面
に押し付け接着剤を中芯段頂部に固形接着剤量が片面1
0g/m2となるよう転写する。120℃の熱板上に貼
合用ライナ(NRK280g/m2)の裏面を上に向け
て置き、同時に段頂部に接着剤を転写した片面段ボール
を、段頂部がライナ裏面と接するように置く。荷重40
g/m2となる重りを載せ静置し、12秒間加熱したも
のをサンプルとする。
【0034】[糊化温度]試料175mlを200ml
トールビーカーにとり、80℃のウオーターバスにて熱
電対(シースA4型、アンリツ製)で攪拌しながら加熱
する。粘度が上がり始めたところで攪拌を止め、一度熱
電対に付着している試料を紙タオルにてふき取ったあ
と、直ちに再度熱電対を試料中に入れて温度を測定す
る。表示温度の変化率が最も小さくなった温度を糊化温
度とする。
【0035】<実施例1>平均体積基準粒子径が22.
4μmのとうもろこし澱粉(コーンスターチ:王子コー
ンスターチ製)を乾式気流型粉砕処理装置(STJ−2
00:セイシン企業製)にて空気圧力7.0kg/cm
2、風量2.7m3/min、供給速度3kg/hrの条
件で粉砕し、平均体積基準粒子径が12.5μmの粉砕
とうもろこし澱粉を得た。60℃の水1235.33g
に176.71gのキャリア澱粉(OHP−C153、
王子コーンスターチ製)を加え、ホモミキサー(T.
K. AUTO HOMO MIXER:特殊機化製)
にて3000rpm、5分間攪拌しキャリア澱粉分散液
とした。このキャリア澱粉分散液に183.32gの苛
性ソーダ15%水溶液を添加し、4700rpm、20
分間溶解し、キャリア部とした。一方、30℃の水23
19.66gに24.74gの硼砂を溶解し、106
0.23gの前記粉砕とうもろこし澱粉を加え、ホモミ
キサーにて3000rpm、5分間攪拌しメイン部とし
た。さらにホモミキサーにて4700rpmで攪拌しな
がら、メイン部にキャリア部を10分間かけて滴下し
た。キャリア部添加終了後さらに10分間攪拌し、段ボ
ール用接着剤を得た。この段ボール用接着剤を用いて評
価試験を行った。
【0036】<実施例2>平均体積基準粒子径が22.
4μmのとうもろこし澱粉(コーンスターチ:王子コー
ンスターチ製)を乾式ローター型粉砕処理装置(IMP
−250:セイシン企業製)にて回転数5000rp
m、処理速度1.7kg/minの条件で3パス粉砕処
理し、平均体積基準粒子径が13.8μmの粉砕とうも
ろこし澱粉を得た。この粉砕とうもろこし澱粉をメイン
澱粉として用いた以外は実施例1と同様にして段ボール
用接着剤を作製し、その評価試験を行った。
【0037】<実施例3>平均体積基準粒子径が14.
8μmの小麦澱粉(UnigelJ353:ラブスター
チ製)を乾式気流型粉砕処理装置(STJ−200:セ
イシン企業製)にて空気圧力7.0kg/cm2、風量
2.7m3/min、供給速度3kg/hrの条件で粉
砕し、平均体積基準粒子径が10.5μmの粉砕小麦澱
粉を得た。実施例1と同様にして段ボール用接着剤を作
製し、その評価試験を行った。但し、キャリア部の水を
1235.33g、キャリア澱粉を176.71g、苛
性ソーダ15%水溶液を183.32g、メイン部の水
を2319.66g、硼砂を24.74g、メイン澱粉
として前記粉砕小麦澱粉1060.23gを用いた。
【0038】<実施例4>平均体積基準粒子径が22.
4μmのとうもろこし澱粉(コーンスターチ:王子コー
ンスターチ製)を乾式ローター型粉砕処理装置(IMP
−250、セイシン企業製)にて回転数5000rp
m、処理速度1.7kg/minの条件で1パス粉砕処
理し、平均体積基準粒子径が15.8μmの粉砕とうも
ろこし澱粉を得た。この粉砕とうもろこし澱粉をメイン
澱粉として用いた以外は実施例1と同様にして段ボール
用接着剤を作製し、その評価試験を行った。
【0039】<実施例5>平均体積基準粒子径が25.
7μmのタピオカ澱粉(ピラー4:本州産業製)を乾式
気流型粉砕処理装置(STJ−200:セイシン企業
製)にて空気圧力7.0kg/cm2、風量2.7m3
min、供給速度3kg/hrの条件で粉砕し、平均体
積基準粒子径が15.6μmの粉砕タピオカ澱粉を得
た。実施例1と同様にして段ボール用接着剤を作製し、
その評価試験を行った。但し、キャリア部の水を123
6.23g、キャリア澱粉を176.79g、苛性ソー
ダ15%水溶液を166.66g、メイン部の水を23
34.80g、硼砂を24.75g、メイン澱粉として
前記粉砕タピオカ澱粉1060.77gを用いた。
【0040】<実施例6>平均体積基準粒子径が44.
5μmのじゃがいも澱粉(あばしり澱粉:王子コーンス
ターチ製)を乾式気流型粉砕処理装置(STJ−20
0:セイシン企業製)にて空気圧力7.0kg/c
2、風量2.7m3/min、供給速度3kg/hrの
条件で粉砕し、平均体積基準粒子径が29.8μmの粉
砕じゃがいも澱粉を得た。実施例1と同様にして段ボー
ル用接着剤を作製し、その評価試験を行った。但し、キ
ャリア部の水を1237.10g、キャリア澱粉を17
6.88g、苛性ソーダ15%水溶液を150.0g、
メイン部の水を2349.95g、硼砂を24.76
g、メイン澱粉として前記粉砕じゃがいも澱粉106
1.31gを用いた。
【0041】<比較例1>実施例1と同様にして段ボー
ル用接着剤を作製し、その評価試験を行った。但し、メ
イン澱粉として平均体積基準粒子径が22.4μmのと
うもろこし澱粉(コーンスターチ:王子コーンスターチ
製)1060.23gを用いた。
【0042】<比較例2>平均体積基準粒子径が22.
4μmのとうもろこし澱粉(コーンスターチ:王子コー
ンスターチ製)を、湿式にてボールミルを用いて粉砕処
理し、平均体積基準粒子径が25.0μmの粉砕とうも
ろこし澱粉を得た。この粉砕とうもろこし澱粉をメイン
澱粉として用いた以外は実施例1と同様にして段ボール
用接着剤を作製し、その評価試験を行った。
【0043】<比較例3>実施例3と同様にして段ボー
ル用接着剤を作製し、その評価試験を行った。但し、メ
イン澱粉として平均体積基準粒子径が14.8μmの小
麦澱粉(UnigelJ353:ラブスターチ製)10
60.98gを用いた。
【0044】<比較例4>実施例5と同様にして段ボー
ル用接着剤を作製し、その評価試験を行った。但し、メ
イン澱粉として平均体積基準粒子径が25.7μmのタ
ピオカ澱粉(ピラー4:本州産業製)1060.55g
を用いた。
【0045】<比較例5>実施例6と同様にして段ボー
ル用接着剤を作製し、その評価試験を行った。但し、メ
イン澱粉として平均体積基準粒子径が44.5μmのじ
ゃがいも澱粉(あばしり澱粉:王子コーンスターチ製)
1063.43gを用いた。
【0046】実施例1〜6、比較例1〜5の結果を表2
〜5に示す。
【0047】
【表2】
【0048】
【表3】
【0049】
【表4】
【0050】
【表5】
【0051】<実施例7>実施例1で原料として使用し
たとうもろこし澱粉(コーンスターチ:王子コーンスタ
ーチ製)を乾燥機に入れ、105℃で5時間乾燥した。
この乾燥澱粉の粉末を澱粉/鋼球=10/200となる
ようにペイントコンディショナーに入れ、20℃雰囲気
下で6時間振盪粉砕処理し、表面に亀裂を有するとうも
ろこし澱粉を得た。この表面に亀裂を有するとうもろこ
し澱粉を用い、下記方法にて段ボール用接着剤を調製し
た。60℃の水1235gに177gのキャリア澱粉
(OHP−C153、王子コーンスターチ製)を加え、
ホモミキサー(T.K.AUTO HOMO MIXE
R、特殊機化製)にて3000rpm、5分間攪拌しキ
ャリア澱粉分散液とした。このキャリア澱粉分散液に1
5%の苛性ソーダを183g添加し、5000rpm、
20分間溶解し、キャリア部とした。一方、35℃の水
2320gに25gの硼砂を溶解し、1060gの、表
面に亀裂を有するとうもろこし澱粉を加え、ホモミキサ
ーにて4700rpm、5分間攪拌しメイン部とした。
さらにホモミキサーにて5000rpmで攪拌しなが
ら、メイン部にキャリア部を10分間かけて滴下した。
キャリア部添加終了後さらに10分間攪拌し、段ボール
用接着剤を得た。この段ボール用接着剤を用いて評価試
験を行った。
【0052】<実施例8>実施例3で原料として使用し
た小麦澱粉を実施例6と同様にしてペイントコンディシ
ョナーにて表面に亀裂を有する小麦澱粉を得た。得られ
た処理澱粉を用いて、下記方法にて段ボール用接着剤を
調製した。60℃の水1238gに177gのキャリア
澱粉(OHP−C153、王子コーンスターチ製)を加
え、ホモミキサー(T.K.AUTO HOMO MI
XER、特殊機化製)にて3000rpm、5分間攪拌
しキャリア澱粉分散液とした。このキャリア澱粉分散液
に15%の苛性ソーダを183g添加し、5000rp
m、20分間溶解し、キャリア部とした。一方、35℃
の水2365gに25gの硼砂を溶解し、1062g
の、表面に亀裂を有する小麦澱粉を加え、ホモミキサー
にて4700rpm、5分間攪拌しメイン部とした。さ
らにホモミキサーにて5000rpmで攪拌しながら、
メイン部にキャリア部を10分間かけて滴下した。キャ
リア部添加終了後さらに10分間攪拌し、段ボール用接
着剤を得た。この段ボール用接着剤を用いて評価試験を
行った。
【0053】<比較例6>実施例7と同様にして段ボー
ル用接着剤を作製し、その評価試験を行った。但し、メ
イン澱粉としては粉砕処理を行わないとうもろこし澱粉
を使用した。
【0054】<比較例7>実施例8と同様にして段ボー
ル用接着剤を作製し、その評価試験を行った。但し、メ
イン澱粉としては粉砕処理を行わない小麦澱粉を使用し
た。
【0055】実施例7〜8、比較例6〜7を表6、表7
に示す。
【表6】
【0056】
【表7】
【0057】表2〜表5に示すように、実施例1〜6は
比較例1〜5と比べて粘度安定性は同等であり、また初
期接着時間が短いことから、大幅に高速貼合適性が向上
することが確認できる。
【0058】表6〜表7に示すように、実施例6〜7は
ペイントコンディショナー処理により澱粉粒表面に微細
な亀裂が発生した。また、実施例6、7と比較例7、8
を比較すると、前記処理により表面に亀裂を有する澱粉
を用いることで糊化温度が大幅に低下したにもかかわら
ず、経時粘度安定性を維持していることが確認できる。
糊化温度の低下により初期接着時間が短くなり、大幅に
高速貼合適性が向上することが確認できる。
【0059】
【発明の効果】本発明により、生澱粉をメイン澱粉とし
て使用し、現状の製糊装置を用いて製造することがで
き、粘度安定性を損なうことなく初期接着性を向上させ
た段ボール用接着剤を得ることが可能となった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E078 CC23X 4J040 BA111 JA03 MA09 MB09 NA07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乾式粉砕された澱粉をメイン澱粉として使
    用したことを特徴とする段ボール用接着剤。
  2. 【請求項2】澱粉の表面に亀裂を有することを特徴とす
    る請求項1記載の段ボール用接着剤。
  3. 【請求項3】澱粉が平均体積基準粒子径14μm以下の
    とうもろこし澱粉又は小麦澱粉であることを特徴とする
    請求項1〜2に記載の段ボール用接着剤。
  4. 【請求項4】澱粉が平均体積基準粒子径17μm以下の
    タピオカ澱粉であることを特徴とする請求項1〜2に記
    載の段ボール用接着剤。
  5. 【請求項5】澱粉が平均体積基準粒子径30μm以下の
    ジャガイモ澱粉であることを特徴とする請求項1〜2に
    記載の段ボール用接着剤。
JP2000182770A 2000-06-19 2000-06-19 段ボール用接着剤 Pending JP2002003801A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000182770A JP2002003801A (ja) 2000-06-19 2000-06-19 段ボール用接着剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000182770A JP2002003801A (ja) 2000-06-19 2000-06-19 段ボール用接着剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002003801A true JP2002003801A (ja) 2002-01-09

Family

ID=18683466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000182770A Pending JP2002003801A (ja) 2000-06-19 2000-06-19 段ボール用接着剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002003801A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005511912A (ja) * 2001-12-04 2005-04-28 アルジョ ウィギンス デッサン エ パピエ ファン 粗い触感を有する用紙
JP2007284568A (ja) * 2006-04-17 2007-11-01 Oji Cornstarch Co Ltd 段ボール貼合用接着剤及びそれを用いた段ボール
JP2013014705A (ja) * 2011-07-05 2013-01-24 Suzuki Nori Kogyo Kk 生澱粉糊およびその製造方法
KR20130018653A (ko) * 2010-01-19 2013-02-25 코러테크 개선된 접착제 조성물
CN109016693A (zh) * 2018-09-20 2018-12-18 枣阳宏飞纸箱包装厂 一种防水型瓦楞纸板生产工艺及其在瓦楞纸箱中的应用
JP2020152814A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 株式会社 伊藤園 穀物種子由来の接着剤およびブリケット

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005511912A (ja) * 2001-12-04 2005-04-28 アルジョ ウィギンス デッサン エ パピエ ファン 粗い触感を有する用紙
JP2007284568A (ja) * 2006-04-17 2007-11-01 Oji Cornstarch Co Ltd 段ボール貼合用接着剤及びそれを用いた段ボール
KR20130018653A (ko) * 2010-01-19 2013-02-25 코러테크 개선된 접착제 조성물
JP2013517357A (ja) * 2010-01-19 2013-05-16 コールテック 改良された接着剤組成物
KR101882368B1 (ko) * 2010-01-19 2018-07-27 코러테크 개선된 접착제 조성물
JP2013014705A (ja) * 2011-07-05 2013-01-24 Suzuki Nori Kogyo Kk 生澱粉糊およびその製造方法
CN109016693A (zh) * 2018-09-20 2018-12-18 枣阳宏飞纸箱包装厂 一种防水型瓦楞纸板生产工艺及其在瓦楞纸箱中的应用
JP2020152814A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 株式会社 伊藤園 穀物種子由来の接着剤およびブリケット
JP7208839B2 (ja) 2019-03-20 2023-01-19 株式会社 伊藤園 穀物種子由来の接着剤およびブリケット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1383847B1 (en) Environmentally friendly biopolymer adhesives and applications based thereon
US4568714A (en) Corrugating adhesive composition for adhering normally abherent surfaces
CN101962518B (zh) 一种淀粉粘合剂及其制备方法及用途
JP4057919B2 (ja) 段ボール板の製造方法およびその得られる製造物
JP2002003801A (ja) 段ボール用接着剤
US5503668A (en) Corrugating adhesive incorporating solubilized cellulosic fiber and polyvinyl alcohol
EP0239421B1 (en) Polyvinyl alcohol composition usable in the production of fast setting starch based corrugating adhesive producing compositions and use thereof in manufacture of corrugated board
EP1101809B1 (en) Adhesive composition and application thereof in the preparation of paper and corrugated board
US2610136A (en) Manufacture of corrugated paperboard
US3775145A (en) Corrugated paperboard adhesive
US4157318A (en) Starch carrier composition for adhesive containing urea as a selatinizing agent
JP2001164214A (ja) 段ボール用接着剤
JPH0662923B2 (ja) 段ボールの製造方法
JP2001279204A (ja) 段ボール用接着剤
JP2005537397A (ja) 繊維ウェブの仕上げ操作のためのポリマーおよび糖を主成分とする接着剤組成物
JPH11269444A (ja) 強耐水段ボール用接着剤
EP0038627B1 (en) An adhesive containing starch and a process for producing it
US3775144A (en) Cooked flour-containing corrugated paperboard adhesives and use thereof
JP2646135B2 (ja) 段ボール用接着剤
US6765044B1 (en) Starch-based adhesives with improved green bonding
JP5159015B2 (ja) 硼素化合物を含有しない段ボール用接着剤
JP2802647B2 (ja) 段ボール用接着剤組成物
JP2001164212A (ja) 段ボール用接着剤
JP2000160119A (ja) 段ボール用接着剤
JPH09249862A (ja) 段ボール用接着剤